月別:2021年09月

記事一覧
  • 暴力を否定せず

     相手にパンチを当てることだけを考えているとカウンターパンチを食らう。 常にガードを上げてディフェンスを心がけないといけない。 腹に力を入れてボディ攻撃を想定しておく必要もある。 けど、守ってばかりで攻撃しなければ勝つことはできない。 ボクシングには人生に通じる学びと教えがある。 攻撃も防御も自分の拳でするしかないということだ。 暴力を否定することは現実を否定することにつながる。現にあるものをない...

    2021/09/30

    言葉(words)

  • 幸せは複雑

     幸せの構造は思うより複雑だ。 何をどうすれば自分は幸せになれるか明確に自覚している人は少ないのではないか。 お金さえあれば幸せになれると考えている人もいるだろうけど、事はそう単純ではない。 結婚して家族を持てば幸せになれるわけではないことは多くの人が知っている。 しかしながら温かい家庭と多少余裕のある財産を持てばある程度幸せになれるという現実もある。 ささやかな暮らしの中でも、ああ、幸せだなと感...

    2021/09/29

    言葉(words)

  • 猫的思考

     忙しくないけど暇でもない。 なりたいものはないけどやりたいことはある。 これまでずっとそんなふうに生きてきた。 何かの肩書きを欲しいと思ったこともない(自己紹介のとき多少不便ではあるけど)。 私が犬より猫に心惹かれるのも自分の生き方と無関係ではない。 私としてはこれが普通の感覚だと思っているのだけど、世間一般ではどうやらそうではないらしい。 今更変われる気もしないからこのまま行けるところまで行く...

    2021/09/28

    言葉(words)

  • ある、きっとある

     前世を信じられれば来世も信じられる。 信じられる人には来世があり、信じられない人には来世はないのかもしれない。 輪廻転生があるかないか、それはひとつの賭けだ。どちらでも好きな方に賭ければいい。 私は無難にある方に賭ける。 だって、ある方に賭けてなければああ残念で済むけど、ない方に賭けてあったら困るもの。 死んだ後も続きがあると思えば生きている間にあまり無茶はできない。 どちらか自分で選べるなら、...

    2021/09/27

    言葉(words)

  • 東京コロッケのサンデー料理

     今年の夏はあまり元気がないまま早々に去って行ってしまった。まだ9月だというのにもう少し肌寒い。暑い年は10月に入っても残暑が厳しいのに。 変な感じの日常がもう1年半も続いている。いつ頃はっきり変になったのかはもう思い出せないけど、去年の桜の時期にはもう自粛ムードで足止めを食っていた。 9月いっぱいで非常事態宣言などが一斉に解除になるという話が出ている。それでも日常は戻らないだろう。変わってしまったの...

    2021/09/26

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     もうひとつの定点観測をお送りします。  ...

    2021/09/25

    言葉(words)

  • 勝手に発表 ~新規開拓アーティスト 【羊文学】編

     勝手に発表シリーズの新規開拓アーティストの今回は”羊文学”編をお送りします。 羊と文学とくれば村上春樹でしょうと、勝手に思い込んで聴いてみたら違った。たぶん、本人たちは意識していないと思う。あるいはしているのか。 文学を名乗るくらいだから文学的かといえばそうでもない。少なくとも文学的表現に満ちているわけではない。 羊文学を紹介するとき、”オルタナティブロックバンド”とされることが多い。周りが勝手にそ...

    2021/09/24

    音楽(music)

  • 後悔なんていらない

     人生に後悔はつきものという考え方があるけど私はそうは思っていない。 後悔なんてきっと必要ない。 今の自分はこれまでの選択の積み重ねによってできている。 ひとつひとつの選択に間違いも正解もない。 全体としてよかったのか悪かったのかも最後まで生きてみないと分からない。 あのとき違う選択をしていたら今よりもっといい人生だったのにと思うことが後悔するということなのだろうけど、たとえ10回人生をやり直したと...

    2021/09/23

    言葉(words)

  • 頑張らずに生き延びる

     絶望している人に向かって頑張って生きろとは言えない。 だって私も絶望しているのだから。 あるいは、絶望している者同士が頑張ろうと互いに励まし合えば生きていけるかもしれない。 ある程度生きれば分かることなのだけど、人は絶望しながらでも生きていける。絶望イコール死ではない。 生き延びる術のようなものがあるとすれば、それは頑張らないことだ。 とにかく生きることを最優先に考えた方がいい。 そこにどんな意...

    2021/09/22

    言葉(words)

  • 前フリ

     過去の出来事が思いがけない形で現在につながることがある。 あれって今このための前フリだったのかと。 ときにそれは壮大で手が込んでいて、こんなに回りくどいやり方が必要なのかと思ったりする。 そういうことが一生の中で何度か起きる。 でもだからこそ、人生って面白くてよくできているなと、しみじみ思うのだ。  ...

    2021/09/21

    言葉(words)

  • 正しさの熱量

     正しいことを言うのは気分がいいことだ。自分が偉くなったような錯覚さえ覚える。 多少頭のいい人間なら簡単なことで、言うだけならわけもない。 問題は何を思い誰のためにどういうつもりで言うかだ。 口先だけで言っても誰の心にも響かないし何も変えられない。 少なくとも腹の底から言葉を発しないといけないし、何かを少しでも良くしたいという気持ちがなければ正しい言葉など何の価値も持たない。 あらためて言う必要も...

    2021/09/20

    言葉(words)

  • 基本に立ち返ったサンデー料理

     9月は予定が全部飛ぶと思ったらここまで全部予定通りに進んでいる。 緊急事態宣言はもはや有名無実のものとなってしまった。ほとんど何の効力も発揮していない。 ワクチンが行き渡りさえすれば安心という幻想もとっくに崩れているのに認めようとしない。切り札はワクチンではなく治療薬だということは素人でも分かる。 それをやらない、もしくはやれない理由があるのだろう。コロナを収束させたくない勢力が存在するというこ...

    2021/09/19

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     今日はもうひとつの定点観測をお送りします。  ...

    2021/09/18

    日常写真(Everyday life)

  • 死と目が合わないように

     人はときに簡単に死んでしまう。 とてもあっけなく。 人は死を恐れすぎる。 あるいは軽んじすぎる。 死と目を合わせてはいけない。死に魅入られてしまうから。 人はいつか死ぬ。 だからといって、今日明日でなくてもいい。 なるべく死なないように気をつけてほしい。 ...

    2021/09/17

    言葉(words)

  • 勝手に発表 ~新規開拓アーティスト【コレサワとにしな】編

     勝手に発表シリーズの新規開拓アーティスト編の今回は、コレサワとにしなを紹介します。 コレサワとにしなは似ているといえば似ているし似ていないといえば似ていない。 ただ、私は最初ごっちゃになっていて、どっちがどっちかよく分かっていなかった。 それは、ふたりの声質が似ているように思えたのと(聴き慣れると似ていないのだけど)、ふたりともタバコに関する歌を歌っていたせいだ。 タバコを主題とした歌を歌ってい...

    2021/09/16

    音楽(music)

  • 陰謀のない世界

     この世界に陰謀なんてないと信じて生きていられる人は幸せだ。 そういう人はきっと、諜報機関なんてのも小説や映画だけのことで実際は存在していないし、政治家は嘘をつかないと思っているのだろう。幽霊なんているわけないし、超能力なんて全部インチキだと。もちろん宇宙人なんているわけがない。 そんな人たちをうらやましいとは思わないけど、そっとしておいてあげるのが親切というものだ。 この世界に陰謀なんて何もない...

    2021/09/15

    言葉(words)

  • やること

     毎日やることが多い。 やらなければいけないことが多いと思うか、やれることがたくさんあると考えるかで、楽しさも満足感も全然違ってくる。 何もやることがないというのは楽なようで一番つらい。 今日も明日もやることがあることに感謝しつつ喜びとしたい。  ...

