月別:2020年06月

記事一覧
  • 徳が身を守る

     清く正しく生きていれば人から恨まれることはないと信じるのは自由だけど、どんなふうに生きようと他人から妬まれたり逆恨みされたりすることはある。 それを避けることができるものがあるとすれば、人徳だけだろう。 徳とは何かは、生きながら自ら体得するしかない(学校の教師も親も子供に教えないから)。 徳というものがいかに自分を守ってくれるかを知らない人間が多すぎる。  ...

    2020/06/30

    言葉(words)

  • 内部カウント

     小さな悪事も内部カウントされているから、表沙汰になっていないからといって油断はできない。見つからなければいいという問題ではない。 適当なところで見つかって頭をひとつコツンとやられた方がいい。それでカウントはリセットされる。 まったく罪を犯さず生きていくなんて不可能に近いわけで、無意識の内にも何かしらやらかしている。それは仕方がないことだ。 心ある人間はときどきは反省して、もう悪いことはしないと誓...

    2020/06/29

    言葉(words)

  • 神社検定の日だったのにサンデー料理

     本来であれば今日6月28日は神社検定壱級の試験の日だった。コロナ騒動で4月に延期が決まり、4月22日に一年の延期が正式に発表されて、それ以来すっかりやる気を失ってしまった。勉強も2ヶ月間、まったく手つかずになっている。 延期は仕方がないにしても、4月の地点で丸一年延期は勘弁してほしかった。あのときでさえ、9月か10月ならやれるだろうと予想できていたから、なぜそんなにあわてて一年延期を決めたのかが分からない。...

    2020/06/28

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     もうひとつの定点観測をお送りします。  ...

    2020/06/27

    日常写真(Everyday life)

  • 意味不要

     生きる意味などなくても生きていける。 生きることに疲れたなら疲れたまま生きていればいい。 理由だとか目的だとか、そんなものはもともと必要ないのだ。 人間はいつの頃からか、変な勘違いをしてしまっている。 地球に対する根拠のない責任感みたいなものもそのひとつだ。 人間が高尚な存在などと考えることがすでに思い上がっている。 人はただ生きていればいい。命とはそういうものだ。  ...

    2020/06/26

    言葉(words)

  • ぶらない

     本当の善人は善人ぶらない。 本物の悪人が悪人ぶったりしないように。 善人ぶった人間は決して善人ではないから、そんなものに騙されてはいけない。 本当の善人は自分が善人でないことを知っている人間だ。 善人ぶることも悪人ぶることもないから、どっちつかずで分かりづらい印象を受けるかもしれない。 それがたぶん当たりだ。  ...

    2020/06/25

    言葉(words)

  • 絶対視は危険

     人は自分の中の絶対感を過信しすぎる。 客観的で相対的な判断よりも自分の中の確信の方が正しいと何故か信じてしまう。 確信の大部分は願望から来ていることに気づかない。 そうして人は簡単に自分に騙される。 自分を疑えない人間は致命的な間違いを犯す。 絶対的な確信こそ疑わなければならない。  ...

    2020/06/24

    言葉(words)

  • 待つことの大切さ

     若い頃は待つことが嫌いだった。時間を無駄にしているように思えて。 けど、歳を取って待つことの意味を知った。 待つことも人生の大切な一部で、待つことしかできないことがあるということを。 ただ待っているだけのつらい時間にも耐えなければならない。 散った桜がまた来年咲くのを待つように。  ...

    2020/06/23

    言葉(words)

  • 消化不良の部分日食

     昨日の部分日食は曇りがちな空ということもあってよく分からなかった。左下が少し欠けていたような気がするのだけど、気のせいといわれればそうかなと思う程度だった。 写真もこの通り。ぼんやりしていて形がはっきりしない。 沖縄などでは欠けも大きくてしっかり見られたようなのだけど。 部分日食は去年の1月にもあった。そのときはもっとよく見えたし撮れた。 部分日食(2019年1月6日) 去年の12月26日も部分日食だった...

    2020/06/22

    星(Star)

  • サンデー料理はSince2005

     時間は巻き戻せないし、失ったものは取り戻せない。このまま先へ進むしかない。 過去の日常を取り戻そうとしてもできるはずもない。 時間はただ前へと進んでいく。 私もすっかり戻そうという意識を捨てた。 今あるものでなんとかやっていくしかない。 もちろん、今の日々は非日常などではない。 サンデー料理は今年に入ってからも特に変わることなく普通に続いている。途切れてもいないし、変化らしい変化もない。 15年続...

