月別:2017年11月

記事一覧
  • 三社とも名前が残った富永の神明社熱田社白山社合殿

     中川区の富永にある神明社熱田社白山社合殿(地図)。 長い名前だけどこれが正式名のようだ。 二社が合殿になっている神社はいくつか知っていたけど、三社の合殿は初めてだ。合祀と合殿の違いがよく分かっていない。合祀になると表から名前は消えてしまうけど、合殿なら名前は残る。名前の問題だけなのか、厳密な違いがあるのだろうか。 もともとここが神明社だったのか違うのかもよく分からない。富永村に江戸時代はそれぞれ...

    2017/11/30

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 戸田ゆたかにあるから豊神社なんだろうなぁ

     中川区の戸田ゆたかにある豊神社(地図)。  豊神社の名前はどこから来ているんだろうと思ったら、神社がある戸田ゆたかから来ているのかもしれない。 その逆という可能性もあるけど、やはりここも町名神社なんだろうなと思う。 謎が多いというか、意味不明なところがある神社だ。神社横の戸田ゆたか公園は神社の境内なのか違うのか。そこによく分からない石碑などが並んでいる。 歴史などについて分かる範囲のことは神社サ...

    2017/11/29

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 完成した晴明殿を上野天満宮に見にいく

     6月に千種区の上野天満宮(地図)を訪れたとき建設中だった晴明殿が10月に完成したということで、どんなものが建ったのか見にいってきた。 晴明殿建築中の上野天満宮を訪ねる なるほど、これがそうかと。 要するに結婚式場を新設したということなのだけど、晴明殿と名付けて安倍晴明にあやかろうという意図が露骨に見てとれる。 一応、安倍晴明を祀っているとしているものの、その根拠はやや怪しい。 上野天満宮は安倍晴明...

    2017/11/28

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 島井町熱田社は明治に建った新しくて古い神社

     中川区島井町にある熱田社(地図)。 明治7年創建と、神社にしては新しい方だ。けど、これが店なら相当な老舗ということになる。年数でいうと150年近くになる。 明治創建ということで、熱田神社が熱田神宮になり、社殿が尾張造から神明造になった後ということで、ここもそれにならって神明鳥居と神明造になっている。けど、熱田社系等の神社が神明造というのはどうにも違和感があってなじめない。たまにそうでない熱田社系神社...

    2017/11/28

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 意外と重要神社かも万場天神社

     中川区万場にある天神社(地図)。 高僧道路の高架下道路沿いで隣はパチンコ屋、目の前はバス停という、かなり厳しい状況に置かれている。村の小さな神社が都市開発に飲み込まれながらようやく生き延びたといったところかと思ったら、意外と重要な神社だった。萬場村の村名の由来になったかもしれない。 萬場村の由来はいくつかの説がある中で、『尾張志』は京都の右近の馬場から勧請して祀ったことから来ていると書いている。...

    2017/11/27

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 工夫しなくてもあまり変わらないサンデー料理

     今日のサンデー料理は平常通り。特にテーマもなく、工夫するでなく、普通に作って食べた。 少し工夫があったとすれば、マグロをパン粉焼きにしたことだ。前にも作ったことがあるかもしれないけど、ちょっと久しぶりだと思う。 それ以外は食材先行というか、冷蔵庫にある食材で作った。まったく何もないと困るけど、足りないなら足りないなりに作ればいい。料理の途中で足りないものを買いに出るということは一度もしたことがな...

    2017/11/26

    料理(Cooking)

  • 見た目よりも意外と古い万場八幡社

     中川区万場にある八幡社(地図)。 高速道路の高架下の道沿いというロケーションで、もとからここにあったわけではないだろうと思いつつも、遷座したという情報はない。高速道路が神社をよけたのかもしれない。 これといった特徴のない八幡社なのだけど、創建はわりと古そうだ。『尾張徇行記』に永正八年(1511年)に再建したとある。戦国時代前期にはあったと考えていいだろうか。 その他歴史などについては神社サイトの万場...

    2017/11/26

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 山田天満宮にはちょくちょくお邪魔してる

     名古屋市北区の山田天満宮を訪れた(地図)。 わりとちょくちょく行く神社で、考えてみると名古屋市内では一番多く行ってる神社かもしれない。この日は参拝目的でもあり、待ち合わせの場所でもあった。 神社というのは待ち合わせをするのにけっこう向いている場所だ。ある程度の時間をひとりで過ごしていても不自然ではないし、参拝したり見学したり写真を撮ったりしていたら退屈しない。 拝殿前の酉年の看板を見て、そういえ...

    2017/11/25

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 最高に気持ちいいロケーションにある万場の秋葉社

     中川区万場にある秋葉社(地図)。 神社はロケーションが大事とはいえロケーションはすべてではないのだけど、ここはロケーションがすべてといっていい神社で、他にはない圧倒的な開放感が心地いい。 社は土手下の草地にあって、電柱や電線がないから、空がとにかく広い。こんな気持ちのいい場所にある神社はなかなかない。個人的にはかなり気に入った。 かつては万場宿の入り口にあったという。ここから90メートルほど南だ。...

    2017/11/24

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 寂しげだけどかすかな体温がある岩塚神明社

     中村区岩塚の神明社(地図)。 すぐ東隣に岩塚の中心神社である七所社がある。ほとんどくっついているくらい近いから七所社の境外社か何かだと思ったらまったく別の独立した神社だった。それにしても近い。昔からこの位置関係だったとは思えないのだけど。 剣町の八劔神社と同じように、江戸時代に七所社に遷したら村で悪いことが続いたから元の場所に戻したというエピソードが伝わっている。その元の場所というのが今のところ...

    2017/11/23

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • ちょっと独特の雰囲気を持つ剣町の八劔社

     中村区剣町にある八劔社(地図)。 細長く狭い境内の神社ながら、なかなか雰囲気がある。ちょっと背が低めの木造鳥居がカッコイイ。 熱田社系の神社は明治に熱田神宮が尾張造から神明造に建て替えたのにならったところが多いのだけど、そうでない熱田社系神社もたまにある。熱田社系は質実剛健で雄々しい感じの方が似合うと個人的には思う。 読み方が例によってよく分からない。「はっけんしゃ」なのか「はちけんしゃ」なのか...

    2017/11/22

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 八田の神明社は昔から変わらず当たり前のようにある

     中村区八田にある神明社(地図)。 かつての八田村(はったむら)は今の八田で、町並みは大きく様変わりしても地名は変わらなかった。昔の地名はそれぞれ意味を込めて名付けられているから、変える必要がないなら変えないでいてほしかった。変わっていないところには好感を持つ。 この神明社について分かっていることはあまり多くないのだけど、謎といったものはない。八田村に唯一あった神社がこの神明社で、名前も変わってい...