    2021/09/14

    言葉(words)

  • 嘘つき

     嘘つきか嘘つきでないかを見分けるのは簡単だ。 あなたは嘘つきですか? と訊けばいい。 嘘つきはたいてい、自分は嘘つきではないと答える。 その答えがすでに嘘だから嘘つき決定だ。 生涯嘘をつかない人間はまずいない。 しかし、もう少し賢い嘘つきは自分を嘘つきと認めるかもしれない。 ただし、その場合は堂々と認めるだろう。ああ、自分は嘘つきですよと。 けど、普通の人はあなたは嘘つきかと訊かれて嘘つきだと認...

    2021/09/13

    言葉(words)

  • 料理も一期一会? サンデー料理

     昼間はまだ暑さが残っているとはいえ、夜になれば虫の音が聞こえてきて秋の訪れを感じるようになった。 今年も残すところ3ヶ月半くらいとなり、ここからはまた時間が加速していくのも毎年のことだ。 同じような繰り返しのようでいて毎年少しずつ違っている。積み重ねもあるし、失ってしまったものもある。そして、自分も周りも確実にひとつずつ歳を取っていく。 すべてが寂しいといえばそうなのだけど、なんとか日々を過ごし...

    2021/09/12

    料理(Cooking)

  • 定点観測

     今日はいつもの定点観測をお送りします。  ...

    2021/09/11

    日常写真(Everyday life)

  • 学びの対象

     強者の論理など弱者には何の役にも立たないし、成功者の人生訓などほとんどの人間にはまったく参考にならない。 成功は例外的な出来事で再現性がないからだ。 結局のところ、人は失敗から学ぶしかない。 反面教師ならこの世にいくらでもいる。 多少ましな人間は他人の失敗から学び、愚かな人間は自分の失敗から学ぶことになる。 学ぶべき対象を間違えてはいけない。...

    2021/09/10

    言葉(words)

  • 勝手に発表 ~新規開拓アーティスト 【iri・大比良瑞希・showmore】編

     勝手に発表シリーズ、今回はカッコイイ女性アーティスト3人(組)を紹介します。 昔も今も基本的にバラード系の曲が好きなのだけど、近年はもう少し範囲を広げてカッコイイ系の曲も好んで聴くようになった。 歳を取ると逆のような気もするのだけど、そうでもないのか。 とはいえ、依然として許容範囲は広いとはいえず、メタルとかラップとかに対する苦手意識はこの先も消えそうにない。 あと、日本語以外の曲も興味がないの...

    2021/09/09

    音楽(music)

  • 寿命

     人間死ぬときは死ぬし死なないときは死なない。 どんな死に方であったとしても寿命としてあきらめる。 自分は野良猫と同じと思っている。  ...

    2021/09/08

    言葉(words)

  • 今の自分

     自分が日々変わっていっているようには思えないけど、10年前の自分と今の自分を比べたらずいぶん変わったように思う。 あの頃の自分には戻れないし、会うこともできない。 10年前の自分と今の自分が別だというなら、今の自分と10年後の自分もまた別ということだ。 どういうふうに変わってしまうかは分からなくても変わることは確かだ。 それは必ずしも良い方にとは限らない。 いずれにしても今の自分は今しかいなくて、今の...

    2021/09/07

    言葉(words)

  • 自分の正解

     正しい疑問を持つことが正しい答えに至る第一歩だ。 しかし、分からないことを安易に人に訊ねるのはやめた方がいい。 分からないことにぶつかったら、まずは自分で調べて自分の頭で考えることだ。 そうして導き出した答えは強く、他人に教えてもらった答えは軽い。 そもそも正解を他人に教えてもらおうなどという考えが間違っている。 正解は人それぞれで、自分の正解は自分で見つけるしかない。...

    2021/09/06

    言葉(words)

  • 東京2020が無事終わったサンデー料理

     東京2020パラリンピックも残すは閉会式だけとなった。 無事にすべて終わったことは本当によかった。 個人的にはとてもいいものを見せてもらって感謝している。 オリンピック・パラリンピックが行われたことがどうしてよかったのかは分かっている人は分かっているし、分からない人にはどう説明しても分からない。ここが大きな分岐点であり、良い方の流れに乗ったということだ。 そのあたりのことについてはあまり語らない方が...

    2021/09/05

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     もうひとつの定点観測をお送りします。  ...

    2021/09/04

    日常写真(Everyday life)

  • リーダーシップ

     号令ができない人間にリーダーの資格はない。 とくにピンチのときほどそれをしないといけない。 味方を叱咤激励して鼓舞するのだ。 号令というのは上から下への単なる命令とは違う。 たとえるなら円陣を組んで真ん中でやってやろうじゃないかとかけ声をかけるようなものだ。 今の日本の政治家でそれができる人間がいない。 リーダーは熱くないといけないし、感情的であってもいい。 周りの人間を突き動かさないといけない...

    2021/09/03

    言葉(words)

  • PayPay銀行のVisaデビットがFC2で使えなくなった件

     あまり多くないかもしれないけど、PayPay銀行(Web/旧ジャパンネット銀行)のVisaデビットでFC2ブログの有料プランの自動支払いをしていて最近急に支払いエラーが出たという人がいるんじゃないだろうか。 私がそのパターンなのだけど、つい昨日まで気づいていなかった(そういったメール通知は来てないと思うのだけど)。 FC2ブログの管理画面の「設定」をふと見ると、有料プランを示す”Pro”の赤いロゴが消えている。 あれ?...

    2021/09/02

    その他

  • 絶対か、相対か

     誰かと、あるいは何かと比べてみないと分からないことは確かにある。 自分の中の絶対を過信しすぎると判断を誤る。 ただ、比較対象が多くなりすぎると逆に判断がつかなくなることがある。 そのときは自分の絶対感を信じるしかない。 人は常に絶対と相対の間で揺れ動くものだ。 どちらの基準で最終的な判断をするかは自分で決めるしかない。   ...

    2021/09/01

    言葉(words)

暴力を否定せず

言葉(words)
線路脇の花

 相手にパンチを当てることだけを考えているとカウンターパンチを食らう。
 常にガードを上げてディフェンスを心がけないといけない。
 腹に力を入れてボディ攻撃を想定しておく必要もある。
 けど、守ってばかりで攻撃しなければ勝つことはできない。
 ボクシングには人生に通じる学びと教えがある。
 攻撃も防御も自分の拳でするしかないということだ。
 暴力を否定することは現実を否定することにつながる。現にあるものをないことにはできない。
 暴力でしか解決しない問題もある。
 暴力を積極的に肯定するわけではない。ただ、自分や大切な人を守るための暴力は否定されるべきものではないと私は考えている。
 自分が暴力を振るわなければいけない場面に一生遭遇しないことを願ってはいるけれど。
 
 

幸せは複雑

言葉(words)
閉店花屋跡

 幸せの構造は思うより複雑だ。
 何をどうすれば自分は幸せになれるか明確に自覚している人は少ないのではないか。
 お金さえあれば幸せになれると考えている人もいるだろうけど、事はそう単純ではない。
 結婚して家族を持てば幸せになれるわけではないことは多くの人が知っている。
 しかしながら温かい家庭と多少余裕のある財産を持てばある程度幸せになれるという現実もある。
 ささやかな暮らしの中でも、ああ、幸せだなと感じられる一瞬があるし、何不自由ない暮らしの中で、幸せって何だろうと、途方に暮れてしまうこともある。
 追えば追うほど逃げていくし、待っているだけでは訪れないのが幸せだ。
 ひとつ言えそうなことは、幸せになることを自らに課すことで人生は難しくなるということだ。
 幸せになることを深追いしない方が人生は簡単になる。
 個人的には後者を選択しているのだけど、それは敗者の考えのようにも感じている。
 
 

