月別:2023年02月

記事一覧
  • 夢から覚めた夢

     夢から覚めた夢を見て目を覚ます。 しかしそれは目を覚ました夢かもしれない。 現実と非現実の境界は思うよりもずっと曖昧だ。  ...

    2023/02/28

    言葉(words)

  • 得失失得

     成長は何かしらの犠牲を伴う。 何かを得れば何かを失う。 賢くなるほど無邪気さをなくしてしまうように。 しかしながら逆の言い方もできる。 何かを失うことで別の何かを得ることもある。 人生はプラスマイナスゼロにはならない。プラスとマイナスの両方が積み重なっていく。 失ったことを嘆くよりも得たものを喜びとして生きていく方が健全だ。  ...

    2023/02/27

    言葉(words)

  • 菜の花に春を感じるサンデー料理

     2月も気づけば最終週で、来週からはもう3月だ。ついこの前、大晦日だったのに。今年ももう6分の1が終わってしまったか。 昼間はだいぶ暖かくなったものの、朝はまだ寒い。それと、なんだか妙に風が強い日が多い。毎年2月ってこんなに風が吹いていたっけ。 3月からマスクは外しましょうみたいなことになっているけど、花粉症だから外せないっての。個人的にもう外そうかとなるのは、ゴールデンウィーク明けくらいだと思う。 春...

    2023/02/26

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     今週はもうひとつの定点観測をお送りします。  ...

    2023/02/25

    日常写真(Everyday life)

  • 悪人は悪人

     善人に見えて実は悪人ということはけっこうあっても、悪人に見えて実は善人という例は少ない。 悪人に見える人間はたいてい悪人だ。 そこは深読みする必要はない。 悪人を悪人としてきちんと断罪できる社会がまともだと思うけど、必ずしもそうなっていないのは、人間の善性といったものを信じたい人が多いからかもしれない。  ...

    2023/02/24

    言葉(words)

  • 月と金星

     月と金星が最接近というニュースを見て、とりあえず撮っておこうと撮ったのがこれ。 60mmマクロではこれが精一杯だった。 肉眼で見た方が雰囲気があったかな。 火星移住計画が真面目に議論されて実際に計画が動き出しているようだけど、火星よりも金星の方がいいんじゃないかというのは素人考えだろうか。 大気がほとんど二酸化炭素ということは、水と植物さえ持ち込めれば酸素を生み出して生物が生きられる気がするのだけど...

    2023/02/23

    星(Star)

  • 褒めればいいってもんじゃない

     人を褒めることはたやすくもあり難しくもある。 安易に人を褒めるのはよくない。 褒めるという行為にはある種の責任が伴うからだ。 とりあえず褒めておけば安心というという考えは間違っている。 たとえ相手が我が子であってもだ。 そもそも自分に他人を褒める資格があるかを今一度自らに問いかけるべきだ。 褒められれば無条件に嬉しいわけではなく、こいつに褒められてもなと思われたら恥ずかしい。 そういう意味でいう...

    2023/02/22

    言葉(words)

  • 西尾と吉良の陸風景<続き>

     西尾から吉良の陸風景の続きをお送りします。 前回はこちら  ...

    2023/02/21

    旅/散策(Stroll)

  • 西尾と吉良の陸風景

     西尾市の鳥羽神明社の火祭りの合間に散策して撮った写真を前回紹介した。 この前は海編で、今回は陸編をお送りします。 続きます。...

    2023/02/20

    旅/散策(Stroll)

  • いったん落ち着いた2月中旬のサンデー料理

     年明け1月からずっと続いていたバタバタ、ソワソワ感は、2月14日のバレンタインの生チョコ作りが終わったところでいったん落ち着いた。しばらくはこれといった予定はないので平和な日々が続くことを願っている。 生チョコ作りは何しろ時間と手間がかかる。板チョコ20枚分となると、準備に30分、チョコを刻むのに1時間半、生クリームと混ぜてパットに流し込んで冷蔵庫にしまい、2時間固める。切り分けてココアをまぶしてラッピン...

    2023/02/19

    料理(Cooking)

  • 定点観測

     今週は最初の定点観測をお送りします。  ...

    2023/02/18

    日常写真(Everyday life)

  • 西尾と吉良の海風景

     愛知県西尾市の鳥羽神明社で行われた火祭りへ行った日、禊ぎから火祭り本番までの時間を使って三河鳥羽駅から吉良吉田駅まで歩いて散策をした。 主な目的は幡豆神社と正法寺古墳を見ることだったのだけど、久しぶりに吉良の海を撮りたいというのもあった。 かつて一度、吉良の海を撮りに出向いたことがある。あれは2012年の12月だったからもう10年前になる。 静かな冬の海は優し ---吉良の海<1> 吉良ワイキキビーチ(大胆...

