月別:2023年10月

記事一覧
  • 好きに徹する

     心がけることと、実際にやることと、徹することは、それぞれ別のことで、その間には大きな開きがある。 言うまでもなく、何事においても徹することは難しい。頑張ってやっても徹しているとまでは言えないのがほとんどだ。 心がけるだけならやらないのと同じと言ってしまえば身も蓋もなくて、まずは心がけることからやらないと何も始まらない。 やりたいことなら続けられるし、好きなことは止められてもやらずにはいられない。...

    2023/10/31

    言葉(words)

  • 普通であってもなくても

     普通を言い換えると不特定多数だ。 それが絶対的な基準というわけではない。相対的に多いというだけだ。 普通が正しいなどというのも間違った思い込みで、普通じゃないことが間違っているわけでもない。 普通と平均はまた別物なのだけど、普通であることに安心したり普通じゃないことを不安に思うのも違う。 自分らしくあることを大事にすべきで、普通かそうじゃないかは結果でしかなく、数の大小はさほど問題ではない。 普...

    2023/10/30

    言葉(words)

  • 濃すぎるのは失敗サンデー料理

     日曜日をやっと乗り越えたと思ったらすぐにまた日曜日がやってくる。自分の中の感覚に対して実際のサイクルが速すぎる。倍速とはいわないまでも日々が1.2倍速くらいで進んでいる感じだ。できることなら0.8倍速くらいで進んで欲しい。 来週はもう11月で、大掃除期間に入る。夏頃はまだだいぶ先と思っていたのにもう来てしまったかと思う。 大掃除自体は楽しいし、年末の感じは好きなんだけど、一年という単位で感じる時間も短す...

    2023/10/29

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     今週はもうひとつの定点観測をお送りします。...

    2023/10/28

    日常写真(Everyday life)

  • そうだったんだを

     やっぱりなよりも、そうだったんだを求めている。 やっぱりかというがっかり感ではなく、実はそうだったんだねという驚きを。 人生の結末も、この世界の種明かしも、そうであって欲しいと願っている。...

    2023/10/27

    言葉(words)

  • 胸にしまう心

     心がいくら冷めていても、それを表明する必要はない。 伝えても誰も幸せにならない。 自分の胸にしまっておくしかない気持ちがある。 たとえそれで心が蝕まれていったとしても。...

    2023/10/26

    言葉(words)

  • チャンスにピンチヒッター

     ノーアウト満塁。絶好のチャンスでピンチヒッターに代打の切り札登場です。 そんな実況を聞いて、なんでチャンスなのにピンチヒッターなんだろう? と思ったことがある人もいると思う。 相手側に立ってる? と思ったりもするけどそうではないらしい。 もともとは危機的な状況という意味のpinchを語源とする用語で、pinchには重要な場面といったニュアンスもあるようなので、そのときに出ていくバッターでピンチヒッターとい...

    2023/10/25

    言葉(words)

  • 今やること

     今やるか、今やらないか。 それを自覚的に判断しなければならない。 今やりたいこと。 今やらないといけないこと。 今やるべきこと。 今やった方がいいこと。 今してはいけないこと。 今なのか今ではないのかを明確にする必要がある。 なんとなくやったりなんとなくやらなかったりというのが一番よくない。 それだと自分がやったこととやらなかったことが正しかったのかどうかの判断がつかなくなるから。 今というもの...

    2023/10/24

    言葉(words)

  • 第三の定点観測

     今回は第三定点観測をお送りします。...

    2023/10/23

    日常写真(Everyday life)

  • 何もない一週間のサンデー料理

     何もない一週間なんてものはないのだけど、今週は何もなかったと思う一週間はある。今週はそんな一週間だった。 あれ? 何やってたっけ? と思い出そうとして思い出せない。そんな感じ。 今朝は名古屋も10度を下回ってだいぶ寒かった。 このままなし崩し的に冬になってしまうのかと思いきや、来週の予想は最高気温が24度や23度が続くという。 もう来週は10月の最終週なのに、ちょっと暑すぎやしないか。下手したらまだ半袖...

    2023/10/22

    料理(Cooking)

  • 真相は深層に

     表の裏は裏の表層でしかない。 表と裏をひっくり返せばすぐに見えるような浅い場所に真実はない。 芸能界の裏話とか陰謀論とかいったたぐいのものだ。 そこまでは表に出ることがあらかじめ想定されていて、嘘と本当が入り交じっている。 真相はもっとずっと深層に守られて隠されている。 普通はそこまで深くアクセスできない。 誰かの手引きなしには至れないようになっている。 暗闇に隠された真実など知る必要はないのか...

    2023/10/20

    言葉(words)

  • 愛知県一宮市千秋町の阿具麻神社

     愛知県一宮市千秋町の神社巡り最終回は、阿具麻神社(地図)です。 少し前に紹介した日吉神社から見ると青木川を挟んで600メートルほど北東にその神社はある。『延喜式』神名帳(927年)にある丹羽郡 阿具麻神社の論社で、江戸時代はもっぱら天神と呼ばれていた。 天神といえば菅原道真とされたのは江戸時代に入ってからで、ここも菅原道真とは関係がない。 祭神は阿具麻天神(あぐまてんじん)となっており、その正体はよく...

