月別:2022年06月

記事一覧
  • 相対的な自分と絶対的な自分

     人は誰も、他人と自分を比較して自分を確認している。 同時にそれが相手を確認することでもある。 しかし、他人との比較で分かるのは相対的な自分で、そこに重きを置きすぎると絶対的な自分を見失いがちになる。 逆に絶対的な自分を過信しすぎると相対的な自分が分からなくなる。 相対と絶対を上手く使い分けられれば一番いいのだろうけど、それも難しい。 他者との社会生活の中では絶対的な自分の価値など意味をなさないの...

    2022/06/30

    言葉(words)

  • 当たり前ではない命

     鳩の群れを見て、それぞれの生涯に思いをはせることはないし、他に代わりはいくらでもいると思うけど、親が卵を産んで、長い時間ずっと温めて、雛がかえればエサを与えて世話をして巣立ちまで面倒を見ている姿を見ると、いい加減に生まれ育った鳩は一羽もいないということに思い至る。 人間にも当然親がいて、おなかの中で育ててもらって産んでもらって親か親代わりの人が世話を焼いてくれたから今こうして生きていられている。...

    2022/06/29

    言葉(words)

  • 思い出は思い出してこそ

     思い出は思い出すから思い出になる。 思い出さなければ思い出にはならない。 過去の出来事を記憶しておくだけでは意味がない。 ときどきは昔を振り返って記憶を確かめるのがいい。 引き出しにしまった古い写真を眺めるように。  ...

    2022/06/29

    言葉(words)

  • 消極的善人

     悪いことも良いこともたくさんした人間と、悪いことをしなかった代わりに良いこともしなかった人間と、どちらがましなのか。 どちらがより許されないのか、私には分からない。 ただ、あの世で同居するなら私は後者の人たちと共にありたい。前者の人たちは苦手だ。  ...

    2022/06/27

    言葉(words)

  • 神社検定があったので前倒しのサタデー料理

     今日6月26日(日)は神社検定の日だったので、料理は前倒しして土曜日にやった。久々のサタデー料理だ。 しかし、パターンが変わると曜日感覚が狂うので、あまり変えたくない。今日は日曜日であって日曜日ではないような違和感のある一日だった。 神社検定の正解発表は明日あるのだけど、自己採点で98点以下が確定した。 全体的には過去問と同じ出題が多くて簡単だったのだけど、一部意表を突く問題があって、そこでやられて...

    2022/06/26

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     もうひとつの定点観測の中で、左下に写っているパチンコ店が閉店となり、少し前から取り壊し作業が始まった。 今回の写真は先週のもので、今は解体がほぼ終わったところだ。 駐車場も入れると敷地はわりと広いからマンションか何か建つかもしれない。そうすると風景もまた少し変わる。 見慣れた風景も、気づかないうちにちょっとずつ変化していっている。  ...

    2022/06/25

    日常写真(Everyday life)

  • 楽しんだもん勝ち

     他人からどう思われようと、どれだけ馬鹿にされようと、この世界に生きることを楽しんだ人間が勝ちなのだ。 文句しか言ってない人間の負け。  ...

    2022/06/24

    言葉(words)

  • 反省は役に立たない

     寝る前の反省は何の役にも立たない。 眠りによって思考も感情もリセットされて翌日に持ち越せないから。 反省するなら朝一にすればいい。 そういう意味でいうと、日記は寝る前ではなく朝一番に書いた方がいいかもしれない。 終わった出来事を書くよりもこれからやることを書いた方が建設的だ。 いずれにしても、反省などというのは言い訳と自己満足でしかなく、何の意味もありはしない。  ...

    2022/06/23

    言葉(words)

  • 悪口は言わないでおく

     人の悪口は言わない方がいい。 どんなときも、誰に対してもだ。 政治家だとか、犯罪者だとかの悪口をたまには言いたくもなる。 ただ、言って一時的に気が晴れたとしても、結局は誰も得をしないし、世界もよくはならない。 悪口を人前で口にしないというのは自分の中の決め事にしておくべきだ。 とはいえ、心の中で言うくらいは許してもらおう。それも許されないとしたら息が詰まってしまうし、悪口が思い浮かばないのは人間...

