月別:2017年08月

記事一覧
  • 昭和区石仏の白山社

     昭和区にある石仏白山社(地図)。 石仏(いしぼとけ)は歴史のある土地で、この白山社もそうかと思ったら、意外と新しくて、江戸時代に入ってからのもののようだ。 最初に服部家が祀っていたようで、善昌寺には最初からあったのか後に移されたのか、そのあたりのいきさつはちょっと分からない。明治の神仏分離令で分けられた。 社号標の村社の部分は普通、彫ってあるものなのだけど、ここは浮き彫りになっている。かなり珍し...

    2017/08/31

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • ライオンが守る五軒家神明社

     昭和区五軒家町にある神明社(地図)。 家が五軒しかなかったから五軒家なのかと思ったら、やっぱりその通りだった。うちの近所には三軒家もある。廿軒屋もあるけど、それはけっこう多い方だ。一軒家という地名があるのかどうかは知らない。 五軒家の神明社は江戸時代前期に新田の守り神として建てられたのが始まりという。 歴史などについては神社サイトの五軒家神明社のページで。 高台にあるせいで玉垣で囲っているのにが...

    2017/08/30

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 広見池はなくなり丸屋八幡神社は残った

     昭和区池端町にある丸屋八幡神社(地図)。 桜山中学のすぐ東にある。 かつてこのあたりに広見池という池があって、池端の地名はそこから来ているという。 向陽高校や桜山中学などはその池を埋め立てた上に建っているので、地震が来ると液状化が起きるのではないなどという話もある。かなり大きな溜め池だったようだ。 創建のいきさつについてはよく分からない。丸屋新田の氏神として守られてきたとのことだ。 歴史などにつ...

    2017/08/29

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 村雲の八王子神社を訪ねる

     昭和区村雲にある八王子神社(地図)。 村雲小学校のすぐ北にある小さな神社だ。小学生たちが学校単位で訪れる機会もあるのかもしれない。 村雲の地名は天叢雲剣の叢雲から来ているのではないかという話もある。 むらくもの長者なる人物がいたことが地名の由来という説もある。 この八王子神社については、いつ誰がどんな神を祀るために建てたのかは調べがつかなかった。普通に考えたら江戸時代だろうけど、それ以降の可能性...

    2017/08/28

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 池はなくても社に龍は棲むだろうか八大龍王社

     昭和区御器所にある八大龍王社(地図)。 隣接する龍興寺という寺と関係があるのかと思ったらそうではなかった。 ただ、その龍興寺の名前がついた龍興寺ヶ池という大きな池があって、そこに棲むという龍を祀ったのがこの神社の始まりという。龍興寺ヶ池が大正5年に埋め立てられることになり、この神社が建てられた。 歴史などについては神社サイトの八大龍王社のページで。 階段を登って鳥居をくぐった先の境内は狭い。 白...

    2017/08/28

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • どまつりに行けなかった2017年夏のサンデー料理

     今週末に行われたどまつりに行かなかった。毎年、何があっても、どんなに気が乗らなくても行っていたのに、今年は行けなかった。今はどまつりの撮影にどうしても気持ちが向かわなかった。それなら行かない方がいいと思った。たぶん、今年はそういう年だったのだ。 来年のことは分からないけど、今年は神社をやると決めたからにはそれを全うしたい。最後までしっかり完走して年末までには神社サイトを完成させることを目指してい...

    2017/08/27

    料理(Cooking)

  • 熱田区旗屋の猿田彦はどこの猿田彦さん?

     熱田区幡屋にある猿田彦宮(地図)。 名古屋市内でサルタヒコを主祭神として祀っている神社はどれくらいあるだろう。あまりないように思う。猿田彦の名前が入っているのは熱田区のここだけかもしれない。 そういう意味では貴重な神社なのだけど、素性がよく分からないところでもある。調べても何も情報は得られなかった。 神社サイトの猿田彦宮のページ。 境内はごく狭いけど本殿はわりと立派だ。通常の神社でも本殿はこれく...

    2017/08/27

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 長久手の景行天皇社へ再び

     長久手にある景行天皇社を訪れたのは5月のことだった(地図)。 去年2016年の5月にも一度訪れている。 長久手の景行天皇社に参拝する あらためてじっくり見てみると、ここはなかなかいい神社だと再認識した。訪れた時間帯が西日の当たるときで、それがいい感じだったというのもある。『延喜式』神名帳の尾張国山田郡和爾良神社の論社のひとつとなっているのだけど、あり得なくはないと思わせる。 歴史などについては、前回の...

    2017/08/26

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 伝馬秋葉神社にある浮嶋神社碑の謎

     伝馬2丁目の秋葉神社(地図)。 名鉄常滑線の高架下近くにある。列車の中から見えるだろうか。 ここも熱田エリアに点在する秋葉社のひとつだ。 創建時期やいきさつについては調べがつかなかった。 一番気になったのは境内にある浮嶋社の石碑だ。どうして石碑だけがここにあるのだろう。新堀川の東にある浮島神社と無関係とは思えないのだけど。 そのあたりのことは神社サイトの伝馬秋葉神社のページに書いた。 瑞穂区の浮...

    2017/08/25

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 水天社について守随さんに訊けば何か分かるだろうか

     熱田区白鳥にある水天社(地図)。 社号標は水天宮社となっているから、久留米の水天宮系列の神社かと思ったのだけど、そうとも言い切れないようだ。正式名は水天社となっている。 もともとは守随家の邸宅内で祀っていたものという。のちに一般に開放されて材木町の氏神になった。 歴史などについては神社サイトの水天社のページに書いた。 円柱の社号標がいい感じだ。こうのは初めて見た。おしゃれで品があるから他も真似す...

    2017/08/25

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 通り過ぎた夏の風景

     たまには神社を休んでそれ以外の写真を。 ということで、今日は夏の風景と題してお送りします。 夏よまだ行かないで。 ...

    2017/08/24

    日常写真(Everyday life)

  • 変わったのは周りの方、木之免町白山社

     熱田区木之免町にある白山社(地図)。 住宅地の中にあって座り心地が悪そうな感じだから戦後にでも移されたのだろうと思っていたら、鎌倉時代末から地蔵院の鎮守としてここにあったという。変わったのは神社ではなく周りだったということだ。 それにしても、なんか空き地に置かれた神社のようで、この場に馴染んでいないように思うのは私の思い過ごしだろうか。 その分、印象に残る神社ではあった。 歴史などについては神社...

