月別:2021年06月

記事一覧
  • 徳貯蓄のススメ

     徳と不徳は今日も積み上がっていっている。 誰かが見ているとか見ていないとかは関係ない。魂に自動的に勘定されるものだから。 徳を軽く見てはいけない。 不徳があなたを滅ぼし、徳が必ずあなたを救ってくれる。 これだけは信じてほしい。 意識の持ち方ひとつで不徳をやめて徳を積むことができる。 1円ずつ貯金するような地道な行為ではあるけど、やるとやらないのとでは最終的に大きな差となるから、やって損はない。...

    2021/06/30

    言葉(words)

  • つまらない時代

     この世界はずいぶんつまらないところになってしまった。 私は基本的に世界を肯定したい方だし、未来へ向かって一方的によくなっていると信じているのだけど、最近の人間たちを見ているとそういう素朴な信頼感が薄らいでしまう。人間ってこんなに駄目だったんだと、ひどくがっかりしている。 一番くだらないのが正義の味方気取りで正論を振り回している連中だ。 何かというと反対するか文句をつけるしか能がなく、自分では何も...

    2021/06/29

    言葉(words)

  • THE FIRST TAKE STAGE ファイナリスト4人発表

     YouTubeのプログラムTHE FIRST TAKEの一発撮りオーディションプログラム「THE FIRST TAKE STAGE」のファイナルに残った4人の動画がアップされた(26日土曜日に)。 すでに見たという方もいるだろう。 前回のセミファイナルの様子をこのブログでも紹介した。 THE FIRST TAKE STAGEのセミファイナルを見て(ブログ記事) 気づいたらセミファイナルのオーディション動画がYouTubeから消されてしまっている(公式サイトでは見ら...

    2021/06/28

    音楽(music)

  • 神社検定も終わったサンデー料理

     日曜日の今日は神社検定のオンライン試験があったので、料理は土曜日に前倒しでやった。 神社検定は去年コロナで中止になったので、前回の弐級から2年間間が空いたことになる。ここにたどり着くまで長かった。勉強も同じところの繰り返しなのでいい加減飽きていた。 結果(仮)は明日出るようだけど、100点には届かなかったか。95点以下ということはないと思うけど。 とりあえずこれで一区切りとなる。せいせいしたというより...

    2021/06/27

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     もうひとつの定点観測をお送りします。  ...

    2021/06/26

    日常写真(Everyday life)

  • 勝手に発表 ~「Kitriを絶賛紹介します」編

    ”姉妹ピアノ連弾ボーカル・ユニット”という肩書きで紹介されることが多いKitri(キトリ)をあなたはご存じだろうか。 私はつい最近その存在を知って、なんで今まで知らなかったんだ、私の馬鹿! と自分を叱った。 どの程度世の中に認知されているか分からないのだけど、もし半ば埋もれているのだとしたらこんなもったいないことはない。 私は声を大にして言いたい、あなたはkitriを聴くべきだ、と。 京都出身(おそらく今も京...

    2021/06/25

    音楽(music)

  • 自己防御

     自分の身は自分で守るしかない。そんなことはあらためて言うまでもないことで、どの時代のどんな環境でも同じだ。 身を守るために必要なのは、情報、知恵、想像力。 まずは情報が一番の鍵を握っている。無知では身を守れない。 情報があふれている時代ではあるけど、その中から正しいものを選び出せるかどうかが大事だ。 得た情報は活かさなくては意味がない。そのために知恵が必要だ。 正面から戦うのか、かわすのか、逃げ...

    2021/06/24

    言葉(words)

  • プレイヤー

     この世界はごっこであり、ゲームだ。だからこそ、真面目に生きる必要がある。 遊びを真剣にやるプロスポーツ選手のように。 生きることはプレイなのだ。 プレイヤーとしてこの世界を遊び尽くせれば勝ちといっていい。 本気で取り組まなければこのゲームは決して楽しめない。  ...

    2021/06/23

    言葉(words)

  • 素直さとは

     いろいろと穿った見方はできるのだけど、見たままを信じるというのもひとつの生き方だ。 どちらも否定されるべき態度ではない。 なんだかんだいって人間素直が一番で、素直な人は他人から愛されるし周りを幸せにする。 本人もその方が生きやすいに違いない。 もちろん、そんな生き方は嫌だと拒否する自由もある。 素直さはある種の才能で、誰もが生まれつき持ち合わせているものではない。 本物の素直さは、努力を重ねて自...

    2021/06/22

    言葉(words)

  • 勝手に発表 ~「コラボの妙」編

     勝手に発表シリーズ、今回は「コラボの妙」編と題してお送りします。 最近なのかどうか分からないのだけど、いろんなアーティストがいろんなアーティストと組んで曲を発表している。昔からあったのだろうけど、そういう曲を耳にする機会といえばテレビの音楽番組とかラジオとかで、そういったものを見聞きしなかった私はほとんど知らずにいた。 そういう曲を聴けるようになったのはYouTubeのおかげで、アーティストたちも発表...

    2021/06/21

    音楽(music)

  • 緊急事態はいったさん去ったサンデー料理

     愛知県の緊急事態宣言も明日で解除ということで、とりあえず一区切りという感じはしている。名古屋の新規感染者数もだいぶ減ってきた。私の予定も少しずつ戻ってくるはずだ。 オリンピックをやるなら次の波も必ず来るだろうから、収まっているうちにやれることをやっておいた方がよさそうだ。なんとか7月いっぱいは持ってほしい。 ワクチン接種後の死者が分かっているだけで196人になっている(日本が台湾に送ったワクチンを打...

    2021/06/20

    料理(Cooking)

  • 定点観測

     定点観測をお送りします。  ...

    2021/06/19

    日常写真(Everyday life)

  • 勝手に発表 ~新規開拓アーティストその6 【ぷにぷに電機】編

    ”ぷにぷに電機”と聞いて、ああ知ってるよと即答できる人は何パーセントくらいいるのだろう。 秋葉原とかにある電気屋の名前ではない。日本橋へ行ってこのへんにぷにぷに電機ってありますか? と、オタクの人に訊いてもキョトンとされるだけだ。 ネットを中心に活動するシンガーソングライター兼音楽プロデューサーという肩書きで紹介されることが多い。 私もYouTube上でしか知らないのだけど(しかも最近知ったばかり)、MVを...

    2021/06/18

    音楽(music)

  • 正論対正論

     すごく自慢げに正論を振りかざして勝ったような気になっている奴が一番ダサい。 という正論。 正論対正論の醜い争いがこの世界の構図だ。 そんなものとは無縁の場所で平和に暮らせればいいのだけど。  ...

    2021/06/17

    言葉(words)

  • 肯定の一択

     結局のところ、この世界を肯定しなければいけないことは分かっている。 それ以外に選択肢はない。 でも、無条件にこの世界を肯定するようなことを口にする人間を私は信用しない。 絶対にだ。 この世界がどれだけ多くの犠牲の上に成り立っているかに思いが及ばないせいだろう。 無知や無邪気さというのはときに残酷で、人を深く傷つけ、罪深い。 この世界を否定したい人の気持ちはよく分かる。その感覚の方が正常だ。 それ...

    2021/06/16

    言葉(words)

  • 絶望の成分

     絶望の成分の大部分は不安でできている。 不安が人を殺す。 芥川龍之介は、遺書の中で自殺する理由を”将来に対する唯ぼんやりした不安”と書いたけど、それこそが絶望の本質を表している。 今この瞬間に追い詰められているとき、人は絶望などしない。生存本能の方が勝るからだ。 不安の要因を取り除けば絶望は去るかといえば必ずしもそうではない。不安は常につきまとい、ときどき襲いかかってくる。 絶望感との戦いに勝ち目...

