月別:2016年12月

記事一覧
  • さよなら2016

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 他 2016年も今日で終わり。何もなかったようで何もないわけはない一年という時間。過ぎ去ってしまえば何もなかったように感じられるけど、それらはすべて自分の中で積み重なっている。過ごした時間を無駄にしないために今日という日があり、今日を生き延びなければ明日は来ない。2016年を過ごしきったからこそ2017年を迎えることができる。何も無駄ではなかったと思いたい。 今年撮っ...

    2016/12/31

    日常写真(Everyday life)

  • ご近所ネコ歩き

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 他 今日はネコのいる風景をお送りします。 題して、ご近所ネコ歩き。 ...

    2016/12/30

    猫(Cat)

  • ご近所あれこれ鉄道写真

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 他 年末在庫写真シリーズ。 今日はご近所鉄道風景をお送りします。 ...

    2016/12/29

    鉄道(Railroad)

  • 聖マルコ教会、他名古屋の教会あれこれ

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm 名古屋を代表する教会といえば、布池教会であり、カトリック主税町教会であり、南山教会といったところだと思うのだけど、もうひとつ主要な教会を見落としていた。 名古屋聖マルコ教会。 日本聖公会の教会で、イギリス発祥ということから英国教会ともいう。 名古屋のカテドラルは昭和区にある名古屋聖マタイ教会とのことで、そちらもいずれ行かないといけない。 ...

    2016/12/28

    教会(Church)

  • 岩崎城跡も愛知県の大事な観光歴史遺産のひとつ

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm 愛知県日進市にある岩崎城跡。 初めて訪れたのは2006年のことだった。 岩崎城は小牧長久手の戦いでひとつのキーとなった城 その後、もう一度行ってブログにも写真を載せたつもりなのだけどそれが見つからない。再訪したと思ったのは気のせいだったのか。 なんとなく釈然としない気持ちのままもう一度行って写真を撮ってくることにした。それが秋の終わり頃の話だ...

    2016/12/28

    城(Castle)

  • 道行き街の風景 ~変わりゆく景色

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 今日は道行き街の風景をお送りします。 ...

    2016/12/27

    日常写真(Everyday life)

  • 花の思い出 ~2016初夏から秋

    OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 60mm F2.8 MACRO 今年も残り一週間となって、大掃除に追われている。なので撮りにいく時間がないということもあるのだけど、在庫写真をできるだけ出し切りたいという気持ちもあって、今週は蔵出し優先でいくことにしたい。 今日は花の思い出編と題して、初夏から秋にかけて撮った花の写真をお送りします。 思えばしばらく花を撮っていなくて寂しい。とはいえ、年が明けて1月の後半にはもう早春の花が咲...

    2016/12/26

    花/植物(Flower/plant)

  • 今年最後も普通のサンデー料理

    OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 60mm F2.8 MACRO 2016年最後のサンデー料理も、やっぱり普通のサンデーだった。少しくらいはクリスマスらしい料理でも作ろうかと思わないでもなかったのだけど、作りたくないものを無理に作る必要もないと思い直した。サンデーはサンデー。それ以上でも以下でもない。 今年も一年、ほぼ休みなく無事完走できたことを喜びたい。大事なのは続けることで、そのためには気持ちを切らさないことが必要だ。ただ...

    2016/12/25

    料理(Cooking)

  • 空コレ 2016

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 空コレ2016をお送りします。 今年はあまり印象的な空に出会えなかった年で、ここのところ年に2回やっていた空コレが1回になってしまった。空を見上げるのを忘れていたわけではないのだけれど。 少し顔を上に向ければ空がある。青空、曇り空、夜空、夕空。当たり前のように見ているけど、本当はそうじゃない。この空もまた、永遠ではない。 空の向こうにあるのはロマンばかりではない...

    2016/12/24

    空(Sky)

  • 名古屋と近郊で食パンをめぐる旅 ---レキップ ド コガネイ/モネラ/アンジュール

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 名古屋と近郊で食パンをめぐる旅シリーズ。今回も3軒の店を紹介します。「ブーランジェリー レキップ ド コガネイ (boulangerie L'Equipe de Koganei)」さんは、東山動物園正門近くに今年4月にオープンしたお店だ。 東山エリアは、「ル・プレジール・デュ・パン」や「Boulangerie ぱんのいえ」、「マイスターかきぬまバックシュトゥーベ」など個性的なパン屋が集まったエリアで、コ...

    2016/12/23

    パン屋(bakery)

  • 多奈波太神社は七夕と棚機の神社

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm 名古屋市北区には、羊神社や綿神社、別小江神社など、「延喜式神名帳」に載っている式内社とされる神社がいくつかある。去年まとめてめぐって、だいたい回っただろうと安心していたら取りこぼしがあった。北区金城にある多奈波太神社(たなばたじんじゃ)という神社だ。 名前からして七夕に関係がありそうだというのは予測ができたけどそれ以上のことは知らないまま...

    2016/12/22

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 鳥のいる風景

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 今日は鳥のいる風景をお送りします。 ...

    2016/12/21

    野鳥(Wild bird)

  • 日々の風景 ~優しい気持ちになれたなら

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4「君の名は。」で一気に高みに登ってしまった新海誠監督だけど、私の中では今でも新海監督は「秒速5センチメートル」の監督で、写真であの世界観に少しでも近づきたいという気持ちは変わっていない。 その一方で、人の悲しみや切なさを捉えるよりも、もっと明るくて前向きなメッセージ性のある写真を撮らなければいけないという思いも強くなっている。見てくれる人の心が温かくなるよう...

    2016/12/20

    日常写真(Everyday life)

  • Live DOXYでライブ撮影

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 名古屋の栄にあるライブハウスLive DOXYで行われたDenis Wilcox & Emi Higashikawaさんたちのライブに撮影担当として参加させていただいた。おふたりに加えて、Lawrence Daniels、Maurice Otey、Daisuke Higashikawaさんもご一緒だった。参加予定だったテナーサックスの福永幸治さんはまさかのインフルで不参加だったのは残念だった。福永さんは2014年の宵の明治村のステージで撮らせて...

    2016/12/19

    イベント(Event)

  • 終わるまで普通に続くサンデー料理

    OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 60mm F2.8 MACRO 今年も残り2週となった。サンデー料理もあと2回。今年を振り返るにはまだ少し早いけど、気分的には2016年もほぼ終わったと感じている。今から新しいことを始めるには時間が足りないし、あとは無事に年を越すことを考えるだけだ。その前に大掃除と年賀状があるけれど。 サンデー料理は今週も来週も通常通りで、今年の集大成といったことは考えていない。いつかは終わるときも来るだろうけ...

    2016/12/18

    料理(Cooking)

  • 写真ノート<44> ---売れる写真ってなんだろう

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 同じ食材を使っても調理の仕方と味付けで違う料理になるように、同じ被写体を撮っても撮り手次第で写真はまったく別のものになる。 写真を供するということと、自分で味わうということは、同じようでいて違う行為だ。重なる部分はあっても目的も方向性も違う。 家庭料理と店の料理の違いにたとえると分かりやすい。いくら家族が美味しいと褒めてくれても、そのまま店に出して通用する...

    2016/12/17

    写真ノート(Photo note)

  • 鳥原八幡神社と応神天皇であることの不思議

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm 愛知県瀬戸市の奥にある岩屋堂。紅葉の名所としてちょっと知られた国定公園だ。 その手前の集落にひとつの神社がある。岩屋堂へと続く道路からは少し奥まったところにあって、入り口の鳥居が遠くに見えていつも気になっていた。岩屋堂はここ10年くらい、何度となく出向いているのにこの神社に一度も立ち寄ったことがなかった。行きは時間がないし、帰りはだいたい日...

    2016/12/16

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 小幡緑地本園3つの池の夕景

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm / 60mm F2.8 今日は小幡緑地本園、初冬の夕景をお送りします。 何か撮りたい気持ちはあるけど行き先が思いつかない夕方。遠出する時間はない。そんなときは小幡緑地へ行くことが多い。家から自転車で30分という距離もちょうどいい。 この日は風のない日だった。そんな日は池の映り込みがきれいに撮れる。 竜巻池を囲む木々の紅葉も終盤で、西日に照らされて輝いて...

    2016/12/15

    施設/公園(Park)

  • 洲崎神社は名古屋最古のルーツを持つ神社かもしれない

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm 大須の北西、堀川と若宮大通が交わるあたりに洲崎神社(すさきじんじゃ)はある。 名古屋の人間からすると、かつてはこのすぐ前が海だったとはちょっと信じられないと思う。現在はかなり内陸になっていて、名古屋港までは直線距離で8キロ以上ある。けど、洲崎神社の洲崎というのは、海や川に長く突き出て岬のようになった所のことだから、実際そういう地形のところに...

    2016/12/14

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 名古屋と近郊で食パンをめぐる旅 ---大須ベーカリー/パンドール丸武/ゴントラン シェリエ

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 名古屋と近郊で食パンをめぐる旅シリーズ。今回は街中にある3軒のパン屋さんを紹介します。「大須ベーカリー」さん。 名前の通り大須の商店街の中にある。矢場町方面から南へ下って万松寺交差点を西へ入り、しばらく進んだ右手だ。 アーケード通りの中にあるとは思わず周囲をぐるぐる探し回ってしまった。店は角にあるから、万松寺通が分かれば店は見つかると思う。 昔ながらのパン...

    2016/12/13

    パン屋(bakery)

  • 飛行機のいる空

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 他 12月もそろそろ半ばで、今年の在庫写真を出し切りたい季節になった。小ネタ写真や本編漏れした写真がまだけっこう残っている。 その中から今日は、飛行機のいる空をお送りします。 名古屋空港は何度か撮りにいったけど、セントレアは結局今年は一度も行けなかった。それがちょっと心残りとなっている。今頃セントレアは毎年恒例のイルミネーションも行われているだろう。 今日の...

    2016/12/12

    飛行機(Airplane)

  • 12月も淡々といつものサンデー料理

    OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 60mm F2.8 MACRO 12月も早2週目。今年も残り少なくなって、そろそろ大掃除のことも気になり始めた。年末年始の松阪行きがなくなって何年か経つけど、12月は何もなくてもどこか気ぜわしく感じられる。だから12月はあまり好きじゃない。 サンデー料理は今回を入れて今年はあと3回となった。特にこれとった計画もなく、普段と同じように作って食べるだけだ。25日も変わらない。ただ、来年最初の日曜日は1日...

    2016/12/11

    料理(Cooking)

  • 道行き人のいる風景

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 今日は道行き人のいる風景をお送りします。 季節を少し巻き戻して、夏から秋にかけて。 ...

    2016/12/10

    日常写真(Everyday life)

  • 八事神社は八事のじゃない方神社

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm 名古屋市天白区八事の神社というと塩竈神社が有名で、八事神社はあまり知られていない。 地図を見ると隣り合わせというか、同じ敷地にあるのかとさえ思えるのだけど、実際に行ってみると入り口が離れていて全然違う場所のように感じた。もちろん、境内もつながっていない。 八事神社の駐車場には、ここは塩竈神社ではありません、という太字で注意書きがある。間違...

    2016/12/09

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 小幡緑地本園、秋の夕景を撮る

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm / 60mm F2.8 小幡緑地本園にある竜巻池、秋の風景。夏の間、飛ぶトンボ撮りをしていた池だ。涼しくなっても最後まで飛んでいたオニヤンマも、秋が深まるといつしか姿を消す。夏の間、あんなにもいた虫たちは一体どこへ行ってしまうのだろう。 10月に撮った写真なのに、うっかり出すのを忘れていた。あれからもう2ヶ月も月日が流れて、季節もすっかり変わってしまった...

    2016/12/09

    施設/公園(Park)

  • 森林公園の散り葉撮り空振りで紅葉シーズン閉幕

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 紅葉シーズンの締めくくりとして散り葉撮りをするために森林公園へ行ってみるも、もはや紅葉は実質的に終わったあとだった。 部分的にはまだ色づいたモミジが残っていたのだけど、散り葉撮りのメインポイントである展示館の東は、ほとんどモミジの葉が残っていなかった。完全に出遅れた。 散り葉撮りに向いている条件は、モミジの葉がある程度残っていて、なおかつ葉の状態がよく、風...

