月別:2013年09月

記事一覧
  • 伊勢市から滝原へ

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 伊勢・滝原編が途中になっていた。 伊勢市駅から滝原駅へ。 JR参宮線や紀勢本線は、ローカル線の風情がある。窓こそ手動では開かないものの、車内の風景は昭和そのものだ。 多気、相可、佐奈、栃原、三瀬谷。馴染みのある地名が続く。 滝原駅前を下っていく道の両脇に、かつては立派な桜並木があったそうだ。その話を母親に聞いたことがある。 おそらくもうずっと昔に切られてしまったのだろう。...

    2013/09/30

    旅/散策(Stroll)

  • 東山植物園 ---秋のはじまり

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO / TAMRON 90mm f2.8+ 3600HS(D) 9月も終盤。夏の名残をわずかに残しつつ、季節は秋へと移り変わった。 夏の痕跡を探して歩き回るも、出会うのは秋ばかり。居残り組のツクツクボウシの声が慰めとなった。 アサギマダラはまだ飛来していなかった。チョウはけっこう飛んでいる。その代わり、トンボがめっきり減って、見かけたのはわずかに数匹のみだった。トンボが撮れないのは寂しい。 そろ...

    2013/09/29

    植物園(Botanical garden)

  • ナスは天ぷらサンデー

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO 少し涼しくなったせいもあって、今週は和食方面の気分だった。ただし、方面というだけで、純然たる和食というわけではない。まあ、いつものことだ。 この日はナスの天ぷらを食べたい気分だった。これがメインで、あとは付け足しだ。 ときどき揚げ物がとても食べたくなる。毎日だとつらい。若い頃は好きでよく食べていた牛肉も、今はめったに食べなくなった。 ブログの開始間もなくサンデー...

    2013/09/29

    料理(Cooking)

  • 東山動物園行き

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO / TAMRON 180mm f3.5 東山動物園へ。 500mmで撮るほど気合いは入っていなかったので、180mmマクロにした。 今日、アジアゾウの広い新屋舎がお披露目となった。 東山動物園も少しずつ変わっていっている。 ようやく涼しくなって、動物たちの動きも活発になっていた。秋、冬は撮るものも少なくなるし、動物園へ行く回数が増えるんじゃないかと思う。...

    2013/09/28

    動物園(Zoo)

  • 矢勝川の彼岸花土手風景

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / TAMRON 90mm f2.8 今年も半田の矢勝川へ彼岸花を撮りにいった。 暑い夏だったから遅れるだろうと思っていたのに、去年より一週間以上早く見頃を迎えてしまった。おそらく撮るタイミングとしては今週前半が最適だったんじゃないかと思う。昨日26日ではあまりにも遅すぎた。 大部分の花が盛りを過ぎている上に、10メートルくらいの強風が吹き荒れるという、かつてない悪い条件だった。 ただ、ここ2...

    2013/09/27

    旅/散策(Stroll)

  • 伊勢市を歩く <後編>

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 伊勢市歩きの続きを。 特にどこを歩くと決めていたわけではなく、伊勢市駅と宇治山田駅の間あたりを、ぷらぷら行ったり来たりした。 ポツリ、ポツリと、古い家屋が残る町だった。町全体はさほど古いという印象は受けない。かつての町並みが残っていたのはいつくらいまでなんだろう。昔の姿を知っていれば、このあたりもずいぶん様変わりしたものだという感慨を抱いただろうか。 月夜見宮の入り口が...

    2013/09/26

    旅/散策(Stroll)

  • 伊勢市を歩く <前編>

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 神宮外宮を参拝したあと、列車の乗り換えまで時間があったので、伊勢市駅周辺を1時間半ほど散策した。 賑わっているお土産屋通りを外れれば、いたって静かなものだ。ほとんど地元の人さえ歩いていないくらいに。 そのときの様子を前後編に分けてお送りします。 家の近所でも、初めての旅先でも、撮っている写真は変わらない。外国へ行っても、きっと道ばたに落ちているものを喜んで撮ってるんだろう...

