月別:2021年04月

記事一覧
  • 奇跡は必要か不要か

     奇跡が起きることを願いながら一方では奇蹟は不要だとも思う。 奇跡が必要かそうでないかという問題は意外と奥が深い。 この世界にとって奇跡は必要だろう。奇跡が世界を面白くしてくれるから。 では個人にもそれは当てはまるかというと、話はそう単純でもない。 奇跡が人生を決定的に難しくすることがあるし、ときに奇跡によって人生が壊されてしまうこともある。 自分はどんな奇跡を欲しているのかと自らに問いかけてみる...

    2021/04/20

    言葉(words)

  • 次の季節で

     冬が去り、春が来て、夏が巡ってくる。 夏が帰って行けば秋がそれに取って代わり、また冬がやって来る。 季節は繰り返す。けれど同じ季節はない。 今年の春と来年の春は別の春だ。 私たちはどうやってもあの夏に戻ることはできない。 たとえ時間移動できたとしても、あの夏の自分と今の自分は違う。 だから進むしかないのだ。次の季節に向かって。 春に別れた人とはまた次の春での再会を目指そう。 今年散った桜がひと冬...

    2021/04/19

    言葉(words)

  • コロナ後を思うサンデー料理

     疫病が流行って大変だなどということは歴史上の出来事かと思っていたけど、実際に自分がその時代にいるとなんだか不思議な気がする。 現実味があるようなないような感じで捉えどころがない。離れた場所で起きた大災害のように。 自分がコロナで死ぬイメージはないのだけど、明日は我が身でそうなる可能性は充分ある。死ぬ準備はいつでもしておかないといけない。 コロナ後の世界は明るいかといえば特にそうでもなく、たぶんそ...

    2021/04/18

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     もうひとつの定点観測をお送りします。 だいぶ日が長くなったことを実感するとともに沈む太陽の位置がずいぶん北寄りになったことが分かる。  ...

    2021/04/17

    日常写真(Everyday life)

  • 続・自分に合うボールペンを探しています

     以前、自分に合うボールペンを探しているという記事を書いた。 自分に合うボールペンを探しています 第1弾(2020年3月18日記事) 第2弾をやらないといけないと思いつつ面倒で先送りしていたら1年以上経ってしまった。 今日はちょっと時間があったので、重い腰を上げて続編をやりたいと思う。 一年の間に実はそれほどボールペンの本数は増えていない。というのも、もう決定打ともいうべきボールペンが見つかってしまったので...

    2021/04/16

    その他

  • 最後の言葉

     ごめん。 でも、それ以上にありがとう。 突然、人生終了のカウントダウンが始まったとき、誰に対して何を言いたいか。 たぶんそれが、一番大切な秘めた言葉だ。  ...

    2021/04/15

    言葉(words)

  • 意味の先へ

     意味は後からついてくる。 意味がなければ動けないというのであれば何もできない。 意味も無意味も超えて行けるところまで行ってみるしかない。 行き着いた先が答えだろうし、意味があるとすれば、そのとき初めて分かるだろう。 意味がついてこられないほど先まで行ければこちらの勝ちだ。  ...

    2021/04/14

    言葉(words)

  • 思いの容れ物

     人には思いの許容量というものがあって、それを超えて思いを抱えておくことはできない。 一度こぼれた思いはなかなか元には戻せない。 心に穴が空くことはあっても一時的なもので、いつしか穴は埋まっている。 心が空虚に感じるとしても、それは空虚という空間で埋まっているということだ。 人は自覚以上に多くの思いを抱いている。多くは自覚できないと言った方がいいかもしれない。 あるいは、人は思いでできているという...

    2021/04/13

    言葉(words)

  • 勝手に発表第十二弾 ~最近聴いている女性アーティスト編

     勝手に発表シリーズ第十二弾。今回は「最近聴いている女性アーティスト編」をお送りします。 最近といっても最近発表された曲というわけではなく、私がたまたま最近知ってよく聴いているというだけだ。何年も前の曲も入っている。 昔は連ドラが大好きでよく観ていたのだけど、近頃は刑事物くらいしか観ていなくて話題のドラマにもまったくついていけていない。だから主題歌としてよく知られるようになった曲も知らずにいること...

    2021/04/12

    音楽(music)

  • タケノコ登場サンデー料理

     桜の季節も過ぎ去って、今年も一段落したような感じがしている。 ゴールデンウィークは今年も予定がないので何事もなく終わってしまうだろう。次の楽しみといってもこれといってないので、ここからはしばらくダラダラとした日々が続いていくことになる。全然暇ではないのだけど。 コロナはもはや日常なのか非日常なのかよく分からなくなっていて、とりあえず自分とは関係ないと思い込もうとしている。ワクチンはいつになったら...

    2021/04/11

    料理(Cooking)

  • 定点観測

     今日は定点観測をお送りします。  ...