    2021/06/15

    言葉(words)

  • 勝手に発表 ~新規開拓アーティストその5 【赤い公園】編

     わたしが赤い公園(オフィシャルサイト)のことを知ったとき、赤い公園はすでに解散した後だった。 今年2021年5月28日に中野サンプラザで行われたライブが最後となった。 最終シングルは『オレンジ/pray』で、発表されたのは2020年11月25日。そのときはもう、リーダーの津野米咲(つのまいさ)はこの世にいなかった。 2020年10月18日。津野米咲、急逝。享年29。自殺だったとされる。 赤い公園『オレンジ』 新規開拓のために...

    2021/06/14

    音楽(music)

  • 6月も進むサンデー料理

     6月も進んでそろそろ半ばに入ってきた。 27日の神社検定まであと2週間となり、勉強は仕上げの段階に入っているのだけど、どれだけ注意深く暗記したつもりでも必ず穴はできてしまうから、目標の90点以上というのはあらためて難しいと思い始めている。残り2週間でどこまで詰められるか。 来月はちょこちょこ予定も入ってきて少しずつ前に進んでいくような感じになっている。 オリンピックを開催すればその後に大きな波がやって...

    2021/06/13

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     今年の名古屋は早々に梅雨入りしたものの、ここまで雨の日は少なくてあまり梅雨らしくない。まだ梅雨入りしてないんじゃないかと思うほどに。 来週あたりから雨や曇りの日が増えてくるようだから、そうなると定点観測も雨模様の写真が多くなる。 今週はもうひとつの定点観測をお送りします。  ...

    2021/06/12

    日常写真(Everyday life)

  • 良い種

     希望の芽は誰も気づかないところで芽を出してひっそり育っている。 別のところでは悪の芽や絶望の芽もこっそり育つ。 顔を出したばかりの芽が良い花を咲かせるのか悪い花を咲かせるのかは分からない。 子供のうちは善人になるか悪人になるか判断がつかないように。 けど、最終的にどうなるかは種の時点でもう決まっているようにも思う。 良い種を少しでも多く蒔かなくてはいけない。 良い花から採れた良い種を。  ...

    2021/06/11

    言葉(words)

  • 命の使い道

     日々が過ぎて命の残り時間が少なくなり死に向かっていくという考え方がひとつ。 もうひとつの考え方は、持ち時間は未来へ向かうための燃料のようなものとする考えだ。 与えられた時間を使って私たちは毎日を生きているわけだけど、それは同時に未来へ向かって進んでいくことでもある。 日々の使い道をそう考えることもできる。 命は削られていくのではない、命を使って進むのだ。 まだ見ぬ明日へ向かって。人類の可能性を追...

    2021/06/10

    言葉(words)

  • 好きなものが良いもの

     人は案外自分の好きなものが分かっていない。 分かっているつもりでもちゃんと自信を持てていないことが多い。 だから、世間の評判を気にしたり他人の評価を判断基準にしたりしてしまう。 自分の好きなものをはっきり自覚できていれば、たとえばネットのクチコミなど必要ない。 自分にとって良いものは自分が好きなものだ。 他人の評価や値段が決めることではない。 常日頃から自分が好きなものを知っておかないといけない...

    2021/06/09

    言葉(words)

  • しょぼくれてはいけない

     人の振り見て我が振り直せというけど、自分がどんな振りをしているかは見えないのでどう直せばいいか分からないというのはある。 ただ、少し年を取って思うのは、しょぼくれてはいけない、ということだ。 しょぼくれちゃいけない、と自分に何度も言い聞かせる。 年齢に関係なくしょんぼりしている人がけっこういて、他人事ながら大丈夫かなとちょっと心配になることがある。 まず背筋を伸ばして、キビキビ動くことを心がけた...

    2021/06/08

    言葉(words)

  • 特別な当たり前

     あの頃の当たり前のあの時間が特別だったなんて、あのときは思わなかった。 失って時が過ぎた今だからそれが分かる。 あの頃の自分に伝えることはもうできないから、未来から来た自分になったつもりで今の自分に言おう。 この当たり前は当たり前じゃない、特別な時間なんだ、と。 今ここにある当たり前を愛おしまなくてはならない。  ...

    2021/06/07

    日常写真(Everyday life)

  • 何もない平和なサンデー料理

     コロナ騒動からワクチン騒動へと移行しているようだけど、こちらからするとそれこそ別の地平で起こっている出来事のように思える。 別の地平ってどこ? 個人的にはいろんな予定が飛んで無駄に平和な日々を過ごしている。何もないことのありがたさを思いつつ、やはり物足りなくもある。生活に張りと緊張感が足りない。 とりあえず3週間後の6月27日の神社検定の日まで無事に過ごさなくてはいけない。詰めの勉強も必要だけど、何...

    2021/06/06

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     もうひとつの定点観測をお送りします。  ...

    2021/06/05

    日常写真(Everyday life)

  • 共にある何か

     共にあることの大切さを思う。 たとえば田舎の一軒家に暮らすおじいさんと猫のように。 人はひとりでも生きられる。 でも、ひとりでは心が少しずつ死んでしまう。 誰しも心通わせる対象が必要だ。 たとえそれが一方通行のものであったとしても。  ...

    2021/06/04

    言葉(words)

  • 考えることと考えないこと

     自分の思考といえども完全に掌握できるわけではない。 考えなくてもいいことをつい考えてしまうし、考えなくてはいけないことから逃げがちだ。 それでも、何を考え、何を考えないかを見極めることは大事だ。 簡単に言えば悩まず考えるということだ。 後悔しても取り返しはつかないし、まだ来てもいない未来を思いわずらっても意味がない。 悩むことと考えることは違うから、そこをまず明確に区別しなければいけない。 とに...

    2021/06/03

    空(Sky)

  • タダと代償

    ”ただより高いものはない”という言葉は本当だ。 タダで手に入れて喜んでいると思いがけない代償を支払うことになる。 多くの場合、無自覚のうちに支払わされていて、実際のところタダというわけではない。 タダというのは必ずカラクリがある。本当にタダというものはないのかもしれない。 たとえば、どうしてワクチンをタダで打てるのかを考えたことがあるだろうか。あれなどは「ただより高いものはない」の典型的な例だ。 タ...

    2021/06/02

    言葉(words)

  • 馬鹿の自覚

     賢い人間は他人の間違いや自分の失敗から学んで同じ間違いをしない。 馬鹿な人間は何度でも同じ間違いを犯す。 原因は自分が馬鹿だという自覚がないからだ。 賢い人ほど自分は馬鹿かもしれないと疑う。だからこそ、改めることができる。 馬鹿な人間は自分は馬鹿じゃないとかたくなに思い込むから馬鹿をこじらせる。 そうなるともう付ける薬はないということになる。 残念ながら馬鹿は死んでも治らない。 無茶苦茶言ってい...

    2021/06/01

    言葉(words)

徳貯蓄のススメ

言葉(words)
ユリ科?

