月別:2014年02月

記事一覧
  • 岩崎御嶽山に行ってみる

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 愛知県日進市にある岩崎御嶽山のことを知ったのはわりと最近のことだ。ネットの地図を見ながらどこか行くところはないか探しているときに御岳山という名前が目に入った。 ネットで調べてみると、浅野祥雲のコンクリ像があるというのではないか。これは行かねばならないと思った。 知る人ぞ知るコンクリ仏師、浅野祥雲。私は五色園で初めてその作品に触れ、その後、尾張旭の退養寺や関...

    2014/02/28

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • ぎふローカル鉄博 <6>

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 ぎふローカル鉄博シリーズも6回目となった。 今回は美濃市駅前編をお送りします。 以前に一度、美濃市を訪れたことがある。和紙のあかりイベントを見たのを覚えている。街並みもよかった。 今回は駅撮りということであらためて駅をよく見てみて、撮りどころたっぷりの魅力的なところだということを知った。昭和レトロというイベントの趣旨にぴったりの駅だ。 ひとつの駅をこんなに...

    2014/02/28

    鉄道(Railroad)

  • 上野天満宮の梅はまだ

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic 14-42mm F3.5-5.6 梅の咲き具合を確かめるべく、上野天満宮へ。 一部咲き出しているものの、見頃はまだしばらく先になりそうだ。 受験祈願シーズンまっただ中ということで、おみくじやら絵馬やらが満載だった。 せっかくなので、ちょっと撮っていくことにした。 上野天満宮は好きな神社だ。神聖さみたいなものはまるで感じないのだけど、邪気がないというか、威張ったところがなくて、居心地がいい...

    2014/02/27

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 名残の雪風景

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 他 今日の名古屋は暖かい雨の一日だった。どうやら今シーズンの雪はもうなさそうだ。 なかなか雪が降らずにやきもきしたものの、立春を過ぎてから二度、積もるくらい降った。その2日間、撮りに行くことができたので、個人的には満足している。少なすぎても物足りないし、多すぎても飽きる。シーズンに2回くらいがちょうどいい。 本編では使い切れなかった雪の日の写真がだいぶ残って...

    2014/02/27

    雨/雪/天候(Weather)

  • 道ばた写真

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 他 道ばた写真がまたたまっていたので、一度やっておくことにした。個人的にはこのシリーズが一番気に入っている。 今回もまた、道ばたに落ちているものがたくさん集まった。「名もなき風景の声を聞け」の続編のためにも、これからもまだまだ拾い集めていかなくてはいけない。 明日はどんなものが落ちているだろう。...

    2014/02/26

    日常写真(Everyday life)

  • フォトコンのこと

     そういえば、富士フイルムフォトコンの結果発表があったのを忘れていた。 http://www.fujifilm.co.jp/fpc/53/photobook/judge/index.html 私の「名もなき風景の声を聞け」は、フォトブック部門の審査員特別賞だった。 内容は結果発表のページで一部見られるようになっている。 来月3月21日に東京のミッドタウンで行われる表彰式に参加するつもりでいる。 今回は東京観光ではなく、テラウチマサトさんに会うのが目的だ。表彰...

    2014/02/26

    フォトコン・写真(Photo Contest)

  • 森林公園の春は進まず

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 75-300mm F4.8-6.7 これは先週のこと。 森林公園の春はたいして進んでいなかった。東山植物園と比べると、森林公園の春は遅い。相変わらずの冬景色が続いていた。 春を探しつつ、冬を撮りながら、園内のいつものコースを歩いた。 この日はまだ風が冷たくて寒かったけど、日差しはだいぶ春めいてきていた。写真に写る光も、少しずつ変わっていく。...

    2014/02/25

    植物園(Botanical garden)

  • ぎふローカル鉄博 <5>

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 ぎふローカル鉄博シリーズの5回目を。 ようやくここからがイベントの本編ということになる。 関駅で集合して最初のメニューは、関駅にある車庫を見学することだった。個人では入れないところに入れるといったようなことがあるとイベントに参加した意味がある。「特別な許可を得て撮影しています」というやつだ。 列車に乗っての洗車や、運転席に座ってちょっとした操作をするという...

    2014/02/25

    鉄道(Railroad)

  • スカイワードあさひから

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / Panasonic 45-200mm F4.0-5.6 岩屋堂の帰り、日没時間が近かったので、尾張旭のスカイワードあさひに寄っていくことにした。 この日天気はよく、風も強かったので夕焼けを期待できると思ったのだけど、西の空は低い雲に覆われ、期待したほど空は焼けなかった。東の空はとてもクリアだっただけに残念。西方面は地形の関係か、晴れていてもそこだけ雲がかかっていることが多い。 御嶽...

    2014/02/24

    施設/公園(Park)

  • ぎふローカル鉄博 <4>

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4  岐阜ローカル鉄博の続きを。 今回が4回目となるのだけど、ゴールの郡上八幡編はまだ見えてこない。長いシリーズになりそうだ。 上の写真は、関市役所前駅のホームのほぼ全景だ。 見渡す限り田んぼに囲まれ、のどかな雰囲気に包まれている。 で、市役所は? 田んぼ越しに遠く目をやると、なにやら立派な建物が集まっている一角がある。どうやら市役所はあの中のどれかのようだ。...

    2014/02/24

    鉄道(Railroad)

  • 東山植物園 ---冬の終わりの感傷

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 75-300mm F4.8-6.7 春の始まりは冬の死なのだと、冬の終わりに立ったとき気がつく。 季節は立ち止まらない。人の感傷など置いてけぼりにして、前へ進んでいく。 東山植物園も今、冬と春が混在している。もうしばらくその両方を追いかけることになる。 写真を撮っていなければ、冬はいまわしいだけの季節だった。 今は昔より冬のことが好きになっている。...

    2014/02/23

    植物園(Botanical garden)

  • 冬の和サンデー

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 今週のサンデーは、和の気分だった。暖かくなる前に味噌おでんが食べたいと思って、そこが出発点になった。 主役と方向性が決まれば、あとは簡単だ。食材を見つつ、準主役と脇役を決めていけばいい。その思考パターンがマンネリにつながるといえばそうなのだけど。「マグロとエリンギの和風だれ」 酒、みりん、しょう油、白だし、唐辛子、ショウガに、エリンギ、刻み長ネギ、マグロを...