    2016/12/08

    紅葉(Autumn leaves)

  • 実はけっこうすごいお寺だった久国寺

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm 名古屋市北区の久国寺(きゅうこくじ)は2006年に一度訪れたことがある。 大晦日は久国寺に10億円の岡本太郎鐘をつきにいこう そのときは岡本太郎が制作した梵鐘があるということで出向いたのだけど、鐘に気を取られすぎて久国寺そのものをほとんど見ていなかった。 あれから10年の歳月が流れ、今回再訪しようと思ったのは、浅野祥雲の観音像があることを知ったか...

    2016/12/07

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 浄源寺のモミジ絨毯を撮りにいったら遅刻だった

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm 愛知県瀬戸市の岩屋堂公園の入り口にある浄源寺。 岩屋堂は紅葉名所としてよく知られているのに浄源寺の知名度は低く、訪れる人は少ない。個人的には岩屋堂よりも浄源寺の紅葉の方が好きで、毎年のように撮りにいっている。 岩屋堂は瀬戸の冷蔵庫と呼ばれるほど気温の低い地域だ。車で行っていた頃は車を降りた瞬間に感じたけど、自転車で行くとその手前ではっきり...

    2016/12/06

    紅葉(Autumn leaves)

  • 名古屋と近郊で食パンをめぐる旅 ---お気に入りの3店

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 名古屋と近郊で食パンをめぐる旅シリーズの一回目は、今年2016年2月のポルカ編から始まった。 まだ紹介していない店もあるし、一年を振り返るには少し早いのだけど、いったん締めくくりとして、現状でのお気に入り3店を勝手に発表することにしたい。完全に独断と偏見で、基本的に食パンのみを対象にしていることをあらかじめお断りしておきたい。必ずしもパンの味のみで決めたわけでは...

    2016/12/05

    パン屋(bakery)

  • バランスが微妙なサンデー料理

    OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 60mm F2.8 MACRO 12月に入って紅葉もほぼ終わったことだろう。私の紅葉撮影行きは、やや尻すぼみになってしまった。最後に白鳥庭園へ行って締めくくりにしようという計画は実現しなかった。ライトアップも今日までだった。 紅葉の白鳥庭園に最後に行ったのは2011年だった。紅葉ライトアップとなると2010年だ。今あらためて写真を見返してみると当時自分が思っていたほど撮れていない。もう一度行ってきち...

    2016/12/04

    料理(Cooking)

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さよなら2016

日常写真(Everyday life)
光と影と葉

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 他



 2016年も今日で終わり。何もなかったようで何もないわけはない一年という時間。過ぎ去ってしまえば何もなかったように感じられるけど、それらはすべて自分の中で積み重なっている。過ごした時間を無駄にしないために今日という日があり、今日を生き延びなければ明日は来ない。2016年を過ごしきったからこそ2017年を迎えることができる。何も無駄ではなかったと思いたい。
 今年撮った写真の大部分は今年に置き去りになるだろうけど、何枚かは未来に向けて残っていく。撮り重ねた全部の写真がひとつの自分の作品だ。撮り続ける以上、作品は未完成のままで、可能性は残る。もっといいものになる可能性が。
 一枚、二枚、いいのを撮ってもあまり意味はない。全体として何を表現し、何を残せるかが大切だ。その答えはまだ出ていないし、撮りながら探していくしかない。結果に結びついてもつかなくても。
 自分のための写真が誰かのためであるならば、めぐりめぐってそれは自分のためになる。ボトルに入れて海に流した写真が何人かの手を経て10年後の自分に届くみたいに。ネットの海は広大で、世界中につながっている。見知らぬ国の見知らぬ誰かに、自分が撮った日本の何気ない一枚の写真が届くことがあるのなら、私の写真行為は無意味じゃないと思える。
 私のプリントが、遠い未来、人が誰もいなくなった地球の浜辺に打ち上げられて波間で揺れている光景を思い浮かべる。何でもない日常のなんでもない風景が、どこまで遠くへ行けるだろう。時間も空間も超えて。
 


緑道




街路樹の落ち葉




空き家と木




道ばたの蝶




団地のベランダ




路地と傘




空に舞うビニール袋




道ばたの花




自転車置き場と枯れ葉




電線と月




土手の夕暮れ

 さよなら2016。
 

ご近所ネコ歩き

猫(Cat)
筒井町黒猫

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 他



 今日はネコのいる風景をお送りします。
 題して、ご近所ネコ歩き。



横切るトラ猫




白黒




ゴミ袋と黒猫




逃げる猫




雑木林の中の猫




白に斑ネコ




枯れ葉絨毯に黒猫




寝そべる白黒猫




太眉猫




じゃれ合う猫たち




西日を浴びる猫

 

ご近所あれこれ鉄道写真

鉄道(Railroad)
瀬戸電夕陽

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 他



 年末在庫写真シリーズ。
 今日はご近所鉄道風景をお送りします。



名鉄豊田線




城北線




地下鉄東山線




愛知環状鉄道




瀬戸電夜仮喜多山駅




瀬戸電スカイワードあさひから




東海道新幹線




瀬戸電別車両




リニモ




瀬戸電西日を浴びる




瀬戸電夕暮れどき

 

聖マルコ教会、他名古屋の教会あれこれ

教会(Church)
聖マルコ教会

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm



 名古屋を代表する教会といえば、布池教会であり、カトリック主税町教会であり、南山教会といったところだと思うのだけど、もうひとつ主要な教会を見落としていた。
 名古屋聖マルコ教会
 日本聖公会の教会で、イギリス発祥ということから英国教会ともいう。
 名古屋のカテドラルは昭和区にある名古屋聖マタイ教会とのことで、そちらもいずれ行かないといけない。
 立教大学などがこの系列だ。

 マルコ教会の聖堂は、1951年(昭和26年)に建設されたものだ。
 洋風に見えるけど木造建築で、ベージュと赤のコントラストに小さな尖塔がアクセントになっている。
 名古屋市の登録地域建造物資産の第3号に登録されている。
 隣にある柳城幼稚園が賑やかで人の出入りも激しかったため、中に入るのがためらわれた。この規模の教会はちょっと微妙だ。ひとりでふらりと入っていくには勇気がいる。布池教会くらい大きなところだといつでもぷらっと入っていけるのだけど。
 機会があれば誰か誘ってお邪魔してみたい。

 名鉄瀬戸線「清水駅」または「東大手駅」より徒歩約10分。地下鉄「市役所駅」からだと徒歩約15分。
 駐車場はたぶん無し。



カトリック主税町教会

 カトリック主税町教会も、2008年に一度中に入ったきりでそれ以来中までは入っていっていない。ここもひとりだとちょっと入りづらい。
 名古屋を代表する二つの教会にクリスマスイブの日に行ってきた話
 入っていって誰もいなければ静かで落ち着ける空間なのだけど。



カトリック布池教会

 カトリック布池教会は何度か行ってるし、このブログでも2、3回紹介している。
 今年最後は布池教会で反省なき締めくくりと来年への思い
 布池カトリック教会を撮りにいく
 ここはとても好きだし、初心者向けの教会だ。教会は入りづらいと思い込んでいる人にこそ行ってほしい。名古屋の人にも県外の人にもオススメできる。教会に対する認識ががらりと変わるんじゃないだろうか。なんだ、こんなに普通に入っていけるんだ、と。



名古屋万民教会

 名古屋万民教会というところらしいのだけど、よく分からない。ここはさすがに私でも入っていけない。普通の民家っぽい。

 教会というとキリスト教徒以外に人にとってはほとんど無縁のものだろうけど、名古屋市内だけでも大小合わせて相当な数がある。10や20ではない。大部分は信者さんのためだとしても、一般人が気軽に行けるところもいくつかあって、それらを食わず嫌いで知らないのはもったいないと思う。教会には教会のよさがあって、教会でしか味わうことができない空気感といったものが確かにある。それは案外いいものなのだ。
 機会があればぜひ一度、自分の町にある大きめの教会を訪ねてみてください。神社やお寺に参拝するのと同じような感覚で大丈夫。
 

岩崎城跡も愛知県の大事な観光歴史遺産のひとつ

城(Castle)
岩崎城裏手

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm



 愛知県日進市にある岩崎城跡
 初めて訪れたのは2006年のことだった。
 岩崎城は小牧長久手の戦いでひとつのキーとなった城
 その後、もう一度行ってブログにも写真を載せたつもりなのだけどそれが見つからない。再訪したと思ったのは気のせいだったのか。
 なんとなく釈然としない気持ちのままもう一度行って写真を撮ってくることにした。それが秋の終わり頃の話だ。
 岩崎城にまつわる小牧長久手の戦いなどについては前回書いたので、興味のある方はそちらをお読みください。
 ということで、今回は写真を少しだけ。



岩崎城石垣

 模擬天守はいかにも近年の作り物とひと目で分かるけど、石垣はちょっと本物っぽい。ただ、岩崎城が築城されたのは1500年代前半とされていて、1584年の小牧長久手の戦いで落ちたあと、遅くとも関ヶ原の戦いののちに廃城になっている。築城者は信長の父・信秀とも丹羽氏清ともいわれているのだけど、いずれにしてもこの時代に石垣や天守は作られていない。本格的な石垣や天守を初めて作ったのは小牧山城の信長だったのではないだろうか。ということは、やはりこれも模擬石垣ということになるのだろう。
 岩崎城の模擬天守が作られたのは昭和62年(1987年)のことだ。模擬天守というよりも天守風の展望台と呼んだ方が正しいかもしれない。もともと天守はなかったので、こういう場合は再建とは言わない。
 本丸跡の土台や、土塁、空堀、曲輪などがけっこう残っていて、当時の城郭の姿を思い描くことができるのがここのいいところだ。



岩崎城歴史資料館

 模擬天守の横に歴史記念館が併設されていて、岩崎城の資料や出土品などが展示されている。
 天守展望台も資料館も無料なのだけど、出向いた日が月曜日で休館だった。前回訪れたときは中にも入って展望台にも登った記憶がある。だから行ってないはずはないのに、どういうわけか写真が見つからない。



岩崎城空堀

 空堀がけっこう残っていて歩くこともできる。
 敷地内には6世紀のものと思われる古墳も見つかった。

 城跡の説明板くらいしかないところがいくらでもある中で、これだけ遺構が残っていれば上出来と言える。観光資源としては弱いけど、もう少し宣伝するなり何なりして全国にアピールできないものだろうか。小牧山城も一応は残っているし、長久手の古戦場とあわせて小牧長久手の戦いの跡地を巡るツアーとかを企画したらそれなりに人が来てくれそうな気もする。桶狭間の戦いがあったとされる場所が名古屋市にあることを全国の人たちはどれくらい知っているのだろう。
 愛知県や名古屋市に街としての魅力が足りないというのであれば、歴史に活路を見出すというのはひとつの手だ。歴史遺産はけっこうあるのに現状は上手く活かしているとは言い難い。
 ばらばらに散らばっているパーツを組み合わせてひとつの物語を作らなければ人は具体的な興味を示してくれない。昨今の刀剣ブームで若い女性が徳川美術館に足を運んだりしているし、武将隊ブームの先駆けとなった名古屋おもてなし武将隊の存在もある。足がかりとしては充分に揃っていると思うけどどうだろう。
 信長が桶狭間の戦いの戦勝祈願をした熱田神宮や信長の本拠だった清洲城、秀吉と加藤清正が生まれた中村公園、柴田勝家生誕地の下社城跡などなど、歴史好きなら興味を抱くであろうところがたくさんある。点と点を結んで線にして、線と線をつないで面にする。面と面を組み合わせて箱にしたとき、初めて受け入れ体制が整う。
 名古屋市は忙しいからおまえがやれと言われれば私がやるしかないのか。ブログとは別にそんなサイトもいずれ作らないといけないと思いつつ、まだ具体的な完成図が見えてこない。もう少し時間がかかりそうだ。
 