    2017/08/23

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 民間信仰ごた混ぜの須賀町社宮司社

     熱田区須賀町にある社宮司社(地図)。 民間信仰のミシャクジかと思いきや、ここはちょっと複雑で分かりづらい。祀られているのはサルタヒコとも、クナトとも、タカミムスビとも、平将門ともいう。 そのあたりについては神社サイトの須賀町社宮司社のページに書いた。 一風変わった神社で、受ける印象が他の神社とは少し違っていた。この場所に移されたのは戦後の昭和24年だから、空間が持つエネルギーとは違うのだろう。だと...

    2017/08/22

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 笹社はどこか神社らしくないと感じたのは何故だろう

     熱田区伝馬1丁目の笹社(地図)。 神社なんだけど神社らしくない感じが少しある。広場に社が並んでいるといった風情で、境内が境内らしくない気がした。他ではちょっと感じたことのないものだ。鳥居があって、囲まれていて、鎮守の杜もちゃんとあるにもかかわらず。 笹社の祭神はアメノウズメとなっている。由緒はよく分からない。 境内にある南楠社は熱田神宮の境外末社で、天王社は熱田神宮にある南新宮社の末社だという。...

    2017/08/21

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 図書はとしょじゃなくてずしょの熱田社

     熱田区伝馬2丁目にある熱田社(地図)。 図書公園(ずしょこうえん)の一角にある神社で、社伝では創建を江戸時代中期の1713年としている。 ただ、勧請したという犬山城主の成瀬正肥はこの年はまだ生まれておらず、今ひとつ信頼性に欠ける。 明神鳥居の熱田社って他にもあっただろうか。そもそも熱田社でなかった可能性もある。 図書公園の名前は、加藤図書助から来ている。竹千代人質事件やその他のことは神社サイトの伝馬...

    2017/08/21

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 薄茶色サンデー料理

     今日のサンデー料理は、さわやか茶色系。こってり茶色系ではないけど、薄めの茶色には違いない。 全体写真を撮るときに卵料理のトマトソースをかけ忘れていたということがあるにしても、緑不足は決定的だった。途中で緑のものを用意していないことに気づいたのだけど、もはや手遅れだった。 手元にあるものを使って作るのがサンデー料理で、不足分を買い足しに行くようなことはしない。早々に料理酒が切れてしまったのだけど、...

    2017/08/20

    料理(Cooking)

  • 祓いの女神が鎮まる鈴之御前社

     熱田区にある鈴之御前社(地図)。 普通の神社とは少し成り立ちが違っていて、ここは個人的な願い事をするために訪れるところではないかもしれない。 鈴之御前社を現在は「れいのみまえしゃ」と読ませている。江戸時代は「すずのごぜんのやしろ」だった。個人的には、すずのごぜんの方がしっくりくる。 他とはちょっと違うという意味でもおすすめしたい社だ。 歴史などについては神社サイトの鈴之御前社のページで。 かつて...

    2017/08/19

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 伝馬神明社は日待信仰から

     熱田区伝馬3丁目の神明社(地図)。 かつての東海道、今の国道1号線沿いで、宮宿の入り口だったところに位置している。 神明社となっているものの、ここはもともと天道社で、元を辿ると日待信仰に行きつく。そのあたりのことは神社サイトの伝馬神明社のページに書いた。 現地を訊ねたとき、なんか変わった感じの神明社だなと感じたのはそういうことだったのかと、後から納得した。なかなかユニークな成り立ちの神社だ。 向か...

    2017/08/19

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 熱田神宮外の新宮坂神社は詳細不明

     熱田神宮のすぐ外にある新宮坂神社(地図)。 場所からして熱田神宮と関係がありそうだけど、いつ誰が何の神を祀った神社なのかは分からない。 新宮坂はここの坂道から名付けられたもので神社とは直接関係はない。 神明鳥居の神明造だから神明社かもしれない。 江戸時代はここら辺まで喜見寺の境内だったというから、寺の中にあった社が明治以降に分離独立したという可能性もある。 その他のことは神社サイトの新宮坂神社の...

    2017/08/18

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 花表神社は花表の町内神社なのか

     熱田神宮の東にある花表神社(地図)。 熱田神宮の東エリアにある神社はよく分からない。歴史的に見てこの土地はどういうところだったのか。古代は熱田台地の東の入り海だったのだろうけど、陸地化したのはそれほど大昔ということはないはずで、それなりに歴史がありそうな場所にもかかわらず、古い神社などはない。 町名が名前になっている神社が多いのもこのエリアの特徴で、花表神社もそのひとつだ。古くは華表崎(とりいさ...

    2017/08/18

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 入り口の門が記憶に残る三本松神明社

     熱田区三本松にある神明社(地図)。 表から見る限り、神明社らしくない。鳥居の前に門があって、その門のデザインがちょっと変わっている。どこかオリエンタル風とでもいおうか。 神明社と彫られた社号標は自然石を使っている。これもかなり珍しい。 歴史についてはほとんど何も分からなかった。書けることに関しては神社サイトの三本松神明社のページに書いた。 とりあえず境内の写真も残しておく。 入り口を門でしっかり...

    2017/08/17

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 松岡神社に鴻の巣があったのは遠い昔のこと

     熱田駅方面から大津通を西に行くと左手に小さな神社がある。松岡神社という神社だ(地図)。 この道を通る人なら神社の存在に気づいているかもしれない。ただ、ちょっと寄ろうにも車を停めておける場所ではないのでそのまま素通りになりがちだと思う。少し離れたところにも路上駐車しておけそうな場所が見当たらず、熱田神宮の駐車場から歩くには少し遠い。 私もこの通りは何度も通っていながら訪れたのは今回が初めてだった。...

    2017/08/17

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 常雲寺の庚申堂も再訪して三猿を確かめる

     守山区の間黒神社を再訪したとき、近くの常雲寺(地図)にも寄っていった。 久々に間黒神社を再訪すると印象が変わった 常雲寺を再訪したのも理由があった。庚申堂の前の三猿のうち見猿と聞か猿はいたのだけど、言わ猿を見つけられなかったのが気になっていたのだった。 その答えはすぐ目の前にあったのに以前はまったく気づかなかった。両側の2体の他にもう1体いると思い込んでしまったのが要因だった。まさかお母さん見猿の...

    2017/08/16

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 横田神社のことはよく分からない

     熱田区横田町の横田神社(地図)。 道に対して斜めに入って、中で二度、三度と参道が折れている。住宅事情で真っ直ぐ参道を通せなかったのだろう。 横田にあるから横田神社なのだろうけど、いつ誰が建てたどんな神を祀る神社かは分からない。 神社サイトの横田神社のページにもあまり書くことがなかった。 気にはなるのだけど、いつまでも引っかかっているわけにはいかないので、先を目指すことにする。 入り口に鳥居はなく...