    2014/02/23

    料理(Cooking)

  • 今年も岩屋堂でセリバオウレンを撮る

     いつもは2月初旬には出向いている岩屋堂のセリバオウレン(芹葉黄蓮)なのだけど、今年は少し出遅れた。遅刻を覚悟していったら、これまで見たことがないほどたくさん咲いている姿を見ることができた。花期としては後半、撮りどきとしてはやや遅いくらいだろうか。この花はあまり咲きすぎているよりも咲き始めくらいの方が撮りやすい。 今回でもう6、7年目になる。いつも今年こそは撮りきりたいと気合いを入れて臨むのだけど、...

    2014/02/22

    花/植物(Flower/plant)

  • 久々に竜泉寺へ行く

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 75-300mm F4.8-6.7 / 14mm F2.5 久しぶりに名古屋市守山区にある竜泉寺に行ってきた。 名古屋には名古屋城を中心として四方に4つの観音寺があり、尾張四観音と称されている。毎年、恵方が決められていて、笠寺観音、龍泉寺、荒子観音寺、笠寺観音、甚目寺観音の順に5年単位で巡っている。 今年の恵方が竜泉寺ということで、節分祭はたいへんな賑わいだったそうだ。当日ちら...

    2014/02/21

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 2月の猪高緑地

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 2月の猪高緑地は、春の気配を感じさせないくらいの冬景色だった。 一見すると撮るものが何もないような風景が広がるばかりだけど、よくよく見てみれば、それは冬ならではの繊細な景色だということに気がつく。 生命の残響とでもいおうか。茶色い風景の中に、かつての命とこれからの命が共存しているように思われる。 猪高緑地の春は、もうしばらく先になりそうだ。 3月になったらま...

    2014/02/20

    施設/公園(Park)

  • ぎふローカル鉄博 <3>

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 ぎふローカル鉄博シリーズが途中になっていたので、今日からまたぼちぼち再開していくことにしたい。 イベントの行程は関駅から郡上八幡駅までだったのだけど、それに先だって富加駅と関市役所前駅にも立ち寄って撮った。 富加駅はイベントのコースに入れてもいいくらいレトロで魅力的な駅だった。長良川鉄道にはこういう古い駅が点在している。 つづく。...

    2014/02/19

    鉄道(Railroad)

  • 雪の名古屋めぐり ---向野橋

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / Panasonic 14mm F2.5 雪の名古屋めぐり、この日最後の目的地は、向野橋(こうやばし)だった。 前の週の雪のとき、四日市の帰りに寄ろうと思っていたら夜になって寄れなかったので、この日はどうしても行っておきたかった。 名古屋駅から近鉄に乗ってひと駅、米野駅(こめの)で降りて、400メートルほど歩いたところに架かっている橋だ。 これまで何度かこのブログに登場している...

    2014/02/18

    名古屋(Nagoya)

  • 雪の名古屋めぐり ---大須観音

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 雪の名古屋めぐり第二弾は、大須観音だった。 ここもおととしの雪の日に訪れている。そのとき撮れそうで撮りきれなかったから、いつかもう一度雪のときに訪れたいと思っていた。 残念ながら、興正寺のとき以上に雪は溶けてしまっていたのだけど。 私にとって大須で撮るべきものは大須観音だけなので、これで大須をあとにした。 もう一ヶ所、行きたいところがあったのだった。 依然...

    2014/02/17

    名古屋(Nagoya)

  • 東山植物園 ---本編漏れ写真

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 75-300mm F4.8-6.7 毎週の東山植物園便りから漏れる写真が週に二、三枚ある。そのまま季節の移ろいとともに使えなくなってしまうことも多いのだけど、冬から早春にかけては季節の変化が遅めなので、春、夏に比べると消費期限が延びる。 というわけで、今日は本編漏れした東山植物園の写真を集めて紹介することにしたい。年末くらいのものも何枚か混じっているかもしれない。...

    2014/02/16

    植物園(Botanical garden)

  • 何事もなくサンデー

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 風の強い日曜日だった。天気はよかったので、出かけるには悪くない一日だったかもしれない。 今週末は用事を済ます以外は撮影行きはなし。先週あちこち出かけて写真の在庫は充分な状態になった。どうやらこの冬も無事に乗り切れそうだ。風邪など引いて寝込まなければだけど。 今週のサンデーも、特別変わったことはなく、無事に作って食べて、平和に終わった。色味としてはわりと明る...

    2014/02/16

    料理(Cooking)

  • 東山植物園便り ---早春から春へ

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / Panasonic 45-200mm F4.0-5.6 梅が咲いた。 雪は降っても、季節は早春から春へと静かに移り変わりつつある。 今年が始まってもうひと月半経った。あとひと月半でもう桜だ。 季節は歩みをとめることがない。 新しい写真のお仲間makikoさんと東山植物園で合流して一緒に撮った。 撮るものを見つけるのに苦心した季節がようやく終わり、東山植物園もまた楽しくなってきた。春の花が...

    2014/02/15

    植物園(Botanical garden)

  • 雪の名古屋めぐり ---興正寺

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 + FL-36R 先週の土曜日に続いてまた雪になった。 深夜から朝方にかけてよく降った雪は、昼前には雨に変わった。これも先週と同じ流れだ。 ただ、今日の方が降る量は多かったようで、名古屋近郊の鉄道はあちこちが運休になっていた。 それでは遠出は難しいということで、地下鉄を使った雪の名古屋めぐりをすることにした。 最初に向かったのは、八事山興正寺だった。ここはおととし...

    2014/02/14

    名古屋(Nagoya)

  • ぎふローカル鉄博 <2>

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 ローカル鉄博シリーズ2回目の今日は、駅にまつわるレトロなものを中心にお届けします。 まだまだ続きます。...