    2013/09/25

    旅/散策(Stroll)

  • 瀧原宮に見る原初の面影

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 神宮外宮をあとにした私は、参宮線で多気駅まで戻り、紀勢本線に乗り換えて、滝原駅を目指した。 この旅の出発点は、瀧原宮(たきはらのみや)へ行くことだった。せっかくそこまで行くなら外宮も一緒に回ろうということだった。 ひとつ手前の三瀬谷は母親の生家があるところで、子供の頃から何度も訪ねている。ただ、鉄道ではなく車だったこともあって、滝原は名前を知っている程度で、瀧原宮も行っ...

    2013/09/24

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 神宮外宮へ

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / TAMRON 10-24mm f3.5-4.5 仏は偏在し、神は空間に宿る。 手を合わせて念じれば仏に通じることはできるけど、神に会うためにはその場所に自ら出向かなければならない。 子供の頃、親に連れられて行ったかどうか記憶が定かでない。内宮は確かに行っているはずだ。何年か前にも参拝した。外宮は、もしかしたら今回が初めてだったかもしれない。前から一度行かなくてはいけないと思いつつ、なかなか機...

    2013/09/23

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 東山植物園便り ---虫戻る

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO / TAMRON 180mm f3.5+ 3600HS(D) 園内に入ると、ツクツクボウシの元気な鳴き声が聞こえてきて安心する。大丈夫、まだ夏は終わっていない。 暑い盛りにはあまり飛んでいなかった蝶も活発さを取り戻した。秋口はヒョウモンチョウが増える。もう少ししたらアサギマダラが旅の途中で立ち寄るのに再会できる。バッタやクモも、これから秋にかけてがメインのシーズンといえる。 8月が終わったら一...

    2013/09/22

    植物園(Botanical garden)

  • 少し秋めくサンデー

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO 今週の料理は、前倒しのサタデー料理だった。 特に目玉もなく、普段通りのメニューを作って食べる。時間がなかったわけではないけれど、アイディアが不足していた。 自分で作って食べる場合、食べる側のイメージ不足が作り手に与える影響は大きい。食べたい料理が思いつかなければ、冷蔵庫にある食材を見て調理を決めていくしかない。メニューさえ決まれば、作ること自体はそんなに手間でも...

    2013/09/22

    料理(Cooking)

  • 名前のない写真

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 他 名付けようのない写真。 そこに写っているのは、ただ光と色だけ。 でも、それだけで充分のような気もする。 幸福な光と色さえあれば。 これらの写真の多くは、飛んでいるトンボとかチョウとかを撮ろうとカメラを振り回して撮ったときの失敗写真だ。 目に見えている光景が写るのが写真ではあるけれど、思い描いていないものが撮れるのもまた写真だ。狙いを外しても失敗とは限らない。ときどき想...

    2013/09/21

    未分類

  • 被写体としてのトンボの可能性

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / TAMRON 10-24mm f3.5-4.5 + 3600HS(D) 懲りずにというか、めげずにというか、またトンボを撮るために小幡緑地へ向かった。前回掴みかけたスローシャッター流しを進めるべく、最初からNDフィルターで減光しての撮影となった。 まだ完成ではないけれど、あらたな可能性も見えてきた。普通に撮るよりも面白い。 ある程度コツが分かってきたから、あと2、3回やって、今年中に完成形を見つけたい。それ...

    2013/09/20

    虫/生き物(Insect)

  • 太陽と月 ---名古屋城編

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / 10-24mm / 100-300mm 今日19日は中秋の名月。名古屋城で撮ろうと、少し前に決めていた。 空は薄雲がかかるものの、目につくような雲もなく、お月見日和といえた。個人的には雲の間から見える満月というのが好きなのだけど、曇りよりは晴れの方がいいに決まっている。 今日の名古屋の月の出は、夕方5時33分だった。日没前に着いて、どこで撮ろうか考えつつ、夕景を撮りながら待った。 みんな狙って...