 徳と不徳は今日も積み上がっていっている。
 誰かが見ているとか見ていないとかは関係ない。魂に自動的に勘定されるものだから。
 徳を軽く見てはいけない。
 不徳があなたを滅ぼし、徳が必ずあなたを救ってくれる。
 これだけは信じてほしい。
 意識の持ち方ひとつで不徳をやめて徳を積むことができる。
 1円ずつ貯金するような地道な行為ではあるけど、やるとやらないのとでは最終的に大きな差となるから、やって損はない。


つまらない時代

言葉(words)
ハナムグリ

 この世界はずいぶんつまらないところになってしまった。
 私は基本的に世界を肯定したい方だし、未来へ向かって一方的によくなっていると信じているのだけど、最近の人間たちを見ているとそういう素朴な信頼感が薄らいでしまう。人間ってこんなに駄目だったんだと、ひどくがっかりしている。
 一番くだらないのが正義の味方気取りで正論を振り回している連中だ。
 何かというと反対するか文句をつけるしか能がなく、自分では何もしない。
 口を出すなら協力すべきだし、協力する気がないなら黙っておくべきだ。
 こういうことを書いている時点で私自身もやらかしているのだけど、今は世間からなるべく距離を取っていたい気持ちでいっぱいだ。コロナ騒動にもワクチン狂想曲にも巻き込まれたくない。
 一連の出来事は人間選別の類いなのだろうか。そこに何者かの意思があるのかないのか。
 今が新しい時代へ進めるかどうかの試金石だというのなら、私は旧時代に残りたい。
 この馬鹿ばかしさの意味って何なんだろう。ずっと考えているけどよく分からない。何年後かに答えが出るのだろうか。
 
 

THE FIRST TAKE STAGE ファイナリスト4人発表

音楽(music)


 YouTubeのプログラムTHE FIRST TAKEの一発撮りオーディションプログラム「THE FIRST TAKE STAGE」のファイナルに残った4人の動画がアップされた(26日土曜日に)。
 すでに見たという方もいるだろう。
 前回のセミファイナルの様子をこのブログでも紹介した。
 THE FIRST TAKE STAGEのセミファイナルを見て(ブログ記事)
 気づいたらセミファイナルのオーディション動画がYouTubeから消されてしまっている(公式サイトでは見られる)。いつでも見られるようにYouTubeに残しておいてほしかった。
 セミファイナルについては亀田誠治とハマ・オカモトが「BACKSTAGE / 一発撮りオーディションの裏側」で4回に分けて出場者を紹介していて、これは今のところ残っている。

 セミファイナリストの14人の中で個人的に気になるとして挙げたyuna.、山下 優太郎、hapi、佐野 諒太の中から山下 優太郎とhapiが4人の中に残った。ちょっと嬉しい。
 期間限定になるのだろうけど、4人のファイナル・オーディションの動画を紹介します。




 ざきのすけ。 - MINT

 実力は申し分ないと思う。
 歌唱だけでなく作詞作曲もやる強みがある。
 個人的にはあまり好きなタイプではないのだけど、選ばれてみると納得だ。
 ちょっと若い頃の岩井俊二みたい。




 hapi - 猫 (DISH//)

 セミファイナルのとき、この人が優勝しても驚かないし、私がもしレーベルのスカウトか何かだったら、この人と契約したいと思うと書いた気持ちに変わりはない。
 本人のキャラは立っているけど、アーティストとしては色づけされていないから、プロデュース次第で大化けする可能性を感じさせる。
 運営側もそのあたりを評価しての選出だったのではないかと思う。最初から完成されすぎていると面白みがない。
 ただ、歌唱1本でやっていくのであればまだまだ力不足だ。すごいのがゴロゴロいる中に割って入っていくのは大変だ。




 麗奈 - ワンルーム

 麗奈は完全にノーマークだった。
 自分が選ばれて意外だったと本人もインタビューで答えているけど、実際意外に思った人が多かったんじゃないだろうか。
 同じギターの弾き語りでオリジナル曲ということでいうとyuna.の方が可能性があったように思う。
 そのあたりは素人受けと玄人受けの違いだろうか。
 今回のオーディションでは人間力も選考基準に挙げているから、顔出しNGのyuna.はそこがマイナス要因だったかもしれない。




 山下 優太郎 - 祈り花 (平井 大)

 セミファイナルのとき、歌をやるために沖縄から上京したのに遊びほうけていたと自嘲した25歳の青年は、ファイナルでは感情が入りすぎて感極まった。歌い終わったあと、歌うことをあきらめないでよかったと噛みしめるように語った。
 彼の歌声には人の心を強く揺さぶる何かがある。それは誰かに教えてもらうものではなく、努力で手に入るものでもない。天性としか言いようのないものだ。
 優勝はhapiでもざきのすけ。でもいいのだけど、THE FIRST TAKEが責任を持って売り出すつもりなら、ぜひ山下優太郎に力を貸してやってほしいと思う。
 彼はひとりではやっていけない。でも、周りの人間が御輿に担げばやれる男だ。25歳で歌1本となると後はない。
(ざきのすけ。と麗奈はひとりでもやっていけるし、hapiはレコード会社が放っておかない)
 運営が今回のオーディションを通じてシンデレラ・ストーリーを描くつもりであれば、グランプリは山下優太郎の一択だ。



 コメント欄では人気抜群だった小林右京は選ばれなかった。ユニークな存在ではあるけど、4人の中に入れると場が荒れる。主催者側もそれは感じたはずだ。ファイナリストが5人だったら選ばれたかもしれない。
 それぞれアーティスト活動をしていて固定ファンもいるようだから、セミファイナルまで残ったような人なら今後どこかで出てくる可能性は大いにある。
 これだけ注目度が高いプログラムに出られる機会はそうはないから、いいきっかけになったんじゃないだろうか。

 しかしながら、14人についてあらためて考えてみると、それほど高いレベルにはない。
 たとえばファイナルに残ったのが、アイナ・ジ・エンドikurauruadoだったらと想像してみよう。
 こいつらとんでもねえな、と思うに違いない。
 14人と彼女たちを比べるのは酷だろうけど、年齢でいえば同年代だ。
 平成時代、アイドルグループとジャニーズとダンスグループに席巻されてすっかり停滞したJ-POP界も、平成の終わりから令和にかけてネット出身のアーティストも絡んで様相がガラリと変わった。今や実力者たちがひしめき合って活況を呈す状態になっている。
 今回のファイナリスト4人はそういったバケモノたちと対等に渡り合っていかなくてはならない。好きな音楽をやってどうにか食べていければいいやなんて考えではあっという間に蹴散らされてしまう。
 だからこそ、負けてなるものかと切磋琢磨して頑張ってほしいと思う。
 全体のレベルが上がれば曲の質も上がって聴き手の私たちも幸せになれるので頼みます(無責任なお願い)。

 グランプリの発表は7月9日(金)22:00。
 THE FIRST TAKEに出演という形になるようだ。
 楽しみに待ちたい。
 
 公式サイト


神社検定も終わったサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 日曜日の今日は神社検定のオンライン試験があったので、料理は土曜日に前倒しでやった。
 神社検定は去年コロナで中止になったので、前回の弐級から2年間間が空いたことになる。ここにたどり着くまで長かった。勉強も同じところの繰り返しなのでいい加減飽きていた。
 結果(仮)は明日出るようだけど、100点には届かなかったか。95点以下ということはないと思うけど。
 とりあえずこれで一区切りとなる。せいせいしたというよりやはり少し寂しい。
 ただ、神社検定は年ごとに内容が総入れ替えなので、来年もう一度受験するつもりでいる。2年間でワンセットのようなところがあるから、今年だけでは半分しか受かってない気がする。
 来年はちゃんと会場で受験したい。やっぱり気分的に全然違う。
 7月はいくつか予定が入っているので少しバタバタする。コロナで休んでいた分を取り戻さないといけない。



マグロ

「マグロの刺身」

 マグロの切り落としで、これは調理しない方が美味しく食べられる。
 タレを作って長ネギの刻みを振るだけでは料理とは呼べないのだけど。



ジャガイモと大葉の天ぷら

「ジャガイモと大葉の天ぷら」

 ジャガイモは新ジャガだったので皮をむかずに輪切りにして揚げた。
 大葉は揚げ時間がちょっと長すぎた。
 天ぷらは衣作りも難しいけど、揚げる温度と時間が鍵を握っている。いまだにコツがよく分からない。
 サクサク衣のためには二度揚げがいいことは分かったので、最近はずっとそうしている。



トマトスープとポーチドエッグ

「トマトスープとポーチドエッグ」

 久しぶりにポーチドエッグを作った。前に作ったのはもう何年も前だ。
 酢大さじ2と塩を加えた水を沸騰させ、ぐるぐるとかき回して卵をそっと入れる。
 卵は中心部で固まるので、そのまましばらく加熱する。
 ある程度固まったらそっと取り出し、氷水に浸ける。
 トマトスープは、トマト、タマネギ、ニンジンをオリーブオイルで炒め、酒、みりん、砂糖、コンソメの素、ケチャップ、水で味付けしながら煮込む。
 ブロッコリーはあらかじめ下茹でしておいて終盤で加える。


もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 もうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10

 
 

勝手に発表 ~「Kitriを絶賛紹介します」編

音楽(music)
夕空

”姉妹ピアノ連弾ボーカル・ユニット”という肩書きで紹介されることが多いKitri(キトリ)をあなたはご存じだろうか。
 私はつい最近その存在を知って、なんで今まで知らなかったんだ、私の馬鹿! と自分を叱った。
 どの程度世の中に認知されているか分からないのだけど、もし半ば埋もれているのだとしたらこんなもったいないことはない。
 私は声を大にして言いたい、あなたはkitriを聴くべきだ、と。

 京都出身(おそらく今も京都在住)の姉妹ユニットKitri。
 姉のMona(モナ)がボーカルとピアノの低音部を、妹のHina(ヒナ)がコーラスとピアノ高音部を担当する。Hinaは曲によってギターやパーカッション担当になる。
 作詞は姉妹で、作曲はMonaが行う。
 子供の頃からピアノを習っていてピアノ教師のすすめで連弾をするようになる。
 2015年、キトリイフというユニット名で活動を開始する。
 その後、大橋トリオに見いだされ、2016年に大橋トリオが映画『PとJK』のテーマ曲をやったとき、姉妹をボーカルとハミングで起用したことがメジャーデビューにつながった。
 翌2017年、大橋トリオプロデュースでユニット名を現在のKitriに改め、『opus 0』をストリーミング配信した。
 2019年、映画『“隠れビッチ”やってました。』の主題歌「さよなら、涙目」を発表。
 EPとしては同じ2019年に『Primo』を発売している。
 2020年にはファーストアルバムの『Kitrist』を出した。珍しいことにCDとアナログ盤も発売している。
 最初のユニット名の”キトリイフ”は木と鳥と葉(リイフ)を合わせた造語で、Kitriはクラシックバレエ『ドン・キホーテ』に登場する少女キトリに由来するのだとか。

 といった基礎知識はさして重要ではなくて、曲を聴けばKitriの魅力は分かってもらえるんじゃないかと思う。
 これほどの実力者がメジャーになっていないなんて驚きだ。
 NHKの人は早くKitriを見つけて1、2年の内に紅白に出てもらった方がいい。その方が国民のためになる。
 もう一度言おう、あなたはKitriを聴くべきだ、と。

 なお、YouTube上のKitri作品はWebサイトの埋め込みが禁止されているため、リンクを張っておくのでYouTubeで視聴してください。



https://youtu.be/If859lnHeA4
 Kitri 『赤い月』



https://youtu.be/XiaivRJJ1N0
 Kitri 『細胞のダンス』



https://youtu.be/aKsed7AdsT0
 Kitri 『矛盾律』




 Kitri 『硝子の少年』 / KinKi Kids(cover)

 何曲かカバー曲をアップしているうちの一曲(カバー曲はチャンネルが別なので埋め込み可になっている)。
 若いふたりがよくこの曲を知ってたなと思う。
 1997年に発表されたKinKi Kidsのデビュー曲で、作詞は松本隆、作曲は山下達郎。
 ジャニー喜多川からオリコンチャートの初登場1位とミリオンセールスという絶対条件を突きつけられたふたりの本気度が伝わる名曲だ。
 作曲を筒美京平ではなく山下達郎に依頼したのはジャニー喜多川の直感だったのだろうか。
 作詞も作曲もかなり苦労したようだけど、結果的にその使命は果たされることになる。
 Kitriが歌うと全然別の名曲となった。
 そもそもこの歌詞は10代の少年が歌うようなものではない。
 あらためて当時のKinKi Kidsの歌を聴くと、なんだか微笑ましい。歌はけっこう上手いんだけど、まったくハモらないのね、ふたり。
 山下達郎版と聴き比べるのも一興。



https://youtu.be/AQlxSd5GjoQ
 Kitri 『Akari』



https://youtu.be/uBOq-zbjOFE
 Kitri 『青い春』

 どこか暗くて怪しげなところが魅力のKitriなのだけど、こんな青春ソングもきっちり歌える。



https://youtu.be/mFM2DmPLxHM
 Kitri 『未知階段』

『青い春』を歌ったかと思えば『未知階段』のような世界観も描ける振り幅の広さも持っている。
 暗く重くても露悪的ではないから嫌な感じがしない。本質的に上品だからだろう。
 ピアノと歌に注目がいきがちだけど、歌詞のセンスも素晴らしい。



https://youtu.be/3OZfCDJhi2E
 kitri 『rhythm』



https://youtu.be/FaxJ5OFh_OQ
 Kitri 『羅針鳥』


 久しぶりに応援したいアーティストに出会った。単に好きで聴いているというだけでなく、CDを新品で買わなくてはとか、近くでライブがあったら見に行きたいといった気持ちになる。
 Kitriを少しでも世間に広めたい、というのが今回の記事の趣旨で、”勝手に発表”シリーズの「Kitri」編ということでお送りしました。

 これまでの勝手に発表シリーズは「音楽カテゴリー」にまとめてあります(過去ログに飛ぶときは”次”をクリックしてください)。

 

 Kitri『Kitrist』 



 Kitri『Kitrist Ⅱ』 
 
 

自己防御

言葉(words)
蛾

 自分の身は自分で守るしかない。そんなことはあらためて言うまでもないことで、どの時代のどんな環境でも同じだ。
 身を守るために必要なのは、情報、知恵、想像力。
 まずは情報が一番の鍵を握っている。無知では身を守れない。
 情報があふれている時代ではあるけど、その中から正しいものを選び出せるかどうかが大事だ。
 得た情報は活かさなくては意味がない。そのために知恵が必要だ。
 正面から戦うのか、かわすのか、逃げるのか。状況に応じて身の処し方は変わってくる。
 最後は想像力。
 何をすればどうなるか、何をしなければどうなるかを想像して、自分の行動を決めなければならない。
 そのときはもう情報に振り回されてはいけない。情報は飲み込んで自分の中で消化しておく。
 あとはもう自分の感覚と判断だけが頼りとなる。
 他人の意見や周りに流されることのないように。
 誰のせいでもなく、自分が決めたことなら自分で責任を取れるだろう。
 自分を守れるのは自分だけと、よくよく自覚しておかなければならない。
 
 

プレイヤー

言葉(words)
梅の実

 この世界はごっこであり、ゲームだ。だからこそ、真面目に生きる必要がある。
 遊びを真剣にやるプロスポーツ選手のように。
 生きることはプレイなのだ。
 プレイヤーとしてこの世界を遊び尽くせれば勝ちといっていい。
 本気で取り組まなければこのゲームは決して楽しめない。
 
 

素直さとは

言葉(words)
ムラサキカタバミかな

 いろいろと穿った見方はできるのだけど、見たままを信じるというのもひとつの生き方だ。
 どちらも否定されるべき態度ではない。
 なんだかんだいって人間素直が一番で、素直な人は他人から愛されるし周りを幸せにする。
 本人もその方が生きやすいに違いない。
 もちろん、そんな生き方は嫌だと拒否する自由もある。
 素直さはある種の才能で、誰もが生まれつき持ち合わせているものではない。
 本物の素直さは、努力を重ねて自覚的に獲得する究極の能力なのかもしれない。
 
 

