月別:2022年02月

記事一覧
  • 引き分け狙い

     争いは勝っても負けても角が立つ。 一番いいのは引き分けだ。 負け戦も勝ち戦も、引き分けに持っていけばそこで丸く収まる。  ...

    2022/02/28

    言葉(words)

  • クリームコロッケは難しいサンデー料理

     2月もあっけなく終わろうとしている。来週はもう3月か。 少しずつ暖かさを感じる日が増えてきて嬉しい。寒いのももう少しの我慢だ。 おととい、今年初めて部屋の中で小さな羽虫が飛んでいて春の訪れを実感した。 日没もずいぶん遅くなった。 30年近く生きたサッカープレコの”オヤブン”が今朝とうとう死んでしまった。 寿命は10年から15年くらいというからかなり長生きした方だ。 最初はいろいろな熱帯魚を飼っていた中で掃...

    2022/02/27

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     もうひとつの定点観測をお送りします。...

    2022/02/26

    日常写真(Everyday life)

  • 何もしない日

     何もしない方がいい日というのがある。 何もしたくない日とは違う。 誰かを悼むとかそういう日だ。 そんな日は良いことも悪いこともせず、心静かに過ごすのがいい。  ...

    2022/02/25

    言葉(words)

  • 自己反射

     他人はすべて鏡に映った自分の姿だ。 良い面も悪い面も自分が反射している。 他人を責める感情は自分自身へ向けられたものだと自覚しなくてはならない。  ...

    2022/02/24

    言葉(words)

  • 待ち続ける

     長い間待ちぼうけを食うと、自分が何を待っていたのかが分からなくなる。 人なのか、時期なのか、出来事なのか。 待つ以外にできることがなければ、そのまま待ち続けるしかない。 たとえ目的を見失っていたとしても。 いつか何を待っていたのか分かるときが来るだろうか。 あるいは、最後まで何もないかもしれない。 その答えを知るためは待っているしかない。  ...

    2022/02/23

    言葉(words)

  • 小さな命

    ”小さな命”とはずいぶん馬鹿にした言い方だ。 その命を小さいと決めつけた時点で自分よりずっと下に見ているということになる。 子供の命は小さくて大人の命は大きいのだろうか? 成長して命が大きくなるなら若者の命より年寄りの命の方が大きいということになる。けど、誰もそんなふうには思っていない。 犬や猫の命を小さいと思うのは人間の驕りではないのか? 小さな花の命は小さくて大きな花の命は大きいのか? 人間より...

    2022/02/22

    言葉(words)

  • 変わること変わらないこと

     繰り返すだけの毎日に、変わらなくてはいけないという焦りと、このまま変わって欲しくないという願いが入り交じる。 どちらもその通りで、どちらが正解なのか決められない。 変わらないことはたぶん何もなくて、何もしなくても変わっていってしまうものなのだけど、変化を恐れる気持ちは確かにある。 変わって欲しくないことが変わっていき、変わって欲しいことが変わらない。 世の中も人生も、なかなか思い通りにはいかない...

    2022/02/21

    言葉(words)

  • 早春のほろ苦サンデー料理

     北京オリンピックも今日で終わって明日から少し寂しくなる。今回はあまり観てなかったのだけど、要所ではちらちら観ていた。カーリングとか、スノボとか、フィギュアとか。 出だしはもうひとつだった日本も、だんだん盛り上がりを見せて、終わってみれば過去最多のメダル数になっていた。話題性という意味ではやや欠けていたとは思うけど。 オリンピック全体としては、始まる前からドタバタやらモヤモヤがあって、そんな印象に...

    2022/02/20

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測 ~真冬が続く

     今日はもうひとつの定点観測をお送りします。 季節はまだまだ真冬。雪もまた降って積もった。 それでもたまに春を予感させる日があって、冬の終わりもそう遠くないだろう。 早く暖かくなってほしいと毎日願っている。  ...

    2022/02/19

    日常写真(Everyday life)

  • 美しさは慰め

     この世界の美しさを知るのは、この世界が汚いところだからだ。 美しさには救いがある。 しかし、美しいだけでは世界は成り立たない。 だから私たちはわずかな美しさを慰めにして汚れた世界を生き抜くしかない。 自分自身が汚れながら。そして、少しだけ美しさを保ちながら。  ...

    2022/02/18

    言葉(words)

  • 絶望は希望があるから

     希望があるから絶望が生まれるわけで、希望がないところには絶望もない。 希望の対極にあるのは無だ。 だから絶望を抱くことは思うほど悪いことじゃない。まだ救いはある。 愚かなのは絶望しないために先回りして希望を捨ててしまうことだ。 希望を持ち、絶望を受け入れる覚悟が必要だ。  ...