    2013/09/19

    名古屋(Nagoya)

  • 道行き夏風景

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 他 8月から9月にかけて撮った道行き夏風景をお届けします。 季節は巡っても、時間は巡らない。前へ進むだけだ。 2013年の夏はもう戻らない。 私たちも、前へ進むしかない。...

    2013/09/18

    日常写真(Everyday life)

  • モノクロ風景

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 他 ちょっと久しぶりにモノクロの気分だった。 本編から漏れて、季節の風景にも使えなかった在庫写真がたまっていた。カラーではもうひとつの写真が、モノクロにすることで生き返ることがある。それらを集めて並べてみると、全体としてひとつの形になったりする。モノクロ写真にはそういう力があるように感じている。 撮る写真のすべてをモノクロにする潔さはないけれど、ときどきモノクロの自分の写...

    2013/09/17

    モノクロ(Monochrome)

  • 東山植物園便り ---夏への未練

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO / TAMRON 90mm f2.8+ 3600HS(D) 先週前半の東山植物園。 一週ごと着実に夏が終わっていくのを感じつつ、いつものように虫を探して歩く。虫撮りができるのはいつまでだろうと考えながら。 ここは毎年ヒガンバナが早いところで、早くも花が終わりかけていた。萩が咲き出すのを見ると、季節が秋に移り変わるのを感じる。 とにかく、今あるものを撮ること。それが東山植物園へ一年中通うことの...

    2013/09/16

    植物園(Botanical garden)

  • せともの祭で打ち上げ花火

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / 10-24mm ここ数年、毎年出向いているせともの祭。今年はやめておこうと思っていたのだけど、直前になって気持ちが変わった。 この夏は結局、一度も打ち上げ花火を撮りにいかなかったから、最後に一度くらいは撮っておこうと思い直したのだった。 夜のせともの祭を訪れるは初めてで、思った以上の人出で軽く驚いた。メインの通りを抜けるのに手間取ったくらいだ。 そこは軽く流して、少し離れた高...

    2013/09/15

    イベント(Event)

  • 三食同色サンデー

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO 今週のサンデーは、3品とも同じような色味になってしまった。茶色ではないけど黄色系。赤と緑がないわけではないものの黄色が強く出た。 手抜きとはいかないまでも、今週は軽めの調理メニューだった。面倒なことはほとんどなく、楽をした。「スモークサーモンのチーズソース」 サーモンの香ばしさと、とろけるチーズの組み合わせは正解だ。 酒、みりん、しょう油、砂糖をひと煮立ちさせ、...

    2013/09/15

    料理(Cooking)

  • 森林公園 ---晩夏進む

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO / TAMRON 90mm f2.8+ 3600HS(D) 9月半ばの森林公園。 暑さは残るものの、夏の気配がますます弱まり、秋が近づいていることを認めざるを得ない。 最後の元気を振り絞るように鳴くツクツクボウシの声を聞きながら、晩夏の植物園を撮り歩く。被写体はあまり多くない。 シラタマホシクサは、今ちょうど見頃を迎えている。これ以上進むと、茎が茶色くなってきて、写真に撮るとあまりきれいじゃ...

    2013/09/14

    植物園(Botanical garden)

  • 琵琶湖東岸 2013晩夏<3>

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / 10-24mm / 100-300mm 琵琶湖東岸シリーズは今日が最終回。 もう少しいろいろな表情を撮れるんじゃないかと思っていたのだけど、米原あたりの東岸10キロでは風景に大きな変化はなかった。時間の経過とともに日没までの光の変化を撮れたのはよかった。前回の奥琵琶湖行きは雨だったから、琵琶湖の夕日を見たのは久しぶりだった。 そんなわけで、今回は琵琶湖そのものを撮った写真を中心にお送りしま...