    2017/08/16

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 久々に間黒神社を再訪すると印象が変わった

     久しぶりに守山区の間黒神社を再訪した(地図)。 前回訪れたのが2008年だった。 幸心地区二つの寺社巡りで歴史の意外なつながりを知ることとなった あのときは水路に架かる橋を架け替える工事をしていて落ち着いて参拝ができず、写真もちゃんと撮れなかったのが心に引っかかっていた。そのうち再訪しようと思いつつ時が流れてしまった。 久々に訪れた間黒神社は、記憶の中にあるものよりも広い神社だった。こんな立派だった...

    2017/08/15

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 外土居神社は木漏れ日の風景が印象的だった

     熱田区外土居町(そとどいちょう)にある外土居神社(地図)。 大乗教というお寺というか宗教施設の敷地内と思われる場所にある。大乗教との関係は不明だ。 昭和2年に熱田神宮から勧請して創建された新しい神社で、今の場所に移されたのが昭和51年という。そのあたりの詳しいいきさつは分からない。 木漏れ日が作り出す光と影の風景が美しかった。 なんというか、ちょっと独特の雰囲気がある。神聖なというのではなく、精霊...

    2017/08/14

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 天ぷらは夏に食べたいサンデー料理

     お盆期間とはいっても特に変わったこともなく、日常の中の日曜日だった。田舎に帰郷することがなくなってからもう10年くらいになるだろうか。楽だけど寂しい。 今回のサンデー料理のメインは天ぷらだった。天ぷらは夏と冬では夏の方が食べたいことが多い。作り手の立場からすると、夏でも冬でもあまり関係はない。天ぷらを揚げることが暑くて嫌ということもない。季節にかかわらず面倒なだけだ。 天ぷらをするときは他の2品は...

    2017/08/13

    料理(Cooking)

  • 熱田区の中小神社、澤下神社

     金山駅東南部に点在する小さな神社のひとつ、澤下神社(地図)。 このあたりの土地の歴史をよく知らないので神社についてもよく分からない。金山駅と高蔵の間、その東部というのはどういう土地だったのだろう。 地域で守り続けてきた神社には違いない。荒れている様子はなく、ちゃんとお世話しているのが伝わってくる。【アクセス】 ・地下鉄/名鉄/JR「金山駅」から徒歩約20分 ・駐車場 なし ...

    2017/08/12

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 櫻田神社といっても桜は関係なさそう

     熱田区桜田町にある櫻田神社(地図)。 桜田町は字から来た地名のようだけど、桜田の由来はよく分からない。桜の木があるからというよりも、「さくら」の読みに桜の字を当てたというパターンかもしれない。 櫻田神社の創建は大正12年(1923年)とのことだけど、その実態はよく分からない。 祭神は宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)、猿田彦命(さるたひこのみこと)、大宮能売命(おおみやのめのみこと)で、京都の伏見稲...

    2017/08/12

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 沢上の神明社

     熱田区沢上(さわかみ)にある神明社(地図)。 江戸時代中後期の1818年に創建された神明社ということで、これといった話が伝わっていない。 空襲で焼けて、西の大津通が拡張されたことでここに移されてきたようだ。幹線道路に面していて片側の晒され感が強い。 境内の日陰に猫が寝そべっていて撮ろうととしたら逃げられた。猫がいる神社はいい神社だと勝手に決めている。裏手は空き地になっているから、ノラにとっては暮らし...

    2017/08/11

    神社仏閣(Shrines and temples)

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昭和区石仏の白山社

神社仏閣(Shrines and temples)
石仏白山社

 昭和区にある石仏白山社(地図)。
 石仏(いしぼとけ)は歴史のある土地で、この白山社もそうかと思ったら、意外と新しくて、江戸時代に入ってからのもののようだ。
 最初に服部家が祀っていたようで、善昌寺には最初からあったのか後に移されたのか、そのあたりのいきさつはちょっと分からない。明治の神仏分離令で分けられた。
 社号標の村社の部分は普通、彫ってあるものなのだけど、ここは浮き彫りになっている。かなり珍しいんじゃないかと思う。もはや村社などというものは存在しないのだけど、いまだにある一定の影響力や価値観を持っている。
 歴史などについては神社サイトの石仏白山社のページで。



石仏白山社蕃塀




石仏白山社境内と拝殿




石仏白山社拝殿内




石仏白山社社殿




石仏白山社境内奥へ




石仏白山社御神木と社殿




石仏白山社境内社

【アクセス】
 ・地下鉄桜通線/鶴舞線「御器所駅」から徒歩約12分
 ・駐車場 なし
 

ライオンが守る五軒家神明社

神社仏閣(Shrines and temples)
五軒家神明社

 昭和区五軒家町にある神明社(地図)。
 家が五軒しかなかったから五軒家なのかと思ったら、やっぱりその通りだった。うちの近所には三軒家もある。廿軒屋もあるけど、それはけっこう多い方だ。一軒家という地名があるのかどうかは知らない。
 五軒家の神明社は江戸時代前期に新田の守り神として建てられたのが始まりという。
 歴史などについては神社サイトの五軒家神明社のページで。



五軒家神明社境内と拝殿

 高台にあるせいで玉垣で囲っているのにがらんとした印象を与える。



五軒家神明社拝殿内




五軒家神明社ライオン像

 狛犬と獅子の代わりにライオンが守っている。



五軒家神明社本殿と境内社




五軒家神明社境内社




五軒家神明社境内の風景




檀渓之勝蹟石碑

 神社の少し西、檀渓橋のたもとにある「檀渓之勝蹟」と刻まれた石碑。
 かつてこのあたりは檀渓と呼ばれる景勝地だった。山奥の渓谷のような風景が広がっていたことを今想像するのは難しい。

【アクセス】
 ・地下鉄鶴舞線「いりなか駅」から徒歩約15分
 ・駐車場 なし
 

広見池はなくなり丸屋八幡神社は残った

神社仏閣(Shrines and temples)
丸屋八幡神社

 昭和区池端町にある丸屋八幡神社(地図)。
 桜山中学のすぐ東にある。
 かつてこのあたりに広見池という池があって、池端の地名はそこから来ているという。
 向陽高校や桜山中学などはその池を埋め立てた上に建っているので、地震が来ると液状化が起きるのではないなどという話もある。かなり大きな溜め池だったようだ。
 創建のいきさつについてはよく分からない。丸屋新田の氏神として守られてきたとのことだ。
 歴史などについては神社サイトの丸屋八幡神社のページに書いた。