    2017/11/21

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 内藤ルネ展のお知らせ

     すっかりお知らせが遅くなってしまったのだけど、松坂屋静岡店(webサイト)で行われている『Roots of Kawaii 内藤ルネ展~たくさんの愛と夢をこめて~』に写真を提供させていただきました。 入り口近くの映像展示になっているはずです(会場に行けていなくて写真で確認したのみなのです)。 内藤ルネは、愛知県岡崎市出身のイラストレーター兼デザイナーで、1950年代半ばから70年代にかけて活躍した人なので、現在50歳以上の...

    2017/11/20

    イベント(Event)

  • 烏森の神明社は囲い方が少し足りないんじゃないかと思う

     中村区烏森(かすもり)にある神明社(地図)。 烏森村にあった天神社、八幡社とともに昔から変わらず烏森にある。 創建年など、分かっていることはあまりないのだけど、謎があるというほどでもない。このあたりは伊勢の神宮の荘園があった関係で、古い神明社が多い。ここもその中のひとつだろう。 細い道の奥まったところにあるので、車で近くまで行くのは困難だ。地元の人は慣れたものかもしれないけれど。 分かる範囲のこ...

    2017/11/20

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • イカの天ぷらサンデー料理

     今日のサンデー料理のテーマは、イカの天ぷらだった。イカの天ぷらをしようと思い立って、あとの2品は付け足しのようなものだった。 イカの天ぷらは意外と難しい。油ハネ問題もあるのだけど、柔らかく仕上げるのが難しい。つい揚げすぎて固くなりがちだ。今回もやっぱり少し固くなってしまった。 天ぷらは油の温度と時間が重要なのは分かるのだけど、何度で何分揚げるのが最適なのかが毎回分からず手探りになってしまう。まず...

    2017/11/19

    料理(Cooking)

  • 烏森天神社はピンク本殿を持つ古社

     中村区烏森にある天神社(地図)。 かつての烏森村(かすもりむら)にあった天神社で、今もそのまま名前も変わらず残っている。 ただし祭神の菅原道真は後年のことで、もともとは違っていたはずだ。 創建についての詳しいいきさつは伝わっていない。 延喜式神名帳に載っている愛智郡針名神社は平針の針名神社のことではなく烏森天神社のことだと、津田正生はいっている。個人的には半信半疑ながら可能性としてはなくはないか...

    2017/11/19

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 烏森村三社のひとつ八幡社は今も烏森に健在

     中村区烏森にある八幡社(地図)。 かつて烏森村(かすもりむら)にあった天神社、神明社、八幡社は、今も変わらず烏森に残っている。 八幡社の創建についてくわしいことは伝わっていない。江戸時代以前だろうとは思う。 烏森村はどうして烏(カラス)の森などという名前になったのだろう。 そのあたりを含めて、歴史などについては神社サイトの烏森八幡社のページで。【アクセス】 ・近鉄名古屋線「烏森駅」から徒歩約5分...

    2017/11/18

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 高須賀の願成寺薬師堂の鎮守だった八劔社

     中村区高須賀にある八劔社(地図)。 願成寺というお寺の中にあった薬師堂の鎮守社だったようだ。願成寺は奈良時代の732年に行基が開いたともいわれる古刹なので、この八劔社もけっこう古いかもしれない。創建については不明となっている。 願成寺と薬師堂は道路によって隔てられているものの、薬師堂と八劔社は今も同じ境内に隣接している。目に見えない境界線はあるのかもしれないけど。 八劔社はどういう神を祀る神社とし...

    2017/11/18

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 太閤の白山社は笹島の歴史を見守ってきた

     中村区太閤にある白山社(地図)。 ささしまライブの北ということもあってここは笹島かと思ったら太閤だった。名古屋駅前のビルとの距離感は写真のような感じだ。 かつての米野村だった時代と現在のささしまライブを比べると、ここらも大きく様変わりした。 歴史などについては神社サイトの太閤白山社のページで。【アクセス】 ・近鉄名古屋線「米野駅」から徒歩約4分 ・駐車場 なし ...

    2017/11/17

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 向島町の向島神社については何も分からない

     中村区向島町のどんぐり広場の中にある向島神社(地図)。 町名を冠してしまうとその神社の過去の歴史がよく分からなくなってしまうことが多いのだけど、この神社もそうだ。元の名前も、祭神も、どういう系統の神社かも、まったく分からない。愛知県神社庁への登録もないとなると、もはやお手上げだ。 ここはかつての稲葉地村だったところなのだけど、その時代からここにあったかどうかも分からない。 神社サイトの向島神社の...

    2017/11/17

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 仲が通った日吉権現は日之宮神社だったのか

     中村区にある日之宮神社(地図)。 秀吉の母・仲が男子を授かるための願掛けをするために通った日吉権現がこの神社という話が伝わっている。 それが本当なら、秀吉の生まれは現在の中村公園付近ではなく、下中八幡宮近くの中中村という説が正しい可能性が高い。 日之宮は江戸時代には廃社になっていたので、詳しいことは分からない。現在の日之宮神社は近年に建て直したものと思われる。昭和に入ってからかもしれない。 その...

    2017/11/16

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 素朴で温かみがある中村本町石神社

     中村区中村本町にある石神社(地図)。 ここはかつての下中村だったところだと思う。 村人が置いていったか捨てていった石仏が後に石神社になったという話が伝わっている。充分あり得る話だ。 現在は下中八幡宮の飛地境内社になっている。 祭神は倉稲魂命(うがのみたまのみこと)となっているのがちょっと意外だ。稲荷社で祀られる食物神と石仏はイメージが重ならない。祭神がそうなったのは明治以降のことだろうか。 歴史...

    2017/11/16

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 中村区の八幡社春日社合殿の創建者は誰か

     中村区元中村の八幡社春日社合殿(地図)。 秀吉や加藤清正が創建したという話はあまり信じていない。そういう話が出てくる以上、修造くらいはしたかもしれないけど、創建となると違うような気がする。 では、いつ誰が創建したかという話になるのだけど、八幡社は意外とよく分からない。古ければ鎌倉時代だろうけど、そこまでさかのぼれるかどうか。 戦国時代とするなら、中村の地を支配していたのは誰だったかということにな...

    2017/11/15

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 奥常大神は稲荷さん?

     中村区中村町にある奥常稲荷社(地図)。 隣の建物は木曽御嶽本教奥光教会のもので、この神社と関係がありそうだ。本社のある横に黒龍大明神と御嶽大神と彫られた石があることからも御嶽社と関係が深そうだ。 神社は稲荷社のようで、奥常大神と稲荷大神の額がかかっている。どういう歴史を持つ神社なのか、よく分からない。 その他については神社サイトの奥常稲荷社のページで。【アクセス】 ・地下鉄東山線「中村公園駅」か...