    2022/02/17

    言葉(words)

  • 恵まれていようがいまいが

     恵まれていることは確かに幸運なことだけど、恵まれていないことが不運というわけではない。 恵まれていないことが普通だからだ。 恵まれていようがいまいが上積みするのは自分で、誰かに与えてもらうものではない。 恵まれていないことで負けてしまう人間は恵まれていてもやっぱり負けてしまう。 恵まれているから勝ちというわけでもない。  ...

    2022/02/16

    言葉(words)

  • 前進第一

     今日ではなく明日やった方がいいことは明日やればいい。 でも、明日やる理由がないなら今日やってしまった方がいい。 明日は明日でやることはある。 とにかく終わらせられることから終わらせて前へ進めることが大事だ。 先送りして時間を失うことが一番大きな損失になる。 前進第一を常に心がけなければいけない。  ...

    2022/02/15

    言葉(words)

  • まあまあ

     人生はまあまあだ。 最高ではないけど最低でもない。 良いこともあったし、悪いこともあった。 終わったときに、まあまあだったなと思えればそれで充分な気がする。  ...

    2022/02/14

    言葉(words)

  • 2月はぼんやりなサンデー料理

     2月は一年のうちで一番現在地を見失いがちな月だ。 年が明けて少し経って、真冬が続き、春はまだ遠い。 何を思って何をしたらいいのか、今ひとつはっきりしない感じがある。 人によっては2月が好きとか、2月が忙しいとかもあるのだろうけど。 北京オリンピックはもうひとつ盛り上がりに欠けるというか、個人的に興味が持てずにいる。 スノボーとかジャンプとかスケートとかカーリングとかをニュースの後追いで少し観ている...

    2022/02/13

    料理(Cooking)

  • 定点観測

     今日は定点観測をお送りします。  ...

    2022/02/12

    日常写真(Everyday life)

  • 勝手に紹介 ~【Myuk】

     Myukは熊川みゆであり、熊川みゆはMyukだ。 シンガーソングライターである熊川みゆのソロプロジェクト名がMyukなので、厳密にいうと違うかもしれない。 現在は主にMyuk(ミューク)として曲を発表しているようだ。 名前の”みゆ”だからMyukはあだ名かと思ったら、スウェーデン語の”やさしさ”という意味を持つ”Mjuk”と本名からの造語だそうだ。何故スウェーデン語なのかは分からない。 YouTubeの登録者数が4万人を超えているか...

    2022/02/11

    音楽(music)

  • コロナという意味

     コロナは太陽の大気のこと。 もともとはギリシャ語で王冠(corona)を意味する言葉だ。 日本語でコ・ロ・ナを組み合わせると「君」になる。 君は「クン」であり「キミ」でもある。 君主、主君の君であり、黄身にも通じる。 キ・ミとは何か。 カムロキ・カムロミのキ・ミであり、イサナキ・イサナミのキ・ミのことだ。 それらを単なる言葉遊びと笑う人にとってはそれだけのことだけど、これを偶然ではないと考える人は何ら...

    2022/02/10

    言葉(words)

  • 裏はあっても表でいい

     どんな世界にも裏側はあるし陰謀もある。影で牛耳っている人間はどの時代のどの国にもいただろう。 ただ、この世界を実際に回しているのは表側の人間で、裏側の人間ではない。彼らが社会を支配しているわけでもない。 社会を構成するひとりひとりが世界を支え回している。 そこは明確に認識しておく必要がある。 裏側を垣間見ると真実を知ったような気になるものだけど、それは危険な思い込みだ。 たとえそれが真実であった...

    2022/02/09

    言葉(words)

  • 暗闇にしか

     暗闇の中でしか気づけない美しさがある。 夜にしか星が見えないように。 暗がりの道を行くときも、そこにあるのは絶望だけではない。 真の闇を知る者だけが知る大切なものもある。 光がすべてではないのだ。  ...

    2022/02/08

    言葉(words)

  • 覚醒する時

     今覚醒しないでいつ目覚めるというのか。 覚醒するにはまだ遅すぎない。 時代に取り残されてもいいという考え方でも、選択肢だけは持っておくようにした方がいい。 自分の意思で旧時代に残るならそれもいい。 新しい時代はもう始まっていて、そこでは古い時代の人間は必要とされない。  ...

    2022/02/07

    言葉(words)

  • 新定番ナスのサンデー料理

     立春を過ぎてもいまだ真冬のまま春の気配は感じられない。 名古屋は今日も雪が降って、今シーズン5回目か6回目になるだろうか。ここらでは多い方だ。 そもそもこの冬はいつもの年以上に寒い。最低気温が大きく氷点下になることは少なかったものの、最高気温が低くて全体に寒い印象が強い。実際のところどうなのかは分からないのだけど。 北京オリンピックが始まったのに、私自身の熱不足であまり観ていない。去年の夏の東京オ...