【アクセス】
 ・地下鉄「赤池駅」下車。日進市内巡回バス「くるりんばす」で「御岳口」下車。徒歩約5分。
 ・名鉄豊田線「日進駅」下車。日進市内巡回バス「くるりんばす」で「岩崎」下車。徒歩約5分。

 ・無料駐車場 あり

 岩崎城webサイト
 

道行き街の風景 ~変わりゆく景色

日常写真(Everyday life)
工事中

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 今日は道行き街の風景をお送りします。



王子製紙煙突




劇団四季取り壊し中




大須スケートリンク




工事中とマンションの灯り




イオンモール長久手建設中




千種警察署とマンション風景




サッポロビール守山工場




マンションの光




猪子石配水塔




猪高変電所夕暮れ

 

花の思い出 ~2016初夏から秋

花/植物(Flower/plant)
紫花

OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 60mm F2.8 MACRO



 今年も残り一週間となって、大掃除に追われている。なので撮りにいく時間がないということもあるのだけど、在庫写真をできるだけ出し切りたいという気持ちもあって、今週は蔵出し優先でいくことにしたい。
 今日は花の思い出編と題して、初夏から秋にかけて撮った花の写真をお送りします。
 思えばしばらく花を撮っていなくて寂しい。とはいえ、年が明けて1月の後半にはもう早春の花が咲き出してくる。待ち遠しかった春もそう遠くはない。



ツクバネウツギ




ノリウツギ




紫陽花




モミジの青葉




赤い薔薇




紫の花




ヒャクニチソウ




マリーゴールド




ヤツデ花




ススキ




コブクザクラ

 

今年最後も普通のサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 60mm F2.8 MACRO



 2016年最後のサンデー料理も、やっぱり普通のサンデーだった。少しくらいはクリスマスらしい料理でも作ろうかと思わないでもなかったのだけど、作りたくないものを無理に作る必要もないと思い直した。サンデーはサンデー。それ以上でも以下でもない。
 今年も一年、ほぼ休みなく無事完走できたことを喜びたい。大事なのは続けることで、そのためには気持ちを切らさないことが必要だ。ただ、来年以降のことは分からない。物事は何でも、終わるときはあっけなく終わってしまうものだから。
 和食とも洋食とも知れない一風変わった家庭料理。それがオレ流サンデー料理。私に名前のある料理を作れるようになる日は来ないのかもしれない。



サーモンの炙り

「サーモンの炙り」
 たまには炙ってみようと思いついて、魚焼きグリルで軽く炙り焼きをしてみた。そうするときれいに切り分けることができなくなり、刺身ではなくほぼ生の塊になってしまった。これはやっぱり駄目だ。生のサーモンは薄切りにしなければいけない理由が分かった。切り分けておいてから炙るというのも手か。



ジャガイモと温野菜

「ジャガイモがメインのカラフル温野菜」
 使った食材は、ジャガイモ、トマト、紫タマネギ、大豆、ブロッコリー、カニかま。
 味付けは、オリーブオイル、酒、みりん、しょう油、コンソメの素、塩、コショウ。
 とろけるチーズを入れるつもりだったのに忘れていた。
 見た目はカラフルでよかった。



きんぴら味噌味

「味噌味きんぴら風」
 きんぴらゴボウの定義がよく分からないので、きんぴら風とした。
 ゴボウ、ニンジンを煮て、鶏肉と一緒にごま油で炒める。
 酒、みりん、しょう油、鶏ガラだし、塩、白ごま、味噌ダレ、唐辛子で味付けをする。
 ゴボウと味噌の相性のよさを感じた。ピリ辛味噌味は他の食材にも応用できる。
 

空コレ 2016

空(Sky)
空コレ1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 空コレ2016をお送りします。
 今年はあまり印象的な空に出会えなかった年で、ここのところ年に2回やっていた空コレが1回になってしまった。空を見上げるのを忘れていたわけではないのだけれど。
 少し顔を上に向ければ空がある。青空、曇り空、夜空、夕空。当たり前のように見ているけど、本当はそうじゃない。この空もまた、永遠ではない。
 空の向こうにあるのはロマンばかりではない。広がっているのは広大な暗闇だ。
 人はいつか、この空を超えていけるだろうか。いつまでも地球というゆりかごに抱かれているわけにはいかないのかもしれない。
 空を失ってみないと、人は空のありがたみを知ることができないのだろう。



空コレ2




空コレ3




空コレ4




空コレ5




空コレ6




空コレ7




空コレ8




空コレ9




空コレ10




空コレ11




空コレ12

 

名古屋と近郊で食パンをめぐる旅 ---レキップ ド コガネイ/モネラ/アンジュール

パン屋(bakery)
レキップドコガネイ店舗

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 名古屋と近郊で食パンをめぐる旅シリーズ。今回も3軒の店を紹介します。

「ブーランジェリー レキップ ド コガネイ (boulangerie L'Equipe de Koganei)」さんは、東山動物園正門近くに今年4月にオープンしたお店だ。
 東山エリアは、「ル・プレジール・デュ・パン」や「Boulangerie ぱんのいえ」、「マイスターかきぬまバックシュトゥーベ」など個性的なパン屋が集まったエリアで、コガネイさんもそこへあらたに仲間に加わることになった。
 レキップはフランス語でチームを意味する言葉だから、チーム小金井が店名だ。滋賀県の有名店でシェフをしていたご主人が、奥さんやスタッフごと名古屋の東山に引っ越してきて店を構えた。
 オープン早々話題になり、あっという間に有名パン屋さんになった感がある。
 住宅街の奥まったところにあって少し分かりづらい。店の入り口自体も奥に引っ込んでいるので、うっかりすると前を通り過ぎてしまう。
 駐車場は店の前にある1台分だけのようだ。
 店内はこぢんまりしていて、お客も一度に3人くらいしか入れない。ただ、洗練されていていい雰囲気だ。必ずしも高級志向という感じでもなく、気軽に入っていける感じが気に入った。
 訪れたのは夕方だったせいもあって、パンの種類はやや少なめだった。



レキップドコガネイ食パン

 買ったのはパン・ド・ミで、もう一種類あったと思う。
 表面のサクッとした歯ごたえと中身のモチッとした食感のバランスがいい。風味は最初少し弱いかなと思うのだけど、あとからじわじわやってくる。その風味が少し変わっていて、ちょっとチーズっぽい味がした。小麦の種類なのか、何か混ぜているのか。
 全体的にまとまっていてバランスのいい食パンだと思う。



レキップドコガネイクロワッサン

 これまで食べた中でベストのクロワッサン。これは旨い。
 最初のひと噛み目のサクッとした歯ごたえがクロワッサンのイメージを裏切らない。そうそう、この感じがほしいんだよねと思う。
 味はやや強めで、バターの風味がしっかり効いている。食パンとは違ってクロワッサンはこれくらい風味が分かりやすいくらいでちょうどいい。
 クロワッサンめぐりはまだ始まったばかりだけど、あらたな基準ができた。

 レキップ ド コガネイのHP
 お店の地図
 9時~18時
 定休日 月曜日



モネラ店舗

 杁ヶ池公園の東にある「天然酵母パン モネラ」さん。
 エリアとしては長久手エリアになる。
 リニモの杁ヶ池公園駅の東にある東狭間交差点を南へ350メートルほど進んだ右手に店はある。よく目を凝らしておかないと店を見逃す。その理由は上の写真を見てもらうと分かると思う。店の前が全面的にもじゃっている。ほぼパン屋だとは気づかない。



モネラ店舗近くから

 近づいてみると、ようやく葉っぱの間から店の看板が顔を出していることに気がつく。外観からしてなかなかただものではないなと思わせる。
 店に一歩足を踏み入れると、この感じ、いつかどこかで味わったことがあるなと思う。昔の小さな熱帯魚屋さんとか花屋さんのような感じに近い。
 パンを焼いているのはご主人で、お店で販売をしていた外国人女性は奥さんだと思う。ドイツの方だろうか。



モネラ食パン

 天然酵母食パンとバター食パンを買ってみた。写真はどっちがどっちだか忘れてしまったけど、たぶん上の写真が天然酵母食パンだと思う。
 天然酵母を使ったこだわりの食パンで、健康志向が強い。
 塩や砂糖は控えめにしているはずで、味はあっさりしている。ただ、健康志向のパンは物足りないかといえば必ずしもそうではなく、雑味がない分、小麦粉本来の甘さや香りを感じることができるし、個人的に食パンは食感を重視しているから、食感がいいとそれだけで美味しく感じられる。
 ここの天然酵母食パンの食感はすごく好きだ。好みのど真ん中といっていい。ぜひまた食べたい。
 サイズのわりに値段はやや高めだ。



モネラバター食パン

 こちらがバター食パンだと思う。
 サクッと軽い歯ごたえと口溶けのよさは抜群。
 味は少し変わっている。香ばしいのだけど、甘さではなくしょっぱさでもなく、不思議な味わいがある。使っている小麦粉の風味なのか、バターの風味なのか、ちょっと分からない。
 店構えで損をしている気もするけど、応援したいパン屋さんだ。

 モネラのHP
 お店の地図
 8時半~19時
 定休日 日曜日・月曜日



アンジュール店舗

 同じく杁ヶ池公園近くにある「アンジュール」さん。公園とは道を挟んですぐ北側、通りの裏手に店がある。
 ここも小さくて目立たないパン屋さんで、公園を訪れる人くらいしか見つけられないんじゃないかと思ったりもする。公園西側の表通りに面していれば、車で通る人も気づくのだろうけど。
 それでも2013年1月のオープンというから、そろそろ4年になる。地域のパン屋さんとして定着しているのだろう。



アンジュール食パン

 普通の食パンと、もちもち食パンというのを買ってみた。こちらは通常の食パン。
 この食パンも健康志向の強い食パンのようだ。雑味がなくてあっさりしている。小麦の風味も味わえる。
 持った感じがすごく柔らかくてくたっとしている。歯ごたえは軽いけど、中はややもちっとしている。
 尖ったところはないけど優等生の食パンといったところだ。



アンジュールもちもち食パン

 切り分けられたタイプは好きではないのだけど、こんなふうに少ない枚数で売ってくれるのはありがたい。何種類かあれば試しに買えるし、風味が落ちないうちに食べきれる。値段も安い。
 もちもち系の食パンはあまり好まないから本命ではないと分かりつつ、普通の食パンと比較するために買ってみた。
 なるほどもっちり感が強い。もちもちは口溶けが重くなるから、好みからはずれる。比較するとやはり通常の食パンの方が好みだった。

 アンジュールのブログ
 お店の地図
 10時~18時
 定休日 日曜日・月曜日・祝日
 

多奈波太神社は七夕と棚機の神社

神社仏閣(Shrines and temples)
多奈波太神社

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm



 名古屋市北区には、羊神社綿神社、別小江神社など、「延喜式神名帳」に載っている式内社とされる神社がいくつかある。去年まとめてめぐって、だいたい回っただろうと安心していたら取りこぼしがあった。北区金城にある多奈波太神社(たなばたじんじゃ)という神社だ。
 名前からして七夕に関係がありそうだというのは予測ができたけどそれ以上のことは知らないまま出向いていった。
 第一印象としてはこぢんまりしていてこれといった特徴を見いだせない神社だなというものだった。少なくとも現在の姿を見て、予備知識無しにここから千年の歴史に思いをはせるのは難しい。江戸時代までは鬱蒼と生い茂る樹木に囲まれて七夕の森と呼ばれていた頃の面影はない。第二次大戦中、境内に高射砲陣地が置かれる際に多くの木々を切り倒してしまったことで鎮守の森は失われることになった。
 この神社を紹介するとき語られるエピソードとして、戦国時代に織田信長の焼き討ちにあい、社殿とともに伝書などを焼失したというものがある。それで創建などの詳しいことが分からないのだと。
 その前にまず地理的な説明をすると、現在、神社のすぐ南を堀川(黒川)が流れており、北3キロくらいのところに矢田川と庄内川の合流点がある。名古屋城は神社から見て南西約1キロの場所にある。
 信長の時代にまだ名古屋城はなく、その前身といえる那古野城があった。焼き討ちにあったというのは、信長がまだ尾張を統一する前のことで那古野城もしくは清洲城にいた頃と推測できる。その時代の信長が何故、由緒ある神社を焼かなくてはならなかったのか。敵対勢力と通じていたとかそういうことなのだろうか。焼き討ちという表現からして、戦火で焼けたのとは違うということだろう。だとしたら、どうしてこの神社だったのか。近くの神社で同じようなことがあったというエピソードは伝わっていない。
 戦国時代に、多奈波太神社が今の場所にあったかどうかも実ははっきりしない。名古屋城築城の際に今の場所に移されたという話もある。遡れば、創建された平安時代、もしくはそれ以前はこのあたりの地形も今とはずいぶん違っていたはずで、あるいは海岸線の近くだった可能性もある。
 庄内川を挟んだ北西にある星神社との関係も指摘されているけど、詳しいことはよく分からない。
 それ以外にこれといった逸話もなくさらっと流してしまいそうになるのだけど、もう少し掘り下げて調べてみるといくつか興味深い話が出てくる。