    2017/11/14

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 公民館が神社で神社が公民館の豊幡町秋葉社

     豊幡町の秋葉社(地図)を訪ねたらそこは公民館だった。いや、公民館でもあり秋葉社でもあった。入り口の上の方に秋葉神社と札が架かっている。でも、やっぱり同時に豊幡町公民館でもあった。 新聞受けのフタを開けて中をのぞいたら、確かに室内に社があった。間違いない、あれが秋葉社だ。 それにしても、神社が公民館の中にあるのは初めて見た。ユニークを通り越してシュールだ。どういう経緯でこんなことになったんだろう。...

    2017/11/13

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 本陣通八幡社はどれくらい古いのか

     中村区本陣通にある八幡社(地図)。 かつての日々津村だったところだ。 南北朝時代の日比津城に関わりがある神社という話もあり、そうなると創建はけっこう古い。 現代人の感覚からすると、江戸時代以前は戦国も室町も鎌倉もたいして変わらないように思えるけど、実際は400年、500年という期間だから同じどころか近くもない。 八幡社も、戦国時代に建てられたものと室町時代に建てられたものとでは意味合いも違ってくる。 ...

    2017/11/13

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • サーモンの刺身は和食か否かサンデー料理

     今日は久々に和食サンデーだった。 ただ、外国産のサーモンの刺身を和食と呼べるかどうかは微妙なところだ。鮭の塩焼きなら文句なしに和食だけど、鮭の塩焼きは好きじゃないのでサンデー料理に登場することはない。外国でもサーモンを生で食べたりするんだろうか。「サーモンの刺身しょう油ソースがけ」 しょう油ベースのソースを作った以外は切り分けただけ。 以前、焼いたりしたこともあったけど、サーモンはやっぱり生が一...

    2017/11/12

    料理(Cooking)

  • 日比津の水神社は今も水回りの何かを守っているのか

     中村区日比津にある水神社(地図)。 調べても詳しいことは分からなかったのだけど、水の神社ではなく、水神の社なのだろうとは思う。たぶん。 少し北に庄内川が流れているからそれに関係したものか、田んぼのための雨乞いでもしたのか。 水神にまつわる神社ということで、個人的には何か気になるところではあった。 分かったことについては神社サイトの水神社のページに書いた。【アクセス】 ・地下鉄東山線「本陣駅」から...

    2017/11/12

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • このお稲荷さんは男女を守ってくれるのか

     西区の枇杷島にある男女守稲荷社(地図)。 男女守稲荷とはまた変わった名前だ。稲荷社が男女の仲を取り持つとも思えず、男女を守るのではなく、男女の神が守っていると見るべきだろうか。 この神社に関する情報は少なく、詳しいことは分からなかった。 分かったことは、かつてこの場所には八幡社があって、その跡地に稲荷社が建てられたということだ。ただ、それがいつなのかも調べがつかなかった。 その他のことについては...

    2017/11/11

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • ちょっとディープな世界観の黒體龍王大神社

     西区にある黒體龍王大神社(地図)。 枇杷島橋近くの庄内川に、かつて中州があってそこに枇杷島役場や料亭や民家があったことを知っている人は少なくなっただろうか。撤去工事が始まったのが昭和25年だから、昔からこのあたりに住んでいる75歳以上の方なら覚えているだろう。その頃はまだ生まれていない私は当然知らないのだけど。 この黒體龍王大神社は、かつてその中島と呼ばれた中州にあった神社だ。ある人の夢に龍が現れて...

    2017/11/10

    神社仏閣(Shrines and temples)

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三社とも名前が残った富永の神明社熱田社白山社合殿

神社仏閣(Shrines and temples)
神明社熱田社白山社合殿

 中川区の富永にある神明社熱田社白山社合殿(地図)。
 長い名前だけどこれが正式名のようだ。
 二社が合殿になっている神社はいくつか知っていたけど、三社の合殿は初めてだ。合祀と合殿の違いがよく分かっていない。合祀になると表から名前は消えてしまうけど、合殿なら名前は残る。名前の問題だけなのか、厳密な違いがあるのだろうか。
 もともとここが神明社だったのか違うのかもよく分からない。富永村に江戸時代はそれぞれ独立した神社としてあったことは間違いない。それがいつ合祀されたのかも調べがつかなかった。
 その他の歴史などについては神社サイトの神明社熱田社白山社合殿のページで。



神明社熱田社白山社合殿参道




神明社熱田社白山社合殿二の鳥居前




神明社熱田社白山社合殿祭文殿




神明社熱田社白山社合殿本殿横から




神明社熱田社白山社合殿社殿斜めから

 新旧の建築が融合したなかなかカッコイイ社殿だ。

【アクセス】
 ・近鉄名古屋線「戸田駅」から徒歩約15分
 ・駐車場 なし
 

戸田ゆたかにあるから豊神社なんだろうなぁ

神社仏閣(Shrines and temples)
豊神社

 中川区の戸田ゆたかにある豊神社(地図)。 
 豊神社の名前はどこから来ているんだろうと思ったら、神社がある戸田ゆたかから来ているのかもしれない。
 その逆という可能性もあるけど、やはりここも町名神社なんだろうなと思う。
 謎が多いというか、意味不明なところがある神社だ。神社横の戸田ゆたか公園は神社の境内なのか違うのか。そこによく分からない石碑などが並んでいる。
 歴史などについて分かる範囲のことは神社サイトの豊神社のページに書いた。



豊神社参道と境内




豊神社社三社

 中央の社には熱田神宮のプレートが貼り付けてある。どうやらこの神社はもともと熱田社だったようだ。
 となると、やはり豊神社の社名は地名の戸田ゆたかから来ていると考えてよさそうだ。
 三社並びは熱田社、津島社、秋葉社というパターンが多いのだけど、ここは秋葉社と浅間社が祀られている。



豊神社白龍社

 ここからが謎のスペース。
 白龍社の社号標が建っているのに本体はない。
 今枝勝一という知らない人の銅像。
 長徳寺故跡碑。
 忠魂碑。
 どうしてこんなふうに並んでいるのかはさっぱり分からない。
 地図上には公園とあるけど、公園とも思えない。
 謎だ。



豊神社石碑




豊神社忠魂碑




豊神社注意書き

 よく分からない神社であったけど、社に社名を記してくれていたのはありがたかった。これは他の神社も見習って欲しい。これくらいするくらいはたいしてお金も手間もかからないのだから。

【アクセス】
 ・近鉄名古屋線「戸田駅」から徒歩約15分
 ・駐車場 なし
 

完成した晴明殿を上野天満宮に見にいく

神社仏閣(Shrines and temples)
上野天満宮晴明殿

 6月に千種区の上野天満宮地図)を訪れたとき建設中だった晴明殿が10月に完成したということで、どんなものが建ったのか見にいってきた。
 晴明殿建築中の上野天満宮を訪ねる



