月別:2013年12月

記事一覧
  • 街の風景

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / OLYMPUS E-M5 大晦日といっても普段とあまり変わらない一日で、何事もなく静かに暮れていった。 なので、写真もいつもと変わらず、特別なものはない。 今日は最近撮りためた街の風景をお届けします。 今年も一年、お疲れ様でした。 今日が終われば、また明日。年が変わってもそれは同じこと。 明日も今日と変わらない一日。...

    2013/12/31

    街(Cityscape)

  • 矢田川夕景

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / OLYMPUS E-M5 冬場はあまり撮りにいくところがないこともあって、ちょくちょく近くの矢田川沿いを自転車で走っている。 少しずつ日没が遅くなってきているのを実感する。 今日は矢田川夕景をお送りします。 E-M5用の望遠を買ったら、川に来ている渡りのカモたちも撮ろう。 冬の被写体不足は、工夫でなんとか乗り切るしかない。...

    2013/12/30

    河川敷(River beach)

  • 東山植物園便り ---季節が一周

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 去年から始めた東山植物園通いは、今年もほぼ休みなく行ききった。季節の移ろいを感じつつ、去年以上の収穫を得ることができた。 紅葉が終わると園内は彩りを失い、撮るものも少なくなる。だから、意識をより細かい部分に潜り込ませなければならない。そうやって注意深く探しながら歩いていると、けっこう撮るものが見つかるものだ。 冬が進んでいく中で、早くも春の息吹があちこちで...

    2013/12/29

    植物園(Botanical garden)

  • 今年最後のサンデー料理

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 今年最後のサンデー料理。 とはいえ、特別なことは何もなく、いつもと同じようなものを作って食べた。ごちそうではなくても、自分好みの料理が一番だ。「鯛の湯通しレモンしょう油だれ」 鯛に塩、コショウ、酒を振る。 沸騰させただし汁に、薄切りにした鯛をくぐらせて火を通す。 たれは、白ワイン、みりん、しょう油、オリーブオイル、レモン水、砂糖、長ネギの刻みを混ぜ合わせ、...

    2013/12/29

    料理(Cooking)

  • 夕暮れの有松

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 久しぶりに有松へ行ってきた。 名古屋市の北東のはずれに住んでいる私にとって、南東のはずれの緑区はめったなことでは行かない遠い街だ。逆もまたそうだろうと思う。 距離にして15キロほどというのに、途中アップダウンがやたら多くて、自転車で行くと距離以上に遠く感じる。 有松は、桶狭間の古戦場に近い旧東海道沿いにあった間の宿で、今も往事の面影を色濃く残している。これま...

    2013/12/28

    旅/散策(Stroll)

  • 冬の東谷山フルーツパークへ

    OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 17mm f2.8 / SIGMA 30mm f2.8 東谷山フルーツパークへは、年が明けてから早春の野草を探しにいくことが多いのだけど、今年は年明け前に一度行っておくことにした。12月後半に訪れるのは初めてだ。 花の季節でもないし、果物の時期でもないから、撮るものがあまりないのは分かっていた。それでも、そこそこの枚数を撮ることになった。 しだれ桜の頃は激しく混み合っているから、静かなフルーツパークの方...

    2013/12/27

    施設/公園(Park)

  • 道ばた写真

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / OLYMPUS E-M5 今日は道ばた写真をお届けします。 一時、いいのに当たらない時期が続いてちょっと焦っていたのだけど、ここ最近また当たりが戻ってきた。道ばたでいいのを見つけると嬉しい。 被写体の声を拾って、どこまで寄り添えるかが大事だ。ただのおもしろネタ写真で終わらせてしまってはいけない。 道ばた写真はこれからも続く。...

    2013/12/26

    日常写真(Everyday life)

  • 彩りの消えた岩屋堂

    OLYMPUS E-M5 + SIGMA 30mm f2.8 先週のこと。α55の故障で行けなかった岩谷堂へ行ってきた。 毎年、紅葉の最後を浄源寺の紅葉絨毯で締めくくるのが決まり事のようになっていたから、今年の紅葉で一番の心残りがここだった。他よりも遅い浄源寺とはいえ、2週間遅れでは紅葉が残っているはずもなかった。 すっかりひとけもなくなり、いつもの静かな岩屋堂に戻っていた。老朽化で閉鎖されたプールがきれいに撤去されていて驚く。泳...

    2013/12/25

    施設/公園(Park)

  • 空コレ ---2013下半期

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 他 今年も残り一週間。この時期恒例になった、空コレをお送りします。 上半期の空コレをやったとき、後半はもう少し空を撮ろうと書いたと思うのだけど、結局あまり撮れずに終わってしまった。特別な空に出会えなかったというのもある。 それでも、枚数はそれなりに撮っていた。 日々空を見ているようで案外見ていない。いい空も、探さないと見つからない。 来年も空を見上げよう。...

    2013/12/24

    空(Sky)

  • 海上の森の冬景色

    OLYMPUS E-M5 + SIGMA 30mm f2.8 秋の間、なんとなく行きそびれてしまった海上の森は、12月後半に入り、すっかり冬景色が完成していた。 α55が壊れなければ紅葉終盤で行けたはずだけど、今更そんなこと言ってももう遅い。秋は終わった。今回が今年最後の海上の森行きになった。 まだレンズが揃っていないので、マクロも望遠も撮れず、30mmでスナップしながら森を歩いた。雪と氷の季節までにはマクロを買って、また出向いていく...

    2013/12/23

    森/山(Forest/Mountain)

  • 東山植物園便り ---小雨の冬景色

    OLYMPUS E-M5 + SIGMA 30mm f2.8 季節は進んで、もはや冬の真っ最中となった。モミジの名残はわずかにあるものの、散り葉撮りはまったく可能性を感じない。こうなったらもう、冬を撮るしかない。 この日は最初から最後まで小雨が降ったりやんだりの天気だった。こういうときが一番条件が悪い。どうせ降るならはっきり雨が写るくらい降ってくれた方が撮るものが増える。風もなく、ただ寒いだけで、いよいよ一年で一番撮るものがな...

    2013/12/22

    植物園(Botanical garden)

  • 安定もしくは停滞サンデー

    OLYMPUS E-M5 + SIGMA 30mm f2.8 すっかりパターンが定着した感のあるサンデー料理のメニュー。よく言えば安定だし、悪く言えば停滞ということになる。 メインの魚料理、野菜のサイドメニュー、スープ関係。 食べる側としては何ら不満はないのだけど、作り手としては物足りなさを感じている。新しいものに挑戦しようという意欲が足りない。 今後サンデー料理は変わっていくのかいかないのか。それは自分にも分からない。「生サ...