    2023/10/19

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 役立たされている

     自分の役割が分からなくても、今やっていることがそれだから、今やっていることに徹すればいい。 迷うことはないし、ましてや自分を否定する必要もない。 自分を役立たずだと思うのも間違いだ。 心配しなくてもちゃんと使われているし、利用されたり搾取されたりして役に立っている。 数合わせや消費者という立場も役割の一つだ。 そもそも本物の無駄飯食いならこの世に置いてはもらえない。...

    2023/10/18

    言葉(words)

  • 愛知県一宮市千秋町の神明神社と氏神社

     デッドストック神社写真シリーズの今回は、愛知県一宮市の千秋町神社巡りの続きです。 昨日紹介した日吉神社から安具麻神社へ向かう途中だから千秋町天摩の神明神社(地図)だと思うのだけど、ちょっと自信がない。 地図を見るとたぶんここだろうなと。 社号標があったのに撮らなかったのか、なかったのか。 ここが神明社だとしたら、神明社らしくない神社だったような印象が残っている。 5年以上前の2018年のことなので、...

    2023/10/17

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 愛知県一宮市千秋町の日吉神社

     愛知県一宮市千秋町にある日吉神社(地図)を訪ねたのは2018年6月のことだ。 以前紹介した塩道神社から見て500メートルほど北の青木川左岸にその神社はある。 創建年代は不明で、中世から近世にかけては山王権現と呼ばれていた。 山王というと比叡山延暦寺を思い浮かべるし、坂本の日吉大社から勧請して建てた日吉社が多いのだろうけど、ここ一宮の日吉神社は少し系統が違うかもしれない。 一宮市内には7社ほど日吉社が現存...

    2023/10/16

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 身の回りは平和なサンデー料理

     10月になって少し動きが出てきた。バタバタとまではいかないもののソワソワしている。 そうこうしていたらもう今月も半分終わっていた。11月からロングラン大掃除が始まるから、そうなるといよいよ年末感が出てくる。 長かった夏が終わったと思ったらいきなり秋が深まって何事かと思ったら、今週はまた少し暑いくらいだった。 それでもさすがにそろそろ衣替えもしないといけない。何日か前に半袖で出かけたら恥ずかしかった。...

    2023/10/15

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     今週ももうひとつの定点観測をお送りします。...

    2023/10/14

    日常写真(Everyday life)

  • 腐敗

     この世界は部分的に腐っている。 それが現実であり事実だ。 どんな言い訳も、言い逃れもできないし、擁護のしようがない。 腐った部分は切り捨てるしかないのか、それとも時間をかけてでも治療するのがいいのか。 私が判断することではないのだけど、考えてみてもよく分からない。 重罪人は一生牢屋に放り込んでおくのがいいのか、死刑にしてしまった方がいいのか。 政治の腐敗なんてものもなくならないだろうし、イジメが...

    2023/10/13

    言葉(words)

  • 年寄りのモニターが必要

     あらゆる商品開発には必ずお年寄りを参加させるべきだと思う。 たとえば近年、固すぎるキャップや破れない袋の商品が増えている。 安全重視か何か知らないけど、なかなかフタが開けられなかったり袋が破れなかったりしてキーっとなる経験は誰しもしているんじゃないだろうか。 そんなときは、これ、お年寄りに開けられるか確かめたか? とメーカーの担当者に問いただしたくなる。 私でも開けられないようなものが年配のおば...

    2023/10/12

    言葉(words)

  • 考えない

     年を取るほど考えることが面倒になる。 いっそのこと何も考えずにいたい。 思うことと感じることを残して。...

    2023/10/11

    言葉(words)

  • 欲する意思

     何かを犠牲にしなければ何かを得られないという考え方はやめた方がいい。それは後ろ向きすぎる。 ただ、現実問題として何も失わずに欲しいものを得られるかといえばそうではない。 代償はつきものだ。 片手に何かを持っていればもう一方の手しか使えないし、両手が塞がっていたら何かを手放さなければならない。 抱えられる量にも限界がある。 それでもなお、犠牲の上にしか何も成り立たないという考え方はよくない。意識の...

    2023/10/10

    言葉(words)

  • 今こそ読みたい東山紀之『カワサキ・キッド』

     たまたま手にする機会があって、ちょっと読んでみたら面白そうで、結局最後まで読んでしまった。 東山紀之『カワサキ・キッド』。 発行は2010年なので、今から13年前、東山紀之が47歳のときに出したものだ(2009年から2010年に『週刊朝日』に連載したものを加筆訂正したもの)。 半生を振り返る内容で、文章はあまり上手くないけど、それゆえにゴーストライターではなく自分で書いたことが伝わってくる。 ここ最近、良くも悪...

    2023/10/09

    本(Books)

  • 主役は豚肉だサンデー料理

     10月に入って急に寒くなってしまって、これはこれで嫌だ。 長すぎた夏のしわ寄せで、一番いい季節の初秋を飛ばされてしまった。天の天気担当者は調子が悪いのか。夏の設定温度も長さも間違えていた。 9月の終わりまで長袖なんて考えられなかったのに、一週間で防寒を考えなければいけないなんて極端すぎる。家でもすっかり長袖生活になっている。 U-NEXTのレンタルで『すずめの戸締まり』(公式サイト)を観た。 悪くはなか...

    2023/10/08

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     今週はもうひとつの定点観測をお送りします。  ...