上野天満宮晴明殿外観

 なるほど、これがそうかと。
 要するに結婚式場を新設したということなのだけど、晴明殿と名付けて安倍晴明にあやかろうという意図が露骨に見てとれる。
 一応、安倍晴明を祀っているとしているものの、その根拠はやや怪しい。
 上野天満宮は安倍晴明が一時、名古屋に左遷されて飛ばれていたことがあって、その一族が建てたという伝承を持っている。それがどこまで真実とかすっているのかは分からない。安倍晴明が名古屋に住んでいたというのも伝説に過ぎない。



上野天満宮晴明殿

 晴明殿は結婚式を挙げるための施設であると同時に境内社を集めて祀る社でもあるということのようだ。
 八坂社はかつて上野1丁目の永弘院の隣にあったものを取り壊して合祀したもので、これは分かる。
 金比羅社や御嶽社は境内にあった社で祀っていたものだろうか。
 その他、白山社や稲荷社などが上野天満宮にあった記憶はないのだけどどうなんだろう。
 鍋屋上野村内外に鎮座した神々を合殿として祀っていると説明書きがあるけど、なんとなく納得できないものを感じた。
 結婚式は本当に本殿の方ではなく晴明殿で挙げるのだろうか。



上野天満宮晴明殿正面




上野天満宮晴明殿のれん




上野天満宮拝殿屋根




上野天満宮鳥居前




上野天満宮社号標

【アクセス】
 ・名古屋市営地下鉄名城線「茶屋ヶ坂駅」から徒歩約15分
 ・市バス/名鉄バス「谷口停留所」から徒歩約8分
 ・駐車場 あり(無料)
 

島井町熱田社は明治に建った新しくて古い神社

神社仏閣(Shrines and temples)
島井町熱田社

 中川区島井町にある熱田社(地図)。
 明治7年創建と、神社にしては新しい方だ。けど、これが店なら相当な老舗ということになる。年数でいうと150年近くになる。
 明治創建ということで、熱田神社が熱田神宮になり、社殿が尾張造から神明造になった後ということで、ここもそれにならって神明鳥居と神明造になっている。けど、熱田社系等の神社が神明造というのはどうにも違和感があってなじめない。たまにそうでない熱田社系神社に出会うとなんとなくホッとする。
 歴史などについては神社サイトの島井町熱田社のページで。



島井町熱田社正面入り口




島井町熱田社拝殿内




島井町熱田社本殿

【アクセス】
 ・JR関西本線「春田駅」から徒歩約31分
 ・駐車場 なし
 

意外と重要神社かも万場天神社

神社仏閣(Shrines and temples)
万場天神社

 中川区万場にある天神社(地図)。
 高僧道路の高架下道路沿いで隣はパチンコ屋、目の前はバス停という、かなり厳しい状況に置かれている。村の小さな神社が都市開発に飲み込まれながらようやく生き延びたといったところかと思ったら、意外と重要な神社だった。萬場村の村名の由来になったかもしれない。
 萬場村の由来はいくつかの説がある中で、『尾張志』は京都の右近の馬場から勧請して祀ったことから来ていると書いている。実際のところはどうか分からないのだけど、今の万場に住んでいる人も、この神社にそんないわれがあることを知っている人は少ないんじゃないか。毎日、このバス停を利用している人でさえも。
 歴史などについては神社サイトの万場天神社のページで。



万場天神社入り口正面




万場天神社境内




万場天神社鳥居と高速道路




万場天神社本社




万場天神社遠景

【アクセス】
 ・地下鉄東山線「岩塚駅」から徒歩約35分
 ・駐車場 なし
 

工夫しなくてもあまり変わらないサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 今日のサンデー料理は平常通り。特にテーマもなく、工夫するでなく、普通に作って食べた。
 少し工夫があったとすれば、マグロをパン粉焼きにしたことだ。前にも作ったことがあるかもしれないけど、ちょっと久しぶりだと思う。
 それ以外は食材先行というか、冷蔵庫にある食材で作った。まったく何もないと困るけど、足りないなら足りないなりに作ればいい。料理の途中で足りないものを買いに出るということは一度もしたことがないし、これからもすることはないだろう。



マグロのパン粉焼き

「マグロのパン粉焼き」
 マグロに塩、コショウ、酒を振って少し置く。
 ビニール袋に小麦粉と一緒に入れて粉を付ける。
 卵にくぐらせ、パン粉を付けて、オリーブオイルで焼く。
 火が強いとパン粉が焦げるので、弱火でじっくり焼いた方がいい。
 たれは、酒、みりん、しょう油、ショウガをひと煮立ちさせて作る。
 ヒレとんかつ風でけっこう美味しかった。このままカツ丼にも流用できそうだ。



ジャガイモとトマト

「ジャガイモとトマトその他の炒め焼き卵チーズ和え」
 ジャガイモとブロッコリーは下茹でする。
 タマネギをオリーブオイルで炒める。
 ジャガイモと切り分けたトマトを加える。
 酒、みりん、しょう油、塩、コショウで味付けをする。
 ブロッコリーを入れる。
 卵、マヨネーズ、からし、とろけるチーズを混ぜ合わせて入れる。
 フタをして少し蒸し焼きにする。



コンソメスープ

「鶏肉とシイタケその他のコンソメスープ」
 具材は、鶏肉、シイタケ、ニンジン、白菜、長ネギ。
 味付けはシンプルに、酒、みりん、コンソメの素、塩、コショウで。
 

見た目よりも意外と古い万場八幡社

神社仏閣(Shrines and temples)
万場八幡社

 中川区万場にある八幡社(地図)。
 高速道路の高架下の道沿いというロケーションで、もとからここにあったわけではないだろうと思いつつも、遷座したという情報はない。高速道路が神社をよけたのかもしれない。
 これといった特徴のない八幡社なのだけど、創建はわりと古そうだ。『尾張徇行記』に永正八年(1511年)に再建したとある。戦国時代前期にはあったと考えていいだろうか。
 その他歴史などについては神社サイトの万場八幡社のページで。