    2022/02/06

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測 ~春はまだ来ない

     この冬は全体的に寒い日が多くて雪もよく降った。名古屋では今日の雪がシーズンで4回目くらいになるだろうか。雪国の人からしたら降った内に入らない程度ではあるのだけど。 立春を過ぎてもまだ春の気配はない。寒さには何年経っても慣れることがなく、年々耐性が低くなっているようにさえ感じる。 ただ、来週は雨が多い予想で、その後に少しずつ気温が上がってくるのではないかと予想している。あくまでも願望ではある。 日...

    2022/02/05

    日常写真(Everyday life)

  • 自己発電の必要

     この頃よく思うのが、自家発電の必要性についてだ。 これまでのように待っていれば仕事も娯楽も趣味も与えてもらえる時代ではなくなった。 自分から動かないと何も起きないまま時間だけが過ぎていってしまう。 時代に乗り遅れないことが必ずしも正しいわけではないのだけど、時代を読み違えるとせっかくの努力も無駄になりかねない。 はっきり潮目が変わったと自覚しないといけない。 リアクションではなくアクションが必要...

    2022/02/04

    言葉(words)

  • たくましさが賢さ

     本当の賢さって何だろうと考えたとき、知識がたくさんあるとか、論理的に物事を考えられるとかではない気がする。 それはたぶん、この世界を生き抜く知恵を持っていることではないだろうか。 そういう意味でいうと、賢さとたくましさは似ているかもしれない。 小賢しい人間が幅をきかせる世の中だけど、もっと愚直であっていい。  ...

    2022/02/03

    言葉(words)

  • 二本の線

     すれ違うにはすれ違う必然があり、あのときもっと上手くやれていたらと考えても意味がない。 たとえ何度やり直してもすれ違う宿命を変えることはできないのだろう。 瞬間の連続が時間になるように、点の連続が線になる。 この世界で人はそれぞれ思いおもいの線を描き、ときに二本の線が交わることがある。 平行に進んでいた線が寄り添うことがあり、出会い頭でぶつかって垂直に交わることもある。 いずれにしても、二本の線...

    2022/02/02

    言葉(words)

  • チームのドライバー

     あれ? 後ろの人が変わった? と思うことがある。 自分の意思とは関係なく、妙にきれい好きになったり、食欲がやたら増したり、趣味が大きく変わったりすると、そんなことを考える。 自分の言動が100パーセント自分の意思で行われているような気がしない。半分というと大げさかもしれないけど、3分の1くらいは自分の意思以外が決定しているように思うこともある。 だから私はこう考えることにしている。自分はチーム・オオ...

    2022/02/01

    言葉(words)

引き分け狙い

言葉(words)
道ばたの丸

 争いは勝っても負けても角が立つ。
 一番いいのは引き分けだ。
 負け戦も勝ち戦も、引き分けに持っていけばそこで丸く収まる。
 
 

クリームコロッケは難しいサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 2月もあっけなく終わろうとしている。来週はもう3月か。
 少しずつ暖かさを感じる日が増えてきて嬉しい。寒いのももう少しの我慢だ。
 おととい、今年初めて部屋の中で小さな羽虫が飛んでいて春の訪れを実感した。
 日没もずいぶん遅くなった。

 30年近く生きたサッカープレコの”オヤブン”が今朝とうとう死んでしまった。
 寿命は10年から15年くらいというからかなり長生きした方だ。
 最初はいろいろな熱帯魚を飼っていた中で掃除役として導入したのが最後まで生き残った。買ってきたときはまさか30年も生きるとは思わなかった。
 私の姿を見るとあわてて水槽の奥の方に逃げていって最後までなつかなったのだけど、いなくなってみると寂しい。
 これでま2本だった水槽もこれで1本になり、世代を重ねているプラティだけが残った。このプラティも世代交代をして25年くらいになる。



サーモン

「いつものサーモン」

 サーモンはいつも安定している。
 写真を撮るとき卵黄ソースをかけるのを忘れていて、食べるときにかけた。
 サーモンと卵黄ソースも相性がいい。



クリームコロッケ

「クリームコロッケとトマトソース」

 久しぶりにクリームコロッケを作りたくなってやってみたら、やはり難しかった。
 ホワイトクリームだけでどうやって成形したらのかよく分からない。
 あまりにも柔らかすぎたので、シーチキンや卵白も加えて、いったん冷蔵庫で冷やしてから形を作った。
 その後、苦心して小麦粉、卵、パン粉とつけて、そのままでは形が崩れそうだったので冷凍庫で冷やしてから揚げた。
 最終的にはなんとかなったものの、店で売っているようなトロッとした食感にはならず、少し粉っぽかった。
 揚げ物修行は今後も続くのだけど、クリームコロッケもその中のひとつとして加えたい。



野菜と鶏肉

「鶏肉入り野菜和風スープ」

 具材は鶏肉、ニンジン、白菜のみ。
 味付けは、酒、みりん、和風出しの素、白だし、塩、コショウで。
 

もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 もうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10