    2020/06/21

    料理(Cooking)

  • 定点観測

     今日は定点観測をお送りします。  ...

    2020/06/20

    日常写真(Everyday life)

  • 継ぎ足していく

     何事もこれが初めてではないし最後でもない。 止まない雨はなく、明けない夜はないというけれど、雨は止んでもまた降るし、夜は何度もやってくる。 まずは今日を乗り切ることが大切だ。今日を生ききらないと明日は来ない。 生きることに迷ったら、今日一日を生きることだけ考えればいい。そうやって一日ずつ継ぎ足していくことが人生だ。 すべては死ぬまでの辛抱だ。 それで終わりじゃなければ、そのときに考えればいい。 ...

    2020/06/19

    言葉(words)

  • きれい事は大事

     きれい事が通用する相手と通用しない相手がいる。 だからきれい事は無意味かといえばそうではない。 きれい事が通用する相手にきれい事で説得することには意味があるし、きれい事を共有できることは大事なことだ。 特に子供に対してはきれい事を言って聞かせることが大人の責任としてある。 成長する過程できれい事が必ずしも通用しないことは自ら学んでいけばいいことだ。 まずはきれい事ありきという前提に立ちたい。そう...

    2020/06/18

    言葉(words)

  • 毎日ひとつ

     今日を生きて言葉をひとつ。 明日を生きて言葉をひとつ。 たったそれだけのことでも、一生をかければけっこうな量になる。 人の一生というのは大したことがないようでもちょっとしたものだ。思っているより大したことあるかもしれない。  ...

    2020/06/17

    言葉(words)

  • 運命なんていらない

     私が運命論を今ひとつ信じられないのは、普通に考えて無理があるだろうと思うからだ。 個人の事情や思惑など大きな出来事によって簡単に飲み込まれてしまう。大災害や戦争といったものが典型的な例だ。今回のコロナ騒動もそれに当たる。 外的、内的のあらゆる要素をあらかじめ計算して個人の人生すべてをプログラミングするようなことが果たしてできるだろうか。 天のスーパーコンピューターならできると言われれば、へえ、そ...

    2020/06/16

    言葉(words)

  • 自覚できない罪

     人は誰しも、他人の罪はよく分かるのに、自分の罪は見えていない。 目をそらしているか、目をつぶっているからだ。 自らの罪を自覚して自らを罰するのは難しい。そもそも自覚がなければ裁かれるとは思わない。 罪を認識したからといってどうなるわけでもなく、罪を償うには他者から裁かれるしかないのだろう。 ただし、裁くのはあなたではない。  ...

    2020/06/15

    言葉(words)

  • 珍しくカレーライスのサンデー料理

     サンデー料理がカレーライスというのはかなり珍しい。15年の間で数回だと思う。 しかし、このブログの第一回目の料理記事が実はカレーライスだった。それは2005年9月のことだ。 好きじゃない+好きじゃない=やっぱり好きじゃない この頃はまだサンデー料理は始まっておらず、ブログネタを手探りしている中で料理もひとつのネタになるだろうということで始めたのだった。 まさか料理ネタが15年も続くとは思っていない。 あの...

    2020/06/14

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     もうひとつの定点観測をお送りします。  ...

    2020/06/13

    日常写真(Everyday life)

  • イメージ

     この世界のかなりの部分はイメージによって成り立っている。 人はときに、実像よりもイメージを信じがちだ。あるいはイメージにしがみつくといった方がいいかもしれない。 イメージの概念は幅広く様々だけど、この世界そのものがイメージでしかないといえばそうだ。 自分たちが存在しているという自覚もただのイメージという可能性がある。 宇宙は目に見えるから存在していると信じて疑わないけど、視覚イメージを脳内で変換...

    2020/06/12

    言葉(words)

  • ぼんやりしたもの

     何も考えずに済んでいるのであれば、それは十分幸せなことだといえる。 不幸とは何かといえば、原因は様々なれど思い悩むことだからだ。 幸福とはぼんやりしたものだ。実体を求めて追いかけると掴みそこねて逃げられる。 ただなんとなくそこにあるものくらいに思っておくのがちょうどいい。 不幸ではないという自覚によってのみ人は幸福を実感することができる。  ...