    2013/12/22

    料理(Cooking)

  • フォトコンと街の風景

    OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 17mm f2.8 / SIGMA 30mm f2.8「フォトテクニックデジタル 2014年1月号」のノンジャンル部門で、「空を掴む」が入選。 今月号はどのカメラ雑誌もカレンダーの付録がついていて、輪ゴムなどでとじられているため、本屋で中身を確認できないものが多い。「フォトテクニックデジタル」もそうだったのだけど、この雑誌は入選すると発売の翌日くらいには送ってきてくれるので助かる。賞金や賞品とは別に掲載誌...

    2013/12/21

    フォトコン・写真(Photo Contest)

  • 神社めぐり ---西尾・碧南編

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 mihopapaさんとの神社めぐりは続いた。 蒲郡のあと訪れたのは、西尾市の伊文神社(いぶんじんじゃ)だった。 創建は平安時代ということで歴史は古い。 西尾城城下の総鎮守として、歴代の西尾城主たちも大事にしたという。 祭神はスサノオの他、大己貴命と文徳天皇。 古い社殿は昭和54年の火災で焼けて、その後コンクリートで再建されている。 この日最後に訪れたのは、碧南市にある大浜熊野大神...

    2013/12/20

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 鳥のいる風景

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 他 今日は鳥のいる風景をお送りします。 不定期ながら、これもシリーズになってきている。 ハトとカラスはよく撮っているのに、スズメをほとんど撮っていない。今後はもっと意識してスズメを撮るようにしたい。 鳥のいる風景シリーズは、今後も続く予定。...

    2013/12/19

    野鳥(Wild bird)

  • 内海の風景

    OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 17mm f2.8 / SIGMA 30mm f2.8 内海行きのときの写真がまだけっこう残っていた。 内海駅から内海海岸へ行く途中に入見神社(いりみじんじゃ)というのがあったので寄ってみた。 一見すると町によくある神社のようだけど、延喜式に載っている由緒ある式内社だ。 天忍穗耳尊などの五男三女神を祀っている。 夏の終わりの海を撮りにいくと決めていたのに、なんだかんだで延びのびになって、結局は冬の海に...

    2013/12/18

    旅/散策(Stroll)

  • 冬の内海海岸

    OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 17mm f2.8 / SIGMA 30mm f2.8 こんな内海海岸、見たことがない。 いつもは穏やかな伊勢湾に面する内海海岸はこの日、強い風の影響で大荒れの様相を呈していた。 海岸を歩き、海を撮り続け、何度も繰り返し口の中でつぶやく。こんな内海は初めてだと。 足を踏ん張っていてもよろけるほどの強風が吹き荒れ、高い波が絶え間なく海岸に押し寄せ、風が怖いような音でうなっている。吹きすさぶ砂嵐に目も空け...

    2013/12/17

    海/川/水辺(Sea/rive/pond)

  • 北九州にて <7>

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 小倉城エリアをあとにして、紫川を渡り、小倉駅の南エリアをぷらぷら歩いた。 そろそろ新幹線に乗る時間が近づいてきた。 森鴎外は軍医として小倉に赴任したことがあり、そのとき住んでいた家が保存されている。 特に用事はなかったけど、記念にモノレールに乗ってみた。 こうして一泊二日の北九州旅行は終わった。 フォトコン授賞式という思いがけない形で北九州を訪れることができて喜んでいる...

    2013/12/16

    旅/散策(Stroll)

  • フォトコンのこと

     写真サイトPHOTOHITOのフォトコンテスト「Beautiful JAPAN『紅』」で、「紅袴」が入選(chatnoir23)。 http://photohito.com/contest/beautifulJapan/2013/november/result/ このフォトコンのために狙ったわけではないけど、Beautiful JAPANの紅(くれない)というテーマにぴったりの一枚だった。 海外の写真サイトに投稿するとき、日本らしい写真ってなんだろうと考えることがあって、それもひとつ、自分の写真を見直すきっ...

    2013/12/16

    フォトコン・写真(Photo Contest)

  • 東山植物園便り ---紅葉の名残

    OLYMPUS E-M5 + SIGMA 30mm f2.8 今週前半の東山植物園。 名古屋近辺ではどういうわけか東山植物園のモミジが最後まで残っている。日陰だからなのか、他に要因があるのかよく分からない。去年も12月後半まで散り葉撮りをやっていた。 まだ慣れないE-M5を持って散り葉撮りに臨んでみるも、惨敗。まともなのは一枚も撮れなかった。慣れ親しんだα55のようにはいかない。レンズにピント距離の目盛りがないのもつらい。 まだそれな...

    2013/12/15

    植物園(Botanical garden)

  • 今年も残り3回サンデー

    OLYMPUS E-M5 + SIGMA 30mm f2.8 E-M5を手に入れて今日で一週間になる。少しずつ慣れてきた。 電源スイッチの位置がどうにもなじめないけど、それ以外の操作に関してはだいぶ慣れた。ボタンやダイヤルのカスタマイズも自分が使いやすいように設定した。 画質については、もう少しいいレンズを使ってみないとなんともいえない。標準系の単焦点は、20mm f1.7よりも25mm f1.4を選びたい。換算50mmの方が今の自分には合っているよう...

    2013/12/15

    料理(Cooking)

  • 北九州にて <6>

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 小倉城の次に訪れたのは小倉城庭園だった。 歴史と由緒のあるところと思わせて、実は平成10年にできた新しいものだ。 小倉城主だった小笠原氏の下屋敷跡に、大名屋敷と庭を再現したものということで、名古屋でいうと徳川園のようなところだ。 北九州はやはり暖かくて、名古屋よりもだいぶ季節が戻ったような感覚だった。11月終盤でも紅葉はまだ見頃前で、チョウやハチが普通に飛んでいて驚く。この...

    2013/12/14

    旅/散策(Stroll)

  • 紅葉の終わった森林公園

    OLYMPUS E-M5 + SIGMA 30mm f2.8 散り葉撮りのわずかな可能性が残っていないかと、森林公園へ行ってみた。 着いてすぐ駄目だと分かった。完膚無きまでの散り果て。可能性はまったくのゼロだった。 やはり、紅葉終盤に一週間の空白は大きすぎた。結局、まともに散り葉撮りができたのは一回だけだった。今年最後の重要な被写体として心に期するところがあっただけに残念で仕方ない。一年待つとなると長い。 園内はどこを見回して...

    2013/12/13

    植物園(Botanical garden)

  • 北九州にて <5>

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / TAMRON 10-24mm 北九州シリーズは今日から小倉編。 小倉といえばまずは小倉城からだ。 現在へと続く小倉の街を作ったのは、細川忠興だった。忠興といえば、戦国時代に詳しい人にとっては有名人だけど、一般的には奥さんの細川ガラシャの方がよく知られているだろうか。 信長、秀吉、家康に仕えた文武両道の人で、茶人としても優れていたようで利休七哲の一人とされている。 忠興が小倉城の初代藩...