    2013/09/13

    旅/散策(Stroll)

  • 琵琶湖東岸 2013晩夏<2>

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / 10-24mm / 100-300mm 琵琶湖東岸シリーズの2回目は、ちょっと趣向を変えて、道ばたならぬ湖ばた写真をお届けします。 どこからか流れ着いたのか、打ち上げられたのか、捨てられたものなのか、なんだかとりとめもなくいろいろなものが落ちている。普通の道には落ちていないものとかもあって、なかなか楽しませてくれる。 基本的にずっと湖岸を歩いていたので、それ以外の写真をあまり撮れなかったの...

    2013/09/12

    旅/散策(Stroll)

  • 琵琶湖東岸 2013晩夏<1>

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / 10-24mm / 100-300mm 約一年半ぶりの琵琶湖行き。 前回は去年の早春。まだ冬の寒さが残る奥琵琶湖を巡り歩いた。今回は琵琶湖東岸を選んだ。 米原駅を降りて西へ向かい、磯地区まで南下したあと北上し、田村駅まで行くというコースだった。結局、10キロ、5時間の行程となった。 誰が撮っても同じ絵になってしまう有名スポットとは違い、琵琶湖は、季節によって、場所によって、多種多様の表情を見...

    2013/09/11

    旅/散策(Stroll)

  • トンボの流し撮り

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO / TAMRON 10-24mm f3.5-4.5 + 3600HS(D) 小幡緑地のトンボ撮りは、この夏これで四度目だったか五度目だったか。もう少し完成度が上げられそうな気がして、また撮りにいったのだった。 この日は雲が多いながらも青空が広がり、無風に近いトンボ撮りには好条件だった。青空に浮かぶ雲は、水面に映ってアクセントとしての役割を果たす。 夏の終わりに、夏らしいトンボ風景を撮ることができた。...

    2013/09/10

    施設/公園(Park)

  • 鳥のいる風景

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 他 野鳥写真とはちょっと違う、鳥のいる風景。 道行きの途中などで、ふと目にして、心が動いたときに撮っていた鳥風景の写真がたまっていた。 鳥といっても特別なものは撮っていない。カラスとか、ハトとか、サギなんかだ。気にしなければ目に入らないような鳥たちだけど、少し注意を払うと、身の回りにたくさんいることに気づく。 彼らもまた、私たちと同じ街で暮らし、子供を育て、命をつないでい...

    2013/09/09

    野鳥(Wild bird)

  • 東山植物園便り ---夏の延長戦

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO / TAMRON 90mm f2.8+ 3600HS(D) 今週前半の東山植物園。居残り組のセミやトンボが健在で、まだ夏の延長戦が続いていた。 秋が取って代わろうと押し込んでくる中、夏が踏ん張って押し返すといった様相だった。 いずれ近いうちに夏は終わる。でも夏はまだ終わっていない。 季節の変わり目は、一週ごとに変化が大きい。今週撮れたものは、来週にはきっともう撮れない。 夏の終わりの感傷が写...

    2013/09/08

    植物園(Botanical garden)

  • コロッケ・サンデー

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO 今週のサンデーは、なんといってもコロッケがメインだった。あとの2品は、片手間で作った付け足しのようなもので、調理時間の8割以上はコロッケ作りに費やされた。スーパーや総菜屋で何気なく買うコロッケも、一から作るとなると手間がかかる。安いものは100円もしないから、価値を低く見がちだ。 今週末もイベント撮影行きはなし。来週はせともの祭りやサンデーロードレースなどがあって、...