    2020/06/11

    言葉(words)

  • 思い出供養

     懐かしく振り返ることができる思い出と、何年経っても懐かしさに変わらない記憶がある。 いい思い出、悪い思い出といった単純なことではなく、甘い記憶がかえって苦い思い出になることもある。 思い出は大切なものだ。生きてきた証でもある。 ただ、そこにしがみついてしまうと未来への足かせとなる。 懐かしがらずに大切にしまって、ときどき供養してやるくらいがちょうどいいのかもしれない。  ...

    2020/06/10

    言葉(words)

  • 僕たちの物語

     これは僕たちの物語だ。 誰にも自由にはさせまい。 我々自身の手で紡ぐのだ。 結末へ向けて。 終わりなき物語を。  ...

    2020/06/09

    日常写真(Everyday life)

  • 賢愚

     損得勘定だけで生きるのは心が貧しいけど、愚かであればあるほど損をするというのもこの世の一面に違いない。 それでもあえて愚直に生きるという選択肢もある。 賢く生きることだけが正しいわけではない。 結局のところ、本人が幸せなら賢かろうが愚かであろうがどちらでもかまわない。 損をしているか得をしているかを決めるのは他人ではなく本人なのだから。  ...

    2020/06/08

    空(Sky)

  • もう日常に戻りたいサンデー料理

     少しずつ日常が戻ってきたけど人の心はそう簡単には戻らない。一度芽生えた不信感を拭い去るには長い年月が必要だ。 それにしても、もうそろそろマスコミもコロナをネタにするのはやめたらどうだろう。流行は終わったし、いくらなんでももう飽きた。物珍しさから大騒ぎしたけど、病気や死者という観点から見ればそれほどのことではなかった。 人は様々な理由で死ぬ。病気や事故、ときには事件に巻き込まれたりもする。転んだり...

    2020/06/07

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     今週ももうひとつの定点観測をお送りします。  ...

    2020/06/06

    日常写真(Everyday life)

  • どう転がるか

     人間何が幸いして何が災いするか分かったものではない。 ひょんなことから幸運が転がり込んでくることもあるし、よかれと思ってやったことが裏目に出て事態を悪化させることもある。 努力すれば必ず報われるというわけでもなく、努力が実を結ぶこともある。 人はそのことを説明しようとしたり呼び名をつけようとしたがるものだけど、すべては偶然のなせるわざかもしれない。 偶然とはつまり必然ということだ。何者かの意思と...

    2020/06/05

    言葉(words)

  • 心はもうそこにない

     約束は破られ、決意はどこかに置き忘れてくる。 誓いは簡単に放り出され、永遠はあまりに短い。 移ろう人の心を同じ場所にとどめおくことは何者にもできないのだろう。 本人の意思だけでどうにかなるものでもない。  ...

    2020/06/04

    言葉(words)

  • 心の儚さ

     人の心とはなんと儚いものだろう。 これまでそれを何度となく見てきたし、自分自身味わってきた。 この先もまた何度となく思い知らされることになるだろう。 それでもめげない人の心とは、強いのか、ただ鈍いだけなのか。  ...

    2020/06/03

    言葉(words)

  • 行為の積み重ね

     誇ってもいいものがあるとすれば、自分自身ではなく自分の成したことに対してだ。 自信を持つというのも同じで、自分自身を信じるというのも的外れなことだ。 人は行為によって判断されるべきで、存在そのものがどうこうではない。 行為によって生じた結果の積み重ねが自分というものを形作っている。 何もしなければ何もないのと同じだ。  ...

    2020/06/02

    言葉(words)

  • 罪の意識という病

     罪の意識があなたを幸せにするだろうか。 人は皆罪人だという考えは捨てた方がいい。そんなわけはないのだから。 人の存在というのは基本的に祝福されているものだ。それでも罪を犯すのが人間の性なのだけど、存在そのものが罪という考え方は間違っている。 人はもっと無責任に生きていいのではないかと私は思う。 それを罪だというのであれば、甘んじて受け入れるしかない。 ただ、罪の意識で自分を苦しめることはやめるべ...