    2023/02/17

    旅/散策(Stroll)

  • 鳥羽神明社の火祭り ~後半

     愛知県西尾市の鳥羽神明社で行われた火祭りに行ってきたのは前回書いた通りで、今回はその続きで火祭り本番の様子を紹介します。 火祭りというと名古屋では八事山興正寺(公式サイト)の千燈供養会ががわりと知られていて、私も2010年以来、何度も足を運んでいる。 祈るということ 今年も千燈供養会へ しかし、火祭りといっても鳥羽神明社のものはまったく様相が違っていて驚いたというかちょっと腰が引けた。 荒々しいとい...

    2023/02/16

    イベント(Event)

  • 鳥羽神明社の火祭り前半 ~禊ぎ編

     この前の日曜日、2月12日に愛知県西尾市の鳥羽神明社(地図/公式サイト)で行われた火祭りを見に行ってきた。 鉄道旅は本当に久しぶりで、4年ぶりくらいになる。こういった祭りに出向くのは5年ぶりくらいだろうか。 鳥羽の火祭りもコロナで2年間は神事のみが行われて火祭りは3年ぶりとのことだ。去年から今年にかけて3年ぶりという言葉をよく見聞きする。 正直、地方ローカルな祭りと甘く見ていたところがあって、実際のあま...

    2023/02/15

    イベント(Event)

  • すべての年代

     人の一生のすべての年代を生きないと分からないことがあることを知った。 10代の頃は30歳を過ぎれば40代も50代もそう違わないだろうと思っていたけど、それはまったくの間違いで、70歳を過ぎれば同じかといえばたぶん違う。 80代には80代の、90代には90代の気づきや思いがあるはずだ。 100歳を超えても未知のことはあるだろう。 若い頃は早死にに憧れたものだけど、今は死ななくてよかったと思っている。 ここまで生きなけ...

    2023/02/14

    言葉(words)

  • サタデーナイトなサンデー料理

     昨日2月12日(日)は西尾市の鳥羽神明社で行われた火祭りに行っていたので(そのときの写真はまた近いうちに)、サンデー料理は前倒しで土曜日にやった。 しかし、それをやると曜日感覚が狂うので、なるべく避けたいとは思っている。長年の習慣が染みついているので変な感じがする。 それはともかく、だいぶ春めいてきたのを感じる。今年もしっかり花粉症だ。毎年忘れないものだと変に感心してしまう。 梅はまだ見ていないけ...

    2023/02/13

    料理(Cooking)

  • 今日は休み

     帰宅が深夜になってしまったため、今日の更新(サンデー料理)はお休みです。 また明日。 ...

    2023/02/12

    海/川/水辺(Sea/rive/pond)

  • もうひとつの定点観測

     今週ももうひとつの定点観測をお送りします。  ...

    2023/02/11

    日常写真(Everyday life)

  • 命を大事に

     人の命は大事にするから大事なものになるのであって、命そのものが無条件に大事なわけではない。 命を使い捨てのボールペンのように扱うか、一生ものの万年筆のように大切にするかで価値が違ってくるのは当然だ。 命は時間と手間を掛けて大事に育てるものだ。 命は自分のものであって自分のものではなく、預かり物として責任を持たなくてはいけない。 命を大事にしましょうというのはそういうことだ。  ...

    2023/02/10

    言葉(words)

  • 幸不幸は主観

     不幸も幸福も、状態であり主観である。 本人の自覚なしにはどちらも成立しない。 不幸な状況でも不幸を感じなければ不幸ではないし、幸福な状態にもかからわず幸福と感じなければ幸福ではない。 意識によってどちらにもなるなら意識を変えればいい。 自分は幸せなんだと思い込めば幸せになれる。 ときには自分をだますことも必要だ。  ...

    2023/02/09

    言葉(words)

  • 自由の痛み

     自由に憧れるのは自由を知らない人間だけだ。 自由は思うほどいいものではない。 自由は苦く、ある種の痛みも伴う。 自由の苦しみを知らないのであれば憧れにとどめておいた方がいい。  ...

    2023/02/08

    言葉(words)

  • まずは自分が大事

     自分を説得できない人間がどうして他人を説得できると思えるのか? 自分を満足させることができない人間がどうして他人を満足させられるだろう。 自分を幸せにできない人間が他人を幸せにできるはずもない。 人は案外自分のことに無頓着で自身をないがしろにしている。 もっと自分と向き合って、自分自身と取り組まなければいけない。 他人のことはそれからだ。 自分のことよりも他人のことを優先することが美徳という考え...

