月別:2021年07月

記事一覧
  • 定点観測

     今回はオリジナルの方の定点観測をお送りします。 こちらは20年前と比べても大きな変化はないような気がしているのだけど、実際に写真を見比べたら違いはけっこうあるのだろう。 今度、古い写真を探してみよう。  ...

    2021/07/31

    日常写真(Everyday life)

  • アイコンという犠牲者

     アイコンになるのは宿命。 自分で望んでなれるものではないし、望まなければ逃れられるものでもない。 民衆はいつも誰かに無責任に期待し、要求する。 アイコンはそれに応えなければならないのだけど、何故そうなるのかは分からない。 アイコンに憧れる人も少なくないけど、私は絶対にご免だし、むしろ気の毒に思いながら眺めている。 だからほんのわずかでもうらましいとは思わないように自分を戒める。 それでも人々はア...

    2021/07/30

    言葉(words)

  • 記憶という財産

     多くの時間が流れた。 たくさんのものを失って今ここにいる。 それでも、何もなかったわけけではないし、何もしてこなかったわけでもない。 忘れてしまったことも多いけど、覚えていることもある。 記憶こそが財産なのだと、年を取って知った。 魂の半分はきっと記憶でできている。  ...

    2021/07/29

    言葉(words)

  • あきらめないで

     あきらめて投げてしまうのは簡単だ。 そうすれば楽になれる。 苦しいときにあきらめてなるものかと強い気持ちを持てるかどうかでその人の価値が決まる。 あきらめない気持ちだけが希望や可能性を明日につなげてくれる。 必ず困難を乗り越えられると信じることが大切だ。 そう信じて乗り越えた人だけが絆をつなぐことができる。 最後まで信じられる人間でありたい。 あきらめて負けることと、あきらめないで負けることは、...

    2021/07/28

    言葉(words)

  • オリンピックがあった世界線

     今回、東京オリンピックが開催されたことの意味は大きくて、個人的にはホッとする気持ちが強い。 オリンピックがない可能性もあった中で、今私たちはオリンピックがあった世界線に乗った。 それは悪い時代の終わりを象徴的に示している。 ここ数年とか100年とかの話ではない、1000年、2000年単位の話だ。 個人のことでいうと、この先に二つのゲートが待っている。 右へ行くか左へ行くか。それが大きな分かれ道になる。 も...

    2021/07/27

    言葉(words)

  • 逃げるが勝ちとは言えない

     状況が悪くなったとき、いち早く逃げるのは賢い奴だ。 その選択は理解できるし間違いではないのかもしれない。 けど、踏みとどまって最後まで戦った人間だけが見る風景というものがある。 逃げた奴は結局、勝者にはなれない。  ...

    2021/07/26

    言葉(words)

  • 東京オリンピック開催サンデー料理

     考えていた以上にオリンピック中継を観てしまって他のことがはかどらない。 まあ仕方がない。なにしろこれは一生に一度の東京オリンピックなのだ。 オリンピックというのは4年に一度(冬期もあるから2年に一度か)、忘れていた大事なことを思い出させてくれる機会でもある。オリンピックが終わったらすぐに忘れてしまうのだけど。 あらためて思うのは、オリンピックというのは人がやるものなんだということだ。 大勢の人間が...

    2021/07/25

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     今日はもうひとつの定点観測をお送りします。 今回はまだ梅雨明け前に撮ったものなので雨模様の写真が多い。 現在進行形では毎日よく晴れて夏真っ盛りになっている。その写真は来週か、再来週の予定です。  ...

    2021/07/24

    日常写真(Everyday life)

  • 勝手に発表 ~新規開拓アーティスト 【クレナズム・門脇更紗・ヒナタとアシュリー】編

     勝手に発表の新規開拓シリーズ。 今回は3組のアーティストを紹介します。 メジャーデビューしているのにマイナー呼ばわりは失礼なのだけど、広く一般には知られていないアーティストをメジャー・マイナーと個人的に呼んでいる(あくまでも個人的に)。 どこからがメジャーでどこからがマイナーなのか、その境界線は曖昧で不確かなのだけど、私の中の感覚として、たとえばAimerは間違いなくメジャーで、Kitriはまだマイナーな...

    2021/07/23

    音楽(music)

  • 明浄正直

     負の想念はこの世界を汚す。 口に出さなくても心で思っただけで世界は少し汚れる。 逆に言えば清い心を持てばこの世界を清くすることができるということだ。 神道の世界で明浄正直(めいじょうせいちょく/浄明正直とも)という言葉がある。 天皇に仕える者は明るく、浄く、正しく、直くあらねばならないとされたところから来ている言葉で、朝廷の位階となり、現在の神職の階位ともなっている。 日本人はもともとそういう民...

    2021/07/22

    言葉(words)

  • 左より右

     左派が我が世の春を謳歌する世の中よりも、右派が心穏やかに過ごせる世の中の方がずっと健全だ。 振り返ってみると、日本で平和な時代は縄文時代と江戸時代しかなかったかもしれない。 そこに重要なヒントがあるように思う。  ...

    2021/07/21

    言葉(words)

  • 言ったら負け

     調子に乗って他人を批判していた人間が批判される側に回って共倒れという光景を我々は何度見てきただろう。 今後もそれは続いていくのだろうけど、人の学習能力って案外低い。 とにかく今は黙っておかないといけない時代で、その時代性に逆らっても負けるに決まっている。 正論は武器にも防具にもならない。 黙っていれば勝ちで言ったら負けという仕組みを理解できていない人間が多すぎる。 職業柄何か言わなければいけない...

    2021/07/20

    言葉(words)

  • 心に花を

     この世界で生きていると、つらいことや悲しいこと、苦しいことや腹の立つことが多くて心が折れそうになる。 それでも自分を励まし、ときに慰め、倒れても何度も立ち上がらなくてはならない。 誰も自分の代わりに生きてはくれないのだから。 生きていく中で心を鍛え、心を育てることが自分のなすべきことだ。 心に明るい花を咲かせよう。 光の差さない暗闇でも育つ花を。  ...