    2020/06/01

    言葉(words)

徳が身を守る

言葉(words)
道端のアガパンサス

 清く正しく生きていれば人から恨まれることはないと信じるのは自由だけど、どんなふうに生きようと他人から妬まれたり逆恨みされたりすることはある。
 それを避けることができるものがあるとすれば、人徳だけだろう。
 徳とは何かは、生きながら自ら体得するしかない(学校の教師も親も子供に教えないから)。
 徳というものがいかに自分を守ってくれるかを知らない人間が多すぎる。
 
 

内部カウント

言葉(words)
桔梗の花

 小さな悪事も内部カウントされているから、表沙汰になっていないからといって油断はできない。見つからなければいいという問題ではない。
 適当なところで見つかって頭をひとつコツンとやられた方がいい。それでカウントはリセットされる。
 まったく罪を犯さず生きていくなんて不可能に近いわけで、無意識の内にも何かしらやらかしている。それは仕方がないことだ。
 心ある人間はときどきは反省して、もう悪いことはしないと誓うものだ。
 それでもついついやってしまうのが人間というものなのだけど。
 
 

神社検定の日だったのにサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 本来であれば今日6月28日は神社検定壱級の試験の日だった。コロナ騒動で4月に延期が決まり、4月22日に一年の延期が正式に発表されて、それ以来すっかりやる気を失ってしまった。勉強も2ヶ月間、まったく手つかずになっている。
 延期は仕方がないにしても、4月の地点で丸一年延期は勘弁してほしかった。あのときでさえ、9月か10月ならやれるだろうと予想できていたから、なぜそんなにあわてて一年延期を決めたのかが分からない。どんな内部事情があったのだろう。
 今のところ、試験範囲の変更はなく、来年令和3年6月27日(日)が試験日となっている。ここから一年間、どんなスケジュールで勉強していけばいいのか、イメージができていない。もう7割くらいは詰めているから、あと3ヶ月あれば充分だとは思うのだけど、来年の3月から勉強再開でいいのかどうか。
 やっぱり今日予定通り試験をやってほしかったというのが本音だ。一年間、時間を無駄にしたように思えてならない。



刺し身の盛り合わせ

「刺身の盛り合わせ」
 盛り合わせというほど種類があるわけではないけど、たまにはこんなメニューもいい。
 これまで刺し身に2回当たって二度救急車で運ばれたことがある私としては刺し身は控えるようにしているのだけど、ときどきなら食べても大丈夫だろう。生のサーモンはよく食べているわけだし。



ナスと鶏肉

「ナスと鶏肉の炒め煮」
 具材はナス、鶏肉、トマト、タマネギ。
 オリーブオイルで炒めて、酒、みりん、しょう油、鶏ガラだしの素、マヨネーズ、カラシ、塩、コショウで味付けをして、終盤にとろけるチーズを加える。



豆腐と塩昆布

「豆腐煮の塩昆布乗せ」
 先週、サーモンの塩昆布漬けに使った塩昆布がまだ残っていたので、ここで使ってみた。
 長ネギの刻みとショウガをごま油で炒める。
 豆腐とブロッコリーは下茹でする。
 豆腐、ブロッコリー、シーチキンを入れ、酒、みりん、しょう油、和風だしの素、コショウで味付けをする。
 水溶き片栗粉でとろみをつけ、最後に塩昆布を加える。
 
 

もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 もうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9

 
 

意味不要

言葉(words)
紫陽花

 生きる意味などなくても生きていける。
 生きることに疲れたなら疲れたまま生きていればいい。
 理由だとか目的だとか、そんなものはもともと必要ないのだ。
 人間はいつの頃からか、変な勘違いをしてしまっている。
 地球に対する根拠のない責任感みたいなものもそのひとつだ。
 人間が高尚な存在などと考えることがすでに思い上がっている。
 人はただ生きていればいい。命とはそういうものだ。
 
 

ぶらない

言葉(words)
香流川夕景

 本当の善人は善人ぶらない。
 本物の悪人が悪人ぶったりしないように。
 善人ぶった人間は決して善人ではないから、そんなものに騙されてはいけない。
 本当の善人は自分が善人でないことを知っている人間だ。
 善人ぶることも悪人ぶることもないから、どっちつかずで分かりづらい印象を受けるかもしれない。
 それがたぶん当たりだ。
 
 

絶対視は危険

言葉(words)
雲と光

 人は自分の中の絶対感を過信しすぎる。
 客観的で相対的な判断よりも自分の中の確信の方が正しいと何故か信じてしまう。
 確信の大部分は願望から来ていることに気づかない。
 そうして人は簡単に自分に騙される。
 自分を疑えない人間は致命的な間違いを犯す。
 絶対的な確信こそ疑わなければならない。
 
 