    2022/06/22

    言葉(words)

  • 嘘つきという属性

     嘘つきはダメなんだって。 誰でも嘘はつく。正直者でも嘘をつくときはある。 嘘をつくから嘘つきなのではなくて、嘘つきというのは生まれながらの属性であり人種だ。 それはもう治るとか治らないとかの問題ではないし、立場がどうこうということでもない。 嘘つきが言うことはひとつも信用してはいけない。本当のことを言っていてもだ。 たとえどれほど優秀でも嘘つきを許してはいけない。 嘘をつくことがいけないのではな...

    2022/06/21

    言葉(words)

  • 命の使い道

     生きる目的のひとつに未来を自分の目で見ることがある。 命は未来へ向かうための燃料だ。 そう考えれば生きることが少し楽になる。  ...

    2022/06/20

    言葉(words)

  • 神社検定まで一週間のサンデー料理

     来週6月26日(日)が神社検定の日なので、残り一週間となった。 勉強はもうほぼ終わっていて、あとは無事に当日を迎えるだけだ。勉強期間が3ヶ月弱しかなかったから少し心配したのだけど、もう4年というか中止になった年をあわせれば5年もやっているから、もうそろそろいいだろうという気になっている。 よっぽど難易度が上がらない限り、90点以上は取れる。どこまで100点に近づけることができるか。まあ、100点は難しいから、...

    2022/06/19

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     今日はもうひとつの定点観測をお送りします。  ...

    2022/06/18

    日常写真(Everyday life)

  • 普通か非凡か

     普通がもっとも凡庸で、もっと尊い。 平凡は非凡に憧れ、非凡は平凡を夢見る。 普通と非凡は両立しない。 普通でいくか、普通を否定するか、どちらか一方しか選べない。  ...

    2022/06/17

    言葉(words)

  • なくしたカタワレ

     対の関係で片方だけでは役に立たないものもある。 お気に入りの箸とか、素敵な靴とか。 車も片輪では走れないし、飛行機も片翼では飛べない。 この世界に生きるということは、なくしたカタワレを探すためなのかもしれない。 人は一人では完全にはなれない。 見つけた人はもうなくさないようにしないといけない。  ...

    2022/06/16

    言葉(words)

  • 思考を選択する

     何を考えるかを考える。 何を考えないかを考える。 何を思い、何を思わないかを思う。 何を考えないで、何を思わないのが正しいのかが分からない。 ときどき、何も考えないでいたいと思うけど、それは無理だし、考えないでいれば問題が解決するわけでもない。 ひとつ言えることは、思考は選択的であるべきだということだ。 何を考えて何を考えないのかを自覚的に決めなければならない。 考えるにしろ考えないにしろ、考え...

    2022/06/15

    言葉(words)

  • 形而上と形而下

     形而上的な悩みと形而下的な悩みを比べたら形而上的な悩みの方がより重く深刻だ。 逆ではない。 死んで解決するような悩みはたいしたことない。 死んだ続きがあるとして、そこまで持ち越してしまうような悩みは早めの解決が望ましい。 生きている間に形而上的な悩みと取り組んでおくべきだ。 死が終わりならいいけど、そんなに簡単なことじゃない。  ...

    2022/06/14

    言葉(words)

  • 特別な日々

     特別な日々が当たり前になり、やがて日常となり、それが過ぎ去ったとき、また特別になる。 特別のただ中で特別と感じることは難しいけど、ときどきは思い至らなければならない。 ああ、今このときは特別なんだよなと。  ...

    2022/06/13

    言葉(words)

  • 動きのない6月のサンデー料理

     6月に入って何か変わったことがあったかというと特になく、良くも悪くも淡々と日が過ぎていっている。 神社検定日まで残り2週間となった。勉強はちゃんとやっているけど、これが終わるまでは気分的に落ち着かない。 終わったらもう少し動けるようになる。 7月以降の予定がまだあまり決まっていないのが問題だけど、それは7月になってから考える。 今年は何か大きな動きがありそうでないまま半年が過ぎた。下半期もこの調子な...