    2021/07/19

    言葉(words)

  • 夜明けは遠くないサンデー料理

     名古屋も梅雨明けしてだいぶ暑くなってきた。 今年は早々に不注意で盛大に日焼けしてしまってまださめないでいる。去年は日焼け止めを買うほど外出しなかったので今年は買わないといけない。 コロナ感染は一時的に減ったものの、また少し増え始めている。何かの宣言が出ないうちにやれることをやっておかないといけない。 ようやく平常通りになったのに。 オリンピックはそれなりに楽しめると思う。観戦の熱量はいつもと違い...

    2021/07/18

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     もうひとつの定点観測をお送りします。  ...

    2021/07/17

    日常写真(Everyday life)

  • 勝手に発表 ~新規開拓アーティスト 【きのこ帝国と佐藤千亜妃】編

     きのこ帝国といってもそういう名前の帝国があるわけではない。お菓子の名前でもない。男女4人組のバンドの名前だ。 しかし、きのこ帝国は2021年現在、活動を停止している。2019年にベースの谷口滋昭が実家のお寺を継ぐために脱退したことを受けて活動休止となった。いつか谷口滋昭が戻ってくるかもしれないので解散はしていない。 現在はボーカルの佐藤千亜妃がソロ活動を行っている(きのこ帝国のときから佐藤千亜妃が作詞作...

    2021/07/16

    音楽(music)

  • 生きているからこそ

     自分が死んで高いところから下界を見下ろしたなら、私はきっと生きている人たちをうらやましく思うだろう。 今は他人をうらやんだりしないけど、それは今自分も生きているからだ。 死んだら何もできなくなってしまう。 生きているからこそできることがたくさんある。それはもう、ものすごくたくさんある。 日々を無駄にしないように、今だからできることをやっていきたい。  十分生きたからもう死んでもいいと思えるまで。...

    2021/07/15

    言葉(words)

  • また過ぎる7月14日

     7月14日は何もないけど特別な日だ。 昔から気になる日にちで、ずっと引っかかっている。 遠い過去に何かあった日なのか、未来に何かある日なのか。 何があってもおかしくない気がするのに毎年何もない。 6年前は前日に救急車で運ばれて、やっぱり命日なんだと思ったら無事だった(尿路結石でした)。 今年は夕方まですっかり忘れていて、思い出したけどどうやら何もなさそうだ。 いつか、あーそうだった! と思い出すんじ...

    2021/07/14

    言葉(words)

  • 他者評価

     自分を信じられないときは、自分を信じてくれる人を信じればいい。 ひとりくらいはそんな人がいると思う。 自己評価より他人の評価の方が正しい場合が多い。 人は誰でも、自分のことを分かっているようで分かっていない。 過大評価しすぎたり過小評価しすぎたりする。 自分を客観視することは難しいからだ。 他人の批判には耳を傾けることも必要だけど、それ以上に好意的な評価を信じていい。 自分を嫌っている人間の意見...

    2021/07/13

    言葉(words)

  • THE FIRST TAKE STAGE グランプリ発表 ~0から1へ

     YouTubeの一発撮りオーディションプログラム「THE FIRST TAKE STAGE」のグランプリが麗奈に決定して、THE FIRST TAKEに出演した。 セミファイナル、ファイナルをこのブログでも紹介した。 前回、ファイナリスト4人の中で私は山下優太郎を推したのだけど、選ばれなかった。 正直、麗奈は一番ないと思っていたので意外だった。 ただ、麗奈がグランプリとなってみると腑に落ちたとも言える。選考委員会の中では早い段階で決まっ...

    2021/07/12

    音楽(music)

  • 梅雨明けは近いサンデー料理

     愛知県のまん延防止なんちゃらも今日で終わり、明日からはとりあえず平常通りに戻る。 のか? オリンピックもそろそろ始まるようで、テレビ観戦で楽しみたい。 名古屋の梅雨明けも近そうだ。 セミも鳴き始めた。 日常は何も変わっていないといえばいない。 永久に失われてしまったものもあるけれど。「さきイカ刺しの卵黄ソース」 サンデー料理の定番のひとつとなったイカ刺しの卵黄ソース、ブロッコリーの芽和え。 安定...

    2021/07/11

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     梅雨明けまでもう少し。 もうひとつの定点観測をお送りします。  ...

    2021/07/10

    日常写真(Everyday life)

  • 正しく怒る

     悲しみや怒りは必ずしも負の感情ではない。 私たちは正しく悲しみ、正しく怒らなくてはならない。 喜怒哀楽を否定して悟ったようなふりをすることが正しい態度とは思えない。 感情に振り回されず、感情を制御することが必要だとしても、感情的になることが悪いことなのではない。 一番いけないのは無感情になってしまうことだ。それは心の死を意味する。 人間である以上、人間らしくあることは肯定されるべきだろう。 現代...

    2021/07/09

    言葉(words)

  • 上と下

     この世界は上と下の共同作業で、どちらか一方だけが頑張ってどうなるものでもない。 上には上の仕事があり、下には下の役割がある。 上任せにしすぎるのはよくないけど、下だけでどうにかしようと思わなくてもいい。 上に任せるべきところは任せ、下は下の仕事を全うすることだ。 下が怠けると上が困るので、そのへんの自覚は必要だ。 ときに上手くいったりいかなかったりもするけど、概ね両輪のシステムは働いているのだと...

    2021/07/08

    言葉(words)

  • 登竜門

     広く一般に”登竜門”という言葉はよく使われているけど、出典まではあまり知られていない。 中国の歴史書『後漢書』(5世紀)の李膺伝(りようでん)に書かれた、黄河の中流に竜門と呼ばれる激流があって、そこを登った鯉は竜になるという伝説があるという故事から来ている。 竜門を登るから登竜門。 今は立身出世のための関門といった意味で使われることが多い。 立身にも出世にも興味がないから自分には関係ないと思うかも...

    2021/07/07

    言葉(words)

  • 続きはある

     死んだら自分が消えてなくなってしまうというイメージをどうしても持つことができない。 死が消滅を意味するのであれば、自分が死んだという意識もないことになるけど、それもちょっと考えづらい。 死に対して私が一番思うことは、面倒くさいということだ。 死ぬのは面倒くさい。大がかりな引っ越し、または移住のようなものだ。 死んで楽になるともやはり思えない。 死後の続きのことを考えると少なからず気が重い。 まだ...