 この神社の主祭神は、天之多奈波太姫命(アメノタナバタヒメ)となっている。聞き慣れない神だ。
 別の字として天之棚機姫命とあり、そうなると機織りに関係する神だろうと想像できる。織姫のことというのは後の話と思われる。
「古語拾遺」に、アマテラスが天岩屋に隠れて出てこなくなったとき、献上する衣を織った神として登場する。別名を天之八千千比売命といい、アマテラスが高天原にいるとき、蚕の繭からとった絹糸で衣を織って作ったともされる。
 いずれにしても、織物の神を祀った神社として創建されたのであろうと思われる。平安時代、もしくはそれ以前となると、渡来系の氏族という可能性が高そうだ。絹織物など高度な知識と技術を持った氏族が建てた神社だっただろうか。
 ひとつの可能性として秦氏の名前が挙がる。同じ北区に織部町というところがあり、そこは織物を得意とする渡来人が住んでいたという話がある。
 これはこじつけかもしれないけど、この神社は千種区にある上野天満宮の宮司が兼務しており、上野天満宮の宮司は代々、半田氏が務めている。半田氏は秦氏の同系とされる。上野天満宮の創建は平安時代中期とされているから、もともと多奈波太神社の宮司をしていた半田氏が上野天満宮も兼務することになったという流れなのかもしれない。
 上野天満宮は安倍清明が政変(花山天皇退位事件)のあおりで一族と名古屋に流されてきたときに創建したという説がある。近くには晴明神社があり、それは安倍晴明の邸宅跡地に建てられたという。
 そんなあたりも含めてあれこれ想像してみると面白い。

 ついでだから七夕について少し書いておくと、もとは中国の五節句のひとつ「しちせき」から来ている。
 よく知られている7月7日の夜、天の川で彦星と織姫が出会うという伝説は、日本では奈良時代に広まったとされている。当時は日本でも、しちせきと呼ばれていたようだ。
 女性が裁縫の上達を織女の星に願う中国の乞巧奠(きっこうでん)が伝わる一方、日本で古くから行われていた棚機津女(たなばたつめ)などが融合して七夕まつりへと形を変えていくことになる。棚機津女というのは、選ばれた巫女が水辺で神の衣を織ってささげる儀式のことだ。
 棚機と書いてたなばたと読むのはここからきている。七夕は7月7日の夕に行われることから来た当て字というわけではなく、もともとあった五節句の七夕と棚機があわさってその字が使われるようになったというわけだ。短冊に願い事を書くのは乞巧奠から来ているのと、もともと日本の農村でも棚機津女信仰から来る祈りの風習があって、盂蘭盆会の行事としての性格も併せ持つことになった。



多奈波太神社入り口と笹




多奈波太神社拝殿

 名古屋城築城後は、名古屋東照宮の管理下に置かれて、一般人は立ち入り禁止だった。
 江戸時代前期の寛永年間(1624年から1645年)には尾張藩によって社殿が建て替えられている。
 毎年旧暦7月7日は例祭が行われ、時の藩主も訪れたという。その日ばかりは一般人も境内に入ることが許され、なかなかの賑わいを見せたようだ。そのときの様子が「尾張名所図会」にも描かれている。ということは、江戸時代にはすでに七夕関係の神社という認識が定着していたということなのだろう。
 しかし、明治に入って突如、八幡社となる。どういういきさつでそうなったのかは分からない。
 現在、アマテラス、スサノオ、応神天皇、大山津見命、オオナムチ(大己貴命)が一緒に祀られている。この顔ぶれもどういうことなのだろう。特に大山津見命が何故一緒に祀られているのか不思議だ。イザナギとイザナミの間に生まれた子供で、山の神であり、酒の神でもある。境内社の山神社でたまに見かけるくらいで、尾張地方ではあまり馴染みのない神だ。
 八幡神社になった経緯や、これらの神が合祀された時期など、いくつか釈然としない部分が残った。
 社殿は昭和20年(1945年)の名古屋大空襲で焼失。今の社殿は昭和39年(1964年)に再建されたものだ。
 戦後から昭和50年代まで、このあたりの町名は七夕町だった。それ以前は田端村で、現在は金城になっている。



拝殿屋根




多奈波太神社本殿




多奈波太神社石灯籠

 少し古い感じの石灯籠がある。



多奈波太神社ご神木




多奈波太神社イチョウ

 境内に乳イチョウと呼ばれるイチョウの木がある。木の幹から乳のように垂れ下がっているもので、若木には珍しいのだとか。
 安産祈願や乳の出がよくなるようにと願うために参拝に訪れる人もいるという。



彩りの葉




多奈波太神社イチョウ




多奈波太神社鳥居前から

 旧暦の七夕(8月7日)にはお祭りが行われ、境内には願い事を書いた短冊を結んだ笹が並び、夜には出店も出て、近所の人たちで賑わうという。

【アクセス】
 ・地下鉄名城線「名城公園駅」下車。徒歩約10分。
 ・無料駐車場あり(ロープが張られているので、左から2番目のポールを外して駐車して、帰りはポールを元に戻してほしいとのこと)
 

鳥のいる風景

野鳥(Wild bird)
空をいくカラス

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 今日は鳥のいる風景をお送りします。



V字飛行




電線と空と鳥たち




カワウの群れ




飛び立つカラス




雲とカラス




コサギとアオサギ




トンビ




電線にとまる




群れ飛ぶ




電線とサギのコロニー

 

日々の風景 ~優しい気持ちになれたなら

日常写真(Everyday life)
道ばたの地蔵

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



「君の名は。」で一気に高みに登ってしまった新海誠監督だけど、私の中では今でも新海監督は「秒速5センチメートル」の監督で、写真であの世界観に少しでも近づきたいという気持ちは変わっていない。
 その一方で、人の悲しみや切なさを捉えるよりも、もっと明るくて前向きなメッセージ性のある写真を撮らなければいけないという思いも強くなっている。見てくれる人の心が温かくなるような写真でなければいけないと。
 写真で世界を変えることはできなくても、少しはよい方にプラスになるようなものが撮れるはずだと信じている。
 私自身の気づきが誰かにとっての気づきであってほしい。共感、共有するものは、優しくて温かいものの方がいい。
 信じることが難しいこの世界で、ささやかな写真の力を信じたい。それは願いであり、祈りである。



車に猫




瀬戸電と母子




羊




空き缶と




西日とじいじ




置いてけぼりの人形




自転車の少年




老夫婦




土手を行く高校生カップル




電線と月と金星とひこうき雲

 

Live DOXYでライブ撮影

イベント(Event)
DOXY玄関

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 名古屋の栄にあるライブハウスLive DOXYで行われたDenis Wilcox & Emi Higashikawaさんたちのライブに撮影担当として参加させていただいた。おふたりに加えて、Lawrence Daniels、Maurice Otey、Daisuke Higashikawaさんもご一緒だった。参加予定だったテナーサックスの福永幸治さんはまさかのインフルで不参加だったのは残念だった。福永さんは2014年の宵の明治村のステージで撮らせていただいた。
 ライブ写真は紹介できないのだけど、それ以外に当日撮った店の写真などを紹介したいと思う。
 自分がお客としてこういうライブハウスに行くことはまずないから、なかなか新鮮な体験だった。
 Live DOXYは着席型のライブハウスで、キャパシティとしては最大で50人くらいだろうか。様々なバンドやアーティストたちがライブを行っている店だ。



DOXYはとビル

 栄交差点を東へ500メートルほど進み、ローソンを過ぎた角を右(南)に曲がって少し行った左手にある「はとビル」の地下一階に店はある。
 住所でいうと栄4丁目5-22になる。



Soul X'mas Night




DOXY看板とクリスマスツリー




リハーサル中




PCとヘッドホン




テーブルのピアノプリント




ミキサー




曲の打ち合わせ




モーリスの背中




出演前




店の人形

 ライブ撮影ももちろん楽しいのだけど、リハーサルとか楽屋の風景を撮るのも好きだ。 

【アクセス】
 ・地下鉄、バス、名鉄の栄駅から徒歩約15分。

 Live DOXYのwebサイト
 

終わるまで普通に続くサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 60mm F2.8 MACRO



 今年も残り2週となった。サンデー料理もあと2回。今年を振り返るにはまだ少し早いけど、気分的には2016年もほぼ終わったと感じている。今から新しいことを始めるには時間が足りないし、あとは無事に年を越すことを考えるだけだ。その前に大掃除と年賀状があるけれど。
 サンデー料理は今週も来週も通常通りで、今年の集大成といったことは考えていない。いつかは終わるときも来るだろうけど、そのときまで普通に続けるだけだ。急に上手くなるわけでもなく、レパートリーが劇的に増えることもない。



鯛のダシ煮

「鯛のダシ煮」
 塩、コショウを振って、酒、みりん、しょう油、昆布だし、ショウガ、唐辛子を混ぜたたれに浸け、弱火で煮る。
 大葉と長ネギを刻んで乗せる。



鶏肉とマッシュルーム

「鶏肉とマッシュルーム炒め」
 鶏肉、トマト、マッシュルーム、シーチキン缶をオリーブオイルで炒める。
 酒、みりん、しょう油、コンソメの素、からし、マヨネーズ、塩、コショウで味付けをする。
 紫タマネギのスライスを軽くゆがく。レタスと一緒にサラダ風に。



豆腐と白菜の卵とじ

「豆腐と白菜の卵とじ」
 絹ごし豆腐を茹でて温める。
 ニンジンはレンジで加熱する。
 ほうれん草も茹でて温める。
 ごま油で炒め、酒、みりん、鶏ガラだし、塩、コショウで味付けをする。
 溶き卵を入れて、だいたい固まったら火を止める。
 

写真ノート<44> ---売れる写真ってなんだろう

写真ノート(Photo note)
道ばたの写真

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 同じ食材を使っても調理の仕方と味付けで違う料理になるように、同じ被写体を撮っても撮り手次第で写真はまったく別のものになる。
 写真を供するということと、自分で味わうということは、同じようでいて違う行為だ。重なる部分はあっても目的も方向性も違う。
 家庭料理と店の料理の違いにたとえると分かりやすい。いくら家族が美味しいと褒めてくれても、そのまま店に出して通用するかといえばそうではない。写真も同じで、いくら自分がいいと思っても、お客さんがいいと言ってくれなければその写真は通用しないということになる。もちろん、自分がいい、美味しいと思えることが大前提ではあるけれど。

 人に供する写真とはどういうことかを考えてみる。
 たとえば雑誌なりメディアなりの依頼に応える写真というものがある。具体的にどこかの場所の写真を提供してほしいという場合もあれば、どこかへ行ってこれこれの写真を撮ってきてほしいという依頼もある。依頼主が満足すればその写真は価値があることになるし、満足しなければ無価値ということになる。
 一般大衆向けのグラビア写真を例にとると、グラビアを撮っているすべてのカメラマンが心の底からその写真で自己満足を得ているという例はおそらく少ない。雑誌の要求に応えることが第一義であり、グラビアを見る人の満足を得ることが自分の満足よりも優先する。
 たとえばそれは、ファミリーレストランで出される料理を作っている料理人に似ているかもしれない。レシピはすでにある。自分なりのアレンジよりも食べる人間が求める味を提供することが求められる。
 一方で写真家と呼ばれる人間は、個人経営レストランの雇われシェフにたとえられるだろうか。個人事務所を持っている写真家ならオーナーシェフということになるだろう。お客の満足優先であることには変わりないとしても、自分が提供したい料理なり写真を提供することで成立させている。お客を選ぶ権利もある。流行るか流行らないかは自分次第でもあり、お客次第でもある。流行る流行らない以前に不特定多数からの支持を得る必要がある。