    2023/02/07

    言葉(words)

  • 権利と義務

     権利には必ず義務が付随する。 権利を声高に主張する人間ほど義務をおろそかにしている。 義務と権利のどちらを先にしてもいいけど、いずれにしても義務を果たさなければならない。 義務が嫌なら権利を放棄することだ。  ...

    2023/02/06

    言葉(words)

  • 春は遠くないサンデー料理

     暦の上では立春ですがまだまだ寒い日が続きます、という毎年恒例のやりとりがありつつ日々は着実に過ぎていっている。 日も長くなり、昼間は少し暖かさを感じる日もある。 梅の花はまだ見ていないけれど、春はもうそう遠くない感じがしてきた。 2月は日数も少ないし感覚的にも短く感じられるから、ぼやぼやしているとすぐに終わってしまう。2月中にやらないといけないこともあるので、あまりのんきにもしていられない。 それ...

    2023/02/05

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     今週はもうひとつの定点観測をお送りします。  ...

    2023/02/04

    日常写真(Everyday life)

  • 視線の高低

     自分がいる高さによって見える風景は違う。 比喩的な意味でというだけでなく実人生においてもそうだ。 たとえば普段履かないかかとの高い靴を履いたときに景色が違って見えるということがある。 身長が10センチ違うと人生はかなり違うのではないか。 男性なら170センチの人生と180センチの人生は違うだろうし、女性なら160センチの人生と170センチの人生は違ったものになりそうだ。 どちらがいい悪いとかではなく、単純に違...

    2023/02/03

    言葉(words)

  • 人生は時間

     何かを成すには人生は短すぎるし、何もしないでいるには人生は長すぎる。 人生とはつまり時間だ。 時間の使い方が人生を決める。 そしてそれは、個人の判断に委ねられている。 持ち時間に対する責任があるし、言い訳はきかない。  ...

    2023/02/02

    言葉(words)

  • ずっとここにいる

     私には架空の約束を果たす責務がある。 だからずっとここにいる。 17年前のあのときも、17年後の今も。  ...

    2023/02/01

    言葉(words)

夢から覚めた夢

言葉(words)
落ち葉

 夢から覚めた夢を見て目を覚ます。
 しかしそれは目を覚ました夢かもしれない。
 現実と非現実の境界は思うよりもずっと曖昧だ。
 
 

得失失得

言葉(words)
梅の咲き始め

 成長は何かしらの犠牲を伴う。
 何かを得れば何かを失う。
 賢くなるほど無邪気さをなくしてしまうように。
 しかしながら逆の言い方もできる。
 何かを失うことで別の何かを得ることもある。
 人生はプラスマイナスゼロにはならない。プラスとマイナスの両方が積み重なっていく。
 失ったことを嘆くよりも得たものを喜びとして生きていく方が健全だ。
 
 

菜の花に春を感じるサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 2月も気づけば最終週で、来週からはもう3月だ。ついこの前、大晦日だったのに。今年ももう6分の1が終わってしまったか。
 昼間はだいぶ暖かくなったものの、朝はまだ寒い。それと、なんだか妙に風が強い日が多い。毎年2月ってこんなに風が吹いていたっけ。
 3月からマスクは外しましょうみたいなことになっているけど、花粉症だから外せないっての。個人的にもう外そうかとなるのは、ゴールデンウィーク明けくらいだと思う。
 春になったらもう少し活動的になりたい。そんなつもりはなかったけど、コロナを言い訳にしてここ3年くらいあれこれ怠けていたような気もする。



イカ刺し

「イカ刺しの卵黄ソース」

 イカ刺しの美味しさに目覚めたのは去年だったかおととしだったか。どちらにしてもつい最近のことだ。
 それは卵黄ソースとの黄金の組み合わせを知ったからで、これはぜひオススメしたい。誰かに料理を作って出すことがあれば、まず一品目としてこれを出すと思う。



ナスと豆腐

「ナスと豆腐とその他の炒め物」

 具材はナス、豆腐、ニンジン、タマネギ、ブロッコリーで、味付けは酒、みりん、しょう油、コンソメの素、塩、コショウで。
 あんかけにしようと思ったのに忘れていた。



菜の花

「菜の花炒めと炒り卵」

 ちょっとだけ季節感を出して菜の花料理をしてみた。
 そんなに美味しいものではないけど、ほろ苦さに春の訪れを感じる。
 そろそろフキノトウも出てきた頃だろうか。フキノトウも一度くらいは天ぷらにして食べたい。
 
 

もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 今週はもうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10

 
 