万場八幡社参道と境内




万場八幡社拝殿前




万場八幡社拝殿内から本殿




万場八幡社本殿横から




万場八幡社本殿前




万場八幡社本殿




万場八幡社境内社




万場八幡社境内の風景

【アクセス】
 ・地下鉄東山線「岩塚駅」から徒歩約40分
 ・駐車場 なし

山田天満宮にはちょくちょくお邪魔してる

神社仏閣(Shrines and temples)
酉年

 名古屋市北区の山田天満宮を訪れた(地図)。
 わりとちょくちょく行く神社で、考えてみると名古屋市内では一番多く行ってる神社かもしれない。この日は参拝目的でもあり、待ち合わせの場所でもあった。
 神社というのは待ち合わせをするのにけっこう向いている場所だ。ある程度の時間をひとりで過ごしていても不自然ではないし、参拝したり見学したり写真を撮ったりしていたら退屈しない。
 拝殿前の酉年の看板を見て、そういえば今年は酉年だったかと思い出した。来年は戌年か。初詣は西区の伊奴神社(いぬじんじゃ)が流行るだろう。あそこはもう何年も前に一度行ったきりなので、機会があれば再訪したいと思っている。
 歴史などについては神社サイトの山田天満宮のページで。



山田天満宮

 手水舎に鷽替えの鷽の像があった。前に訪れたときにはなかったものだ。
 金神社の社が新築されて金ぴかになっていたり、山田天満宮はどこへ向かおうとしているのだろうと、ちょっと思った。



山田天満宮牛像




山田天満宮切り株から仏像




山田天満宮御神木




山田天満宮六白




山田天満宮金神社の絵馬




山田天満宮おみくじむすび

 天満宮ということで、ここは受験シーズンに賑わう。今はまだ少し早いのか、参拝客はそれほど多くなかった。11月ということで七五三の一家が訪れていて宮司が祝詞をあげていた。
 ここはやはり、梅の季節が一番いい。来年の春にまた行くことにしようか。

【アクセス】
 ・名鉄瀬戸線、JR中央本線、ゆとりーとラインの「大曽根駅」から徒歩約12分
 ・駐車場 あり(無料)
 

最高に気持ちいいロケーションにある万場の秋葉社

神社仏閣(Shrines and temples)
万場秋葉社

 中川区万場にある秋葉社(地図)。
 神社はロケーションが大事とはいえロケーションはすべてではないのだけど、ここはロケーションがすべてといっていい神社で、他にはない圧倒的な開放感が心地いい。
 社は土手下の草地にあって、電柱や電線がないから、空がとにかく広い。こんな気持ちのいい場所にある神社はなかなかない。個人的にはかなり気に入った。
 かつては万場宿の入り口にあったという。ここから90メートルほど南だ。近くには万場の渡し場があった。
 それ以上詳しいことが分からないのだけど、分かる範囲のことは神社サイトの万場秋葉社のページに書いた。



万場秋葉社手書きの幟




万場秋葉社全景




万場秋葉社参道入り口




万場秋葉社鳥居前




万場秋葉社拝殿から本殿




万場秋葉社本殿と空

【アクセス】
 ・地下鉄東山線「岩塚駅」から徒歩約33分
 ・駐車場 なし
 

寂しげだけどかすかな体温がある岩塚神明社

神社仏閣(Shrines and temples)
岩塚神明社

 中村区岩塚の神明社(地図)。
 すぐ東隣に岩塚の中心神社である七所社がある。ほとんどくっついているくらい近いから七所社の境外社か何かだと思ったらまったく別の独立した神社だった。それにしても近い。昔からこの位置関係だったとは思えないのだけど。
 剣町の八劔神社と同じように、江戸時代に七所社に遷したら村で悪いことが続いたから元の場所に戻したというエピソードが伝わっている。その元の場所というのが今のところなのか違うのかは調べがつかなかった。
 かなり寂しいところで、うち捨てられたような風情なので、ちょっと気の毒に思えた。
 でもこの神社、個人的には嫌いじゃない。何か心惹かれるものがあるというか、親しみが感じられた。だから、もう少し人が訪れてくれるといいなと思ったのだった。
 歴史などについては神社サイトの岩塚神明社のページで。



岩塚神明社全景




岩塚神明社蝉の抜け殻




岩塚神明社鳥居と高速道路




岩塚神明社地面のアブラゼミ

【アクセス】
・地下鉄東山線「岩塚駅」から徒歩約24分
・駐車場 なし
 

ちょっと独特の雰囲気を持つ剣町の八劔社

神社仏閣(Shrines and temples)
剣町八劔社

 中村区剣町にある八劔社(地図)。
 細長く狭い境内の神社ながら、なかなか雰囲気がある。ちょっと背が低めの木造鳥居がカッコイイ。
 熱田社系の神社は明治に熱田神宮が尾張造から神明造に建て替えたのにならったところが多いのだけど、そうでない熱田社系神社もたまにある。熱田社系は質実剛健で雄々しい感じの方が似合うと個人的には思う。
 読み方が例によってよく分からない。「はっけんしゃ」なのか「はちけんしゃ」なのか「やつるぎしゃ」なのか。ここは神社から取れた剣町(つるぎちょう)という町名だから、「やつるぎしゃ」かもしれない。
 もともとは岩塚村の八劔社だ。
 江戸時代に近くの岩塚七所社に遷したら村が祟られたように悪いことが続いたので元の場所に戻したという、ちょっといわくつきのところでもある。
 そのあたりも含めて歴史などについては神社サイトの岩塚八劔社のページで。



剣町八劔社鳥居




剣町八劔社参道




剣町八劔社拝殿




剣町八劔社拝殿内から本殿




剣町八劔社本殿




剣町八劔社境内と参道の風景




剣町八劔社境内社

【アクセス】
 ・地下鉄東山線「岩塚駅」から徒歩約15分
 ・駐車場 なし
 

八田の神明社は昔から変わらず当たり前のようにある

神社仏閣(Shrines and temples)
八田神明社

 中村区八田にある神明社(地図)。
 かつての八田村(はったむら)は今の八田で、町並みは大きく様変わりしても地名は変わらなかった。昔の地名はそれぞれ意味を込めて名付けられているから、変える必要がないなら変えないでいてほしかった。変わっていないところには好感を持つ。
 この神明社について分かっていることはあまり多くないのだけど、謎といったものはない。八田村に唯一あった神社がこの神明社で、名前も変わっていない。
 神社に面白みを求めるなら面白みのない神社といえるのだけど、当たり前のようにそこにあるということは数百年続いてきたということで、それだけで立派なものといえる。
 歴史などについては神社サイトの八田神明社のページで。



八田神明社拝殿前




八田神明社拝殿内




八田神明社賽銭箱




八田神明社拝殿額




八田神明社社殿全景




八田神明社本殿




八田神明社蝉

 訪れたのは夏だった。

【アクセス】
 ・JR関西本線「八田駅」から徒歩約3分
 ・駐車場 なし
 

内藤ルネ展のお知らせ

イベント(Event)
内藤ルネ展

 すっかりお知らせが遅くなってしまったのだけど、松坂屋静岡店(webサイト)で行われている『Roots of Kawaii 内藤ルネ展~たくさんの愛と夢をこめて~』に写真を提供させていただきました。
 入り口近くの映像展示になっているはずです(会場に行けていなくて写真で確認したのみなのです)。