 職業として写真を撮る人間は、ある種、妥協との戦いでもある。自分が撮りたいものを撮りたいように撮ってそれで商売が成り立つのは稀だ。才能とかそういった部分だけで決まるわけではなく、それなりに商才がなければ難しいし、人とのつながりも大切になる。運も必要だろう。
 売れる写真と売れない写真がある。売れる写真を撮るか、売れなくても自分の写真を撮り続けるか、その判断は撮り手自身の責任において決定される。
 自分の写真を売りたいと考えている人は大勢いるはずだ。自分の店を出したいと考えている人と同じくらい。
 けど、実際に売れることは難しく、潰れずに営業していける料理店が多くないように、職業写真家として活躍し続けることは難しい。腕さえあれば食いはぐれはないというのは、料理人もカメラマンも同じだろうけど、腕1本で経営者としてやっていくのは簡単ではない。
 よく言われることだけど、カメラマンに資格はないのだから、カメラマンの名刺を刷って今日から自分はカメラマンだと言えばカメラマンと言えなくはない。ただ、やはりそれだけでカメラマンと言い張るのは無理がある。生活できる程度に稼がないと本当のカメラマンとはいえない。

 写真で食べていきたいと考えたとき、若ければ素直に写真の専門学校に入った方がいい。そこに道筋がある。
 そうでなくても脱サラして写真家になった例もなくはないから道が閉ざされているわけではないだろうけど、実際は難しそうだ。
 自信があれば数十枚の写真を持ってカメラ雑誌の編集部なり出版社なりを訪ねるといったことでもいい。
 フォトコン入選の常連程度で写真家になれると思ったら大間違いで、その程度の撮り手は山ほどいる。フォトコンで入選しまくってそのまま写真家になった米美知子さんの例はあるけど、あれは若くて美人だったからで、特例中の特例だ。
 もしくは、ストリート・ミュージシャンならぬストリート・カメラマンとしてデビューするという手もある。道ばたで自分が撮った写真のプリントを売って写真家になった人もいた。
 今はストックフォトもあるから、そこで売ることに特化するというのもひとつの方法だ。生活できるくらい売れば、堂々とカメラマンを名乗れる。

 いずれにしても、売れる写真と売れない写真があるという厳然たる事実の前で、私たちはそれに従うしかない。どうすれば流行る店ができるか分かっていれば誰だってその通り実践する。人気写真家になる方法論があるなら誰もがそれをやっている。人気商売とされるタレントやアイドルなども同じことがいえるだろう。
 結局のところ、どうすれば売れるかなんてことは誰にも分からないのだ。一発当ててそれで終わりというパターンもある。
 もちろん、写真においても売れることが絶対的な正義だとは思わない。けど、売れなくもいいかといえばそうとも断言できない。いったんその道を志した以上、売れたいと願うことは当然だし、そう思わなければいけないと思う。売れれば官軍、売れなければ賊軍、そう言い切ってしまうのは乱暴だろうか。

 遠回りのようにくどくど書いてきたけど、今日のテーマは、売れる写真ってなんだろう? ということだった。
 その問いの答えはきっとひとつではない。誰かが出した答えがそのまま自分の答えになるわけでもない。
 忘れてはならないのは、売れるということは買う人がいるということだ。買い手の側に立って考えてみたとき、買いたい写真とは何かということがひとつのヒントになるかもしれない。
 自分が撮りたいと思う写真と、自分が買いたいと思う写真は同じだろうか? 自分の写真を見て、この写真にいくらなら払っていいかと考えてみる。1,000円なら買うか? 1万円でも買いたいか? タダでもいらないと思うなら、他人ならなおさらのことだ。それは売れない写真ということになる。
 他人の写真を見て、その写真を買いたいか買いたくないか考えてみる。自分でも撮れる写真ならわざわざお金を出してまで手に入れたいと思わない。
 売りたいということばかりに気持ちがいってしまうと、買い手の気持ちをないがしろにしがちだ。自分が買い手として、どんな写真にお金を払っていいだろうかと頭の中で思い浮かべてみる。それこそが売れる写真というやつではないか。そうやって思い浮かべた写真を10枚、20枚、もしくは100枚、自分が持っているならば、誰かがあなたの写真を買ってくれるだろう。

 売れる写真を撮るということは、必ずしも妥協や迎合ではない。写真の買い手は漠然とした一般大衆ではなく人だ。もっと言えば個人だ。
 買いたい写真と売りたい写真、それは完全に一致しないまでも共通部分はあるに違いない。売れる写真と考えるよりも、買いたい写真を撮ることを考えればいいのではないかというのが今回の話の趣旨なのだけどどうだろう。ぼんやりと答えらしきものが見えてこないだろうか。
 人はどうしても自分の思いや価値観にとらわれがちで、受け手の気持ちを優先させることは難しい。自分がいいと思うものはいいものに違いないと思い込んでしまう。
 いいものと売れるものは違う。いいものを提供しさえすれば売れるはずだという思い込みは捨てた方がいい。一般受けするものを提供すればそれで売れるだろうという安易な考え方も間違っている。
 売れるものは誰かが買いたいものだ。買いたいというのはお金を出してもほしいということだ。お金を出すということがどういうことかは誰もが知っていることだから説明するまでもないだろう。ほしいという人が多ければ多いほど写真の価値は上がり、値段も高くなる。
 自分のためだけではなく誰かのために写真を撮ることは決して悪いことではない。人に喜ばれる写真を撮ることは、自己満足よりも幸せなことかもしれないと、最近の私は思うようになってきた。それが結論かといえば、まだ答えは出ていないのだけれど。
 

鳥原八幡神社と応神天皇であることの不思議

神社仏閣(Shrines and temples)
鳥原八幡神社

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm



 愛知県瀬戸市の奥にある岩屋堂。紅葉の名所としてちょっと知られた国定公園だ。
 その手前の集落にひとつの神社がある。岩屋堂へと続く道路からは少し奥まったところにあって、入り口の鳥居が遠くに見えていつも気になっていた。岩屋堂はここ10年くらい、何度となく出向いているのにこの神社に一度も立ち寄ったことがなかった。行きは時間がないし、帰りはだいたい日没で寄る気になれない。この前、浄源寺の紅葉を撮りに行った日、少し時間があったので初めて行ってみることにした。
 石柱に村社八幡神社とある。八幡神社だというのもこのとき初めて知ることになった。他と区別するため地名から鳥原八幡神社と呼んだ方がいいだろうか。



八幡神社鳥居前

 境内に由緒書きのたぐいはなく、ネットにも情報がほとんどないため、創建などの詳しいことは調べがつかなかった。
 このたりは周囲に神社が全然ないところで、それほど古くから人が住んでいた土地ではないのかもしれない。とはいえ、江戸時代くらいはさかのぼれるんじゃないかと思う。八幡社ということを考えると、戦国時代くらいの可能性もある。



八幡神社石段と津島社




八幡神社広場と石段




八幡神社拝殿前




八幡神社狛犬

 社殿は古いものではない。戦後に建て直されたものだろう。



八幡神社拝殿

 ところで、何故八幡神社では応神天皇を祀っているのだろう。八幡神といえば応神天皇と相場が決まっているというのは誰が決めたことなのか。
 応神天皇について掘り下げようとすると、ものすごくややこしくて大変なので、今回はさらっと流れだけ説明するにとどめたい。何がなんだか話が分からず、私も混乱から抜け出せずにいる。
 応神天皇は第15代の天皇で、実在が確認されている最初の天皇だ。そもそもそれが不思議なのだけど、父親は14代仲哀天皇で、母親は三韓征伐(朝鮮半島に攻め込んで新羅、百済、高句麗をやっつけたとされる話)で知られる神功皇后とされながら、ふたりは実在しないというのだ。『古事記』、『日本書紀』は活躍が描かれているし、応神天皇はいたけど父親と母親は神話の話と言われてもいまひとつ納得できない。
 まあ、実在どうこうは置いておくとして、じゃあ応神天皇は神様として祀られるほど立派な功績を挙げたかというと、どうやらそうでもないらしいのだ。これといった武勇伝は伝わっていない。
 そもそもでいうと、八幡宮の総本社は九州大分県にある宇佐神宮なのだけど、応神天皇と宇佐との関わりも伝わっていない。宇佐神宮はもともと素朴な土地神信仰から始まったのではないかといわれている。創建は500年代半ばという。
 応神天皇が生きていたのは400年前後とされているけど、そのあたりもはっきりしたことは分からない。
 八幡はもともと「やはた」とよんでいたとされている。渡来人の秦氏との関わりや、イスラエル人やヘブライ語との関わりを指摘する説もあって、そういった話になると私にはちょっと手に負えない。渡来人の神が朝廷と結びついて、朝廷側の人間が応神天皇の名前を利用したなどと説明されると納得してしまいそうにもなる。
 応神天皇の別名とされるホムタワケやホンダワケというのも日本語らしくない響きといえばそうだ。譽田の他、品陀和氣命の字が当てられたり、大鞆和気命(オオトモワケ)という別名もある。
 八幡信仰は奈良時代くらいから神仏習合して八幡大菩薩とも呼ばれるようになった。「はちまん」という読み方になったのはそれ以降ではないかと考えられている。
 特に武勇に優れた天皇でもなかったのに、いつからか武家の信仰の対象になった。平安時代の武家の平氏も源氏も、八幡神を信仰していた。それは、天皇、朝廷側のアマテラス勢力に対する別の強い神が必要だったからではないかという指摘がある。ただ、宇佐八幡は皇室も大事にした神で、伊勢の神宮に次ぐくらいの地位があった時代もあった。平安時代初期の道鏡絡みの宇佐八幡宮神託事件は特によく知られている。
 八幡神社が全国的な広がりを見せ始めたのは平安時代以前のようだけど、源頼朝が幕府の中心として鎌倉に鶴岡八幡宮を置いたことも大きなきっかけになった。御家人が守護神として自分たちの土地に八幡宮を作り、やがてそれが全国各地に広がっていったようだ。
 現在でも日本全国に数千とも数万ともいわれる八幡社がある。稲荷社に次ぐとも、稲荷社を超えるともいう。
 八幡宮が特別好きという人はそんなにいないだろうけど、八幡神は日本の地にびっしり根を張っていることを思うと、それはそれでなんだか不思議な感じもする。そうして、最初の問いに戻る。何故、応神天皇なのだろう、と。
 いずれ機会があれば、もう少しこの問題は掘り下げて考えてみたい。



八幡神社境内社

 境内社は津島社の他、神明社と源太社がある。
 源太社というのは馴染みがないけどどんな神様なんだろう。



八幡神社石段と苔




八幡神社境内




八幡神社祠




八幡神社鳥居越しに眺める鳥原町集落の風景

 岩屋堂の日暮れは早い。
 

小幡緑地本園3つの池の夕景

施設/公園(Park)
小幡緑地竜巻池

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm / 60mm F2.8



 今日は小幡緑地本園、初冬の夕景をお送りします。
 何か撮りたい気持ちはあるけど行き先が思いつかない夕方。遠出する時間はない。そんなときは小幡緑地へ行くことが多い。家から自転車で30分という距離もちょうどいい。
 この日は風のない日だった。そんな日は池の映り込みがきれいに撮れる。
 竜巻池を囲む木々の紅葉も終盤で、西日に照らされて輝いていた。