悪人は悪人

言葉(words)
線路脇の冬風景

 善人に見えて実は悪人ということはけっこうあっても、悪人に見えて実は善人という例は少ない。
 悪人に見える人間はたいてい悪人だ。
 そこは深読みする必要はない。
 悪人を悪人としてきちんと断罪できる社会がまともだと思うけど、必ずしもそうなっていないのは、人間の善性といったものを信じたい人が多いからかもしれない。
 
 

月と金星

星(Star)
月と金星

 月と金星が最接近というニュースを見て、とりあえず撮っておこうと撮ったのがこれ。
 60mmマクロではこれが精一杯だった。
 肉眼で見た方が雰囲気があったかな。

 火星移住計画が真面目に議論されて実際に計画が動き出しているようだけど、火星よりも金星の方がいいんじゃないかというのは素人考えだろうか。
 大気がほとんど二酸化炭素ということは、水と植物さえ持ち込めれば酸素を生み出して生物が生きられる気がするのだけど。
 まあ、他にも乗り越えなければいけない課題は山積みで、火星も金星もどっちもどっちだろうけど、個人的には金星の方に親しみを感じる。火星はなんだか悪い星のイメージがある。
 
 

褒めればいいってもんじゃない

言葉(words)
モミジバフウの実

 人を褒めることはたやすくもあり難しくもある。
 安易に人を褒めるのはよくない。
 褒めるという行為にはある種の責任が伴うからだ。
 とりあえず褒めておけば安心というという考えは間違っている。
 たとえ相手が我が子であってもだ。
 そもそも自分に他人を褒める資格があるかを今一度自らに問いかけるべきだ。
 褒められれば無条件に嬉しいわけではなく、こいつに褒められてもなと思われたら恥ずかしい。
 そういう意味でいうと、人を褒めるに値する人間になることというのは人生のひとつの目標になり得る。
 
 

西尾と吉良の陸風景<続き>

旅/散策(Stroll)
吉良ホテル

 西尾から吉良の陸風景の続きをお送りします。

 前回はこちら



吉良港町の風景




梶島潮干狩案内所




吉良海岸風景




吉良温泉跡




吉良民家のシーサー




吉良堤防の絵




吉良夕景




吉良路地風景




吉良のトンビ




重機のシルエット夕景

 
 

西尾と吉良の陸風景

旅/散策(Stroll)
西尾鳥羽風景

 西尾市の鳥羽神明社の火祭りの合間に散策して撮った写真を前回紹介した。
 この前は海編で、今回は陸編をお送りします。



西尾鳥羽風景




ススキ晩冬




太陽光発電と名鉄




菜の花




瓦屋根と海




秋葉前




崖の風景




歩く猫




タンポポの綿毛


 続きます。


いったん落ち着いた2月中旬のサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 年明け1月からずっと続いていたバタバタ、ソワソワ感は、2月14日のバレンタインの生チョコ作りが終わったところでいったん落ち着いた。しばらくはこれといった予定はないので平和な日々が続くことを願っている。
 生チョコ作りは何しろ時間と手間がかかる。板チョコ20枚分となると、準備に30分、チョコを刻むのに1時間半、生クリームと混ぜてパットに流し込んで冷蔵庫にしまい、2時間固める。切り分けてココアをまぶしてラッピングするのに1時間。計5時間もかかってしまった。後片付けがまた大変で、チョコはなかなか落ちない。
 なにはともあれ、バレンタインが終わるとホッとする。もう全部配ったのでホワイトデーは関係ない。

 だいぶ暖かくなったと思ったらまだ寒い朝もあって、冬は継続中だ。
 花粉はそこそこ飛んでいるようで少し反応が出ている。今年は去年より花粉が多いそうだけどどうなのか。なんだかんだでゴールデンウィークくらいまで悩まされることになる。
 それでも暖かくなっていくのは嬉しい。春はもうすぐだ。



刺身

「刺身あれこれ」

 サーモンの予定が普段の倍くらいの値段がしていたので刺身各種にした。
 サーモン、鯛、イカがセットになっていた。



ナス

「ナスの蒸し焼きツナマヨ乗せ」

 蒸し焼きナスとツナマヨの相性は抜群だ。
 ナスは天ぷらが一番好きだけど、これも負けてない。



トマトスープ

「トマトスープ」

 ゴロゴロ野菜スープのトマトスープ版。
 これも安定している。
 
 

定点観測

日常写真(Everyday life)
定点観測

 今週は最初の定点観測をお送りします。



定点観測2




定点観測3




定点観測4




定点観測5




定点観測6




定点観測7




定点観測8




定点観測9




定点観測10

 
 

