月別:2021年05月

記事一覧
  • 引き算

     物事が上手くいかないときは何かが足りないせいだと思いがちだけど、実際は余分なものが多すぎるのが原因かもしれない。 不要なものをそぎ落として単純化した方が上手くいくことがある。 写真は足し算ではなく引き算だと言われるのもそういうことだ。 大切なのは核の部分であって装飾ではないというのはすべてに共通する物事の本質だ。 足して駄目なら引いてみな精神を忘れないようにしたい。  ...

    2021/05/31

    言葉(words)

  • 更新が遅くなったサンデー料理

     更新するのをすっかり忘れていて、遅い時間の更新となった(何かあったわけではないです)。 昔は夜の11時とかに書いていた気がするけどどうだったろう。最近は7時に予約投稿する習慣になっている。サンデー料理のときはもう少し遅い時間になるのだけど。 5月もあっけなく終わって、来週からはもう6月だ。 愛知県も緊急事態宣言の延長で、私の予定もだいぶ飛んでしまいそうだ。 愚痴ってもしょうがないのであきらめるしかな...

    2021/05/30

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     今日はもうひとつの定点観測をお送りします。  ...

    2021/05/29

    日常写真(Everyday life)

  • 達観モード

     達観することはそれほど難しいことではない。 それはある種の居直りだからだ。 けど、達観しすぎると人生がつまらなくなってしまう。 些細なことに一喜一憂するのも人生の醍醐味だ。 もし人生に行き詰まったときは、一時的に達観してしまうのが手っ取り早い。 達観モードに入って何も考えないのが一番だ。   ...

    2021/05/28

    言葉(words)

  • 勝手に発表 ~新規開拓アーティストその4

     勝手に発表シリーズ、今回は「新規開拓アーティストその4」をお送りします。 これまでの勝手に発表シリーズは「音楽カテゴリー」にまとめてあります(過去ログに飛ぶときは”次”をクリックしてください)。 自分にとっての新規アーティストを開拓していくことは楽しいことではあるのだけど、新規に開拓したアーティストほど早く冷めてしまうというのはある。ファッションの流行は最先端から廃るというけど、そういったことが音...

    2021/05/27

    音楽(music)

  • 救い救われ

     あなたを救ってくれる人がこの世の中にひとりはいるかもしれない。 あるいは、あなたが救いを待っている人のただひとりの人になれるかもしれない。 それは同じことを意味しているのかもしれない。 人と人が出会い、共にあるということはそういうことなんじゃないだろうか。  ...

    2021/05/26

    言葉(words)

  • 自己<世界

     若い頃は自己の成長や完成だけを目指していた。 自分だけでも”上がって”しまえばそれで勝ちだと。 若いというのは愚かなことだ。 けど、人には猶予期間が与えられる。気づきのための時間が。 少し年を取って、世のため人のために役立つことが自分の価値を証明することだと思うようになった。それで役に立てない自分を責めて苦しむこともあった。 今はそういった考え方はもうしていない。自己など捨ててしまって何を成すかが...

    2021/05/25

    言葉(words)

  • THE FIRST TAKE STAGE セミファイナルを見て

     YouTubeのTHE FIRST TAKEの一発撮りオーディションプログラム「THE FIRST TAKE STAGE」のセミファイナルがアップされたので早速見てみた。 3次選考通過の31組から14人に絞られてセミファイナルが行われた。  THE FIRST TAKE STAGEのページで14人全員の歌を聴くことができる。 公式Webサイト オーディションならたいていは一発勝負だろうけど、映像として撮られて発表されることが前提なので緊張感は増すはずだ。 THE FIRST...

    2021/05/24

    音楽(music)

  • メリハリのない5月とサンデー料理

     5月の予定が全部飛んでしまったので、時間の経過が早いような遅いようなよく分からない状態になっている。毎日にメリハリが欠けている。 時間があればやりたいことはいくらでもあるからいいのだけど、当面の目標がないというのはあまりいいことではない。 ただ、神社検定が来月6月27日だから、そこはひとつ大きな目標としてある。 全体を理解する段階は終わって、今は細かい部分の暗記作業に入っている。当日までに全部は覚え...

    2021/05/23

    料理(Cooking)

  • 定点観測

     名古屋も早々に梅雨入りして雨や曇りの日が多くなっている。たまに晴れるとちょっと嬉しい。 暑かったり少し肌寒かったりと気温も落ち着かない。 緑が少しずつ深くなっていくのが分かる。新緑の季節も案外短い。 季節の花や虫を追いかけていたときは、その都度寂しさや喜びを感じていたけど、今はそういうことがなくなった。季節の移ろいに鈍感になっている。 自分の人生にも季節のようなものがあって、何かが終わっていくの...

    2021/05/22

    日常写真(Everyday life)

  • 楽しいと思い込ませる

     今日を楽しもう。 気持ちの部分で。 楽しいと思って過ごすのと何も思わず過ごすのとでは得られる満足感が全然違う。 楽しいと思い込むのだ。 自分の脳は案外簡単にだませる。  ...

    2021/05/21

    言葉(words)

  • 世界から愛されていない人間はきっと世界を愛していない

     なぜ与えられることばかり夢想して与えることを思わないのか。 自分がしてもらって嬉しいことは他の人も同じように嬉しいはずだ。 与えられる人より与える人になった方が喜びが大きいと思わないだろうか。 誰かに好きになってほしいと思ったら、まずは自分が誰かを好きにならないといけない。 世界に愛されたければ自分が世界を愛す必要がある。 まずは自分から発信しよう。 自分への思いはきっと後から返ってくる。(ずっ...

    2021/05/20

    言葉(words)

  • 勝手に発表 ~新規開拓アーティストその3

     勝手に発表シリーズ、今回は前回の続きで「新規開拓アーティストその3」をお送りします。 最近ようやくYouTube Musicを知ったという話を少し前に書いた。初めは使い方がよく分からなくて、新規開拓には向かないと思っていたのだけど、実際はYouTubeよりも新規アーティストを探すのに適していた。 たとえば、「おすすめのミュージック ビデオ」からなんでもいいので選ぶとPCの場合、左側にMV画面、右側に関連するMV一覧(ミック...

    2021/05/19

    音楽(music)

  • ”下手の考え休むに似たり”の応用

    ”下手の考え休むに似たり”ということわざがある。 将棋や囲碁の下手な人間が長考しても休んでいるのと同じで時間の無駄だという意味なのだけど、”の”ではなく”な”とするともっと応用が利く言葉になる。”下手な考え休むに似たり” そうやって間違えて覚えている人もいるかもしれない。 長いだけで内容のない会議などはまさにこれだ。 考えることも大事なのだけど、あまり立ち止まっているのもよくない。 つまらないことを考える...

    2021/05/18

    言葉(words)

  • 反省なんて無駄

     反省なんて何の役にも立たないからしても意味がない。 やってしまったことはもう取り返しがつかないわけで、振り返るよりも次の対処を考えるべきだ。 そこできちんと挽回できれば反省する理由もなくなる。 すぐに反省する人間の悪いところは、反省することで自分を納得させてしまうところだ。そこである種の満足感を得てしまうから、結局同じことの繰り返しになる。失敗しては反省し、間違えては反省する。 考えなければいけ...

    2021/05/17

    言葉(words)

  • やり過ごしつつサンデー料理

     愛知県に緊急事態宣言が出されて以降、私もいくつか予定が飛んでしまった。仕方がないといえばそうなのだけど、今年も去年に引き続いて駄目なんだなと諦めの色が濃くなっている。 オリンピックはやっても地獄、やらなくても地獄で、どちらの地獄を選ぶかの選択になっている。やめておいた方が無難だからやめておくといった簡単な話ではない。 ワクチン接種はあまり進んでいないけど、すでに接種後数日以内に39人も亡くなってい...

    2021/05/16

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     春が終わり、季節は初夏へ。 日が長くなって日没が遅くなった。 暑い夏がもうすぐやってくる。 もうひとつの定点観測をお送りします。 ...

    2021/05/15

    日常写真(Everyday life)

  • 一日一個のすすめ

     私は”一日一個”を実践することを心がけているのだけど、これは誰にでもおすすめできると思っている。 一日一善は無理でも一日一個ならできる。 その一個は何でもいい。トイレ掃除をするとか、読まずにしまっておいた本を読み始めるとか、押し入れの片付けをするといった普段やらないことを何か一個だけやる。 一日にひとつ、トピックを作るといったことだ。心理的負担はあまり大きくない方が続きやすい。 まとめてやろうとす...

    2021/05/14

    言葉(words)

  • 勝手に発表 ~新規開拓アーティストその2

     勝手に発表シリーズ、今回は「新規開拓アーティストその2」をお送りします。 第何弾というのもわずらわしくなってきたし、あまり意味がないので今回からやめにした。思いついたときにその都度やっていくことにする。 これまでの勝手にシーズは「音楽カテゴリー」にまとめてあります。※過去ログをさかのぼる場合はページ”数”ではなく「次」をクリックしてください。 ここ2週間くらいの間にだいぶ新規開拓した。 YouTubeの関連...

    2021/05/13

    音楽(music)

  • 黙っておけ

     何かに特化するということは良いことだし、その道のトップクラスというのは賞賛に値するのだけど、やっぱり馬鹿では駄目なんだよなと思うことがたまにある(いや、ちょくちょくある)。 馬鹿というのは知識が足りないということではなくて、想像力がないということだ。 たとえば自分の発言が他人や世間にどんな影響を与えるかを考えずに口を滑らせてしまうので不要な騒動を起こすといったことだ(スポーツ選手や芸能人の政治的...

    2021/05/12

    言葉(words)

  • 猶予期間

     人間存在は究極的に許されるのか、許されないのか。 どちらにも転ぶ可能性はある。 今はまだ答えは出ていないだけで、許されているわけではない。 現状のままでは決して許されないだろう。 今はただ猶予期間というだけだ。 これまで何度人類が滅ぼされたかは分からない。一度や二度ではないかもしれない。 この世界の規模が我々の思い描くものよりずっと広大であるとしたら、無数の試行錯誤が繰り返されてきた可能性もある...