    2023/10/07

    日常写真(Everyday life)

  • 時間に合わせる

     しばらく止まっていた時間がようやくまた動き出した。 いったん止まってしまった時間は自分では動かしようがなくて、動き出すまで待つしかない。 ずっと時間が動いている人もいるのだろうけど、私の場合はちょくちょく止まる。気まぐれな時計のように。 時間は風とか波にもたとえられる。 乗れば速く遠くまで行けるし、逆らえばなかなか進まない。 止まっている時間と動いている時間と、それぞれでしかできないこともあるか...

    2023/10/06

    言葉(words)

  • 楽天的である方法

     楽天的なのも度を超すと脳天気と思われて人をいらつかせる。 悲観的より楽天的な方がずっといいけど、それも程度問題だ。 楽天的でありながら他人に嫌われないためには二通りの方法しかない。 時と場合と人によって上手く使い分けるか、もしくは突き抜けてしまうかだ。 底が抜けてしまえば周りの人間は納得するしかなくなる。 ただし、そのためにはそれ相応の覚悟と人間力が必要だ。半端なことをやってると必ずどこかで破綻...

    2023/10/05

    言葉(words)

  • 正義のない世界

     自分はいいもんで相手は悪もんと思っていても、相手からしたらこちらを悪もんと思っている。 正義と悪という構図はただの思い込みで、本当は正義と正義が相容れずにぶつかっているだけだ。 悪とされる側にも論理や理由がある。 正義の味方などというものも一方的な押しつけで、その正義が絶対なわけではない。 この世界から争いがなくなることはないだろうけど、正義を振りかざす人間が少しでも減れば多少はましになる。 正...

    2023/10/03

    言葉(words)

  • 他人の中の自分

     人にされて気になることは無意識のうちに自分がしていることでもある。 そんなことはないと思ったらそれは自覚できていないだけだ。 人は他人を通して自分を見ている。他人の姿の半分は自分の姿を投影したものだ。 他人の中に見る長所も欠点も自分自身が反応している部分ということになる。 逆にいえば、他人もまた自分の中にその人自身を見ているということだ。 互いが互いを見ているようで実際は自分を見ている。 ちょう...

    2023/10/02

    言葉(words)

  • あまちゃんが終わったサンデー料理

     BSの再放送でやっていた『あまちゃん』が昨日で終了した。 10年前の放送後はあまロスといわれたけど、今回も同じような気分になっている人も少なくないだろう。私はそこまでではないものの、明日から寂しくなるなとは思う。 10年という歳月を感じる部分はそれほどなくて、前回と同じように楽しめる自分がいたことを喜んでいる。 いろんなことが上手く噛み合ったいいドラマだし、能年玲奈という得がたい俳優を得た幸運を思う。...

    2023/10/01

    言葉(words)

好きに徹する

言葉(words)
キンモクセイの花

 心がけることと、実際にやることと、徹することは、それぞれ別のことで、その間には大きな開きがある。
 言うまでもなく、何事においても徹することは難しい。頑張ってやっても徹しているとまでは言えないのがほとんどだ。
 心がけるだけならやらないのと同じと言ってしまえば身も蓋もなくて、まずは心がけることからやらないと何も始まらない。
 やりたいことなら続けられるし、好きなことは止められてもやらずにはいられない。
 つまりは好きになればいいということだ。好きでずっと続けていれば、意識しなくても結果的に徹したことになる。
 好きでもないことに徹することができるほど人の心は強くない。
 頑張ろうと思う時点ですでに好きな気持ちが足りていない。
 人はもっと自分が好きなことに自覚的であるべきだ。
 自分の好きを知っていれば頑張ろうと思わなくても頑張れる。


普通であってもなくても

言葉(words)
光の中のキバナコスモス

 普通を言い換えると不特定多数だ。
 それが絶対的な基準というわけではない。相対的に多いというだけだ。
 普通が正しいなどというのも間違った思い込みで、普通じゃないことが間違っているわけでもない。
 普通と平均はまた別物なのだけど、普通であることに安心したり普通じゃないことを不安に思うのも違う。
 自分らしくあることを大事にすべきで、普通かそうじゃないかは結果でしかなく、数の大小はさほど問題ではない。
 普通を肯定することも否定することもない。
 普通にそれほど価値があるわけでもない。
 普通であるとかないとかは本当にどうでもいいことなのだ。


濃すぎるのは失敗サンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 日曜日をやっと乗り越えたと思ったらすぐにまた日曜日がやってくる。自分の中の感覚に対して実際のサイクルが速すぎる。倍速とはいわないまでも日々が1.2倍速くらいで進んでいる感じだ。できることなら0.8倍速くらいで進んで欲しい。
 来週はもう11月で、大掃除期間に入る。夏頃はまだだいぶ先と思っていたのにもう来てしまったかと思う。
 大掃除自体は楽しいし、年末の感じは好きなんだけど、一年という単位で感じる時間も短すぎる。
 大人になって年を取れば時間はゆっくり過ぎると思っていたのに逆だった。年々時間が経つのが早くなる。

 気候的にはようやく落ち着いて心地いい感じになった。来週は11月なのに26度予想だけど、暑いほどではないので嫌ではない。
 季節の風景を追いかけなくなって久しいからあまり季節感はないのだけど、街路樹の木々が色づいていたり、路上に銀杏の実が落ちているのを見ると秋の深まりを思う。
 虫たちの声もすっかり聞こえなくなった。
 紅葉を撮りにいくことはなくなっても、紅葉の便りは気にしている。
 思い出の風景は今も自分の中にたくさんある。