西尾と吉良の海風景

旅/散策(Stroll)
吉良の海1

 愛知県西尾市の鳥羽神明社で行われた火祭りへ行った日、禊ぎから火祭り本番までの時間を使って三河鳥羽駅から吉良吉田駅まで歩いて散策をした。
 主な目的は幡豆神社と正法寺古墳を見ることだったのだけど、久しぶりに吉良の海を撮りたいというのもあった。
 かつて一度、吉良の海を撮りに出向いたことがある。あれは2012年の12月だったからもう10年前になる。
 静かな冬の海は優し ---吉良の海<1>
 吉良ワイキキビーチ(大胆なネーミング)のあたりはそれ以外にも4、5回は行っていて、けっこう馴染みではあった。
 
 そんなわけで今日は、西尾と吉良の海風景をお届けします。



吉良の海2




吉良の海3




吉良の海4




吉良の海5




吉良の海6




吉良の海7




吉良の海8




吉良の海9




吉良の海10

 
 

鳥羽神明社の火祭り ~後半

イベント(Event)
すずみ

 愛知県西尾市の鳥羽神明社で行われた火祭りに行ってきたのは前回書いた通りで、今回はその続きで火祭り本番の様子を紹介します。

 火祭りというと名古屋では八事山興正寺(公式サイト)の千燈供養会ががわりと知られていて、私も2010年以来、何度も足を運んでいる。
 祈るということ
 今年も千燈供養会へ
 しかし、火祭りといっても鳥羽神明社のものはまったく様相が違っていて驚いたというかちょっと腰が引けた。
 荒々しいというか乱暴な祭りだ。
 それと何より驚いたのが見物人の多さだった。地方ローカルの祭りと侮っていた。



境内のたき火

 海岸での禊ぎが終わったのが16時頃で、火祭りが始まるのが19時半からなので、その間は周辺の神社や古墳などを巡って過ごし、神社に戻ったのが19時くらいだった(歩きすぎてその頃にはすでに体力が限界だった)。
 見物人はせいぜい数百人規模だろうと想像していたら、さほど広くない境内を埋め尽くすほどの人が集まっていた。数千人はいただろうか。そりゃあ、場所取りが必要なわけだ。
 私はといえば、人垣の一番後ろでなんとか隙間を見つけて開始時間まで待っているしかなかった。
 小さな脚立を持っていこうかどうしようか迷って持っていなかったことを悔やんだ。散策のとき邪魔になるのは分かっていたので、まあいいかと。



火祭り始まる

 火祭りの開始は19時半なのだけど、祓いなどがあって、実際に火が付くのは20時からだった。
 火祭りの次第については公式サイトのページが詳しいのでそちらを読んでいただくのが早いのだけど簡単に説明すると、祭りの主役として二人の神男がいる。
 神社の西を流れる宮西川を境に地区を東西に分け、西を福地(ふくじ)、東を乾地(かんじ)とし、25歳の厄男の神男(しんおとこ)をそれぞれの地区から選ぶ。
 もうひとつの主役ともいうべき”すずみ”は、神木を茅(かや)で包んだものを中心に青竹60本で周りを囲んで藤で巻き、根元に十二縄を蒔いた高さ5メートル(16尺)の大松明だ。
 そのすずみに火を付け、燃え方や神男の勝ち負けによって豊作や凶作を占うというもので、1200年の歴史があるというから、平安時代前期から行われてきたということだ。
 福地が勝てば豊作で、乾地が勝つと凶作や悪いことが起きると言い伝えられているという。



火祭りすずみの火

 火は瞬く間に燃え上がる。
 大きな火を見ていると、火は自らの意思を持って生きているように思える。



火祭りのネコ

 神男と奉仕者たちは立てかけられたはしごに登り、盛んにすずみを揺らして火を燃え上がらせる。
 その迫力に圧倒されるのだけど、荒ぶってむやみに火を勢いづかせているわけではなくて、中の神木を先に取ることが目的で、それが勝ち負けとなっている。
 入れ替わり立ち替わりはしごに登って火が付いた茅をもぎり取っていく。



火祭りの様子

 参加者たちはネコと呼ばれている。
 頭巾をかぶって目だけ出していて耳がついているので猫のシルエットのように見えるところから来ている。



火祭り

 火祭りはだいたい30分くらいなのだけど、その間は短くもあり長くも感じる。
 帰りの列車の時間が気になるところだ。



火祭りの火

 原始的な聖火みたいだなと思いながら火を見ていた。



火祭りネコたち

 火事現場の火消したちみたいにも見える。



火祭りの神木

 結局、今年はどちらが勝ったのだろう。
 21時35分の列車を逃すと帰宅が深夜を回るので(30分に1本)、少し名残惜しいながらも神社を後にした。

 もう少し近所なら場所取りもしてじっくり撮ってみたい祭りだけど、これが一期一会になりそうだ。
 この祭りの本質を撮るなら自分も火をかぶるくらいの至近距離で広角レンズで撮らないと駄目だと思う。
 