何もしない日

言葉(words)
青空と三日月

 何もしない方がいい日というのがある。
 何もしたくない日とは違う。
 誰かを悼むとかそういう日だ。
 そんな日は良いことも悪いこともせず、心静かに過ごすのがいい。
 
 

自己反射

言葉(words)
高速の高架と青空

 他人はすべて鏡に映った自分の姿だ。
 良い面も悪い面も自分が反射している。
 他人を責める感情は自分自身へ向けられたものだと自覚しなくてはならない。
 
 

待ち続ける

言葉(words)
モミジバフウの実

 長い間待ちぼうけを食うと、自分が何を待っていたのかが分からなくなる。
 人なのか、時期なのか、出来事なのか。
 待つ以外にできることがなければ、そのまま待ち続けるしかない。
 たとえ目的を見失っていたとしても。
 いつか何を待っていたのか分かるときが来るだろうか。
 あるいは、最後まで何もないかもしれない。
 その答えを知るためは待っているしかない。
 
 

小さな命

言葉(words)
オオイヌノフグリ

”小さな命”とはずいぶん馬鹿にした言い方だ。
 その命を小さいと決めつけた時点で自分よりずっと下に見ているということになる。
 子供の命は小さくて大人の命は大きいのだろうか? 成長して命が大きくなるなら若者の命より年寄りの命の方が大きいということになる。けど、誰もそんなふうには思っていない。
 犬や猫の命を小さいと思うのは人間の驕りではないのか?
 小さな花の命は小さくて大きな花の命は大きいのか?
 人間より大きなキリンだとかゾウとかの命は人間の命より大きいのか?
 多くの人が何気なく使っている言葉の中にも侮蔑的な観念から成り立っているものが少なくない。
 私自身、自分では気づかないうちにそういった言い回しをしてしまっているかもしれない。
 なるべく気をつけてそういう言葉は使わないようにしたいと思う。
 
 

変わること変わらないこと

言葉(words)
落花山茶花

 繰り返すだけの毎日に、変わらなくてはいけないという焦りと、このまま変わって欲しくないという願いが入り交じる。
 どちらもその通りで、どちらが正解なのか決められない。
 変わらないことはたぶん何もなくて、何もしなくても変わっていってしまうものなのだけど、変化を恐れる気持ちは確かにある。
 変わって欲しくないことが変わっていき、変わって欲しいことが変わらない。
 世の中も人生も、なかなか思い通りにはいかないものだ。
 
 

早春のほろ苦サンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 北京オリンピックも今日で終わって明日から少し寂しくなる。今回はあまり観てなかったのだけど、要所ではちらちら観ていた。カーリングとか、スノボとか、フィギュアとか。
 出だしはもうひとつだった日本も、だんだん盛り上がりを見せて、終わってみれば過去最多のメダル数になっていた。話題性という意味ではやや欠けていたとは思うけど。
 オリンピック全体としては、始まる前からドタバタやらモヤモヤがあって、そんな印象に終始した。
 現地の状況はあまりニュースとして伝わってこなかったのだけど、実際はどうだったのだろう。
 なにはともあれ、東京2020に続いて無事冬期オリンピックも開催されてよかった。
 30年目のJリーグも始まった。Jリーグももう30年と思うと感慨深い。
 個人的にはずっとグランパスを見てきた。沢入、伊藤、浅野、ジョルジーニョ、リネカー。往年のファンは覚えているだろうか。
 ストイコビッチ監督時代の2010年に優勝したのもいい思い出だけど、ベンゲル監督、ピクシー時代のグランパスが好きだった。

 まだまだ寒さが続いていて春が待ち遠しい。
 コロナはいまだ終息が見えないけど、とにかく早く暖かくなってほしい。年々、寒いのが嫌いになっていく。寒い地方には住めない体質だ。
 足下では早春の野草も咲き出して、梅もそろそろあちこちで咲き出す頃だろう。今は季節の花を追いかけていないけど、花の便りは今でも楽しみにしている。
 またいつか、野草を追いかける日々が戻ってくることをちょっとだけ願っている。あの頃は幸せだったと思う。



マグロ

「マグロの浸け煮」

 刺身用の切り落としだったけど、今回は加熱した。
 酒、みりん、しょう油、塩、コショウのタレに浸けて、刻んだ長ネギと一緒に加熱する。
 卵黄にタルタルソースを混ぜたものをかける。



シイタケ

「シイタケと鶏肉の甘酢炒め」

 ニンジン、鶏肉、シイタケをタッパーに入れてレンジで3分加熱する。
 トマトを加えてオリーブオイルで炒める。
 酒、みりん、しょう油、砂糖、酢、白だし、水、塩、コショウで味付けをする。



菜の花と炒り卵

「菜花と炒り卵炒め」

 春の食材のひとつ、菜花を使ってみた。ほろ苦い春の味がする。
 菜花を塩ゆでして、シーチキンと一緒にごま油で炒める。
 酒、みりん、和風だしの素、塩、コショウで味付けをする。
 マヨネーズ入りの炒り卵を別に作って、最後に混ぜ合わせる。
 