    2021/07/06

    言葉(words)

  • 中今はまだ分からない

     神道の思想の中で”中今”(なかいま)という言葉がある。 神社検定のテキストに出てきて初めて知った。 一般的には今この場所が世界の中心であり永遠の時間の中心点であり、最も重要なのは今だという意味と説明されることが多い。 しかし、この思想的な言葉はそんなに単純なものではない。『続日本紀』の宣命の中の4ヶ所に出てきていて、そこでは天つ神から続く天皇即位の正当性と現世肯定のような使われ方をしている。 日本...

    2021/07/05

    言葉(words)

  • 今年も後半に入ったサンデー料理

     神社検定が終わって一週間。今週は少し気が抜けた感じだった。 検定結果は壱級100点ならずの98点。100点いけたんじゃないかと思ったらいけていなかった。細かい部分の詰めに甘さがあった。 来年もう一回壱級を受けるので、勉強はもう始まっている。次回ははっきり100点を目標にする。100点取って神社検定を卒業したい。 名古屋のコロナ感染はだいぶ落ち着いている。私もそろそろ活動再開なのでありがたい。 梅雨はもう少し続...

    2021/07/04

    料理(Cooking)

  • 定点観測

     いつもの定点観測をお送りします。 こちら側の定点観測は基本的に晴れているときだけなので、梅雨の期間にも関わらず雨の写真がほとんどない。 空模様もあまり代わり映えしない。 もう一方の定点観測は全天候で撮るので変化が大きい。 変化といえばもうひとつの定点観測は刻々と風景変わっていっている。正面に何棟かマンションが建ってそのうち視界が遮られそうで怖い。名古屋駅の高層ビルが見えなくなってしまったら寂しす...

    2021/07/03

    日常写真(Everyday life)

  • 君の救世主

     つべこべ言わずに生きてりゃいいんだよ。 君を救ってくるのは未来の君だけなんだから。 自分を救いたければ未来へ行け。  ...

    2021/07/02

    言葉(words)

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定点観測

日常写真(Everyday life)
定点観測

 今回はオリジナルの方の定点観測をお送りします。
 こちらは20年前と比べても大きな変化はないような気がしているのだけど、実際に写真を見比べたら違いはけっこうあるのだろう。
 今度、古い写真を探してみよう。



定点観測2




定点観測3




定点観測4




定点観測5




定点観測6




定点観測7




定点観測8




定点観測9




定点観測10

 
 

アイコンという犠牲者

言葉(words)
アザミ

 アイコンになるのは宿命。
 自分で望んでなれるものではないし、望まなければ逃れられるものでもない。
 民衆はいつも誰かに無責任に期待し、要求する。
 アイコンはそれに応えなければならないのだけど、何故そうなるのかは分からない。
 アイコンに憧れる人も少なくないけど、私は絶対にご免だし、むしろ気の毒に思いながら眺めている。
 だからほんのわずかでもうらましいとは思わないように自分を戒める。
 それでも人々はアイコンを欲し、必要とする。
 そして、誰かが選ばれる。
 まるで人身御供のように。
 間違っても自分が当てられませんようにと願っておくしかない。
 
 

記憶という財産

言葉(words)
捨てられたトランク

 多くの時間が流れた。
 たくさんのものを失って今ここにいる。
 それでも、何もなかったわけけではないし、何もしてこなかったわけでもない。
 忘れてしまったことも多いけど、覚えていることもある。
 記憶こそが財産なのだと、年を取って知った。
 魂の半分はきっと記憶でできている。
 
 

あきらめないで

言葉(words)
一列の鳩

 あきらめて投げてしまうのは簡単だ。
 そうすれば楽になれる。
 苦しいときにあきらめてなるものかと強い気持ちを持てるかどうかでその人の価値が決まる。
 あきらめない気持ちだけが希望や可能性を明日につなげてくれる。
 必ず困難を乗り越えられると信じることが大切だ。
 そう信じて乗り越えた人だけが絆をつなぐことができる。
 最後まで信じられる人間でありたい。
 あきらめて負けることと、あきらめないで負けることは、同じ負けでも全然意味が違うのだ。
 
 

オリンピックがあった世界線

言葉(words)
カラスの羽

 今回、東京オリンピックが開催されたことの意味は大きくて、個人的にはホッとする気持ちが強い。
 オリンピックがない可能性もあった中で、今私たちはオリンピックがあった世界線に乗った。
 それは悪い時代の終わりを象徴的に示している。
 ここ数年とか100年とかの話ではない、1000年、2000年単位の話だ。
 個人のことでいうと、この先に二つのゲートが待っている。
 右へ行くか左へ行くか。それが大きな分かれ道になる。
 もはや古い価値観はまったく通用しない時代がやってくる。
 これまでの実績や地位は何の役にも立たない。
 順応できない人間は淘汰される。
 令和という元号はたまたま決まったものではない。令をもって和する時代ということだ。
 新型コロナが偶然か人為的かは知らないけど、駄目な人間をあぶり出す結果となった。
 気づいている人は私が言わんとしていることが分かるはずだ。
 彼らは新世界では必要ない。
 これからは善良な人間の時代になると約束しよう。
 日本人も大きな役割を果たすことになるので、今からしっかり準備しておかないといけない。
 
 

逃げるが勝ちとは言えない

言葉(words)
夕陽

 状況が悪くなったとき、いち早く逃げるのは賢い奴だ。
 その選択は理解できるし間違いではないのかもしれない。
 けど、踏みとどまって最後まで戦った人間だけが見る風景というものがある。
 逃げた奴は結局、勝者にはなれない。
 
 