    2013/12/12

    旅/散策(Stroll)

  • 神社めぐり ---竹島八百富神社編

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 mihopapaさんとの神社めぐりで猿投神社に続いて訪れたのは、蒲郡の竹島だった。 個人的には2009年以来の再訪となる。前回は9月で今回は12月だった。冬にしては暖かく穏やかな日だったけど、竹島橋の上は相変わらずの強風が吹いていた。 観光バスで関西から訪れていた団体さん何組もいてちょっと驚く。潮干狩りのシーズンだけ賑わっている場所という認識は改めた方がいいかもしれない。 竹島全域が八...

    2013/12/11

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • フォトコンと道ばたの話

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 他 先月発売された「CAPA 12月号」のフォトコン、生きものの部で「カマキリの見る世界」が入選(3席)していた。 この号は付録付きで閉じられていて、本屋で中身を確認できなかった。今月になって賞状が送られてきて入選していたことを知ったのだった。 というわけで、遅ればせながら本屋へ行って買ってきた。付録付きなのでいつもより高い。 これだけ虫を撮っておきながら、虫写真での入選がこれ...

    2013/12/10

    日常写真(Everyday life)

  • E-M5を持って街に出る

    OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 17mm f2.8 / SIGMA 30mm f2.8 E-M5を連れ出して街へ出た。ようやくカメラのある日常が戻った。 伏見のキヤノンギャラリーへ。 田中和義と聞いてすぐにピンと来る人はあまり多くないと思う。私はたまたま図書館で借りた『日本鉄道美景』がすごくよかったので、頭の片隅に名前が引っかかっていて、たまたま伏見方面へ行くことがあってキヤノンギャラリーに寄ってみたら、たまたま田中和義の写真展がやって...

    2013/12/09

    街(Cityscape)

  • 紅葉めぐり ---こぼれ写真<その1>

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 他 紅葉めぐりの途中で唐突に紅葉シーズンが終わってしまい、なんだか消化不良の感じがいまだに残っている。α55はせめて紅葉の終わりまで持ってほしかった。 去年からほぼ休まず続けていた週一の東山植物園通いも、今週は途切れてしまった。 新しいカメラは手に入ったけど、さすがにもう手遅れだ。毎年最後の締めくくりに行っていた瀬戸の浄源寺も終わっているだろうし、散り葉撮りさえももう遅い。...

    2013/12/08

    紅葉(Autumn leaves)

  • 同系色サンデー

    OLYMPUS E-M5 + SIGMA 30mm f2.8 月曜日の午後に犬山の有楽苑でα55が壊れてからほぼ一週間、カメラなしの生活が続いていた。なんとも手持ち無沙汰で退屈な日々だった。 土曜日はモリコロパークでフォトコンの表彰式に出席してきたのだけど、カメラがないので写真もない。 で、今日、手元にOLYMPUSのE-M5が届いた。 どうしてそういうことになったのかということは近いうちに書くとして、今日はとりあえずサンデー料理の話を。「...

    2013/12/08

    料理(Cooking)

  • 北九州にて <4>

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 ノーフォーク広場に着いた。門司港駅からまっすぐ歩けば30分ちょっとの距離ながら、あちこちふらついていたからすでに1時間半ほど経っていた。 フォークがノーとはどういうことかと思いきや、姉妹都市のアメリカ、バージニア州ノーフォーク市にちなんで名付けられたんだそうだ。 ここから山の方に登っていた上にある門司城は、1185年に平知盛が家臣に命じて築城させたもので、戦国時代には何度も戦の...

    2013/12/07

    旅/散策(Stroll)

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街の風景

街(Cityscape)
街の風景-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / OLYMPUS E-M5



 大晦日といっても普段とあまり変わらない一日で、何事もなく静かに暮れていった。
 なので、写真もいつもと変わらず、特別なものはない。
 今日は最近撮りためた街の風景をお届けします。




街の風景-2





街の風景-3





街の風景-4





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街の風景-12





街の風景-13

 今年も一年、お疲れ様でした。
 今日が終われば、また明日。年が変わってもそれは同じこと。
 明日も今日と変わらない一日。

矢田川夕景

河川敷(River beach)
矢田川夕景-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / OLYMPUS E-M5



 冬場はあまり撮りにいくところがないこともあって、ちょくちょく近くの矢田川沿いを自転車で走っている。
 少しずつ日没が遅くなってきているのを実感する。
 今日は矢田川夕景をお送りします。




矢田川夕景-2





矢田川夕景-3





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矢田川夕景-13





矢田川夕景-14

 E-M5用の望遠を買ったら、川に来ている渡りのカモたちも撮ろう。
 冬の被写体不足は、工夫でなんとか乗り切るしかない。

東山植物園便り ---季節が一周

植物園(Botanical garden)
東山植物園-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 去年から始めた東山植物園通いは、今年もほぼ休みなく行ききった。季節の移ろいを感じつつ、去年以上の収穫を得ることができた。
 紅葉が終わると園内は彩りを失い、撮るものも少なくなる。だから、意識をより細かい部分に潜り込ませなければならない。そうやって注意深く探しながら歩いていると、けっこう撮るものが見つかるものだ。
 冬が進んでいく中で、早くも春の息吹があちこちで芽吹き始めている。ぐるりと一周季節が巡って、また早春に戻ってこられたことを嬉しく思う。




東山植物園-2

 今シーズン初めて池に氷が張っていた。




東山植物園-3





東山植物園-4

 初梅一輪。




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東山植物園-11





東山植物園-12





東山植物園-13

 植物園は年末年始の休みに入って、2日から営業が始まる。来週はちょっと行けないかもしれない。
 来年もまた通うつもりでいる。

今年最後のサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 今年最後のサンデー料理。
 とはいえ、特別なことは何もなく、いつもと同じようなものを作って食べた。ごちそうではなくても、自分好みの料理が一番だ。




サンデー2

「鯛の湯通しレモンしょう油だれ」
 鯛に塩、コショウ、酒を振る。
 沸騰させただし汁に、薄切りにした鯛をくぐらせて火を通す。
 たれは、白ワイン、みりん、しょう油、オリーブオイル、レモン水、砂糖、長ネギの刻みを混ぜ合わせ、ひと煮立ちさせる。




サンデー3

「湯豆腐の味ぽんごまだれ」
 鯛の湯通しに使っただし汁で、絹ごし豆腐、エリンギ、下茹でしたほうれん草を茹でる。
 たれは、酒、みりん、白だし、しょう油、味ぽん、白ごま、唐辛子、塩、コショウをひと煮立ちさせて作る。




サンデー4

「味噌煮込みおでん」
 写真で見るとビーフシチューみたいだけど、味噌おでんだ。
 下茹でした大根、ニンジン、鶏肉、ゆで卵を、味噌だれで煮込んでいる。
 最近これが気に入っていて、ちょくちょく作っている。写真を見てたらまた食べたくなってきた。