 

もうひとつの定点観測 ~真冬が続く

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 今日はもうひとつの定点観測をお送りします。
 季節はまだまだ真冬。雪もまた降って積もった。
 それでもたまに春を予感させる日があって、冬の終わりもそう遠くないだろう。
 早く暖かくなってほしいと毎日願っている。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10

 
 

美しさは慰め

言葉(words)
花壇の水仙

 この世界の美しさを知るのは、この世界が汚いところだからだ。
 美しさには救いがある。
 しかし、美しいだけでは世界は成り立たない。
 だから私たちはわずかな美しさを慰めにして汚れた世界を生き抜くしかない。
 自分自身が汚れながら。そして、少しだけ美しさを保ちながら。
 
 

絶望は希望があるから

言葉(words)
残雪

 希望があるから絶望が生まれるわけで、希望がないところには絶望もない。
 希望の対極にあるのは無だ。
 だから絶望を抱くことは思うほど悪いことじゃない。まだ救いはある。
 愚かなのは絶望しないために先回りして希望を捨ててしまうことだ。
 希望を持ち、絶望を受け入れる覚悟が必要だ。
 
 

恵まれていようがいまいが

言葉(words)
ヒメオドリコソウ

 恵まれていることは確かに幸運なことだけど、恵まれていないことが不運というわけではない。
 恵まれていないことが普通だからだ。
 恵まれていようがいまいが上積みするのは自分で、誰かに与えてもらうものではない。
 恵まれていないことで負けてしまう人間は恵まれていてもやっぱり負けてしまう。
 恵まれているから勝ちというわけでもない。
 
 

前進第一

言葉(words)
ゴミ漁りカラス

 今日ではなく明日やった方がいいことは明日やればいい。
 でも、明日やる理由がないなら今日やってしまった方がいい。
 明日は明日でやることはある。
 とにかく終わらせられることから終わらせて前へ進めることが大事だ。
 先送りして時間を失うことが一番大きな損失になる。
 前進第一を常に心がけなければいけない。
 
 

まあまあ

言葉(words)
残り雪

 人生はまあまあだ。
 最高ではないけど最低でもない。
 良いこともあったし、悪いこともあった。
 終わったときに、まあまあだったなと思えればそれで充分な気がする。
 
 

2月はぼんやりなサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 2月は一年のうちで一番現在地を見失いがちな月だ。
 年が明けて少し経って、真冬が続き、春はまだ遠い。
 何を思って何をしたらいいのか、今ひとつはっきりしない感じがある。
 人によっては2月が好きとか、2月が忙しいとかもあるのだろうけど。

 北京オリンピックはもうひとつ盛り上がりに欠けるというか、個人的に興味が持てずにいる。
 スノボーとかジャンプとかスケートとかカーリングとかをニュースの後追いで少し観ているくらいだ。
 東京オリンピックは毎日楽しかったことを思うと、かなり差がある。
 何が違って何が足りないのだろう。
 あれこれゴタゴタが続いているのもあまりいい印象にはならない。
 来年の今頃には北京オリンピックがどうだったのか思い出せないようになっていそうだ。

 コロナは引き続き収まる様子もなく、2月はこのまま何もできないまま過ぎていきそうだ。
 3月になったらもう少し動きたいと思っている。
 コロナを言い訳にせずに。



イカ刺し

「イカ刺し」

 イカ刺しと足のセットで売っていたもの。
 定番となった卵黄+しょう油ソースで食べた。



里芋

「里芋と鶏肉の味噌煮込み」

 里芋は皮がついたまま茹でて、火が完全通ってから皮をむくと簡単だ。
 鶏肉とシーチキンをごま油で炒め、里芋を入れ、酒、みりん、白だし、水、塩、コショウで下味をつけて煮る。
 後半に味噌ダレを加え、味噌煮にする。



野菜と卵

「野菜炒めと卵そぼろ」

 ブロッコリーを下茹でして、ニンジンをレンジで加熱する。
 オリーブオイルでキャベツ、トマトを炒める。
 ブロッコリーを入れ、酒、みりん、コンソメの素、塩、コショウで味付けをする。
 卵、マヨネーズ、とろけるチーズを混ぜて卵そぼろを作り、最後に混ぜ合わせる。

 

定点観測

日常写真(Everyday life)
定点観測

 今日は定点観測をお送りします。



定点観測2




定点観測3




定点観測4




定点観測5




定点観測6




定点観測7




定点観測8




定点観測9




定点観測10

 
 