丸屋八幡神社拝殿




丸屋八幡神社拝殿額




丸屋八幡神社境内社




丸屋八幡神社津島社と秋葉社




丸屋八幡神社八幡神社本殿




丸屋八幡神社カヤの木かも

 御神木のカヤの木があるというのだけど、これがそうだろうか。



丸屋八幡神社全景




丸屋八幡神社外観

【アクセス】
 ・地下鉄桜通線「桜山駅」から徒歩約8分
 ・駐車場 なし
 

村雲の八王子神社を訪ねる

神社仏閣(Shrines and temples)
村雲八王子神社

 昭和区村雲にある八王子神社(地図)。
 村雲小学校のすぐ北にある小さな神社だ。小学生たちが学校単位で訪れる機会もあるのかもしれない。
 村雲の地名は天叢雲剣の叢雲から来ているのではないかという話もある。
 むらくもの長者なる人物がいたことが地名の由来という説もある。
 この八王子神社については、いつ誰がどんな神を祀るために建てたのかは調べがつかなかった。普通に考えたら江戸時代だろうけど、それ以降の可能性も、以前の可能性もなくはない。
 御器所八幡宮や熱田神宮との関係もありそうだ。
 歴史などについては神社サイトの村雲八王子神社のページで。



村雲八王子神社鳥居から入り口




村雲八王子神社本殿




村雲八王子神社境内社




村雲八王子神社石仏

【アクセス】
 ・地下鉄鶴舞線「荒畑駅」から徒歩約14分
 ・駐車場 なし
 

池はなくても社に龍は棲むだろうか八大龍王社

神社仏閣(Shrines and temples)
八大龍王社

 昭和区御器所にある八大龍王社(地図)。
 隣接する龍興寺という寺と関係があるのかと思ったらそうではなかった。
 ただ、その龍興寺の名前がついた龍興寺ヶ池という大きな池があって、そこに棲むという龍を祀ったのがこの神社の始まりという。龍興寺ヶ池が大正5年に埋め立てられることになり、この神社が建てられた。
 歴史などについては神社サイトの八大龍王社のページで。



八大龍王社境内と本殿

 階段を登って鳥居をくぐった先の境内は狭い。



八大龍王社手水舎の石

 白龍講を刻まれている。



八大龍王社本殿と裏手




八大龍王社

 唵嘛呢叭咪吽と刻まれた石碑(咪は口へんに迷)。
 オン・マ・ニ・ペ・メ・フンなどと読み、チベット仏教や観世音菩薩などと関係がある真言らしい。



八大龍王社全景

【アクセス】
 ・地下鉄鶴舞線「荒畑駅」から徒歩約2分
 ・駐車場 なし
 

どまつりに行けなかった2017年夏のサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 今週末に行われたどまつりに行かなかった。毎年、何があっても、どんなに気が乗らなくても行っていたのに、今年は行けなかった。今はどまつりの撮影にどうしても気持ちが向かわなかった。それなら行かない方がいいと思った。たぶん、今年はそういう年だったのだ。
 来年のことは分からないけど、今年は神社をやると決めたからにはそれを全うしたい。最後までしっかり完走して年末までには神社サイトを完成させることを目指している。
 もう夏が終わろうとしている。

 サンデー料理はいつもと変わらず。
 基本的には和食だったのだけど、3品和食というのもつまらないと思って1品は洋食系にしてみた。心配したほど違和感はなかった。



黒鯛煮

「鯛の煮付け」
 天然の黒鯛を使ってみた。
 真鯛よりはランクが落ちるのだけど、天然というだけあって養殖の真鯛より美味しく感じた。身がほっこりしていて味もいい。
 煮崩れしづらい感じもあって、料理に向いているんじゃないだろうか。
 刺身で食べるとまた違った感想になると思う。



大根煮

「大根と鶏肉その他の煮物」
 具材は、大根、鶏肉、ニンジン、大豆、ゆで卵。
 手作りの昆布だしをいただいたのでそれを使ってみた。上品な旨みがあって美味しく仕上がった。市販のものとは違って自分でダシを取るともっと美味しいものが作れるのだろう。今度挑戦してみよう。



ナスとチーズ

「ナスとトマトその他のマヨネーズチーズ」
 ナスは水に浸けてアクを取り、色を落とすために下茹でする。
 ブロッコリーも茹でる。
 オリーブオイルでタマネギを炒め、シーチキン、ナス、トマトを入れ、酒、みりん、コンソメの素、マヨネーズ、塩、コショウで味付けする。
 ブロッコリーととろけるチーズを加え、全体に混ぜ合わせながら加熱する。
 

熱田区旗屋の猿田彦はどこの猿田彦さん?

神社仏閣(Shrines and temples)
サルタヒコ宮

 熱田区幡屋にある猿田彦宮(地図)。
 名古屋市内でサルタヒコを主祭神として祀っている神社はどれくらいあるだろう。あまりないように思う。猿田彦の名前が入っているのは熱田区のここだけかもしれない。
 そういう意味では貴重な神社なのだけど、素性がよく分からないところでもある。調べても何も情報は得られなかった。
 神社サイトの猿田彦宮のページ



猿田彦宮本殿

 境内はごく狭いけど本殿はわりと立派だ。通常の神社でも本殿はこれくらいのところがけっこうある。
 民間信仰から発した神社とも思ったのだけど、案外そうではないのかもしれない。

【アクセス】
・地下鉄名城線「西高蔵駅」から徒歩約1分
・駐車場 なし
 

長久手の景行天皇社へ再び

神社仏閣(Shrines and temples)
景行天皇社

 長久手にある景行天皇社を訪れたのは5月のことだった(地図)。
 去年2016年の5月にも一度訪れている。
 長久手の景行天皇社に参拝する
 あらためてじっくり見てみると、ここはなかなかいい神社だと再認識した。訪れた時間帯が西日の当たるときで、それがいい感じだったというのもある。
『延喜式』神名帳の尾張国山田郡和爾良神社の論社のひとつとなっているのだけど、あり得なくはないと思わせる。
 歴史などについては、前回のブログに書いた。
 神社サイトは名古屋版なので長久手市の景行天皇社は入らないのだけど、いずれ名古屋編が終わったら周辺の主要な神社についても登録したいと思っているので、そのときあらためて書くことにしたい。



景行天皇社石段を登る




景行天皇社拝殿屋根




景行天皇社拝殿に西日が当たる




景行天皇社彫り物




景行天皇社拝殿から見る本殿




景行天皇社紙垂と太陽




景行天皇社境内社

 境内社の神明社、津島社、白山社。



景行天皇社本殿屋根




景行天皇社拝殿

 古社くささといったものは感じないのだけど、きりっとしていて清潔感のある神社という印象を受ける。礼儀正しい。
 ここはやはり、郊外にあるその他大勢の神社のひとつではないように思う。