    2021/04/10

    日常写真(Everyday life)

  • 経験値を上げるために

     経験値を上げるために必要なものは、時間と機会とお金だ。 努力という行為は自分の意思でなんとかなっても、時間と機会とお金は自分の意思だけではどうもならないこともある。 だからこそ、経験値を上げるために使える時間と機会とお金は惜しんではいけない。 今の時代を生きる我々は多くの機会を奪われている。機会がないということは時間が失われているということでもある。 こんなときこそ、経験値を上げるためにお金を使...

    2021/04/09

    言葉(words)

  • 2021年ご近所桜風景

     2021年ご近所桜風景と題してお送りします。 ほとんどが近所の香流川の桜風景で、今年は他に撮りに行かなかった。また行けるようになる日を心待ちにしている。 名古屋の桜もすっかり散り果ててしまって早くも新緑の風景になっている。 季節はここから夏へ向かって加速していく。  ...

    2021/04/08

    桜(Cherry Blossoms)

  • 苦労の喜び

     楽をする喜びよりも、苦労を乗り越えたときの喜びの方が大きい。 楽な道と大変な道が目の前にあって選べるのであれば、大変な方を行った方がいい。 結果的にそちらの方がより自分を喜ばすことができるだろうから。 楽な道は喜びが少ないと心得ておくべきだ。  ...

    2021/04/07

    言葉(words)

  • 持っているもの

     ここにはなくてどこかにあるもの。 自分にはなくて誰かにはあるもの。 人はそんなものを探さずにはいらないし、持っていないものを欲しがる。 自分は持たざる者だと思いがちだけど、他の人間から見れば自分は持ちたる者だったりする。 持っていないものよりも持っているものに目を向けるべきだ。 自分が持っているものに気づかなければ永遠に飢えに苦しむことになる。 自分が持っているものに気づくことが幸せへの第一歩と...

    2021/04/06

    言葉(words)

  • 希望は種から育てる

     夢や希望なんてそのへんには転がっていない。 必死に探してようやく見つけた種を自分で育てるものだ。 花が咲くかどうかも育ててみないと分からない。 人が育てた希望の花を欲して手に入れたとしても、それは自分の夢にはならない。 なぜなら夢や希望といったものはとても個人的なものだからだ。相対的なものではなく絶対的なものという言い方もできる。 自分が誰かにとっての希望の種になりたいのであれば、自分自身が立派...

    2021/04/05

    言葉(words)

  • もう3分の1終わったサンデー料理

     名古屋の桜は昨日、今日の雨と風でだいぶ散ってしまった。今年はほとんど撮らないまま桜の季節は去った。こんな年もある。 コロナはいっこうに収束する気配がないまま月日だけが流れていく。なすすべはなく、じっと耐えるしかない。ワクチンで事態が解決するとはとうてい思えない。 オリンピックは個人的にはやればいいと思っている。中止にすべきだとムキになって反対している人がいるけど、オリンピックを大げさに考えすぎて...

    2021/04/04

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     今週ももうひとつの定点観測をお送りします。  ...

    2021/04/03

    日常写真(Everyday life)

  • これでいい

     こんなはずじゃなかったけど、これでいい。 これがよかったんだと死ぬときに思えれば、それでいい。  ...

    2021/04/02

    言葉(words)

  • 映画『ステップ』は自分のもうひとつの物語

     何日か前にWOWOWで放映した『ステップ』(2020年公開)をなんとなく録画しておいて軽い気持ちで観始めたら、これはいけないと、20分くらいでいったん中断した。 それから3日ほど間を空けて再開したのだけど、やっぱりこれはいけなかった。完全にやられてしまった。≪あらすじ≫ 妻を亡くした30歳の健一(山田孝之)に、妻の両親が幼い娘・美紀を引き取ろうと提案するが、健一は自分で育てることを決断。亡き妻との思い出のある家...

    2021/04/01

    その他

奇跡は必要か不要か

言葉(words)
地面の蛾

 奇跡が起きることを願いながら一方では奇蹟は不要だとも思う。
 奇跡が必要かそうでないかという問題は意外と奥が深い。
 この世界にとって奇跡は必要だろう。奇跡が世界を面白くしてくれるから。
 では個人にもそれは当てはまるかというと、話はそう単純でもない。
 奇跡が人生を決定的に難しくすることがあるし、ときに奇跡によって人生が壊されてしまうこともある。
 自分はどんな奇跡を欲しているのかと自らに問いかけてみることは無駄ではない。
 叶う叶わないは別にして、自分の心の方向性を知っておくことはいいことだ。
 奇跡のある人生と奇跡のない人生。
 選べるとしたら、あなたはどちらを選択するだろう。
 
 

次の季節で

言葉(words)
散り桜

 冬が去り、春が来て、夏が巡ってくる。
 夏が帰って行けば秋がそれに取って代わり、また冬がやって来る。
 季節は繰り返す。けれど同じ季節はない。
 今年の春と来年の春は別の春だ。
 私たちはどうやってもあの夏に戻ることはできない。
 たとえ時間移動できたとしても、あの夏の自分と今の自分は違う。
 だから進むしかないのだ。次の季節に向かって。
 春に別れた人とはまた次の春での再会を目指そう。
 今年散った桜がひと冬を越してまた来年咲くように。
 