マグロ

「マグロの切り落とし」

 一時期値上がりしていた生魚がようやく落ち着いたと思ったら今度は野菜が馬鹿みたいに高い。トマトとかブロッコリーとか、しまいには長ネギすらびっくりするくらい高い。
 卵にしても今まで安すぎたのかもしれないけど、何もかもが値上がりして嫌になる。
 仕方がないこととはいえ、正常とは思えない。



豆腐とまいたけ

「豆腐とまいたけの中華風炒め」

 味付けは濃すぎるより薄すぎる方がいい。濃すぎるとどうしようもなくなるけど、薄いときは味を足せばいいから。
 分かっているんだけど、ときどき濃くしすぎて失敗する。今回がそうだった。



きんぴら

「きんぴらごぼう」

 きんぴらごぼうにレンコンと鶏肉を加えたもの。
 ニンジンを切らずにピーラーでむいてみたら、これはアリだと思った。別の料理にも応用できそうだ。


もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 今週はもうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10



そうだったんだを

言葉(words)
道にどんぐり

 やっぱりなよりも、そうだったんだを求めている。
 やっぱりかというがっかり感ではなく、実はそうだったんだねという驚きを。
 人生の結末も、この世界の種明かしも、そうであって欲しいと願っている。



胸にしまう心

言葉(words)
桜の枯れ葉

 心がいくら冷めていても、それを表明する必要はない。
 伝えても誰も幸せにならない。
 自分の胸にしまっておくしかない気持ちがある。
 たとえそれで心が蝕まれていったとしても。


チャンスにピンチヒッター

言葉(words)
光と影の風景

 ノーアウト満塁。絶好のチャンスでピンチヒッターに代打の切り札登場です。
 そんな実況を聞いて、なんでチャンスなのにピンチヒッターなんだろう? と思ったことがある人もいると思う。
 相手側に立ってる? と思ったりもするけどそうではないらしい。
 もともとは危機的な状況という意味のpinchを語源とする用語で、pinchには重要な場面といったニュアンスもあるようなので、そのときに出ていくバッターでピンチヒッターという言葉が生まれたという。
 ただ、これは言い得て妙というか、実際にチャンスはピンチでもあるわけで、的を射た言い回しに思える。
 たとえば、プロ野球にたとえると、一軍と二軍を行ったり来たりしている選手が一打逆転の場面で代打に指名されたとする。
 それはチャンスには違いないのだけど同時にピンチでもある。どういうことかというと、良い結果を出せば一軍に残れるし、悪い結果ならまた二軍に落とされかねないからだ。
 ピッチャー側からすれば、ピンチの場面を抑えれば評価が上がるチャンスでもある。
 よく似たことは他の仕事でもあるし、人生においてもあることだ。
 プロポーズされたら結婚のチャンスではあるけど、結婚に失敗するかもしれないピンチでもあるように。
 チャンスはピンチ。だからチャンスにピンチヒッターが出てくると個人的に妙に納得してしまうのだ。


今やること

言葉(words)
銀杏黄葉

 今やるか、今やらないか。
 それを自覚的に判断しなければならない。
 今やりたいこと。
 今やらないといけないこと。
 今やるべきこと。
 今やった方がいいこと。
 今してはいけないこと。
 今なのか今ではないのかを明確にする必要がある。
 なんとなくやったりなんとなくやらなかったりというのが一番よくない。
 それだと自分がやったこととやらなかったことが正しかったのかどうかの判断がつかなくなるから。
 今というものを常に意識しておかないといけない。
 今この瞬間に何をするのが正解なのかという自問自答を重ねることが悔いのない今日という日につながっていく。


第三の定点観測

日常写真(Everyday life)
第三定点観測

 今回は第三定点観測をお送りします。



第三定点観測2




第三定点観測3




第三定点観測4




第三定点観測5




第三定点観測6




第三定点観測7




第三定点観測8




第三定点観測9




第三定点観測10



何もない一週間のサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 何もない一週間なんてものはないのだけど、今週は何もなかったと思う一週間はある。今週はそんな一週間だった。
 あれ? 何やってたっけ? と思い出そうとして思い出せない。そんな感じ。

 今朝は名古屋も10度を下回ってだいぶ寒かった。
 このままなし崩し的に冬になってしまうのかと思いきや、来週の予想は最高気温が24度や23度が続くという。
 もう来週は10月の最終週なのに、ちょっと暑すぎやしないか。下手したらまだ半袖でもいいくらいだ。
 汗をかかない程度の暖かさならいいんだけど、それにしても季節感というものがある。
 季節は例年通りに限る。

 そうこうしてたら再来週からはもう大掃除期間に入る。ちょっとびっくりだ。
 ここ3年くらいしっかりやったから、今年はたぶん軽めで終わる。
 年末年始は好きだし、大掃除も好きなので、ちょっと楽しみだ。