    2014/02/13

    鉄道(Railroad)

  • ぎふローカル鉄博 <1>

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 岐阜県で開催されている「ぎふローカル鉄道博覧会2014」に、mihopapaさんと一緒に行ってきた。 岐阜県を走るローカル鉄道、長良川鉄道、樽見鉄道、明智鉄道、養老鉄道が協賛して様々なイベントプログラムを行っている。期間は2月1日から3月23日までで、私たちが参加したのは長良川鉄道で行われたナガ鉄昭和レトロを探す旅というイベントだった。 関駅を出発して、美濃市駅で途中下車...

    2014/02/12

    鉄道(Railroad)

  • 森林公園の春はまだ遠い

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 75-300mm F4.8-6.7 2月前半の森林公園。春はまだ遠かった。 春探しをあきらめて、冬を撮った。 そして、最後の最後に足下に春を見つけた。 冬を越えてこそ得られるささやかな喜びがある。 森林公園の春は、のんびり待つことになる。...

    2014/02/11

    植物園(Botanical garden)

  • 雨の四日市コンビナート

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 75-300mm F4.8-6.7 / 14mm F2.5 雪のコンビナート風景を撮りたくて四日市まで行ったものの、現地は雨。雪は道路脇などに残っているだけだった。 とても残念ではあったのだけど、雨にけぶるコンビナートも、それはそれで魅力的だった。 気温は1度と低く、雨が降って風ない状態だったので、あたり一面水蒸気が立ちこめて、普段とは違う表情を見せていた。 JR富田浜駅から霞...

    2014/02/10

    建物(Architecture)

  • 2014年初雪

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 土曜日の午前中、名古屋も雪が降った。積雪は今シーズン初だ。 雪の状況によってどこへ行こうかあれこれ考えていたのだけど、思ったほどは降らず、どうしようか迷ってしまった。どうせならもっと盛大に降ってくれた方が写真としては面白いものになったのに。 それでもチャンスはチャンスなので、出かけないという選択肢はなかった。バスも鉄道も通常通り動いているとのことで、出かけ...

    2014/02/09

    雨/雪/天候(Weather)

  • 成りゆきサンデー

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 サンデー料理のメニューを考えながら、もう一週間経ってしまったかと思う。基準にするものによって一週間が短く感じられたり、長く思えたりするものだけど、料理の場合はやはりどこかでわずらわしさを感じているのだろう。とはいえ、もうやめたいとか思っているわけでもない。週に一度というのは、飽きずに続けられるいいペースだ。 今週末は土曜日が雪のち雨で、日曜はよく晴れた。今...

    2014/02/09

    料理(Cooking)

  • 東山植物園便り ---2月のはじまり

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / Panasonic 45-200mm F4.0-5.6 東山植物園は、一週ごとに春が進んでいくのを発見する。それと同時に、冬が去りつつあるのも感じる。 冬と春がバトンタッチするときが近づいた。ある日、パンと手と手の鳴る音を耳にして、ハッとする。あ、春、と。 ただ春を待つしかなかった1月が終わり、早春を追いかける2月になった。まだ季節の足取りは緩やかだ。それでも2月なんてのはすぐに終わ...

    2014/02/08

    植物園(Botanical garden)

  • 東山動物園へ

    OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 75-300mm F4.8-6.7 久しぶりに東山動物園に行ってきた。 寒さのせいか、外に出ていない動物もけっこういて、いつもより顔ぶれが少なかったのはちょっと残念だった。 アジアゾウの新屋舎は完成したものの、他の工事も続いていて、園内はまだ落ち着きを取り戻していない。新しい設備も増えて、東山も少しずつ変わっていっている。 新しく生まれた命がある一方で、もう会えない動物が一頭、また一頭と増え...

    2014/02/07

    動物園(Zoo)

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岩崎御嶽山に行ってみる

神社仏閣(Shrines and temples)
岩崎御嶽山-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 愛知県日進市にある岩崎御嶽山のことを知ったのはわりと最近のことだ。ネットの地図を見ながらどこか行くところはないか探しているときに御岳山という名前が目に入った。
 ネットで調べてみると、浅野祥雲のコンクリ像があるというのではないか。これは行かねばならないと思った。
 知る人ぞ知るコンクリ仏師、浅野祥雲。私は五色園で初めてその作品に触れ、その後、尾張旭の退養寺関ヶ原ウォーランドなどで出会うことになる。
 それにしても、山自体がなかなかに恐ろしげなところなので行く踏ん切りがつかないでいた。
 ところがカメさん会のmさんと話しをしているとき、たまたまここのことが話題になり、それなら行ってみようかということになったのだった。ひとりでは怖くてもふたりならなんとかなるんじゃないかと。
 まず向かったのは山の中心に立つ岩崎御岳社だった。
 ここは建物も新しく、比較的セーフティーなゾーンに思えた。普通ではないけど、普通に近い。



岩崎御嶽山-2

 名前からも分かるとおり、御岳信仰の山で、神仏習合の気配が色濃い。
 それにしても、なんというか、大変なことになっている。



岩崎御嶽山-3




岩崎御嶽山-4

 木曽の御岳から勧請したのは江戸時代後期の1860年だそうだけど、130メートルほどの低い山に、3,000以上の石碑や石仏などが乱立していて、異様な光景と化している。
 御岳信仰の講だとか、教会だとか、よく分からないものとか、ごた混ぜになっていて、どういうことになっているのか、判断不能に陥る。
 あまり考えないことにした。
 霊感などまるでない私でさえ、それ以上深入りしてはいけないという警報が鳴った。ひとりで訪ねなくて本当によかったと思った。



岩崎御嶽山-5




岩崎御嶽山-6

 猫がいたのでちょっと安心した。猫がいるところは悪いところじゃないという思い込みがある。



岩崎御嶽山-7

 神社の境内にお寺のお堂のような建物もある。



岩崎御嶽山-8




岩崎御嶽山-9




岩崎御嶽山-10

 駐車場の近くで紛れもない浅野作品を発見した。
 尾張旭にある愛宕山の弘法大師像に通じるものがある。



岩崎御嶽山-11

 隣の毘沙門天も浅野作品なのだろう。こちらはリアルバージョンの方だ。
 他にもたくさんの浅野作品が散在しているとのことだけど、発見することができなかった。これ以上深追いするのはやめておこうという気持ちもあった。