勝手に紹介 ~【Myuk】

音楽(music)
空と雲と鳩

 Myukは熊川みゆであり、熊川みゆはMyukだ。
 シンガーソングライターである熊川みゆのソロプロジェクト名がMyukなので、厳密にいうと違うかもしれない。
 現在は主にMyuk(ミューク)として曲を発表しているようだ。
 名前の”みゆ”だからMyukはあだ名かと思ったら、スウェーデン語の”やさしさ”という意味を持つ”Mjuk”と本名からの造語だそうだ。何故スウェーデン語なのかは分からない。
 YouTubeの登録者数が4万人を超えているから、私が思うよりよく知られた存在なのだろう。私はたまたまYouTubeを見回っているときに見つけただけだ。
 いくつかタイアップ曲があるので、その流れで知られるようになっただろうか。

 wikiにもページがあって略歴を知ることができる。
 熊本出身の21歳とまだ若い。生まれが2001年というからちょっと驚く。2000年代生まれがもう20歳を超えているのだ。
 ネット上にあるいくつかのインタビュー記事を読むともう少し詳しいことが分かる。 

 【熊川みゆ インタビュー】“民謡と三味線”で培った力を“ポップソングとギター”に変換─ 躍進中の19歳シンガーソングライター(村尾泰郎)

 熊川みゆインタビュー(石角友香)

 【インタビュー】熊本が生んだシンガーソングライター、熊川みゆが東京でのライヴを開催(吉田可奈)

 民謡をルーツに持つシンガーソングライターというのはちょっと珍しい。現在の歌声からは想像できないのだけど、下地としてはあるのだろう。
 上京して注目を集めるようになったのは2019年あたりだっただろうか。
 現在のレーベルはソニーミュージックになっていて、配信限定シングルの発表が2021年1月以降なので、メジャーデビューがその頃なのだろう。
 小学生の頃から民謡の全国大会に出ていたというから、若いとはいえ音楽キャリアとしてはけっこう長い。
 歌声はややハスキーながら高音がきれいなので耳障りがいい。安定感もある。
 特徴はあるようでないのだけど、誰かに似ているかといえば思いつかない。
 Myukの歌や声は聴けばMyukだと分かる。

 要注目の若手アーティストのひとりとして紹介します。




 Myuk 『魔法』 2021年1月8日

 テレビアニメ『約束のネバーランド』Season 2(web)のエンディングテーマとして採用された。
 曲が先にあったのか、タイアップが決まってから作られたのかは分からない。
 これがメジャーデビュー曲ということになるだろうか。




 熊川みゆ 『あの日夢を』 2018年11月13日

 インディーズ時代のファーストシングルがこの曲になる。
 YouTubeの紹介欄には”熊本在住現役高校生シンガー”とある。
 今聴くとその後のMyukはすでにこのとき完成していることが分かる。
 2018年当時、このアーティストに目を付けてその後を追いかけた人がいたとしたら、その人は聴く耳を持っている。
 YouTubeの”歌ってみた”からデビューするパターンもあるけど、早くからオリジナル曲で勝負するという姿勢に好感が持てる。




 熊川みゆ 『Blue Bird』 2018年12月12日

 第二弾。
 MVが素人っぽいというか初々しい。
 それでもインディーズ時代にちゃんとMVを作ってもらえるくらい期待されていたのだろう。




 熊川みゆ 『青空なんて飛びたくなかった』 2019年1月16日

 これまで発表している曲は多くないので古い順に紹介していくことにする。
 これが第三弾。
 インディーズ時代はSoda Recordsというレーベルから発表していたようで、『Phantasm』というアルバムを一枚出している。
 今でもAmazonで購入できるようだ。







 熊川みゆ 『Ancient story』 2019年2月13日

 第四弾。
 のちにアルバム『Phantasm』にも収録された。




 熊川みゆ 『夜の舞踏会』 2019年3月13日

 第五弾。
 これも『Phantasm』に収録された。
 曲の幅を広げようと試みていたことが分かる。
 MVはやや洗練されつつどこか迷走しているようにも感じられる。




 熊川みゆ 『New world』 2019年6月5日

 高校卒業後に発表されたもので、もう一度自分の原点に帰ったような曲になっている。
 それでもまだこのとき18歳。
 周りが期待したのも当然だ。
 いい曲なのにアルバム未収録となっているのは何か狙いがあったのだろうか。




 熊川みゆ 『sixteen』 2020年1月29日

 前作から半年以上空いた2020年1月に発表されたのがこの曲だった。
 突然、MVがプロっぽくなったと思ったらディレクター名が中山佳香となっているから、プロの監督が作るようになったのだろう。
 いかにもMVという作りだけど、MVにはMVの作法のようなものがある(だから岡崎体育の『MUSIC VIDEO』のような曲が作られる)。