エビ天

「エビの天ぷら」

 今回は卵水で衣厚めで作ってみた。
 ある程度サクッと感は出たのだけど、まだまだ思い描くエビ天には遠い。もっと繊細な衣をまとわせたい。



白菜と豆腐

「白菜と豆腐のピリ辛煮」

 白菜、豆腐、長ネギをごま油で炒めて、酒、みりん、豆板醤、和風だしの素、塩、コショウで味付けをする。
 最後に卵とじにする。



ジャガとニンジン

「ジャガイモとニンジンのからしマヨネーズ和え」

 シンプルで簡単な料理だけど、もう一品欲しいときにこれはアリだと思う。
 炒め煮して、コンソメの素、マヨネーズ、からし、塩、コショウで味付けをするだけだ。
 とろけるチーズを加えてもいいし、具材を増やせばメインのおかずにもなる。


真相は深層に

言葉(words)
空と雲

 表の裏は裏の表層でしかない。
 表と裏をひっくり返せばすぐに見えるような浅い場所に真実はない。
 芸能界の裏話とか陰謀論とかいったたぐいのものだ。
 そこまでは表に出ることがあらかじめ想定されていて、嘘と本当が入り交じっている。
 真相はもっとずっと深層に守られて隠されている。
 普通はそこまで深くアクセスできない。
 誰かの手引きなしには至れないようになっている。
 暗闇に隠された真実など知る必要はないのかもしれない。
 歴史もまた八重垣によって守られている。


愛知県一宮市千秋町の阿具麻神社

神社仏閣(Shrines and temples)
阿具麻神社

 愛知県一宮市千秋町の神社巡り最終回は、阿具麻神社(地図)です。
 少し前に紹介した日吉神社から見ると青木川を挟んで600メートルほど北東にその神社はある。
『延喜式』神名帳(927年)にある丹羽郡 阿具麻神社の論社で、江戸時代はもっぱら天神と呼ばれていた。
 天神といえば菅原道真とされたのは江戸時代に入ってからで、ここも菅原道真とは関係がない。
 祭神は阿具麻天神(あぐまてんじん)となっており、その正体はよく分からない。
 阿具麻は地名なのか人名なのか別のものなのか。
『尾張国内神名帳』には「従三位上 吾馬天神」とあるので、”アマ”天神、すなわち海部=天=尾張氏の祖神を祀ったものと考えられる。
 候補となると、天若彦あたりだろうか。
 詳しいことはいずれまた。

 なお、この写真は2018年6月に撮影したものです。



阿具麻神社拝殿前




阿具麻神社狛犬




阿具麻神社拝殿内




阿具麻神社社殿前




阿具麻神社正面




阿具麻神社本社横から




阿具麻神社境内社




阿具麻神社社号標

【アクセス】
 ・名鉄犬山線「石仏駅」より徒歩約35分

 ・駐車場 なし


役立たされている

言葉(words)
香流川初秋

 自分の役割が分からなくても、今やっていることがそれだから、今やっていることに徹すればいい。
 迷うことはないし、ましてや自分を否定する必要もない。
 自分を役立たずだと思うのも間違いだ。
 心配しなくてもちゃんと使われているし、利用されたり搾取されたりして役に立っている。
 数合わせや消費者という立場も役割の一つだ。
 そもそも本物の無駄飯食いならこの世に置いてはもらえない。


愛知県一宮市千秋町の神明神社と氏神社

神社仏閣(Shrines and temples)
神明神社

 デッドストック神社写真シリーズの今回は、愛知県一宮市の千秋町神社巡りの続きです。
 昨日紹介した日吉神社から安具麻神社へ向かう途中だから千秋町天摩の神明神社(地図)だと思うのだけど、ちょっと自信がない。
 地図を見るとたぶんここだろうなと。
 社号標があったのに撮らなかったのか、なかったのか。
 ここが神明社だとしたら、神明社らしくない神社だったような印象が残っている。
 5年以上前の2018年のことなので、記憶が定かではない。
 とりあえず神明神社ということにしておこう。



神明神社拝殿?




神明神社本社

 ささやかな社で、神明造とはいえない。
 もともとは天神とか呼ばれていたものを明治になって神明社にしたパターンかもしれない。
 ただ、一宮は伊勢の神宮ともゆかりの深いところで古くから神明社があったので、ここもその可能性はある。



神明神社全景




氏神社前

 ここは少し南西にある氏神社(地図)。



氏神社社




氏神社の社

 屋根神様を降ろした感じだけど、もともとここに祀られていたのか、よそから移されたのかは分からない。
 氏神社というくらいだから、どこかの家で氏神を祀っていたものだろうか。



氏神社社名




氏神社全景

【アクセス】
 ・公共交通機関 不明

 ・駐車場 なし


愛知県一宮市千秋町の日吉神社

神社仏閣(Shrines and temples)
日吉神社

 愛知県一宮市千秋町にある日吉神社(地図)を訪ねたのは2018年6月のことだ。
 以前紹介した塩道神社から見て500メートルほど北の青木川左岸にその神社はある。

 創建年代は不明で、中世から近世にかけては山王権現と呼ばれていた。
 山王というと比叡山延暦寺を思い浮かべるし、坂本の日吉大社から勧請して建てた日吉社が多いのだろうけど、ここ一宮の日吉神社は少し系統が違うかもしれない。
 一宮市内には7社ほど日吉社が現存しており、日吉大社からの勧請とするとちょっと多すぎる気がする。
 山王は山王でも尾張の山王を祀ったのが始まりではないかと思う。
 尾張の山王とは何かという話をすると長くなるので、いずれあらためてということにしたい。