岩崎御嶽山-12

 平成展望台というのが作られているところをみると、日進市はここを観光スポットにしようという考えが多少なりともあるようだ。
 夜景を見るために夜にここを訪れる勇気は、私にはない。



岩崎御嶽山-13

 せっかくなので少し離れた奥の院にも寄ってみた。
 天気がいいと裏手から御嶽山が見えるそうだ。

 ここに紹介したのは、岩崎御嶽山の一端に過ぎない。言葉ではちょっと説明しづらい面が多々ある。写真でも雰囲気は伝わらないかもしれない。
 訪れるなら、心身ともに調子のいい日に出向くことをオススメします。
 

ぎふローカル鉄博 <6>

鉄道(Railroad)
ローカル鉄博6-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 ぎふローカル鉄博シリーズも6回目となった。
 今回は美濃市駅前編をお送りします。
 以前に一度、美濃市を訪れたことがある。和紙のあかりイベントを見たのを覚えている。街並みもよかった。
 今回は駅撮りということであらためて駅をよく見てみて、撮りどころたっぷりの魅力的なところだということを知った。昭和レトロというイベントの趣旨にぴったりの駅だ。




ローカル鉄博6-2





ローカル鉄博6-3





ローカル鉄博6-4





ローカル鉄博6-5





ローカル鉄博6-6





ローカル鉄博6-7





ローカル鉄博6-8





ローカル鉄博6-9





ローカル鉄博6-10





ローカル鉄博6-11





ローカル鉄博6-12

 ひとつの駅をこんなにじっくり撮るという機会はめったにない。時間をかけて意識を細部に向かわせれば、いろいろな発見がある。
 全体を一度に写すよりも、ディテールを積み重ねていった方が結果的に全体が伝わるものだ。

 つづく。

上野天満宮の梅はまだ

神社仏閣(Shrines and temples)
上野天満宮-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic 14-42mm F3.5-5.6



 梅の咲き具合を確かめるべく、上野天満宮へ。
 一部咲き出しているものの、見頃はまだしばらく先になりそうだ。
 受験祈願シーズンまっただ中ということで、おみくじやら絵馬やらが満載だった。
 せっかくなので、ちょっと撮っていくことにした。




上野天満宮-2





上野天満宮-3





上野天満宮-4





上野天満宮-5





上野天満宮-6





上野天満宮-7





上野天満宮-8





上野天満宮-9





上野天満宮-10





上野天満宮-11





上野天満宮-12

 上野天満宮は好きな神社だ。神聖さみたいなものはまるで感じないのだけど、邪気がないというか、威張ったところがなくて、居心地がいい。それも菅原道真さんの人徳というものか。
 願い事は特になくても、ときどきふらっと訪ねてみたくなるのだ。

名残の雪風景

雨/雪/天候(Weather)
名残の雪-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 他



 今日の名古屋は暖かい雨の一日だった。どうやら今シーズンの雪はもうなさそうだ。
 なかなか雪が降らずにやきもきしたものの、立春を過ぎてから二度、積もるくらい降った。その2日間、撮りに行くことができたので、個人的には満足している。少なすぎても物足りないし、多すぎても飽きる。シーズンに2回くらいがちょうどいい。
 本編では使い切れなかった雪の日の写真がだいぶ残っていたので、まとめて載せておくことにする。写真を見返しながら、もう少しあそこをああ撮っておけばよかったとか、あれこれ思った。それはまた来年ということになる。




名残の雪-2





名残の雪-3





名残の雪-4





名残の雪-5





名残の雪-6





名残の雪-7





名残の雪-8





名残の雪-9





名残の雪-10





名残の雪-11





名残の雪-12





名残の雪-13





名残の雪-14

 2月も明日で終わりだ。また春がやってくる。

道ばた写真

日常写真(Everyday life)
道ばた-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 他



 道ばた写真がまたたまっていたので、一度やっておくことにした。個人的にはこのシリーズが一番気に入っている。




道ばた-2





道ばた-3





道ばた-4





道ばた-5





道ばた-6





道ばた-7





道ばた-8





道ばた-9





道ばた-10





道ばた-11





道ばた-12





道ばた-13





道ばた-14

 今回もまた、道ばたに落ちているものがたくさん集まった。
「名もなき風景の声を聞け」の続編のためにも、これからもまだまだ拾い集めていかなくてはいけない。
 明日はどんなものが落ちているだろう。

フォトコンのこと

フォトコン・写真(Photo Contest)
フォトコン-1


 そういえば、富士フイルムフォトコンの結果発表があったのを忘れていた。
 http://www.fujifilm.co.jp/fpc/53/photobook/judge/index.html
 私の「名もなき風景の声を聞け」は、フォトブック部門の審査員特別賞だった。
 内容は結果発表のページで一部見られるようになっている。
 来月3月21日に東京のミッドタウンで行われる表彰式に参加するつもりでいる。
 今回は東京観光ではなく、テラウチマサトさんに会うのが目的だ。表彰式のあとの懇親会でどこまで近づけるか。

 それにしても、やっぱりフジコンはレベルが高いとあらためて思った。
 特にネイチャー部門は、私のちょっといい程度の写真ではとても太刀打ちできない。自分の代表作とでもいえるような写真で応募しても引っかかる自信がない。
 フォトブック部門はまだ歴史が浅いけど、これから回数を重ねていくともっとレベルが上がっていくに違いない。私はこちらの部門で頑張りたい。




フォトコン-2

 アサヒカメラ.netの写真の殿堂で、「冬来る」が入選。
 http://www.asahicamera.net/sns/mvp/
 小林紀晴さんは私にとってはツンデレの人で、どのフォトコンで当たっても、年に一回しか選んでくれない。私の写真が好きじゃないんだなとあきらめていると、忘れた頃にふと選んでくれる。なんだ、嫌いじゃないんだと喜ぶと、また一年くらい選んでくれない。
 まあ、なにはともあれよかった。
 ずっとテーマのひとつにしている虫たちの組写真で、自分らしい写真で入ったというのは、今後にもつながっていく。

