
10月に入って急に寒くなってしまって、これはこれで嫌だ。
長すぎた夏のしわ寄せで、一番いい季節の初秋を飛ばされてしまった。天の天気担当者は調子が悪いのか。夏の設定温度も長さも間違えていた。
9月の終わりまで長袖なんて考えられなかったのに、一週間で防寒を考えなければいけないなんて極端すぎる。家でもすっかり長袖生活になっている。
U-NEXTのレンタルで『すずめの戸締まり』(
公式サイト)を観た。
悪くはなかったけど、あまり印象に残らなかった。
個人的には『秒速5センチメートル』が一番好きで、『君の名は。』もよかったけど、『天気の子』は少し落ちて、『すずめの戸締まり』は更に落ちた感じがする。
テーマは理解できるのだけど、新海誠監督が伝えようとするテーマと、受け手の私が求めているものが少しずつ、あるいは決定的にずれていっている。
かつては確かにあった何でもない場面でも心がしんとするような感覚が失われてしまった。『君の名は。』のときすでになくなっていたかもしれない。新海誠監督作だけが持っていた独特の感覚だ。
それは初期作品の『ほしのこえ』や『雲のむこう、約束の場所』などを見返してみれば分かる。そうそう、新海誠監督作品はこの感覚なんだと。
いつまでも『秒速5センチメートル』の世界観にとどまれないのは当然で、所帯も大きくなって今更こぢんまりした作品など作れない事情はあるだろうけど、いつかまたあの頃みたいな作品を作ってくれるのを待っている。
皮肉なことだけど、興行的にコケれば必然的に作品のスケールは小さくなっていくので、それを期待するということになるだろうか。

「アスパラの肉巻き」
サンデー料理では珍しい豚肉を使った一品。
一般的にはアスパラの肉巻きというのが料理名なのだろうけど、その呼び方には納得がいかない。
これではアスパラが主役で豚肉が脇役みたいだけど、実際は肉が主役でその主役の肉でアスパラを巻いているのだから、肉のアスパラ巻きにしないといけないのではないか。
でも、それはそれでちょっと変だから、別の呼び方をしないといけないかも。
とにかく、豚肉でアスパラを巻いたものだ。
味付けは、酒、みりん、しょう油、砂糖、マヨネーズ、カラシで、普通の肉巻きよりはひとひねりしている。

「ナスとオクラの味噌和え」
オクラの季節もそろそろ終わりだろうか。
夏野菜として唯一意識するのがオクラで、オクラは好きなので毎年楽しみにしている。
しかし、振り返ってみると、今年の夏はトウモロコシもスイカも一度も食べなかった。枝豆も食べてない。
季節のものもだんだん食べなくなる。

「ニンジンとタマネギとブロッコリーの卵とじ」
ジャガイモとニンジンのきんぴら風を作るつもりだったのに、肝心のジャガイモを切らしていた。
なので、ジャガイモの代わりにタマネギにして、卵とじにした。
足りない食材を買いに走ったりしないのがサンデー料理だ。