 今年はサンデー料理を休んだんだったかどうだったか。休んでも一回か二回だったはずだ。無事に完走できてよかった。
 来年最初の週末は、三が日明けだから、通常通りのサンデー料理になる。
 とりあえず今のところ、やめる理由が見当たらないから続けていくだけだ。

夕暮れの有松

旅/散策(Stroll)
有松-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 久しぶりに有松へ行ってきた。
 名古屋市の北東のはずれに住んでいる私にとって、南東のはずれの緑区はめったなことでは行かない遠い街だ。逆もまたそうだろうと思う。
 距離にして15キロほどというのに、途中アップダウンがやたら多くて、自転車で行くと距離以上に遠く感じる。
 有松は、桶狭間の古戦場に近い旧東海道沿いにあった間の宿で、今も往事の面影を色濃く残している。これまで二度か三度訪れている。
 夕暮れ時の有松を撮ってみたくて、午後の遅い時間に出向いていった。




有松-2





有松-3





有松-4





有松-5





有松-6





有松-7





有松-8





有松-9





有松-10





有松-12

 名古屋市内にこれだけの街並みが残っているのはなかなかのものだ。通りは電柱も地中に埋めて、景観もすっきりした。
 夕暮れ時はやっぱりよかった。次は夏の黄昏時を撮ってみたい。

冬の東谷山フルーツパークへ

施設/公園(Park)
東谷山-1

OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 17mm f2.8 / SIGMA 30mm f2.8



 東谷山フルーツパークへは、年が明けてから早春の野草を探しにいくことが多いのだけど、今年は年明け前に一度行っておくことにした。12月後半に訪れるのは初めてだ。
 花の季節でもないし、果物の時期でもないから、撮るものがあまりないのは分かっていた。それでも、そこそこの枚数を撮ることになった。
 しだれ桜の頃は激しく混み合っているから、静かなフルーツパークの方が居心地がいい。




東谷山-2





東谷山-3





東谷山-4





東谷山-5

 マユミの実は好きだ。
 そんなに珍しい木ではないだろうに、東山植物園や森林公園では見かけない。私の行動範囲内でいうと、フルーツパークに行かないと見られない。




東谷山-6





東谷山-7





東谷山-8





東谷山-9





東谷山-10





東谷山-11

 せっかくなので東谷山も登っておくことにした。
 名古屋最高峰198メートルの小山で、歩いても15分くらいとはいえ、山歩きの15分はけっこうしんどい。いつも歩き始めて5分もしないうちに後悔する。登って降りてくると、まあこれくらならまた登ろうかとなるのだけど。




東谷山-12





東谷山-13

 冬が深まっていくことは、春が近づいているということだ。
 年が明ければほどなくして春一番の花が咲いてくる。
 撮影にオフシーズンはない。

道ばた写真

日常写真(Everyday life)
道ばた-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / OLYMPUS E-M5



 今日は道ばた写真をお届けします。
 一時、いいのに当たらない時期が続いてちょっと焦っていたのだけど、ここ最近また当たりが戻ってきた。道ばたでいいのを見つけると嬉しい。
 被写体の声を拾って、どこまで寄り添えるかが大事だ。ただのおもしろネタ写真で終わらせてしまってはいけない。




道ばた-2





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道ばた-12

 道ばた写真はこれからも続く。

彩りの消えた岩屋堂

施設/公園(Park)
岩屋堂-1

OLYMPUS E-M5 + SIGMA 30mm f2.8



 先週のこと。α55の故障で行けなかった岩谷堂へ行ってきた。
 毎年、紅葉の最後を浄源寺の紅葉絨毯で締めくくるのが決まり事のようになっていたから、今年の紅葉で一番の心残りがここだった。他よりも遅い浄源寺とはいえ、2週間遅れでは紅葉が残っているはずもなかった。
 すっかりひとけもなくなり、いつもの静かな岩屋堂に戻っていた。老朽化で閉鎖されたプールがきれいに撤去されていて驚く。泳いだことはなかったけど、シーズンオフのプールの姿が好きだったから、ちょっと残念だ。




岩屋堂-2





岩屋堂-3





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岩屋堂-6





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岩屋堂-8





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岩屋堂-10

 風景に鮮やかな彩りが戻る5月まで茶色風景が続く。
 岩屋堂は、セリバオウレンが咲く1月にまた訪れることになるはずだ。

空コレ ---2013下半期

空(Sky)
空コレ-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 他



 今年も残り一週間。この時期恒例になった、空コレをお送りします。
 上半期の空コレをやったとき、後半はもう少し空を撮ろうと書いたと思うのだけど、結局あまり撮れずに終わってしまった。特別な空に出会えなかったというのもある。
 それでも、枚数はそれなりに撮っていた。




空コレ-2





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空コレ-5





空コレ-6





空コレ-7





空コレ-8





空コレ-10





空コレ-11





空コレ-12

 日々空を見ているようで案外見ていない。いい空も、探さないと見つからない。
 来年も空を見上げよう。

海上の森の冬景色

森/山(Forest/Mountain)

OLYMPUS E-M5 + SIGMA 30mm f2.8



 秋の間、なんとなく行きそびれてしまった海上の森は、12月後半に入り、すっかり冬景色が完成していた。
 α55が壊れなければ紅葉終盤で行けたはずだけど、今更そんなこと言ってももう遅い。秋は終わった。今回が今年最後の海上の森行きになった。
 まだレンズが揃っていないので、マクロも望遠も撮れず、30mmでスナップしながら森を歩いた。雪と氷の季節までにはマクロを買って、また出向いていくことになると思う。
 いつしか虫の音もすっかり消え、森に響くのは枯れ葉を踏む音と、鳥たちのさえずりだけとなった。森もまた、寒さに耐え、春を待つ。




海上の森-2





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海上の森-13

 また茶色い季節がやってきた。森を歩くと、季節による色合いの大きな変化を実感する。
 ただぼんやり春を待っていても時間を失うだけだ。冬は冬を撮る。当たり前といえば当たり前のことをしよう。

東山植物園便り ---小雨の冬景色

植物園(Botanical garden)
東山植物園-1

OLYMPUS E-M5 + SIGMA 30mm f2.8



 季節は進んで、もはや冬の真っ最中となった。モミジの名残はわずかにあるものの、散り葉撮りはまったく可能性を感じない。こうなったらもう、冬を撮るしかない。
 この日は最初から最後まで小雨が降ったりやんだりの天気だった。こういうときが一番条件が悪い。どうせ降るならはっきり雨が写るくらい降ってくれた方が撮るものが増える。風もなく、ただ寒いだけで、いよいよ一年で一番撮るものがない時期に入ってきた。