    2021/05/11

    言葉(words)

  • 勝手に発表第十六弾 ~好きなお笑い編その1

     勝手に発表第十六弾は、番外編として「好きなお笑い編」と題してお送りします。 これまでは音楽関係ばかりだったのだけど、今後はそれ以外の分野でも勝手に発表していこうと思う。勝手に。 お笑いが好きなのかと問われたら好きだよと普通に答えるけど、すごく好きかといわれればそれほどでもないのかもしれない。 お笑番組のDVDを買ったりライブに行ったりするほどの熱は持ち合わせていない。テレビでやっている番組の中から...

    2021/05/10

    音楽(music)

  • 初夏が来たサンデー料理

     愛知県もよく分からないまま緊急事態宣言が出てしまって、愛知県民はキョトンとしているところだ。 確かに感染者は増えているけど事前にそんな話もなく、とても唐突な印象を受けている県民が多いと思う。 なんにしても内容が弱いからあまり効果は薄そうだ。 個人的に出ないところは出ないし、出るところは出るで、自己判断ということになる。個人レベルでは何の補償もないので結局のところ自分で責任を負うしかない。国に何か...

    2021/05/09

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     今日はもうひとつの定点観測をお送りします。  ...

    2021/05/08

    日常写真(Everyday life)

  • 少数派こそまっとう

     あなたがもし、自分は世間とズレていておかしいんじゃないかと自分を疑っているとしたら、その感覚は正しいから心配しなくていい。 おかしいのは自分が変だと感じない人間の方で、その感覚は明らかに狂っている。 人間誰しも多かれ少なかれおかしくできている。一から十までまっとうな人間なんてほとんどいない。 驚くことに自分を疑わない人間が世間の大部分を占めているという事実がある。 彼らは自分たちが多数派だからま...

    2021/05/07

    言葉(words)

  • 月はあそこに

     月までの道があったとして、歩き続ければ11年でたどり着ける。 それを遠いと思うか近いと思うかは人によるだろう。 私は滅茶苦茶近いと思うけど。 月はあれば誰かがあそこに置いたものだ。 飾りではないし、宇宙船でもない。 月があそこにないと、人類はもちろん、大部分の生物が絶滅する。 大規模な天変地異が絶え間なく起こるからだ。 月があそこにあるのはそんな大昔からのことではない。わりと最近かもしれない。ひょ...

    2021/05/06

    言葉(words)

  • 引っかかるものだけ

     心が引っかからないものに無理矢理心を引っかけようとすることはない。 引っかからないものは自分にとって不要なものということだ。 この世の中に存在するあらゆるものは誰かにとって必要なのだろうけど、自分にとって必要なものはそれほど多くない。 私たちは自分の心に引っかかるものだけで充分満足して生きていけるはずだ。 言い方を換えれば、心に引っかかるものこそを大事にしなければいけないということだ。  ...

    2021/05/05

    言葉(words)

  • 勝手に発表第十五弾 ~新規開拓アーティストその1

     勝手に発表シリーズ第十五弾は、「新規開拓アーティストその1」と題してお送りします。 勝手に発表シリーズも回を重ねて紹介したいアーティストや曲の在庫が底をついてしまった。過去編をやり、ゲーム編やアニメ編をやり、外国編もやって、それで終わりにするつもりだったのだけど、私自身が勝手に楽しいのでこのまま続けていくことにした。 ところで、皆さんはYouTube Music(Web)を利用しているのだろうか。私は全然知らな...

    2021/05/04

    音楽(music)

  • 時がくる

     いいときがあり、悪いときがあり、駄目になってしまうときがくる。 それはたぶん、避けられない。誰のせいでもなく。 けど、いいときがあったからこそ駄目になってしまうときが来るわけで、いいときがなければ駄目になってしまうこともない。 最初から何もないよりずっといい。 そんなことを繰り返し、時を積み重ねながら僕たちは生きていく。 いくつかの思い出を記憶の引き出しにしまい込んで。  ...

    2021/05/03

    言葉(words)

  • 家で過ごすGWとサンデー料理

     ゴールデンウィークらしいことをまったくしないので今日も普通の日曜日だった。 毎年この時期は暑いくらいなのに今日は少しひんやりした。 撮影で季節の花や虫を追いかけていないので季節の感覚も希薄になっている。森へ行って撮影をするくらいは誰に迷惑をかけるわけでもないからすればいいのだけど、今はそういう気分にはなれない。鉄道旅ももう少し先になりそうだ。 家で過ごす分には退屈しない人間なので、そういう点では...

    2021/05/02

    料理(Cooking)

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引き算

言葉(words)
看板

 物事が上手くいかないときは何かが足りないせいだと思いがちだけど、実際は余分なものが多すぎるのが原因かもしれない。
 不要なものをそぎ落として単純化した方が上手くいくことがある。
 写真は足し算ではなく引き算だと言われるのもそういうことだ。
 大切なのは核の部分であって装飾ではないというのはすべてに共通する物事の本質だ。
 足して駄目なら引いてみな精神を忘れないようにしたい。
 
 

更新が遅くなったサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 更新するのをすっかり忘れていて、遅い時間の更新となった(何かあったわけではないです)。
 昔は夜の11時とかに書いていた気がするけどどうだったろう。最近は7時に予約投稿する習慣になっている。サンデー料理のときはもう少し遅い時間になるのだけど。

 5月もあっけなく終わって、来週からはもう6月だ。
 愛知県も緊急事態宣言の延長で、私の予定もだいぶ飛んでしまいそうだ。
 愚痴ってもしょうがないのであきらめるしかない。緊急事態が日常になってもはや諦めの境地だ。どうにでもしてくれという気分になっている。
 世の中のことは世の中のこととして、自分は自分のことに専念する。こんな個人主義の風潮は好きじゃないけど、それも仕方がないことだ。何しろ濃厚接触が禁じられては他人とつながれない。
 時代はこの先、非接触型の世界へと進んでいくのだろうか。バーチャルな世界が楽しければそれもいいのか。



マグロ

「マグロステーキのネギまみれ」

 長ネギを刻みすぎてネギまみれになってしまった。
 青ネギは好きだからこれでもかまわない。
 味付けは、酒、みりん、しょう油、唐辛子、塩、コショウで。



野菜炒め

「野菜炒め」

 これを野菜炒めと呼んでいいものかどうか。
 具材は、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、ブロッコリー。
 それぞれレンジで加熱してからオリーブオイルで炒める。
 酒、みりん、しょう油、和風だしの素、塩、コショウで味付けをする。
 最後に卵を入れて半熟まで加熱しながら混ぜ合わせる。



ナスの天ぷら

「ナスの天ぷら」

 衣をしっかりつけるなら二度揚げがいいことが分かった。
 今回はわりと上手くいった。
 天ぷらをカリッと揚げられるようになると嬉しい。
 
 

もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 今日はもうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10

 
 

達観モード

言葉(words)
夕日と住宅

 達観することはそれほど難しいことではない。
 それはある種の居直りだからだ。
 けど、達観しすぎると人生がつまらなくなってしまう。
 些細なことに一喜一憂するのも人生の醍醐味だ。
 もし人生に行き詰まったときは、一時的に達観してしまうのが手っ取り早い。
 達観モードに入って何も考えないのが一番だ。 
 
 

勝手に発表 ~新規開拓アーティストその4

音楽(music)
夕空と飛行機

 勝手に発表シリーズ、今回は「新規開拓アーティストその4」をお送りします。

 これまでの勝手に発表シリーズは「音楽カテゴリー」にまとめてあります(過去ログに飛ぶときは”次”をクリックしてください)。

 自分にとっての新規アーティストを開拓していくことは楽しいことではあるのだけど、新規に開拓したアーティストほど早く冷めてしまうというのはある。ファッションの流行は最先端から廃るというけど、そういったことが音楽でも同じように起きる。
 新しく知った曲やアーティストが定番として残ることは稀だ。自分の中の流行りが去ってしまうと聴かなくなる曲が多い。
 とはいえ、私の新規開拓はもうしばらく続く。
 行きつ戻りつしつつ、そのときどきで好きな曲を聴くことが幸せに違いない。




 Cö shu Nie 『give it back』

 Cö shu Nieは”コシュニエ”と読ませている。フランス語かドイツ語かという感じだけど、実際は造語で意味はないらしい。響きはいい。
 ボーカルの中村未来とベースの松本駿介が2011年に結成したバンドで、2018年にメジャーデビュー。現在はドラムスの藤田亮介を加えた3人組になっている。
『give it back』はアニメ『呪術廻戦』(Web)のエンディング曲なのでアニメを観た人なら聴き覚えがあると思う。
『inertia』『絶体絶命 , 黒い砂』THE FIRST TAKEに出演している。




 sajou no hana 『グレイ』

 最近、読めないアーティスト名が増えたなと思う。年のせいだけとは言えない。
 sajou no hanaは”さじょうのはな”で知ってみればなるほど、その通りしか読めない。
 2018年結成の3人組バンドなのだけど、アニソンクリエーターとして名が通っている渡辺翔がシンガーソングライターのキタニタツヤとボーカリストのsanaを迎えた格好で、クリエーターバンドと称している。
 渡辺翔はアニソンだけでなく多くのアーティストにも楽曲を提供しているから、必ずどこかで耳にしているはずだ。
 キタニタツヤは”こんにちは谷田さん”の名前でボカロPとしても活動してた。
『グレイ』はアニメ『モブサイコ100Ⅱ』(Web)のエンディング曲で、オープニング曲の『メモセピア』もsajou no hanaが担当した。




 GLIM SPANKY 『美しい棘』

 2017年発表の曲だから、少し古い。以前どこかで聴いたことがあると思ったら、ドラマ『警視庁・捜査一課長 season2』の主題歌だった。ああそうだったと思い出した。GLIM SPANKYのふたりはドラマにちょい役で出演してなかっただろうか。
 ボーカルの松尾レミとギターの亀本寛貴の2人組で2007年結成、2014年メジャーデビューだから、ベテランとはいわないけど中堅くらいだ。
 この歌声と曲調が上手くはまるといい曲になる。