待つことの大切さ

言葉(words)
桔梗の花

 若い頃は待つことが嫌いだった。時間を無駄にしているように思えて。
 けど、歳を取って待つことの意味を知った。
 待つことも人生の大切な一部で、待つことしかできないことがあるということを。
 ただ待っているだけのつらい時間にも耐えなければならない。
 散った桜がまた来年咲くのを待つように。
 
 

消化不良の部分日食

星(Star)
部分日食

 昨日の部分日食は曇りがちな空ということもあってよく分からなかった。左下が少し欠けていたような気がするのだけど、気のせいといわれればそうかなと思う程度だった。
 写真もこの通り。ぼんやりしていて形がはっきりしない。
 沖縄などでは欠けも大きくてしっかり見られたようなのだけど。

 部分日食は去年の1月にもあった。そのときはもっとよく見えたし撮れた。

 部分日食
(2019年1月6日)
 去年の12月26日も部分日食だったようだけど、ブログ記事にないということは、名古屋ではこの日は太陽が見られなかったのだろう。

 2012年5月21日の金環日食のときは日本中で話題になったから見たという人も多いんじゃないかと思う。
 このときは私も500mmの望遠レンズとNDフィルターで撮った。

 とりあえず金環日食を撮る

 次に日本で部分日食が見られるのは2030年とのことだ。皆既日食が2035年。金環日食は2041年。
 年数を見るとすごく未来のような気がするけど、意外とそうでもないのかもしれない。

 天体ショーとはちょっと違うのだけど、先月の中国北京の午後の暗黒は強烈だった。
 あまり一般のニュースではやらなかったので知っている人はあまり多くないかもしれない。


 夜の暗さとは違う暗黒で、こんなことが起きたら世界の終わりと思ってしまう。

 なにはともあれ、世界はまだ終わっていない。
 
 

サンデー料理はSince2005

料理(Cooking)
サンデー料理

 時間は巻き戻せないし、失ったものは取り戻せない。このまま先へ進むしかない。
 過去の日常を取り戻そうとしてもできるはずもない。
 時間はただ前へと進んでいく。
 私もすっかり戻そうという意識を捨てた。
 今あるものでなんとかやっていくしかない。
 もちろん、今の日々は非日常などではない。

 サンデー料理は今年に入ってからも特に変わることなく普通に続いている。途切れてもいないし、変化らしい変化もない。
 15年続けてほとんど変わらないというのも、それはそれでちょっとしたものだ。始まったのは2005年で、秋になれば15周年だ。Since2005を称してもいいくらいだろう。



サーモンの塩昆布漬け

「サーモンの塩昆布漬け」
 乾燥塩昆布と一緒に袋に入れてもんで30分置いておく。
 昔からあったのか、最近流行っているのか知らないのだけど、たまたま知ってやってみた。劇的な変化とまではいかないけど、けっこうまろやかになるというか、トロッとする。塩昆布もいい具合にしっとりする。
 しょう油ダレも少しかけたけど、それもいらないくらいだ。
 大葉はレンジで2分加熱して、袋に入れておくと長持ちする。



ナスのフライ

「ナスのフライ・カレー風味」
 小麦粉、カレー粉をまぶし、卵、パン粉で衣をつけて揚げる。
 ナスはフライも天ぷらも間違いない美味しさだ。



豆腐焼き

「豆腐焼き」
 料理名の説明が難しい。
 絹ごし豆腐、卵、マヨネーズ、シーチキン、とろけるチーズ、鶏ガラだしの素、しょう油、塩、コショウを混ぜ合わせ、アルミホイルでフタをしてオリーブオイルで片面を焼く。
 最初は豆腐グラタンのようなものをイメージしていたのだけど、全然違うものが出来上がった。
 ふんわり食感で、けっこういける。
 ただ、皿の選択を誤った気がする。
 
 

定点観測

日常写真(Everyday life)
定点観測

 今日は定点観測をお送りします。



定点観測2




定点観測3




定点観測4




定点観測5




定点観測6




定点観測7




定点観測8




定点観測9

 
 

継ぎ足していく

言葉(words)
水たまりの風景

 何事もこれが初めてではないし最後でもない。
 止まない雨はなく、明けない夜はないというけれど、雨は止んでもまた降るし、夜は何度もやってくる。
 まずは今日を乗り切ることが大切だ。今日を生ききらないと明日は来ない。
 生きることに迷ったら、今日一日を生きることだけ考えればいい。そうやって一日ずつ継ぎ足していくことが人生だ。
 すべては死ぬまでの辛抱だ。
 それで終わりじゃなければ、そのときに考えればいい。
 