森林公園の春は進まず

植物園(Botanical garden)
森林公園-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 75-300mm F4.8-6.7



 これは先週のこと。
 森林公園の春はたいして進んでいなかった。東山植物園と比べると、森林公園の春は遅い。相変わらずの冬景色が続いていた。
 春を探しつつ、冬を撮りながら、園内のいつものコースを歩いた。




森林公園-2





森林公園-3





森林公園-4





森林公園-5





森林公園-6





森林公園-7





森林公園-8





森林公園-9





森林公園-10





森林公園-11





森林公園-12

 この日はまだ風が冷たくて寒かったけど、日差しはだいぶ春めいてきていた。写真に写る光も、少しずつ変わっていく。

ぎふローカル鉄博 <5>

鉄道(Railroad)
ローカル鉄博5-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 ぎふローカル鉄博シリーズの5回目を。
 ようやくここからがイベントの本編ということになる。
 関駅で集合して最初のメニューは、関駅にある車庫を見学することだった。個人では入れないところに入れるといったようなことがあるとイベントに参加した意味がある。「特別な許可を得て撮影しています」というやつだ。
 列車に乗っての洗車や、運転席に座ってちょっとした操作をするという体験メニューもあった。




ローカル鉄博5-2





ローカル鉄博5-3





ローカル鉄博5-4





ローカル鉄博5-5





ローカル鉄博5-6





ローカル鉄博5-7





ローカル鉄博5-8





ローカル鉄博5-9





ローカル鉄博5-12





ローカル鉄博5-10





ローカル鉄博5-11





ローカル鉄博5-13

 今回のイベントの中では、やはりこの車庫見学が一番よかった。駅などの撮影は個人で行ってもできる。
 参加者たちは鉄道ファンというよりも一般の人が多かったようだから(私を含めて)、こういう特別なメニューがもっとあればさらに楽しいものになったんじゃなかと思う。このイベントが2回目以降も続くかどうかは分からないのだけど。

 つづく。

スカイワードあさひから

施設/公園(Park)
スカイワード-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / Panasonic 45-200mm F4.0-5.6



 岩屋堂の帰り、日没時間が近かったので、尾張旭のスカイワードあさひに寄っていくことにした。
 この日天気はよく、風も強かったので夕焼けを期待できると思ったのだけど、西の空は低い雲に覆われ、期待したほど空は焼けなかった。東の空はとてもクリアだっただけに残念。西方面は地形の関係か、晴れていてもそこだけ雲がかかっていることが多い。




スカイワード-2





スカイワード-3





スカイワード-4





スカイワード-5

 御嶽山はまだ真っ白だったものの、恵那山の雪はもうだいぶ消えていた。寒いさむいといっていても、気温はだいぶ上がってきているようだ。




スカイワード-6





スカイワード-7





スカイワード-8





スカイワード-9





スカイワード-10





スカイワード-11

 夕日は雲の向こうに沈んでいった。

ぎふローカル鉄博 <4>

鉄道(Railroad)
ローカル鉄博4-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4


 
 岐阜ローカル鉄博の続きを。
 今回が4回目となるのだけど、ゴールの郡上八幡編はまだ見えてこない。長いシリーズになりそうだ。
 上の写真は、関市役所前駅のホームのほぼ全景だ。
 見渡す限り田んぼに囲まれ、のどかな雰囲気に包まれている。
 で、市役所は?




ローカル鉄博4-2

 田んぼ越しに遠く目をやると、なにやら立派な建物が集まっている一角がある。どうやら市役所はあの中のどれかのようだ。
 ホームの案内には徒歩10分とあったと思うけど、地図で見たら800メートルはあるから、普通に歩いて15分はかかる。お年寄りならもっとだ。これはもう、市役所前とは呼べないのではないか。
 1999年まであった名鉄美濃町線が廃線になって、下有知駅の代わりに作られた駅がこれなんだとか。





ローカル鉄博4-3





ローカル鉄博4-4

 イベントの集合時間までまだ少し時間があったので、関駅近くの関善光寺へ行くことにした。ここは以前、一度訪れたことがある。




ローカル鉄博4-5

 関善光寺と称されることが多いこのお寺だけど、正式名は宗休寺という。




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ローカル鉄博4-10





ローカル鉄博4-11

 関駅に戻ると、イベントの受付が始まっていた。




ローカル鉄博4-12

 つづく。

東山植物園 ---冬の終わりの感傷

植物園(Botanical garden)
東山植物園-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 75-300mm F4.8-6.7



 春の始まりは冬の死なのだと、冬の終わりに立ったとき気がつく。
 季節は立ち止まらない。人の感傷など置いてけぼりにして、前へ進んでいく。
 東山植物園も今、冬と春が混在している。もうしばらくその両方を追いかけることになる。




東山植物園-2





東山植物園-3





東山植物園-4





東山植物園-5





東山植物園-6





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東山植物園-11





東山植物園-12

 写真を撮っていなければ、冬はいまわしいだけの季節だった。
 今は昔より冬のことが好きになっている。

冬の和サンデー

料理(Cooking)
サンデー1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 今週のサンデーは、和の気分だった。暖かくなる前に味噌おでんが食べたいと思って、そこが出発点になった。
 主役と方向性が決まれば、あとは簡単だ。食材を見つつ、準主役と脇役を決めていけばいい。その思考パターンがマンネリにつながるといえばそうなのだけど。

「マグロとエリンギの和風だれ」
 酒、みりん、しょう油、白だし、唐辛子、ショウガに、エリンギ、刻み長ネギ、マグロを入れて、しばらく煮る。
 マグロが半生くらいで火を止めて、あとは余熱で。



サンデー3

「味噌おでん」
 具材は、大根、鶏肉、ゆで卵、こんにゃく、がんも。
 だし汁で下茹でして、白だし、味噌、唐辛子などで味付けをしつつ煮込んでいく。
 普通のおでんをおかずにご飯を食べるのはあまり嬉しくないのだけど、味噌おでんはおかずとして普通に成立すると思う。