    2013/09/08

    料理(Cooking)

  • 瀬戸電沿線風景の8月

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 他 相変わらずちょくちょく瀬戸電沿線風景を撮っている。また一回分の枚数がたまったので、瀬戸電夏風景としてお届けします。 いかにも夏といった沿線風景はあまり撮っていないのだけど、光の感じがやっぱり夏らしさを感じさせる。特に8月の夕方の光は特有のものがある。 尾張旭は田植えが遅いので、稲はまだ青い。借り入れは10月になってからのところが多い。 代わり映えしないといえばそうなのだ...

    2013/09/07

    鉄道(Railroad)

  • 海上の森の夏が行く

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO / TAMRON 90mm f2.8 9月前半の海上の森。 森も、夏の終盤を迎えていた。ツクツクボウシの鳴き声に混じって草の中から虫の声が響いている。トンボの数もめっきり減った。太陽が山陰に隠れる時間も早い。夏が去ろうとしている。 前日の大雨の爪痕は、森の中でもあちこちで見られた。林道に小川ができていたり、ところどころで倒れた木々が流され、深く陥没しているところもあった。 この日は...

    2013/09/06

    森/山(Forest/Mountain)

  • 街の風景 ---8月

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 他 8月から9月にかけて撮った街の風景を並べてみる。 団地とか、マンションなんかをよく撮っていることに気づく。それはきっと、そこに人の暮らしのあれこれを思うからだ。 夏に撮った写真を見ながら、去りゆく夏を感じている。 日没時間は、一番遅かったときから1時間半くらい早くなった。夕方の風は早くも涼しすぎるくらいだ。 これから秋にかけては、夕暮れに撮る機会が増える。夜ももう少し撮...

    2013/09/05

    街(Cityscape)

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伊勢市から滝原へ

旅/散策(Stroll)
滝原2-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8



 伊勢・滝原編が途中になっていた。
 伊勢市駅から滝原駅へ。
 JR参宮線や紀勢本線は、ローカル線の風情がある。窓こそ手動では開かないものの、車内の風景は昭和そのものだ。
 多気、相可、佐奈、栃原、三瀬谷。馴染みのある地名が続く。




滝原1-3





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滝原1-8





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 滝原駅前を下っていく道の両脇に、かつては立派な桜並木があったそうだ。その話を母親に聞いたことがある。
 おそらくもうずっと昔に切られてしまったのだろう。今や跡形もない。




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 つづく。

東山植物園 ---秋のはじまり

植物園(Botanical garden)
東山植物園-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO / TAMRON 90mm f2.8+ 3600HS(D)



 9月も終盤。夏の名残をわずかに残しつつ、季節は秋へと移り変わった。
 夏の痕跡を探して歩き回るも、出会うのは秋ばかり。居残り組のツクツクボウシの声が慰めとなった。
 アサギマダラはまだ飛来していなかった。チョウはけっこう飛んでいる。その代わり、トンボがめっきり減って、見かけたのはわずかに数匹のみだった。トンボが撮れないのは寂しい。
 そろそろ秋バラのことも気になっている。




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 来週もまだセミは鳴いているだろうか。次回はもう10月だ。アサギマダラもやってくるはずだ。

ナスは天ぷらサンデー

料理(Cooking)
サンデー1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO



 少し涼しくなったせいもあって、今週は和食方面の気分だった。ただし、方面というだけで、純然たる和食というわけではない。まあ、いつものことだ。
 この日はナスの天ぷらを食べたい気分だった。これがメインで、あとは付け足しだ。
 ときどき揚げ物がとても食べたくなる。毎日だとつらい。若い頃は好きでよく食べていた牛肉も、今はめったに食べなくなった。
 ブログの開始間もなくサンデー料理を始たから、もう8年になる。この間に料理の好みも変わってきているのだと思う。自分ではあまり自覚がないのだけど。




サンデー2

「ナスとシイタケの天ぷら」
 天ぷらの中で一番好きなのがナスで、二番目が大葉だ。
 その好みはたぶん、一般的ではない。




サンデー3

「鯛の白だしだれ」
 鯛は焼くより蒸し煮にした方が好きだ。食感だけでなく、味も違う。
 でも、もっと美味しく調理する方法がありそうな気がする。それがどんな調理法なのか、今のところ思いつかない。