 熊川みゆ 『A Wonderful Day』 2020年2月26日

 公式チャンネルにはないけど一般の人がアップしている。

『Grey Butterfly』はショートバージョンのみ、『鈍色の蝶』はアップされていない。



 熊川みゆ 『わたしね、、』 2020年4月8日

 シングルでもアルバム収録曲でもなく、MVだけが発表されたようだ。




 Myuk 『シオン』 2021年7月22日

 Myuk名義としては第二弾となる。
 TVアニメ『NIGHT HEAD 2041』(webサイト)のエンディングテーマに採用された。
 アニメとの相性がいいのは分かるし、今後もタイアップが増えていきそうだけど、アニメの人になってもらいたくはない。
 生歌バージョンもアップされているので聴き比べてみるといい。
 意外にもというと変かもしれないけど、ライブハウスやライブ向きのアーティストだと思う。こんなご時世でなければもっとライブシーンで歌っていただろうに。




 Myuk 『あふれる』 2021年8月11日

 関西テレビ『グータンヌーボ2』エンディングテーマ。
 歌声はほとんど変わっていないけど、熊川みゆ時代と比べるとMyukになってぐっと大人っぽくなった。
 曲も洗練されて、メジャーっぽくなったという言い方ができるかもしれない。




 Myuk 『星に願いを』 2021年11月10日

 これまでで一番スローテンポな曲に仕上がっている。
 そろそろメジャー第一弾のアルバム発表があるんじゃないかと思うけどどうだろう。今年か来年か。




 Myuk 『Snow』 2021年12月8日

 去年の12月に発表された最新曲。
 あらためて古い順に聴いてみたら3年くらいの間に着実に進歩成長していることが分かった。
 若い頃から完成度は高かったけど、それに磨きがかかった。
 熊川みゆという名前は決して悪くないものの、Myukの方がキャッチーには違いない(近年こういったアーティスト名が本当に多いけど)。
 miletAimerなどに続ける逸材だと個人的には期待している。



 公式サイト


 これまでの”勝手にシリーズ”は「音楽カテゴリ」にまとめてあります(さかのぼるときは”次”をクリックしてください)。



コロナという意味

言葉(words)
雪降る空

 コロナは太陽の大気のこと。
 もともとはギリシャ語で王冠(corona)を意味する言葉だ。
 日本語でコ・ロ・ナを組み合わせると「君」になる。
 君は「クン」であり「キミ」でもある。
 君主、主君の君であり、黄身にも通じる。
 キ・ミとは何か。
 カムロキ・カムロミのキ・ミであり、イサナキ・イサナミのキ・ミのことだ。
 それらを単なる言葉遊びと笑う人にとってはそれだけのことだけど、これを偶然ではないと考える人は何らかのメッセージとして捉えるべきだ。
 数字の567が何を意味するのか。
 コロナウィルスを災厄や悪としか考えないとそれは一方的な見方となってしまう。
 鬼として退治されてしまった側から世界を見ればまた違った構図が見えてくる。
 反コロナ側に立つか、コロナ側に立つか、態度をはっきりさせるときが来ている。
 
 

裏はあっても表でいい

言葉(words)
朝露と野草

 どんな世界にも裏側はあるし陰謀もある。影で牛耳っている人間はどの時代のどの国にもいただろう。
 ただ、この世界を実際に回しているのは表側の人間で、裏側の人間ではない。彼らが社会を支配しているわけでもない。
 社会を構成するひとりひとりが世界を支え回している。
 そこは明確に認識しておく必要がある。
 裏側を垣間見ると真実を知ったような気になるものだけど、それは危険な思い込みだ。
 たとえそれが真実であったとしても、それは真実の半分であり、あくまでも裏側でしかない。
 表側の明るい世界で生きられるならそれに越したことはない。自分の意思で裏に回ることはないし、すべてを知る必要もない。
 表も裏も知っている人間が偉いわけでもない。
 
 

暗闇にしか

言葉(words)
夜のメタセコイア

 暗闇の中でしか気づけない美しさがある。
 夜にしか星が見えないように。
 暗がりの道を行くときも、そこにあるのは絶望だけではない。
 真の闇を知る者だけが知る大切なものもある。
 光がすべてではないのだ。
 
 

覚醒する時

言葉(words)
光指す風景

 今覚醒しないでいつ目覚めるというのか。
 覚醒するにはまだ遅すぎない。
 時代に取り残されてもいいという考え方でも、選択肢だけは持っておくようにした方がいい。
 自分の意思で旧時代に残るならそれもいい。
 新しい時代はもう始まっていて、そこでは古い時代の人間は必要とされない。
 
 

新定番ナスのサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 立春を過ぎてもいまだ真冬のまま春の気配は感じられない。
 名古屋は今日も雪が降って、今シーズン5回目か6回目になるだろうか。ここらでは多い方だ。
 そもそもこの冬はいつもの年以上に寒い。最低気温が大きく氷点下になることは少なかったものの、最高気温が低くて全体に寒い印象が強い。実際のところどうなのかは分からないのだけど。
 北京オリンピックが始まったのに、私自身の熱不足であまり観ていない。去年の夏の東京オリンピックは熱心に観たのに。
 今のところ日本人選手はもうひとつのようだ。話題性もあまりなさそうだけどどうなんだろう。ニューヒーローやヒロインは登場するだろうか。
 コロナは相変わらずどころか更に悪化して出口は見えない。もはや収まることを期待することすらやめてしまった自分がいる。
 予定もいくつか飛んでしまって、この先の計画も立てづらい。
 状況に身を委ねて過ごすしかないのがつらいところだ。
 桜が咲く頃までにはもう少し好転していて欲しい。