小幡緑地見返ヶ池

 園内に3つある池のうち、一番西にある見返ヶ池。



小幡緑地竜巻池

 竜巻池と湿地エリア。



小幡緑地緑ヶ池

 一番大きな緑ヶ池。
 渡りのカモたちがやってくるのがこの池だ。



小幡緑地緑ヶ池夕焼け




小幡緑地緑ヶ池夕暮れ広角




池に映る夕照




冬枯れの木々とカモ




小幡緑地緑ヶ池茜色




飛び去るカラスたち




小幡緑地緑ヶ池暮色

 夕焼けから夕暮れへ。刻々と変化していく空の色を眺めていると飽きない。



小幡緑地緑ヶ池戻り夕焼け

 冬場の水辺は風がなくても寒い。
 

洲崎神社は名古屋最古のルーツを持つ神社かもしれない

神社仏閣(Shrines and temples)
洲崎神社外観

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm



 大須の北西、堀川と若宮大通が交わるあたりに洲崎神社(すさきじんじゃ)はある。
 名古屋の人間からすると、かつてはこのすぐ前が海だったとはちょっと信じられないと思う。現在はかなり内陸になっていて、名古屋港までは直線距離で8キロ以上ある。けど、洲崎神社の洲崎というのは、海や川に長く突き出て岬のようになった所のことだから、実際そういう地形のところに神社はあったのだろう。
 この神社、もしかしたら名古屋最古のルーツを持つといっていい神社かもしれない。
 洲崎神社の隣に石神を祀る石神神社があり、こちらがもともとあった古い方だ。この石神というのが縄文時代以来の神を祀る文字通り石の神なんだそうだ。
 この石に宿っているのは、布都御魂(ふつみたま)であり、道祖神なのだという。
 布都御魂というのは『古事記』『日本書紀』に登場する霊剣で、タケミカヅチ(建御雷神)がこの剣で葦原中国(あしはらのなかつくに)を平定したのち、神武天皇が東征で苦戦していたときに高倉下(たかくらじ)が持参して手渡し戦に勝利し、大和平定を成し遂げることになる。その後、物部氏などの祖とされるウマシマジ(宇摩志麻治命)が宮中で祀っていたのを伊香色謎命(いかがしこめのみこと)が石上神宮に移して御神体としたとされる。
 道祖神として祀られているのは、サルタヒコ(猿田彦命)とアメノウズメ(天鈿女命)という。
 いつこの石がここに祀られるようになったのかは分からない。ただ、伝承レベルにしても名古屋でここまで古いルーツを持つ神社は他にないんじゃないだろうか。創建1900年という熱田神宮でさえ景行天皇の時代で、実際には遡っても4世紀くらいではないかといわれている。
 洲崎神社の創建はわりとはっきりしているようで、平安時代前期の貞観年間(859年から877年)とされている。石神が出雲からスサノオを呼んでこの地に遷座されたという。このあたりには古くから出雲系の人たちが移り住んでいたという話もある。
 創建時は、現在の栄一丁目全域くらいが神社の境内だったというから、相当広い。白川公園の2.5倍くらいの面積だ。
 名古屋城築城の際、境内の西が堀川の掘削で削られ、境内に武家屋敷などが建てられて一気に小さく狭くなってしまった。
 現在は多くの建物に取り囲まれて街中にこそっと入り込んだような格好になっている。



洲崎神社入り口




洲崎神社参道から拝殿へ




洲崎神社拝殿

 スサノオの他、イナダヒメ(稲田姫神 スサノオが八岐大蛇を退治したときに救い妻となった姫)と五男三女神が祀られている。
 五男三女神は、スサノオとアマテラスの誓約から生まれた五柱の男神と三柱の女神の総称で、八王子と呼ばれることもある。
 このたりの経緯はよく分からない。明治45年(1912年)に石神神社を合祀したときなのか、それ以前なのか。
 江戸時代にはスサノオの神社としてすっかり定着していたようで、広井天王や牛頭天王と呼ばれていたそうだ。
 提灯祭りがよく知られていて、江戸時代中期の徳川宗春はもっと派手にやるようにと命じて、たくさんの提灯をつけたまきわら船を堀川に浮かべたという。愛知県津島市で現在も行われている津島天王祭と同じような祭りが名古屋城下でもあったのだ。
 現在は、7月第3土曜日とその翌日に境内に提灯を飾る提灯祭が行われている。



洲崎神社白龍社

 白龍社。



洲崎神社絵馬

 SKE48の松井珠理奈が境内でPVの撮影をしたとかで、その関係の絵馬がたくさんかかっているらしい。訪れたときには知らなかったことのなのでこのときは気づいていない。



洲崎神社境内社

 境内社として泰産社、秋葉社、住吉社などがある。



洲崎神社道祖神額




洲崎神社道祖神の石神




洲崎神社跡地

 江戸時代にはこのたりに天王崎湊があり、尾張藩の御船手役所があった。さらに遡ると廣井城があったのもこのあたりだという。

 縁結びに御利益がある神社ということは帰ってきてから知った。小さな鳥居を腹ばいでくぐったり、なにやら特別な参拝方法があるらしい。近くまで行くことがあれば再訪して確かめることにしよう。
 
【アクセス】
 ・地下鉄鶴舞線「大須観音駅」下車。徒歩約10分。
 ・駐車場 無し
 

名古屋と近郊で食パンをめぐる旅 ---大須ベーカリー/パンドール丸武/ゴントラン シェリエ

パン屋(bakery)
大須ベーカリー店舗

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 名古屋と近郊で食パンをめぐる旅シリーズ。今回は街中にある3軒のパン屋さんを紹介します。

「大須ベーカリー」さん。
 名前の通り大須の商店街の中にある。矢場町方面から南へ下って万松寺交差点を西へ入り、しばらく進んだ右手だ。
 アーケード通りの中にあるとは思わず周囲をぐるぐる探し回ってしまった。店は角にあるから、万松寺通が分かれば店は見つかると思う。
 昔ながらのパン屋をイメージしていたら外観がおしゃれで想像と違っていた。けど、セレブ寄りか庶民寄りかといえばやはり庶民派の部類に入る店だと思う。
 商店街の中なので専用駐車場はない。最寄り駅は地下鉄名城線/鶴舞線の「上前津駅」で、駅から歩いて分くらいだ。



大須ベーカリー食パン

 何種類かあった中でソフティープルマンというのを選んでみた。
 持った感じからして柔らかい。当日は切り分けるのが難しいくらいだった。しっとり系でクセがなく、控えめな優等生といった印象の食パンだ。70点ではないし90点でもない。どこか突出させるよりもバランスを重視した食パンといえるんじゃないだろうか。
 普通に美味しいというのは食パンにおいてはけっこう偉大なのだ。
 このサイズで税込み290円はまずまずの値段設定だと思う。

 大須ベーカリーの紹介ページ
 お店の地図
 9時~19時半
 定休日 火曜日・水曜日



パンドール丸武店舗

「パンドール丸武」さん。
 個人的な感覚では矢場町エリアなのだけど、最寄り駅を考えるとJR中央本線と地下鉄鶴舞線の鶴舞駅が最寄り駅になるから、鶴舞エリアということになるだろうか。
 丸太町ジャンクションの少し東、若宮大通沿いに店はある。
 外観からしてもスタイリッシュなパン屋さんだ。高級感丸出しというよりおしゃれな店を目指すというコンセプトが感じられる。
 webサイトがないのがちょっと残念というかもったいない気もする。



パンドール丸武食パン

 買ったのは山型食パンだった。
 まず香りがいい。中はしっとりとしていて柔らかい。トーストにすると食感はかなり軽い。
 一口目から美味しさが分かりやすいタイプの食パンだ。ただ、その分、食べ進めたときの味の奥行きが少し足りないかもしれない。もう一歩口溶けがいい方が好みだ。
 充分美味しいのだけど、どこか物足りなさもある。他の種類の食パンも食べてみたい。

 お店の地図
 8時~19時
 定休日 火曜日・月曜日不定休



ゴントラン シェリエ店舗

 JR名古屋駅の高島屋一階にある「ゴントラン シェリエ」さん。
 パリに本店を持つ有名高級パン屋さんだ。とにかくおしゃれで、ブランド力を前面に押し出してくる。私としてはやや苦手なタイプの店ではあるのだけど、やはり説得力はある。
 パリの本店は三つ星シェフで若手ナンバーワンとの呼び声もあるパン職人がやっているのだとか。日本の店はパリ直営とかではなく、ゴントラン シェリエのプロデュースということらしい。売っているパンは日本特有のものなのだと思う。東京に5店舗、福岡と仙台にも支店がある。
 一番人気はクロワッサンということで、食パン目当ての私としては少しラインがずれているかもしれない。
 たいぶ前に一度買って食べたことがあって、そのときは高いけど美味しいという漠然とした印象しか残らなかった。前回は店の写真を撮るのを忘れたこともあって再訪することにした。



ゴントラン シェリエ食パン

 すべてカットしてある食パンしかなくて、この時点でちょっとイヤだ。食べるときの気分で好きな厚さに切り分けて食べたい。
 ひと言で言うと高級食パンということになるだろう。香りのよさはかなりのもので、味は上品でやや控えめ。
 歯ごたえは軽いものの、ややもっちり系で、口溶けはあまりよくない。
 全体としてはレベルの高い食パンなのだろうけど、個人的にはそれほど好んで食べたいというほどでもない。食パンだけでいえば、もっと安くて美味しいところを他にいくつも知っている。この立地では値段設定は当然高くならざるを得ない。
 次回は看板商品ともいえるクロワッサンを買うことにしたい。それ次第で評価は一変する可能性はある。

 ゴントラン シェリエのHP
 お店の地図
 7時半~21時
 定休日 なし
 

飛行機のいる空

飛行機(Airplane)
飛行機のいる空

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 他



 12月もそろそろ半ばで、今年の在庫写真を出し切りたい季節になった。小ネタ写真や本編漏れした写真がまだけっこう残っている。
 その中から今日は、飛行機のいる空をお送りします。
 名古屋空港は何度か撮りにいったけど、セントレアは結局今年は一度も行けなかった。それがちょっと心残りとなっている。今頃セントレアは毎年恒例のイルミネーションも行われているだろう。
 今日の写真は空港で撮ったものではなく、日々の街中で撮ったものがほとんどだ。カメラを持っていると動くものについ反応してしまうのだけど、飛行機もその中のひとつで、音が聞こえると反射的に空を仰いでカメラを向けることが多い。そのとき背景にいい空があれば間違いなくシャッターを押す。
 飛行機が好きというよりも、飛行機のいる空が好きなのだと思う。それは大海を悠然と泳ぐ1匹の大きな魚を思わせる。
 そんな飛行機のいる空の写真。



FDA




飛行機雲




雲とシルエット飛行機




夕焼けの中の飛行機




エノコロと飛行機




飛行機のいる空




太陽と飛行機




飛行機雲と月




自衛隊機とひこうき雲




名古屋駅ビルと夕陽と飛行機

 

12月も淡々といつものサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 60mm F2.8 MACRO



 12月も早2週目。今年も残り少なくなって、そろそろ大掃除のことも気になり始めた。年末年始の松阪行きがなくなって何年か経つけど、12月は何もなくてもどこか気ぜわしく感じられる。だから12月はあまり好きじゃない。
 サンデー料理は今回を入れて今年はあと3回となった。特にこれとった計画もなく、普段と同じように作って食べるだけだ。25日も変わらない。ただ、来年最初の日曜日は1日だから、さすがにその日のサンデー料理は休みになる。おせち料理を作る気力も知識もない。
 何事も変わらないことが一番と言えるようなそうではないような、十年一日のサンデー料理なのだった。



マグロのしょう油だれ

「マグロのしょう油ダレ」
 沖縄産のトンボマグロというのを初めて使ってみた。聞き慣れない名前だけど、どうやらビンチョウマグロのことらしい。
 赤身ながら色味が薄く、歯ごたえが少し変わっている。柔らかい鶏肉に似ているかもしれない。
 刺身で食べると違いがもっとよく分かったのだろうけど、調理しないと料理した気になれないので、オリーブオイルで表面を軽く焼いてみた。
 味付けは、酒、みりん、しょう油、唐辛子、ショウガ、塩、コショウで。