東山植物園-2





東山植物園-3





東山植物園-4





東山植物園-5





東山植物園-6





東山植物園-7





東山植物園-8





東山植物園-9





東山植物園-10

 来週が今年最後の植物園行きになる。

安定もしくは停滞サンデー

料理(Cooking)
サンデー1

OLYMPUS E-M5 + SIGMA 30mm f2.8



 すっかりパターンが定着した感のあるサンデー料理のメニュー。よく言えば安定だし、悪く言えば停滞ということになる。
 メインの魚料理、野菜のサイドメニュー、スープ関係。
 食べる側としては何ら不満はないのだけど、作り手としては物足りなさを感じている。新しいものに挑戦しようという意欲が足りない。
 今後サンデー料理は変わっていくのかいかないのか。それは自分にも分からない。




サンデー2

「生サーモンの味ぽんソースがけ」
 酒、みりん、しょう油、白だし、味ぽん、ショウガ、砂糖、塩、コショウをひと煮立ちさせてスープを作る。
 生サーモンと味ぽんは思った以上によく合った。




サンデー3

「スライスジャガイモのマーガリンしょう油味」
 バターは高いし、めったに使わないので、最近はもっぱらマーガリンで代用している。
 オリーブオイルとマーガリンで炒めて、酒、みりん、しょう油、砂糖、塩、コショウで味付けをする。
 仕上げにあらびきコショウを振りかける。




サンデー4

「野菜と鶏肉のコンソメスープ」
 具材は和風で、味付けは洋風寄り。
 このまま味噌汁か豚汁でもできそうだけど、コンソメ味もいける。

 次回が今年のラストサンデー料理となる。

フォトコンと街の風景

フォトコン・写真(Photo Contest)
フォトコン-1

OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 17mm f2.8 / SIGMA 30mm f2.8



「フォトテクニックデジタル 2014年1月号」のノンジャンル部門で、「空を掴む」が入選。
 今月号はどのカメラ雑誌もカレンダーの付録がついていて、輪ゴムなどでとじられているため、本屋で中身を確認できないものが多い。「フォトテクニックデジタル」もそうだったのだけど、この雑誌は入選すると発売の翌日くらいには送ってきてくれるので助かる。賞金や賞品とは別に掲載誌を送ってくれるのはこれくらいだ。
 ここ最近、直接表現から間接表現へと移ってきている中で、この写真を選んでもらえたのは嬉しい。清水哲朗さんとは相性がよくて、本人の意図以上に意図を汲み取って評価してくれる。何の説明もなしに、ちゃんとこれがひっくり返ったセミの足で、どういう思いで撮ったのか理解してくれている。おかげで「フォトテクニックデジタル」の2013年度は総合2位タイだった。
 今年は夏場に失速して、そのままかと心配したけど、秋以降盛り返して、最後も入ることができて、気分よく年を越せる。
 2011年が飛躍の年で、コンスタントにフォトコンに入るようになった。今年2013年はステップの年だった。来年はジャンプといくか、足をぐきっと挫いてしまうか、楽しみでもあり、不安がないでもない。勘違いしないよう、更に精進しなくてはいけない。もっともっといいのが撮れるような気がしている。

 このあとは街の風景をお送りします。




街の風景-2





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街の風景-5





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街の風景-10





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街の風景-12

 今年も残り10日となった。ここまで来てしまったら今更じたばたしても始まらない。なし崩し的に年末年始になだれ込んでいくしかない。とにかく無事に年を越すことを目標としよう。

神社めぐり ---西尾・碧南編

神社仏閣(Shrines and temples)
神社めぐり-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8



 mihopapaさんとの神社めぐりは続いた。
 蒲郡のあと訪れたのは、西尾市の伊文神社(いぶんじんじゃ)だった。
 創建は平安時代ということで歴史は古い。
 西尾城城下の総鎮守として、歴代の西尾城主たちも大事にしたという。




神社めぐり-2

 祭神はスサノオの他、大己貴命と文徳天皇。
 古い社殿は昭和54年の火災で焼けて、その後コンクリートで再建されている。




神社めぐり-3





神社めぐり-4





神社めぐり-5





神社めぐり-6





神社めぐり-7





神社めぐり-8





神社めぐり-9

 この日最後に訪れたのは、碧南市にある大浜熊野大神社だった。




神社めぐり-10





神社めぐり-11

 創建は平安末期の1168年。
 祭神はイザナミ(伊邪那美)。




神社めぐり-12





神社めぐり-13

 敦賀の気比の松原の縮小版のような松林が印象に残る神社だった。




神社めぐり-14

 今回の神社めぐりはこれにて終了となった。
 続編があるかも。

鳥のいる風景

野鳥(Wild bird)
鳥風景-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 他



 今日は鳥のいる風景をお送りします。
 不定期ながら、これもシリーズになってきている。




鳥風景-2





鳥風景-3





鳥風景-4





鳥風景-5





鳥風景-6





鳥風景-7





鳥風景-8





鳥風景-9





鳥風景-10





鳥風景-11





鳥風景-12

 ハトとカラスはよく撮っているのに、スズメをほとんど撮っていない。今後はもっと意識してスズメを撮るようにしたい。
 鳥のいる風景シリーズは、今後も続く予定。

内海の風景

旅/散策(Stroll)
内海2-1

OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 17mm f2.8 / SIGMA 30mm f2.8



 内海行きのときの写真がまだけっこう残っていた。




内海2-2





内海2-3





内海2-4

 内海駅から内海海岸へ行く途中に入見神社(いりみじんじゃ)というのがあったので寄ってみた。
 一見すると町によくある神社のようだけど、延喜式に載っている由緒ある式内社だ。
 天忍穗耳尊などの五男三女神を祀っている。




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 夏の終わりの海を撮りにいくと決めていたのに、なんだかんだで延びのびになって、結局は冬の海になった。それがかえってよかった。収穫の多い内海行きだった。
 難しい被写体や、厳しい条件の方が燃えるということをあらためて自覚した。簡単に撮れるものより困難な方がずっと面白い。
 それと、防塵防滴の重要性を再認識することになった。砂嵐の吹きまくる状況でも撮れたのはE-M5だったからで、α55ならどうなっていたか分からない。フラッグシップE-5と同等の防塵防滴性能というから、ボディだけなら少々濡れても砂が舞っても大丈夫なはずだ。レンズがやられたら危ないだろうけど。
 また冬の海も撮りにいきたい。日本海の雪と海もきっといいだろう。気持ちで負けさえしなければ。

冬の内海海岸

海/川/水辺(Sea/rive/pond)
内海-1

OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 17mm f2.8 / SIGMA 30mm f2.8