猫的思考

言葉(words)
野良

 忙しくないけど暇でもない。
 なりたいものはないけどやりたいことはある。
 これまでずっとそんなふうに生きてきた。
 何かの肩書きを欲しいと思ったこともない(自己紹介のとき多少不便ではあるけど)。
 私が犬より猫に心惹かれるのも自分の生き方と無関係ではない。
 私としてはこれが普通の感覚だと思っているのだけど、世間一般ではどうやらそうではないらしい。
 今更変われる気もしないからこのまま行けるところまで行くしかない。
 行き詰まったらそのとき考える。
 
 

ある、きっとある

言葉(words)
ヒガンバナ

 前世を信じられれば来世も信じられる。
 信じられる人には来世があり、信じられない人には来世はないのかもしれない。
 輪廻転生があるかないか、それはひとつの賭けだ。どちらでも好きな方に賭ければいい。
 私は無難にある方に賭ける。
 だって、ある方に賭けてなければああ残念で済むけど、ない方に賭けてあったら困るもの。
 死んだ後も続きがあると思えば生きている間にあまり無茶はできない。
 どちらか自分で選べるなら、やっぱり私はまた人間として生まれたい。
 きっと何度でも。許される限りは。
 
 

東京コロッケのサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 今年の夏はあまり元気がないまま早々に去って行ってしまった。まだ9月だというのにもう少し肌寒い。暑い年は10月に入っても残暑が厳しいのに。
 変な感じの日常がもう1年半も続いている。いつ頃はっきり変になったのかはもう思い出せないけど、去年の桜の時期にはもう自粛ムードで足止めを食っていた。
 9月いっぱいで非常事態宣言などが一斉に解除になるという話が出ている。それでも日常は戻らないだろう。変わってしまったのは社会だけでなく人の心もだからだ。もう昔みたいにいろいろなことを無条件に信じることができなくなってしまった。
 けど失ってもなお、残された人は前へ進むしかない。この先も失いながら。



マグロ

「マグロの刺身」

 キハダマグロの切り落としで、加熱せずにそのまま刺身で食べた。
 切り分けてさえいないので料理をしたうちには入らないけど、しょう油ソースだけは作った。普通にしょう油をつけて食べるだけでは本当に料理とは呼べない。



オムレツ

「オムレツ」

 外国の家庭料理でこういうオムレツがよくあるような気がするのだけど思い違いだろうか。
 日本でオムレツというと、もっとふわっとした柔らかいものを思い描く人が多いと思う。今度はそういうオムレツも作ってみよう。



東京コロッケ

「東京コロッケもどき」

 コレサワの曲で『東京コロッケ』という作品があって、それで初めて東京コロッケという言葉を聞いた。
 東京コロッケ? 東京には以前よく行っていたけど、そんなもの見たことも聞いたこともない。
 歌詞の中で大阪生まれの私(コレサワ)の好物でお祭りのとき食べていて東京へ出てきたら本物を食べられると楽しみにしていたのにどこの祭りに行ってもない。東京コロッケ食べたい、東京コロッケ食べたい、なんでやねん。といった歌だ。
 ネットで調べてみると、大阪の北部や兵庫県の一部において祭りの屋台で売られているものらしいことが分かった。
 中身は潰したジャガイモを小さく丸めてパン粉を付けて揚げたものを串に刺してソースをつけて食べる。1本100円とか200円らしい。
 やはり東京にはないようで、実際に大阪で東京コロッケを売っている屋台のおっちゃんも何故東京コロッケという名前なのか知らないのだとか。
 謎は残るも、それなら自分で作ってしまった方が早いということで試してみた。
 ジャガイモのみというのは少し寂しいので、タマネギの刻みを加え、小麦粉と卵とマヨネーズも混ぜ合わせてみた。
 ソースは大阪風のウスターソースを持ち合わせていないのでしょう油ベースで作った。
 もはやオリジナルの東京コロッケからはだいぶ遠ざかってしまったのだけど、結果としてこれが意外に美味しくて驚いた。
 大阪の屋台で売られているものはきっとソースが決め手で、串カツソースに近いものではないかと想像する。
 それは祭りの屋台で食べたら美味しく感じられるはずだ。それも子供の頃食べたとなると記憶の中で味付けが増して美味しいものとして覚えているのも理解できる。
 私も大阪へ行く機会があれば東京コロッケ食べたい。


もうひとつの定点観測

言葉(words)
別定点観測

 もうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10

 
 

勝手に発表 ~新規開拓アーティスト 【羊文学】編

音楽(music)
空と雲

 勝手に発表シリーズの新規開拓アーティストの今回は”羊文学”編をお送りします。

 羊と文学とくれば村上春樹でしょうと、勝手に思い込んで聴いてみたら違った。たぶん、本人たちは意識していないと思う。あるいはしているのか。
 文学を名乗るくらいだから文学的かといえばそうでもない。少なくとも文学的表現に満ちているわけではない。
 羊文学を紹介するとき、”オルタナティブロックバンド”とされることが多い。周りが勝手にそう呼んでいるのか本人たちが自称しているのかは分からない。
 オルタナティブって何だろうと調べてみたら、代案、代替物、二者択一、主流な方法に変わる新しいものといった意味で使われる英語由来の言葉らしい。オルタナティブを出してくださいとあの知事が使いそうな言い回しだ。
 音楽業界では、”主流なジャンルとは一線を画す新たな音楽の方向性としてオルタナティブという言葉が定着している”そうだ(新語時事用語辞典より)。
 要するにこれまでのジャンルには属さない新しいタイプの音楽性を持ったバンドということなのだろう。
 ただ、ロックバンドといっているのだけど、どの曲を聴いてもロックではないように思う。ロックの正確な定義はよく分からないのだけど。

 ボーカル兼ギターで作詞作曲を担当する塩塚モエカとベースの河西ゆりか、ドラムスのフクダヒロアの3人で構成されている。
 もともと5人組のガールズ・コピーバンドとして出発したのが2012年で、その後オリジナルメンバーの脱退と加入を経て2017年から現体制となった。
 フクダヒロアは男性だけどMVを見ると女装しているのか?
 バンド名は羊という言葉がまずあって、音楽を超えた世界観を表現するために文学をつけたとインタビューで語っている。
 塩塚モエカは慶応の文学部卒だから村上春樹くらいは読んでいるかもしれない。読んでいないかもしれない。村上春樹は早稲田だし。

 あなたは羊文学が好きなのかと問われると、そうでもないと答えることになる。すごく好きでもないけど嫌いでもない。わりと好き、というのが無難な答えだろうか。
 でも、初めて知った頃と比べるとだんだん好きになっているのは確かだ。羊文学を好きになるには少し時間がかかる。
 一度好きになればだいたいどの曲を聴いてもいい感じに聴くことができる。羊文学調といったものが確かにある。
 詩とメロディーでいうとメロディーが表で詩が裏だ。詩が先にあってメッセージをメロディーに乗せて歌っているといった感じではない。だから、羊文学の曲は何度聴いても歌詞があまり頭に入らない。私だけだろうか。

 YouTubeにアップされている動画は今のところ20本とあまり多くない。
 非公式のライブ音源の中にもいい曲があるので、今後はもう少しアップする動画を増やしてもらえると更に注目度が上がるんじゃないかと思う。
 以前聴けていた曲が何曲か聴けなくなったのはPremium会員ではなくなったせいかもしれない。
 やはり広告はとてもわずらわしいので、早く日本でもPremium Liteを始めてほしい。




 羊文学 『1999』 2018年12月5日

 2018年12月にデジタル配信されたファーストシングルで、羊文学の原点ともいえる曲がこれだ。
 2013年以降、自主製作でライブなどで音源を販売していたようだけど、2017年にインディーズのレーベルに所属して以降が本格的な活動開始時期ということになるのだと思う。
 メジャーデビューでいうと、ソニーミュージック内のF.C.L.S.に移籍した2020年ということになる。
 そういう意味ではまだ新人バンドに近い。塩塚モエカは2020年だか2019年だかに大学を卒業したとインタビューで言っていたので今は23歳前後だろう。

 ネット上にあるいくつかの記事で羊文学について知る手がかりが得られる。

 人気急上昇中のバンド<羊文学>と15のブランドが奏でるファッションコラボが実現!(三越伊勢丹)