勝手に発表 ~「コラボの妙」編

音楽(music)
空

 勝手に発表シリーズ、今回は「コラボの妙」編と題してお送りします。
 最近なのかどうか分からないのだけど、いろんなアーティストがいろんなアーティストと組んで曲を発表している。昔からあったのだろうけど、そういう曲を耳にする機会といえばテレビの音楽番組とかラジオとかで、そういったものを見聞きしなかった私はほとんど知らずにいた。
 そういう曲を聴けるようになったのはYouTubeのおかげで、アーティストたちも発表の場として動画サイトやサブスク(サブスクリプション)の音楽サイトを意識しているのではないかと思う。
 CDが売れないと言われて久しい時代の中で、ストリーミングやサブスク、動画サイトなどでアーティストたちが食べていけるのであれば、アーティスト側にとってもレコード会社にとってもリスナーにとっても喜ばしいことだ。
 アマチュアが動画サイトを通じてプロになる道筋もできたし、プロになるつもりはなくても発表の場があるということはいいことに違いない。

 さて、前置きはこれくらにして、最近見つけてお気に入りのコラボ曲を紹介します。
 映画の中でアーティストを演じた俳優の曲はコラボ曲とはいえないのだけど、今回一緒に入れてしまう。以前、ハルレオの『さよならくちびる』を紹介した。

 これまでの勝手に発表シリーズは「音楽カテゴリー」にまとめてあります(過去ログに飛ぶときは”次”をクリックしてください)。




 A_o 『BLUE SOULS』

 ポカリスエット(Web)のCMで耳にしたことがあるという人もいるかもしれない。
 CMの映像「でも君が見えた」篇
 全面的にCGかと思ったら半分くらいは実写だ。メイキング映像も公開されている。

 歌っているのはBiSHアイナ・ジ・エンド
 以前、THE FIRST TAKEの『オーケストラ』を紹介した。
 ハスキーボイスだけではない圧倒的な表現力で唯一無二の存在だ。
 アイナ・ジ・エンドは、息継ぎ(ブレス)さえ曲の一部にしてしまっている。水泳の息継ぎのように毎回全力で息を吸い込んでいる。
 ギターを弾くのはROTH BART BARONの三船雅也で、この曲の作詞作曲もしている。
 ぜひフルバージョンが聴いてみたい。




 ジェニーハイ feat. アイナ・ジ・エンド(BiSH) 『不便な可愛げ』

 YouTube Musicで新規開拓をしているとき関連動画で出てきた曲で、feat.アイナ・ジ・エンドとあったので聴いてみたら、これがかなりいい曲で、そのまま聴き続けていたら、あれ? くっきー? 小薮もいる! ピアノも見覚えがあるし(後から思い出したけど、ゴーストライター事件で話題になったあの人だ)、これって川谷絵音だよね。どういうこと? となった。
 アイナではないもうひとりのボーカルは知らなかったのだけど、tricotの中嶋イッキュウという人らしい。
 ジェニーハイ(Web)についてはYouTubeの解説にはこうある。

ジェニーハイとは?
BSスカパー !「BAZOOKA !!!」の知名度を上げるため、 2017年7月31日の放送より始動したプロジェクト。
音楽番組や音楽フェスなどへの出演を目標に、ドラム担当の小籔千豊、ベース担当のくっきー ( 野性爆弾 )、ボーカル担当の中嶋イッキュウ (tricot)の 3 人で結成。その後、3 人からのアプローチにより川谷がプロデューサーに就任。
さらに小籔が「俺の知り合いで一番えげつないキーボード」として推薦した新垣隆をキーボードとしてメンバーに迎え、様々な天才が集まった超個性的バンドが誕生した。

 アルバムも出しているし、ライブもやっているので、かなり本格的に活動しているようだ。




 クレイユーキーズ with yui 『サヨナラ SAY GOODBYE』

 最初、どれがアーティスト名で、どれが曲名で、誰が歌っているのかよく分からなかった。
 聞き覚えのある声だとは思ったのだけど、yuiってあのYUIのことなのかなと思いつつ、YUIの曲をちゃんと聴いたことがなくて確信が持てなかった。
 途中で語りが入って、なんじゃこれと思う。しゃべりはいいから歌を聴かせてくれと。
 クレイユーキーズというのは、元キマグレンのクレイ勇輝が作ったバンドというかプロジェクトらしいのだけど、キマグレンも名前くらいしか聞いたことがないので、今もってよく分かっていない。
 ただ、yuiはあのYUIだということだけは分かった。その後、さかのぼってYUIの昔の曲を何曲か聴いてみたのだけど、もうひとつしっくりこない。
 でも、この『サヨナラ SAY GOODBYE』は好きだ。途中の語りもだんだんよくなっていった。
 気に入ったら『世界から音が消えた日』『EKABO』も聴いてみてください。




 シン(阿部サダヲ)&ふうか(吉岡里帆) 『体の芯からまだ燃えているんだ』

 映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』の主題歌で、作中では世界的ロックシンガーのシンを阿部サダヲが、声の小さすぎるストリートミュージシャンの明日葉ふうかを吉岡里帆が演じた。
 映画の出来はもうひとつだったのだけど、ふたりが歌う主題歌はよかった。吉岡里帆も悪くないけど、阿部サダヲが必要以上に上手い。
 曲もいいと思ったら、作詞作曲はあいみょんだった。なるほどと納得した。




 ECHOLL 『もう二度と』

 映画『サヨナラまでの30分』の劇中バンドECHOLLが作中で歌った歌で、新田真剣佑と北村匠海が演じているらしいのだけど、映画は観ていないし、新田真剣佑も北村匠海も私は知らない。
 YouTubeで関連動画を聴き回っていたときに引っかかって、なかなかいい声と曲だと気に入った。
 北村匠海はTHE FIRST TAKEで『猫』を歌っている人か。
 DISH//って何?
 作詞作曲は雨のパレードの福永浩平、アレンジはandropの内澤崇仁。
 雨のパレードとandropはいずれ新規開拓シリーズで紹介する予定だ。




 米津玄師+菅田将暉 『灰色と青』

 米津玄師については最初、どうしても拒絶反応を起こしてしまって好きになれなかったのだけど、『Lemon』はさすがに名曲と認めざるを得ないし(YouTubeの再生回数が6.8億超え!)、この『灰色と青』でとうとう屈服することになった。
 同時に菅田将暉アレルギーも克服した。
 菅田将暉の本名が菅生大将 (すごうたいしょう)というのは前から知っていたのだけど、米津玄師が”げんし”ではなく”けんし”だということを最近知った。
 身長が188cmあって、これまでに2億回くらいデカいねと言われたとTwitterでつぶいたことがあるというエピソードが好きだ。




 DAOKO × 米津玄師 『打上花火』

 映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の主題歌。
 昔の岩井俊二監督のテレビドラマは観たのだけど、アニメ版は観ていない。
 DAOKOの曲は新規開拓の中で何度も耳にしているのだけど、今のところ引っかかってこない。好きな曲に当たるといいのだけど。




 RADWIMPS feat.あいみょん 『泣き出しそうだよ』

 あいみょんの『マリー・ゴールド』 がヒットしたのが2018年で、このコラボ曲も同じ年に発表されている。
 RADWIMPSを私が初めて知ったのは、映画『君の名は。』だった。あれは2016年のことだ。
 野田洋次郎という人は他のアーティストの才能に敏感で、あいみょんについてもいち早く反応したのだろう。
 Aimer『蝶々結び』を楽曲提供したのも2016年だ。
 そのRADWIMPSを一躍メジャーにしたのが新海誠監督だから、新海誠監督の慧眼を褒めるべきか。

 そんなわけで、今後もコラボ曲には要注目だ。
 
 