サンデー3

「ジャガイモがメインの野菜炒め煮」
 ジャガイモとニンジン、ブロッコリーを下茹でする。
 オリーブオイルでタマネギとトマトを炒め、ジャガイモなども加える。
 酒、みりん、しょう油、からし、砂糖、コンソメ、塩、コショウで味付けする。
 これは和風ではなかったけど、全体のバランスを崩すほどではなかった。

 2月も後半だというのになかなか暖かくならない。
 とはいえ、もう2月も終わって3月が始まると思うと、気持ちが焦る。なんだかそわそわして落ち着かないから、春はあまり好きじゃなかったりする。

今年も岩屋堂でセリバオウレンを撮る

花/植物(Flower/plant)
光を浴びるセリバオウレン


 いつもは2月初旬には出向いている岩屋堂のセリバオウレン(芹葉黄蓮)なのだけど、今年は少し出遅れた。遅刻を覚悟していったら、これまで見たことがないほどたくさん咲いている姿を見ることができた。花期としては後半、撮りどきとしてはやや遅いくらいだろうか。この花はあまり咲きすぎているよりも咲き始めくらいの方が撮りやすい。
 今回でもう6、7年目になる。いつも今年こそは撮りきりたいと気合いを入れて臨むのだけど、今年はマクロがないこともあって、咲いている姿そのままを撮ることを考えた。この花だけは上手く撮ろうとして上手くいったためしがない。
 撮り終えてから、そういえば雪が降ったときはどんな姿をしていたんだろうと思った。雪中のセリバオウレンは一度撮ってみたい。



日陰のセリバオウレン

 場所は岩屋堂の入り口にある浄源寺の裏庭だ。岩屋堂公園の方には咲いていないと思う。どうしてここの庭にだけ咲いているのか不思議だ。
 毎回、本当にここに勝手に入っていっていいのかなと思いつつ、静かに撮らせてもらう。



白いベール越しのセリバオウレン




バイカオウレン

 こちらはバイカオウレン。セリバオウレンよりもずっと大きい。



氷上の枯れモミジ




むき出しの木の根




暁明ヶ滝

 暁明ヶ滝。



岩屋堂




岩屋堂の残雪

 岩屋堂は瀬戸市内よりも気温が低い土地で、何日か前に降った雪がまだ残っていた。



鳥原川のきらめき




瀬戸大滝

 瀬戸大滝まで歩いた。



水の表情

 今年もセリバオウレンと再会できたことを喜んだ。

【アクセス】
 ・名鉄瀬戸線「尾張瀬戸駅」から名鉄バス「しなのバスセンター」で下車。瀬戸市コミュニティバス岩屋堂線に乗って「岩屋堂」下車。
 ・無料駐車場 あり

 瀬戸市岩屋堂webサイト
 

久々に竜泉寺へ行く

神社仏閣(Shrines and temples)
竜泉寺-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 75-300mm F4.8-6.7 / 14mm F2.5



 久しぶりに名古屋市守山区にある竜泉寺に行ってきた。
 名古屋には名古屋城を中心として四方に4つの観音寺があり、尾張四観音と称されている。毎年、恵方が決められていて、笠寺観音、龍泉寺、荒子観音寺、笠寺観音、甚目寺観音の順に5年単位で巡っている。
 今年の恵方が竜泉寺ということで、節分祭はたいへんな賑わいだったそうだ。当日ちらっとのぞきに行ったら、ものすごい人出と多数の警備員が立っているものものしい様子に腰が引けて、あわててその場をあとにした。
 それ以外はいたって静かなお寺だ。縁があって、昔からちょくちょく出向いている。




竜泉寺-2





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 裏手の墓地の方に行くと、庄内川を見下ろしつつ、春日井の街並みや、遠くに名古屋駅のビルが見渡せる。
 御嶽山もよく見えるのだけど、残念ながら電線がかかってしまって撮影にはちょっと向かない。




竜泉寺-12





竜泉寺-13

 竜泉寺城の模擬天守の中にある宝物館に一度入りたいと思っているのだけど、日曜のみで午後3時だか3時半だかまでしか開いてないので、いまだに行けずにいる。
 重文の木造地蔵菩薩立像や、空海が納めたとされる熱田神宮の剣は見られるのだろうか。

2月の猪高緑地

施設/公園(Park)
猪高緑地-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 2月の猪高緑地は、春の気配を感じさせないくらいの冬景色だった。
 一見すると撮るものが何もないような風景が広がるばかりだけど、よくよく見てみれば、それは冬ならではの繊細な景色だということに気がつく。
 生命の残響とでもいおうか。茶色い風景の中に、かつての命とこれからの命が共存しているように思われる。




猪高緑地-2





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 猪高緑地の春は、もうしばらく先になりそうだ。
 3月になったらまた行ってみよう。

ぎふローカル鉄博 <3>

鉄道(Railroad)
ローカル鉄博3-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 ぎふローカル鉄博シリーズが途中になっていたので、今日からまたぼちぼち再開していくことにしたい。
 イベントの行程は関駅から郡上八幡駅までだったのだけど、それに先だって富加駅と関市役所前駅にも立ち寄って撮った。
 富加駅はイベントのコースに入れてもいいくらいレトロで魅力的な駅だった。長良川鉄道にはこういう古い駅が点在している。




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ローカル鉄博3-12

 つづく。

雪の名古屋めぐり ---向野橋

名古屋(Nagoya)
向野橋-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / Panasonic 14mm F2.5



 雪の名古屋めぐり、この日最後の目的地は、向野橋(こうやばし)だった。
 前の週の雪のとき、四日市の帰りに寄ろうと思っていたら夜になって寄れなかったので、この日はどうしても行っておきたかった。
 名古屋駅から近鉄に乗ってひと駅、米野駅(こめの)で降りて、400メートルほど歩いたところに架かっている橋だ。
 これまで何度かこのブログに登場している。向野橋は新名古屋名所のひとつとしてオススメしたい場所だ。特に夕景から夜景がいい。




向野橋-2





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 雪が降っていればなおよかったのだけど、まずは目的を達して満足した。