 

コロナ後を思うサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 疫病が流行って大変だなどということは歴史上の出来事かと思っていたけど、実際に自分がその時代にいるとなんだか不思議な気がする。
 現実味があるようなないような感じで捉えどころがない。離れた場所で起きた大災害のように。
 自分がコロナで死ぬイメージはないのだけど、明日は我が身でそうなる可能性は充分ある。死ぬ準備はいつでもしておかないといけない。
 コロナ後の世界は明るいかといえば特にそうでもなく、たぶんそこに大きな問題がありそうだ。
 一時的に奪われたものを取り戻すだけで、それ以上ではない。夢や希望があるわけではない。
 オリンピックは個人的にはやればいいと思っているけど、一回飛ばして3年後に東京で開催するということはできないのだろうか。それなら多くの人が納得できると思う。そこまでコロナが続いていたらそれはもう日常だ。
 大人は子供たちにコロナ後の夢を見せてあげられないのだろうか。親や教師や政治家の一番の仕事はそういうことだと思うけどどうだろう。



イカソーメン

「イカソーメンの卵黄ソース」
 すっかり定番となったイカソーメンと卵黄ソース。プラス・ブロッコリーの芽。
 安定した美味しさだ。



コロッケ

「シーチキン入りコロッケのトマトソース掛け」
 たまにコロッケが作りたくなる。
 コロッケは買えば安いし美味しいし手軽なのだけど、おかずとして嬉しいというほどではない。
 でも、自分で作ったコロッケはなんとなく嬉しい。作るのが面倒な分だけ喜びが大きい。



豆腐スープ

「豆腐の卵スープ」
 具材は鶏肉、絹ごし豆腐、長ネギ、キャベツ。
 酒、みりん、和風だしの素、追い鰹つゆ、塩、コショウで味付けをする。
 最後に卵を割り入れてかき混ぜながら加熱する。
 
 

もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 もうひとつの定点観測をお送りします。
 だいぶ日が長くなったことを実感するとともに沈む太陽の位置がずいぶん北寄りになったことが分かる。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10

 
 

続・自分に合うボールペンを探しています

その他
ボールペン集合写真

 以前、自分に合うボールペンを探しているという記事を書いた。

 自分に合うボールペンを探しています 第1弾(2020年3月18日記事)

 第2弾をやらないといけないと思いつつ面倒で先送りしていたら1年以上経ってしまった。
 今日はちょっと時間があったので、重い腰を上げて続編をやりたいと思う。

 一年の間に実はそれほどボールペンの本数は増えていない。というのも、もう決定打ともいうべきボールペンが見つかってしまったので、それ以上必要なくなったからだ。
 探せばまだまだいいボールペンはあるのだろうけど、人間、一度満足してしまうとそれ以上求めるのはおっくうになってしまうものだ。
 結論から言うと、ゲルインク系ならパイロットのハイテックC C04、水性なら三菱鉛筆のユニボールエア、油性はゼブラのジムノックUKが私の好み、ということになる。
 ただしこれは、はっきり偏った好みだということをあらかじめお断りしておきたい。ネット上のボールペンおすすめサイトなどを読むと、一般的に評価が高いボールペンは私の好みではなく、評価が低いものが好きだったりするので、たぶんそうなのだと思う。
 書き味に関しては特に個人の好みの差が大きいので、万人向けの絶対的なボールペンというものはないのかもしれない。
 前回も書いたように私は筆圧が弱いので、筆圧の強弱による好みの違いというのもあると思う。
 以上のことを言い訳のようにして踏まえつつ、前回から増えた分のボールペンを紹介します。



ボールペン字

 今回使ったノートは無印良品の「裏うつりしにくいダブルリングノート」で、素材はよく分からないのだけど植林木ペーパーとある。高級な紙ではなく、それほどツルツルではない。ツルツルの高級紙はかえって書きづらいから私はこれくらの方が合っている。値段もB5・48枚で120円と安い。



ボールペン字

 《パイロット ハイテックC C04 0.4mm》

 このボールペンは他のボールペンとはかなり書き味に違いがある。それは最初のひと文字で分かる。一瞬で好きになるか嫌いかが分かれるのではないかと思う。
 とてもシャープで繊細で力強い。シャープペンシルに近い感覚という言い方もできるだろうか。
 私はこれくらい引っかかり感がある方が好きで、ツルツル滑るボールペンは好きではない。
 どんな角度で書いてもまずかすれないところも気に入っている。かすれが発生するボールペンは、いちいちイラッとするから、それがないのが嬉しい。
 好みにはまれば唯一無二のボールペンになるから一度試してみることをおすすめしたい。
 ちなみに、某サイトの評価は5点満点の2点だった。