 内藤ルネは、愛知県岡崎市出身のイラストレーター兼デザイナーで、1950年代半ばから70年代にかけて活躍した人なので、現在50歳以上の女性(男性もでしょうか)はよくご存じかもしれません。
 展覧会のタイトルにもなっているようにカワイイのルーツともされ、近年再評価されているイラストレーターです。

 内藤ルネ展は11月27日(月)までなので、お近くの方もそうではない方も、見にいってみてください。

 松坂屋静岡店 本館8階 大催事場

 午前10時から午後7時30分

 入場料 一般800円 高大生600円 中学生以下無料
 

烏森の神明社は囲い方が少し足りないんじゃないかと思う

神社仏閣(Shrines and temples)
烏森神明社

 中村区烏森(かすもり)にある神明社(地図)。
 烏森村にあった天神社、八幡社とともに昔から変わらず烏森にある。
 創建年など、分かっていることはあまりないのだけど、謎があるというほどでもない。このあたりは伊勢の神宮の荘園があった関係で、古い神明社が多い。ここもその中のひとつだろう。
 細い道の奥まったところにあるので、車で近くまで行くのは困難だ。地元の人は慣れたものかもしれないけれど。
 分かる範囲のことは神社サイトの烏森八幡社のページに書いた。



烏森神明社入り口

 神社は奥行きがあって、境内のエリアは晒され感が強い。
 周囲との境界線が曖昧だと少し落ち着かない。昔はだだっ広くて何もないようなところに神社がぽつんとあったのだろうけど。



烏森神明社拝殿前




烏森神明社拝殿内




烏森神明社本殿前と狛犬




烏森神明社拝殿より境内




烏森神明社本殿横から




烏森神明社手水舎の龍




烏森神明社境内社

【アクセス】
・近鉄名古屋線「烏森駅」から徒歩約11分
・駐車場 なし
 

イカの天ぷらサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 今日のサンデー料理のテーマは、イカの天ぷらだった。イカの天ぷらをしようと思い立って、あとの2品は付け足しのようなものだった。
 イカの天ぷらは意外と難しい。油ハネ問題もあるのだけど、柔らかく仕上げるのが難しい。つい揚げすぎて固くなりがちだ。今回もやっぱり少し固くなってしまった。
 天ぷらは油の温度と時間が重要なのは分かるのだけど、何度で何分揚げるのが最適なのかが毎回分からず手探りになってしまう。まずまず成功することがあっても再現性が低い。
 家庭料理で天ぷらを上手に揚げられる人は料理全般が上手いはずだ。



イカの天ぷら

「イカの天ぷら」
 衣の具合はまずまず。問題はイカが少し固くなってしまったことだ。
 160度から170度くらいで1分半ほど揚げたと思うのだけど、時間が長すぎただろうか。
 天ぷらの揚がり具合って本当によく分からない。



マグロ

「マグロのしょう油ステーキチーズ和え」
 タマネギをオリーブオイルで炒める。
 マグロを加え、酒、みりん、しょう油、塩、コショウで味付けをして、とろけるチーズで和えた。



ひじきの卵とじ

「ひじきの卵とじ」
 ひじき入りの卵焼きを作ろうと思ったのだけど、ひじきが多すぎて上手く焼けず、なし崩し的にひじきの卵とじになってしまった。失敗した。
 ただ、料理としてはこれでも成り立っているし、味も悪くなかった。
 ひきじの卵とじはけっこう美味しい。
 味付けは和風だしとシーチキン缶、しょう油、塩、コショウなどで。
 

烏森天神社はピンク本殿を持つ古社

神社仏閣(Shrines and temples)
烏森天神社

 中村区烏森にある天神社(地図)。
 かつての烏森村(かすもりむら)にあった天神社で、今もそのまま名前も変わらず残っている。
 ただし祭神の菅原道真は後年のことで、もともとは違っていたはずだ。
 創建についての詳しいいきさつは伝わっていない。
 延喜式神名帳に載っている愛智郡針名神社は平針の針名神社のことではなく烏森天神社のことだと、津田正生はいっている。個人的には半信半疑ながら可能性としてはなくはないか。
 そのあたりについては神社サイトの烏森天神社のページに書いた。



烏森天神社参道と灯籠




烏森天神社拝殿前




烏森天神社牛像




烏森天神社拝殿額




烏森天神社拝殿内




烏森天神社社殿横から




烏森天神社本殿

 拝殿だけコンクリート造で本殿は木造のままというパターンはよくあるのだけどここは逆で、拝殿から弊殿までが木造で本殿がコンクリート造になっている。しかも、白とピンクのツートンというのが斬新だ。ピンクとホワイトがとってもかわいらしい。古社とは思えない風情を醸し出している。



烏森天神社禅養寺

 禅養寺の門前社だった時代があり、神仏分離令以降も境界はなく隣接している。



烏森天神社御神木




烏森天神社境内社

【アクセス】
・近鉄名古屋線「近鉄八田駅」から徒歩約8分
・駐車場 なし
 

烏森村三社のひとつ八幡社は今も烏森に健在

神社仏閣(Shrines and temples)
烏森八幡社

 中村区烏森にある八幡社(地図)。
 かつて烏森村(かすもりむら)にあった天神社、神明社、八幡社は、今も変わらず烏森に残っている。
 八幡社の創建についてくわしいことは伝わっていない。江戸時代以前だろうとは思う。
 烏森村はどうして烏(カラス)の森などという名前になったのだろう。
 そのあたりを含めて、歴史などについては神社サイトの烏森八幡社のページで。



烏森八幡社鳥居




烏森八幡社拝殿屋根




烏森八幡社本殿前




烏森八幡社社殿裏から




烏森八幡社境内社




烏森八幡社境内の木




烏森八幡社竹林

【アクセス】
 ・近鉄名古屋線「烏森駅」から徒歩約5分
 ・駐車場 なし
 

高須賀の願成寺薬師堂の鎮守だった八劔社

神社仏閣(Shrines and temples)
高須賀八劔社

 中村区高須賀にある八劔社(地図)。
 願成寺というお寺の中にあった薬師堂の鎮守社だったようだ。願成寺は奈良時代の732年に行基が開いたともいわれる古刹なので、この八劔社もけっこう古いかもしれない。創建については不明となっている。
 願成寺と薬師堂は道路によって隔てられているものの、薬師堂と八劔社は今も同じ境内に隣接している。目に見えない境界線はあるのかもしれないけど。
 八劔社はどういう神を祀る神社として建てられたのだろう。八剱明神というのは剣の神だったのか違ったのか、よく分からない。
 読み方についても相変わらずよく分からない。「やつるぎ」だったり「はっけん」だったり「はちけん」だったりする。
 その他の歴史になどについては神社サイトの高須賀八劔社のページで。