 葛藤するあなたへ、羊文学が「POWERS」で提示するお守りと拠り所(音楽ナタリー)

 羊文学は歌い鳴らす、「声なき声」をなかったことにしないために( 天野史彬)

 「誰か」の背中にそっと手を添えて──羊文学、堂々のメジャー・デビュー・アルバム『POWERS』(鈴木雄希)


 Live in the City 塩塚モエカ(羊文学)


 インタビュー動画がアップされている。




 羊文学 『マフラー』 2018年2月7日

 2ndミニアルバム『オレンジチョコレートハウスまでの道のり』より。
 羊文学はロックではないと個人的には思っているだのだけど、じゃあ何かと問い直されると答えられない。広く言えばJ-POPに入るとしても、どういう曲調かというとよく分からない。羊文学を聴いたことがない人に羊文学の音楽を説明するのは難しい。
 それと、羊文学をどういう状況で聴くのが適しているのかもよく分からない。
 朝なのか夜なのか昼なのか。家なのか外なのか。
 どのシーンにも合いそうだし、どのシーンにも合わないようにも思う。
 自分の感情がどういうときに聴くのが合っているのかも。




 羊文学 『Step』 2017年10月4日

 ミニアルバム『トンネルを抜けたら』より
 このリズム、テンポ、メロディーが羊文学らしさと言えるんじゃないだろうか。
 もちろん、本人たちは自分たちの作風を広げようとあれこれ試行錯誤をしてるのだろうけど、聴く側というのはどうしてもそのアーティスト”らしさ”を求めてしまうものだ。
 パターン化は安定をもたらす代わりに飽きられやすくもある。
 固定ファンをつなぎとめることと新規ファンの開拓の両立はなかなか難しいのだろう。
 ただ、迷ったときに戻っていける自分らしさの土台を持っていると強みになる。




 羊文学 『天気予報』 2018年7月25日

 1stフルアルバム『若者たちへ』より
 ここまで4曲聴いてもらったとしたら、羊文学の音楽性がだいたい分かったと思う。なるほど、そういう感じねと。
 あまり好みじゃないなと感じたとしても、切り捨てるのはもう少し待ってほしい。聴いているうちに少しずつ馴染んでよくなっていくから。




 羊文学 『マヨイガ』 2021年7月7日

 今年の7月にデジタル配信された最新シングルで、アニメ映画『岬のマヨイガ』(公式Web)の主題歌となっている。
 今後、主題歌やタイアップ曲などが増えていくともっとメジャーになるはず。今から知っておくと、5年後くらいにギリギリ古参を名乗れるかもしれない。




 羊文学 『おまじない』 2020年12月9日

 2ndフルアルバム『POWERS』より。
 フルアルバムとしては2ndの『POWERS』が初メジャーということになる。
 レーベルの力もあってか、オリコン最高32位というから、私が思うよりも羊文学はよく知られた存在のようだ。
 アーティストのことをよく理解したければやはりアルバム単位で聴くのが一番だと個人的に思っている。写真家の写真を単独で見るのと写真集で見るのとの違いに似ている。








 羊文学 『白河夜船』 2021年8月25日

 5thミニアルバム『you love』より。
 静かな曲調もいい。
 こういう曲は夜静かな部屋でひとりで聴くのがよさそうだ。




 羊文学 『ラッキー』 2021年3月17日

 2021年3月にデジタル配信された曲。
 2020年から2021年の今年にかけてはライブもほとんどできなかっただろうから、ネット配信に活路を見いだそうとしたアーティストも少なくなかったはずだ。
 けど、生でライブを聴くと、やっぱり生じゃないと気づかないことや分からないことがたくさんあるなと痛感する。ライブは聴くというだけでなく見るものであり、体感することだからだ。
 たとえば、曲が始まる前に楽器を準備しているところとか、出番が終わったオフのところとか、曲の間のおしゃべりとか、現地のその場でしか知り得ないこともたくさんある。




 羊文学 『ghost』 2020年12月9日

 2ndフルアルバム『POWERS』の最後の曲。
『POWERS』のトレーラーを聴くと全体的に静かな曲が多い。メジャーを意識してというより羊文学の音楽性が少しずつ変化していっているのかもしれない。


 公式サイト


 これまでの勝手に発表シリーズは「音楽カテゴリ」にまとめてあります(さかのぼるときは”次”をクリックしてください) 。
 
 

後悔なんていらない

言葉(words)
色づく銀杏

 人生に後悔はつきものという考え方があるけど私はそうは思っていない。
 後悔なんてきっと必要ない。
 今の自分はこれまでの選択の積み重ねによってできている。
 ひとつひとつの選択に間違いも正解もない。
 全体としてよかったのか悪かったのかも最後まで生きてみないと分からない。
 あのとき違う選択をしていたら今よりもっといい人生だったのにと思うことが後悔するということなのだろうけど、たとえ10回人生をやり直したとしても10通りの人生になるだけで、どれが正解とは一概には言えない。
 だから、すべての選択に対して後悔しても意味はないし反省すら不要だ。
 今後生きていく中で意識することがあるとすれば、ひとつひとつの選択に対して自覚的であるべきだということだ。
 はっきりやるのか、はっきりやらないのか、どちらかに決めた方がいい。
 それが間違いにしろ正解にしろ、自分自身が納得できればそれでいい。
 死ぬ直前にこれでよかったと思えれば正解だったということになるし、不正解だったとしても別にいいではないかと私は思う。
 
 

頑張らずに生き延びる

言葉(words)
雑草

 絶望している人に向かって頑張って生きろとは言えない。
 だって私も絶望しているのだから。
 あるいは、絶望している者同士が頑張ろうと互いに励まし合えば生きていけるかもしれない。
 ある程度生きれば分かることなのだけど、人は絶望しながらでも生きていける。絶望イコール死ではない。
 生き延びる術のようなものがあるとすれば、それは頑張らないことだ。
 とにかく生きることを最優先に考えた方がいい。
 そこにどんな意味があるかは生き延びた先で自分で確認するしかない。生き延びなければ永遠に分からずじまいになってしまう。
 
 
 

前フリ

言葉(words)
空き地の花

 過去の出来事が思いがけない形で現在につながることがある。
 あれって今このための前フリだったのかと。
 ときにそれは壮大で手が込んでいて、こんなに回りくどいやり方が必要なのかと思ったりする。
 そういうことが一生の中で何度か起きる。
 でもだからこそ、人生って面白くてよくできているなと、しみじみ思うのだ。
 
 

正しさの熱量

言葉(words)
メガネのレンズ

 正しいことを言うのは気分がいいことだ。自分が偉くなったような錯覚さえ覚える。
 多少頭のいい人間なら簡単なことで、言うだけならわけもない。
 問題は何を思い誰のためにどういうつもりで言うかだ。
 口先だけで言っても誰の心にも響かないし何も変えられない。
 少なくとも腹の底から言葉を発しないといけないし、何かを少しでも良くしたいという気持ちがなければ正しい言葉など何の価値も持たない。
 あらためて言う必要もないくらい当たり前なのだけど、正しさは身をもって実践するのが一番で、最も説得力がある。
 しかし、言葉にも確かに力はある。まったくの無力というわけではない。
 説得力を持って正しいことを言うのはとても難しい。
 そもそも、正しいことなんてたいていの人は頭では分かっているからだ。
 正しい言葉を正しい行動へとつなげるために必要なのは、やはり熱量ということになるんじゃないだろうか。
 理屈では無理となった場合、最後は本気で説得する以外に方法はないように思う。
 正しさというのは案外、非論理的なものなのかもしれない。
 
 