    2022/06/12

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     今日はもうひとつの定点観測をお送りします。  ...

    2022/06/11

    日常写真(Everyday life)

  • 悲しみはある

     この世界の悲しみという悲しみはすべて、見て見ぬ振りをして過ごしたい。 そんなものを好き好んで見ようとは思わないし、知りたくもない。 けど、たとえ見えなくても悲しみはそこかしこにあって消えることはない。 悲しみを知ってしまった以上、悲しみから逃れることはできない。 たぶん、未来永劫。  ...

    2022/06/10

    言葉(words)

  • 結論はまだ先

     人生のどの段階においても今結論を出してはいけない。 まだここが終わりではなく、続きがあるから。 結論は物語が完結してからでも遅くない。  ...

    2022/06/09

    言葉(words)

  • 無駄の積み重ね

     無駄をなくそうと言うけど、無駄のすべてが否定されるべきものではない。 悪い無駄があるとしても、良い無駄もある。 そもそもこの世界で意味や価値のあるものなどごく一部で、大部分は無駄でできているという言い方もできる。 無駄を否定することは世界を否定することだ。 地球という星で人間など無駄と言ってしまえばその通りだろう。 私たちはもう少し無駄なことを積極的に評価すべきだ。 無駄と知りつつ楽しむようにし...

    2022/06/08

    言葉(words)

  • 未来へ逃げ込め

     私たちは未来方向に向かって逃げるしかない。 そちらしか逃げ道がないから仕方がない。 過去から逃げ切るにはとにかく逃げ続けるしかない。 立ち止まったら捕まるし、隠れる場所はどこにもない。 逃げ一択なのだ。  ...

    2022/06/07

    言葉(words)

  • 善悪は属性

     悪人と悪行、善人と善行は切り分けて考えるべきだ。 悪人のやることがすべて悪ではないし、善人でも悪いことをすることはある。 悪人と善人は属性だ。少々の行いでは変わらない。 それを決めるのは誰というわけでもないのだろうけど、善悪の属性というのは確かにある。 それでも、善行を重ねていればいつか善人になれるかもしれない。金箔を何重も重ねればほぼ純金になるように。 ただし、金メッキはいくら塗り重ねても金メ...

    2022/06/06

    言葉(words)

  • もう6月かと今年も思うサンデー料理

     6月の第一週。 暑さはまだそれほどではなく、梅雨入りの気配はない。蚊にはよく刺されている。 今は26日の神社検定まで無事に過ごすことを考えている。 7月以降の下半期については7月になってから考えることにする。 それにしてももう6月か。 時間が過ぎる早さにはいつまで経っても慣れることがない。 もっと年を取ればそんなことも気にならなくなるのだろうか。「いつものサーモン」 もはやタレを作ることも放棄して、刺...

    2022/06/05

    料理(Cooking)

  • 定点観測

     今日は定点観測をお送りします。  ...

    2022/06/04

    日常写真(Everyday life)

  • 山田五郎とみうらじゅんの仏像トーク動画

     山田五郎のYouTube公式チャンネル「オトナの教養講座」で、みうらじゅんをゲストに迎えての仏像トークがとても面白かったので紹介します。 この動画の埋め込みは禁止されているので、YouTubeのページでご覧ください。 【みうらじゅん×山田五郎①】超脱力仏像トーク【仏像に魅入られた男】 【みうらじゅん仏像独自考察・大連発!】千手観音の正体は○○説【阿修羅像・金剛力士像・空也上人トークも】 【みうらじゅん×山田五郎③】...

    2022/06/03

    動画(Motion picture)

  • 面白くない時期の過ごし方

     人生には面白い時期と面白くない時期がある。 面白くない時期をどう乗り切るかが課題だ。 いつも面白ければいいのにと思うかもしれないけど、ずっと面白かったらそれが当たり前になって面白くなくなってしまうから、面白くないのも必要だ。 美味しい料理を味わうにはたまにはまずい料理も食べておいた方がいいのと同じで。 面白くない時期は面白くないことを充分に噛みしめておくのがいい。 それを覚えていれば、また面白く...