高須賀八劔社鳥居




高須賀八劔社蕃塀




高須賀八劔社参道から拝殿




高須賀八劔社拝殿額




高須賀八劔社拝殿内




高須賀八劔社本社と末社




高須賀八劔社境内社

【アクセス】
 ・近鉄名古屋線「烏森駅」から徒歩約8分
 ・駐車場 なし(薬師堂にあり)
 

太閤の白山社は笹島の歴史を見守ってきた

神社仏閣(Shrines and temples)
太閤白山社

 中村区太閤にある白山社(地図)。
 ささしまライブの北ということもあってここは笹島かと思ったら太閤だった。名古屋駅前のビルとの距離感は写真のような感じだ。
 かつての米野村だった時代と現在のささしまライブを比べると、ここらも大きく様変わりした。
 歴史などについては神社サイトの太閤白山社のページで。



太閤白山社社殿前




太閤白山社大白龍神




太閤白山社蛇の置物




太閤白山社石像の蛇神

【アクセス】
 ・近鉄名古屋線「米野駅」から徒歩約4分
 ・駐車場 なし
 

向島町の向島神社については何も分からない

神社仏閣(Shrines and temples)
向島神社

 中村区向島町のどんぐり広場の中にある向島神社(地図)。
 町名を冠してしまうとその神社の過去の歴史がよく分からなくなってしまうことが多いのだけど、この神社もそうだ。元の名前も、祭神も、どういう系統の神社かも、まったく分からない。愛知県神社庁への登録もないとなると、もはやお手上げだ。
 ここはかつての稲葉地村だったところなのだけど、その時代からここにあったかどうかも分からない。
 神社サイトの向島神社のページにも書けることは少なかった。



向島神社本社




向島神社白立龍神




向島神社白立龍神社内




向島神社地蔵

【アクセス】
 ・地下鉄東山線「岩塚駅」から徒歩約20分
 ・駐車場 なし
 

仲が通った日吉権現は日之宮神社だったのか

神社仏閣(Shrines and temples)
日之宮神社

 中村区にある日之宮神社(地図)。
 秀吉の母・仲が男子を授かるための願掛けをするために通った日吉権現がこの神社という話が伝わっている。
 それが本当なら、秀吉の生まれは現在の中村公園付近ではなく、下中八幡宮近くの中中村という説が正しい可能性が高い。
 日之宮は江戸時代には廃社になっていたので、詳しいことは分からない。現在の日之宮神社は近年に建て直したものと思われる。昭和に入ってからかもしれない。
 その他、詳しいことは神社サイトの日之宮神社のページで。



日之宮神社日ノ宮公園




日之宮神社近景




日之宮神社全景




日之宮神社本社




日之宮神社石碑




日之宮神社神社と公園

【アクセス】
 ・地下鉄東山線「中村公園駅」から徒歩約22分
 ・駐車場 なし
 

素朴で温かみがある中村本町石神社

神社仏閣(Shrines and temples)
中村本町石神社

 中村区中村本町にある石神社(地図)。
 ここはかつての下中村だったところだと思う。
 村人が置いていったか捨てていった石仏が後に石神社になったという話が伝わっている。充分あり得る話だ。
 現在は下中八幡宮の飛地境内社になっている。
 祭神は倉稲魂命(うがのみたまのみこと)となっているのがちょっと意外だ。稲荷社で祀られる食物神と石仏はイメージが重ならない。祭神がそうなったのは明治以降のことだろうか。
 歴史などについては神社サイトの中村本町石神社のページで。



中村本町石神社拝殿から本殿




中村本町石神社本殿




中村本町石神社木の根




中村本町石神社松の木




中村本町石神社鳥居

 そこはかとなくいい感じで好きな神社だ。

【アクセス】
 ・地下鉄東山線「中村公園駅」から徒歩約12分
 ・駐車場 なし
 

中村区の八幡社春日社合殿の創建者は誰か

神社仏閣(Shrines and temples)
八幡社春日社合殿

 中村区元中村の八幡社春日社合殿(地図)。
 秀吉や加藤清正が創建したという話はあまり信じていない。そういう話が出てくる以上、修造くらいはしたかもしれないけど、創建となると違うような気がする。
 では、いつ誰が創建したかという話になるのだけど、八幡社は意外とよく分からない。古ければ鎌倉時代だろうけど、そこまでさかのぼれるかどうか。
 戦国時代とするなら、中村の地を支配していたのは誰だったかということになる。秀吉や清正は中村生まれではあってもこの地を支配していたわけではない。
 その他の歴史などについては神社サイトの八幡社春日社合殿(元中村)のページで。



八幡社春日社合殿鳥居と榊




八幡社春日社合殿参道から拝殿へ




八幡社春日社合殿手水舎




八幡社春日社合殿拝殿




八幡社春日社合殿拝殿額




八幡社春日社合殿拝殿内




八幡社春日社合殿本殿




八幡社春日社合殿境内社




八幡社春日社合殿境内の風景

【アクセス】
 ・地下鉄東山線「中村公園駅」から徒歩約8分
 ・駐車場 なし
 

奥常大神は稲荷さん?

神社仏閣(Shrines and temples)
奥常稲荷社

 中村区中村町にある奥常稲荷社(地図)。
 隣の建物は木曽御嶽本教奥光教会のもので、この神社と関係がありそうだ。本社のある横に黒龍大明神と御嶽大神と彫られた石があることからも御嶽社と関係が深そうだ。
 神社は稲荷社のようで、奥常大神と稲荷大神の額がかかっている。どういう歴史を持つ神社なのか、よく分からない。
 その他については神社サイトの奥常稲荷社のページで。



奥常稲荷社鳥居額




奥常稲荷社参道




奥常稲荷社二の鳥居前




奥常稲荷社本社前




奥常稲荷社本社




奥常稲荷社境内の風景

【アクセス】
 ・地下鉄東山線「中村公園駅」から徒歩約10分
 ・駐車場 なし
 

公民館が神社で神社が公民館の豊幡町秋葉社

神社仏閣(Shrines and temples)
豊幡町秋葉社

 豊幡町の秋葉社(地図)を訪ねたらそこは公民館だった。いや、公民館でもあり秋葉社でもあった。入り口の上の方に秋葉神社と札が架かっている。でも、やっぱり同時に豊幡町公民館でもあった。
 新聞受けのフタを開けて中をのぞいたら、確かに室内に社があった。間違いない、あれが秋葉社だ。
 それにしても、神社が公民館の中にあるのは初めて見た。ユニークを通り越してシュールだ。どういう経緯でこんなことになったんだろう。
 調べたけど詳しいことは分からなかった。
 この建物もそれほど新しいものではなさそうで、戦後のわりと早い段階でこのスタイルができあがっていたのかもしれない。
 その他のことについては神社サイトの豊幡町秋葉社のページで。