 こんな内海海岸、見たことがない。
 いつもは穏やかな伊勢湾に面する内海海岸はこの日、強い風の影響で大荒れの様相を呈していた。
 海岸を歩き、海を撮り続け、何度も繰り返し口の中でつぶやく。こんな内海は初めてだと。
 足を踏ん張っていてもよろけるほどの強風が吹き荒れ、高い波が絶え間なく海岸に押し寄せ、風が怖いような音でうなっている。吹きすさぶ砂嵐に目も空けていられないくらいだ。
 靴は波に洗われ、全身が冷え切り、手の震えが止まらない。それでも気持ちは高ぶっていた。帰りたい気持ちを撮りたい思いが上回った。これは絶対に撮らなくてはいけないと思った。こんな機会はもう二度とないかもしれないと。




内海-2





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 風と波の音が世界中の音を飲み込んでいた。
 海は見るだけではなく聞くものでもあることを知る。

北九州にて <7>

旅/散策(Stroll)
北九州7-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8



 小倉城エリアをあとにして、紫川を渡り、小倉駅の南エリアをぷらぷら歩いた。
 そろそろ新幹線に乗る時間が近づいてきた。




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 森鴎外は軍医として小倉に赴任したことがあり、そのとき住んでいた家が保存されている。




北九州7-11





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 特に用事はなかったけど、記念にモノレールに乗ってみた。




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 こうして一泊二日の北九州旅行は終わった。
 フォトコン授賞式という思いがけない形で北九州を訪れることができて喜んでいる。自費で九州へ行くとしたら、たぶん熊本城を見るために熊本に行く。でなければ福岡で、おそらく北九州という選択はなかった。
 北九州といっても広い。小倉や門司港だけが見所のすべてではない。一日、二日では表面をちらっと見ただけで、まだ見ていないところがたくさんある。こうして縁ができたことで再訪の機会もあるかもしれない。
 ありがとう、北九州。またいつか。

フォトコンのこと

フォトコン・写真(Photo Contest)
フォトコン

 写真サイトPHOTOHITOのフォトコンテスト「Beautiful JAPAN『紅』」で、「紅袴」が入選(chatnoir23)。
 http://photohito.com/contest/beautifulJapan/2013/november/result/
 このフォトコンのために狙ったわけではないけど、Beautiful JAPANの紅(くれない)というテーマにぴったりの一枚だった。
 海外の写真サイトに投稿するとき、日本らしい写真ってなんだろうと考えることがあって、それもひとつ、自分の写真を見直すきっかけになった。
 日常的に当たり前に目にしているものの何が日本的で、何がそうでないかは、あまり意識していない。少し前からクールジャパンという言葉が使われるようになっているけど、そういう視点で日本を再認識してみると、これまでと違ったものが撮れるような気もしている。
 写真は意識だから、目にしているものが写るわけではない、見ているものしか写らない。

東山植物園便り ---紅葉の名残

植物園(Botanical garden)
東山植物園-1

OLYMPUS E-M5 + SIGMA 30mm f2.8



 今週前半の東山植物園。
 名古屋近辺ではどういうわけか東山植物園のモミジが最後まで残っている。日陰だからなのか、他に要因があるのかよく分からない。去年も12月後半まで散り葉撮りをやっていた。
 まだ慣れないE-M5を持って散り葉撮りに臨んでみるも、惨敗。まともなのは一枚も撮れなかった。慣れ親しんだα55のようにはいかない。レンズにピント距離の目盛りがないのもつらい。
 まだそれなりに葉っぱが残っていたから、来週ラストチャンスがあるかもしれない。
 散り葉撮りは適当なところで切り上げて、紅葉の名残と冬景色を探して園内を歩いた。紅葉が見頃だったときの賑わいはすっかり去り、いつもの静かな植物園が戻っていた。




東山植物園-2

 紅葉終盤になるにつれて落ちてくる葉っぱの状態が悪くなるから、散り始めがやはり撮りどきということになる。




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 E-M5で撮るとやけに写真が暗くなる。自然とハイトーンになったα55とは対照的だ。E-M5の出してくる画がローキーに向いているからなんとなくそうなってしまう。それは必ずしも私の望むところではない。
 OLYMPUSの絵作りが全体的に高コントラストで硬調なチューニングということもある。これはメーカーによる思想なので、どうしても引きずられてしまう部分がある。
 大口径レンズを使うとどうなるか、今後確かめていくことになる。
 明るくて光が溢れた写真の方が幸福な気がするから好きだ。

今年も残り3回サンデー

料理(Cooking)
サンデー1

OLYMPUS E-M5 + SIGMA 30mm f2.8



 E-M5を手に入れて今日で一週間になる。少しずつ慣れてきた。
 電源スイッチの位置がどうにもなじめないけど、それ以外の操作に関してはだいぶ慣れた。ボタンやダイヤルのカスタマイズも自分が使いやすいように設定した。
 画質については、もう少しいいレンズを使ってみないとなんともいえない。標準系の単焦点は、20mm f1.7よりも25mm f1.4を選びたい。換算50mmの方が今の自分には合っているように思う。34mm換算の17mmレンズを使っていると、やはりちょっと広すぎるように感じる。
 それはそれとして、今週もサンデー料理は休まなかった。今年休んだのは2回くらいだと思うけど、2013年も最後まで完走したい。気づいたら、今日を入れてもう残り3回だ。




サンデー2

「マグロとタマネギのカラシショウガしょう油だれ」
 マグロと一緒に、塩、コショウ、小麦粉、パン粉をビニール袋に入れて、カシャカシャ振って衣をつけ、オリーブオイルで揚げ焼きにする。




サンデー3

「焼きナスのマヨネーズ味噌だれかけ」
 酒、みりん、しょう油、砂糖、白だし、味噌、マヨネーズ、唐辛子、塩、コショウに、刻み長ネギを加え、煮立たせる。
 マヨネーズでまろやかになったピリ辛味噌味は、ナスとよく合う。




サンデー4

「野菜と鶏肉のコンソメスープ」
 具は、ジャガイモ、白菜、ニンジン、鶏肉、ソーセージ。
 コンソメ味のスープは、たいてい何を入れても大丈夫な気がする。

 今年は年末年始に日曜日が絡まないから、休みなく年を越して年明けが始まることになりそうだ。

北九州にて <6>

旅/散策(Stroll)
北九州6-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8



 小倉城の次に訪れたのは小倉城庭園だった。
 歴史と由緒のあるところと思わせて、実は平成10年にできた新しいものだ。
 小倉城主だった小笠原氏の下屋敷跡に、大名屋敷と庭を再現したものということで、名古屋でいうと徳川園のようなところだ。
 北九州はやはり暖かくて、名古屋よりもだいぶ季節が戻ったような感覚だった。11月終盤でも紅葉はまだ見頃前で、チョウやハチが普通に飛んでいて驚く。この日も歩いていたら汗ばむくらいだった。