向野橋-10





向野橋-11





向野橋-12

 せっかくなので、あおなみ線のささしまライブ駅まで歩いて、あおなみ線で帰ることにした。
 ここの橋と橋から見える風景もお気に入りのひとつだ。




向野橋-13

 こうして雪の名古屋めぐりは終わった。
 今週も雪が降るような予想があったけど、どうやらそれははずれるようだ。
 雪がなかなか降らずにやきもきしたとはいえ、シーズンに二度見られればそれで充分だ。今シーズンはけっこう撮れたし、もう冬に未練はない。あとは春が来るのを待つだけだ。

雪の名古屋めぐり ---大須観音

名古屋(Nagoya)
大須観音-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 雪の名古屋めぐり第二弾は、大須観音だった。
 ここもおととしの雪の日に訪れている。そのとき撮れそうで撮りきれなかったから、いつかもう一度雪のときに訪れたいと思っていた。
 残念ながら、興正寺のとき以上に雪は溶けてしまっていたのだけど。




大須観音-2





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 私にとって大須で撮るべきものは大須観音だけなので、これで大須をあとにした。
 もう一ヶ所、行きたいところがあったのだった。
 依然として冷たい雨は降り続いていた。

 つづく。

東山植物園 ---本編漏れ写真

植物園(Botanical garden)
東山植物園-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 75-300mm F4.8-6.7



 毎週の東山植物園便りから漏れる写真が週に二、三枚ある。そのまま季節の移ろいとともに使えなくなってしまうことも多いのだけど、冬から早春にかけては季節の変化が遅めなので、春、夏に比べると消費期限が延びる。
 というわけで、今日は本編漏れした東山植物園の写真を集めて紹介することにしたい。年末くらいのものも何枚か混じっているかもしれない。




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 在庫はまだ少し残っているし、今後も出てくるはずだから、2月中にもう一度やろうと思っている。

何事もなくサンデー

料理(Cooking)
サンデー1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 風の強い日曜日だった。天気はよかったので、出かけるには悪くない一日だったかもしれない。
 今週末は用事を済ます以外は撮影行きはなし。先週あちこち出かけて写真の在庫は充分な状態になった。どうやらこの冬も無事に乗り切れそうだ。風邪など引いて寝込まなければだけど。
 今週のサンデーも、特別変わったことはなく、無事に作って食べて、平和に終わった。色味としてはわりと明るめの仕上がりになった。

「サーモンのからしマヨネーズしょうゆソース」
 生のサーモンは、あれこれ調理するより自分好みのソースをかけて食べるのが一番だ。調理したうちに入らなくても、美味しく食べられることが優先する。
 鮭の塩焼きは全然好きじゃないんだけど、あれとこれは同じものなのか別のものなのか。




サンデー2

「エビとほうれん草入りのシーチキン卵とじ」
 オムレツのあんかけみたいなものを作るつもりが、途中で投げやりな気持ちになって、こんな形になってしまった。まあ、味はそんなに変わらないわけだけど。




サンデー3

「カボチャのチーズ絡め」
 下茹でしたカボチャとブロッコリーをソーセージと一緒にオリーブオイルで炒め、コンソメ、塩、コショウで味付けをする。
 とろけるチーズを加えて絡めてできあがり。
 カボチャは天ぷら以上に美味しくする料理をいまだ見つけられない。料理の食材としては、甘さがかえって邪魔になる。

 そんなサンデー料理だった。

東山植物園便り ---早春から春へ

植物園(Botanical garden)
東山植物園-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / Panasonic 45-200mm F4.0-5.6



 梅が咲いた。
 雪は降っても、季節は早春から春へと静かに移り変わりつつある。
 今年が始まってもうひと月半経った。あとひと月半でもう桜だ。
 季節は歩みをとめることがない。
 新しい写真のお仲間makikoさんと東山植物園で合流して一緒に撮った。




東山植物園-3





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 撮るものを見つけるのに苦心した季節がようやく終わり、東山植物園もまた楽しくなってきた。春の花が一斉に咲き出すのもそう遠くはない。


雪の名古屋めぐり ---興正寺

名古屋(Nagoya)
雪の興正寺-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 + FL-36R



 先週の土曜日に続いてまた雪になった。
 深夜から朝方にかけてよく降った雪は、昼前には雨に変わった。これも先週と同じ流れだ。
 ただ、今日の方が降る量は多かったようで、名古屋近郊の鉄道はあちこちが運休になっていた。
 それでは遠出は難しいということで、地下鉄を使った雪の名古屋めぐりをすることにした。
 最初に向かったのは、八事山興正寺だった。ここはおととし一度、雪の日に撮っている。
 雨は途中でみぞれに変わり、少しだけ雪降る風景が撮れた。朝早く訪れることができていたら、もっと盛大に降っているところが撮れただろう。その時間帯はバスがまともに動いていなかったのだけど。




雪の興正寺-2





雪の興正寺-3





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雪の興正寺-13

 大須観音に続く。

ぎふローカル鉄博 <2>

鉄道(Railroad)
ローカル鉄博2-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 ローカル鉄博シリーズ2回目の今日は、駅にまつわるレトロなものを中心にお届けします。




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 まだまだ続きます。

ぎふローカル鉄博 <1>

鉄道(Railroad)
鉄博1-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 岐阜県で開催されている「ぎふローカル鉄道博覧会2014」に、mihopapaさんと一緒に行ってきた。
 岐阜県を走るローカル鉄道、長良川鉄道、樽見鉄道、明智鉄道、養老鉄道が協賛して様々なイベントプログラムを行っている。期間は2月1日から3月23日までで、私たちが参加したのは長良川鉄道で行われたナガ鉄昭和レトロを探す旅というイベントだった。
 関駅を出発して、美濃市駅で途中下車したあと、郡上八幡駅まで行くという行程だった。
 写真をたくさん撮ってきたので、今日から何回かに分けてお届けします。




鉄博1-2





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鉄博1-4





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 つづく。

森林公園の春はまだ遠い

植物園(Botanical garden)
森林公園-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 75-300mm F4.8-6.7