基本に立ち返ったサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 9月は予定が全部飛ぶと思ったらここまで全部予定通りに進んでいる。
 緊急事態宣言はもはや有名無実のものとなってしまった。ほとんど何の効力も発揮していない。
 ワクチンが行き渡りさえすれば安心という幻想もとっくに崩れているのに認めようとしない。切り札はワクチンではなく治療薬だということは素人でも分かる。
 それをやらない、もしくはやれない理由があるのだろう。コロナを収束させたくない勢力が存在するということだ。
 個人レベルとしてはこの先もぼちぼちの感じでやっていくことになる。のらりくらりと危うさをかわしながら。

 オリンピックも遠い出来事となり、夜静かな部屋にいると外から虫の音が聞こえてくる。
 昼間の暑さはまだ残っていてエアコンもつけているけど、季節は確実に秋へと向かっている。
 昨日日泰寺の墓の横を通ったらヒガンバナがきれいに並んで咲いていた。もうそんな季節だ。矢勝川のヒガンバナを最後に見に行ったのはもう4年前になるだろうか。今年もやはり、行けそうにない。
 遠くで打ち上げ花火の音が聞こえたような気がする。どこかで花火が上がっているだろうか。雷ではないと思うけど。
 今年を振り返るのはまだ少し早い。4分の1以上も残っているのだから。



いつものサーモン

「いつものサーモン」

 今日はサンデー料理の基本に立ち返った。
 ソースは卵黄ソースが続いていたから、酒、みりん、しょう油に昆布つゆと塩、コショウを加えてひと煮立ちさせる基本のソースに戻した。これが一番安定する。



味噌煮込み

「ダイコンその他の味噌煮込み」

 少し涼しくなって味噌煮込みのことを思い出した。寒い季節はこれの登場が多くなる。普通のおでんは好きじゃないけど、味噌煮込みは好きだ。



天ぷら

「ジャガイモとタマネギの天ぷら」

 最近ずっと二度揚げの可能性を探っていて、ちょっとコツを掴んだ思ったらまた見失ったので、一度揚げに戻した。
 まあまあ上手くいったのだけど、どうなれば最高の仕上がりになるか分かっていないので、毎回手探りの結果オーライになってしまう。これでは再現性がないから駄目だ。
 確信を持って天ぷらを揚げられるようになるにはまだ10年はかかるかもしれない。


もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 今日はもうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10

 
 

死と目が合わないように

言葉(words)
夕景

 人はときに簡単に死んでしまう。
 とてもあっけなく。
 人は死を恐れすぎる。
 あるいは軽んじすぎる。
 死と目を合わせてはいけない。死に魅入られてしまうから。
 人はいつか死ぬ。
 だからといって、今日明日でなくてもいい。
 なるべく死なないように気をつけてほしい。
 

勝手に発表 ~新規開拓アーティスト【コレサワとにしな】編

音楽(music)
空と雲

 勝手に発表シリーズの新規開拓アーティスト編の今回は、コレサワとにしなを紹介します。

 コレサワとにしなは似ているといえば似ているし似ていないといえば似ていない。
 ただ、私は最初ごっちゃになっていて、どっちがどっちかよく分かっていなかった。
 それは、ふたりの声質が似ているように思えたのと(聴き慣れると似ていないのだけど)、ふたりともタバコに関する歌を歌っていたせいだ。
 タバコを主題とした歌を歌っているアーティストはあまりいないと思うのだけど、どちらかがどちらかを意識したわけではなく、たまたま重なっただけなのだろう。
 私と同じようにコレサワとにしなと混同している人もいくらかはいるんじゃないかと思うけどどうだろう。

 ところでこれは個人的なことなのだけど、9月15日でYouTube Premiumの3ヶ月無料体験が終了して一般会員に戻ってしまった。
 3ヶ月間、広告なしの快適YouTube生活に浸っていたので、やはり広告があるとうっとうしくてしょうがない。続けて曲を聴く中でいちいち広告をスキップするためのクリックをしなければいけないのがわずらわしい。放っておくとずっと広告動画になってしまう。
 広告があってこその無料というのは分かるのだけど、もう少し広告の入れ方に工夫できないだろうか。曲の最後でもいいじゃないか。
 じゃあ続けて有料会員になればいいではないかと思うかもしれないけど、広告を外すためだけに毎月1,180円は高すぎる。
 動画見放題サービスでも1,000円程度なのに無料で見られる動画の広告を外すのに1,180円は割に合わない。
 スマホで日常的にYouTubeを見ている人ならダウンロードとバックグラウンド再生は魅力だろうけど、私は家のPCでしか見ないのでそのメリットはない。
 そうした声もやはり大きかったようで、8月から北欧で広告を外すだけのPremium Liteが試験導入された。
 ヨーロッパではPremiumが11.99ユーロで、Liteが6.99ユーロらしい。
 これを日本円に換算すると1,560円と910円になる。
 ただ、LiteがPremiumに対して6割とすると、日本では1,180円に対して700円くらいになるかもしれない。
 広告外しだけで月900円ではまだ高いけど、700円なら絶対加入する。800円までならPremium Liteにしたい。
 とにかく、一度広告なしの快適さを知ってしまうともう二度と元には戻りたくなくなることは確かだ。ちょっとの我慢という程度では済まない。
 日本でも一日も早くLiteプランが導入されることを望みたい。




 コレサワ 『たばこ』 2017年3月29日 発表

 コレサワとはどんなアーティストかと訊かれたら、等身大の女子の心を歌う女性シンガーソングライターという答えが一般的なのだろう。
 でも、私からするとどこか捉えどころがないように思える。女心を歌うというのはそうだとしても、コレサワの本質がどこにあるのか分からないような気がする。
 デビューが2011年で、メジャーデビューが2017年。もう10年以上のキャリアがあって現在29歳。
 YouTubeにアップされている曲は全部聴いたけど、まだ本当のコレサワを出し切れていないんじゃないだろうか。この先、10年、20年と曲を作り続け、歌い続けていく中でもっといいのができるように思う。
 他とは似ていないユニークな存在だし、ずっと続けていってほしい。

 ネット上にいくつかのインタビュー記事があるので、それを読むとコレサワのひととなりや考え方の一端を知ることができる。

【コレサワ インタビュー】失恋した人たちをどん底に落とし、引き上げるアルバムにしたかった(OKMusic編集部)

 コレサワの「失恋」の捉え方。簡単に言えない、女の子の複雑な心(矢島由佳子)

 <コレサワ インタビュー>リアルな失恋ソングに涙する女子続出 “顔出しNG”の可愛い理由も明かす「レンタルショップで…」(モデルプレス)




 コレサワ 『恋人失格』 2019年6月26日 発表

『たばこ』」のアンサーソング。
 女性側から描いたのが『たばこ』で、男性側からがこちらの『恋人失格』になっている。
 なかなか面白い試みだ。




 コレサワ 『君とぬいぐるみ』 2018年4月4日 発表

 センチメンタルな失恋ソングもコレサワの持ち味ではあるのだけど、こういうポップで少しコミックな曲の方がコレサワらしいといえそうだ。
 歌詞の世界観はけっこう独特だ。
 だから、好きな人は他に替えが効かないくらい好きになるのではないだろうか。
(私はそこまでではないのだけど)




 コレサワ 『この恋はスクープされない』 2021年3月10日 発表
(規制がかかっているためYouTubeのページお聴きください。)

 これなんかも他のアーティストにはなかなか書けない曲だと思う。
 この視点や感覚は独自のものだ。
 どれだけ女心が分かっているつもりの男性アーティストでも絶対に書けない。




 コレサワ 『J-POP』 2016年9月21日 発表
(こちらもYouTubeのページでお聴きください)
 失恋しても、少しくらい嫌なことがあっても、コレサワの歌を聴いて元気を出そう、といった曲だ。




 コレサワ 『シンデレラ』 2016年9月21日 発表
YouTubeのページでご覧ください)