東京オリンピック開催サンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 考えていた以上にオリンピック中継を観てしまって他のことがはかどらない。
 まあ仕方がない。なにしろこれは一生に一度の東京オリンピックなのだ。
 オリンピックというのは4年に一度(冬期もあるから2年に一度か)、忘れていた大事なことを思い出させてくれる機会でもある。オリンピックが終わったらすぐに忘れてしまうのだけど。
 あらためて思うのは、オリンピックというのは人がやるものなんだということだ。
 大勢の人間が関わらないとできないことで、それはとても大がかりなことなんだけど、突き詰めていくと個となる。全世界規模で個がたくさん集まってようやく実現する。テレビで観ているだけの人間もその中に入っている。
 始まるまではいろいろ文句を言っていた人もいたけど、始まってしまえば応援して楽しんでしまったもん勝ちだ。
 毎度のことながらいろいろなドラマがあって心を揺さぶられる。良いこともあるし悪いこともある。それがオリンピックだ。
 ニュースター誕生は選手だけではない。実況や解説でも思いがけずヒーローが現れたりする。
 体操男子団体や男子400mリレーは特に印象的だったし、冬期ではカーリングの小林さんを覚えている人もいるだろう。
 今回のニューカマーは、スケートボードの瀬尻さんだ。NHKの中継とは思えないフランクすぎる解説が素敵だ。明日の女子は女性の解説者なんだろうか。またどこかで瀬尻さんの解説が聞きたい。
 あとは無事に最後まで完走することを願っている。



サーモン

「サーモンとオクラ」

 オクラは夏野菜として毎年楽しみにしている。あの粘り気が好きだ。苦くないのもいい。
 サーモンはいつものように薄切りにして、しょう油ソースをかけて食べるのが一番だ。



ナスとアスパラ

「ナスとアスパラの素揚げチーズ和え」

 ナスとアスパラは片栗粉をまぶして素揚げする。
 酒、みりん、しょう油、塩、コショウ、唐辛子で味付けをして、とろけるチーズで和える。



カボチャと野菜

「カボチャと野菜炒めの卵とじ」

 カボチャは素揚げ、ブロッコリーは下茹でする。
 オリーブオイルでタマネギ、トマトを炒め、後半でカボチャとブロッコリーを加える。
 酒、みりん、コンソメの素、塩、コショウで味付けをする。
 炒り卵を別に作って最後に混ぜ合わせる。
 
 

もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 今日はもうひとつの定点観測をお送りします。
 今回はまだ梅雨明け前に撮ったものなので雨模様の写真が多い。
 現在進行形では毎日よく晴れて夏真っ盛りになっている。その写真は来週か、再来週の予定です。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10

 
 

勝手に発表 ~新規開拓アーティスト 【クレナズム・門脇更紗・ヒナタとアシュリー】編

音楽(music)
空と雲

 勝手に発表の新規開拓シリーズ。
 今回は3組のアーティストを紹介します。

 メジャーデビューしているのにマイナー呼ばわりは失礼なのだけど、広く一般には知られていないアーティストをメジャー・マイナーと個人的に呼んでいる(あくまでも個人的に)。
 どこからがメジャーでどこからがマイナーなのか、その境界線は曖昧で不確かなのだけど、私の中の感覚として、たとえばAimerは間違いなくメジャーで、Kitriはまだマイナーなんじゃないか、といった線引きだ。
 実力や良し悪しの問題ではない。
 Kitriはもう十分メジャーだよというなら、UNIDOTSきのこ帝国はどうだろう。J-POPを積極的に聴いている人なら当然知っているとしても、流行の歌くらいしか聴かないという層には無名に近い存在ではないだろうか。いい曲をたくさん持っているにもかかわらず。
 このシリーズの趣旨は勝手に自分の好きなアーティストを発表するというものではあるのだけど、いいアーティストと出会ったらそれを誰かに教えたいと思う気持ちも当然持っている。押しつけられる方はありがた迷惑かもしれなくても、きっかけのひとつにはなるんじゃないかと期待している。

 というわけで、今回はまずクレナズムを紹介します。
 皆さんご存じだろうか。
 チャンネル登録者数が1万ちょっとというのはけっこう微妙なラインだ。これが10万を超えるとわりとメジャーといっていいのだと思う。




 クレナズム 『365』

 公式サイト(Web)はあるものの、wikiは項目だけで中身が何もないので詳しいことはよく分からない。
 略歴によると、大学の同級生で結成された男女4人組のバンドで、2018年に活動開始し、現在も福岡市を中心に活動しているらしい。
 このご時世なので東京に出てくるのは難しいだろうけど、もっと中央で活躍してほしいと思うバンドだ。




 クレナズム 『エピローグまで』

 曲も歌詞も歌唱もいい。
 それでも売れるって難しいんだなと思う。




 クレナズム 『花弁』

 個人的には最初に紹介した『365日』が一番好きな曲なのだけど、ファンの間ではこの『花弁』の評価が高いようだ。




 クレナズム 『ひとり残らず睨みつけて』

 アニメのバックで流れるとアニメにも合うことが分かる。
 ゲームの主題歌にもいいんじゃないか。




 クレナズム 『夜に溺れて』

 バンドメンバーの姿を見たければこのMVだ。




 クレナズム 『またここで。』 aint、DimDamDonkey、マルシィ、虎太朗

 ライブハウス再開を応援する曲で、最初にクレナズムを意識するようになったのはこれがきっかけだった。
 不思議と中毒性のある曲で毎日一回は聴いてしまう。

 他に『キミのいない世界』『白い記憶』『酔生夢死』『ヘルシンキの夢』なども。




 門脇更紗 『東京は』

 門脇更紗ももっと伸びていいアーティストのひとりだ。
 1999年生まれで高校生の頃からライブ活動をしていたというから、若いのにキャリアはけっこう長い。
 メジャーデビューは2021年3月なので、まだ新人さんといってよさそうだ。
 この『東京は』は2020年の配信限定シングルで、実質的には1stということになるんだと思う。
 東京をテーマにした曲は多く、名作も少なくないのだけど、個人的には東京ソングの中でこれが一番好きかもしれない。
 地方から上京した人間(門脇更紗は兵庫県川西市出身)が東京をテーマにすると、どうしてもネガティブになりがちなのに、この曲はまっすぐ東京を肯定していて、その点で新しいと感じた。
 確かに東京ってそういう面もあるなと地方在住者で多少東京を知っている人間としても共感できる部分が多い。
 ただ、こういう告白調の曲を最初に書いてしまうと、その後の曲作りが難しくなってしまうんじゃないかと他人事ながらちょっと心配になる。




 門脇更紗 『トリハダ』

 メジャーデビュー曲がこの『トリハダ』だった。
 これまでシングル8曲、ミニアルバム2枚、フルアルバム1枚を発表しているのだけど、まだ方向性はしっかり定まっていないような印象を受ける。
 幅広い曲を作れるということはよいことでもあり、マイナスに働くこともある。