【アクセス】
 ・リニモ「はなみずき通駅」下車。徒歩約8分。
 ・無料駐車場 あり
 

伝馬秋葉神社にある浮嶋神社碑の謎

神社仏閣(Shrines and temples)
伝馬秋葉神社

 伝馬2丁目の秋葉神社(地図)。
 名鉄常滑線の高架下近くにある。列車の中から見えるだろうか。
 ここも熱田エリアに点在する秋葉社のひとつだ。
 創建時期やいきさつについては調べがつかなかった。
 一番気になったのは境内にある浮嶋社の石碑だ。どうして石碑だけがここにあるのだろう。新堀川の東にある浮島神社と無関係とは思えないのだけど。
 そのあたりのことは神社サイトの伝馬秋葉神社のページに書いた。



伝馬秋葉神社灯籠と社




伝馬秋葉神社社とイチョウ




伝馬秋葉神社浮嶋神社の石碑

 瑞穂区の浮島神社のときにもう一度調べてみよう。

【アクセス】
 ・地下鉄名城線「伝馬町駅」から徒歩約7分
 ・駐車場 なし
 

水天社について守随さんに訊けば何か分かるだろうか

神社仏閣(Shrines and temples)
水天社

 熱田区白鳥にある水天社(地図)。
 社号標は水天宮社となっているから、久留米の水天宮系列の神社かと思ったのだけど、そうとも言い切れないようだ。正式名は水天社となっている。
 もともとは守随家の邸宅内で祀っていたものという。のちに一般に開放されて材木町の氏神になった。
 歴史などについては神社サイトの水天社のページに書いた。
 円柱の社号標がいい感じだ。こうのは初めて見た。おしゃれで品があるから他も真似すればいいのに。



水天社入り口正面




水天社境内と狛犬と社




水天社手水舎の龍




水天社本社と境内社

 現在も守随家は秤メーカーとして続いている。
 今の守随家ではどんな神を祀っているのだろう。
 守随さんに訊ねてみたらこの神社のことを何か教えてくれるかもしれない。

【アクセス】
 ・地下鉄名城線「神宮西駅」から徒歩約8分
 ・駐車場 なし
 

通り過ぎた夏の風景

日常写真(Everyday life)
稲光

 たまには神社を休んでそれ以外の写真を。
 ということで、今日は夏の風景と題してお送りします。



団地の洗濯物




ひっくり返ったアブラゼミ




切られた梅の木




咲きかけの向日葵




アゲハとハマユウ




平和公園の墓




入道雲




寝る犬




東山通




香流川とウスバキトンボ

 夏よまだ行かないで。
 

変わったのは周りの方、木之免町白山社

神社仏閣(Shrines and temples)
木之免町白山社

 熱田区木之免町にある白山社(地図)。
 住宅地の中にあって座り心地が悪そうな感じだから戦後にでも移されたのだろうと思っていたら、鎌倉時代末から地蔵院の鎮守としてここにあったという。変わったのは神社ではなく周りだったということだ。
 それにしても、なんか空き地に置かれた神社のようで、この場に馴染んでいないように思うのは私の思い過ごしだろうか。
 その分、印象に残る神社ではあった。
 歴史などについては神社サイトの木之免町白山社のページで。



木之免町白山社境内と参道と灯籠と狛犬




木之免町白山社本社と末社




木之免町白山社石灯籠




木之免町白山社境内の風景

【アクセス】
 ・地下鉄名城線「伝馬町駅」から徒歩約11分
 ・駐車場 なし
 

民間信仰ごた混ぜの須賀町社宮司社

神社仏閣(Shrines and temples)
須賀町社宮司社

 熱田区須賀町にある社宮司社(地図)。
 民間信仰のミシャクジかと思いきや、ここはちょっと複雑で分かりづらい。祀られているのはサルタヒコとも、クナトとも、タカミムスビとも、平将門ともいう。
 そのあたりについては神社サイトの須賀町社宮司社のページに書いた。
 一風変わった神社で、受ける印象が他の神社とは少し違っていた。この場所に移されたのは戦後の昭和24年だから、空間が持つエネルギーとは違うのだろう。だとしたら社にこもった人々の願いや念といったものが何かを発しているということなのか。
 少し笹社に感じが似ていた。



須賀町社宮司社

 小さな社が三つ並ぶ。
 中央が社宮司社で、向かって左が軻具突智社、右が天王社のようだ。
 これで真ん中が熱田社なら屋根神様の組み合わせなのだけど、この神社は熱田神宮のそばにありながらまったく関係のない成り立ちとされている。



須賀町社宮司社由来碑




須賀町社宮司社桜の木

 社に覆いかかるように枝を伸ばす桜の木がある。桜の花が散る頃にまた訪れたいと思った。

【アクセス】
 ・地下鉄名城線「伝馬町駅」から徒歩約10分
 ・駐車場 なし
 

笹社はどこか神社らしくないと感じたのは何故だろう

神社仏閣(Shrines and temples)
笹社

 熱田区伝馬1丁目の笹社(地図)。
 神社なんだけど神社らしくない感じが少しある。広場に社が並んでいるといった風情で、境内が境内らしくない気がした。他ではちょっと感じたことのないものだ。鳥居があって、囲まれていて、鎮守の杜もちゃんとあるにもかかわらず。
 笹社の祭神はアメノウズメとなっている。由緒はよく分からない。
 境内にある南楠社は熱田神宮の境外末社で、天王社は熱田神宮にある南新宮社の末社だという。境内に別の神社の末社があるのは珍しい。笹社も熱田神宮とは関わりが深いようだけど境外末社という扱いではない。
 その他、歴史などについては神社サイトの笹社のページで。



笹社境内の風景




笹社社の並び




笹社南楠木社




笹社石碑




笹社境内と鳥居

【アクセス】
・地下鉄名城線「伝馬町駅」から徒歩約3分
・駐車場 なし
 

図書はとしょじゃなくてずしょの熱田社

神社仏閣(Shrines and temples)
伝馬熱田社

 熱田区伝馬2丁目にある熱田社(地図)。
 図書公園(ずしょこうえん)の一角にある神社で、社伝では創建を江戸時代中期の1713年としている。
 ただ、勧請したという犬山城主の成瀬正肥はこの年はまだ生まれておらず、今ひとつ信頼性に欠ける。
 明神鳥居の熱田社って他にもあっただろうか。そもそも熱田社でなかった可能性もある。
 図書公園の名前は、加藤図書助から来ている。竹千代人質事件やその他のことは神社サイトの伝馬熱田社のページで。