 遥海 『記憶の海』

 フィリピン生まれ(父が日本人で母がフィリピン人)で、13歳から日本で生活している。日本語、英語に加えてフィリピンのタガログ語も話せるトリリンガル・シンガー。
 以前は本名の草ケ谷遥海で活動しており、路上ライブなどの映像がYouTubeにも何本かアップされている。
『FLY』『Pride』もおすすめ。
 若き実力派シンガーとして今後伸びていくんじゃないだろうか。




 クアイフ 『桜通り』

 優しいメロディーと耳障りのいい歌声に身を任せて何気なく聴き始めたら、歌詞の内容にドキッとした。
 これは簡単に聴き流していい曲ではない。
 切ないというより死ぬのが怖くなる。
 これを聴いて自殺を思いとどまった人もいるんじゃないかと思う。
 残された方も強い痛みを伴うということを再認識する。

 クアイフについてはまったく知らないと思っていたのだけど、名古屋グランパスの応援歌を担当するアーティストと知って、ああ、そういえばそんなことがあったなと思い出した。
 岡崎市出身でベース担当の内田旭彦は名古屋グランパスユース出身で、日本代表の吉田麻也と同期に当たるそうだ。なかなか異色の経歴と言える。
 名古屋出身でドラムス担当の三輪幸宏と内田旭彦が組み、後に岡崎出身のシンガーソングライター森彩乃をボーカルに迎えて結成された。
 もともとQaijffという表記で、メジャーデビュー後にクアイフに変更し、三輪幸宏の無期限活動停止(病気かな)を受けて、またQaijffに戻した(2021年4月16日)。
 今後は森彩乃と内田旭彦のふたりで活動を続けるようだ。

『桜通り』はとても文学的な作品だけど、すべてがこういう曲調ではなくて、ポップス色が強かったり、ロック調が多いので、『桜通り』が異質な曲だ。
(MVのロケは名古屋駅に近い桜通で行われている)
 個人的にはこういう曲をもっと聴いてみたい。




 Relu feat. 香雨 『僕の命を半分あげよう』

 Relu(れる)はボカロPであり、歌い手でもある。
 これはReluが作った曲を歌い手の香雨が歌った曲という理解でいいと思う(ちょっと自信がない)。
 香雨については情報がなくてよく分からなかった。




 edda 『魔法』

 曲を作り、歌を歌い、イラストも描くedda(エッダ)。
 肩書きとしてはシンガーソングライターになるようだ。
 2017年活動開始で、2018年にはメジャーデビューしている。発表している曲数はそれほど多くない。
 2021年2月には新曲の『CIRCUS』を発表しているから活動は続いている(EPとしては2ndに当たる)。
 情報が少なくてよく分からないアーティストという感じもするのだけど、安藤裕子 「のうぜんかつら(リプライズ)」のカバーなどをアップしているから、素性を隠した謎アーティストではない。




 inblooom times feat. 山形りお 『忘れられない青』

 inblooom times feat.は楽曲制作やプロデュースを担当する3人組(ギター・ベース・ドラムス)で、曲ごとにボーカリストを迎えて曲を発表することになった第一弾がこの曲だ。
 発表されたのが2019年で、当時の山形りおは19歳のシンガーソングライターだった。
 同じ顔ぶれで『月とシャンプー』も作られた。




 Awesome City Club 『勿忘』

『勿忘』(わすれな)は、映画『花束みたいな恋をした』(菅田将暉 × 有村架純/ Web)のインスパイアソングとして発表された。映画が結構話題になったので曲を知っている人も多いと思う。
 しかし、映画の中ではまったく流れないので映画を観た人は驚いただろう。

 Awesome City Club(オーサムシティクラブ)は紆余曲折を経たバンドで、古参のファンにとっては今の状況は心中ちょっと複雑のようだ。
 もともと主宰でベース兼シンセサイザー担当のマツザカタクミがatagi(現・男性ボーカル)を誘ってバンドの構想が生まれ、ドラムスのユキエとベースのモリシーを加えてバンドの基礎ができた。
 その後ボーカルを探すもなかなか見つからず、とりあえずatagiが歌ったらなかなかいいということになってそのままボーカルとなる。
 PORIN(現・女性ボーカル)は当初、サポートメンバーとして参加だったのが、後に正規メンバーとなり5人組になった。
 これが2014年のことで、ここから本格的にAwesome City Clubとしての活動が始まる。古くからのファンはAwesome City Clubといえばこの5人組のことを思い浮かべるだろう。
 途中でバンドのメンバーが入れ替わるというのはよくある話ではあるのだけど、Awesome City Clubの場合は主宰(リーダー)のマツザカタクミがバンドを脱退してしまった。
 それが2019年のことで、翌年2020年にはドラムスのユキエまで抜けてしまう。
 男女ツインボーカルにギターというちょっと変わった編成になっているのは、こういう経緯を経てのことだ。
 しかし、皮肉なことに3人組になったことでAwesome City Clubは良い方向に向かうことになる。
 たとえば『今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる』や『Don’t Think, Feel』、『アウトサイダー』などを見ると、バンドとしてのキャラが定まっていないというか、どこへ向かっているのかよく分からない感じもある。
 City Clubというネーミングからして、オシャレな都会派バンドを目指していたのだろうか。
 ギター、ベース、ドラムス、ボーカルという構成は定番ではあるけど、MVを見る限りバンドサウンドにツインボーカルが埋もれ気味で活かされきっていないような気がする。
 メンバー的には5人の方が賑やかで楽しかったとしても、見ている側としてはまとまりがないようにも見える。
 ヒット曲となった『勿忘』はとてもいい曲だけど、これが5人組の時代だったら今ほど売れなかったかもしれない。
 3人になったことで核だけ残ってバンドの指向性が明確になったように思う。
 最近発表された『tamayura』『僕らはこの街と生きていく』を聴く(見る)と、この3人でやっていくんだという彼らの覚悟が定まったように感じられる。これ以上はひとりも欠かせないし、増やさない方がいい。
 Awesome City Clubは今後、もっと売れるはずだ。
 ネタとしては歌が上手すぎる斎藤さんの『勿忘』は必見(必聴)。
 THE FIRST TAKEの『勿忘』ではモリシーのギターソロがMVよりもさらにうなりを上げる。
 
 
 ”その5”に続く。
 
 

救い救われ

言葉(words)
タバコ

 あなたを救ってくれる人がこの世の中にひとりはいるかもしれない。
 あるいは、あなたが救いを待っている人のただひとりの人になれるかもしれない。
 それは同じことを意味しているのかもしれない。
 人と人が出会い、共にあるということはそういうことなんじゃないだろうか。
 
 

自己<世界

言葉(words)
道ばたの時計

 若い頃は自己の成長や完成だけを目指していた。
 自分だけでも”上がって”しまえばそれで勝ちだと。
 若いというのは愚かなことだ。
 けど、人には猶予期間が与えられる。気づきのための時間が。
 少し年を取って、世のため人のために役立つことが自分の価値を証明することだと思うようになった。それで役に立てない自分を責めて苦しむこともあった。
 今はそういった考え方はもうしていない。自己など捨ててしまって何を成すかが大事だと知った。
 この世界の一員として、自分より世界の方が優先されるという当たり前のことに思い至った。
 
 

THE FIRST TAKE STAGE セミファイナルを見て

音楽(music)

 YouTubeTHE FIRST TAKEの一発撮りオーディションプログラム「THE FIRST TAKE STAGE」のセミファイナルがアップされたので早速見てみた。
 3次選考通過の31組から14人に絞られてセミファイナルが行われた。 
 THE FIRST TAKE STAGEのページで14人全員の歌を聴くことができる。

 公式Webサイト

 オーディションならたいていは一発勝負だろうけど、映像として撮られて発表されることが前提なので緊張感は増すはずだ。
 THE FIRST TAKEは今旬のプログラムだし、参加しているアーティストはそうそうたるメンバーだからなおさらだ。
 優勝するとTHE FIRST TAKEに出演することができる。

 それぞれ好みがあるだろうけど、個人的に気になったのは次の4人だった。




 エントリーNo.11 yuna.

 青森の18歳。
 顔出しはNGのようだ。
 18歳でオリジナル曲を持っているのは強みだ。
 声がいいし、歌唱もしっかりしている。
 ただ、良くも悪くも”今時”なので、それがどちらに転ぶか分からない。
 惹かれる人がいる一方で、ある種のあざとさを感じる人もいるんじゃないかと思う。
 ギターは下手じゃないけどまだまだで、音に艶っぽさや色気が足りない(緑黄色社会の真吾くんのギターなんて超セクシーだぞ)。
 18歳と若いから伸びしろがあると思うのは間違いで(Adoは18歳だし、YOASOBIのikuraは19歳で紅白出場)、年齢は関係なく世間に出てきたときが勝負だから、ここが伸るか反るかの分かれ道になる。




 エントリーNo.8 山下 優太郎

 沖縄の25歳(今回のエントリー条件の上限)。
 歌ったのは、miletの『inside you』。
 miletはTHE HOME TAKEで『inside you』を歌っているけど、個性的で抜群の歌唱力を持っている。
 それを知った上であえてこの曲を歌ったのは自信の表れなのだろうけど、その自信はハッタリではない。歌唱は本物といっていいんじゃないだろうか。音域が広くて簡単ではない曲をきっちり歌いこなしている。
 25歳でボーカルのみとなるとこの先どうすればいいんだろうとなるんだけど、バンドを組んでボーカルをやるとけっこう売れるんじゃないかなと思った。
 声に沖縄の音色を感じる。




 エントリーNo.10 hapi

 年齢や出身地は未発表。
 甘いマスクの男子かと思ったらハンサムな女子だった(失礼しました)。
 緑黄色社会の晴子さんといえば、おしらに言わせると”歌唱力のバケモノ”ということになるのだけど、それにあえてアカペラで勝負を挑むというのは潔い。
 もちろん勝てるわけはないのだけど、キャラも立っているし、個性的という部分で言うと、大化けする可能性を秘めている。
 今回、この人が優勝しても驚かないし、私がもしレーベルのスカウトか何かだったら、この人と契約したいと思う。