 門脇更紗 『きれいだ』

 これまでのところ最新作がこれ(2021年5月)。
 TVアニメ『セスタス -The Roman Fighter-』のエンディング・テーマ曲として採用された。
 今後、CMやドラマなどとタイアップしてメジャーになっていくのだろうか。




 ヒナタとアシュリー 『longing』

 この曲調が沖縄っぽかったから沖縄の人かと思ったら栃木県出身だった。
 作詞・作曲・ボーカルがヒナタミユで、ドラム/ギターがトヨシの二人組なのだけど、もともとはもうひとりベースがいたらしい。
 こちらもネット情報が少なくて詳しいことは分からない。
 結成は2016年とのことだ。
 今はエルスウェア紀行と名前を変えて活動を続けている(2020年から?)。




 ヒナタとアシュリー 『うつくしい人』

 ヒナタとアシュリーはぎりぎりで踏みとどまっている感がいいと個人的に思っている。
 これ以上メロウだとくどいし、これより甘ったるいと受け付けない感じになる。テンポはスローだけどスローすぎない。歌詞も前向きすぎないし後ろ向きすぎない。
 すべてがぎりぎりで踏みとどまっているのは感覚なんだと思う。計算だったらすごい。




 ヒナタとアシュリー 『朝のにおい』

 単純にもっと再生回数が増えてほしい。2018年発表で再生3万回いっていないのはちょっと少なすぎる。




 エルスウェア紀行 『エルスウェア紀行』

 エルスウェア紀行の1stアルバム『エルスウェア紀行』の中の『エルスウェア紀行』。ややこしい。



 新規開拓シリーズはまだまだ続きます。


 音楽カテゴリ


明浄正直

言葉(words)
黄色い花

 負の想念はこの世界を汚す。
 口に出さなくても心で思っただけで世界は少し汚れる。
 逆に言えば清い心を持てばこの世界を清くすることができるということだ。
 神道の世界で明浄正直(めいじょうせいちょく/浄明正直とも)という言葉がある。
 天皇に仕える者は明るく、浄く、正しく、直くあらねばならないとされたところから来ている言葉で、朝廷の位階となり、現在の神職の階位ともなっている。
 日本人はもともとそういう民俗だったはずで、清く正しいことが美徳とされた。その基本は今でも変わらないと私は信じている。
 聖徳太子が掲げた和をもって貴しとなすの精神を具現化できるのは日本人だけではないのか。
 震災のあとの助け合いの精神はどこへ行ってしまったのか。
 世界中が汚れている中にあっても私たちだけは清らかでありたい。
 それは何も絵空事ではない。無理だと思う人には無理でも、できると思える人にはできる。
 まずは自分が清い心であろうと心がけることから始めよう。
 道に落ちている小さなゴミを拾うようなささやかな行為でも世界は少しだけきれいになる。
 
 

左より右

言葉(words)
光と影と草

 左派が我が世の春を謳歌する世の中よりも、右派が心穏やかに過ごせる世の中の方がずっと健全だ。
 振り返ってみると、日本で平和な時代は縄文時代と江戸時代しかなかったかもしれない。
 そこに重要なヒントがあるように思う。
 
 

言ったら負け

言葉(words)
水たまりと光と影

 調子に乗って他人を批判していた人間が批判される側に回って共倒れという光景を我々は何度見てきただろう。
 今後もそれは続いていくのだろうけど、人の学習能力って案外低い。
 とにかく今は黙っておかないといけない時代で、その時代性に逆らっても負けるに決まっている。
 正論は武器にも防具にもならない。
 黙っていれば勝ちで言ったら負けという仕組みを理解できていない人間が多すぎる。
 職業柄何か言わなければいけない人もいるけど関係ない人間まで口を出しすぎる。
 言いたい事も言えないこんな世の中は~と毒を吐きたくなる気持ちは分かるけど、ぐっと飲み込まないといけない。
 昔と違って今は言いたいことを言う手段や機会があるからこそ、むしろ口を閉じるべきだ。
 言いたくても我慢する。
 口は災いの元、沈黙は金と、今一度自分によく言い聞かせた方がいい。
 
 

心に花を

言葉(words)
黄色い花

 この世界で生きていると、つらいことや悲しいこと、苦しいことや腹の立つことが多くて心が折れそうになる。
 それでも自分を励まし、ときに慰め、倒れても何度も立ち上がらなくてはならない。
 誰も自分の代わりに生きてはくれないのだから。
 生きていく中で心を鍛え、心を育てることが自分のなすべきことだ。
 心に明るい花を咲かせよう。
 光の差さない暗闇でも育つ花を。
 
 

夜明けは遠くないサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 名古屋も梅雨明けしてだいぶ暑くなってきた。
 今年は早々に不注意で盛大に日焼けしてしまってまださめないでいる。去年は日焼け止めを買うほど外出しなかったので今年は買わないといけない。
 コロナ感染は一時的に減ったものの、また少し増え始めている。何かの宣言が出ないうちにやれることをやっておかないといけない。
 ようやく平常通りになったのに。
 オリンピックはそれなりに楽しめると思う。観戦の熱量はいつもと違いはない。いつもそんなに入れ込んで観ていないけど無関心でもない。

 今は新しい時代に入る前の過渡期なので、いろいろな悪いことが噴出している。
 これがおさまれば新しい時代に入っていくので、今はおとなしくしておいた方がいい。悪い状況に巻き込まれてはいけない。
 特に口は災いの元だと自分に強く言い聞かせておくことだ。今は本当に黙っておくべきだ。
 近未来はそんなに暗くないので安心していいと思う。



マグロとチーズ

「マグロのチーズ和え」

 そういえばマグロとチーズの組み合わせはやったことがなかったかもしれないと思ってやってみた。
 もちろん合わないわけがない。
 切り分けたマグロに、酒、みりん、しょう油、和風だしの素、塩、コショウを振りかけてしばらく置き、オリーブオイルで半焼きにする。
 とろけるチーズを振りかけて全体に混ぜ合わせる。