 
<追記>2023年2月21日

 先ほどメーテレのニュース「アップ」で放送された特集を見て、西の福地が勝ったことを知った。
 福地が勝つと豊作になるというのが決まり事(誓約)なので、まずはよかった。
 
 

鳥羽神明社の火祭り前半 ~禊ぎ編

イベント(Event)
鳥羽神明社案内

 この前の日曜日、2月12日に愛知県西尾市の鳥羽神明社(地図/公式サイト)で行われた火祭りを見に行ってきた。
 鉄道旅は本当に久しぶりで、4年ぶりくらいになる。こういった祭りに出向くのは5年ぶりくらいだろうか。
 鳥羽の火祭りもコロナで2年間は神事のみが行われて火祭りは3年ぶりとのことだ。去年から今年にかけて3年ぶりという言葉をよく見聞きする。
 正直、地方ローカルな祭りと甘く見ていたところがあって、実際のあまりの賑わいと熱気にのちのち気圧されることになる。

 火祭り本番は夜の19時半からなのだけど(火がつけられるのは20時)、15時から海で禊ぎが行われるということで、それも見ておくことにした。
 最寄り駅は名鉄蒲郡線の三河鳥羽駅(地図)で、神社までは歩いて20分ほどかかる。公式サイトには徒歩10分とあるけど、時速6.5キロの超早足で歩かないと10分では行けない。
 禊ぎが行われる海岸は駅の南なので、往復するだけでもけっこう歩くことになる。



鳥羽神明社遠景

 西尾市鳥羽町といっても県外の人はどのあたりにあるのか分からないと思う。名古屋の私でも行くまで知らなかったくらいだ。
 三河湾沿岸のほぼ中央、吉良の東、蒲郡の西といっても土地勘がない人に説明しても分かってもらえないだろう。
 鳥羽というと三重県伊勢の鳥羽は全国的によく知られている。真珠で有名な英虞湾があるのが鳥羽だ。
 その伊勢鳥羽と三河鳥羽は三河湾と伊勢湾を挟んで対面のような関係になっていて、古くから関係が深かったとされる。
 西尾市鳥羽は西尾市に編入されるまでは幡豆郡(はずぐん)だったところで、尾張氏の建稲種(タケイナダネ)が開拓した地とされる。
 そのあたりについてはこの後出向いた幡豆神社を紹介するときに書きたいと思う。

 神社は海から少し離れた小山(名前は知らない)の麓から少し登ったところにある。
 三河鳥羽駅の海抜が1メートルで、800メートルほど北の神社が海抜26メートルなので、古代は今より海に近い立地だったかもしれない。
 創建は第51代平城天皇の大同年間(806-809年)と伝わる古社で、『延喜式』神名帳(927年)にはないものの、『参河國内神明名帳』にある「幡豆郡 従五位下 草佐天神」に比定されている。
 神明社とあることからも現在は天照大神を祭っているのだけど、もともとそうだったとは思えない。
 草佐は火祭りのために草笹を集めたことから来ているのではないかとされるも、普通に考えれば地名から来ている可能性が高い。
 草佐はおそらく当て字で、クササの天神と称されていたのではないか。クササの由来についてはよく分からない。
 神紋は五瓜に唐花の木瓜紋で、京都八坂神社や愛知県津島市の津島神社の神紋によく似ていることから、素戔嗚尊(スサノオ)または牛頭天王を祀っていた時代があったかもしれない。



鳥羽神明社すずみ

 火祭りは、写真の”すずみ”に火を付けて行われる。
 到着した15時前にはすでに場所取りの人たちがけっこういて、そういうものなんだと、このときもまだ軽く考えていた。