日吉神社鳥居




日吉神社蕃塀




日吉神社拝殿前




日吉神社狛犬




日吉神社拝殿内




日吉神社扁額




日吉神社社殿横から




日吉神社境内社




日吉神社境内社2




日吉神社境内の木

【アクセス】
 ・公共交通機関 不明

【駐車場】
 ・なし


身の回りは平和なサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 10月になって少し動きが出てきた。バタバタとまではいかないもののソワソワしている。
 そうこうしていたらもう今月も半分終わっていた。11月からロングラン大掃除が始まるから、そうなるといよいよ年末感が出てくる。

 長かった夏が終わったと思ったらいきなり秋が深まって何事かと思ったら、今週はまた少し暑いくらいだった。
 それでもさすがにそろそろ衣替えもしないといけない。何日か前に半袖で出かけたら恥ずかしかった。

 世の中はいろいろきな臭い感じだけど、とりあえず身の回りは平和に推移している。
 ときどき平穏が乱れたりするのだけど、それくらいはささいなものだ。
 世界はいつまで経ってもあんな調子なんだろうか。



マグロ

「マグロの浸け焼き」 

 サンデー料理の基本のマグロ料理。もう18年くらいやっている。
 酒、みりん、しょう油、塩、コショウを混ぜ合わせた中に切り分けたマグロと長ネギを浸けて、そのまましばらく置いた後、加熱する。
 マグロ料理はこれでいいじゃんと思う。



カボチャとナス

「カボチャとナスと鶏肉の甘酢」

 カボチャ、ナス、鶏肉に小麦粉をまぶして素揚げする。
 酒、みりん、しょう油、昆布つゆ、水、酢、砂糖、カタクリ粉をひと煮立ちさせて甘酢あんを作って和える。
 天ぷらでもフライでもない第三の揚げ物として素揚げがある。これはこれでアリだ。



コンソメ

「野菜のコンソメスープ卵とじ」

 具材はニンジン、シイタケ、キャベツ、ブロッコリーで、味付けは酒、みりん、コンソメの素、中華味の素、塩、コショウ。
 最後に卵を混ぜ入れてとじる。


もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 今週ももうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10



腐敗

言葉(words)
歩道橋からの風景

 この世界は部分的に腐っている。
 それが現実であり事実だ。
 どんな言い訳も、言い逃れもできないし、擁護のしようがない。
 腐った部分は切り捨てるしかないのか、それとも時間をかけてでも治療するのがいいのか。
 私が判断することではないのだけど、考えてみてもよく分からない。
 重罪人は一生牢屋に放り込んでおくのがいいのか、死刑にしてしまった方がいいのか。
 政治の腐敗なんてものもなくならないだろうし、イジメが根絶するとも思えない。
 嘆いているだけでは何の解決にもならない。
 大部分の人は見て見ぬ振りをしてやり過ごしている。
 腐敗と戦うことに一生を費やしている人もいるだろうけど、それが正しいことなのかどうかの判断もつかない。
 個人的には距離を置くことくらいしか対策が思いつかない。
 腐った人間は一生そのままのような気がするし、切っても切っても別の場所が腐るだけだ。
 100パーセント健全な世界というのもそれはそれで気持ち悪いのだけど。
 もう少しなんとかましにならないかなとは思う。


年寄りのモニターが必要

言葉(words)
枯れたエノコログサ

 あらゆる商品開発には必ずお年寄りを参加させるべきだと思う。
 たとえば近年、固すぎるキャップや破れない袋の商品が増えている。
 安全重視か何か知らないけど、なかなかフタが開けられなかったり袋が破れなかったりしてキーっとなる経験は誰しもしているんじゃないだろうか。
 そんなときは、これ、お年寄りに開けられるか確かめたか? とメーカーの担当者に問いただしたくなる。
 私でも開けられないようなものが年配のおばあちゃんに開けられるとは思えない。
 破れないならハサミを使えというのは時代に逆行している。
 昔の袋は両開きでパーンと開いたし、キャップが固すぎて回らないなんてこともあまりなかった。
 意地で両開きをしようと渾身の力を込めても空かない袋もある。
 食べる前から気持ちが萎える。
 それもこれも、商品を売り出す前にお年寄りのモニターを経ていないからだ。何百人に調査する必要なんてない。身内の年寄り5人とか10人とかに試してもらって問題がないか確認すれば済む話だ。
 コンビニのおにぎりなんて、パッケージを考えた人間は上手く作ったと得意げかもしれないけど、あんなもの簡単な説明だけでちゃんと開けられるわけがない。
 機械化だとかキャッシュレス化が進むのは仕方ない。年配の人には生きづらい世の中になっていくけど、それでも年配の人たちへの気遣いは必要だ。
 書類やサイトの文字が小さすぎれば私でも老眼で読めない。
 年寄りを優先しろとは言ってない。ちゃんとそっちも向いてくれというだけのことだ。
 それは年寄りの身勝手とかではなく、気遣いの問題だ。
 超高齢化社会でもあるし、定年退職の年齢も上がっている今、もう少し年寄りの意見を聞いていい。
 若い頃は気づけないこともたくさんある。


