
SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / TAMRON 10-24mm
おととい11月23日に、北九州の小倉で開催された全国工場夜景サミットin北九州に参加してきた。
フォトコン入選の表彰式に出るためだったのだけど、せっかくなので一泊して小倉や門司港あたりを巡ってきた。
そのときの様子はおいおい紹介するとして、今日は初日の模様をお届けします。

会場は、北九州芸術劇場の中劇場で座席数は700、各都市の市長なども訪れていて、想像していた以上に大きなイベントだった。
参加している5つの都市(室蘭、川崎、四日市、周南、北九州)の関係者が、工場夜景を観光としてどう活用していくかをプレゼンするといったようなことが主な内容で、その中に工場夜景フォトコンの表彰式が組み込まれていた。

ロバートの秋山氏と馬場氏が北九州の門司港出身というのはあまり知られていないような気がするけどどうだろう。山本氏は別の出身地なので、今回は不参加だった。
3人あわせて去年観光大使に任命されたのだそうだ。
さすがに場慣れしたMCぶりで、会場を賑わせていた。馬場ちゃんのしゃべりが達者で驚く。あれなら二人で充分じゃないかと思った。山本氏はいらないではないかと。

我々フォトコン受賞者の7人は、壇上でロバートの二人とスクリーンの写真を見ながら質疑応答するというのが、お役目として与えられていた。
その前のプレゼンが押しまくったせいで、私たちの持ち時間がぐっと短くなったのは、ラッキーだったというべきだろう。

サミットのあとは、工場夜景巡りのスペシャルツアーとなった。
もともと夜は自分で工場夜景を撮ろうと思っていたのだけど、フォトコン受賞者は招待ということだったので参加させてもらうことにした。
小倉港から船に乗り込み、海上から工場を見ることから始まった。



関門海峡をぐるりと回り、洞海湾に入って、対岸の若松港まで行った。
車なら若戸大橋を渡ればすぐだけど、鉄道の場合は筑豊本線で洞海湾をぐるりと回っていかないといけないので、若松駅まで50分もかかってしまう。

新日鉄住金小倉製鐵所内にあるシンボルタワーはアイアンツリーと名付けられ、この日ライトアップの点灯式が行われた。

夜景というにはまだ早い日没直後の工場風景だったけど、海から見るのは初めてだったので、貴重な体験だった。
揺れる船上では三脚を立てて撮れないので、撮影という点では苦しいところではある。

普段入れないエリアに入っての工場夜景撮影もあった。
ただ、ツアーということで撮影時間が10分程度しかなく、通り一遍の写真しか撮れなかった。

最後に皿倉山に登っての夜景撮影となった。
北九州市最高峰622メートルの山頂から眺める景色は、新日本三大夜景に選ばれたというくらいだから、それはもうなかなかのものだった(残りふたつは奈良の若草山と山梨の笛吹川フルーツ公園)。
さすがに100万人の政令指定都市だけのことはあって、思っていた以上の都会だった。
朝7時半に家を出て、ホテルにチェックインしたのが夜の9時すぎ。遠くて長い一日だった。
2日目に続く。