伝馬熱田社鳥居と額




伝馬熱田社本社と灯籠

【アクセス】
 ・地下鉄名城線「伝馬町駅」から徒歩約10分
 ・駐車場 なし
 

薄茶色サンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 今日のサンデー料理は、さわやか茶色系。こってり茶色系ではないけど、薄めの茶色には違いない。
 全体写真を撮るときに卵料理のトマトソースをかけ忘れていたということがあるにしても、緑不足は決定的だった。途中で緑のものを用意していないことに気づいたのだけど、もはや手遅れだった。
 手元にあるものを使って作るのがサンデー料理で、不足分を買い足しに行くようなことはしない。早々に料理酒が切れてしまったのだけど、それもなしで済ませた。なければないでなんとかなるものだ(と自分に言い聞かせる)。



マグロ

「マグロの浸け煮」
 もっとも簡単で手抜きのマグロ料理。
 みりん、しょう油、水、ショウガ、唐辛子、塩、コショウのタレに、切り分けたマグロの刺身を浸けて、ひと煮立ちさせるだけ。フライパンで焼くよりも手間がかからない。



豆腐の甘辛

「豆腐の甘辛あんかけ」
 豆腐は下茹でしてから長ネギと一緒にごま油で炒める。
 豆腐は焼くだけだと中まで温まっていないことがあるので下茹でした方がいいように思う。
 みりん、しょう油、水、中華の素、豆板醤、塩、コショウで味付けをする。
 水溶きカタクリ粉を回し入れて加熱しながら全体によく混ぜ合わせる。



卵とトマトソース

「卵とじ炒めのトマトソース」
 ジャガイモを下茹でする。
 タマネギ、ニンジン、ジャガイモ、ツナ缶を炒める。
 酒、みりん、コンソメの素、塩、コショウで味付けをする。
 とき卵と、とろけるチーズを加え、全体に混ぜる。
 トマトソースは、トマト、酒、みりん、ケチャップ、砂糖、塩、コショウを煮詰めて作る。
 卵の見た目がバラバラな感じで失敗だった。ちゃんとオムレツにした方がきれいな仕上がりになったと思う。
 

祓いの女神が鎮まる鈴之御前社

神社仏閣(Shrines and temples)
鈴之御前社

 熱田区にある鈴之御前社(地図)。
 普通の神社とは少し成り立ちが違っていて、ここは個人的な願い事をするために訪れるところではないかもしれない。
 鈴之御前社を現在は「れいのみまえしゃ」と読ませている。江戸時代は「すずのごぜんのやしろ」だった。個人的には、すずのごぜんの方がしっくりくる。
 他とはちょっと違うという意味でもおすすめしたい社だ。
 歴史などについては神社サイトの鈴之御前社のページで。



鈴之御前社入り口正面




鈴之御前社鳥居前




鈴之御前社本殿を覗く




鈴之御前社本殿




鈴之御前社

 かつて熱田社の鳥居のひとつだった築出鳥居の一部を祀っている。
 鳥居を祀るというのは初めて見た。けっこう珍しいんじゃないかと思う。熱田社の他の鳥居を別のところでも祀っているのだろうか。
 向かって右は黒大龍神の社のようだ。



鈴之御前社境内の風景

【アクセス】
 ・地下鉄名城線「伝馬町駅」から徒歩約3分
 ・駐車場 なし
 

伝馬神明社は日待信仰から

神社仏閣(Shrines and temples)
伝馬神明社

 熱田区伝馬3丁目の神明社(地図)。
 かつての東海道、今の国道1号線沿いで、宮宿の入り口だったところに位置している。
 神明社となっているものの、ここはもともと天道社で、元を辿ると日待信仰に行きつく。そのあたりのことは神社サイトの伝馬神明社のページに書いた。
 現地を訊ねたとき、なんか変わった感じの神明社だなと感じたのはそういうことだったのかと、後から納得した。なかなかユニークな成り立ちの神社だ。



伝馬神明社入り口




伝馬神明社参道と境内




伝馬神明社社殿

 向かって左の大きい方が元の天道社のはずで、向かって右は分からない。
 天道社の下には日待碑が埋まっているのだとか。



伝馬神明社天道社碑




伝馬神明社境内の風景




伝馬神明社道しるべ

【アクセス】
 ・地下鉄名城線「伝馬町駅」から徒歩約7分
 ・駐車場 なし
 

熱田神宮外の新宮坂神社は詳細不明

神社仏閣(Shrines and temples)
新宮坂神社

 熱田神宮のすぐ外にある新宮坂神社(地図)。
 場所からして熱田神宮と関係がありそうだけど、いつ誰が何の神を祀った神社なのかは分からない。
 新宮坂はここの坂道から名付けられたもので神社とは直接関係はない。
 神明鳥居の神明造だから神明社かもしれない。
 江戸時代はここら辺まで喜見寺の境内だったというから、寺の中にあった社が明治以降に分離独立したという可能性もある。
 その他のことは神社サイトの新宮坂神社のページで。



新宮坂神社入り口鳥居から




新宮坂神社本社




新宮坂神社お供え

 この日は熱田神宮の尚武祭の日で、供え物があった。

【アクセス】
 ・名鉄名古屋本線「神宮前駅」から徒歩約10分
 ・地下鉄名城線「伝馬町駅」から徒歩約6分
 ・駐車場 なし
 

花表神社は花表の町内神社なのか

神社仏閣(Shrines and temples)
花表神社

 熱田神宮の東にある花表神社(地図)。
 熱田神宮の東エリアにある神社はよく分からない。歴史的に見てこの土地はどういうところだったのか。古代は熱田台地の東の入り海だったのだろうけど、陸地化したのはそれほど大昔ということはないはずで、それなりに歴史がありそうな場所にもかかわらず、古い神社などはない。
 町名が名前になっている神社が多いのもこのエリアの特徴で、花表神社もそのひとつだ。古くは華表崎(とりいさき)と呼ばれる場所で、熱田神宮の東の神門があったことに由来するという。
 現在の花表神社は、熱田社、津島社、秋葉社の屋根神様パターンとなっている。昔からそうなのか、近年そうなったのかは分からない。
 その外のことは神社サイトの花表神社のページで。



花表神社入り口




花表神社鳥居と額




花表神社提灯




花表神社本社

【アクセス】
 ・名鉄名古屋本線「神宮前駅」から徒歩約10分
 ・駐車場 なし
 

入り口の門が記憶に残る三本松神明社

神社仏閣(Shrines and temples)
三本松神明社

 熱田区三本松にある神明社(地図)。
 表から見る限り、神明社らしくない。鳥居の前に門があって、その門のデザインがちょっと変わっている。どこかオリエンタル風とでもいおうか。
 神明社と彫られた社号標は自然石を使っている。これもかなり珍しい。
 歴史についてはほとんど何も分からなかった。書けることに関しては神社サイトの三本松神明社のページに書いた。