考えない

言葉(words)
空と月

 年を取るほど考えることが面倒になる。
 いっそのこと何も考えずにいたい。
 思うことと感じることを残して。


欲する意思

言葉(words)
キバナコスモス

 何かを犠牲にしなければ何かを得られないという考え方はやめた方がいい。それは後ろ向きすぎる。
 ただ、現実問題として何も失わずに欲しいものを得られるかといえばそうではない。
 代償はつきものだ。
 片手に何かを持っていればもう一方の手しか使えないし、両手が塞がっていたら何かを手放さなければならない。
 抱えられる量にも限界がある。
 それでもなお、犠牲の上にしか何も成り立たないという考え方はよくない。意識の問題としてそれは間違っている。
 何かを求めるというのは自分の意思で、何かを失うというのは結果だからだ。
 失うものまでも自分の意思で決めなければいけないわけではない。
 欲しいものを掴むにはまず手を伸ばさなければならないし、手が届いたら掴まなくてはならない。
 そこには意思の力が絶対に必要だ。
 欲望は罪ではない。むしろ、何も欲しないことの方が罪深い。
 それは生きることをなかば放棄しているに等しい。
 何かを得たり、何かを失ったりして人生は続いていく。
 欲することも、失うことも、怖れてはいけない。


今こそ読みたい東山紀之『カワサキ・キッド』

本(Books)
カワサキ・キッド

 たまたま手にする機会があって、ちょっと読んでみたら面白そうで、結局最後まで読んでしまった。
 東山紀之『カワサキ・キッド』。
 発行は2010年なので、今から13年前、東山紀之が47歳のときに出したものだ(2009年から2010年に『週刊朝日』に連載したものを加筆訂正したもの)。
 半生を振り返る内容で、文章はあまり上手くないけど、それゆえにゴーストライターではなく自分で書いたことが伝わってくる。
 ここ最近、良くも悪くも注目されている東山くんだけど、これを読むと印象が大きく変わる。
 ミスター・パーフェクトともいわれる東山くんの生い立ちがこんなだったとは知らなかったし想像もつかない。
 両親が3歳で離婚して川崎のおんぼろ団地に母親と妹とで三人暮らし。母親は美容室で遅くまで働いて食事や家事、じいさんの面倒まで少年東山くんがこなしていたという。
 再婚した新しい父親からは毎日殴られ、母親はその男とも離婚することになる。
 小学6年生のとき、渋谷のスクランブル交差点で友達と信号待ちをしていたら大きな車から降りてきた中年の男がいきなり名刺を渡して家の電話番号を聞いてきた。不信に思いながらも電話番号を教え、家に帰って母親に話したらそれはおまえ、だまされてるよと心配された。その名刺に書かれていた名前は「ジャニー喜多川」。
 東山紀之が少年隊としてデビューするのはその7年後、19歳のときだ。

 芸能やスポーツの意外な交流関係も興味深かったのだけど、やはり前半生の話が面白かった。苦労が顔に出ないのは人徳というものだ。
 ここ最近の記者会見などではいたって評判が悪いけど、そんなときだからこそこの本を読んでみるといい。
 人に歴史ありで、人生ってそんな簡単なものじゃないということをあらためて思い知ることになるだろう。


主役は豚肉だサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 10月に入って急に寒くなってしまって、これはこれで嫌だ。
 長すぎた夏のしわ寄せで、一番いい季節の初秋を飛ばされてしまった。天の天気担当者は調子が悪いのか。夏の設定温度も長さも間違えていた。
 9月の終わりまで長袖なんて考えられなかったのに、一週間で防寒を考えなければいけないなんて極端すぎる。家でもすっかり長袖生活になっている。

 U-NEXTのレンタルで『すずめの戸締まり』(公式サイト)を観た。
 悪くはなかったけど、あまり印象に残らなかった。
 個人的には『秒速5センチメートル』が一番好きで、『君の名は。』もよかったけど、『天気の子』は少し落ちて、『すずめの戸締まり』は更に落ちた感じがする。
 テーマは理解できるのだけど、新海誠監督が伝えようとするテーマと、受け手の私が求めているものが少しずつ、あるいは決定的にずれていっている。
 かつては確かにあった何でもない場面でも心がしんとするような感覚が失われてしまった。『君の名は。』のときすでになくなっていたかもしれない。新海誠監督作だけが持っていた独特の感覚だ。
 それは初期作品の『ほしのこえ』や『雲のむこう、約束の場所』などを見返してみれば分かる。そうそう、新海誠監督作品はこの感覚なんだと。
 いつまでも『秒速5センチメートル』の世界観にとどまれないのは当然で、所帯も大きくなって今更こぢんまりした作品など作れない事情はあるだろうけど、いつかまたあの頃みたいな作品を作ってくれるのを待っている。
 皮肉なことだけど、興行的にコケれば必然的に作品のスケールは小さくなっていくので、それを期待するということになるだろうか。



豚肉

「アスパラの肉巻き」

 サンデー料理では珍しい豚肉を使った一品。
 一般的にはアスパラの肉巻きというのが料理名なのだろうけど、その呼び方には納得がいかない。
 これではアスパラが主役で豚肉が脇役みたいだけど、実際は肉が主役でその主役の肉でアスパラを巻いているのだから、肉のアスパラ巻きにしないといけないのではないか。
 でも、それはそれでちょっと変だから、別の呼び方をしないといけないかも。
 とにかく、豚肉でアスパラを巻いたものだ。
 味付けは、酒、みりん、しょう油、砂糖、マヨネーズ、カラシで、普通の肉巻きよりはひとひねりしている。