豆腐とダイコンのスープ

「ダイコンと豆腐の卵スープ」
 具材は、ダイコン、ニンジン、絹ごし豆腐、ツナ缶、キャベツ。
 味付けは、酒、みりん、鶏ガラだし、塩、コショウで。
 最後に溶き卵を加える。



里芋と鶏肉煮

「里芋と鶏肉煮」
 里芋料理にかかる時間の半分以上は皮むきだ。レンジで皮ごと加熱してからむくとつるっと向けるという話を聞いて実践してみたことがあるけど、それほど上手くはいかなかった。里芋の種類にもよるのかもしれない。
 味付けはシンプルに、酒、みりん、しょう油、和風だし、塩で。
 

道行き人のいる風景

日常写真(Everyday life)
自転車少年

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 今日は道行き人のいる風景をお送りします。
 季節を少し巻き戻して、夏から秋にかけて。



自転車




ガード下




歩くひと




自転車高校生




河原の土手を行く




おやっさん




ランドセルの小学生たち




尾張旭駅前




母と子




庄内川土手夕焼け

 

八事神社は八事のじゃない方神社

神社仏閣(Shrines and temples)
八事神社入り口

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm



 名古屋市天白区八事の神社というと塩竈神社が有名で、八事神社はあまり知られていない。
 地図を見ると隣り合わせというか、同じ敷地にあるのかとさえ思えるのだけど、実際に行ってみると入り口が離れていて全然違う場所のように感じた。もちろん、境内もつながっていない。
 八事神社の駐車場には、ここは塩竈神社ではありません、という太字で注意書きがある。間違ってこちらに迷い込んでくる人がいるのだろう。そういう人たちにとって八事神社は、八事のじゃない方神社といえるかもしれない。
 村社とあるくらいだから昔からこの地区の守り神として大事にされてきたのだろう。しかし、それにしては情報が少なすぎてどんな神社なのかよく分からない。分かっているのは、明治43年(1910年)に八幡社のある場所に下八事の一之御前社と八幡山の高峯神社を合祀して八事神社と名を改めたということくらいだ。創建年や八幡社の由緒などについては全然分からない。
 境内の由緒書きによると室町時代には村民の崇敬を受けていた記録があると書かれている。
 八事のこのあたりは小山というか丘陵地帯で、江戸時代には景勝地として尾張藩の人々が行楽に訪れた場所だったという。室町時代、もしくは鎌倉時代あたりにひとつくらい神社があってもよさそうではある。
 いずれにしても八事神社に関してそれ以上のことは分からない。訪れてみた感想も、なんというか捉えどころのない神社という印象だった。
 訪ねたのは初夏のことだ。



八事神社拝殿

 拝殿は真新しいコンクリート造で、最近建て替えられたものと思われる。
 賽銭箱もまだそれほど日焼けしていないから新調したものだろう。
 昭和10年に愛知縣護國神社の拝殿を移築したと由緒書きにあった。それを見てみたかった。



八事神社境内全域

 境内全域はこんな感じ。こうして全体として眺めてみると拝殿だけが取って付けたような感じに見える。
 祭神はもともと八幡神社なので応神天皇と、あと一之御前神社で大伴武日命(オオトモノタケヒノミコト)を、高峯神社で高峯大明神(タカミネダイミョウジン)を祀っている。
 一之御前神社というのもよく分からない神社で、熱田神宮に境内社がある他、尾張旭市にも一之御前神社があり、名古屋市瑞穂区や豊明市にもある。
 オオトモノタケヒというのは馴染みがない。大伴連の遠祖で、ヤマトタケルが東征したとき従者をつとめたとかなんとか。熱田神宮の社は熱田大神(あつたのおおかみ)の荒魂(あらみたま)を祀っているという。熱田神宮といえばヤマトタケルの草薙の剣を御神体とするくらいだからヤマトタケルとは縁が深い。一之御前神社はやはり熱田神宮の関係ということになるだろうか。尾張旭の社は祭神の調べがつかなかった。
 高峯大明神は山の神ということか。



八事神社拝殿と本殿




音聞山勝地の碑

 境内社として、山神社、冨士社、白山社、秋葉社がある。



新緑の八事の杜

 八事神社に関してはまだ未消化なままなのでちょっと気になる。何か分かったらあらためて書くことにしたい。
 

小幡緑地本園、秋の夕景を撮る

施設/公園(Park)
小幡緑地竜巻池

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm / 60mm F2.8



 小幡緑地本園にある竜巻池、秋の風景。夏の間、飛ぶトンボ撮りをしていた池だ。涼しくなっても最後まで飛んでいたオニヤンマも、秋が深まるといつしか姿を消す。夏の間、あんなにもいた虫たちは一体どこへ行ってしまうのだろう。

 10月に撮った写真なのに、うっかり出すのを忘れていた。あれからもう2ヶ月も月日が流れて、季節もすっかり変わってしまった。
 秋の小幡緑地夕景をお送りします。



小幡緑地緑ヶ池

 緑ヶ池の夕暮れ。
 近場で夕景を撮りたいとき、よくここを訪れる。日が傾いて、太陽が沈み、空が焼けて暮れていくのをずっと眺めている。
 お気に入りの場所のひとつには違いないのだけど、水辺が年がら年中ぬかるみなのがイヤだ。ここを訪れるときはどろんこになってもいい雨靴を履いていかないといけない。



西日に照らされる水面




緑ヶ池夕焼け




空を行くコサギ




夕焼けと飛行機




緑ヶ池に日が暮れる




緑ヶ池夕暮れどき




日が落ちた緑ヶ池




小焼け緑ヶ池




夕焼け空

 日が沈んだらすぐに帰ってしまうのはもったいない。日没から15分くらいすると、もう一度空が焼け始める。焼け戻りと呼んでいるのだけど正式な呼び方は知らない。夕焼け小焼けの歌の小焼けがそうなのかと思ったら、どうやら違うらしい。
 いずれにしても、夕焼け空というのは何度見ても飽きないものだ。なんでもない空に魔法がかかったみたいに思える。
 

森林公園の散り葉撮り空振りで紅葉シーズン閉幕

紅葉(Autumn leaves)
散り葉撮り

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 紅葉シーズンの締めくくりとして散り葉撮りをするために森林公園へ行ってみるも、もはや紅葉は実質的に終わったあとだった。
 部分的にはまだ色づいたモミジが残っていたのだけど、散り葉撮りのメインポイントである展示館の東は、ほとんどモミジの葉が残っていなかった。完全に出遅れた。
 散り葉撮りに向いている条件は、モミジの葉がある程度残っていて、なおかつ葉の状態がよく、風のある日だ。よく晴れて光が強いほどいい。風が吹いたときにざーっと葉が舞い落ちてくるくらいでないとなかなか撮れないし絵にならない。ずいぶん待ってようやく一枚、二枚落ちてくるといった感じでは当てるのも難しいし、一枚葉では決定打にならないことはこれまでの経験から分かっている。
 結局、1時間ちょっとやってみたのだけど成果が上がらず、日没も近づいたところで切り上げることにした。今年の散り葉撮りはまったく収穫がなかった。
 とはいえ、せっかく行ったからには少しは撮りたいと、園内を歩きながら初冬の風景を撮った。今年の森林公園行きはこれが最後になるはずだ。



森林公園テーブルと紅葉モミジ




納屋と紅葉風景




赤モミジ




秋枯れの散策路




落ち葉の模様




落ち葉とベンチ




冬枯れの木




アブラナの咲き始め




サルスベリの実




展示館とメタセコイアの紅葉

 

実はけっこうすごいお寺だった久国寺

神社仏閣(Shrines and temples)
久国寺入り口

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm



 名古屋市北区の久国寺(きゅうこくじ)は2006年に一度訪れたことがある。
 大晦日は久国寺に10億円の岡本太郎鐘をつきにいこう
 そのときは岡本太郎が制作した梵鐘があるということで出向いたのだけど、鐘に気を取られすぎて久国寺そのものをほとんど見ていなかった。
 あれから10年の歳月が流れ、今回再訪しようと思ったのは、浅野祥雲の観音像があることを知ったからだった。当時は浅野祥雲を知らなかったので観音像にも目がいっていなかった。そんなものがあったことにさえ気づいていない。
 名鉄瀬戸線の清水駅が最寄り駅になる。駅から歩いて7、8分だろうと思う。車なら無料駐車場がある。



久国寺本堂

 江戸幕府が開かれる前の1600年頃、三河岡崎にある松平家の菩提寺、法蔵寺から家康の守護仏を譲り受けた長国守養が楠山久国寺を創建したのが始まりとされる。
 江戸時代前期の1662年、安祥長盛和尚が今の場所に移して名古屋城の鬼門除けとした。その際、山号を天長山とあらためている。
 曹洞宗。
 岡本太郎の鐘によって知られているこの久国寺だけど、行基作と伝わる本尊の聖観音菩薩や、弘法大師作ともいわれる子育観世音菩薩などがあり、尾張徳川家ともゆかりのあったなかなかのお寺なのだ。
 江戸時代中期の天明年間(1781-1789年)に二度の火事で焼けるも再建され、明治時代までは数十人の雲水がこの寺で修行していたという。
 1945年、名古屋大空襲で全焼。古い建物は残っておらず、現在のお堂などは戦後に建て直されたものだ。



久国寺屋根の鳳凰




久国寺岡本太郎鐘

 岡本太郎の鐘については前回書いた。
 先代の住職が知り合いのつてを頼って依頼して制作してもらったというのが経緯のようだ。
 完成したのは1965年(昭和40年)だから、大坂万博(1970年)の5年前ということになる。尖った部分はトゲではなく人の手を表しているということで、のちに作られる太陽の塔に通じる部分が見てとれる。
 タイトルは「歓喜の鐘」。
「私は今までにない鐘、人が見たら、あっと腰を抜かすような鐘を作らなければならないと思った」と岡本太郎は語ったそうだ。この姿には依頼した住職も初めて見たときはびっくりしたことだろう。



岡本太郎鐘近接

 鑑定額は10億円。そんな鐘が無造作に吊されていることに少し驚くけど、こんなに重たいものはそう簡単に持ってはいけないから安心ということだろうか。
 このお寺、大らかなのか、触るなとも書いてないし、誰でも近づいて触りたい放題の状態になっている。さすられたからか、歳月のせいか、10年前と比べて表面の彫りが浅くなっていた。以前はもっと凹凸があって彫りもしっかりしていたと思う。
 この鐘は岡本太郎が曼陀羅をイメージしたもので、仏や動物、妖怪などの彫刻が施されている。
 トゲトゲの効果まで計算したのかどうかは分からないけど、他の鐘とは違った響き方をするらしい。YouTubeで映像を見てみたら、不思議な波打ち感があって、かなり独特だ。岡本太郎はそれを宇宙へ届ける音と言った。
 大晦日の日、除夜の鐘で108人限定でつくことができるらしい。夜の9時くらいから列ができるというからつきたい人は少し早めに行く必要がありそうだ。



岡本太郎の銘




浅野祥雲観音像

 これが浅野祥雲作の護国観音像だ。太平洋戦争の戦没者慰霊のために建立されたものだそうだ。
 作られたのがいつだったのか調べがつかなかった。浅野祥雲は戦前からコンクリート像を作っていて、わりと長い期間制作している。戦後には違いないけど、昭和30年代なのか40年代なのか。
 同じような観音像は関ヶ原ウォーランドにもあった。あちらの開園は1964年(昭和39年)だけど、それより前のような気がする。
 昭和30年頃、久国寺は名古屋市観光協会の後援を受けて大名古屋十二支(七福神めぐりに代わって始められた12の札所巡り)のひとつになっているから、そのときかもしれない。