 エントリーNo.13 佐野 諒太

 東京都の22歳。
 曲はオリジナルの『信号機』。
 本命、対抗ではないけど穴といえるのがこの人じゃないだろうか。
 自分の世界観を持っているし、歌声も心地いい。
 メジャーのスーパースターにはなれないかもしれないけど、音楽で食っていくことはできるように思う。
 今回、決勝に残れなかったとしても、数年後、どこかで見かけることになるんじゃないか。



 昔、島田紳助の関西ローカル番組(「クイズ紳助くん」)のアシスタントを募集したとき、まだ無名だった藤原紀香が応募してきた。控え室の様子を見たスタッフが紳助に、すごいかわいい女の子がいると伝えると紳助は見にいってみた。そのときの藤原紀香は、田舎の中古車屋に真っ赤な新車のフェラーリがとまっているくらい目立っていたと後に語っている。
 今回のTHE FIRST TAKE STAGEに、たとえば素人のアイナ・ジ・エンドAimerが参加したとしたらどうだろう。あるいは、優里でもyamaでもいい。誰がどう聴いても優勝間違いなしだろう。
 出てくるべくして出てきた人というのは、他を圧倒するものだ。
 ダウンタウンの松本人志はテレビのインタビューの中でプロとは何ですかという問いに対して、圧倒的な力で素人に力の差を見せることと答えていた。
 その松本と浜田がNSCの第一期生だったとき、講師として話をしにいった紳助や明石家さんま、オール巨人は口を揃えて、松本と浜田というやつら(まだコンビ名はなかった)がダントツだと言い合っていたという。

 THE FIRST TAKE STAGEオーディションの選考基準が動画としてアップされている。
 そこでは、オリジナリティ、スキル、言葉の熱量、唯一無二の存在感、ヒューマニティの5つが選考ポイントとして挙げられている。
 オリジナリティがあり、高い技術力を備え、人に伝えるべき言葉を持ち、多くの人に愛され、唯一無二の存在であること。
 言うまでもなくこれはカラオケバトルとは違う。誰が一番歌が上手いかを決める大会ではない。アーティストとしての総合力が問われている。
 選考ポイントの5つを高い基準で満たすことはとても困難なことではあるのだけど、今第一線で活躍しているアーティストはたいてい満たしているから、そこに割って入ろうとするなら自らもそれらを示してみせるしかない。
 すでに定員が一杯で入る余地はないように思えても、出てくるべき人のためにふっとその隙間が空くものだ。
 必要とされる人間は需要のないところにも需要を生み出すことができる。
 世界は常に新しい才能を待ち望んでいる。

 セミファイナリスト14人の中からファイナルに進むのは4人。
 楽しみに待ちたいと思う。
 もしかすると、ここが新しい伝説の始まりとなるかもしれない。
 ファイナルの動画がアップされたら、またこのブログでも紹介します。
 

 6月26日に発表されました。

 THE FIRST TAKE STAGE ファイナリスト4人発表


メリハリのない5月とサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 5月の予定が全部飛んでしまったので、時間の経過が早いような遅いようなよく分からない状態になっている。毎日にメリハリが欠けている。
 時間があればやりたいことはいくらでもあるからいいのだけど、当面の目標がないというのはあまりいいことではない。
 ただ、神社検定が来月6月27日だから、そこはひとつ大きな目標としてある。
 全体を理解する段階は終わって、今は細かい部分の暗記作業に入っている。当日までに全部は覚えられなくても、なるべく穴は小さくしたい。
 初のオンライン検定がどんな感じになるか、もうひとつイメージがわかない。緊張感と集中力が保てるのかどうか。
 オリンピックとワクチンの狂想曲が遠くから聞こえているけど、ほとんど他人事にしか思えない。愛知県は相変わらず感染者が多いとはいえ、周りにかかったという人がいないので実感がない。
 こんな状況が一年以上も続いているなんて悪い冗談みたいだ。
 個人的には去年と今年は全然違う一年で、今やりたいと思うことをやっている。時間があるからできることもあるので、悪いことばかりではない。
 コロナが何年続いたらそれが普通の状態だと人はあきらめるのだろう。応仁の乱は11年続いたし、戦国時代というくくりでいうと100年以上もやっていた。コロナはこの先もまだ数年は続くのかもしれない。
 それでも季節はめぐり、人は前に進む。時間は決して戻ることはない。



イカ刺し

「イカ刺しの卵黄ソース」

 すっかり定番となった卵黄ソースは安定の味。
 サーモンやマグロでもいいけど、イカ刺しが一番合う。



ホワイトソース

「野菜のホワイトソース煮」

 バターの代わりのマーガリン、牛乳、小麦粉を加熱しながら混ぜ合わせてホワイトソースを作る。
 味付けはコンソメの素、塩、コショウで。
 ジャガイモ、ニンジン、鶏肉、ブロッコリーはレンジで加熱して火を通す。
 野菜類をホワイトソースに入れてしばらく煮込む。



もやし炒め

「もやしなど炒め」

 キャベツ、もやし、シーチキンをごま油で炒める。
 酒、みりん、しょう油、和風だしの素、塩、コショウで味付けをする。
 卵、マヨネーズ、からし、とろけるチーズを混ぜ合わせてスクランブルエッグを作る。
 最後にあわせて混ぜる。
 
 

定点観測

日常写真(Everyday life)
定点観測

 名古屋も早々に梅雨入りして雨や曇りの日が多くなっている。たまに晴れるとちょっと嬉しい。
 暑かったり少し肌寒かったりと気温も落ち着かない。
 緑が少しずつ深くなっていくのが分かる。新緑の季節も案外短い。
 季節の花や虫を追いかけていたときは、その都度寂しさや喜びを感じていたけど、今はそういうことがなくなった。季節の移ろいに鈍感になっている。
 自分の人生にも季節のようなものがあって、何かが終わっていくのは仕方がないことだと思っている。何かが終わればまた別の何かが始まる。
 変わらないものは何もない。いつも見慣れた風景も例外ではない。
 定点観測を10年も続けてみればきっと大きな変化に気づくだろう。



定点観測2




定点観測3




定点観測4




定点観測5




定点観測6




定点観測7




定点観測8




定点観測9




定点観測10

 
 

楽しいと思い込ませる

言葉(words)
ハハコグサと綿帽子

 今日を楽しもう。
 気持ちの部分で。
 楽しいと思って過ごすのと何も思わず過ごすのとでは得られる満足感が全然違う。
 楽しいと思い込むのだ。
 自分の脳は案外簡単にだませる。
 
 

世界から愛されていない人間はきっと世界を愛していない

言葉(words)
黄色い花

 なぜ与えられることばかり夢想して与えることを思わないのか。
 自分がしてもらって嬉しいことは他の人も同じように嬉しいはずだ。
 与えられる人より与える人になった方が喜びが大きいと思わないだろうか。
 誰かに好きになってほしいと思ったら、まずは自分が誰かを好きにならないといけない。
 世界に愛されたければ自分が世界を愛す必要がある。
 まずは自分から発信しよう。
 自分への思いはきっと後から返ってくる。
(ずっと後になって何百分の一かもしれないけど) 
 

勝手に発表 ~新規開拓アーティストその3

音楽(music)
空と雲

 勝手に発表シリーズ、今回は前回の続きで「新規開拓アーティストその3」をお送りします。

 最近ようやくYouTube Musicを知ったという話を少し前に書いた。初めは使い方がよく分からなくて、新規開拓には向かないと思っていたのだけど、実際はYouTubeよりも新規アーティストを探すのに適していた。
 たとえば、「おすすめのミュージック ビデオ」からなんでもいいので選ぶとPCの場合、左側にMV画面、右側に関連するMV一覧(ミックスリスト)というレイアウトになる(スマホは上部にMV、下部にミックスリスト)。
 この状態で右のリストから気になるものを再生していって、気に入らなければ次、ちょっと聴いて次、というようにどんどん飛ばしていく。好みの曲かそうじゃないかは最初の10秒、15秒聴けばだいたい分かる。
 YouTubeだとリストがすぐに途切れて戻ったり違うページに移動しなければいけなくなるのだけど、Musicの方はリストがかなり続いていくのでページ移動の無駄がない。ページの移動中でも小窓で曲がかかり続けるのも気が利いている。
 関連曲の広がり方もYouTubeとMusicでは少し違っていて、YouTubeでは出てこないような曲がMusicでは出てくる。
 私の場合はそうやってMusicで気になる曲を見つけるとYouTubeに移ってその曲を検索で出してお気に入りに入れていくようにしている。Musicにもお気に入り機能はあるのだけど、YouTubeでリストを作ってあるのでそちらにまとめた方が探しやすい。
 という感じでどんどんあらたなお気に入りを増やしている最中だ。今回が”その3”だけど、すでに”その5”ができるくらいまで溜まっている。今後は週に一回くらいのペースでこのシリーズをやっていきたい。

 今回もなかなかいいメンバーが揃ったんじゃないかと思う。ちょっと古めのアーティストの遅ればせながらの発見もあるけど、デビューして間もないアーティストも見つけた。これは知らなかったけどいい曲だなと思ってもらえる曲があれば嬉しく思います。

 これまでの勝手に発表シリーズは「音楽カテゴリー」にまとめてあります(過去ログに飛ぶときは”次”をクリックしてください)。




 Eve『蒼のワルツ』

 Eve(いぶ)というから最初は女性だと思って、声を聞いたら男性で、バンドかと思ったら個人だった。
 私はまったく知らなかったのだけど、アニメ『呪術廻戦』(Web)の主題歌『廻廻奇譚』を歌っているアーティストだから、普通に超有名なんだと思う。『廻廻奇譚』は再生回数1億回を超えている。
 曲調が幅広くていろいろなタイプの曲があるのだけど、個人的には『蒼のワルツ』が一番好きで、結局ここに戻ってきてしまう。
 MVの映像は去年2020年12月公開のアニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』(Web)で、この曲はその主題歌だ。
 DVD/Blu-rayの発売は8月25日だからまだ先だけど、WOWOWかdTVで放映したら観たい。