サンデー4

「エビと豆腐の甘辛」
 エビと豆腐入りの茶碗蒸しみたいなのを作ろうと思っていたのだけど、なんだか面倒になって炒め煮にしてしまった。レンジの茶碗蒸しは以前に失敗して、いいイメージを持っていない。

 今週はこんなところ。
 写真を見ていたら、またナスの天ぷらが食べたくなってきた。

東山動物園行き

動物園(Zoo)
東山動物園-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO / TAMRON 180mm f3.5



 東山動物園へ。
 500mmで撮るほど気合いは入っていなかったので、180mmマクロにした。




東山動物園-2





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東山動物園-6





東山動物園-7





東山動物園-8





東山動物園-9

 今日、アジアゾウの広い新屋舎がお披露目となった。
 東山動物園も少しずつ変わっていっている。
 ようやく涼しくなって、動物たちの動きも活発になっていた。秋、冬は撮るものも少なくなるし、動物園へ行く回数が増えるんじゃないかと思う。

矢勝川の彼岸花土手風景

旅/散策(Stroll)
矢勝川-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / TAMRON 90mm f2.8



 今年も半田の矢勝川へ彼岸花を撮りにいった。
 暑い夏だったから遅れるだろうと思っていたのに、去年より一週間以上早く見頃を迎えてしまった。おそらく撮るタイミングとしては今週前半が最適だったんじゃないかと思う。昨日26日ではあまりにも遅すぎた。
 大部分の花が盛りを過ぎている上に、10メートルくらいの強風が吹き荒れるという、かつてない悪い条件だった。
 ただ、ここ2、3年は、彼岸花そのものよりも、夕方の土手風景を撮りたい気持ちが強いので、彼岸花は添え物程度に咲いていてくれたらいいとも思っていた。ここの土手は本当に魅力的な舞台で、自転車で行ける距離なら頻繁に通いたいところだ。広い空の下、背景に建物や電線が入らないなんてところは、近頃ではめったにない。
 そんなわけで、2時間ほど土手を行ったり来たりして彼岸花を撮りつつ、夕方を待った。本番は日が沈みかけてからだ。




矢勝川-2





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矢勝川-13

 もっと早く行って、鮮度の高い情報として伝えることができたらよかったのだけど、私自身出遅れてしまって、情報としては価値の低いものとなってしまった。今週いっぱいは花もそれなりに咲いているにしても、撮り頃としてはすっかり過ぎてしまった。
 土手風景に関しては、まずまず撮れたと思っている。毎年、確実に前に進んでいる。あとは舞台に現れる登場人物次第で、その点については去年、おととしの方がよかった。この日は風が強くて寒かったせいもあるのか、人が少なかった。
 また来年、ということになる。

伊勢市を歩く <後編>

旅/散策(Stroll)
伊勢市2-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8



 伊勢市歩きの続きを。
 特にどこを歩くと決めていたわけではなく、伊勢市駅と宇治山田駅の間あたりを、ぷらぷら行ったり来たりした。
 ポツリ、ポツリと、古い家屋が残る町だった。町全体はさほど古いという印象は受けない。かつての町並みが残っていたのはいつくらいまでなんだろう。昔の姿を知っていれば、このあたりもずいぶん様変わりしたものだという感慨を抱いただろうか。




伊勢市2-2





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伊勢市2-10





伊勢市2-11

 月夜見宮の入り口が見つからず、ここで時間切れとなった。




伊勢市2-12

 滝原編につづく。

伊勢市を歩く <前編>

旅/散策(Stroll)
伊勢市-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8



 神宮外宮を参拝したあと、列車の乗り換えまで時間があったので、伊勢市駅周辺を1時間半ほど散策した。
 賑わっているお土産屋通りを外れれば、いたって静かなものだ。ほとんど地元の人さえ歩いていないくらいに。
 そのときの様子を前後編に分けてお送りします。
 家の近所でも、初めての旅先でも、撮っている写真は変わらない。外国へ行っても、きっと道ばたに落ちているものを喜んで撮ってるんだろうなと考えたら、自分でもちょっと笑えてきた。