豆腐チャンプル

「豆腐チャンプル」

 チャンプル? チャンプルー?
 定義はよく分からないのだけど、豆腐が入った炒め物を豆腐チャンプルというんだと勝手に思っている。
 オリーブオイル(ごま油でもよかった)でキャベツ、長ネギ、シーチキンを炒める。
 酒、みりん、しょう油、中華味の素で味付けをする。
 木綿豆腐を適当にちぎって加え、更に炒める。
 塩、コショウで味を調える。
 別に炒り卵を作って最後に混ぜ合わせる。



トマトスープ

「トマトスープ」

 ジャガイモ、ニンジン、ブロッコリーを下茹でする。
 オリーブオイルでタマネギ、トマトを炒める。
 酒、みりん、砂糖、水、コンソメの素、ケチャップで味付けをしてしばらく煮込む。
 ジャガイモなどを入れ、全体に合わせながら追加で加熱する。
 塩、コショウで仕上げる。
 
 

もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 もうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10

 
 

勝手に発表 ~新規開拓アーティスト 【きのこ帝国と佐藤千亜妃】編

音楽(music)
青空と雲

 きのこ帝国といってもそういう名前の帝国があるわけではない。お菓子の名前でもない。男女4人組のバンドの名前だ。
 しかし、きのこ帝国は2021年現在、活動を停止している。2019年にベースの谷口滋昭が実家のお寺を継ぐために脱退したことを受けて活動休止となった。いつか谷口滋昭が戻ってくるかもしれないので解散はしていない。
 現在はボーカルの佐藤千亜妃がソロ活動を行っている(きのこ帝国のときから佐藤千亜妃が作詞作曲を担当していた)。
 公式サイトを見ると情報が2019年で止まっているけど、YouTubeやTwitterを見ると活動が続いている。
 私がきのこ帝国を知ったのはここ1、2ヶ月のことだ。例によってYouTubeYouTube Musicを見て回っているときに引っかかった。

 勝手に発表シリーズも回を重ねてもう何回くらいやったのか覚えていない。新規開拓編でいうと今回が8回目になるのだけど、だんだん覚えていられなくなってきたので回数を数えるのはやめにする。その都度、サブタイトルを付けることにしよう。
 これまでの発表シリーズは音楽カテゴリにまとめてあります(さかのぼるときは”次”をクリックしてください)。
 そんなわけで、今回はきのこ帝国を紹介します。




 きのこ帝国  『夢みる頃を過ぎても』

 これまで勝手に発表シリーズを読んで(聴いて)くれていた方なら、いかにも私が好きそうな曲調だなと思ったかもしれない。
 そうなんです、いかにも好きな感じなのです。
 最初に聴いたきのこ帝国の曲がこれだったかどうかは覚えていないのだけど、最初に好きになったのはこの曲だった。
 メロディー、サウンド、歌詞、ボーカルと、突出したところはないのだけど、全体として上手にまとまっていて聴き心地がいい。
 感情を大きく揺さぶられるわけではなく、曲を聴いてる自分の感情がちょうどいいところに収まる感じ。

 wikiによると、2007年に立正大学の同級生で結成した4人組のバンドで、ギターのあーちゃんの格好がきのこみたいだったことと、ゆらゆら帝国からバンド名が付けられたのだという。
 ボーカルの佐藤千亜妃はホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを獲った元女優という肩書きがある(出身は岩手県盛岡)。
 そのまま歌手としてデビューするのではなく大学の同級生とバンドを組んだというのはちょっと変わった経歴だ。




 きのこ帝国 『怪獣の腕のなか』

 インディーズ活動が7年ほどあり、2015年にメジャーデビューを果たす。
 この曲はメジャー1stアルバム『猫とアレルギー』の中の一曲。
 このときから3年後の2018年、3rdアルバム『タイム・ラプス』が事実上、最後の活動となった。




 きのこ帝国 『金木犀の夜』

 きのこらしい曲で後期の代表曲のひとつ。
 やっぱり私はこの歌声が好きなんだなと思う。




 きのこ帝国 『東京』

 インディーズ時代の2014年の1stシングル曲。
 東京をテーマにした曲は多いけど、他とは切り口が違っていて東京そのものを歌っているわけではない。
 盛岡から上京して思うことや感じることはたくさんあっただろうけど、それを直接的な作文にしていないところに佐藤千亜妃の詩人としての矜持を見る。
 MVの中のバンドが皆若くてまだアマチュアっぽい。




 きのこ帝国 『桜が咲く前に』

 メジャーデビュー1stシングル。
 時系列関係なく聴いても違和感がないのは、すでにデビューのときから佐藤千亜妃が書く曲の世界観は出来上がっていて、その後、ずっと中心線がぶれていないということだ。
 もちろん、成長はあるのだけど、基本的な部分は変わっていない。それは大事なことだ。




 きのこ帝国 『猫とアレルギー』

 2015年のメジャー1stアルバム『猫とアレルギー』の中の表題作。
 2014年の『東京』と比べるとバンドメンバーも急にプロっぽくなって垢抜けた。これは自覚か演出か、その両方か。




 佐藤千亜妃 『Summer Gate』

 もしかしたら、きのこ帝国よりソロの佐藤千亜妃の曲との出会いの方が先だったかもしれない。
 この曲は聴き始めてすぐに好きと分かってお気に入りに入れたのを覚えている。
 ソロは少し曲調が違っていて、きのこ帝国よりも都会派で大人な感じだ。




 佐藤千亜妃 『キスをする』 [STUDIO LIVE]

 佐藤千亜妃のひとつの到達点ではないかと思う。
 無理をせず余分なものをそぎ落として素直な気持ちを歌っている。
 年齢でいうと30歳になったかならないかのときに作られた曲だ。




 佐藤千亜妃 『声』

 2021年3月に発表された新しい曲。
 次の『カタワレ』は久しぶりにきのこ帝国のテイストが戻っている。




 クガツハズカム 『The Sea』

 きのこ帝国時代からクガツハズカム名義でソロ活動をしていた。今はもうしていないのだと思うけど、このときは弾き語りをメインにやっていたようだ。



 他にも『You outside my window』『夜が明けたら』『愛のゆくえ』『クロノスタシス』『he SEA』『風化する教室』などもおすすめ。

 YouTube Music 佐藤千亜妃

 アルバムはおそらく最後になったであろう『タイム・ラプス』がやはりおすすめ。
 




 佐藤千亜妃としては2ndアルバムとなる『KOE』が9月15日にリリースされるそうなので聴いてみたい。
 
 

生きているからこそ

言葉(words)
羽?