北九州6-2





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 続いて松本清張記念館も入ってみた。3つセットで750円ならまだしも、500円となると単独ではきっと入っていない。
 松本清張は何冊か読んでいるけど特に思い入れはなく、館内は撮影禁止ということで長居は無用だった。関係のない廊下とかを撮ってみる。
 清張宅を再現してあったり、直筆原稿が多数展示されていたり、ファンにとっては楽しめる作りになっている。
 字が上手というのが印象に残った。
 小倉生まれということになっているけど、実は広島生まれだったという話だ。ただ、小学校のときに一家で小倉に引っ越してきたようだから、この地にゆかりの深い文人には違いない。




北九州6-10

 城内にある八坂神社にも挨拶していくことにした。
 870年に京都八坂の祇園社から勧請して祀ったのが始まりで、細川忠興が小倉藩の総鎮守として大事にしたという。




北九州6-11





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 小倉町歩き編に続く。

紅葉の終わった森林公園

植物園(Botanical garden)
森林公園-1

OLYMPUS E-M5 + SIGMA 30mm f2.8



 散り葉撮りのわずかな可能性が残っていないかと、森林公園へ行ってみた。
 着いてすぐ駄目だと分かった。完膚無きまでの散り果て。可能性はまったくのゼロだった。
 やはり、紅葉終盤に一週間の空白は大きすぎた。結局、まともに散り葉撮りができたのは一回だけだった。今年最後の重要な被写体として心に期するところがあっただけに残念で仕方ない。一年待つとなると長い。
 園内はどこを見回しても冬景色に変わっていた。もはや秋の名残さえない。いよいよ本当に冬になってしまったんだとあきらめる気持ちになった。
 まだE-M5用のマクロレンズを手に入れていないので、SIGMAの30mmで撮った。あまり寄れないけど、60mm換算という画角は植物園でもわりと使いやすい。
 これから超広角も、望遠も揃えていかないといけないから大変だ。αへの未練はいったん断ち切って、マイクロフォーサーズでシステムを組み直してみることにする。交換レンズやアクセサリー類を含めた全体の軽量コンパクト化はとても魅力的だ。




森林公園-2





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 とにもかくにも、最優先でマクロレンズを買わないといけない。マイクロフォーサーズのマクロは、45mmか60mmの二択しかなくて、どちらも高いのが難点だ。早くTAMRONが本格参入してほしい。

北九州にて <5>

旅/散策(Stroll)
小倉-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / TAMRON 10-24mm



 北九州シリーズは今日から小倉編。
 小倉といえばまずは小倉城からだ。
 現在へと続く小倉の街を作ったのは、細川忠興だった。忠興といえば、戦国時代に詳しい人にとっては有名人だけど、一般的には奥さんの細川ガラシャの方がよく知られているだろうか。
 信長、秀吉、家康に仕えた文武両道の人で、茶人としても優れていたようで利休七哲の一人とされている。
 忠興が小倉城の初代藩主となったのは関ヶ原の合戦のあとで、城郭自体の歴史はもっと古い。1270年前後には緒方大膳亮帷重という人物がこの地に居城したという記録が残っているという。その後、毛利家の領地となっていた。
 九州の玄関口として、交通の要所でもあり、戦略的に重要な地でもあったため、戦や人の出入りも激しかった。長州征伐や西南戦争の舞台ともなり、戦時中は陸軍の駐屯地として使用された。
 天守は江戸後期の1837年に火事で全焼して、その後再建されることはなかった。
 現在の天守は戦後の昭和34年に鉄筋コンクリートで建てられたものだ。
 野面積みの石垣や掘などの遺構がよく残っている。




小倉-2





小倉-3





小倉-4





小倉-5





小倉-6

 天守の中は資料館になっている。
 二度とない機会かもしれないから、天守と庭園と松本清張記念館セット750円のチケットを買って入った。
 天守だけなら350円だ。




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小倉-8





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小倉-12





小倉-13

 庭園、松本清張記念館編につづく。

神社めぐり ---竹島八百富神社編

神社仏閣(Shrines and temples)
竹島-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8



 mihopapaさんとの神社めぐりで猿投神社に続いて訪れたのは、蒲郡の竹島だった。
 個人的には2009年以来の再訪となる。前回は9月で今回は12月だった。冬にしては暖かく穏やかな日だったけど、竹島橋の上は相変わらずの強風が吹いていた。
 観光バスで関西から訪れていた団体さん何組もいてちょっと驚く。潮干狩りのシーズンだけ賑わっている場所という認識は改めた方がいいかもしれない。




竹島-2





竹島-3





竹島-4





竹島-5

 竹島全域が八百富神社(竹島弁天)の境内となっている。




竹島-6





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竹島-11





竹島-12





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 竹島を撮っていたら、久しぶりに離島へ行きたくなった。結局、去年も今年も行けなかった。佐久島ももう一度行きたいし、まだ訪れていない鳥羽の島もいくつかある。来年はきっと行きたい。

 神社めぐりはまだ続く。

フォトコンと道ばたの話

日常写真(Everyday life)
フォトコン-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 他



 先月発売された「CAPA 12月号」のフォトコン、生きものの部で「カマキリの見る世界」が入選(3席)していた。
 この号は付録付きで閉じられていて、本屋で中身を確認できなかった。今月になって賞状が送られてきて入選していたことを知ったのだった。
 というわけで、遅ればせながら本屋へ行って買ってきた。付録付きなのでいつもより高い。
 これだけ虫を撮っておきながら、虫写真での入選がこれまでほとんどなかったので、今回は素直に嬉しかった。選者が昆虫写真家では第一人者の海野和男さんというのも価値がある。
 去年の夏から取り組んできた飛んでいるトンボの写真でもひとつ結果を残しておきたいところなのだけど、それはまた来年回しになってしまうだろうか。
 フォトコンは夏場に低調が続いて、秋以降また盛り返してきた。今年も今月号が最後だ。締めくくりとして何か入って気分よく来年につなげたい。

 このあとはちょっと久しぶりの道ばた、道行き写真をお送りします。




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道ばた-3





道ばた-4





道ばた-5





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 道ばたはときどき面白い。

E-M5を持って街に出る

街(Cityscape)
街の風景-1

OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 17mm f2.8 / SIGMA 30mm f2.8



 E-M5を連れ出して街へ出た。ようやくカメラのある日常が戻った。
 伏見のキヤノンギャラリーへ。
 田中和義と聞いてすぐにピンと来る人はあまり多くないと思う。私はたまたま図書館で借りた『日本鉄道美景』がすごくよかったので、頭の片隅に名前が引っかかっていて、たまたま伏見方面へ行くことがあってキヤノンギャラリーに寄ってみたら、たまたま田中和義の写真展がやっていたのだった。偶然が3つも重ねればそれはもう立派な必然だ。
 いわゆる鉄道写真とはやや趣の異なる鉄道風景写真で、すべて大判のフィルムカメラで撮られている。
 本職は週刊新潮のカメラマンで、鉄道写真家ではない。
 大判のフィルムは大きく引き延ばしてプリントしたときに真価を発揮する。写真集もよかったけど、やはりプリントに勝るものはない。緻密で雄大な写真表現は、デジタルがいくら高画質になっても追いつけない部分だと思う。
 名古屋は11日までで、来年の1月に梅田で行われる。