 基本的にテレビや雑誌などでの顔出しはNGとしている。
 ただし、ライブでは顔を出しているようなのでライブに行けば見ることができるようだ。
 雑誌のインタビューなどではイメージキャラクターとしている”れ子ちゃん”の着ぐるみをかぶっている。
 顔を出さない理由は、昔レコード会社の人間に顔がぱっとしないからメジャーでは売れないと言われたから、というのがひとつらしい。
 ただ、顔を知られないことで日常生活の中でコレサワと分からないので日常の曲を書きやすいとインタビューの中で答えている。
 ライブではけっこうアイドルっぽいので、そういう一面もあるんだとちょっと意外に思った。




 コレサワ 『愛を着て』 2021年2月10日 発表
YouTubeのページで)

 30歳を過ぎたら曲調も歌詞もだんだん変わっていくのだろう。今年発表されたこの曲も初期の作品と比べたらずいぶん大人になった。
 今後のコレサワに期待したい。

 他にも『東京コロッケ』とか面白い曲があるのだけど、聴けるのはPremium会員だけのようで、一般になったら検索しても出てこない。


 コレサワ公式サイト




 にしな 『ヘビースモーク』 2018年 発表

 にしなについては最初はそれほど好きではなかった。独特な声になじめず、歌詞の内容もそんなにいいとは思わなかった。
 ただ、折に触れ何度も聴いていくうちに慣れたというか馴染んで、だんだん心地よく感じられるようになった。中毒性があるというのはこういうことを指すのだろう。
『ヘビースモーク』はにしなの代表曲のようにいわれるけど、これはまだ名刺代わりの一曲で、にしなは今後更に飛躍していく。今のうちにしっかり目を付けて追いかけていった方がいいアーティストのひとりだ。

 最近はお笑い芸人でも養成学校出身者が多くなったけど、音楽業界でもそうらしく、にしなは高校生のときSony Musicが主催する新人アーティスト養成講座”the LESSON”の第4期生となったことが始まりだった。
 それまで曲作りはもちろん、音楽活動も一切していなかったというからちょっと驚く。
 2017年からライブハウスで歌うようになり、2018年にアコースティックセッションユニット”ぷらそにか”のメンバーとなる(2019年8月に卒業)。
 ぷらそにかには後にYOASOBIのボーカルとなるikura(幾多りら)もいた。
 きのこ帝国の『怪獣の腕のなか』をふたりで弾き語りカバーをした動画は、今となってはお宝映像だ。
 2019年には川谷絵音のソロプロジェクト”美的計画”に選ばれて『KISSのたびギュッとグッと』のボーカルを担当した。
 2021年、Spotifyのプログラム”RADAR: Early Noise 2021”で、2021年に飛躍が期待される国内アーティスト10組のうちの1組にも選ばれた。
 1989年生まれの23歳とまだ若い。

 更に詳しく知りたければインタビュー記事などを読むのが早い。

 にしなが明かす、曲を書き歌う理由 デビューから「東京マーブル」までの歩みから見えた“変わらない部分”(小川智宏)

 にしな、音楽未経験で受講した「新人アーティスト養成講座」が転機に(J-WAVE)

 音楽人生の分岐点となる仲間との別れを経て、にしなが遂に辿り着いた初めてのワンマンライブ(金子厚武)


 にしな公式サイト




 にしな 『夜間飛行』 2020年12月16日 発表

『ヘビースモーク』で初めて知った頃はあまり好きになれなかったにしなだったのだけど、この曲がきっかけで大きく見直すことになった。あれ? にしなって実はいんじゃない? と。
 大変な才能の持ち主だということを今は分かる。




 にしな 『centi』 2021年3月10日 発表

 一度にしなを好きになったなら、たぶんどの曲を聴いても心地よく感じられるんじゃないかと思う。
 これまで発表された曲はまだそれほど多くないものの、バラツキや外れが少なく安定している。




 にしな 『東京マーブル』 2021年8月11日 発表

 先月発表された新曲。
 メロディーや歌声に意識がいきがちだけど歌詞もいい。




 にしな 『ランデブー』 2020年10月7日 発表

 メジャーデビューということでいうと、ワーナーミュージック・ジャパンに所属した2021年ということになるだろうか。もしくは、前年の2020年なのか。
 配信EPの1曲目として2020年10月に発表されたのがこの『ランデブー』だ。
 そこから月に一曲くらいのハイペースで曲を発表している。
 1stアルバムの『odds and ends』の発売が2021年4月7日だから、まだ新人さんといっていいくらいなのかもしれない。




 にしな 『桃源郷』 2021年4月7日 発表

 アルバム『odds and ends』に収録されたアルバム・オリジナルの曲。
 アルバム曲ということもあってか、これまでと少し曲調が違っている。アルバムの最後にこの曲を持ってきていることからすると、更に幅を広げていこうということで書いた曲かもしれない。




 にしな 『モモ』

 情報がなくていつ作った曲か分からないのだけど、この動画は2019年3月にアップされているから、わりと初期の作品かもしれない。
 一日の終わりに聴きたくなる曲だ。


 これまでの勝手に発表シリーズは「音楽カテゴリ」にまとめてあります(さかのぼるときは”次”をクリックしていください) 。
 
 

陰謀のない世界

言葉(words)
蛾

 この世界に陰謀なんてないと信じて生きていられる人は幸せだ。
 そういう人はきっと、諜報機関なんてのも小説や映画だけのことで実際は存在していないし、政治家は嘘をつかないと思っているのだろう。幽霊なんているわけないし、超能力なんて全部インチキだと。もちろん宇宙人なんているわけがない。
 そんな人たちをうらやましいとは思わないけど、そっとしておいてあげるのが親切というものだ。
 この世界に陰謀なんて何もない、本当にそうだったらいいのだけど。
 
 

やること

言葉(words)
サルスベリ

 毎日やることが多い。
 やらなければいけないことが多いと思うか、やれることがたくさんあると考えるかで、楽しさも満足感も全然違ってくる。
 何もやることがないというのは楽なようで一番つらい。
 今日も明日もやることがあることに感謝しつつ喜びとしたい。
 
 

嘘つき

言葉(words)
忘れ物の靴とマツバギク

 嘘つきか嘘つきでないかを見分けるのは簡単だ。
 あなたは嘘つきですか? と訊けばいい。
 嘘つきはたいてい、自分は嘘つきではないと答える。
 その答えがすでに嘘だから嘘つき決定だ。
 生涯嘘をつかない人間はまずいない。
 しかし、もう少し賢い嘘つきは自分を嘘つきと認めるかもしれない。
 ただし、その場合は堂々と認めるだろう。ああ、自分は嘘つきですよと。
 けど、普通の人はあなたは嘘つきかと訊かれて嘘つきだと認めることをためらうはずだ。
 それが正解の答えとなる。
 嘘つきではない人間はためらいがちに嘘をつくこともあると答えるだろう。
 その人は嘘をつくことはあっても嘘つきではない。
 
 
 

料理も一期一会? サンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 昼間はまだ暑さが残っているとはいえ、夜になれば虫の音が聞こえてきて秋の訪れを感じるようになった。
 今年も残すところ3ヶ月半くらいとなり、ここからはまた時間が加速していくのも毎年のことだ。
 同じような繰り返しのようでいて毎年少しずつ違っている。積み重ねもあるし、失ってしまったものもある。そして、自分も周りも確実にひとつずつ歳を取っていく。
 すべてが寂しいといえばそうなのだけど、なんとか日々を過ごしていくしかない。毎日の中には楽しみや喜びがいくらかはある。
 自分の心を守るためには何も考えず、何も感じないことも必要だ。



イカ刺し

「イカ刺しの卵黄ソース」

 サンデー料理ではおなじみになったイカ刺しの卵黄ソース掛けなのだけど、今回は「たるいか」という名前で売られていたものを試してみた。
 ただこれは別名で、ソデイカというのが正式名のようだ。
 調べたら沖縄や日本海で獲れる大型のイカらしい。
 食感はけっこう柔らかめで、言われなければスルメイカなどと区別はつかないんじゃないかと思う。



鶏肉とトマト

「鶏肉とトマトの炒め物」

 メニューを考えるとき、まず何かメインとなる食材があって、それをどう料理するかと考えることが多い。
 この場合はまずオクラがあって、それをどう食べようかと考えてこの結果になった。
 トマトを足して、タマネギを足して、それだけでは物足りないから鶏肉を加えて、もう一歩ということでとろけるチーズで和えた。
 そんな調子なので、料理名としては自分でもよく分からない。



豆腐とジャガイモ

「豆腐とジャガイモその他」

 これも料理名が思いつかない。
 ジャガイモ、ニンジン、豆腐を下茹でする。
 オリーブオイルでキャベツとシーチキンを炒め、ジャガイモ、ニンジン、豆腐を加え、更に炒める。
 酒、みりん、砂糖、コンソメの素、塩、コショウで味付けをする。
 これを夕飯に出されて美味しかった場合、次にリクエストするとき何と言って伝えればいいんだろう、と自分でも思う。自分も作った料理をいちいち覚えていないから再現できないかもしれない。
 料理も一期一会…なのか?
 