 自分が死んで高いところから下界を見下ろしたなら、私はきっと生きている人たちをうらやましく思うだろう。
 今は他人をうらやんだりしないけど、それは今自分も生きているからだ。
 死んだら何もできなくなってしまう。
 生きているからこそできることがたくさんある。それはもう、ものすごくたくさんある。
 日々を無駄にしないように、今だからできることをやっていきたい。 
 十分生きたからもう死んでもいいと思えるまで。
 
 

また過ぎる7月14日

言葉(words)
夕焼け空

 7月14日は何もないけど特別な日だ。
 昔から気になる日にちで、ずっと引っかかっている。
 遠い過去に何かあった日なのか、未来に何かある日なのか。
 何があってもおかしくない気がするのに毎年何もない。
 6年前は前日に救急車で運ばれて、やっぱり命日なんだと思ったら無事だった(尿路結石でした)。
 今年は夕方まですっかり忘れていて、思い出したけどどうやら何もなさそうだ。
 いつか、あーそうだった! と思い出すんじゃないかと思っているけどどうだろう。
 大事な約束を忘れているようなもやもや感が自分の中にある。
 
 

他者評価

言葉(words)
映る夕日

 自分を信じられないときは、自分を信じてくれる人を信じればいい。
 ひとりくらいはそんな人がいると思う。
 自己評価より他人の評価の方が正しい場合が多い。
 人は誰でも、自分のことを分かっているようで分かっていない。
 過大評価しすぎたり過小評価しすぎたりする。
 自分を客観視することは難しいからだ。
 他人の批判には耳を傾けることも必要だけど、それ以上に好意的な評価を信じていい。
 自分を嫌っている人間の意見と自分を好きでいてくれる人の意見のどちらが自分にとって大事かは言うまでもない。
 他人の声こそ自分を支えてくれるものだと思い知るべきだ。
 
 

THE FIRST TAKE STAGE グランプリ発表 ~0から1へ

音楽(music)
空と雲

 YouTubeの一発撮りオーディションプログラム「THE FIRST TAKE STAGE」のグランプリが麗奈に決定して、THE FIRST TAKEに出演した。
 セミファイナルファイナルをこのブログでも紹介した。
 前回、ファイナリスト4人の中で私は山下優太郎を推したのだけど、選ばれなかった。
 正直、麗奈は一番ないと思っていたので意外だった。
 ただ、麗奈がグランプリとなってみると腑に落ちたとも言える。選考委員会の中では早い段階で決まっていたのかもしれない。
 選考基準からしても、やはりオリジナル曲を持っていることが必要だった。単に歌唱力があるというだけでなく、主催者側はアーティストとして総合力を求めていた。

 一位には特別な価値がある。
 準優勝と優勝とでは意味がまったく違う。
 その事実は重く、責任もまた重い。
 ただ、私としては麗奈の曲や歌にはあまり感じるところがなかった。これは個人的な感覚であり、好みの問題だから仕方がない。
 私は今後の山下優太郎やhapiに期待したいし、応援したい。またどこかで出会うこともあるだろう。




 麗奈 - 僕だけを / THE FIRST TAKE



 セミファイナルやファイナルの動画はYouTubeでは非公開になってしまったけど、公式サイトでは見ることができる。
 麗奈のインタビューや選考委員たちの選評も載っている。

 この企画は楽しませてもらった。年に一度、毎年やってもいいんじゃないか。
 第二回はもっとハイレベルな戦いが見てみたい。
 新人発掘だけじゃなく、プロの本気の歌合戦が実現すればすごく盛り上がると思うけどどうだろう。 


梅雨明けは近いサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 愛知県のまん延防止なんちゃらも今日で終わり、明日からはとりあえず平常通りに戻る。
 のか?
 オリンピックもそろそろ始まるようで、テレビ観戦で楽しみたい。
 名古屋の梅雨明けも近そうだ。
 セミも鳴き始めた。
 日常は何も変わっていないといえばいない。
 永久に失われてしまったものもあるけれど。



イカ刺し

「さきイカ刺しの卵黄ソース」

 サンデー料理の定番のひとつとなったイカ刺しの卵黄ソース、ブロッコリーの芽和え。
 安定した美味しさだ。



インゲンの卵とじ

「インゲンと鶏肉の卵とじ」

 オリーブオイルで鶏肉を炒める。
 酒、みりん、しょう油、和風だしの素で味付けをする。
 インゲン、シーキチンを入れて更に炒め、少し水を足して炒め煮する。
 塩、コショウしたとき卵を加え、フタをして半熟まで加熱する。



野菜のチーズ和え

「ジャガイモその他のマヨネーズ&チーズ和え」

 ジャガイモ、ニンジン、ブロッコリー、アスパラを茹でる。
 取り出して水切りをして、オリーブオイルで炒める。
 酒、みりん、コンソメの素、塩、コショウで味付けをする。
 マヨネーズ、とろけるチーズを加えて加熱しながら混ぜ合わせる。
 
 

もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 梅雨明けまでもう少し。
 もうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10

 
 

正しく怒る

言葉(words)
ハナムグリ

 悲しみや怒りは必ずしも負の感情ではない。
 私たちは正しく悲しみ、正しく怒らなくてはならない。
 喜怒哀楽を否定して悟ったようなふりをすることが正しい態度とは思えない。
 感情に振り回されず、感情を制御することが必要だとしても、感情的になることが悪いことなのではない。
 一番いけないのは無感情になってしまうことだ。それは心の死を意味する。
 人間である以上、人間らしくあることは肯定されるべきだろう。
 現代人はもっと真剣に怒っていいのではないか。時代と共に怒りの感情が弱まっていっているように感じる。
 悲しみや怒りは戦うための燃料となる。
 私たちはこの世界ともっと戦わなくてはならない。
 あきらめて受け入れるだけでなく。
 
 