 

きれい事は大事

言葉(words)
初夏のハルジオン

 きれい事が通用する相手と通用しない相手がいる。
 だからきれい事は無意味かといえばそうではない。
 きれい事が通用する相手にきれい事で説得することには意味があるし、きれい事を共有できることは大事なことだ。
 特に子供に対してはきれい事を言って聞かせることが大人の責任としてある。
 成長する過程できれい事が必ずしも通用しないことは自ら学んでいけばいいことだ。
 まずはきれい事ありきという前提に立ちたい。そうしないとこの世はよくならないからだ。
 きれい事が間違っているのではない。きれい事を実現できない人間の側に問題があるだけだ。
 きれい事の実現に向けて努力することを放棄してしまった人類にどんな未来があるというのか。
 
 

毎日ひとつ

言葉(words)
花と太陽

 今日を生きて言葉をひとつ。
 明日を生きて言葉をひとつ。
 たったそれだけのことでも、一生をかければけっこうな量になる。
 人の一生というのは大したことがないようでもちょっとしたものだ。思っているより大したことあるかもしれない。
 
 

運命なんていらない

言葉(words)
落ちツツジ

 私が運命論を今ひとつ信じられないのは、普通に考えて無理があるだろうと思うからだ。
 個人の事情や思惑など大きな出来事によって簡単に飲み込まれてしまう。大災害や戦争といったものが典型的な例だ。今回のコロナ騒動もそれに当たる。
 外的、内的のあらゆる要素をあらかじめ計算して個人の人生すべてをプログラミングするようなことが果たしてできるだろうか。
 天のスーパーコンピューターならできると言われれば、へえ、そうなんだすごいですね(棒読み)と言うしかないけど、それにしてもすべての辻褄を合わせるのはやっぱり無理な気がする。
 もし、運命というものがあるとすれば、それはとても個人的、あるいは主観的な視点からのみ成立するものかもしれない。
 ただ、その場合、個人と個人の運命がぶつかって不規則性が生まれるのは避けられない。どうやっても計算が狂う。
 そういうことを考えても、運命をあらかじめプログラムしておくことは無意味な気がする。
 すべてを偶然に委ねてしまった方がむしろすっきりするし、上手く収まるに違いない。
 まあ、私としては、運命があろうがなかろうがこっちの勝手にやらせていただきますという姿勢に変わりはないのだけど。
 
 

自覚できない罪

言葉(words)
煙草の吸殻

 人は誰しも、他人の罪はよく分かるのに、自分の罪は見えていない。
 目をそらしているか、目をつぶっているからだ。
 自らの罪を自覚して自らを罰するのは難しい。そもそも自覚がなければ裁かれるとは思わない。
 罪を認識したからといってどうなるわけでもなく、罪を償うには他者から裁かれるしかないのだろう。
 ただし、裁くのはあなたではない。
 
 

珍しくカレーライスのサンデー料理

料理(Cooking)
カレーサンデー

 サンデー料理がカレーライスというのはかなり珍しい。15年の間で数回だと思う。
 しかし、このブログの第一回目の料理記事が実はカレーライスだった。それは2005年9月のことだ。

 好きじゃない+好きじゃない=やっぱり好きじゃない

 この頃はまだサンデー料理は始まっておらず、ブログネタを手探りしている中で料理もひとつのネタになるだろうということで始めたのだった。
 まさか料理ネタが15年も続くとは思っていない。
 あのとき記事でも書いたように、カレーは特に好きではない。嫌いではないけど、夕飯としてカレーはあまり食べたくない。カレーはたまに昼ごはんで食べるくらいがちょうどいい。別にカレーなどこの世からなくなってしまっても困らない。要するにカレーに対して思い入れがないということだ。
 今回珍しくカレーを作ったのは、冷蔵庫の中の食材がスルメイカくらいしかなかったからというのもあった。イカをメインに3品作るには材料不足で、だったらイカ・カレーにしてしまおうという思いつきだった。
 イカは使っているとはいえ、シーフードカレーというわけではない。