ナスとオクラ

「ナスとオクラの味噌和え」

 オクラの季節もそろそろ終わりだろうか。
 夏野菜として唯一意識するのがオクラで、オクラは好きなので毎年楽しみにしている。
 しかし、振り返ってみると、今年の夏はトウモロコシもスイカも一度も食べなかった。枝豆も食べてない。
 季節のものもだんだん食べなくなる。



ニンジンとタマネギ

「ニンジンとタマネギとブロッコリーの卵とじ」

 ジャガイモとニンジンのきんぴら風を作るつもりだったのに、肝心のジャガイモを切らしていた。
 なので、ジャガイモの代わりにタマネギにして、卵とじにした。
 足りない食材を買いに走ったりしないのがサンデー料理だ。


もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 今週はもうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10

 
 

時間に合わせる

言葉(words)
道ばたの彼岸花

 しばらく止まっていた時間がようやくまた動き出した。
 いったん止まってしまった時間は自分では動かしようがなくて、動き出すまで待つしかない。
 ずっと時間が動いている人もいるのだろうけど、私の場合はちょくちょく止まる。気まぐれな時計のように。
 時間は風とか波にもたとえられる。
 乗れば速く遠くまで行けるし、逆らえばなかなか進まない。
 止まっている時間と動いている時間と、それぞれでしかできないこともあるから、どちらがよくてどちらが悪いということもでもない。
 時間に合わせて自分も動くだけだ。
 
 

楽天的である方法

言葉(words)
彼岸花枯れかけ

 楽天的なのも度を超すと脳天気と思われて人をいらつかせる。
 悲観的より楽天的な方がずっといいけど、それも程度問題だ。
 楽天的でありながら他人に嫌われないためには二通りの方法しかない。
 時と場合と人によって上手く使い分けるか、もしくは突き抜けてしまうかだ。
 底が抜けてしまえば周りの人間は納得するしかなくなる。
 ただし、そのためにはそれ相応の覚悟と人間力が必要だ。半端なことをやってると必ずどこかで破綻する。


正義のない世界

言葉(words)
銀杏黄葉始まり

 自分はいいもんで相手は悪もんと思っていても、相手からしたらこちらを悪もんと思っている。
 正義と悪という構図はただの思い込みで、本当は正義と正義が相容れずにぶつかっているだけだ。
 悪とされる側にも論理や理由がある。
 正義の味方などというものも一方的な押しつけで、その正義が絶対なわけではない。
 この世界から争いがなくなることはないだろうけど、正義を振りかざす人間が少しでも減れば多少はましになる。
 正義の味方など必要としない平和な世の中であってほしいと願う。
 軍隊も警察も裁判官も本当はいらない存在なのだ。
 
 

他人の中の自分

言葉(words)
エノコログサと逆光

 人にされて気になることは無意識のうちに自分がしていることでもある。
 そんなことはないと思ったらそれは自覚できていないだけだ。
 人は他人を通して自分を見ている。他人の姿の半分は自分の姿を投影したものだ。
 他人の中に見る長所も欠点も自分自身が反応している部分ということになる。
 逆にいえば、他人もまた自分の中にその人自身を見ているということだ。
 互いが互いを見ているようで実際は自分を見ている。
 ちょうど鏡映しの関係のように。
 そのことに気づけば自分を知る手がかりになるし、人が何を望み、何を嫌がっているかが見えてくる。
 人は自分の顔姿を直接見ることができない。知っているのは鏡に映る自分だけだ。


あまちゃんが終わったサンデー料理

言葉(words)
サンデー料理

 BSの再放送でやっていた『あまちゃん』が昨日で終了した。
 10年前の放送後はあまロスといわれたけど、今回も同じような気分になっている人も少なくないだろう。私はそこまでではないものの、明日から寂しくなるなとは思う。
 10年という歳月を感じる部分はそれほどなくて、前回と同じように楽しめる自分がいたことを喜んでいる。
 いろんなことが上手く噛み合ったいいドラマだし、能年玲奈という得がたい俳優を得た幸運を思う。
 あれから名前と仕事の機会を奪われてしまったのは残念だけど、あまちゃんの天野アキはこれからも色あせることはないだろう。
 また10年後に再放送されたらもう一度観てみたい。今回と同じように楽しめるだろうか。

 今日から10月。
 相変わらず暑いけど、長すぎた夏もそろそろ終わりが見えてきた。
 見えてきたといえば年末もそう遠くない。
 今年の残り3ヶ月で何ができるか考えないといけない。



マグロ

「マグロの刺身」

 マグロの刺身そのまま。
 やったことは長ネギを刻んだだけ。
 それにしても上手に薄く切るものだ。



豆腐

「焼き豆腐のシーチキン乗せ」

 木綿豆腐に小麦粉をまぶしてごま油で両面を焼く。
 酒、みりん、しょう油で味付けをして、蓋をしてしばらく蒸し焼きにする。
 シーチキン、長ネギ、オクラを炒めて、塩、コショウで味付けしたものを乗せる。
 冷や奴も好きだけど、ちょっと調理すれば豆腐もおかずの一品になる。



ジャガ

「肉なし肉じゃが」

 肉がないのに肉じゃがというのはおかしいけど、肉じゃがから肉を抜いたものなのでそんな表現になる。
 肉がないとやはりあっさりになる。