豊幡町秋葉社全景




豊幡町秋葉社地蔵堂




豊幡町秋葉社祭神説明

【アクセス】
 ・地下鉄東山線「中村日赤駅」から徒歩約20分
 ・駐車場 なし
 

本陣通八幡社はどれくらい古いのか

神社仏閣(Shrines and temples)
本陣通八幡社

 中村区本陣通にある八幡社(地図)。
 かつての日々津村だったところだ。
 南北朝時代の日比津城に関わりがある神社という話もあり、そうなると創建はけっこう古い。
 現代人の感覚からすると、江戸時代以前は戦国も室町も鎌倉もたいして変わらないように思えるけど、実際は400年、500年という期間だから同じどころか近くもない。
 八幡社も、戦国時代に建てられたものと室町時代に建てられたものとでは意味合いも違ってくる。
 この八幡社の創建がいつだったのかを言い当てることは難しい。江戸時代といえばそんな気もするし、南北朝時代というのであればそうなのだろうと思う。
 その他のことは神社サイトの本陣通八幡社のページで。



本陣通八幡社参道




本陣通八幡社拝殿前




本陣通八幡社社殿横から




本陣通八幡社拝殿内から本殿




本陣通八幡社狛犬




本陣通八幡社本殿前




本陣通八幡社津島神社




本陣通八幡社御嶽社




本陣通八幡社参道と境内の風景

【アクセス】
 ・地下鉄東山線「中村日赤駅」から徒歩約20分
 ・駐車場 なし
 

サーモンの刺身は和食か否かサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 今日は久々に和食サンデーだった。
 ただ、外国産のサーモンの刺身を和食と呼べるかどうかは微妙なところだ。鮭の塩焼きなら文句なしに和食だけど、鮭の塩焼きは好きじゃないのでサンデー料理に登場することはない。外国でもサーモンを生で食べたりするんだろうか。



サーモンの刺身

「サーモンの刺身しょう油ソースがけ」
 しょう油ベースのソースを作った以外は切り分けただけ。
 以前、焼いたりしたこともあったけど、サーモンはやっぱり生が一番美味しい。



ひじきの煮物

「豆腐入りひじきの煮物」
 いいひじきをいただいたので使ってみた。
 乾燥ひじきは30分くらい水にさらして戻す。思った以上に増えるのでちょっと注意が必要だ。
 具はニンジン、大豆、絹ごし豆腐。
 味付けは、酒、みりん、しょう油、昆布つゆ、塩。



里芋の煮物

「里芋その他の味噌煮込み」
 里芋はよく洗って皮ごと煮る。しっかり煮てから取り出し、水につけて冷ます。そうすると皮は手でむける。
 ゆで卵と鶏肉と一緒に煮込む。
 味付けは、酒、みりん、しょう油、和風ダシの素、塩、味噌ダレ、いりゴマ。
 

日比津の水神社は今も水回りの何かを守っているのか

神社仏閣(Shrines and temples)
水神社

 中村区日比津にある水神社(地図)。
 調べても詳しいことは分からなかったのだけど、水の神社ではなく、水神の社なのだろうとは思う。たぶん。
 少し北に庄内川が流れているからそれに関係したものか、田んぼのための雨乞いでもしたのか。
 水神にまつわる神社ということで、個人的には何か気になるところではあった。
 分かったことについては神社サイトの水神社のページに書いた。



水神社御神木のイチョウ




水神社本社と末社




水神社枯れた榊と紙垂




水神社拝殿の鬼瓦




水神社御神木

【アクセス】
 ・地下鉄東山線「本陣駅」から徒歩約24分
 ・駐車場 なし
 

このお稲荷さんは男女を守ってくれるのか

神社仏閣(Shrines and temples)
男女守稲荷社

 西区の枇杷島にある男女守稲荷社(地図)。
 男女守稲荷とはまた変わった名前だ。稲荷社が男女の仲を取り持つとも思えず、男女を守るのではなく、男女の神が守っていると見るべきだろうか。
 この神社に関する情報は少なく、詳しいことは分からなかった。
 分かったことは、かつてこの場所には八幡社があって、その跡地に稲荷社が建てられたということだ。ただ、それがいつなのかも調べがつかなかった。
 その他のことについては神社サイトの男女守稲荷社のページで。



男女守稲荷社幟




男女守稲荷社二の鳥居と拝殿




男女守稲荷社本殿




男女守稲荷社拝殿格子




男女守稲荷社何かのマーク




男女守稲荷社龍王社




男女守稲荷社白王白要両龍王額




男女守稲荷社龍王社の社

【アクセス】
 ・名鉄名古屋本線「東枇杷島駅」から徒歩約17分
 ・駐車場 なし
 

ちょっとディープな世界観の黒體龍王大神社

神社仏閣(Shrines and temples)
黒體龍王大神社

 西区にある黒體龍王大神社(地図)。
 枇杷島橋近くの庄内川に、かつて中州があってそこに枇杷島役場や料亭や民家があったことを知っている人は少なくなっただろうか。撤去工事が始まったのが昭和25年だから、昔からこのあたりに住んでいる75歳以上の方なら覚えているだろう。その頃はまだ生まれていない私は当然知らないのだけど。
 この黒體龍王大神社は、かつてその中島と呼ばれた中州にあった神社だ。ある人の夢に龍が現れて、自分がこの土地を守ると告げたのがきっかけで祀るようになったという。
 その他、歴史などについては神社サイトの黒體龍王大神社のページで。



黒體龍王大神社鳥居




黒體龍王大神社参道と幟




黒體龍王大神社拝殿額




黒體龍王大神社龍像




黒體龍王大神社社の中




黒體龍王大神社白頭金體龍王

 龍神社であり、御嶽社の色合いも濃い、ちょっとディープな空気感をたたえる神社だ。

【アクセス】
 ・名鉄名古屋本線「東枇杷島駅」から徒歩約7分
 ・駐車場 なし
 

【追記】 2021.8.26

 黒體龍王大神社が移転して新しくなったというニュースは見ていたのだけど、情報を更新するのを忘れていた。
 移転したのは2019年だったか、2020年だったか。
 旧地から70メートルほど西に移動して新装開店といえるほど激変してしまった。写真を見るともはやかつてのディープな面影は欠片もない。
 堤防の上に野ざらしのような格好になっている。
 古びて神社らしくなるにはあと50年はかかりそうだ。
 機会があれば訪問したいけど、あのあたりに行く機会はほとんどない。
 呼んでくれたら行こう。
 
 
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