上と下

言葉(words)
空とひこうき雲

 この世界は上と下の共同作業で、どちらか一方だけが頑張ってどうなるものでもない。
 上には上の仕事があり、下には下の役割がある。
 上任せにしすぎるのはよくないけど、下だけでどうにかしようと思わなくてもいい。
 上に任せるべきところは任せ、下は下の仕事を全うすることだ。
 下が怠けると上が困るので、そのへんの自覚は必要だ。
 ときに上手くいったりいかなかったりもするけど、概ね両輪のシステムは働いているのだと思う。
 信用して任せる。でも、頼りすぎない姿勢が大事だ。
 
 

登竜門

言葉(words)
川の鯉

 広く一般に”登竜門”という言葉はよく使われているけど、出典まではあまり知られていない。
 中国の歴史書『後漢書』(5世紀)の李膺伝(りようでん)に書かれた、黄河の中流に竜門と呼ばれる激流があって、そこを登った鯉は竜になるという伝説があるという故事から来ている。
 竜門を登るから登竜門。
 今は立身出世のための関門といった意味で使われることが多い。
 立身にも出世にも興味がないから自分には関係ないと思うかもしれないけど、この世界に生まれてきている人間は何かしらの竜門を登ってここにいるわけで、この世界にいるということは当たり前ではないことを自覚しなければいけない。
 それだけ責任もあるということだ。
 死んだ後もきっと竜門が待ち構えている。そこを突破できれば次に進めるし登れなければそこで終わりとなるだろう。
 生きることはある意味では流れに逆らう行為で、止まったら死んでしまう。生きることは進むことだ。
 この先に待ち受けるいくつもの竜門を超えなければそこまでとなる。
 上流まで登りきれば私たちも竜になれるかどうかは分からない。
 行ってみれば分かるし、行かなければ分からない。
 
 

続きはある

言葉(words)
ウツギ落花

 死んだら自分が消えてなくなってしまうというイメージをどうしても持つことができない。
 死が消滅を意味するのであれば、自分が死んだという意識もないことになるけど、それもちょっと考えづらい。
 死に対して私が一番思うことは、面倒くさいということだ。
 死ぬのは面倒くさい。大がかりな引っ越し、または移住のようなものだ。
 死んで楽になるともやはり思えない。
 死後の続きのことを考えると少なからず気が重い。
 まだ続きがありますよと告げられて、でしょうねと答えるしかない。
 だからいつもこんなふうに自分を慰めている。
 どうせ先は長いんだから急ぐことはないさ、と。
 この長い旅路はのんびりぼちぼち行くしかない。
 
 

中今はまだ分からない

言葉(words)
イチョウの夏

 神道の思想の中で”中今”(なかいま)という言葉がある。
 神社検定のテキストに出てきて初めて知った。
 一般的には今この場所が世界の中心であり永遠の時間の中心点であり、最も重要なのは今だという意味と説明されることが多い。
 しかし、この思想的な言葉はそんなに単純なものではない。
『続日本紀』の宣命の中の4ヶ所に出てきていて、そこでは天つ神から続く天皇即位の正当性と現世肯定のような使われ方をしている。
 日本人なら言わんとすることがなんとなく分かるだろうけど、思想的に深読みしようとすると、とても難しいものとなる。
 中今。
”今”だけでなく”中”でもある。”中”であり”今”でもある。
 今この時が一番大事なんだから毎日を懸命に生きましょうなどという道徳で誤魔化されたりはしない。
 中今の思想はそんなことではない。断じて違う。
 中今についてはそう簡単に理解できる思想ではないので宿題としたい。
 神社検定の勉強がちょっとは役に立った。
 
 

今年も後半に入ったサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 神社検定が終わって一週間。今週は少し気が抜けた感じだった。
 検定結果は壱級100点ならずの98点。100点いけたんじゃないかと思ったらいけていなかった。細かい部分の詰めに甘さがあった。
 来年もう一回壱級を受けるので、勉強はもう始まっている。次回ははっきり100点を目標にする。100点取って神社検定を卒業したい。
 名古屋のコロナ感染はだいぶ落ち着いている。私もそろそろ活動再開なのでありがたい。
 梅雨はもう少し続くだろうか。
 オリンピックはまあ、頑張ってやってもらえばいいと思う。テレビ観戦は毎回楽しみにしていて、それは今回も変わらない。
 都議選はまったく他人事なので興味がないのだけど、静岡県知事はどうして当選してしまったのか、県外人からすると謎だ。
 気づけば7月で、今年も半分終わっていた。残りの半分もあっけなく過ぎていくのだろう。



サーモン

「いつものサーモン」

 長ネギの刻みとしょう油ソースで、いつのもトラウトサーモン。



ナスの天ぷら

「ナスとシシトウの天ぷら」

 いただきもののシシトウは炒めたらけっこう苦かったので天ぷらにしてみたら、やっぱり苦かった。フキノトウほどではないけど。
 今回は衣を固めにして一度揚げを試してみた。やはり衣は柔からめにして二度揚げする方がカラッと揚がる。



ジャガイモオムレツ

「ジャガイモオムレツ崩れ」

 ジャガイモ、ニンジン、タマネギを細切りにしてパリッとした食感のガレットみたいなのを作ろうと思ったのだけど、全然固まらずにオムレツ崩れのようになってしまった。
 小麦粉の代わりに卵を使ったのが失敗だったかもしれない。
 それか、もっと油を多くして揚げ焼きみたいにすべきだったのか。
 違いは食感だけなのだけど。


定点観測

日常写真(Everyday life)
定点観測

 いつもの定点観測をお送りします。

 こちら側の定点観測は基本的に晴れているときだけなので、梅雨の期間にも関わらず雨の写真がほとんどない。
 空模様もあまり代わり映えしない。
 もう一方の定点観測は全天候で撮るので変化が大きい。
 変化といえばもうひとつの定点観測は刻々と風景変わっていっている。正面に何棟かマンションが建ってそのうち視界が遮られそうで怖い。名古屋駅の高層ビルが見えなくなってしまったら寂しすぎる。
 こちら側の定点観測は風景としての変化は少ないものの、季節の変化が感じられる。春の桜から新緑、紅葉まで見られるのはこちらだけだ。
 というわけで、今後も2箇所の定点観測を続けていこうと思っている。


君の救世主

言葉(words)
ネジバナ

 つべこべ言わずに生きてりゃいいんだよ。
 君を救ってくるのは未来の君だけなんだから。
 自分を救いたければ未来へ行け。
 
 

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