イカ・カレー

「イカ・カレー」
 ジャガイモ、ニンジン、タマネギを土鍋で下茹でする。
 和風だしと塩で下味をつけておく。
 下処理したイカを切り分け、酒、みりん、醤油に漬け、アルミホイルでフタをして、沸騰したら火を止めて、そのままフタをして置いておく。
 カレーのルーは、オリーブオイル、カレー粉、水、小麦粉を混ぜ合わせて作る。ずっとかき混ぜていないといけないので、けっこう手間がかかる。
 コンソメの素、塩、コショウ、唐辛子、砂糖、パセリ粉を加えて味を整える。
 ジャガイモ、ニンジン、タマネギは湯切りして入れ、イカは煮汁と一緒にルーに入れて、しばらく煮る。
 市販のカレールーで作った方がよほど楽なのだけど、手間をかけて作った方が美味しく感じられる。



トマトサラダ

「トマトのごま風味サラダ」
 トマトとシーチキンをオリーオイルで炒めて、塩、コショウを振る。
 ごま油、酒、みりんをひと煮立ちさせる。
 冷めたら、酒、酢、みりん、白ごまを加えて混ぜ合わせる。
 
 

もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 もうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9

 
 

イメージ

言葉(words)
壁の模様

 この世界のかなりの部分はイメージによって成り立っている。
 人はときに、実像よりもイメージを信じがちだ。あるいはイメージにしがみつくといった方がいいかもしれない。
 イメージの概念は幅広く様々だけど、この世界そのものがイメージでしかないといえばそうだ。
 自分たちが存在しているという自覚もただのイメージという可能性がある。
 宇宙は目に見えるから存在していると信じて疑わないけど、視覚イメージを脳内で変換しているだけだから、存在の証明にはならない。
 AIとVRが作り出す未来の世界では、実際にイメージだけで存在するということも考えられる。
 我々はイメージによって騙されている。もしくは夢を見させてもらっている。
 イメージを信じるしかなくても、実存は疑った方がいい。
 
 

ぼんやりしたもの

言葉(words)
空と雲

 何も考えずに済んでいるのであれば、それは十分幸せなことだといえる。
 不幸とは何かといえば、原因は様々なれど思い悩むことだからだ。
 幸福とはぼんやりしたものだ。実体を求めて追いかけると掴みそこねて逃げられる。
 ただなんとなくそこにあるものくらいに思っておくのがちょうどいい。
 不幸ではないという自覚によってのみ人は幸福を実感することができる。
 
 

思い出供養

言葉(words)
空き地の初夏風景

 懐かしく振り返ることができる思い出と、何年経っても懐かしさに変わらない記憶がある。
 いい思い出、悪い思い出といった単純なことではなく、甘い記憶がかえって苦い思い出になることもある。
 思い出は大切なものだ。生きてきた証でもある。
 ただ、そこにしがみついてしまうと未来への足かせとなる。
 懐かしがらずに大切にしまって、ときどき供養してやるくらいがちょうどいいのかもしれない。
 
 

僕たちの物語

日常写真(Everyday life)
空とひこうき雲

 これは僕たちの物語だ。
 誰にも自由にはさせまい。
 我々自身の手で紡ぐのだ。
 結末へ向けて。
 終わりなき物語を。
 
 

賢愚

空(Sky)
庭の初夏

 損得勘定だけで生きるのは心が貧しいけど、愚かであればあるほど損をするというのもこの世の一面に違いない。
 それでもあえて愚直に生きるという選択肢もある。
 賢く生きることだけが正しいわけではない。
 結局のところ、本人が幸せなら賢かろうが愚かであろうがどちらでもかまわない。
 損をしているか得をしているかを決めるのは他人ではなく本人なのだから。
 
 