三本松神明社境内

 とりあえず境内の写真も残しておく。



三本松神明社本社と供え物

 入り口を門でしっかり固めているのに、肝心の本社周りがスカスカで晒され感が強い。こここそ囲わないといけないんじゃないか。

【アクセス】
 ・名鉄名古屋本線「神宮前駅」から徒歩約5分
 ・駐車場 なし
 

松岡神社に鴻の巣があったのは遠い昔のこと

神社仏閣(Shrines and temples)
松岡神社

 熱田駅方面から大津通を西に行くと左手に小さな神社がある。松岡神社という神社だ(地図)。
 この道を通る人なら神社の存在に気づいているかもしれない。ただ、ちょっと寄ろうにも車を停めておける場所ではないのでそのまま素通りになりがちだと思う。少し離れたところにも路上駐車しておけそうな場所が見当たらず、熱田神宮の駐車場から歩くには少し遠い。
 私もこの通りは何度も通っていながら訪れたのは今回が初めてだった。
 祭神は尾治多那久摩連命というのだけど、おそらく知っている人はほとんどいないと思う。尾張氏一族の誰かなんだろうけど、調べても情報がない。
 社伝によるとヤマトタケル東征に従って各地で活躍した人というのだけど、尾張氏の系図にも出てこない。
 熱田神宮神職の松岡家が守ってきた神社ということで松岡神社と名付けられたようだ。
 その外、歴史などについては神社サイトの松岡神社のページで。



松岡神社境内と社

 境内入ってすぐに社がふたつ並んでいる。小さい方の社で誰を祭っているかは分からない。
 道路の拡張もあって狭い境内になってしまったものと思われる。



松岡神社境内全景

 境内全景はこんな感じ。



松岡神社外から見たところ

 かつて鴻の巣と呼ばれた頃の風景を思い浮かべるのは難しい。わずかに残った木も散々に枝を落とされてしまって、これでは鳩の巣さえ作れそうにない。

【アクセス】
・JR東海道本線「熱田駅」から徒歩約5分
・地下鉄名城線「神宮西駅」から徒歩約3分
・駐車場 なし
 

常雲寺の庚申堂も再訪して三猿を確かめる

神社仏閣(Shrines and temples)
常雲寺三猿

 守山区の間黒神社を再訪したとき、近くの常雲寺(地図)にも寄っていった。
 久々に間黒神社を再訪すると印象が変わった
 常雲寺を再訪したのも理由があった。庚申堂の前の三猿のうち見猿と聞か猿はいたのだけど、言わ猿を見つけられなかったのが気になっていたのだった。
 その答えはすぐ目の前にあったのに以前はまったく気づかなかった。両側の2体の他にもう1体いると思い込んでしまったのが要因だった。まさかお母さん見猿のお腹の下にいるとは思わなかった。ここにいたか。
 これで間黒神社ともどもすっきりして心残りがなくなった。こんな簡単なことに9年もかかってしまうとは。



常雲寺本堂

 庚申の歴史などについては前回2008年に訊ねたときのブログに書いたのでよかったら参照されてください。
 幸心地区二つの寺社巡りで歴史の意外なつながりを知ることとなった



常雲寺三猿揃い




常雲寺の風景

【アクセス】
 ・JR中央本線「新守山駅」から徒歩約12分
 ・駐車場 たぶんあり
 

横田神社のことはよく分からない

神社仏閣(Shrines and temples)
横田神社

 熱田区横田町の横田神社(地図)。
 道に対して斜めに入って、中で二度、三度と参道が折れている。住宅事情で真っ直ぐ参道を通せなかったのだろう。
 横田にあるから横田神社なのだろうけど、いつ誰が建てたどんな神を祀る神社かは分からない。
 神社サイトの横田神社のページにもあまり書くことがなかった。
 気にはなるのだけど、いつまでも引っかかっているわけにはいかないので、先を目指すことにする。



横田神社鳥居前

 入り口に鳥居はなく、参道の途中に鳥居がある。
 本社はその先で参道が折れた向こう側だ。



横田神社本社




横田神社全景

【アクセス】
 ・JR東海道本線「熱田駅」から徒歩約11分
 ・地下鉄名城線「西高蔵駅」から徒歩約13分
 ・駐車場 なし
 

久々に間黒神社を再訪すると印象が変わった

神社仏閣(Shrines and temples)
間黒神社

 久しぶりに守山区の間黒神社を再訪した(地図)。
 前回訪れたのが2008年だった。
 幸心地区二つの寺社巡りで歴史の意外なつながりを知ることとなった
 あのときは水路に架かる橋を架け替える工事をしていて落ち着いて参拝ができず、写真もちゃんと撮れなかったのが心に引っかかっていた。そのうち再訪しようと思いつつ時が流れてしまった。
 久々に訪れた間黒神社は、記憶の中にあるものよりも広い神社だった。こんな立派だったかなという感想を抱いた。ここはなかなかいい神社だと思い直した。2008年当時は神社に対する理解が進んでいなかったというのもある。
 創建は江戸時代前期の1636年。産土神として創建したとしている。
 現在の祭神はスサノオ(須佐之男命)となっているけど、江戸時代前期創建となると牛頭天王だっただろうか。
 間黒神社と改称したのは戦後の昭和28年のことだそうだ。だとすれば、改称前は天王社だったか、須佐之男社だったか。あるいは別の名前だったか。
 それにしても、間黒(まぐろ)という社名はどこから来ているのだろう。地名でもなさそうだし、全然見当が付かない。
 歴史などについては神社サイトの間黒神社のページで。



間黒神社境内

 境内の空間はゆったりと広がりがあって、なおかつ閉ざされている。気が漏れていない。
 境内を横切る水路もいい具合に気の流れにつながっているように思う。計算ではないだろうけど、境内入り口部分と社殿部分が分離しているのがかえっていい。
 こんな落ち着いたきれいな神社だったかなぁと思う。第一印象も案外当てにならない。



間黒神社水路




間黒神社拝殿を横から




間黒神社拝殿の彫り物

 それほど古いものではなさそうだけど、拝殿には凝った彫り物が施されている。



間黒神社拝殿から本殿




間黒神社本殿

 本殿は石垣と土を高く積み上げたところにある。
 このあたりはかつて水害の多い土地で、石垣を積んで家屋や蔵などを建てる水屋という建物が建てられたところだった。今でも瀬古地区に数軒の水屋が残っている。間黒神社の本殿もその頃の名残だ。