    2022/06/02

    言葉(words)

  • 正しい消極的選択

     生きたくないことと死にたいは違う。 死にたくないと生きたいが違うように。 死ぬか生きるか、一応私たちには選択権がある。 二者択一だ。 けど、必ずしも積極的に選ぶ必要はない。 死ぬか生きるかでいえば生きる方かなくらいで充分だ。 そうやってのらりくらりとはぐらかしながら選択を先送りにしていれば、そのうち嫌でも死なせてくれる。 死ぬのも面倒だしとりあえず生きてみようという態度は全然間違っていない。  ...

    2022/06/01

    言葉(words)

相対的な自分と絶対的な自分

言葉(words)

 人は誰も、他人と自分を比較して自分を確認している。
 同時にそれが相手を確認することでもある。
 しかし、他人との比較で分かるのは相対的な自分で、そこに重きを置きすぎると絶対的な自分を見失いがちになる。
 逆に絶対的な自分を過信しすぎると相対的な自分が分からなくなる。
 相対と絶対を上手く使い分けられれば一番いいのだろうけど、それも難しい。
 他者との社会生活の中では絶対的な自分の価値など意味をなさないのかもしれない。
 他人からの客観的な価値判断は常につきまとう。
 絶対的な孤立というものが存在しない以上、絶対的な自分というものもないといえばない。
 相対的な自分こそが本当の自分なのだと受け入れるしかないだろうか。
 
 

当たり前ではない命

言葉(words)
鳩と雛

 鳩の群れを見て、それぞれの生涯に思いをはせることはないし、他に代わりはいくらでもいると思うけど、親が卵を産んで、長い時間ずっと温めて、雛がかえればエサを与えて世話をして巣立ちまで面倒を見ている姿を見ると、いい加減に生まれ育った鳩は一羽もいないということに思い至る。
 人間にも当然親がいて、おなかの中で育ててもらって産んでもらって親か親代わりの人が世話を焼いてくれたから今こうして生きていられている。
 命を当たり前に思ってはいけないということだ。
 
 

思い出は思い出してこそ

言葉(words)
道ばたの縄跳び

 思い出は思い出すから思い出になる。
 思い出さなければ思い出にはならない。
 過去の出来事を記憶しておくだけでは意味がない。
 ときどきは昔を振り返って記憶を確かめるのがいい。
 引き出しにしまった古い写真を眺めるように。
 
 

消極的善人

言葉(words)
橋とハルジオン

 悪いことも良いこともたくさんした人間と、悪いことをしなかった代わりに良いこともしなかった人間と、どちらがましなのか。
 どちらがより許されないのか、私には分からない。
 ただ、あの世で同居するなら私は後者の人たちと共にありたい。前者の人たちは苦手だ。
 
 

神社検定があったので前倒しのサタデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 今日6月26日(日)は神社検定の日だったので、料理は前倒しして土曜日にやった。久々のサタデー料理だ。
 しかし、パターンが変わると曜日感覚が狂うので、あまり変えたくない。今日は日曜日であって日曜日ではないような違和感のある一日だった。
 神社検定の正解発表は明日あるのだけど、自己採点で98点以下が確定した。
 全体的には過去問と同じ出題が多くて簡単だったのだけど、一部意表を突く問題があって、そこでやられてしまった。気をつけてはいたつもりでも、どこかに隙が生まれる。100点は本当に難しい。

 それにしても暑い6月後半になっている。雨もあまり降らないし、梅雨の時期にこの暑さは尋常ではない。
 来週も雨の日は少なそうで、このまま梅雨明けということもあるだろうか。
 雨が降らない方が助かるとはいえ、雨が少ないとそれはそれで問題だろうし、天気くらいは当たり前であってほしい。

 今年の下半期をどうするかはまだ考えていない。神社検定が終わって数日は気が抜けたような感じになるだろうから、7月になったら考えることにしよう。
 そろそろ動きたいけど、こう暑いとそれもためらってしまう。
 