 174円 ヨドバシ



ボールペン字

 《サクラクレパス ボールサインノック 04 0.4mm》

 個人的にハイテックCの対抗馬で、方向性は違うのだけど甲乙つけがたい。ハイテックCに疲れたときはこちらを選びたい。
 ハイテックCと比べるとまろやかで書き疲れしない。引っかかりすぎず、滑りすぎることもない。かすれもまず発生しない。
 本体が細身で持つ部分が太くなっているという変わったデザインになっている。最初は不格好と思ったのだけど、使っているうちになじんだ。これはこれで理にかなっている。
 あまり期待していなかったので意外といいなという評価だったのが、今ではとてもいいと感じている。
 どれくらいメジャーな存在なのかは知らないけど、誰にでもおすすめできる安心感がある。

 147円 ヨドバシ



ボールペン字

 《三菱鉛筆 ユニボールプロテック 0.5mm》

 書き味は悪くなく、いいボールペンだと思う。ただ、残念なことにかすれやすいという欠点がある。筆圧の弱い私は特にそうで、かすれさえなければもっと好きになっていた。
 でも、かすれるから駄目と見切るのは惜しいボールペンで、ときどき使いたくなる。そしてそのたびに、かすれさえなければなと思う。
 ノック式とキャップ式ではノック式の方が圧倒的に使い勝手がいいのだけど、ノック式は技術的に難しい部分があるようで、キャップ式の方がいい出来のボールペンが多いように感じる。

 130円 ヨドバシ



ボールペン字

 《パイロット ハイテックCスリムノック 04 0.4mm》

 ハイテックCが大のお気に入りになったので、その姉妹版ともいえるハイテックCスリムを買ってみたら、全然違うボールペンだった。
 まず本体が細身ですごく小さい。
 書き味もかなり違っていて、同じ名前を冠したボールペンとは思えないほどだ。
 こちらは引っかかり具合があまり好ましくない。言葉では説明しづらいのだけど、明らかに好みではない。
 キャップ式のハイテックCとノック式のスリムとではボールペンとしての構造が違うので書き味が違ってくるのは当然だ。
 それに小さいので持ちづらいというのもある。メモ帳などに挟んで持ち歩くには適しているから、そういう用途のためのものかもしれない。そう割り切れば悪い製品ではない。

 185円 ヨドバシ



ボールペン字

 《三菱鉛筆 ユニボールシグノRT1 極細 0.28mm》

 芯は0.5mm、0.38mm、0.28mmの3種類あって、どうせなら特徴の強い0.28mmにしてみようということで選んだ。
 しかしこれはかなりクセが強くて人と用途を選ぶボールペンだ。
 クギで引っ掻いているようなザラザラ感というかガリガリ感がある。
 滑りは悪くないし良すぎるということもないし、かすれもないのだけど、私はこの書き味は好きではない。字を書いていて気持ちよくない。
 素直に0.5mmにしておけばまた違った感想になったのだろうけど、こういうものもある意味では一期一会なので、第一印象がすべてでもある。

 151円 ヨドバシ



ボールペン字

 《無印良品 さらさら描けるゲルインキボールペン ノック式 0.5mm》

 一部評価が高いボールペンだけど、私は気に入らなかった。
 引っかかりの少ないツルツル系で、よくかすれが発生する。このかすれ多発は致命的だ。
 インクは濃くてはっきりしているから、筆圧が強い人にとっては好ましく感じられるかもしれない。

 90円 無印良品



ボールペン字

 《三菱鉛筆 ユニボールシグノ UMN-307 0.38mm》

 これもツルツルなめらか系で、個人的にはあまり好みではない。滑りのいいボールペンで上手く書くのは難しいのがその理由だ。
 私が好みか好みではないかを判断する基準は、滑りがいいか悪いかではなく、引っかかり具合がいいか悪いかという点だ。
 気持ちのいい引っかかり具合というのが確かにあって、ノートとの相性ということもあるのだけど、この感覚は人に伝えるのは難しい。
 滑りがいいからいいボールペンというわけではないということをメーカーには言いたい。

 168円 ヨドバシ



ボールペン字

 《ぺんてる エナージェル インクフリー 0.4mm》

 非常に評価の高いボールペンで、人気投票では上位に来ることが多い。
 これまで紹介してきた中ではもっとも重量があって、外観も高級感がある。
 このボールペンを気に入る人の気持ちは分かるし、マイベスト・ボールペンとして愛用している人が多いだろうことも理解できる。
 しかし、優秀さゆえに面白みに欠けるというのが私の個人的な感覚だ。
 滑りが良すぎるのが苦手ということもあるのだけど、書き味としても、持った感覚としても、書くという行為としても、どこか引っかかりがない。気持ちにフックしないというか、愛着を持てない。
 結果として使う機会がほとんどないボールペンという位置づけとなってしまっている。
 このボールペンのファンの人にはすみませんと謝っておきます。

 196円 ヨドバシ



ボールペン字

 《三菱鉛筆 ユニボールエア 0.5mm》

 水性ボールペンは長らく愛用してきたパイロットのVコーンで決まりだと思っていたのだけど、このボールペンがそれを上回ってマイベストとなった。Vコーンとはだいぶ方向性が違うのだけど。
 とにかく丁寧に書ける。というか、丁寧に書きたいと思わせるボールペンで、自分の字が2割増しに上手くなったような気がする。少なくとも、自分のポテンシャルの100%を出せるボールペンだと思っている。このペンで書く以上の字を自分は書けない。
 走り書きでも滑りすぎることはないしかすれも発生しないのだけど、やはりこのペンではゆっくり丁寧に書きたい。それでこそ持ち味が発揮される。
 ノートの裏写りが難点ではあるものの、他の水性ボールペンに比べるとそれほどでもないので、ノートでも使える。
 と、個人的には大絶賛のこのボールペンも、人によって評価が割れるようで、駄目な人は駄目らしい。