鳥羽神明社禊ぎ行列

 火祭りで主役となる二人の神男と奉仕者達は本社で祓いを受けた後、禊ぎのために海へ向かう。



鳥羽神明社神男と奉仕者

 この日は天気もよくてとても暖かかったのでふんどし姿でもある程度大丈夫だったかもしれない。ある程度はだけど。



鳥羽神明社禊ぎ行列




鳥羽神明社禊ぎの入海

 この日のこの時間帯は干潮で、かなり沖まで歩いていかないといけなかった。毎年こうではないと思うのだけどどうだろう。
 禊ぎの様子は遠すぎてよく見えなかった。



鳥羽神明社たき火

 たき火をして神男たちの帰りを待つ。



鳥羽神明社禊ぎから戻る




鳥羽神明社禊ぎとたき火




鳥羽神明社禊ぎ帰り

 祭りの前半はここまで。
 後半の火祭り編へ続く。

 鳥羽の火祭り ~後編
 


すべての年代

言葉(words)
道ばたアリナミン

 人の一生のすべての年代を生きないと分からないことがあることを知った。
 10代の頃は30歳を過ぎれば40代も50代もそう違わないだろうと思っていたけど、それはまったくの間違いで、70歳を過ぎれば同じかといえばたぶん違う。
 80代には80代の、90代には90代の気づきや思いがあるはずだ。
 100歳を超えても未知のことはあるだろう。
 若い頃は早死にに憧れたものだけど、今は死ななくてよかったと思っている。
 ここまで生きなければ分からなかったことがたくさんあった。
 この先も長生きしたいとは思わないけど、生きられるならそのときどきで知ることを大事にしなければいけない。
 
 

サタデーナイトなサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 昨日2月12日(日)は西尾市の鳥羽神明社で行われた火祭りに行っていたので(そのときの写真はまた近いうちに)、サンデー料理は前倒しで土曜日にやった。
 しかし、それをやると曜日感覚が狂うので、なるべく避けたいとは思っている。長年の習慣が染みついているので変な感じがする。

 それはともかく、だいぶ春めいてきたのを感じる。今年もしっかり花粉症だ。毎年忘れないものだと変に感心してしまう。
 梅はまだ見ていないけど、早春の野草は見かけるようになった。ホトケノザとかハコベとか。オオイヌノフグリもどこかで咲いているだろう。
 森や植物園で野草を追いかけていた頃が懐かしい。戻りたい気持ちはあっても、たぶんもう戻れない。
 あの頃のように何時間も森を歩き回るのは無理かもしれない。

 明日はバレンタインデーで、ここ数年はもらう側からあげる側に回っている(誰もくれないので)。
 生チョコを作り始めて10年にはならないけど5年以上にはなる。
 日頃お世話になっている人に配っていて、たいていは喜んでもらえる。
 チョコを刻むのが大変だけど、その手間を惜しむと美味しくできないので、手を痛めながら刻みまくりとなる。今年も板チョコ20枚分作らないといけない。



マグロ

「マグロのホイル包み焼き」

 アルミホイルに包んで魚焼きグリルで焼くのだけど、切り分けずに短冊のまま加熱して、その後切り分ける方が上手くいくことに今更ながら気づいた。なんで今まで気づかなかったのか。



豆腐とほうれん草

「豆腐とほうれん草と炒り卵」

 炒り卵を別に作って最後に混ぜ合わせた方が見た目がきれいになる。
 だから、卵とじではない。



ジャガイモ

「ジャガイモオムレツもどき」

 料理名が思いつかない料理。
 ジャガイモを適当に切ってレンジで5分加熱して、ざっくりつぶす。
 ニンジンは細切りにしてレンジで3分加熱する。
 刻んだタマネギとジャガイモ、ニンジン、小麦粉、コンソメの素、塩、コショウを混ぜ合わせ、オリーブオイルで両面を焼く。
 卵を使っていないのでオムレツとはいえないし、なんと呼んでいいのか分からないけど、けっこう美味しい。
 
 

今日は休み

海/川/水辺(Sea/rive/pond)
矢田川

 帰宅が深夜になってしまったため、今日の更新(サンデー料理)はお休みです。
 また明日。

 

もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 今週ももうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10

 
 

命を大事に

言葉(words)
アブかな

 人の命は大事にするから大事なものになるのであって、命そのものが無条件に大事なわけではない。
 命を使い捨てのボールペンのように扱うか、一生ものの万年筆のように大切にするかで価値が違ってくるのは当然だ。
 命は時間と手間を掛けて大事に育てるものだ。
 命は自分のものであって自分のものではなく、預かり物として責任を持たなくてはいけない。
 命を大事にしましょうというのはそういうことだ。
 
 

幸不幸は主観

言葉(words)
光と影模様

 不幸も幸福も、状態であり主観である。
 本人の自覚なしにはどちらも成立しない。
 不幸な状況でも不幸を感じなければ不幸ではないし、幸福な状態にもかからわず幸福と感じなければ幸福ではない。
 意識によってどちらにもなるなら意識を変えればいい。
 自分は幸せなんだと思い込めば幸せになれる。
 ときには自分をだますことも必要だ。
 
 

自由の痛み

言葉(words)
昼の月

 自由に憧れるのは自由を知らない人間だけだ。
 自由は思うほどいいものではない。
 自由は苦く、ある種の痛みも伴う。
 自由の苦しみを知らないのであれば憧れにとどめておいた方がいい。
 