サーモン

「いつものサーモン」

 いいサーモンは切れ味のよくない包丁でも薄く切れる。切っているときにこれは美味しいサーモンだと分かる。



肉じゃが

「肉じゃが風」

 皆さんの家庭のものとは違うだろうけど、私としては肉じゃがのつもりで作っている。なんか見た目が違う。
 紫タマネギの色味が肉じゃがにはそぐわないというのもある。



ナス

「ナス煮の卵とじ」

 言ってしまえばナスの卵とじ。
 美味しいけど見た目に品がないのが難点だ。

 

もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測1

 もうひとつの定点観測の中で、左下に写っているパチンコ店が閉店となり、少し前から取り壊し作業が始まった。
 今回の写真は先週のもので、今は解体がほぼ終わったところだ。
 駐車場も入れると敷地はわりと広いからマンションか何か建つかもしれない。そうすると風景もまた少し変わる。
 見慣れた風景も、気づかないうちにちょっとずつ変化していっている。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10

 
 

楽しんだもん勝ち

言葉(words)
桜の6月

 他人からどう思われようと、どれだけ馬鹿にされようと、この世界に生きることを楽しんだ人間が勝ちなのだ。
 文句しか言ってない人間の負け。
 
 

反省は役に立たない

言葉(words)
ウツギ落花

 寝る前の反省は何の役にも立たない。
 眠りによって思考も感情もリセットされて翌日に持ち越せないから。
 反省するなら朝一にすればいい。
 そういう意味でいうと、日記は寝る前ではなく朝一番に書いた方がいいかもしれない。
 終わった出来事を書くよりもこれからやることを書いた方が建設的だ。
 いずれにしても、反省などというのは言い訳と自己満足でしかなく、何の意味もありはしない。
 
 

悪口は言わないでおく

言葉(words)
ガクアジサイ

 人の悪口は言わない方がいい。
 どんなときも、誰に対してもだ。
 政治家だとか、犯罪者だとかの悪口をたまには言いたくもなる。
 ただ、言って一時的に気が晴れたとしても、結局は誰も得をしないし、世界もよくはならない。
 悪口を人前で口にしないというのは自分の中の決め事にしておくべきだ。
 とはいえ、心の中で言うくらいは許してもらおう。それも許されないとしたら息が詰まってしまうし、悪口が思い浮かばないのは人間的じゃない。
 
 

嘘つきという属性

言葉(words)
窓辺の花

 嘘つきはダメなんだって。
 誰でも嘘はつく。正直者でも嘘をつくときはある。
 嘘をつくから嘘つきなのではなくて、嘘つきというのは生まれながらの属性であり人種だ。
 それはもう治るとか治らないとかの問題ではないし、立場がどうこうということでもない。
 嘘つきが言うことはひとつも信用してはいけない。本当のことを言っていてもだ。
 たとえどれほど優秀でも嘘つきを許してはいけない。
 嘘をつくことがいけないのではない、嘘つきがダメなのだ。それはもう絶対に。
 
 

命の使い道

言葉(words)
鳩の卵

 生きる目的のひとつに未来を自分の目で見ることがある。
 命は未来へ向かうための燃料だ。
 そう考えれば生きることが少し楽になる。
 
 

神社検定まで一週間のサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 来週6月26日(日)が神社検定の日なので、残り一週間となった。
 勉強はもうほぼ終わっていて、あとは無事に当日を迎えるだけだ。勉強期間が3ヶ月弱しかなかったから少し心配したのだけど、もう4年というか中止になった年をあわせれば5年もやっているから、もうそろそろいいだろうという気になっている。
 よっぽど難易度が上がらない限り、90点以上は取れる。どこまで100点に近づけることができるか。まあ、100点は難しいから、95点は取りたい。それで卒業する。

 だいぶ暑くなってきて、とうとうエアコン生活になってしまった。電気代が上がっているとはいえ、熱中症になるよりはましだ。
 夏は嫌いじゃないから、冬に向かうときのような気の重さはない。
 名古屋も少し遅れて梅雨入りして、今週は雨の日が多かった。来週は今のところあまり降らない予想だけど、どうなるかは分からない。梅雨はやはり、あまり好きではない。
 7月になったらやろうと思っていることがいくつかあって、それを今から少し楽しみにしている。
 まずは来週末の神社検定を終えてひと息つきたい。
 