 Eve 『廻廻奇譚』

 2009年にニコニコ動画の歌い手として活動を開始して、バンドに参加したりボカロPをやったりしつつ、2019年にメジャーデビューした。
 ボーカロイドの曲を歌ったり作ったりした経験がいきているのだろう、あえて難しい曲を作って歌っているところがある。
『廻廻奇譚』なんて難しすぎて本人以外誰が歌えるんだよと思ったら、野沢雅子のモノマネでおなじみのアイデンティティ田島がモノマネをしながら軽々と歌いこなしていて笑った。
 おしらの解説動画でも難易度は最高ランクのSとしている。
 歌おうにもまず歌詞がが覚えられないというのがある。




 BURNABLE/UNBURNABLE 『このままどこか』

 バーナブル・アンバーナブル(BURNABLE/UNBURNABLE)はまだデビューしたてで、wikiのページさえないくらいなので、今押さえておきたい注目の逸材だ。2、3年後に有名になったときに自慢できるかもしれない。
 公式Webサイト
 MVのメイキング動画がアップされて、アーティストの素顔の一端を垣間見ることができる。
 実力に見合うような人気が出てほしいと思う。




 majiko(まじ娘) 『アイロニ』

 2010年ニコニコ動画に自分のオリジナル曲をアップしたのが活動の始まりで、そのときは”まじ娘”名義だった。
 角松敏生のレコーディングやライブに参加し、2018年の『ひび割れた世界』が実質的なメジャー1曲目となった。




 majiko 『心做し REC映像』

 伝統か革新かといえば伝統に連なるアーティストなんだろうけど、誰かに似ているかといえばそうでもなく、ある種のオリジナリティがある。
 作詞作曲もするシンガーソングライターであり、イラストレーターとしての顔も持つ。
 もっと伸びてもいいアーティストだと思う。




 水槽 『ひぐらし』(くじら)

 ボカロPのくじらが作った曲をボーカリストの水槽が歌っている。
 くじらの活動開始は2019年とそれほど古くない。
 yamaに楽曲提供した『春を告げる』はよく知られているし、その他、Adoが歌う『金木犀』などがある。




 くじら 『狂えない僕らは』(self cover)

 ayaseもそうだけど、くじらも歌えるボカロPだ。なんでこんな普通に上手いんだ、と思ってしまう。いい曲を作れる人間がいいボーカリストとは限らないのに。




 ロザリーナ 『ボクラノカタチ』

 2016年の活動開始からほどなく大手レーベルのソニーミュージックからデビューしてタイアップ曲にも恵まれているわりには伸び悩んでいるのか。
 あるいは私が知らなかっただけで順調に育っているのか。
 最初、声質や歌い方がAimerに似ていると思った。よく聴くとやっぱり違うのだけど、誰かに似ているという印象を持たれることは有利に働かないかもしれない。
『音色』とか『涙の銀河』とか、いい曲が多いから、ヒット曲が一曲当たればどんといきそうな気もする。




 レルエ 『夜はモーション』

 なんだろう、この感覚。微妙というか絶妙というか、個人的にすごく好みというわけではないのだけど何か惹かれるものがある。たぶん、メロディーにだと思う。
 ギター、ベース、バイオリン(シンセサイザーを兼ねる)の3人組という構成は珍しい。
 せっかくだから間奏でバイオリンのソロを聴かせてほしいけど、そういう曲も発表しているだろうか。
 日本以外のアジア圏で人気があるらしいので、メロディーがちょっと日本らしくないのかもしれない。




 レルエ 『火花』

 再生回数が200万回近いから、私が思うよりメジャーなのだろう。
 少しズレた感覚というか、違和感があって引っかかりとなっている。レルエの魅力はそのあたりにありそうだ。




 AliA 『声』 Piano ver.

 オリジナルバージョンよりこちらのピアノバージョンの方が好きだ。
 最初はこの動画で存在を知ったので、AliA(アリア)というのはこの女性のアーティスト名だと思った。




 AliA 『かくれんぼ』

 AliAはビジュアル系のようなカッコいい男女6人組のバンドだった。
 作詞作曲とギターを担当するERENが中心となって2018年に結成された。
 ボーカルのAYAMEはバンドに入る前から路上ライブを行っていたようだ。
 RINAが演奏している青いバイオリンが滅茶苦茶オシャレなんだけど特注品だろうか。
 バイオリンがいるポップス/ロック系のバンドはあまりいないけど、バイオリンが入ると音が華やかになるから個人的に好きだしいいと思う。
 AliAは心配しなくても売れるだろう。




 Absolute area 『カフネ』

 ボーカル兼ピアノ/ギター担当の山口諒也(やまぐちりょうや)を中心とする3人組のバンドAbsolute area(アブソリュート エリア)。
 東京都立鷲宮高校の軽音部出身で、高校生バンドの全国大会で準優勝したという。
 なかなかいい、と、とてもいい、の間あたり、というのが個人的な評価なのだけど、たとえばスピッツやミスチルにあってAbsolute areaにないものって何だろうと考えたとき、もし自分がAbsolute areaのメンバーだったら途方に暮れてしまう感じがある。
 偉大な先人を超えることはどの分野でも難しいことなのだけど、音楽でも同じことが言える。
 バンド名である”絶対的な領域”に彼らが踏み込めるかどうか、今後も見守っていきたい。




 写真だけで構成されたMVがなかなか魅力的だ。撮影を担当したヤブシタミサトという人は知らないけど、好きなタイプの写真だと思った。
 私もこういった恋人目線で撮った人物写真をたくさん持っているのだけど、ブログでは残念ながら紹介できない。人物写真は好きだから、公開できる人物写真を撮れるといいのだけど。


 近いうちに「その4」をやる予定です。
 
 

”下手の考え休むに似たり”の応用

言葉(words)
道ばた風景

”下手の考え休むに似たり”ということわざがある。
 将棋や囲碁の下手な人間が長考しても休んでいるのと同じで時間の無駄だという意味なのだけど、”の”ではなく”な”とするともっと応用が利く言葉になる。
”下手な考え休むに似たり”
 そうやって間違えて覚えている人もいるかもしれない。
 長いだけで内容のない会議などはまさにこれだ。
 考えることも大事なのだけど、あまり立ち止まっているのもよくない。
 つまらないことを考えるよりも何かをした方がいい。何かをしながら考えればいい(オシムも走りながら考えろと言っていた)。
 何も考えずに突っ走ることが正しい態度とは思わないけど、それでも考えすぎて何もしないよりはましだ。
 自分の足が止まっているときはこの言葉を思い出すといい。
”下手な考え休むに似たり”
 
 

反省なんて無駄

言葉(words)
野良たち

 反省なんて何の役にも立たないからしても意味がない。
 やってしまったことはもう取り返しがつかないわけで、振り返るよりも次の対処を考えるべきだ。
 そこできちんと挽回できれば反省する理由もなくなる。
 すぐに反省する人間の悪いところは、反省することで自分を納得させてしまうところだ。そこである種の満足感を得てしまうから、結局同じことの繰り返しになる。失敗しては反省し、間違えては反省する。
 考えなければいけないのは、いかに反省せずに済ませるかということだ。反省の先回りをして行動を決めなければいけない。少なくとも心がけとしてはそうだ。
 自分は金輪際反省しないと決めてしまえば、実際のところ反省なんてしないで済んでいく。
 反省は愚か者のすることだと知らねばならない。謙虚さでも何でもないのだと。
 
 

やり過ごしつつサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 愛知県に緊急事態宣言が出されて以降、私もいくつか予定が飛んでしまった。仕方がないといえばそうなのだけど、今年も去年に引き続いて駄目なんだなと諦めの色が濃くなっている。
 オリンピックはやっても地獄、やらなくても地獄で、どちらの地獄を選ぶかの選択になっている。やめておいた方が無難だからやめておくといった簡単な話ではない。
 ワクチン接種はあまり進んでいないけど、すでに接種後数日以内に39人も亡くなっている。マスコミは一切報道しようとしないし、国は因果関係を認めるつもりがさらさらない。メッセンジャーRNAの危険性もまったく語られないし、結局のところ自分の身は自分で守るしかないということだ。
 コロナもいつかは収まるだろうから、そこまでやり過ごすしかなさそうだ。問題はその後の展望で、いつでも行動を再開できるようにしておかなくてはならない。コロナを言い訳にしてはいけない。



サーモン

「いつものサーモン」
 酒、みりん、しょう油、カラシをひと煮立ちさせて作るしょう油ソースがサーモンには一番合うと思っている。
 最近、ブロッコリーの芽が多かったから、今回はかいわれ大根。



豆腐とマイタケ

「木綿豆腐と舞茸炒め」
 オリーブオイルでタマネギ、シーチキンを炒める。
 舞茸、豆腐を加えて炒め、酒、みりん、しょう油、和風だしの素で味付けをする。
 塩、コショウで味を調える。
 最後に水溶きカタクリを回し入れてとろみをつける。



大根その他

「大根その他の味噌煮込み」
 味噌煮込みは暑くなるとあまり食べたくなくなるのでもう一度作っておいた。
 具材は大根、鶏肉、ニンジン、ゆで卵。
 おでんは好きじゃないけど、自分で作る味噌煮込みは好きだ。
 
 

もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 春が終わり、季節は初夏へ。
 日が長くなって日没が遅くなった。
 暑い夏がもうすぐやってくる。

 もうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10


 