 

定点観測

日常写真(Everyday life)
定点観測

 今日はいつもの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10

 
 

学びの対象

言葉(words)
蜘蛛の巣

 強者の論理など弱者には何の役にも立たないし、成功者の人生訓などほとんどの人間にはまったく参考にならない。
 成功は例外的な出来事で再現性がないからだ。
 結局のところ、人は失敗から学ぶしかない。
 反面教師ならこの世にいくらでもいる。
 多少ましな人間は他人の失敗から学び、愚かな人間は自分の失敗から学ぶことになる。
 学ぶべき対象を間違えてはいけない。

勝手に発表 ~新規開拓アーティスト 【iri・大比良瑞希・showmore】編

音楽(music)
空と雲

 勝手に発表シリーズ、今回はカッコイイ女性アーティスト3人(組)を紹介します。

 昔も今も基本的にバラード系の曲が好きなのだけど、近年はもう少し範囲を広げてカッコイイ系の曲も好んで聴くようになった。
 歳を取ると逆のような気もするのだけど、そうでもないのか。
 とはいえ、依然として許容範囲は広いとはいえず、メタルとかラップとかに対する苦手意識はこの先も消えそうにない。
 あと、日本語以外の曲も興味がないのでほとんど聴かない。
 私は日本人による美しい日本語のJ-POPが好きなのだ。
 こればかりは趣味の問題で、今更自分でもどうにもできない。耳が聞こえないくらいのじいさんまで生きたとしてもそうでありたい。




 iri 『Wonderland』 2019年3月6日 発表

 YouTube巡りの中で新規開拓をしていてお気に入りの曲を見つけたとき、そのアーティストがどの程度有名なのかがよく分からない。
 手がかりとしては曲の再生回数やアーティストのチャンネル登録者数ということになるのだろうけど、それが知名度や人気をそのまま反映しているとは限らない。自分はまったく知らないアーティストの曲の再生回数がすごく多かったり、一般的によく知られているアーティストの再生回数がびっくりするくらい少なかったりするからだ。
 今はネットの情報が豊富だからある程度知ることができるとはいえ、それだけでは充分とはいえない。wikiのページにないアーティストも多いし、ほとんど情報が出ていないアーティストもいる。
 ネット情報としては、インタビュー記事があるとアーティストの人となりや考え方の一端を知ることができるのでありがたい。

 iri(イリ)については、公式サイトwikiのページ、インタビュー記事「ナイキやクロエからも愛される新進気鋭のアーティスト。低く深く響かせる歌声と独特なグルーヴ感で圧倒的な支持を得る」からわりと多くのことを知ることができる。




 iri 『Only One』 2019年3月6日 発表

 iri本人はJ-POPという意識はまったくないだろうけど、広い意味でいえばこういう曲もJ-POPに含めていいんじゃないかと思う。
 日本人が日本語で歌う日本の曲だからだ。
 日本の曲も一昔前に比べるとずいぶん広がった。外国の影響を受けてというだけでなく、ボカロPの作るPC音楽などもそうだ。
 個人的には、和製誰々みたいに外国人アーティストにたとえるダサさが嫌いだ。別に似ている外人を探してたとえる必要なんて全然ないのに。




 iri 『はじまりの日』 2021年3月24日 発表

 カッコよさがiriらしさだろうけど、こういうしっとりとした曲もいい。
 2021年3月発表から半年足らずで再生100万回を超えているから、私が紹介するまでもなくメジャーなのだろう。




 iri 『言えない』 2020年12月2日 発表

 私は家の外で音楽を聴く習慣がないのだけど、iriの曲は街を歩きながらイヤホンで聴くのが最高かもしれない。
 高揚感があってゴキゲンな感じになれる。

 紹介した4曲が気に入ったなら、『渦』『Corner』なんかも好きになるんじゃないかと思う。




 大比良瑞希 『見えない糸~Never Be The Lonely One~』 2018年9月5日 発表

 続いて紹介するのは大比良瑞希(Web)。

 Heureka(ヘウレーカ)というバンドを経てソロ活動を始めたのが2015年で、現在30歳というからもう中堅どころだ。
 ヘウレーカ時代から作詞・作曲・ボーカルをやっていて何曲か聴いてみたけどそれほどではなく、ソロになってからぐんと良くなった。自分のスタイルを見つけたといった感じだ。
 ジャンルとしてはR&Bに近いだろうか。個人的にはこれもJ-POPの曲として捉えているのだけど。
 wikiのページはなく、ネット上にいくつかの記事があってそこから少し情報が得られる。

エレガントなストリート・ミュージックを──女流ニューポップの大本命、大比良瑞希の1stアルバム」(飯田仁一郎)

次世代型シンガーソングライター・大比良瑞希が2ndアルバム『IN ANY WAY』で見つめ直した自分の歌とは」(宮本英夫)




 大比良瑞希 『Sunday Monday』 2015年2月 発表

 YouTubeにアップされたのが2015年だからソロ活動を初めて間もない頃の曲だ。
 現在に続くアーティスト大比良瑞希のスタイルはすでにこの頃に完成していたことが分かる。




 大比良瑞希 『微熱』 2017年2月 発表

 他とは曲調がちょっと違う一曲。
 4年間でこんないい曲が4万回しか再生されていないのはもったいない。




 大比良瑞希 『Everything gives me chance what I love it』 2016年8月 発表

 YouTubeでアップされている大比良瑞希の曲はすべて聴いたけど、その中ではこれが一番好きだ。
 もっと広く一般に知られるべき逸材だと思う。

 他にも『無重力』『アロエの花』『In a small lake』もオススメ。




 showmore 『circus』 2017年10月 発表

 3組目はshowmore(ショウモア/公式サイト)。
 2015年に北海道出身の井上惇志、久松諒、秋元修の3人と山梨県出身の根津まなみが組んだ4人組がベースとなったバンドで、その後、久松諒と秋元修が抜けてボーカル兼作詞作曲の根津まなみと作曲・編曲・キーボードの井上惇志の二人組となり現在に至る。
 ジャズをベースにしているようだけど、結果的には都会派のポップスに仕上がっていてオシャレでカッコイイ。
 どういう関係性からか、MVに大比良瑞希が出演している。

 結成間もない頃の4人組時代のインタビュー記事がネットに載っている。

こういうのが聴きたかった! 東京の若き4人組showmoreが鳴らす、シティー・ポップへのジャズ側からの回答」(金子厚武)

 2人組になって以降の2019年のインタビュー記事はこちら。

showmoreが映す都会の夜。次世代ポップのマストがここに」(結木 千尋)




 showmore 『call my name』 2018年12月 発表

 showmoreは夜の店がよく似合う。
 逆に言うと、昼間の野外ライブとかはあまり合わないかもしれない。




 showmore  『rinse in shampoo』 2016年7月 発表

 早朝の東京にだけ存在する空気感のようなものがあって、この曲はそれを上手くすくいとっている。
 それは田舎や地方都市の早朝とはまったく違うものだ。




 showmore 『marble』 2021年6月23日 発表

 最近の一曲。
 今後の広がりや展開に期待を抱かせてくれる。
 

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寿命

言葉(words)
蛾

 人間死ぬときは死ぬし死なないときは死なない。
 どんな死に方であったとしても寿命としてあきらめる。
 自分は野良猫と同じと思っている。
 
 