マグロ

「マグロの浸け煮」

 サンデー料理のマグロ料理といえば以前はこの浸け煮がメインだったのだけど、最近はあまりやらなくなっていた。久しぶりにやってみたら、そうだよね、これだよねと思い出した。



ナスのツナマヨ

「ナスのくたくた煮ツナマヨ乗せ」

 切り分けたナスを水にさらしてあく抜きをする。
 水気を拭いて小麦粉をまぶす。
 ごま油で両面を焼いて、酒、みりん、しょう油、鶏ガラ出しの素、塩、コショウで味付けをする。
 水を加えて蓋をして蒸し煮にする。
 それとは別にオリーブオイルでシーチキン、マヨネーズ、刻んだ長ネギを炒める。 
 美味しかったので今後の定番になりそうだ。



キノコと野菜

「鶏肉とキノコと野菜の炒め物」

 具材は鶏肉、シイタケ、エリンギ、ニンジン。
 オリーブオイルで炒める。
 酒、みりん、白だし、塩、コショウ、白ごまで味付けをする。
 
 

もうひとつの定点観測 ~春はまだ来ない

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 この冬は全体的に寒い日が多くて雪もよく降った。名古屋では今日の雪がシーズンで4回目くらいになるだろうか。雪国の人からしたら降った内に入らない程度ではあるのだけど。
 立春を過ぎてもまだ春の気配はない。寒さには何年経っても慣れることがなく、年々耐性が低くなっているようにさえ感じる。
 ただ、来週は雨が多い予想で、その後に少しずつ気温が上がってくるのではないかと予想している。あくまでも願望ではある。
 日がだいぶ長くなって、沈む太陽の位置も北寄りになった。そんなところで季節の移り変わりを感じている。

 今日はもうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10

 
 

自己発電の必要

言葉(words)
光と影

 この頃よく思うのが、自家発電の必要性についてだ。
 これまでのように待っていれば仕事も娯楽も趣味も与えてもらえる時代ではなくなった。
 自分から動かないと何も起きないまま時間だけが過ぎていってしまう。
 時代に乗り遅れないことが必ずしも正しいわけではないのだけど、時代を読み違えるとせっかくの努力も無駄になりかねない。
 はっきり潮目が変わったと自覚しないといけない。
 リアクションではなくアクションが必要だ。
 三択でも穴埋めでもなく小論文に強くならないと生き残っていけないかもしれない。
 自己発電とはそういうことだ。
 
 

たくましさが賢さ

言葉(words)
枯れ草と西日

 本当の賢さって何だろうと考えたとき、知識がたくさんあるとか、論理的に物事を考えられるとかではない気がする。
 それはたぶん、この世界を生き抜く知恵を持っていることではないだろうか。
 そういう意味でいうと、賢さとたくましさは似ているかもしれない。
 小賢しい人間が幅をきかせる世の中だけど、もっと愚直であっていい。
 
 

二本の線

言葉(words)
冬の街路樹

 すれ違うにはすれ違う必然があり、あのときもっと上手くやれていたらと考えても意味がない。
 たとえ何度やり直してもすれ違う宿命を変えることはできないのだろう。
 瞬間の連続が時間になるように、点の連続が線になる。
 この世界で人はそれぞれ思いおもいの線を描き、ときに二本の線が交わることがある。
 平行に進んでいた線が寄り添うことがあり、出会い頭でぶつかって垂直に交わることもある。
 いずれにしても、二本の線が永久に結びついたままというわけにはいかず、どこかで離れて別々の道を行くことになる。
 それでも、同じ方向に進んでいる線なら、未来でまた出会うことがあるかもしれない。 



チームのドライバー

言葉(words)
アパートとアンテナ

 あれ? 後ろの人が変わった? と思うことがある。
 自分の意思とは関係なく、妙にきれい好きになったり、食欲がやたら増したり、趣味が大きく変わったりすると、そんなことを考える。
 自分の言動が100パーセント自分の意思で行われているような気がしない。半分というと大げさかもしれないけど、3分の1くらいは自分の意思以外が決定しているように思うこともある。
 だから私はこう考えることにしている。自分はチーム・オオタマサユキのドライバーでしかないのだと。
 マシンやメカニック、監督やスポンサーは他にいて、自分はただ体を操縦しているだけなのではないか。
 そう考えれば、監督やオーナーが代わって、自分の指向性が大きく変わるのも納得がいく。
 最終的な責任は自分にかかっているので、チームの思いを背負って自分は生きなくてはいけない。