一日一個のすすめ

言葉(words)
鉢植えの花

 私は”一日一個”を実践することを心がけているのだけど、これは誰にでもおすすめできると思っている。
 一日一善は無理でも一日一個ならできる。
 その一個は何でもいい。トイレ掃除をするとか、読まずにしまっておいた本を読み始めるとか、押し入れの片付けをするといった普段やらないことを何か一個だけやる。
 一日にひとつ、トピックを作るといったことだ。心理的負担はあまり大きくない方が続きやすい。
 まとめてやろうとすると面倒で先送りしてしまうけど、面倒くさがりでも一個ならできるんじゃないかと思うけどどうだろう。
 一日一個を一年続ければ365個になる。たまに気が向いたときにやるのではなくて習慣化してしまった方が簡単だ。 
 言い方を換えれば今日をいつもと同じ一日にしない、ということだ。何もしなかった一日は最後に悔いを残す。
 意識的に何かしないと日々はだらだらと流れていってしまって気持ちの引っかかりも失ってしまう。心に小さな負荷をかけることでそれをやっつけたときの喜びが得られるという利点もある。
 今日はすることが思いつかないというときも一個は何かしないといけないと思えば何かひねり出すことができる。足の爪を切るとかでもいい。
 小さな前進とでもいうべきこういった行為には何かしらの意味があるように思う。
 たかが一日一個でも、自分を律し、生活を律することにつながる。それは自分にとってプラスになることはあってもマイナスになることはないはずだ。
 
 

勝手に発表 ~新規開拓アーティストその2

音楽(music)
空と雲

 勝手に発表シリーズ、今回は「新規開拓アーティストその2」をお送りします。
 第何弾というのもわずらわしくなってきたし、あまり意味がないので今回からやめにした。思いついたときにその都度やっていくことにする。

 これまでの勝手にシーズは「音楽カテゴリー」にまとめてあります。

※過去ログをさかのぼる場合はページ”数”ではなく「次」をクリックしてください。

 ここ2週間くらいの間にだいぶ新規開拓した。
 YouTubeの関連動画をどんどん辿っていって引っかかった曲をお気に入りに入れて、そこからアーティストごとに何曲か聴いてみるというやり方をしている。
 YouTube Musicのおすすめ曲はつながりや広がりに欠けるので、新規開拓の用途にはあまり向かない。
 そういう点ではYouTubeの方が広がっていくのだけど、もっと広くおすすめの曲を挙げていってほしいとも思う。
 もしくは、条件検索のシステムを提供してもらえるとありがたい。男性、女性、グループ別とか、アップされた時期別とか、公式のみとか、いくつかやり方はあるはずだ。
 新規開拓していく中であらためて思ったのは、映像があるYouTubeはやはり圧倒的に優位だということだ。他の無料音楽サイトはよく知らないのだけど、映像があるのとないのとでは同じ音楽でも印象が大きく違ってくる。
 映像つきのYouTubeで聴いて気に入っている曲を映像なしのYouTube Musicで聴くと味気なく感じる。
 出来のいいMVが曲をさらによくさせるということもあるし、アーティストの顔を知ることができるともっと好きになったりすることもある。

 今回のラインナップはここ最近知ったばかりのアーティストたちで、新しい人もちょっと古い人もいるのだけど、すごくメジャーな人ばかりではないので知らない人もけっこういるんじゃないかと思う。
 テレビの音楽番組をまったく見なくなって久しい私としては、映画やドラマ、アニメの主題歌とかCMくらいしか新しい曲を知る機会がないので、世間からだいぶ後れを取っている。
 これでYouTube音楽がなかったら、昔好きになった懐メロ同然の曲をたまに聴くくらいだったんじゃないかと思う。CDレンタルもまったくしていない。
 物心ついてからずっとJ-POPを聴いて育ってきて、一時期J-POPはもう駄目になってしまったんじゃないかと思ったこともあったけど、近年どんどん新しい才能が出てきて、まだまだJ-POPは大丈夫なようだと安心した。
 私自身、新しい感覚についていけなくなるときが来るのだろうけど、今はまだ楽しめている。




 Anly 『Moonlight』

 エキゾチックな雰囲気のアーティストだと思ったら、沖縄の伊江村という島出身だそうだ。
 最初に知ったのがこの曲だったので、こういうタイプの人かと思ったら、曲によってずいぶん雰囲気が違っている。
『Goodbye My Love』では普通のカワイイ女の子だったりする。
 16歳のときの沖縄国際通りでの路上ライブはさすがに初々しい。
 小禄高校予餞会2015なんて、制服を着たただの女子高生プロのライブだ。
『Moonlight』の雰囲気が好きなら『愛情不足 feat. Rude-α』もおすすめ。




 chilldspot  『ネオンを消して』

 chilldspotはチルズポットと読む。
 この春まで高校生だった4人組のバンドで、去年2020年にデビューしたばかりなので、私にしては早い段階での発見となった。
 高校生とは思えない大人っぽい曲風で、注目度は高い。
 今後、どーんと伸びていくか、意外にも伸び悩むか、早くも分かれ道に来ているように思う。
 誰が聴いてもこんなもの売れるに決まっているというアーティストもいるのだけど、実力はあるのに売れないアーティストも少なくない。毎年のデビュー人数を考えると売れて残っていくのはほんの一部でしかない。




 chilldspotの中心がこの比喩根で、もともとシンガーソングライターの比喩根として出発している。
 ひとりでやるよりバンドの方がもっとできることが増えるんじゃないかとバンドを組んだと比喩根はインタビューで語っている。
 この『夜の探検』はのちにchilldspotバージョンも発表されている。




 eill 『ここで息をして』

 TVアニメ『東京リベンジャーズ』のエンディング曲として知ったという人もいると思う。
 eill(エイル)は現在22歳で、音楽活動を始めたのが2018年、メジャデビューは今年2021年なので新顔だ。
 アニメやドラマの主題歌をコンスタントに出していきそうな雰囲気がある。




 MACO 『Sweet Memory』

 メインはMVで歌はサブ的な位置づけになっている。短編ドラマの主題歌として聴くとなかなかいい。
 MACOは1991年生まれでメジャーデビューは2014年なのですでにキャリアは7年ある。私が知らなかっただけで知っている人はとっくに知っていたのだろう。
 MACO『ありがとう』もMVを見るための曲のようになっている。




 美波『カワキヲアメク』

 1997年生まれでメジャーデビューは2018年。
 アーティストを目指すきっかけとなったのが中学生のときに見た尾崎豊のライブ映像だったという。
 作風は全然違うけど、こうして一人前のアーティストになってくれたことを尾崎豊の一ファンとして嬉しく思う。
 もっと世間受けのするバラードなども作って歌えるのだろうけど、自分の世界観を崩さないことも大事だ。




 りりあ。 『浮気されたけどまだ好きって曲。』

 TikTokやYouTubeの歌い手としてスタートして、2020年から一応レーベルには所属しているもののデジタル配信のみで活動を行っているようだ。
 コレサワを知ったのが歌い手になるきっかけだったそうだけど、私はコレサワは何曲か聴いたけどピンとこなかった。もう少し探してみた方がいいかもしれない。




 吉澤嘉代子 『残ってる』

 女性にしか作れない曲だ。男性が女性目線で歌詞を書いてもこういう感覚は生み出せない。
 吉澤嘉代子は現在30歳でメジャーデビューは2014年。
 最後のシングルとアルバムが2018年だから、今はそれほど活動していないのかもしれない。
 楽曲提供でもっと売れそうな気がするけどどうなんだろう。




 さよならポニーテール『思い出がカナしくなる前に』

 さよならポニーテールは女性ボーカル5人を中心としたユニットで、素性などは一切明かしていないのでその正体はよく分からない。
 メジャーデビューが2012年で、今でも曲をポツリポツリと発表している。
 売れようとか有名になろうとか思わずに自分の好きな曲を好きなタイミングで発表できるのが現代だから、こういうスタンスもありだ。


 今回の新規開拓その2はAnlyに始まりさよポニで終わるという幅広いものとなった。自分ではひとつのアルバムに見立てた構成が気に入っている。
 誰かにとっても新たなアーティストとの出会いになってくれたら嬉しい。

 また近いうちにその3をやる予定なのでお楽しみに(?)。
 
 

黙っておけ

言葉(words)
花壇のナデシコ

 何かに特化するということは良いことだし、その道のトップクラスというのは賞賛に値するのだけど、やっぱり馬鹿では駄目なんだよなと思うことがたまにある(いや、ちょくちょくある)。
 馬鹿というのは知識が足りないということではなくて、想像力がないということだ。
 たとえば自分の発言が他人や世間にどんな影響を与えるかを考えずに口を滑らせてしまうので不要な騒動を起こすといったことだ(スポーツ選手や芸能人の政治的発言なんているのかな)。
 他人を傷つけ、そのことで自分も傷つき、結果として誰の得にもならない。
 何か言いたいのなら、自分の好きなものでも語っていればいい。それなら罪はない。
 計算高くあれというのではなくて、賢さや勘の良さは必要だということだ。
 いくらその道一筋といっても、勉強や教養をないがしろにするのはやっぱり良いことではない。
 大人になってから想像力を鍛えることは難しいかもしれないけど、自分の想像力に自信がないのであれば天然で押し通すか黙っておくしかない。
 詰まらない口出しをせずに我が道に精進すべきだ。言葉より態度で示した方がよほど世のため人のためになる。
 
 

猶予期間

言葉(words)
香流川初夏風景

 人間存在は究極的に許されるのか、許されないのか。
 どちらにも転ぶ可能性はある。
 今はまだ答えは出ていないだけで、許されているわけではない。
 現状のままでは決して許されないだろう。
 今はただ猶予期間というだけだ。
 これまで何度人類が滅ぼされたかは分からない。一度や二度ではないかもしれない。
 この世界の規模が我々の思い描くものよりずっと広大であるとしたら、無数の試行錯誤が繰り返されてきた可能性もある。
 この人類には見込みがあると思っている。
 駄目なところも多いけどいいところも少しはある。
 だからこそ、結論は先送りにされている。
 どうしたら許されるのかは分からない。
 その答えを自分たちで見つけることが人類の究極的な目標なのではないだろうか。
 
 

勝手に発表第十六弾 ~好きなお笑い編その1

音楽(music)
空と雲

 勝手に発表第十六弾は、番外編として「好きなお笑い編」と題してお送りします。
 これまでは音楽関係ばかりだったのだけど、今後はそれ以外の分野でも勝手に発表していこうと思う。勝手に。