緊急事態はいったさん去ったサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 愛知県の緊急事態宣言も明日で解除ということで、とりあえず一区切りという感じはしている。名古屋の新規感染者数もだいぶ減ってきた。私の予定も少しずつ戻ってくるはずだ。
 オリンピックをやるなら次の波も必ず来るだろうから、収まっているうちにやれることをやっておいた方がよさそうだ。なんとか7月いっぱいは持ってほしい。
 ワクチン接種後の死者が分かっているだけで196人になっている(日本が台湾に送ったワクチンを打って4日間で36人死亡)。すべてがワクチンのせいとは思わないけど、10万人にひとりは死ぬという状況で自分だけは大丈夫と思う人は打てばいい。
 個人的には様子見が無難と思うけどどうだろう。将来にわたる影響についても誰も分からないわけだし。
 来週の日曜日は神社検定の試験日だ。今年は初のオンラインということで、今ひとつ緊張感がない。
 2年待たされて加減勉強に飽きているので早く終わらせたい気持ちが強い。これのせいで2年間ずっとモヤモヤが続いてきた。
 受かるのは受かるだろうけど、目標の90点に届くかどうか、予測がつきにくい。オンラインということで難易度を上げてくる可能性もある。
 雨の日は少ないとはいえ、梅雨はもう少し続きそうだ。早くも何もかもカラッと晴れてほしい。



サーモン

「いつものサーモン」

 サーモンはいつものように生のまましょう油ソースをかけて食べた。
 ブロッコリーの芽もすっかり定番となった。かいわれと違って苦みがないのがいい。



山芋オムレツ

「山芋と豆腐入りオムレツ」

 絹ごし豆腐の水切りをする。
 豆腐、卵、すりおろした山芋、長ネギの刻み、和風だしの素、塩、コショウを混ぜ合わせ、フタをしてオリーブオイルで片面を焼く。
 途中で酒、みりん、しょう油を混ぜたタレをかける。
 ふわふわ食感で普通のオムレツとは全然違った料理になる。



大根煮る

「大根その他の味噌煮」

 玄米と一緒に大根、ニンジンを煮てあく抜きをする。
 火が通ったら水を捨てて、とり肉を加え、酒、みりん、しょう油、昆布つゆ、水で更に煮る。
 味噌だれ、塩、コショウで味つけをする。
 玄米も一緒に食べてしまう。
 
 

定点観測

日常写真(Everyday life)
定点観測

 定点観測をお送りします。



定点観測2




定点観測3




定点観測4




定点観測5




定点観測6




定点観測7




定点観測8




定点観測9




定点観測10

 
 

勝手に発表 ~新規開拓アーティストその6 【ぷにぷに電機】編

音楽(music)
空と雲

”ぷにぷに電機”と聞いて、ああ知ってるよと即答できる人は何パーセントくらいいるのだろう。
 秋葉原とかにある電気屋の名前ではない。日本橋へ行ってこのへんにぷにぷに電機ってありますか? と、オタクの人に訊いてもキョトンとされるだけだ。
 ネットを中心に活動するシンガーソングライター兼音楽プロデューサーという肩書きで紹介されることが多い。
 私もYouTube上でしか知らないのだけど(しかも最近知ったばかり)、MVを見る限り、おしゃれなお姉さんだ。見た目にふざけた感じは一切ない。曲も洗練されていて、名前との落差が激しい。
 公式サイトはあるものの、wikiページはなく、ネット上の情報も少ない。
 よく分からないけど好きなアーティストのひとりとして最近加わったのが、ぷにぷに電機だ。

 新規開拓シリーズその6として今回は「ぷにぷに電機」編をお送りします。
 なお、これまでの勝手に発表シリーズは「音楽カテゴリー」にまとめてあります(過去ログに飛ぶときは”次”をクリックしてください)。




 ぷにぷに電機 『君はQueen』

 2019年に発表されたこの『君はQueen』が今のところぷにぷに電機の代表曲といっていいだろうか。私がぷにぷに電機を知ったのもこの曲がきっかけだった。
 好きな曲は最初の5秒か10秒聴いただけで分かる。
 無駄にイントロが長くてなかなか歌い出さない曲が私は嫌いだ。

 もともとジャズシンガーをやっていたようで、この曲は特にそのテイストが感じられる。
 それと同時にゲーム音楽やネットの電子音楽に興味があって、そちらの活動も平行して行っていたらしい。
 YouTube Musicぷにぷに電機のチャンネルにたくさんそういった曲があるので興味があれば聴いてみてください。




 ぷにぷに電機 『Neon Ocean』

 とにかく聴いていて心地いいのがぷにぷに電機の曲の特徴だ。
 しっかり聴いてもいいし、BGMとして聴き流してもいいアーティストというのはめったにいない。




 ぷにぷに電機 『ラスト・サマー』

 私はぷにぷに時間と呼んでいるのだけど、新規開拓に疲れたらぷにぷに電機に戻って、ぷにぷに電機の曲に身を委ねる。
 深夜の静かな時間に聴いていたい。




 ぷにぷに電機 『a drop』

 どれも曲調やテンポが似ているのだけど、それゆえ当たり外れの差が小さい。
 好きな曲を歌うアーティストでも個人的にこれは好きじゃないなという曲がけっこうあるものだ。
 振り幅が大きいことが必ずしもいいこととは限らない。




 ぷにぷに電機×Shin Sakiura 『empties』

 コラボをしたり、SIRUPやshowmoreなどに楽曲提供したりもしている。




 ぷにぷに電機×Kan Sano 『ずるくない?』

 このMVが一番歌っているぷにぷに電機を見ることができる。




 ぷにぷに電機 『残照』

 なんかずっと聴いていられるなぁと思う。


 ところで、YouTube Premiumの無料お試し期間が通常の1ヶ月から3ヶ月になるキャンペーンをやっていたので、試しに加入してみたら、快適ったらない。
 PCの場合、広告が出ないというだけのために毎月1,180円は高すぎると思っていたけど、一度この快適さを体験してしまうと二度と元には戻りたくなくなる。
 特に新規開拓で次々に動画を飛ばしているときにそれを感じる。曲を選ぶとすぐに曲が始まり、次に移ってまたすぐ始まるというのは思っていた以上に快適だ。広告を×ボタンで消す手間もかからないし、これほどいいとは思わなかった。3ヶ月後、どうしようか悩む。
 スマホの場合はバックグラウンドで流せたりオフラインでも聴けるので、更にメリットは大きい。
 それと、YouTube PremiumはYouTube Music Premiumも含まれているので、Musicの方も広告なしになる(YouTube Music Premium単独だと通常980円)。
 3ヶ月後に解約すれば料金は一切かからないので一度試してみることをおすすめします(クレジットカードの情報が必要だけど、デビットカードでも可)。


正論対正論

言葉(words)
ゴマダラカミキリ

 すごく自慢げに正論を振りかざして勝ったような気になっている奴が一番ダサい。
 という正論。
 正論対正論の醜い争いがこの世界の構図だ。
 そんなものとは無縁の場所で平和に暮らせればいいのだけど。
 
 

肯定の一択

言葉(words)
空き地の初夏

 結局のところ、この世界を肯定しなければいけないことは分かっている。
 それ以外に選択肢はない。
 でも、無条件にこの世界を肯定するようなことを口にする人間を私は信用しない。
 絶対にだ。
 この世界がどれだけ多くの犠牲の上に成り立っているかに思いが及ばないせいだろう。
 無知や無邪気さというのはときに残酷で、人を深く傷つけ、罪深い。
 この世界を否定したい人の気持ちはよく分かる。その感覚の方が正常だ。
 それでも私たちはこの世界を肯定するしかない。
 どれほどの痛みや苦しみを伴ったとしても。
 
 

絶望の成分

言葉(words)
道ばたの白い花

 絶望の成分の大部分は不安でできている。
 不安が人を殺す。
 芥川龍之介は、遺書の中で自殺する理由を”将来に対する唯ぼんやりした不安”と書いたけど、それこそが絶望の本質を表している。
 今この瞬間に追い詰められているとき、人は絶望などしない。生存本能の方が勝るからだ。
 不安の要因を取り除けば絶望は去るかといえば必ずしもそうではない。不安は常につきまとい、ときどき襲いかかってくる。
 絶望感との戦いに勝ち目はない。
 私たちは寿命が尽きる日まで引き分けを狙うしかない。
 不安から逃れるすべも残念ながらない。
 
 