今の自分

言葉(words)
蔓植物

 自分が日々変わっていっているようには思えないけど、10年前の自分と今の自分を比べたらずいぶん変わったように思う。
 あの頃の自分には戻れないし、会うこともできない。
 10年前の自分と今の自分が別だというなら、今の自分と10年後の自分もまた別ということだ。
 どういうふうに変わってしまうかは分からなくても変わることは確かだ。
 それは必ずしも良い方にとは限らない。
 いずれにしても今の自分は今しかいなくて、今の自分をずっと覚えておくのも無理だから、今だけの自分と向き合うことが大切だ。
 今の自分にしかできないこともある。
 
 

自分の正解

言葉(words)
猫とワゴン

 正しい疑問を持つことが正しい答えに至る第一歩だ。
 しかし、分からないことを安易に人に訊ねるのはやめた方がいい。
 分からないことにぶつかったら、まずは自分で調べて自分の頭で考えることだ。
 そうして導き出した答えは強く、他人に教えてもらった答えは軽い。
 そもそも正解を他人に教えてもらおうなどという考えが間違っている。
 正解は人それぞれで、自分の正解は自分で見つけるしかない。


東京2020が無事終わったサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 東京2020パラリンピックも残すは閉会式だけとなった。
 無事にすべて終わったことは本当によかった。
 個人的にはとてもいいものを見せてもらって感謝している。
 オリンピック・パラリンピックが行われたことがどうしてよかったのかは分かっている人は分かっているし、分からない人にはどう説明しても分からない。ここが大きな分岐点であり、良い方の流れに乗ったということだ。
 そのあたりのことについてはあまり語らない方がいいのかもしれない。意味が分かるのはずっと後のことで、その頃には今生きている人間はひとりもいなくなっているかもしれない。
 まあ、結論はあまり急がない方がいいとも言える。

 9月に入って少し涼しくなった。ただ、相変わらず雨模様の日が多い。今年の夏は本当に夏らしくなかった。
 そして、コロナとオリンピック以外に印象に残ることが少ない夏でもあった。
 秋もこれといった予定もないし、だらだらと過ぎていって年末を迎えることになるだろうか。
 もうしばらくの間はこの状況を我慢してあきらめの境地で生きるしかない。



マグロ

【マグロのタマネギソース掛け】

 マグロの切り身は火を通さず生で食べることにした。
 ソースは、タマネギをオリーブオイルで炒め、酒、みりん、しょう油、生醤油、唐辛子、塩、コショウを加えて加熱して作る。
 ゆがいたアスパラとブロッコリーの芽を乗せる。



ナスと豆腐

「ナスと豆腐炒め」

 ナスは水に浸けてあく抜きをして、片栗粉をまぶしてオリーブオイルで焼く。
 豆腐は切り分けて茹でる。
 豆腐を入れ、酒、みりん、しょう油、和風だしの素、塩、コショウで味付けをする。



ジャガイモとニンジン

「ジャガイモとニンジンと卵」

 ジャガイモとニンジンを切り分けて下茹でする。
 オリーブオイルでシーチキンを炒め、ニンジン、ジャガイモを加えて更に炒める。
 酒、みりん、砂糖、コンソメの素、塩、コショウで味付けをする。
 卵ととろけるチーズを混ぜて炒り卵を作り、最後に混ぜ合わせる。
 
 

もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 もうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10

 
 

リーダーシップ

言葉(words)
夕空

 号令ができない人間にリーダーの資格はない。
 とくにピンチのときほどそれをしないといけない。
 味方を叱咤激励して鼓舞するのだ。
 号令というのは上から下への単なる命令とは違う。
 たとえるなら円陣を組んで真ん中でやってやろうじゃないかとかけ声をかけるようなものだ。
 今の日本の政治家でそれができる人間がいない。
 リーダーは熱くないといけないし、感情的であってもいい。
 周りの人間を突き動かさないといけないからだ。
 時代遅れといわれそうだけど、冷めた時代の今こそ鬼軍曹のようなトップが必要なんじゃないかと個人的には思う。
 
 

PayPay銀行のVisaデビットがFC2で使えなくなった件

その他
fc2ブログ有料契約

 あまり多くないかもしれないけど、PayPay銀行(Web/旧ジャパンネット銀行)のVisaデビットでFC2ブログの有料プランの自動支払いをしていて最近急に支払いエラーが出たという人がいるんじゃないだろうか。
 私がそのパターンなのだけど、つい昨日まで気づいていなかった(そういったメール通知は来てないと思うのだけど)。
 FC2ブログの管理画面の「設定」をふと見ると、有料プランを示す”Pro”の赤いロゴが消えている。
 あれ? と思って有料プランを確認してみると、2021年8月11日にエラーが出て決済不可になっている。何も設定を変えたりしていないのになんでだろうと不思議に思いつつひと晩寝てみた。

 今日になってもう一度確認してみたところ、当然ながら昨日と状況は変わっていない。
 何かの手違いかもしれないということで、手動で払い込みをすることにした。
 しかし、結果から言うと、手動での払い込みもできなかった。「3DSecure認証に失敗しました」というエラーが出て、まったく受け付けてもらえないのだ。
 PayPay銀行のVisaデビットはトークンのワンタイムパスワードを入れることで3DSecure認証の代わりをしているのだけど、そこでどうしてもつまづいてしまう。
 ついでに書くと、トークンも近いうちに廃止になるようで、スマホのアプリからの認証になっている(Web)。

 解決策を探すべくネット検索をするも、なかなか情報に当たらない。検索ワードを何度も変えてやっと見つけたのが下のページだ(助かりましたありがとうございます)。
 FC2での決済はPaypay銀行VISAデビットカードは現状使えないようだ
 まったく同じ状況に陥っていて、この人のおかげで私だけの現象ではないことが分かって安心した(安心はしたけど、この時点では解決していない)。

 上のページにも書いてある通り、PayPay銀行がFC2を利用制限したことでFC2サイト内でPayPay銀行のVisaデビットが使えなくなったらしい。
 それは自動引き落としが利用できないというだけでなく、FC2ポイントをPayPay銀行のVisaデビットで一括購入することさえできないことを意味する。
 解決するにはPayPay銀行以外のデビット(楽天銀行とかスルガとか)を使うか、銀行振り込み、またはコンビニ決済といった手段があるのだけど、毎月銀行振り込みやコンビニ決済はいちいち手数料がかかるし忘れるに違いないので駄目だ。仕方がないので一年契約の銀行振り込みにしてどうにか払い込むことができたのだった(PayPay銀行の振り込み手数料は176円)。

 けど、これはちょっと考えもので、FC2ブログはそろそろ離脱するときかもしれないと思った。
 ワードプレスで作っている名古屋神社ガイドのサーバに相乗りすれば独自ドメインの年間使用量だけで済むから、その方が経済的でもある。
 ただ、16年間という年数分の記事の引っ越しは事実上不可能なので、過去ログをFC2に残したままワードプレスの新サイトに移るしかない。となると、それはそれでもったいなくもある。
 一年分はFC2の有料プラン代金を払ってしまったので来年中にどうするか考えたい。
 一番いいのはPayPay銀行がもう一度FC2でも使えるようにしてくれることなのだけど、それはあまり期待できそうにないか。
 
 

絶対か、相対か

言葉(words)
落ち葉模様

 誰かと、あるいは何かと比べてみないと分からないことは確かにある。
 自分の中の絶対を過信しすぎると判断を誤る。
 ただ、比較対象が多くなりすぎると逆に判断がつかなくなることがある。
 そのときは自分の絶対感を信じるしかない。
 人は常に絶対と相対の間で揺れ動くものだ。
 どちらの基準で最終的な判断をするかは自分で決めるしかない。