 172円 ヨドバシ



ボールペン字

 《オート 筆ボールペン 超極太 1.5mm》

 超極太の名前が示すように1.5mmと太字を書くための水性顔料インクのボールペンだ。
 細い字はまず書けない。筆ボールペンとあるように筆のような字をボールペンで書くというコンセプトなのだろうけど、筆文字とはまったく違う独特のものだ。
 ツルツル感というよりヌルヌル感で、書き味も独特だ。線の強弱はあまりつけられない。
 おそらく宛名書きのようなときに使うためのボールペンという位置づけなのだろう。
 ノートで使うと裏写りが激しすぎて裏面を書くときに影響が出る。
 なかなか面白い存在で、気分を変えたいときにけっこう使っている。

 151円 ヨドバシ



 ヨドバシのネットで買えるものはヨドバシのリンクを張っておいた。ヨドバシはボールペン1本でも送料無料で買えるのがありがたい。
 Amazonが送料有料になってしまって以来、ヨドバシで買う機会が増えた。ポイント分を割り引きと考えるとほぼすべての商品はAmazonよりもヨドバシの方が安い。

 第1弾のときにシリーズ化するかもしれないけど書いたけど、どうやら今回の第2弾で終わりのようだ。
 2、3年して手持ちのボールペンが増えたら、そのときまたやることにしよう。
 今回紹介したものもすべて200円以下なので、気軽に試せると思う。ボールペン探しは楽しいので、ぜひやってみて、自分の好きなボールペンと出会ってください。
 他人の評価など何の役にも立たないことが自分で試してみるとよく分かる。自分の好みは自分にしか分からない。なので、この記事もあまり役に立たないということになる。
 勝手に発表シリーズと同じと思って読んでいただければいいかなと。
 
 

最後の言葉

言葉(words)
タンポポと桜の花びら

 ごめん。
 でも、それ以上にありがとう。

 突然、人生終了のカウントダウンが始まったとき、誰に対して何を言いたいか。
 たぶんそれが、一番大切な秘めた言葉だ。
 
 

意味の先へ

言葉(words)
光と影

 意味は後からついてくる。
 意味がなければ動けないというのであれば何もできない。
 意味も無意味も超えて行けるところまで行ってみるしかない。
 行き着いた先が答えだろうし、意味があるとすれば、そのとき初めて分かるだろう。
 意味がついてこられないほど先まで行ければこちらの勝ちだ。
 
 

思いの容れ物

言葉(words)
落とし片手袋

 人には思いの許容量というものがあって、それを超えて思いを抱えておくことはできない。
 一度こぼれた思いはなかなか元には戻せない。
 心に穴が空くことはあっても一時的なもので、いつしか穴は埋まっている。
 心が空虚に感じるとしても、それは空虚という空間で埋まっているということだ。
 人は自覚以上に多くの思いを抱いている。多くは自覚できないと言った方がいいかもしれない。
 あるいは、人は思いでできているという言い方もできる。
 だから、良い思いで自分の中を満たしたい。
 悪い思いが入り込むと自分自身が汚れてしまう。
 思いの容れ物を魂と呼んでもいい。

 

勝手に発表第十二弾 ~最近聴いている女性アーティスト編

音楽(music)
空模様

 勝手に発表シリーズ第十二弾。今回は「最近聴いている女性アーティスト編」をお送りします。
 最近といっても最近発表された曲というわけではなく、私がたまたま最近知ってよく聴いているというだけだ。何年も前の曲も入っている。
 昔は連ドラが大好きでよく観ていたのだけど、近頃は刑事物くらいしか観ていなくて話題のドラマにもまったくついていけていない。だから主題歌としてよく知られるようになった曲も知らずにいることが多い。リアルタイムで観て聴いていれば、そのとき出会うことになっただろうから少し残念な気がしないでもない。
 それでもいい曲というのは数年程度で古びるはずもなく、個人的に初めて知った曲として新鮮に聴くことができる。
 それから、カバーということに関してもこの頃認識を改めたということがあって、積極的に聴くようになった。昔はオリジナルが絶対と思っていてカバーは好きではなかった。今でもその思いは多少あるのだけど、カバーされることによって過去の名曲が蘇るということもあって、カバーを否定するようなことはもうしていない。
 若いアーティストが古い曲をカバーすることによって今の若い世代が過去の名曲と出会えることはとてもいいことだ。昭和歌謡というともはや懐メロの部類ではあるけど、昭和にはいい曲がたくさんあった。
 その一方で新しい才能の登場によってJ-POPはまだまだ大丈夫だなと安心する気持ちもある。
 一昔前は路上ライブで名を上げてメジャーデビューという道があったけど、今はYouTubeがその代わりの役割を果たしている。
 以前紹介した名古屋ギター女子部もそうだし、米津玄師はアマチュアのバンド活動と並行してハチ名義でニコニコ動画に楽曲をアップしていたことはよく知られている。今回紹介するuruなどはYouTubeからメジャーデビューして成功した典型的な例だろう。
 我々の世代は昭和歌謡全盛時代に子供時代を過ごし、アイドル全盛期からバンドブームを経て今に至っている幸運な世代といえる。もう少し早ければ今の曲についていけなかっただろうし、もう少し遅かったら昭和歌謡の黄金期を知らなかった。今はYouTubeなどで全世代の曲を聴けるので、そういう意味でもいい時代に生まれ合わせたと感じている。