勝手に発表 ~新規開拓アーティストその5 【赤い公園】編

音楽(music)
夕景

 わたしが赤い公園(オフィシャルサイト)のことを知ったとき、赤い公園はすでに解散した後だった。
 今年2021年5月28日に中野サンプラザで行われたライブが最後となった。
 最終シングルは『オレンジ/pray』で、発表されたのは2020年11月25日。そのときはもう、リーダーの津野米咲(つのまいさ)はこの世にいなかった。
 2020年10月18日。津野米咲、急逝。享年29。自殺だったとされる。




 赤い公園『オレンジ』

 新規開拓のためにYouTubeを見回っていたとき、初めて当たったのがこの曲、『オレンジ』だった。最終シングルとなった一曲だ。
 最初の印象は、ボーカルの押し出しが弱い、というものだった。
 そのときは特に引っかかることなく、曲も最後まで聴かずに飛ばしてしまった。
 赤い公園というのは変わったバンド名だなと思ったくらいで。




 赤い公園 『pray』

 赤い公園との次の出会いは、最終シングルのもう一曲、『pray』だった。
 これはけっこういい曲だなと思ってお気に入りリストに入れた。
 そのとき、曲を聴きながらYouTubeのコメントを読むと、ラストライブとか、津野がどうしたとか、涙がといったコメントが並んでいて、ん? どういうことだ? と興味を惹かれた。
 そこでネットを検索したところ、解散したことや、バンドの中心だった津野米咲が亡くなったことなどを知ったのだった。
 もうひとつ分かったことは、ボーカルはもともと違うメンバーだったということだ。




 赤い公園 『今更』

 もともとボーカルだった佐藤千明が脱退したのが2017年8月31日。
 それ以前の古い曲の中で印象的だったのが『今更』だった。
 これを聴いたとき、なるほど、この声だよねと納得した。津野米咲が作る楽曲に合うのはこのボーカルに違いないと確信した。
 佐藤千明脱退後に加入した元アイドルの石野理子が好きという人もたくさんいるだろうけど、赤い公園のボーカルはやっぱり佐藤千明だと思う。
 赤い公園はリーダーでほぼすべての楽曲を作る津野米咲のバンドといっていいのだけど、実は津野米咲が作ったバンドではなく、津野米咲は後から加入したメンバーだった。
 高校の軽音学部だったベースの藤本ひかりとドラムスの歌川菜穂(うたがわなお)が軽音学部の仲間と作った4人組のバンドだったのが、ボーカルが抜けたため、藤本が同級生で友達だった佐藤千明に声を掛けてボーカルとして入ることになり(身長が173センチあってバドミントン部だった)、更にギターも抜けたため、一学年上の津野米咲が加わることとなったという経緯がある。
 津野米咲が加入して以降は、ほぼすべての作詞作曲やプロデュースを津野米咲が担当することになる。
 デビュー前から赤い公園の存在は業界関係者の間で話題となり、レコード会社の争奪戦となった。
 2012年、EMIミュージック・ジャパンからメジャーデビュー。
 一般の知名度よりも業界での評価が高いバンドという言い方ができるかもしれない。
 佐藤千明は脱退理由として、津野米咲が要求するボーカル像と自分の中のイメージのギャップが埋めがたいものになったとインタビューで答えている。




 赤い公園 『恋と嘘』

 津野米咲が作る楽曲はかなり幅広い。作風を決めない自由な楽曲が自分の特徴だと津野米咲は言っている。
 SMAPの『joy!!』は津野米咲が楽曲提供したものだ。

 赤い公園について少し知った上であらためて『pray』を聴いてみると、心にぐっとくるものがある。
 MVの中で津野米咲はひとりだけ車から降りてこない。レストラン(喫茶店?)では、こちらを振り向いて何か言いたげな表情をする。

「それじゃあ、またね。君の旅がどうか美しくありますように」

 この曲を作ったときにはもう心は決まっていたんじゃないだろうか。
 自分が先に旅立つのではなく、自分はもうここに残って仲間やリスナーが未来へ向かう旅立ちを見送るような気持ちだったかもしれない。
 この曲を歌う石野理子はとてもいい。新規加入したときは17歳だった石野理子も20歳になった。自分で申し訳なく思っていたとも語っているけど、津野米咲もその成長を感じていたはずだ。
 しかし、津野米咲がいない赤い公園はすでに赤い公園ではなくなっていた。解散は必然だったのだろう。




 チアキ 『traffic jam』

 2018年に脱退した佐藤千明はその後、チアキ名義で少しだけ活動している。
 この声はやっぱり好きだなと思う。
 解散したメンバーもまだ20代だ。音楽を続けていればまたどこかで再会できるだろう。

 今はYouTubeで昔の映像を見ることができる。ありがたくも嬉しいことだけど、ときどき切なくもある。
 2015.12.07 プレミアMelodiX! 赤い公園
 2020.04.21 プレミアMelodiX! 赤い公園
 津野米咲の訃報を受けた各番組

 亡くなった後にその人のことを思うことが無駄だとは思わない。思い出すことが一番の供養になると私は信じている。
 曲はいつまでも消えずに残る。
 
 

6月も進むサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 6月も進んでそろそろ半ばに入ってきた。
 27日の神社検定まであと2週間となり、勉強は仕上げの段階に入っているのだけど、どれだけ注意深く暗記したつもりでも必ず穴はできてしまうから、目標の90点以上というのはあらためて難しいと思い始めている。残り2週間でどこまで詰められるか。
 来月はちょこちょこ予定も入ってきて少しずつ前に進んでいくような感じになっている。
 オリンピックを開催すればその後に大きな波がやって来るだろうから、谷の間にやれることをやっておかないといけない。
 どんな状況でもつまらなくするか面白くするかは本人次第で、なんでも世の中のせいにしていると楽しめないから損だ。誰のものでもなく、自分の人生なのだから。



マグロ

「マグロの切り落とししょう油ソース」

 マグロの切り落としだけど、加熱するより刺身で食べたかった。
 ソースはシンプルに、酒、みりん、しょう油、塩、コショウをひと煮立ちさせて作った。



オムレツ

「ジャガイモ入りオムレツ」

 ジャガイモ、ニンジンをレンジで加熱する。
 卵、タマネギ、ジャガイモ、ニンジン、とろけるチーズ、コンソメの素、塩、コショウを混ぜ合わせ、フタをしてオリーブオイルで片面を焼く。
 しょう油とマヨネーズをかけ、パセリ粉を振る。



ナス

「ナスと鶏肉のとろみ炒め」

 ナスは切り分けて水に浸けてあく抜きをする。
 酒、みりん、しょう油、昆布つゆ、唐辛子にナスと鶏肉を浸けてしばらく置く。
 小麦粉、カタクリを入れて混ぜ合わせ、多めのオリーブオイルで炒め揚げする。
 塩、コショウで仕上げる。
 
 

もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 今年の名古屋は早々に梅雨入りしたものの、ここまで雨の日は少なくてあまり梅雨らしくない。まだ梅雨入りしてないんじゃないかと思うほどに。
 来週あたりから雨や曇りの日が増えてくるようだから、そうなると定点観測も雨模様の写真が多くなる。

 今週はもうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10

 
 

良い種

言葉(words)
排水溝の芽

 希望の芽は誰も気づかないところで芽を出してひっそり育っている。
 別のところでは悪の芽や絶望の芽もこっそり育つ。
 顔を出したばかりの芽が良い花を咲かせるのか悪い花を咲かせるのかは分からない。
 子供のうちは善人になるか悪人になるか判断がつかないように。
 けど、最終的にどうなるかは種の時点でもう決まっているようにも思う。
 良い種を少しでも多く蒔かなくてはいけない。
 良い花から採れた良い種を。
 
 