 2月前半の森林公園。春はまだ遠かった。
 春探しをあきらめて、冬を撮った。
 そして、最後の最後に足下に春を見つけた。
 冬を越えてこそ得られるささやかな喜びがある。




森林公園-2





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 森林公園の春は、のんびり待つことになる。

雨の四日市コンビナート

建物(Architecture)
四日市-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 75-300mm F4.8-6.7 / 14mm F2.5



 雪のコンビナート風景を撮りたくて四日市まで行ったものの、現地は雨。雪は道路脇などに残っているだけだった。
 とても残念ではあったのだけど、雨にけぶるコンビナートも、それはそれで魅力的だった。
 気温は1度と低く、雨が降って風ない状態だったので、あたり一面水蒸気が立ちこめて、普段とは違う表情を見せていた。
 JR富田浜駅から霞ヶ浦緑地まで歩き、最後はうみてらす14に登った。
 去年、工場夜景フォトコンで四日市部門賞をもらって、北九州の工場サミットまで行かせてもらった。そのお礼参りという意味合いも少しあった。
 私の写真を見た人が、自分も撮りに行きたいと思ってもらえれば、少しは四日市の役に立ったといえるかもしれない。




四日市-2





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四日市-12

 前回の工場夜景フォトコンでも撮った塩浜エリアにまた行きたい。あそこはもっと可能性があるように感じている。
 雪のコンビナート風景もまだあきらめていない。今シーズンはもう降らないかもしれないけど、いつかチャンスがあればまた撮りに行こうと思っている。

2014年初雪

雨/雪/天候(Weather)
雪の日-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 土曜日の午前中、名古屋も雪が降った。積雪は今シーズン初だ。
 雪の状況によってどこへ行こうかあれこれ考えていたのだけど、思ったほどは降らず、どうしようか迷ってしまった。どうせならもっと盛大に降ってくれた方が写真としては面白いものになったのに。
 それでもチャンスはチャンスなので、出かけないという選択肢はなかった。バスも鉄道も通常通り動いているとのことで、出かけることにした。




雪の日-2

 雪になったり、みぞれになったり、雨になったりした。




雪の日-3





雪の日-4





雪の日-5

 名古屋駅のスカイストリートより。
 名古屋駅に着く頃には雨に変わってしまった。それは望んでいた状況ではない。




雪の日-6

 それでもせっかくここまで来て帰るのもつまらないので、そのまま進むことにする。




雪の日-7

 JR関西本線に乗り込んだ。




雪の日-8

 降り立ったのはここ、富田浜駅だった。
 察しのいい方ならもう目的地は分かったんじゃないかと思う。
 三重県に向かうほど雪は少なくなり、降り続く雨によってすでに雪は溶け始めていた。
 雪が舞うコンビナートの風景は撮れず。結局、このあと雨から雪に変わることはなかった。

 雨のコンビナート編に続く。

成りゆきサンデー

料理(Cooking)
サンデー1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 サンデー料理のメニューを考えながら、もう一週間経ってしまったかと思う。基準にするものによって一週間が短く感じられたり、長く思えたりするものだけど、料理の場合はやはりどこかでわずらわしさを感じているのだろう。とはいえ、もうやめたいとか思っているわけでもない。週に一度というのは、飽きずに続けられるいいペースだ。
 今週末は土曜日が雪のち雨で、日曜はよく晴れた。今日は少し風が強かった。もうしばらく寒い冬は続くらしい。
 春野菜などが出回るのもまだ少し先だ。
 今週もいつもと変わらないメニューだった。

「鯛しゃぶの味ぽんだれ」
 だし汁で白菜を茹でて、鯛をしゃぶしゃぶする。
 その後、酒、みりん、しょう油、味ぽんなどを加え、たれを作る。




サンデー2

「ナスと鶏肉のピリ辛」
 豆板醤、ショウガで長ネギの刻みを炒める。
 水にさらしたナスと、鶏肉を炒め、酒、みりん、しょう油などで味付けする。




サンデー3

「中華味の野菜炒め」
 ごま油でニンジン、ハムを炒める。
 タマネギ、下茹でしたしたブロッコリー、カニかまを追加。
 酒、みりん、中華だし、砂糖、しょう油、塩、コショウで味付けをする。
 別に作った卵とじを混ぜあわせる。

 野菜炒めだけは華やかで、あとは地味な見た目だった。
 料理の見た目は、作っただけでは案外気づかず、写真に撮って見てみて初めて分かることが多い。分かっても今更手遅れなのだけど。
 完成図から逆算できていないからそういうことになる。それなりに上達はしたものの、行き当たりばったりなのは昔も今も変わらない。

東山植物園便り ---2月のはじまり

植物園(Botanical garden)
東山植物園-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / Panasonic 45-200mm F4.0-5.6



 東山植物園は、一週ごとに春が進んでいくのを発見する。それと同時に、冬が去りつつあるのも感じる。
 冬と春がバトンタッチするときが近づいた。ある日、パンと手と手の鳴る音を耳にして、ハッとする。あ、春、と。




東山植物園-2





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 ただ春を待つしかなかった1月が終わり、早春を追いかける2月になった。まだ季節の足取りは緩やかだ。それでも2月なんてのはすぐに終わってしまい、すぐに3月がやってくる。
 冬の最後の姿をもう少し撮っておかなくてはいけないような気がしている。

東山動物園へ

動物園(Zoo)
東山動物園-1

OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 75-300mm F4.8-6.7



 久しぶりに東山動物園に行ってきた。
 寒さのせいか、外に出ていない動物もけっこういて、いつもより顔ぶれが少なかったのはちょっと残念だった。
 アジアゾウの新屋舎は完成したものの、他の工事も続いていて、園内はまだ落ち着きを取り戻していない。新しい設備も増えて、東山も少しずつ変わっていっている。




東山動物園-2





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東山動物園-12

 新しく生まれた命がある一方で、もう会えない動物が一頭、また一頭と増えていく。
 その日撮れるものを撮っておかないと、次はもうないかもしれない。
 もう少し暖かくなったら、また彼らに会いにいこう。

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