 そんなわけで、勝手に発表シリーズは今後も続いていく予定だ。

 これまでの勝手に発表シリーズはこちら




 上白石萌歌 『366日』 HY




 HY 『366日』

 こちらがオリジナル・バージョン




 adieu『よるのあと』




 上白石萌音『一縷』




 上白石姉妹(最近ようやくどちらが姉でどちらが妹か分かった)の東宝シンデレラの審査のときの映像。
 浜辺美波もいる。




 BiSH『オーケストラ』




 この動画が好きで何度も観てしまう。




 Uru『プロローグ』




 uru 『真夏の果実』 サザンオールスターズ

 アマチュア時代すでにこのクオリティ。
 出るべくして出た人。
 今の時代、才能が見いだされるよりも埋もれることの方が難しいのかもしれない。

 宇多田ヒカル『First Love』レベッカ『フレンズ』My Little Lover『Hello,again~昔からある場所~』など名作多数。




 LiSA×Uru『再会』 (produced by Ayase)

 これが一発撮りのTHE FIRST TAKEとは、恐るべき実力者同士。




 ボイストレーナーのおしらによる『再会』の解説。
 最初はこのキャラに引くかもしれないけど、ボーカル解説は分かりやすいし面白い。




 高畑充希『デイ・ドリーム・ビリーバー』 忌野清志郎

 オリジナルはザ・モンキーズ(The Monkees)のDaydream Believerで、日本では忌野清志郎がカバーした。
 忌野清志郎バージョンはなんだか切なくて泣きそうになるのであまり聴きたくない。
 それを高畑充希が歌うと優しくて温かい気持ちになる。とても心地よくて何度も繰り返し聴いてしまう。
 
 

タケノコ登場サンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 桜の季節も過ぎ去って、今年も一段落したような感じがしている。
 ゴールデンウィークは今年も予定がないので何事もなく終わってしまうだろう。次の楽しみといってもこれといってないので、ここからはしばらくダラダラとした日々が続いていくことになる。全然暇ではないのだけど。
 コロナはもはや日常なのか非日常なのかよく分からなくなっていて、とりあえず自分とは関係ないと思い込もうとしている。ワクチンはいつになったら順番が回ってくるか分からないし、順番が来たとしてもお先にどうぞと誰かに譲りたい。コロナにかかって死ぬならあきらめがつくけどワクチンで死ぬのは馬鹿らしい。
 名古屋市長選が再来週で、来週中に期日前投票を済ませてしまおうと思っている。反河村派が推す知らん人なんかに名古屋市長でいてほしくはない。もっと他に若い候補はいなかったんだろうか。名古屋も人材不足ということらしい。
 神社検定の勉強はぼちぼち進めている。だいぶ勘が戻ってきて、今なら70点は取れそうだ。残り20点の上積みはたやすいようで簡単じゃない。相変わらずメインテキストの前半部分が頭に入らない。
 そんなこんなで毎日は過ぎていくのだった。



サーモン

「サーモンのしょう油ソース掛け」
 最近、卵黄ソースが続いたので基本のしょう油ソースに戻ってみた。
 しょう油はたまりしょう油を使った。そちらの方が濃厚で刺身はやはりよく合う。
 たまりしょう油に酒、みりん、昆布つゆを加えてひと煮立ちさせる。



トマトスープ

「トマトスープ」
 これはタイトル通り。
 トマトとケチャップをベースとしたスープだ。
 具材はジャガイモ、ニンジン、タマネギ、鶏肉、ブロッコリー。
 味付けはコンソメの素と砂糖、塩、コショウで。



タケノコ

「タケノコの天ぷら」
 タケノコがようやく安く出回るようになった。この季節の楽しみのひとつだ。
 煮付けは安定して美味しいのだけど天ぷらも好きだ。
 何かのおまけについてきた青のりがあったのでそれを入れて風味を出してみた。
 
 

定点観測

日常写真(Everyday life)
定点観測

 今日は定点観測をお送りします。



定点観測2




定点観測3




定点観測4




定点観測5




定点観測6




定点観測7




定点観測8




定点観測9




定点観測10

 
 