命の使い道

言葉(words)
蛾

 日々が過ぎて命の残り時間が少なくなり死に向かっていくという考え方がひとつ。
 もうひとつの考え方は、持ち時間は未来へ向かうための燃料のようなものとする考えだ。
 与えられた時間を使って私たちは毎日を生きているわけだけど、それは同時に未来へ向かって進んでいくことでもある。
 日々の使い道をそう考えることもできる。
 命は削られていくのではない、命を使って進むのだ。
 まだ見ぬ明日へ向かって。人類の可能性を追い求めて。
 
 

好きなものが良いもの

言葉(words)
道ばたのガクアジサイ

 人は案外自分の好きなものが分かっていない。
 分かっているつもりでもちゃんと自信を持てていないことが多い。
 だから、世間の評判を気にしたり他人の評価を判断基準にしたりしてしまう。
 自分の好きなものをはっきり自覚できていれば、たとえばネットのクチコミなど必要ない。
 自分にとって良いものは自分が好きなものだ。
 他人の評価や値段が決めることではない。
 常日頃から自分が好きなものを知っておかないといけないし、自分の好きに対して絶対の自信を持つべきだ。
 そうすれば、何をするか、何を選ぶか、何を欲するかという場面で無駄に迷わなく済む。
 自覚できないなら自分の好きなもの一覧を紙にでも書き出してみたらいい。
 自分の好きなものを知らない人間は人生の多くの時間を無駄にしている。
 
 

しょぼくれてはいけない

言葉(words)
マツバギク

 人の振り見て我が振り直せというけど、自分がどんな振りをしているかは見えないのでどう直せばいいか分からないというのはある。
 ただ、少し年を取って思うのは、しょぼくれてはいけない、ということだ。
 しょぼくれちゃいけない、と自分に何度も言い聞かせる。
 年齢に関係なくしょんぼりしている人がけっこういて、他人事ながら大丈夫かなとちょっと心配になることがある。
 まず背筋を伸ばして、キビキビ動くことを心がけたい。
 シャキッとした人は周りを明るくするし、逆にしょんぼりした人は周囲まで元気がなくなる。
 あ、自分、今しょぼくれてるなと思ったら、自分で自分の背中をバシッと叩くように気持ちを建て直さないといけない。
 よし、今日もカラ元気でいこう。
 
 

特別な当たり前

日常写真(Everyday life)
道ばたのヒルザキモモイロツキミソウ

 あの頃の当たり前のあの時間が特別だったなんて、あのときは思わなかった。
 失って時が過ぎた今だからそれが分かる。
 あの頃の自分に伝えることはもうできないから、未来から来た自分になったつもりで今の自分に言おう。
 この当たり前は当たり前じゃない、特別な時間なんだ、と。
 今ここにある当たり前を愛おしまなくてはならない。
 
 

何もない平和なサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 コロナ騒動からワクチン騒動へと移行しているようだけど、こちらからするとそれこそ別の地平で起こっている出来事のように思える。
 別の地平ってどこ?
 個人的にはいろんな予定が飛んで無駄に平和な日々を過ごしている。何もないことのありがたさを思いつつ、やはり物足りなくもある。生活に張りと緊張感が足りない。
 とりあえず3週間後の6月27日の神社検定の日まで無事に過ごさなくてはいけない。詰めの勉強も必要だけど、何事もないことが大切だ。
 何しろここまで2年かかっているので今回を外すわけにはいかない。高校受験や大学受験はまったく緊張感がなかったけど、神社検定はちょっとした緊張感がある。そんなたいそうなものでもないのだけど。
 今月ばかりは早く日が過ぎてほしい。7月になれば緊急事態宣言も終わるだろうし、また動きが再開するのではないかと思う。
 いずれにしても、サンデー料理は今日も平和だった。



サーモン

「いつものサーモン」

 サーモンの刺身のいつものしょう油ソース掛け。
 マヨネーズをソースと一緒に加熱すると分離してしまうので後から別に掛けた。この方がたぶんいい。



ナス

「ナスの揚げ浸し」

 オリーブオイルに少しごま油を混ぜて加熱して、小麦粉をまぶしたナスを揚げ焼きする。
 いったんナスを取り出して油切りする。
 残った油でショウガ、唐辛子、トマトを炒めて、ナスを戻す。
 酒、みりん、しょう油、砂糖、和風だしの素、ポン酢、塩、コショウで味付けをする。
 いったん冷まして味をしみこませる。
 刻んだ長ネギを入れて、再加熱する。



キノコの卵とじ

「キノコその他炒め卵とじ」

 具材はマイタケ、シメジ、タマネギ、ニンジン。
 ニンジンはレンジで加熱しておく。
 オリーブオイルで具材を炒める。
 酒、みりん、鶏ガラだしの素、塩、コショウで味付けをする。
 卵ととろけるチーズを混ぜ合わせて加え、かき混ぜながら半熟まで加熱する。
 
 

もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 もうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9

 
 

共にある何か

言葉(words)
野良2匹

 共にあることの大切さを思う。
 たとえば田舎の一軒家に暮らすおじいさんと猫のように。
 人はひとりでも生きられる。
 でも、ひとりでは心が少しずつ死んでしまう。
 誰しも心通わせる対象が必要だ。
 たとえそれが一方通行のものであったとしても。
 
 

考えることと考えないこと

空(Sky)
ヒルザキモモイロツキミソウ

 自分の思考といえども完全に掌握できるわけではない。
 考えなくてもいいことをつい考えてしまうし、考えなくてはいけないことから逃げがちだ。
 それでも、何を考え、何を考えないかを見極めることは大事だ。
 簡単に言えば悩まず考えるということだ。
 後悔しても取り返しはつかないし、まだ来てもいない未来を思いわずらっても意味がない。
 悩むことと考えることは違うから、そこをまず明確に区別しなければいけない。
 とにかく、次の一手をどうするかを考えて決めるということだ。
 もし考えても解決しないのであれば考えるだけ無駄ということになるし、むしろそれは考えてはいけない。
 思考を打ち消すことも生きるための知恵だ。
 考えることは大事。考えないことも同じくらい大事だということを知らなければならない。
 
 

タダと代償

言葉(words)
野良猫

”ただより高いものはない”という言葉は本当だ。
 タダで手に入れて喜んでいると思いがけない代償を支払うことになる。
 多くの場合、無自覚のうちに支払わされていて、実際のところタダというわけではない。
 タダというのは必ずカラクリがある。本当にタダというものはないのかもしれない。
 たとえば、どうしてワクチンをタダで打てるのかを考えたことがあるだろうか。あれなどは「ただより高いものはない」の典型的な例だ。
 タダというのは何も金銭のことだけではない。むしろ別のものだ。
 この世界は妙に律儀なところがあって、得るものと失うものの均衡を取ろうとする。何かを得れば何かを失うというのは法則のようなもので、たぶん誰も逃れられない。何もかも手にしているように見える成功者でもだ。
 得るものが大きければ大きいほど失うものも大きい。
 タダと称するものには本当に気をつけた方がいい。手を出す前にそれは自分が心底望むものかどうかを自問すべきだ。いらないものを掴んではいけない。
 望まない代償は少ない方がいい。
 
 

馬鹿の自覚

言葉(words)
矢田川河原風景

 賢い人間は他人の間違いや自分の失敗から学んで同じ間違いをしない。
 馬鹿な人間は何度でも同じ間違いを犯す。
 原因は自分が馬鹿だという自覚がないからだ。
 賢い人ほど自分は馬鹿かもしれないと疑う。だからこそ、改めることができる。
 馬鹿な人間は自分は馬鹿じゃないとかたくなに思い込むから馬鹿をこじらせる。
 そうなるともう付ける薬はないということになる。
 残念ながら馬鹿は死んでも治らない。
 無茶苦茶言っているようだけどこれは本当だ。
 人間は誰しも多かれ少なかれ馬鹿なのだけど、自分が馬鹿だと認めることで馬鹿から逃れることができる。
 そのからくりに気づくかどうかが分かれ道だ。