 お笑いが好きなのかと問われたら好きだよと普通に答えるけど、すごく好きかといわれればそれほどでもないのかもしれない。
 お笑番組のDVDを買ったりライブに行ったりするほどの熱は持ち合わせていない。テレビでやっている番組の中から好きなものを選んで見ているだけだ。
 最近はYouTubeでもけっこう見られるのであれこれ拾いながら見ている。
 今回はそんなふうにいくつか拾ったお笑いの中から好きなものを紹介しますという趣旨だ。

 振り返ってみると、子供の頃にドリフがあって、ひょうきん族がそれに取って代わって、漫才ブームが来て、ダウンタウンやナイナイ、とんねるずの全盛期が訪れるという流れだった。
 タモリ、たけし、さんまがビッグスリーと呼ばれ、紳助がいた。
 その後、ネタ番組の時代が来た頃には私は少しずつ離れていった。
 ここ最近で見ているお笑い系の番組でいうと、『アメトーーク』くらいで、ロンハーも見なくなった。
 M-1のような賞レース番組も見ていない。
 それでも第七世代とかはそれなりに知っているつもりだし、まったく離れてしまったわけではない。今後もしばらくは今くらいのスタンスでお笑いは見ていくのだろうと思っている。


※これまでの勝手にシリーズは音楽カテゴリーで見ていただくことができます。





 兵藤大樹は『すべらない話』でしか見ないのだけど、『すべらない話』では一番安定的に面白いと思う。話術に長けている。
 この「カップルの会話」が好きで、たまに見たくなってこれまで何度も見ている。
 他にも名作がたくさんあって、YouTubeで拾うことができる。
 新幹線で自分と同じように小太りでメガネをかけてハンチングをかぶった男と隣り合わせ座ることになって車掌に友達と間違われたという話が好きなんだけど、YouTubeでは見つけることができなかった。




『松本人志の○○な話』という番組があって、放送しているときにいつも見ていた。
 たまたまYouTubeに『決めてほしい話』のシリーズがアップされているのを見つけて、好きなものをお気に入りに入れている。

 上の動画では1:42くらいから始まるカナリア・安達健太郎の話が笑える。





 同じく『決めてほしい話』の中から嗚呼!しらき(現・あぁ〜しらき)の話。9:52頃。




 
 7:19あたりからの諸星和己の話。
 諸星和己といっても今の若い世代はもう知らないだろうけど、光GENJIももはや遠い記憶となった。





 12:50あたりからのBLUE RIVER(現・ブルーリバー)川原豪介の話。
 この話は特にインパクトが強くて、久しぶりにあの話を見たい(聞きたい)と思ってYouTubeを検索して『松本人志の○○な話』に行き着いたという経緯がある。
 何度見ても写真は衝撃的だ。





 サンドウィッチマンの安定は今更私がどうこう言うことでもない。
 見放題動画のdTVを契約していて、その中にサンドのライブ動画がたくさんあるのでよく見ている。
 YouTubeにアップしているのも、その中のものが多い。
 伊達ちゃんの安倍晋三が好きだ。





 通常、富澤ボケで伊達ツッコミなのだけど、コントでは逆になることもけっこうある。逆パターンの方が個人的には面白いと思う。
 伊達ちゃんの歌が意外に上手いというのもツボだ。
 逆パターン・コントでは「クレーム処理」も面白い。
 ノブコフ205って、何人分かるんだ。





 レイザーラモンといえば一昔前まではHGだったけど、すっかり逆転して今やレイザーラモンといえばRGだろう。
 くだらなすぎてときにそれが突き抜けて爆笑に至る。




 松村邦洋のモノマネは単なるマネではなくほとんどその人が乗り移っているようだ。
 掛布にしろ川藤にしろそうで、中でも吉田義男のモノマネが一番好きだ。
 本人よりも本人らしいという変な形容をしたくなる。





 最近出てきた中では、ぼる塾あんりが頭ひとつふたつ抜けているように思う。
 誰と絡んでも面白くなるし、ツッコミは近藤春菜より上だ。





 千鳥はいろいろな番組で見ているのだけど、この動画はYouTubeでたまたま見つけたものだ。
 アドリブだろうに、ボケの渋滞にノブがいちいち的確にツッコむという名人芸のような仕上がりになっている。
 名古屋では埼玉ローカルの「いろはに千鳥」が不定期で放送されていて、気づいたら見るようにしている。
 一日8本撮りとかを嘆くゆるい千鳥が見られる。


 お気に入りがたまったらお笑い編パート2をやりたい。
 
 

初夏が来たサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 愛知県もよく分からないまま緊急事態宣言が出てしまって、愛知県民はキョトンとしているところだ。
 確かに感染者は増えているけど事前にそんな話もなく、とても唐突な印象を受けている県民が多いと思う。
 なんにしても内容が弱いからあまり効果は薄そうだ。
 個人的に出ないところは出ないし、出るところは出るで、自己判断ということになる。個人レベルでは何の補償もないので結局のところ自分で責任を負うしかない。国に何かしてもらおうとかいう気持ちもあまりないし。
 5月はおかげでいくつか予定が飛んで、ちょっと暇になった。やることはいくらでもあるのだけど、縛りがないというのはいいことでもあり悪いことでもある。
 とりあえず6月27日の神社検定に向けて一日1時間か2時間くらいずつ勉強を続けている。去年からのブランクもだいぶ埋まって態勢も整いつつある。ここからは詰めの作業に入る。
 気温も上がってきて初夏を感じるようになってきた。ついこの前まで正月気分だったのが嘘みたいだ。
 そういえば、何日か前、寝ているとき蚊に刺されて目が覚めた。また蚊との戦いの日々が始まる。



鯛の刺身

「鯛の刺身」
 鯛しゃぶにしようと思ったのだけど、刺身用の切り身だったので刺身にしておいた。
 たれは、酒、みりん、しょう油をひと煮立ちさせたものに溜まりしょう油を混ぜ合わせて作った。



ジャガイモ天ぷら

「マッシュポテトの天ぷら」
 ジャガイモをレンジで加熱して潰し、刻んだタマネギ、とろけるチーズ、卵を混ぜ合わせ、コンソメの素、塩、コショウで下味を付けたものをタネにする。
 タネが柔らかくて衣を付けづらいので、一度目はしゃもじですくって揚げて、衣を付けて二度揚げする。
 普通のジャガイモの天ぷらとは違う食感を楽しめる。



ナスとこんにゃく

「ナスとコンニャクのピリ辛炒め」
 ナスは水にさらしてあく抜きをしてからレンジで加熱する。
 ごま油で刻んだ長ネギ、ショウガ、豆板醤を炒める。
 ナスとコンニャクを入れてさらに炒める。
 酒、みりん、しょう油、中華味の素、塩、コショウで味付けをする。
 
 

もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 今日はもうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10

 
 

少数派こそまっとう

言葉(words)
ハハコグサ

 あなたがもし、自分は世間とズレていておかしいんじゃないかと自分を疑っているとしたら、その感覚は正しいから心配しなくていい。
 おかしいのは自分が変だと感じない人間の方で、その感覚は明らかに狂っている。
 人間誰しも多かれ少なかれおかしくできている。一から十までまっとうな人間なんてほとんどいない。
 驚くことに自分を疑わない人間が世間の大部分を占めているという事実がある。
 彼らは自分たちが多数派だからまともだと主張するのだけど、いやいやそんなことはないだろうと思う。
 この世界は大部分のおかしな人とごく少数のまっとうな人間という構成となっている。冗談みたいだけど本当だ。
 自分は少数派かもしれないと思ったら安心していいということだ。
 逆に自分は多数派に属していると思う人は用心した方がいい。その感覚は間違っているかもしれない。
 
 

月はあそこに

言葉(words)
信号機と月

 月までの道があったとして、歩き続ければ11年でたどり着ける。
 それを遠いと思うか近いと思うかは人によるだろう。
 私は滅茶苦茶近いと思うけど。
 月はあれば誰かがあそこに置いたものだ。
 飾りではないし、宇宙船でもない。
 月があそこにないと、人類はもちろん、大部分の生物が絶滅する。
 大規模な天変地異が絶え間なく起こるからだ。
 月があそこにあるのはそんな大昔からのことではない。わりと最近かもしれない。ひょっとすると数万年単位という可能性もある。
 いろいろな意味で月は触ってはいけないのだ。
 遠くから眺めておくだけにしないと。
 
 

引っかかるものだけ

言葉(words)
5月の花壇

 心が引っかからないものに無理矢理心を引っかけようとすることはない。
 引っかからないものは自分にとって不要なものということだ。
 この世の中に存在するあらゆるものは誰かにとって必要なのだろうけど、自分にとって必要なものはそれほど多くない。
 私たちは自分の心に引っかかるものだけで充分満足して生きていけるはずだ。
 言い方を換えれば、心に引っかかるものこそを大事にしなければいけないということだ。
 
 

勝手に発表第十五弾 ~新規開拓アーティストその1

音楽(music)
空と雲

 勝手に発表シリーズ第十五弾は、「新規開拓アーティストその1」と題してお送りします。
 勝手に発表シリーズも回を重ねて紹介したいアーティストや曲の在庫が底をついてしまった。過去編をやり、ゲーム編やアニメ編をやり、外国編もやって、それで終わりにするつもりだったのだけど、私自身が勝手に楽しいのでこのまま続けていくことにした。