間黒神社本殿と太陽




間黒神社境内社




間黒神社末社




間黒神社末社と楠




間黒神社神明社

 他から移された神明社は他の境内社とは別格の扱いになっている。



間黒神社欄干

 境内の片隅にかつての神明橋の欄干の一部らしきものが置かれていた。
 空襲のため飛来したB29が高射砲隊によって撃ち落とされ、墜落するとき神明橋の欄干に尾翼をぶつけたためヒビが入ったと伝わっている。おそらくそれを保管したものと思われる。
 戦勝国になっても、命を落とした兵隊と家族にとっては負けたのと変わらない。

 ようやく間黒神社を再訪できて心のつかえがひとつ取れた。こんなふうに引っかかっている神社がまだいくつかある。

【アクセス】
 ・JR中央本線「新守山駅」から徒歩約12分
 ・駐車場 なし
 

外土居神社は木漏れ日の風景が印象的だった

神社仏閣(Shrines and temples)
外土居神社

 熱田区外土居町(そとどいちょう)にある外土居神社(地図)。
 大乗教というお寺というか宗教施設の敷地内と思われる場所にある。大乗教との関係は不明だ。
 昭和2年に熱田神宮から勧請して創建された新しい神社で、今の場所に移されたのが昭和51年という。そのあたりの詳しいいきさつは分からない。
 木漏れ日が作り出す光と影の風景が美しかった。
 なんというか、ちょっと独特の雰囲気がある。神聖なというのではなく、精霊か妖精かもののけか何かがいるようなそんな感じだ。
 嫌いな感じじゃない。
 歴史などについては神社サイトの外土居神社のページで。



外土居神社境内と鳥居




外土居神社本社




外土居神社境内社




外土居神社末社




外土居神社外観




大乗教聖仏舎利宝塔

 大乗教の聖仏舎利宝塔。
 鉄道の金山と熱田の間の車窓から見えるので知っている人もいると思う。
 ちょっとインド風だけどインドとは関係がないようだ。



大乗教鐘楼

【アクセス】
 ・JR/地下鉄/名鉄「金山駅」から徒歩約16分
 ・地下鉄名城線「西高蔵駅」から徒歩約14分
 ・駐車場 なし
 

天ぷらは夏に食べたいサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 お盆期間とはいっても特に変わったこともなく、日常の中の日曜日だった。田舎に帰郷することがなくなってからもう10年くらいになるだろうか。楽だけど寂しい。
 今回のサンデー料理のメインは天ぷらだった。天ぷらは夏と冬では夏の方が食べたいことが多い。作り手の立場からすると、夏でも冬でもあまり関係はない。天ぷらを揚げることが暑くて嫌ということもない。季節にかかわらず面倒なだけだ。
 天ぷらをするときは他の2品は簡単なものにすることにしている。サーモンと天ぷらの組み合わせはどうかとも思ったのだけど、別におかしくはなかった。



サーモン

「サーモンのオリーブオイルしょう油ソース」
 コツはサーモンが美味しい店で買うことだけだ。
 サーモンといってもけっこういろんな種類があって、味にも食感にも違いがある。養殖が多いのだけど、何々サーモンとあっても実際は鮭ではなく外国のよく似た魚だったりする。



天ぷら

「ナスとジャガイモとブロッコリーの天ぷら」
 なんだかんだで天ぷらはナスが美味しいしナスは天ぷらが美味しい。
 ジャガイモの天ぷらもけっこう好きだ。
 今回の揚がり具合は75点。専門店のようにはいかなくても、家庭でもできる最高の天ぷらにはまだまだ遠い。天ぷらの修業は続く。



野菜炒めの卵とじ

「タマネギとニンジン炒めのチーズ卵とじ」
 タマネギとニンジンをオリーブオイルで炒める。
 アスパラは下茹でする。
 酒、みりん、コンソメの素、塩、コショウで味付けをして、とろけるチーズと卵を加えて加熱しながら混ぜ合わせる。
 もう一品欲しい時は炒め物+卵とじというのが定番となっている。
 

熱田区の中小神社、澤下神社

神社仏閣(Shrines and temples)
澤下神社

 金山駅東南部に点在する小さな神社のひとつ、澤下神社(地図)。
 このあたりの土地の歴史をよく知らないので神社についてもよく分からない。金山駅と高蔵の間、その東部というのはどういう土地だったのだろう。
 地域で守り続けてきた神社には違いない。荒れている様子はなく、ちゃんとお世話しているのが伝わってくる。



澤下神社鳥居前




澤下神社拝殿と狛犬




澤下神社本社と末社




澤下神社天満宮

【アクセス】
 ・地下鉄/名鉄/JR「金山駅」から徒歩約20分
 ・駐車場 なし
 

櫻田神社といっても桜は関係なさそう

神社仏閣(Shrines and temples)
櫻田神社

 熱田区桜田町にある櫻田神社(地図)。
 桜田町は字から来た地名のようだけど、桜田の由来はよく分からない。桜の木があるからというよりも、「さくら」の読みに桜の字を当てたというパターンかもしれない。
 櫻田神社の創建は大正12年(1923年)とのことだけど、その実態はよく分からない。
 祭神は宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)、猿田彦命(さるたひこのみこと)、大宮能売命(おおみやのめのみこと)で、京都の伏見稲荷大社と同じ顔ぶれなのだけど、稲荷社とは名乗っていないし、外観からしても稲荷社とは思えない。この組み合わせで祀る稲荷社以外の神社というのは他にもあるのだろうか。
 歴史などについては神社サイトの櫻田神社のページで。



櫻田神社入り口前




櫻田神社境内と拝殿




櫻田神社本社と末社




櫻田神社額と鈴

【アクセス】
 ・地下鉄/名鉄/JR「金山駅」から徒歩約13分
 ・駐車場 なし
 

沢上の神明社

神社仏閣(Shrines and temples)
沢上神明社

 熱田区沢上(さわかみ)にある神明社(地図)。
 江戸時代中後期の1818年に創建された神明社ということで、これといった話が伝わっていない。
 空襲で焼けて、西の大津通が拡張されたことでここに移されてきたようだ。幹線道路に面していて片側の晒され感が強い。
 境内の日陰に猫が寝そべっていて撮ろうととしたら逃げられた。猫がいる神社はいい神社だと勝手に決めている。裏手は空き地になっているから、ノラにとっては暮らしやすいところかもしれない。
 その他の歴史などについては神社サイトの沢上神明社のページで。



沢上神明社社号標




沢上神明社境内の様子




沢上神明社石柱

 祭神は伊勢の神と熱田さんと津島さんとなっている。



沢上神明社本社

 本社はコンパクトサイズ。



沢上神明社裏から見たところ

【アクセス】
・JR/地下鉄/名鉄「金山駅」から徒歩約12分
・地下鉄名城線「西高蔵駅」から徒歩約12分
・駐車場 なし
 
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