経験値を上げるために

言葉(words)
クローバー

 経験値を上げるために必要なものは、時間と機会とお金だ。
 努力という行為は自分の意思でなんとかなっても、時間と機会とお金は自分の意思だけではどうもならないこともある。
 だからこそ、経験値を上げるために使える時間と機会とお金は惜しんではいけない。
 今の時代を生きる我々は多くの機会を奪われている。機会がないということは時間が失われているということでもある。
 こんなときこそ、経験値を上げるためにお金を使った方がいい。
 ただじっと耐えて待っているだけでは自分の価値は高まらないし、むしろ下がっていく。
 自助努力という考え方はあまり好きではないけど、この機会を生かすか殺すかは自分にかかっている。
 たぶん、数年後に大きな差となって表れるだろう。
 
 

2021年ご近所桜風景

桜(Cherry Blossoms)
桜風景

 2021年ご近所桜風景と題してお送りします。
 ほとんどが近所の香流川の桜風景で、今年は他に撮りに行かなかった。また行けるようになる日を心待ちにしている。
 名古屋の桜もすっかり散り果ててしまって早くも新緑の風景になっている。
 季節はここから夏へ向かって加速していく。



桜風景2




桜風景3




桜風景4




桜風景5




桜風景6




桜風景7




桜風景8




桜風景9




桜風景10




桜風景11

 
 

苦労の喜び

言葉(words)
空き家の梅の新緑

 楽をする喜びよりも、苦労を乗り越えたときの喜びの方が大きい。
 楽な道と大変な道が目の前にあって選べるのであれば、大変な方を行った方がいい。
 結果的にそちらの方がより自分を喜ばすことができるだろうから。
 楽な道は喜びが少ないと心得ておくべきだ。
 
 

持っているもの

言葉(words)
タンポポ

 ここにはなくてどこかにあるもの。
 自分にはなくて誰かにはあるもの。
 人はそんなものを探さずにはいらないし、持っていないものを欲しがる。
 自分は持たざる者だと思いがちだけど、他の人間から見れば自分は持ちたる者だったりする。
 持っていないものよりも持っているものに目を向けるべきだ。
 自分が持っているものに気づかなければ永遠に飢えに苦しむことになる。
 自分が持っているものに気づくことが幸せへの第一歩となる。
 誰かをうらやましがる必要はない。
 今持っているものだけでもう充分すぎるくらいだ。
 
 

希望は種から育てる

言葉(words)
ヒメオドリコソウとオオイヌノフグリ

 夢や希望なんてそのへんには転がっていない。
 必死に探してようやく見つけた種を自分で育てるものだ。
 花が咲くかどうかも育ててみないと分からない。
 人が育てた希望の花を欲して手に入れたとしても、それは自分の夢にはならない。
 なぜなら夢や希望といったものはとても個人的なものだからだ。相対的なものではなく絶対的なものという言い方もできる。
 自分が誰かにとっての希望の種になりたいのであれば、自分自身が立派に咲いてみせる必要がある。
 
 

もう3分の1終わったサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 名古屋の桜は昨日、今日の雨と風でだいぶ散ってしまった。今年はほとんど撮らないまま桜の季節は去った。こんな年もある。
 コロナはいっこうに収束する気配がないまま月日だけが流れていく。なすすべはなく、じっと耐えるしかない。ワクチンで事態が解決するとはとうてい思えない。
 オリンピックは個人的にはやればいいと思っている。中止にすべきだとムキになって反対している人がいるけど、オリンピックを大げさに考えすぎているんじゃないか。あんなものはただの一スポーツイベントに過ぎないのだから関係者だけでやればいい。無観客なら無観客でいい。
 そもそもオリンピックは競技者のためのもので、国の金儲けのためではないし、オリンピック委員会のためのものでもない。国民の娯楽というのも思い違いだ。
 これを機にオリンピック精神の原点に立ち返って地味にやればいいのだ。震災やコロナからの復興を掲げるよりも、選手達のためにぜひオリンピックを開催してあげたいと主張した方が世界に向けての正しいメッセージとなるだろう。
 私はといえば、6月の神社検定に向けて勉強の強度を少しずつ上げている。一年近く勉強を怠けていたらすっかり忘れてしまっていてちょっと焦っている。去年4月の時点では80点は取れると思ったけど、今受けたら70点も取れない。ここから残り3ヶ月弱で目標の90点以上まだ20点以上も上積みしないといけない。これはそう簡単じゃない。オンラインだから身が入らないなどと言っていられなくなった。
 歴史関係のことで多少動きがあるのだけど、名古屋神社ガイドの再開は神社検定の後になりそうだ。あれこれ一度にはできない。
 4月に入って今年ももう4分の1が終わっていた。冗談みたいだ。
 日々やれることをやっていくしかないという基本姿勢は変わらない。
 
 
マグロ

「マグロの卵黄ソース」
 すっかり定番として定着した卵黄ソースはマグロの刺身にも合う。
 彩りとしても栄養的にもいいかいわれの芽もお気に入りとなった。



野菜炒め

「野菜炒め」
 皆さんが思い描く野菜炒めとはちょっと違っているのだろうけど、私の中ではこれも野菜炒めだと思っている。
 ジャガイモとニンジンを薄切りにしてレンジで3分加熱する。
 オリーブオイルでタマネギ、シーチキンを炒め、ジャガイモとニンジンを加える。
 スクランブルエッグを別に作って、終盤で混ぜ合わせる。
 味付けは、酒、みりん、中華味の素、塩、コショウで。