 ところで、皆さんはYouTube Music(Web)を利用しているのだろうか。私は全然知らなくてつい最近知ったのだけど、2018年から始まっていたというから完全に乗り遅れている。
 私のように知らない方のために簡単に説明すると、YouTube(Web)の動画の中から音楽だけを集めて独立させたサイトといったらいいだろうか。要するに無料の音楽サイトだ。
 もともとあったGoogle Musicも2020年にYouTube Musicと統合したようで、そちらの流れから利用するようになったという人もいるだろう。
 存在を知ってはいても有料の聴き放題サービスと思っている人もいるかもしれない。私も最初はそうかなと思っていた。
 少しややこしいのが、YouTubeにも有料のPremium版があって、YouTube MusicにもPremiumがあるという点だ(980-1,180円)。
 説明は面倒なので省略するけど、Premiumにすると広告が入らなかったり、スマホでバックグラウンド再生ができたり、ダウンロードできたりするといったあたりが主な特徴となっている。
 スマホで日常的にYouTubeを見るという人にはメリットが大きいけど、私のようにPCでしか見ない人間には広告を外すためだけに月1,000円は高い。スマホ版とPC版を分けてもらって、PC版が月500円ならPremiumにしたい。
 で、何が言いたかったかというと、YouTubeとYouTube Musicを併用すると便利ですよということだ。
 YouTubeの場合、たとえばアーティスト名で検索をすると余計な動画がたくさんヒットしてその中から目当ての曲を見つけるのに手間取ることがある。やっと見つけたと思ったら、知らん人の歌ってみた動画だったりして、違ーう! となったりするのは多くの人が経験しているはずだ。
 その点、YouTube Musicならアーティスト名で検索するとアーティストごとに動画と曲がグループ化されているので探しやすい。ひとりのアーティストの曲を集中的に聴きやすいし、PCで何か作業をしながら流しておく場合は自動再生にしておくと順番に曲が流れるので便利だ。
 欲を言えば、おすすめの曲やアーティストの候補をもっとたくさん表示してもらえるとそこからさらに広がっていくのにとは思う。その部分でいうと、YouTubeの方がどんどん連鎖的にいろいろなアーティストの曲を聴けるので都合がいい。
 両方のサイトを出しておいて、サイト間を行き来しながら曲を探していくというスタイルがいいんじゃないかと思う。

 というわけで、ここ最近知って気に入ったアーティストと曲を紹介します。
 いつも言うように私はだいぶ世間から後れを取っているので、とっくに知ってるよという方も多いと思うのだけど、まだ知らなかった人との橋渡しになれば何よりです。




 足立佳奈 『ひとりよがり / THE FIRST TAKE』

 足立佳奈は若い世代にはよく知られた存在らしいのだけど、私はまったく知らなかった。THE FIRST TAKEで初めて知った。
 他の映像ではそうでもないのだけど、この映像の中の足立佳奈は神がかり的にカワイイ。
 ヘッドホンが左右逆なのもカワイイので問題ない(もう一曲のTHE FIRST TAKEの『話がある』でも逆なので確信的にやっているのか)。
 誰が最初に言ったか、”カワイイは正義”は本当だと思う。




 milet 『inside you / THE HOME TAKE』

 非常に独特な歌い方をするので、好き嫌いが分かれるかもしれない。
 私は最初ちょっとなじめなかったのだけど、何度か聴いているうちに心地よくなってきた。
 カナダに住んでいたこともあって英語も話せるというから、アメリカ音楽の影響もあるのだろう。アメリカの古いカントリーとかフォークを思わせる部分がある。




 Aimer 『茜さす』

 もっと早くどこかで引っかかっていてもよさそうだったのに、今まで知らなかったのが不思議だ。曲は耳にしていたのにそのときは引っかからなかったのだろうか。
 おしらのしらスタで覚えたエッジボイスというやつを効かせまくっている。ここまでやると普通はくどく感じるものだけど、Aimer(エメ)の場合はそうならない。確かな歌唱力によってきちんとコントロールされているからだろう。




 Aimer 『蝶々結び』

 RADWIMPSの野田洋次郎がこの曲はAimerの声で歌うべきだと思って楽曲を提供したのだそうだ。
 こういう歌詞というのは日本人しか絶対書けないもので、どんな外国語に翻訳してもニュアンスは伝わらないと思う。蝶々結びが恋愛や人と人とのつながりの象徴となるといった発想さえ浮かばないだろう。日本人ならそれが感覚的に理解できる。日本語というのはすごい言語なのだということをもっと自覚していい。




 伶 × 清塚信也『白雪姫 / THE FIRST TAKE』

 Flowerのボーカルだった鷲尾伶菜がFlower解散後にとしてソロ活動を始めたらしいのだけど、そもそもFlower自体を私は知らなかった(E-girlsは名前だけかろうじて知っていたけど曲は聴いたことがなかった)。
 YouTubeのコメント欄を読むと、Flower解散を惜しむ声が多数あるから、魅力的なグループだったのだろう。その頃もダンス系のグループでありながら鷲尾伶菜のソロボーカルだったというから、伶としての活動はソロ既定路線だったのかもしれない。
 ピアノを弾く清塚信也は凄腕ピアニストとしてよく知られる存在らしい。私は「すべらない話」で初めて知ったので(紅白出場のときの裏話を面白おかしく語っていて笑った)、話の面白いピアニストくらいにしか思ってなかった。この演奏を聴いてなるほどと納得した。
 ピアノも歌もテクニックは土台にすぎなくて、その上のプラスアルファがあるかないかで人の心を震わせられるかが決まってくる。上手いだけならプロでもアマチュアでもたくさんいる。その中で表現力と個性があって説得力を持ち得るのはごく一部に限られる。




 ヨルシカ 『春泥棒』

 ボカロ系アーティストのひとりというかグループというかユニット。
 コンポーザーのn-bunaが楽曲を担当し、ボーカルのsuisが歌う。
 詳しいプロフィールなどは公表されていない。
 心がふわりと浮き立つ曲だ。小さい音で始まり、途中から突然通常の音(やや大きめ)になり、また小さい音に戻る。このあたりは非常に計算されている感じだ(最初にボリュームを上げすぎると途中で驚くので注意を)。
 歌詞やMVの映像にもいろいろ仕掛けが施されているので読み解いてみると面白いと思う。




 Ayase 『幽霊東京』 (self cover)

 ボカロPとして活動していた頃のAyaseを知らなかった人の大部分はYOASOBIのコンポーザーとして初めて知っただろうけど(私もそうだ)、この曲を聴いて、なんだよ、Ayase、歌も歌えるのか、ちきしょー、と思ったんじゃないだろうか。
 いやいや、つい言葉乱暴になるほどクールでカッコいい歌い方だ。これはもう気に入らないわけにはいかない。
 セルフカバー曲はあと一曲、夜撫でるメノウ / Ayase (self cover)しかアップされていない。こんなに歌えるならもっと歌ってほしい。
『幽霊東京』のオリジナルは初音ミク・バージョンで、yamaのカバー・バージョンと聴き比べるのも一興かと。




 SHE'S 『Letter』

 最初に聴いたときは、男女ふたりのボーカルが交互に歌っていると思ったら、パートごとに地声と裏声を使い分けて歌っているのだった。こういう裏声の使い方はけっこう珍しいんじゃないだろうか。
 男性4人組のバンドで、作詞作曲はボーカルの井上竜馬が担当している。
 メジャーデビューは2016年というから、古参のファンにしたら今更感もあるだろうけど、私は最近知ったばかりなので新鮮だ。
 この曲はMVも素晴らしい。ディレクターは山部修平で、SHE'S(シーズ)のMVでは『Masquerade』『Your Song』でもディレクターを務めていて3部作になっている。
 中でも『Letter』は特によくて、何度も見てそのたびに切なくなる。見るたびに自分が別れを経験したような気持ちになる。
 とてもよかったときの二人の関係性と、終わりを迎えたときのふたりの距離感がよく表現されていて、そのコントラストはある意味とても残酷だ。
(最初の列車内のLINEのメッセージがラストシーンにつながっている)
 主演の赤楚衛二と横田真悠も魅力的。


 まだ他にも新規開拓したアーティストが何人もいるので、その2、その3と続いていく予定です。
 
 

時がくる

言葉(words)
蛾?

 いいときがあり、悪いときがあり、駄目になってしまうときがくる。
 それはたぶん、避けられない。誰のせいでもなく。
 けど、いいときがあったからこそ駄目になってしまうときが来るわけで、いいときがなければ駄目になってしまうこともない。
 最初から何もないよりずっといい。
 そんなことを繰り返し、時を積み重ねながら僕たちは生きていく。
 いくつかの思い出を記憶の引き出しにしまい込んで。
 
 

家で過ごすGWとサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 ゴールデンウィークらしいことをまったくしないので今日も普通の日曜日だった。
 毎年この時期は暑いくらいなのに今日は少しひんやりした。
 撮影で季節の花や虫を追いかけていないので季節の感覚も希薄になっている。森へ行って撮影をするくらいは誰に迷惑をかけるわけでもないからすればいいのだけど、今はそういう気分にはなれない。鉄道旅ももう少し先になりそうだ。
 家で過ごす分には退屈しない人間なので、そういう点では困っていない。やりたいことはいくらでもある。
 最近、PCオーディオ熱が高まっていてスピーカーを換えたり、DACを導入したり、ケーブルをあれこれ試してみたりして遊んでいる。
 PCでYouTubeを見るくらいだから、そんなに本格的なシステムは必要ないのだけど、どうせならそれなりにいい音で聴きたい。
 オーディオ関係のことを下手に書くとマニアに突っ込まれるのでやめておこう。オーディオは自己満足でいいのだ。



サーモン

「いつものサーモン」
 基本のサーモンに戻った。酒、みりん、しょう油、昆布つゆをひと煮立ちさせて作るソースが一番安定している。卵黄ソースも好きだけど、サーモンはこちらの方が合っている。



ナスの天ぷら

「ナスの天ぷら」
 安定といえばナスは天ぷらに限る。使い勝手がよくていろいろな調理方法があるナスだけど、結局天ぷらが一番美味しいと思う。
 一度揚げと二度揚げと両方やってみて、二度揚げの方がサクサク感が増すことが分かった。これからは二度揚げを基本としよう。



タケノコ卵とじ

「タケノコの卵とじ」
 先週でタケノコは今シーズン最後と思ったのだけどもう一週延長戦があった。
 今回は卵とじにしてみた。これもいける。
 タケノコはあらかじめ茹でておく。
 オリーブオイルでシーチキン、トマト、タケノコを炒める。
 ほうれん草を下茹でする。
 酒、みりん、鶏ガラだしの素、コンソメの素で味付けをする。
 ほうれん草を加えて、塩、コショウをする。
 終盤に卵を割り入れてかき混ぜながら加熱する。
 
 
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