浅野祥雲観音像水鏡




久国寺社

 境内に小さな社があった。稲荷社とかだろうか。

 岡本太郎と浅野祥雲と行基と弘法大師が出会う寺などめったにあるものではない。そんな久国寺にぜひ出向いていってほしいと思う。
 

浄源寺のモミジ絨毯を撮りにいったら遅刻だった

紅葉(Autumn leaves)
浄源寺入り口

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm



 愛知県瀬戸市の岩屋堂公園の入り口にある浄源寺
 岩屋堂は紅葉名所としてよく知られているのに浄源寺の知名度は低く、訪れる人は少ない。個人的には岩屋堂よりも浄源寺の紅葉の方が好きで、毎年のように撮りにいっている。
 岩屋堂は瀬戸の冷蔵庫と呼ばれるほど気温の低い地域だ。車で行っていた頃は車を降りた瞬間に感じたけど、自転車で行くとその手前ではっきり分かる。瀬戸市の中心部と比べて2、3度は明らかに違う。もっとかもしれない。なので、紅葉の見頃は名古屋市内よりも一週間くらい早く訪れる。
 にもかかわらず、どういうわけか浄源寺の紅葉は遅く、だいたい毎年12月に入ってから見頃を迎えることが多い。理由はよく分からない。気温よりも日照時間の関係かもしれない。
 いつも12月に入ってすぐくらいに行っていて、今年は紅葉が遅かったから昨日5日でも充分間に合うだろうと思っていたら完全に遅刻だった。あそこまで終わってるとは想像してなかった。7日くらいに行ってもちょうどいい年もあるのに、今年は後半から終盤にかけて駆け足になったのかもしれない。残っているモミジは少なく、モミジ絨毯はすでになかった。撮り頃は一週間近く前だっただろうか。たまにこういう年もある。
 この日は風が弱く、空は薄曇りで、午前中に雨が降った。タイミングだけでなく撮影条件としてもよくなかった。



浄源寺イチョウ絨毯

 イチョウの落ち葉もすっかり枯れて色あせていた。今年は紅葉自体がよくなかったから、いいタイミングで行けたとしてもベストの写真にはならなかっただろう。
 2012年はいい年だったという印象が残っている。
 モミジの状態とタイミングがよければ、落ち葉絨毯のきれいな絵が撮れる。



三蔵門に積もった落ち葉




三蔵門と枯れモミジの風情

 紅葉終盤の渋枯れ風情だった。



浄源寺いつもの図




モミジとイチョウの落ち葉




浄源寺残りモミジ




石仏群




降るモミジ




岩屋堂冬景色

 岩屋堂の紅葉はすっかり終わって、いつもの静けさを取り戻していた。



岩屋堂入り口集落の風景

 岩屋堂行きも今年はこれで最後となった。年が明けて2月にはセリバオウレンが咲くけど、それは行けるかどうか分からない。来年の紅葉の話をするには気が早すぎる。
 今シーズンの紅葉撮りは、最後に散り葉撮りをして締めくくりとしたい。
 

名古屋と近郊で食パンをめぐる旅 ---お気に入りの3店

パン屋(bakery)
ポルカ店舗

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 名古屋と近郊で食パンをめぐる旅シリーズの一回目は、今年2016年2月のポルカ編から始まった。
 まだ紹介していない店もあるし、一年を振り返るには少し早いのだけど、いったん締めくくりとして、現状でのお気に入り3店を勝手に発表することにしたい。完全に独断と偏見で、基本的に食パンのみを対象にしていることをあらかじめお断りしておきたい。必ずしもパンの味のみで決めたわけではなく、お店の雰囲気やお店の人との相性といったものも多分に加味されている。美味しいパンを焼いて並べているだけではいいパン屋とはいえないというのが私の考えで、接客も大切だと思うし、妙に強いこだわりを押しつけられても困ると思ったりもする。
 今回紹介する3店は、自分と親しい人におすすめしたいお店という観点から選んだという言い方もできる。ちょっとしたおみやげとして持っていくならこの店で買っていくというパン屋だ。誰にでもおすすめできるかというとそこまでの確信は持っていない。あくまでも私が好きな食パンを売っている店ということになる。

 まず最初は、やはり尾張旭市東山町にある「ポルカ」さんだ。
 当面、ここのマイベストは動かないと思われる。だからこそ、むしろここを超えるパン屋と出会いたいとも思う。
 旦那さんがパンを焼き、奥さんがお店でパンを売り、バイトも雇わず、支店も出さず、パン屋というひとつの世界観が一店で自己完結しているパン屋さんが好きだ。私自身がそういう世界に少し憧れているというのがあるのかもしれない。
 パンの美味しさに関しては多くの人が高く評価しているので私があえて言うまでもない。食べログの愛知県のパン屋ベスト10に入っているような店の美味しさを熱く語るのはかえって恥ずかしい。でも、私の1位はスーリープーでも、ル・シュプレームでもなく、やっぱりポルカなのだ。



ポルカのバゲット

 ポルカは売れ残るほどパンを焼かないので、夕方ふらりと立ち寄っても食パンが残っている確率はすごく低い。店の前を5回通って1回あるくらいだ。前日に予約すればもちろん好きなものが買えるのだけど、たまたま立ち寄ってたまたまあると嬉しいから予約はしない。
 食パンの代わりとしてバゲットを買ってみた。
 フランスパンは固いという思い込みがあるのだけど、ちゃんとしたパン屋で焼いているものは決してそんなことはない。トーストすると表面はザクザクで、中身はしっとりしていて口溶けがいいから固さは感じない。
 少し塩気が強いかなという気がしたけど、旨みがじんわりあとからやってくる。食パンとはまた違った美味しさがある。



ポルカのクロワッサン

 普通のクロワッサンがなかったのでチョコクロワッサンにした。
 チョコの甘さがクロワッサン本体の評価を難しくしているけど、美味しいことは間違いない。
 表面は適度なバッシリ感があって、中身はモチモチしている。これこそクロワッサンだ。ほどよく香ばしい。
 クロワッサンめぐりはまだ始めたばかりだけど、しばらくはこれを基準としたい。



ポルカのイギリス食パン

 再びイギリス食パン。
 ポルカで一番好きな食パンはデニッシュトーストなのだけど、あれはプレーンな食パンとは違う。何種類かある食パンの中で、イギリス食パンがもっともスタンダードということになるだろうか。
 ふわふわのくたくたで、形を保てないくらい柔らかい。手に持って香りをかいで切り分けるだけで美味しい食パンの予感がある。
 サクッとした歯ごたえと、モチッとした食感、すっと溶ける口どけのよさ。鼻から香る小麦粉の風味とほのかな甘さ。
 値段もこのサイズで180円くらいと安い。食パンの良心と呼びたい。
 それぞれ好みの食パンはあるだろうけど、一般消費者だけでなく同業者の人もここの食パンを食べてみてほしい。果たして何人のパン職人がここの食パンを超えるものを焼けるだろうか。

 ポルカさんのブログ
 お店の地図
 12時~20時まで
 月・火曜日 定休



匠店舗

 続いては、日進市香久山の「ブーランジェリー匠」さん。
 ここも夫婦さんでやられている小さなお店ということで好感が持てる。お店の雰囲気も好きだ。
 最初に食べたデニッシュトーストがかなり美味しくて忘れがたい印象を残した。一緒に買ったもう一種類の食パンも美味しくて、実力の高さをうかがわせた。
 もう一度確かめるべく再びお店に出向いていった。家からちょっと遠いのが難点だ。近ければもっとちょくちょく行きたい。



匠食パン

 二度目の食パンは角食パンだった。デニッシュトーストはいつもあるわけではないようだ。
 中身がぎっしりで持つと重たい。たまにこういうタイプの食パンがあるけど、珍しいといえば珍しい。
 かなりもっちり食感で、独特だ。高級食パンという感じがする。香りと味は控えめながら、クセがなく、口溶けも申し分ない。
 私は軽い食感の方が好きなのだけど、もっちり系が好きな人にとっては唯一無二の食パンとなり得るんじゃないか。もっちりしっとり系の完成形といってもいいかもしれない。
 匠が有名店なのかどうなのかはよく分からない。日進市周辺のパン好きの人たちにはよく知られているのだろうけど、愛知全域で多くの人が知っているというほどではないように思う。だからこそ私はこの店を推したい。二度目で実力の高さを思い知った。やるな、匠と思う。

 お店の地図
 11時~18時
 定休日 日曜日・月曜日・祝日



かきぬま店舗

 3店目は、千種区にある「Meisterかきぬまs Backstube」さん。
 知っている人は当然知っている有名店なのだけど、なんとなく損をしている店のような気がするのがこのパン屋さんだ。ご主人はドイツで修行してマイスターの称号まで取ったという筋金入りの職人ということで、ここをドイツパンの店と思って敬遠している人がいるんじゃないだろうか。本格的なドイツパンも売ってるけど、基本は普通のパン屋さんだ。ドイツ系寄りではあるけど日本のオリジナル・パンを売っている。
 パンはもちろん美味しいので、味は間違いない。ただ、それだけではない魅力がこの店にはあるような気がしている。webサイトなどを見るとご主人のパン作りに対する強いこだわりや信念を垣間見ることができる。お店に行って実際にパンを買ってみるとそのあたりのことがよく感じられると思う。お店側としてはそんなことを望んではないのかもしれなけど、個人的にはもっと有名になってもっと高い評価を受けてほしいお店だ。
 美味しいパン屋さん知りませんかと訊かれたら、テーラテールなんかよりも、かきぬまを紹介したい。ここの店を好きというと、ちょっとパン屋通な感じがするのだ。



かきぬま食パン

 この日店にあったのは、湯種食パンだった。
 ややしょっぱさが感じられるも、歯ごたえ、口どけはいい。美味しさが遅れてあとから追いかけてくるのも好みのタイプだ。
 ただ、どちらかというと前回食べた食パンの方が美味しいと思った。

 MeisterかきぬまのHP 
 お店の地図
 9時半~18時半
 定休日 木曜日

 家から自転車で1時間以内で行ける店はあらかた回った。まだ行くべき店が何軒も残ってはいるのだけど、なにしろ遠すぎるとちょっと気持ち的に苦しさがある。食パンひとつ買うのに自転車で往復3時間って、そこまで食パンマニアではない私。そのうち遠出をして蟹江の「ポンレヴェック」や幸田町の「緑と風のダーシェンカ」なんかも行ってみたいけどいつになることか。名古屋駅の駅ビルに入っている「フォション」あたりも気になっている。
 そんなわけで、今後もいいパン屋さん探しは続くのだった。
 

バランスが微妙なサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 60mm F2.8 MACRO



 12月に入って紅葉もほぼ終わったことだろう。私の紅葉撮影行きは、やや尻すぼみになってしまった。最後に白鳥庭園へ行って締めくくりにしようという計画は実現しなかった。ライトアップも今日までだった。
 紅葉の白鳥庭園に最後に行ったのは2011年だった。紅葉ライトアップとなると2010年だ。今あらためて写真を見返してみると当時自分が思っていたほど撮れていない。もう一度行ってきちんと撮りたい気持ちはあったから、心残りではある。
 来週のどこかで一日くらいは延長戦として撮れる機会もあるかもしれない。遅いところはまだモミジも残っているはずだ。
 サンデー料理はいつもの通り。



マグロ煮

「煮マグロ」
 酒、みりん、しょう油、昆布だし、ショウガ、塩、コショウ、水を混ぜ合わせたタレに、切り分けたマグロと刻んだ長ネギをしばらく漬け、弱火で加熱する。
 火が通りすぎないうちに火を止める。
 マグロが柔らかくて少し崩れた。



ジャガイモオムレツ

「ジャガイモ入りオムレツ風」
 ジャガイモのオムレツは定番となりつつある。作り始めは団子にするつもりが、途中で方向転換してオムレツになった。
 細切りにしたジャガイモをレンジで5分加熱。
 卵、カタクリ粉、マヨネーズ、塩、コショウ、とろけるチーズ、マーガリン、パン粉を混ぜ合わせ、フライパンにフタをして両面をじっくり焼く。
 たれは、酒、みりん、しょう油、コンソメの素をひと煮立ちさせて作る。
 ジャガイモの食感をある程度残すのがポイントだ。



ナスとニンジンの煮物

「ナスとニンジンの炒め煮」
 茶色を通り越してどす黒くなった。味はよくても見た目が悪い。原因は、あく抜きの時間が足りなかったからか、鉄のフライパンを使ったからか。ナスには火が通りすぎて、ニンジンは加熱不足だった。
 シーチキン缶入りで、味付けは、ごま油、酒、みりん、しょう油、鶏ガラだし、塩、コショウで。
 
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