 

マグロ

「マグロのホイル包み焼き」

 ホイル包み焼きにした方がふんわりやわらかく仕上がるのだけど、コンロに火を入れていることを忘れがちで、長く加熱しすぎると固くなってしまうので注意が必要だ。
 今日は忘れなくていい感じに仕上がった。



ナス

「ナスのとろとろ蒸し焼き」

 ナスの天ぷらとともに定番となっているひとつ。
 マヨネーズ・シーチキン乗せを考えていたのに、すっかり忘れていた。



カレー

「カレーリメイク」

 残ったカレーのリメイクをやってみた。料理名としてなんと呼べばいいのかは分からない。
 タマネギ、しめじを加えて再加熱して、水、白だし、塩、コショウを足して少し煮込む。
 最後に卵を入れて、全体にまぜあわせながら加熱する。
 カレーライスのカレーよりもまろやかな味になって、おかずの一品として成立する。
 
 

もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 今日はもうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10

 
 

普通か非凡か

言葉(words)
町中田んぼ

 普通がもっとも凡庸で、もっと尊い。
 平凡は非凡に憧れ、非凡は平凡を夢見る。
 普通と非凡は両立しない。
 普通でいくか、普通を否定するか、どちらか一方しか選べない。
 
 

なくしたカタワレ

言葉(words)
マツバギク

 対の関係で片方だけでは役に立たないものもある。
 お気に入りの箸とか、素敵な靴とか。
 車も片輪では走れないし、飛行機も片翼では飛べない。
 この世界に生きるということは、なくしたカタワレを探すためなのかもしれない。
 人は一人では完全にはなれない。
 見つけた人はもうなくさないようにしないといけない。
 
 

思考を選択する

言葉(words)
矢田川初夏

 何を考えるかを考える。
 何を考えないかを考える。
 何を思い、何を思わないかを思う。
 何を考えないで、何を思わないのが正しいのかが分からない。
 ときどき、何も考えないでいたいと思うけど、それは無理だし、考えないでいれば問題が解決するわけでもない。
 ひとつ言えることは、思考は選択的であるべきだということだ。
 何を考えて何を考えないのかを自覚的に決めなければならない。
 考えるにしろ考えないにしろ、考えが及ばないことが一番駄目だから。

 

形而上と形而下

言葉(words)
瀬戸電高架工事中

 形而上的な悩みと形而下的な悩みを比べたら形而上的な悩みの方がより重く深刻だ。
 逆ではない。
 死んで解決するような悩みはたいしたことない。
 死んだ続きがあるとして、そこまで持ち越してしまうような悩みは早めの解決が望ましい。
 生きている間に形而上的な悩みと取り組んでおくべきだ。
 死が終わりならいいけど、そんなに簡単なことじゃない。
 
 

特別な日々

言葉(words)
キンシバイと公衆電話

 特別な日々が当たり前になり、やがて日常となり、それが過ぎ去ったとき、また特別になる。
 特別のただ中で特別と感じることは難しいけど、ときどきは思い至らなければならない。
 ああ、今このときは特別なんだよなと。
 
 

動きのない6月のサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 6月に入って何か変わったことがあったかというと特になく、良くも悪くも淡々と日が過ぎていっている。
 神社検定日まで残り2週間となった。勉強はちゃんとやっているけど、これが終わるまでは気分的に落ち着かない。
 終わったらもう少し動けるようになる。
 7月以降の予定がまだあまり決まっていないのが問題だけど、それは7月になってから考える。
 今年は何か大きな動きがありそうでないまま半年が過ぎた。下半期もこの調子ならちょっと拍子抜けだ。
 事態が動かないなら自分が動くしかないけど、まだそういう流れを感じていない。
 今はただ待つしかないのか。