街の風景-2





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 E-M5によって軽量、コンパクト、高画質が一度に手に入ると甘い夢を見たけど、現実はそう甘くはなかった。
 自転車に乗りながら唐突に訪れるシャッターチャンスに素早く対応してシャッターを押すという、私にとっては一番大事な部分で対応できないと感じた。
 まずスイッチの位置と形状がよくない。グリップを握ってシャッターを押せる状態でスイッチを入れるためには人差し指か、親指の近くにあるのが理想だ。背面の右下にレバーというのは好きではない。グリップも小さすぎて片手で振り回して撮るのに向いてない。
 かといって、電源を入れっぱなしにすると常にライブビューだからバッテリーがすぐに減ってしまうし、スリープからの復帰も遅い。
 画質どうこう以前に、基本的な使い勝手の部分で不満があれば気持ちよく撮れない。
 写りでいえば、フォーサーズのセンサーでボケ量が少ないのがやはり物足りない。風景メインならパンフォーカス的な写りはむしろメリットだろうけど、スナップをよく撮っている私としては絞りによってボケをコントロールしたい。35mm換算で2倍になるというのもボケに関してはマイナスとなる。
 あと、αを選んだのは色味が好きだったからで、その点でももうひとつしっくりこない。
 見やすいVFとか、強力な手ブレ補正とか、チルト液晶とか、ピントの速さとか、防塵防滴とか、魅力的なところがたくさんあるだけにどうするか悩ましい。
 全面的なシステム入れ替えはもう少し待つことにした。とりあえずα55の修理見積もりを出してもらって、もう一度考え直すことにする。
 デジカメの買い換えはやっぱり難しいとあらためて思った。いくら評判がよくても、実際に自分で使ってみないと分からない部分がある。

紅葉めぐり ---こぼれ写真<その1>

紅葉(Autumn leaves)
こぼれ紅葉-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 他



 紅葉めぐりの途中で唐突に紅葉シーズンが終わってしまい、なんだか消化不良の感じがいまだに残っている。α55はせめて紅葉の終わりまで持ってほしかった。
 去年からほぼ休まず続けていた週一の東山植物園通いも、今週は途切れてしまった。
 新しいカメラは手に入ったけど、さすがにもう手遅れだ。毎年最後の締めくくりに行っていた瀬戸の浄源寺も終わっているだろうし、散り葉撮りさえももう遅い。
 ただ、在庫を調べていたら、使い切れなかった写真がけっこう残っていた。それが一回分で収まらず、二回に分けることになった。
 そんなわけで、今日は紅葉のこぼれ写真をお送りします。




こぼれ紅葉-2





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こぼれ紅葉-12

 つづく。

同系色サンデー

料理(Cooking)
サンデー1

OLYMPUS E-M5 + SIGMA 30mm f2.8



 月曜日の午後に犬山の有楽苑でα55が壊れてからほぼ一週間、カメラなしの生活が続いていた。なんとも手持ち無沙汰で退屈な日々だった。
 土曜日はモリコロパークでフォトコンの表彰式に出席してきたのだけど、カメラがないので写真もない。
 で、今日、手元にOLYMPUSのE-M5が届いた。
 どうしてそういうことになったのかということは近いうちに書くとして、今日はとりあえずサンデー料理の話を。




サンデー2

「マグロのあぶり焼きカラシしょう油ソース」
 マグロは、塩、コショウ、酒を振って、魚焼きグリルで半生まで両面を焼く。
 ソースは、オリーブオイル、しょう油、カラシ、砂糖を混ぜ合わせる。




サンデー3

「エビと豆腐のピリ辛」
 ごま油でエビを炒め、いったん取り出す。
 豆板醤、ショウガで、長ネギ、シーチキンを炒める。
 酒、みりん、しょう油、中華の素、砂糖、塩、コショウで味付けをして、豆腐を加えてしばらく煮込む。
 エビを戻す。




サンデー4

「大根メインのポン酢野菜煮」
 味ぽんで味付けをするのがポイント。白だしとしょう油も。

 ほぼ緑と黄色抜きの料理になった。全部色の系統が同じだ。
 写真としても、料理のホワイトバランスや色味を整えるのは難しい。室内ライトの関係もある。そのあたりも今後詰めていく必要がある。

北九州にて <4>

旅/散策(Stroll)
北九州4-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8



 ノーフォーク広場に着いた。門司港駅からまっすぐ歩けば30分ちょっとの距離ながら、あちこちふらついていたからすでに1時間半ほど経っていた。
 フォークがノーとはどういうことかと思いきや、姉妹都市のアメリカ、バージニア州ノーフォーク市にちなんで名付けられたんだそうだ。
 ここから山の方に登っていた上にある門司城は、1185年に平知盛が家臣に命じて築城させたもので、戦国時代には何度も戦の舞台となり、江戸時代前期に廃城となっている。
 戦といえば、目の前の海は、壇ノ浦の戦いの舞台となったところだ。




北九州4-2

 国際航路となっている関門橋は、大小の船がひっきりなしに行き交っている。
 そういえば、名古屋港で見送った日本丸の次の寄港地が門司港だったから、ここを通ったはずだ。




北九州4-3

 和布刈神社(めかりじんじゃ)の鳥居。
 和布刈というのは、ワカメを刈るという意味だそうだ。地名が先だったのか、神社が先だったのか、よく知らない。
 かなり古くからある神社のようで、社伝によると創建は200年だとか。
 足利尊氏他、この地を支配した大内義弘や、小倉城を築城した細川忠興、小倉藩主の小笠原忠聡などが社殿の再建や灯篭の寄進を行ったという記録が残っている。




北九州4-4





北九州4-5

 海のもしもが118番などということは、海から離れたところに暮らしていると、まったく認識がない。日常生活において、海のもしもが起きることの可能性を考えたことさえない。




北九州4-6

 潮の流れは複雑で、渦を巻いている。
 これが安徳天皇や平家一門を飲み込んだ海だ。




北九州4-7





北九州4-8

 門司崎をぐるりと回り、門司港レトロ観光線の終着駅、関門海峡めかり駅のある広場にたどり着いた。
 帰りも元来た道をたどるとなるとちょっとしんどいので、帰りは観光トロッコ列車に乗って帰ることにした。




北九州4-9

 列車の時間まで少しあったので、もう少し先まで歩いてみる。
 この先は工場と、工場関係の線路くらいしかなさそうだった。




北九州4-10





北九州4-11





北九州4-12

 門司港周辺の散策はこれでおしまいとした。
 鹿児島本線に再び乗り込み、小倉駅まで戻った。

 小倉の街歩き編につづく。

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