 

まずは自分が大事

言葉(words)
冬の空き地

 自分を説得できない人間がどうして他人を説得できると思えるのか?
 自分を満足させることができない人間がどうして他人を満足させられるだろう。
 自分を幸せにできない人間が他人を幸せにできるはずもない。
 人は案外自分のことに無頓着で自身をないがしろにしている。
 もっと自分と向き合って、自分自身と取り組まなければいけない。
 他人のことはそれからだ。
 自分のことよりも他人のことを優先することが美徳という考え方もあるけど、それはある意味では他人に依存した生き方だ。
 自分を大事にすることは自己中心的とは違うし、利己主義でもない。
 もっと単純自分自身に対して優しくなってほしいということだ。
 自分を大事にするように他人も大事にできれば今よりも優しい世の中になるだろう。 
 
 

権利と義務

言葉(words)
水仙

 権利には必ず義務が付随する。
 権利を声高に主張する人間ほど義務をおろそかにしている。
 義務と権利のどちらを先にしてもいいけど、いずれにしても義務を果たさなければならない。
 義務が嫌なら権利を放棄することだ。
 
 

春は遠くないサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 暦の上では立春ですがまだまだ寒い日が続きます、という毎年恒例のやりとりがありつつ日々は着実に過ぎていっている。
 日も長くなり、昼間は少し暖かさを感じる日もある。
 梅の花はまだ見ていないけれど、春はもうそう遠くない感じがしてきた。
 2月は日数も少ないし感覚的にも短く感じられるから、ぼやぼやしているとすぐに終わってしまう。2月中にやらないといけないこともあるので、あまりのんきにもしていられない。
 それにしても不測の事態というのは毎日のように起きるわけで、何もない心穏やかな一日はあまりない気がする。
 気持ちも晴れたり曇ったりと一日の中で浮き沈みがあって落ち着かない。

 国府宮のはだか祭が3年ぶりに行われて(裸男はすごく少なかったけど)、いろんな部分で3年前に戻りつつある。
 ただ、本当に戻ることはなくて、よかろうが悪かろうが前に進むしかない。
 あの頃はよかったと懐かしんでもいいけど、戻そうとしてもどだい無理な話だ。
 来週の日曜日は西尾市の鳥羽神明社で火祭りがあって、それを見に行く予定でいる。
 私自身でいうと、神社の祭礼を見るのは4、5年ぶりになる。
 春になれば神社巡りも再開したい。



イカ刺し

「イカ刺しの乱甥ソース」

 サンデー料理の定番として定着したイカ刺しの卵黄ソースは何度食べても安定している。
 美味しい生食用のイカがあればこの食べ方が一番美味しいと思う。



ゴボウのピリ辛味噌

「ゴボウその他のピリ辛味噌和え」

 具材はゴボウ、こんにゃく、しいたけ、まいたけ、長ネギ。
 酒、みりん、和風だしの素、ピリ辛の味噌ダレで味付けをする。



野菜のコンソメ

「野菜のコンソメスープ」

 もう一品が思いつかないときはこれ。ジャガイモと鶏肉その他のコンソメスープ。
 シンプルな料理ほど飽きが来ない。
 
 

もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 今週はもうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10

 
 

視線の高低

言葉(words)
矢田川冬風景

 自分がいる高さによって見える風景は違う。
 比喩的な意味でというだけでなく実人生においてもそうだ。
 たとえば普段履かないかかとの高い靴を履いたときに景色が違って見えるということがある。
 身長が10センチ違うと人生はかなり違うのではないか。
 男性なら170センチの人生と180センチの人生は違うだろうし、女性なら160センチの人生と170センチの人生は違ったものになりそうだ。
 どちらがいい悪いとかではなく、単純に違うという話だ。
 周囲からの見られ方もそうだし、自覚する部分でもあり、見える風景が違うこともいくらか影響があるように思う。
 人は誰しも自分の視線で生きていくしかないわけだけど、たまには違う視線で世の中を見渡してみるのも悪くない。
 しゃがんだり、背伸びをしたりして初めて見えるものもある。
 
 

人生は時間

言葉(words)
冬の枯れ草

 何かを成すには人生は短すぎるし、何もしないでいるには人生は長すぎる。
 人生とはつまり時間だ。
 時間の使い方が人生を決める。
 そしてそれは、個人の判断に委ねられている。
 持ち時間に対する責任があるし、言い訳はきかない。
 
 

ずっとここにいる

言葉(words)
冬の銀杏

 私には架空の約束を果たす責務がある。
 だからずっとここにいる。
 17年前のあのときも、17年後の今も。