イカ刺し

「イカ刺しの卵黄ソース」

 売っているイカ刺しに卵黄ソースをかけただけだから料理とは呼べないのだけど、誰かにサンデー料理を出すとしたら、まず最初にこれを出したい。
 だいたいの人は美味しいと思うんじゃないだろうか。



野菜の甘酢

「シイタケと鶏肉その他の甘酢あんかけ」

 具材は、鶏肉、シイタケ、ニンジン、タマネギ、ナス。
 酒、みりん、和風だしの素、白だし、砂糖、酢、塩、コショウで味付けをする。
 卵黄ソースで余った卵白と水溶き片栗粉を加えて加熱する。



豆腐オムレツ

「豆腐オムレツ」

 木綿豆腐をレンジで加熱してから絞って水切りをする。
 シーチキン、長ネギ、卵、マヨネーズ、小麦粉、コンソメの素、塩、コショウを混ぜ合わせる。
 オリーブオイルで両面を焼く。
 
 

もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 今日はもうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10

 
 

悲しみはある

言葉(words)
黄色花

 この世界の悲しみという悲しみはすべて、見て見ぬ振りをして過ごしたい。
 そんなものを好き好んで見ようとは思わないし、知りたくもない。
 けど、たとえ見えなくても悲しみはそこかしこにあって消えることはない。
 悲しみを知ってしまった以上、悲しみから逃れることはできない。
 たぶん、未来永劫。
 
 

結論はまだ先

言葉(words)
ドクダミとヘビイチゴの実

 人生のどの段階においても今結論を出してはいけない。
 まだここが終わりではなく、続きがあるから。
 結論は物語が完結してからでも遅くない。
 
 

無駄の積み重ね

言葉(words)
道ばたの花

 無駄をなくそうと言うけど、無駄のすべてが否定されるべきものではない。
 悪い無駄があるとしても、良い無駄もある。
 そもそもこの世界で意味や価値のあるものなどごく一部で、大部分は無駄でできているという言い方もできる。
 無駄を否定することは世界を否定することだ。
 地球という星で人間など無駄と言ってしまえばその通りだろう。
 私たちはもう少し無駄なことを積極的に評価すべきだ。
 無駄と知りつつ楽しむようにした方が人生は豊かになる。
 無駄遣いだって悪いことばかりじゃないし、時間を無駄にすることはある種の贅沢だ。
 人生は無駄の積み重ねだけど、その中でわずかに素晴らしいこともある。
 その幸福な瞬間を味わうためには無駄な時間を多く費やさなければならない。
 だから、無駄は無駄じゃないのだ。

 

未来へ逃げ込め

言葉(words)
香流川初夏風景

 私たちは未来方向に向かって逃げるしかない。
 そちらしか逃げ道がないから仕方がない。
 過去から逃げ切るにはとにかく逃げ続けるしかない。
 立ち止まったら捕まるし、隠れる場所はどこにもない。
 逃げ一択なのだ。
 
 

善悪は属性

言葉(words)
落ち葉

 悪人と悪行、善人と善行は切り分けて考えるべきだ。
 悪人のやることがすべて悪ではないし、善人でも悪いことをすることはある。
 悪人と善人は属性だ。少々の行いでは変わらない。
 それを決めるのは誰というわけでもないのだろうけど、善悪の属性というのは確かにある。
 それでも、善行を重ねていればいつか善人になれるかもしれない。金箔を何重も重ねればほぼ純金になるように。
 ただし、金メッキはいくら塗り重ねても金メッキのままだ。

 

もう6月かと今年も思うサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 6月の第一週。
 暑さはまだそれほどではなく、梅雨入りの気配はない。蚊にはよく刺されている。
 今は26日の神社検定まで無事に過ごすことを考えている。
 7月以降の下半期については7月になってから考えることにする。
 それにしてももう6月か。
 時間が過ぎる早さにはいつまで経っても慣れることがない。
 もっと年を取ればそんなことも気にならなくなるのだろうか。