もう日常に戻りたいサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 少しずつ日常が戻ってきたけど人の心はそう簡単には戻らない。一度芽生えた不信感を拭い去るには長い年月が必要だ。
 それにしても、もうそろそろマスコミもコロナをネタにするのはやめたらどうだろう。流行は終わったし、いくらなんでももう飽きた。物珍しさから大騒ぎしたけど、病気や死者という観点から見ればそれほどのことではなかった。
 人は様々な理由で死ぬ。病気や事故、ときには事件に巻き込まれたりもする。転んだりどこかから落ちて命を落とす人が毎年1万人近くいるし、溺死だけでもそれに近い。交通事故死は4千人。自殺者は2万人以上出る。インフルエンザの死者も毎年2千人から3千人いる。関連死でいうと1万人近いとされる。
 新型コロナウィルスとインフルエンザは同時にはかからないということで、今シーズンはインフルエンザによる死者はかなり少なかったはずだ。コロナウィルスによる死者とあわせても例年より少なかったんじゃないだろうか。
(それにしても世界の死者数が多すぎるのは気になる)
 偏向報道は常に問題視されているけど、今回は特にひどいと感じている。嘘はつかなくても、意図的に何かを大きく報道すればどんなふうにでも大衆をコントロールすることができるということだ。
 真夏にマスクなんてしていられないし、この夏はコロナで死ぬより熱中症で死ぬ人の方がずっと多くなるに違いない。なんだか間が抜けているし、人々はあらぬ方向に向かっているようにも思える。
 人は誰しも病気や死を受け入れるしかない。コロナウィルスだけが例外ではないし特別でさえない。夜の街に出てもらわないことを気をつけるよりも、昼間道を歩いているときに気をつけた方がいい。コロナで死ぬよりただ道を歩いているだけで死ぬ確率の方がずっと高いのだから。



マグロ

「マグロとアスパラの素揚げ」
 マグロを切り分け、塩、コショウを振る。
 ビニール袋にカタクリ粉、マヨネーズ、マグロを入れて、よく混ぜる。
 油で揚げる。
 アスパラもカタクリ粉をまぶして揚げる。



ナスのホイル焼き

「ナスのホイル焼き」
 ナスは水にさらしてアク抜きをして、タッパーに入れてレンジで3分加熱する。
 アルミホイルにオリーブオイルを塗り、ナス、タマネギ、スライストマト、とろけるチーズを重ね、塩、コショウ、コンソメの素を振りかける。
 ホイルで包んで魚焼きグリルで焼く。



野菜と鶏肉のスープ

「野菜と鶏肉のスープ」
 具材は鶏肉、キャベツ、ニンジン、ブロッコリー、しめじ、しいたけ。
 味付けは、酒、みりん、昆布つゆ、鶏がらだしの素、塩、コショウ。
 
 

もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 今週ももうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9

 
 

どう転がるか

言葉(words)
街に戻った学生服

 人間何が幸いして何が災いするか分かったものではない。
 ひょんなことから幸運が転がり込んでくることもあるし、よかれと思ってやったことが裏目に出て事態を悪化させることもある。
 努力すれば必ず報われるというわけでもなく、努力が実を結ぶこともある。
 人はそのことを説明しようとしたり呼び名をつけようとしたがるものだけど、すべては偶然のなせるわざかもしれない。
 偶然とはつまり必然ということだ。何者かの意思というわけではない。
 この世は不思議に満ち溢れているともいえるし、不思議など何もないともいえる。
 結局はよく分からないというのが結論ともいえない結論で、それが唯一誠実な態度なのだろう。
 分かってもいないことを知ったかぶりするのは愚かだ。
 
 

心はもうそこにない

言葉(words)
空と雲

 約束は破られ、決意はどこかに置き忘れてくる。
 誓いは簡単に放り出され、永遠はあまりに短い。
 移ろう人の心を同じ場所にとどめおくことは何者にもできないのだろう。
 本人の意思だけでどうにかなるものでもない。
 
 

心の儚さ

言葉(words)
道路脇の風景

 人の心とはなんと儚いものだろう。
 これまでそれを何度となく見てきたし、自分自身味わってきた。
 この先もまた何度となく思い知らされることになるだろう。
 それでもめげない人の心とは、強いのか、ただ鈍いだけなのか。
 
 

行為の積み重ね

言葉(words)
工事中

 誇ってもいいものがあるとすれば、自分自身ではなく自分の成したことに対してだ。
 自信を持つというのも同じで、自分自身を信じるというのも的外れなことだ。
 人は行為によって判断されるべきで、存在そのものがどうこうではない。
 行為によって生じた結果の積み重ねが自分というものを形作っている。
 何もしなければ何もないのと同じだ。
 
 

罪の意識という病

言葉(words)
5月のツツジ

 罪の意識があなたを幸せにするだろうか。
 人は皆罪人だという考えは捨てた方がいい。そんなわけはないのだから。
 人の存在というのは基本的に祝福されているものだ。それでも罪を犯すのが人間の性なのだけど、存在そのものが罪という考え方は間違っている。
 人はもっと無責任に生きていいのではないかと私は思う。
 それを罪だというのであれば、甘んじて受け入れるしかない。
 ただ、罪の意識で自分を苦しめることはやめるべきだ。