ちくわの天ぷら

「ちくわとアスパラの天ぷら」
 ちくわは夕飯のおかずとしては嬉しくないけど、ちくらの天ぷらは美味しいからおかずの一品として悪くない。
 磯辺揚げにするためだけに青のりを買うのはもったいないので、100均で買ったパセリ粉で代用した。青のりはけっこう高いし、他に使い道が思いつかない。家でお好み焼きを作って食べることもない。
 ちくわだけでは寂しいので、穴にとろけるチーズを詰め込んだ。これでぐっとおいしさが増す。
 アスパラはもともと好きだけど天ぷらにするのが一番美味しいと思う。
 
 

もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 今週ももうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10

 
 

これでいい

言葉(words)
シデコブシ

 こんなはずじゃなかったけど、これでいい。
 これがよかったんだと死ぬときに思えれば、それでいい。
 
 

映画『ステップ』は自分のもうひとつの物語

その他


 何日か前にWOWOWで放映した『ステップ』(2020年公開)をなんとなく録画しておいて軽い気持ちで観始めたら、これはいけないと、20分くらいでいったん中断した。
 それから3日ほど間を空けて再開したのだけど、やっぱりこれはいけなかった。完全にやられてしまった。

≪あらすじ≫
 妻を亡くした30歳の健一(山田孝之)に、妻の両親が幼い娘・美紀を引き取ろうと提案するが、健一は自分で育てることを決断。亡き妻との思い出のある家で、育児に励む日々が始まる。健一はシングルファーザーとしてさまざまな壁にぶつかりながら、子育てに奮闘する。

 あらすじだけ読むと、自分とはまったく立場の違う人物を主人公とした作品で共感する要素はほとんどないように思うのだけど、映画を観るとどういうわけか我が事のように思えてしまう。身につまされるという表現は少し違うけど、そうであったかもしれないもうひとつの人生を疑似体験しているような感覚に陥る。
 シングルファーザー目線というだけでなく、ときに娘の気持ちに思いをはせ、義理の両親との関係や再婚相手のことでこちらも悩んでしまったりする。
 それぞれの年代を演じた3人の娘役の子はどの子もかわいくて上手だった。自分が父親だったら毎日幸せを感じるだろうなと想像しつつ、もちろん日々は楽しいことばかりではなく、親としても子供としてもすべてが思い通りにいくわけではない。
 はっきり言うと、これは楽しいお話ではない。必ずしも幸せな気持ちになるわけでもないし、感動したという言い回しも違うと思う。
 それでも、観終わってから世界の見え方が少し変わっていることに気づく。観る前よりも優しい気持ちになれた。
 人と人とのつながりが希薄になっている今だからこそ胸にしみる。
 そして、ずしんとこたえる。

 原作(2009年)は重松清。
 重松清は縁がなくて、これまで作品を読んだことがない。泣ける小説という評判を見聞きして意識的に遠ざけていたところもある。
 ドラマの『流星ワゴン』はよかったから、食わず嫌いだけともいえる。
 今回でだいぶ認識も変わったから、これからはもう少しドラマや映画を意識的に追いかけてもよさそうだ。
 監督は飯塚健。
 こちらもこれまで縁がなくて作品はたぶん観ていないと思う。
『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』や『虹色デイズ』などの作品は聞いたことがあるような気がするけど観ようとは思わなかった。
 山田孝之についてはドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』がとてもよかった印象が残っているものの、その後、おかしな方向へ行ってしまった感じがして遠ざかっていた。
 本来はこうした”普通”の青年や男性役ができる役者に違いない。
 子役3人の中では小学校低学年を演じた白鳥玉季が特に印象に残った。
 ドラマ『テセウスの船』に出ていたあの子ということを後から知って、なるほどと思った。
 後に再婚相手となる(ネタバレです)広末涼子はどうかなと思ったのだけど悪くなかった。
 それと、義理の父親役の國村隼が抜群だった。実の父親ではなく義理の父親という距離感の演じ方はさすがだ。
 少しだけ残念に思ったのは、主題歌にせっかく秦基博を起用したのに、楽曲の『在る』の出来がもうひとつだった点だ。
 秦くんは多くの名曲を作っているから、もっといいのができたんじゃないかと思った。たとえば映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌の『ひまわりの約束』とか。

 この映画は泣かせることを目的としたお涙ちょうだいではない。登場人物たちの心情を丁寧に描くことで観る者が勝手に感情移入して泣くだけだ。
 ときどき、こみ上げてくる感情を抑えきれない。
 今はレンタルだけでなくネット動画など観られる手段もいろいろあるので、機会があればぜひ観てみてください。
 日本映画の底力を久々に知らしめた作品といっていいんじゃないかと思う。

 公式サイト