サーモン

「いつものサーモン」

 もはやタレを作ることも放棄して、刺身しょう油に塩、コショウで食べる。
 結局それが一番美味しいというのが結論だ。



ナス

「ナスの蒸し焼き」

 これも定番のひとつとしてすっかり定着した。
 ナスは天ぷらが好きだけど、これは次に好きな食べ方だ。
 とろとろ食感がたまらない。



肉じゃが

「鶏肉じゃが」

 肉じゃがといえば一般的には豚肉だけど、鶏肉のあっさり肉じゃがも悪くない。
 肉がないと物足りない。
 肉じゃがを作るとカレーが食べたくなる。
 でも、カレーを食べても肉じゃがは作りたくならない。
 カレーは好きでも嫌いでもない。


定点観測

日常写真(Everyday life)
定点観測

 今日は定点観測をお送りします。



定点観測2




定点観測3




定点観測4




定点観測5




定点観測6




定点観測7




定点観測8




定点観測9




定点観測10

 
 

山田五郎とみうらじゅんの仏像トーク動画

動画(Motion picture)
山田五郎とみうらじゅん

 山田五郎のYouTube公式チャンネル「オトナの教養講座」で、みうらじゅんをゲストに迎えての仏像トークがとても面白かったので紹介します。
 この動画の埋め込みは禁止されているので、YouTubeのページでご覧ください。

 【みうらじゅん×山田五郎①】超脱力仏像トーク【仏像に魅入られた男】

 【みうらじゅん仏像独自考察・大連発!】千手観音の正体は○○説【阿修羅像・金剛力士像・空也上人トークも】

 【みうらじゅん×山田五郎③】遺言 〜仏像よ、永遠に〜



 みうらじゅんと仏像というと、いとうせいこうと組んだ『見仏記』が有名で、書籍やテレビで読んだ(見た)という方もいると思う。
 とにかく好きが高じて異常に詳しいみうらじゅんなので、今回の山田五郎との対談でも仏像愛と博識ぶりが炸裂している。
 山田五郎も美術評論の人だから、仏像にも詳しくて、みうらじゅんの独走トークになんなくついていっているのが何気にすごい。
 美術に関する造詣の深さはBS日テレの『ぶらぶら美術・博物館』(web)でも遺憾なく発揮されている。
 今の若い人は知らないだろうけど、元『ホットドッグ・プレス』の編集者/編集長として名を売った人なのでファッション系の人間と思われがちだけど、本来は美術が専門で、ファッションにはあまり興味がなかったらしい。
 今は雑学王の印象が強いかもしれない。

 みうらじゅんについてはいろいろ書きたいこともあるのだけど、またいつか書くことにして、今回はこの動画を見ていただいて、みうらじゅん、すごいじゃんと思ってもらえれば何よりです。
 いつの間にか絵がものずごく上手くなっている。もはやヘタウマのイラストレーターではない。

 人間、好きなものがあるというのは素敵なことで、好きなことについて話しているときは本当に楽しそうで、聞いているこっちも楽しくなる。
 1本40分か50分くらいの長い動画なのに、一気に見てしまった。
 もっと聞いていたい。


面白くない時期の過ごし方

言葉(words)
夕陽

 人生には面白い時期と面白くない時期がある。
 面白くない時期をどう乗り切るかが課題だ。
 いつも面白ければいいのにと思うかもしれないけど、ずっと面白かったらそれが当たり前になって面白くなくなってしまうから、面白くないのも必要だ。
 美味しい料理を味わうにはたまにはまずい料理も食べておいた方がいいのと同じで。
 面白くない時期は面白くないことを充分に噛みしめておくのがいい。
 それを覚えていれば、また面白くなったときに面白さをありがたく思うことができるだろう。
 
 

正しい消極的選択

言葉(words)
矢田川の流れ

 生きたくないことと死にたいは違う。
 死にたくないと生きたいが違うように。
 死ぬか生きるか、一応私たちには選択権がある。
 二者択一だ。
 けど、必ずしも積極的に選ぶ必要はない。
 死ぬか生きるかでいえば生きる方かなくらいで充分だ。
 そうやってのらりくらりとはぐらかしながら選択を先送りにしていれば、そのうち嫌でも死なせてくれる。
 死ぬのも面倒だしとりあえず生きてみようという態度は全然間違っていない。