伊勢市-2

 紫舟さんの回の「情熱大陸」を観た。
 そういえば、この式年遷宮の文字を書いて奉納したんだったと思い出した。
 大河ドラマ「龍馬伝」の題字を書いたことで一般にもよく知られるようになった女流書家だ。




伊勢市-3





伊勢市-4





伊勢市-5

 近鉄の宇治山田駅を訪れるのも、ちょっと楽しみにしていた。




伊勢市-6

 外観も内部も、なかなか渋い。
 レトロモダンな雰囲気が今も残っている。




伊勢市-7

 少し離れたアーケード商店街まで遷宮効果は波及していない。




伊勢市-8





伊勢市-9





伊勢市-10





伊勢市-11





伊勢市-12

 後編につづく。

瀧原宮に見る原初の面影

神社仏閣(Shrines and temples)
瀧原宮-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8



 神宮外宮をあとにした私は、参宮線で多気駅まで戻り、紀勢本線に乗り換えて、滝原駅を目指した。
 この旅の出発点は、瀧原宮(たきはらのみや)へ行くことだった。せっかくそこまで行くなら外宮も一緒に回ろうということだった。
 ひとつ手前の三瀬谷は母親の生家があるところで、子供の頃から何度も訪ねている。ただ、鉄道ではなく車だったこともあって、滝原は名前を知っている程度で、瀧原宮も行ったことはなかった。
 駅から神社の入り口までは1.5キロ。のんびり歩いて25分ほどだった。




瀧原宮-2

 鳥居をくぐって参道を歩き始めた感じは、父方の祖父母が暮らしていた勢和村の丹生大師の雰囲気に似ていた。初めてなのに馴染みのあるところに思えた。
 境内は奥に深い。お宮のあるところまではけっこう歩く。林を含めた宮域は44ヘクタールというから広大だ。
 こんな場所に何を思ったか、大戦末期にB-29がやってきて焼夷弾を落としていった。それで杉の巨木が焼けてしまったという。
 戦後は進駐軍がやってきて、駐留していたらしい。母親の兄弟が米兵にチョコレートをもらいにいったという話を昔聞かされたことがある。




瀧原宮-3





瀧原宮-4

 参道脇に清流が流れており、神宮と同じようにここが御手洗場となっている。




瀧原宮-5





瀧原宮-6





瀧原宮-7

 倭姫命(ヤマトヒメ)がアマテラスを祀る場所を探しているとき、瀧原に美しい場所があると聞いてやってきて、ここに新宮を建てたのが始まりとされる。
 その後、ほどなくして現在の内宮がある場所に新たな新宮を建てることになり、ここ瀧原は神宮の別宮という扱いとなって、現在に至っている。
 ヤマトヒメは、第11代垂仁天皇の皇女で、代々天皇の息女が神宮で務めることになる斎宮の始まりとされている。
 ヤマトタケルの叔母にあたり、タケルに天叢雲剣(のちの草薙の剣)をさずけたのが、ヤマトヒメだ 
 元伊勢ではなく、別宮とされた理由ははっきりないようで、実際の創建年など詳しいことは伝わっていない。




瀧原宮-8

 社殿や境内は、この上なく質素で原初的だ。
 江戸時代以降、庶民に開放されてやや俗っぽくなってしまった神宮も、本来はこんな姿をしていたのではないかと思わせた。
 歴史や格式のある神社は全国にいくつもあるけれど、これほど神社本来の素朴さを保っているところは、そうないんじゃないと思う。
 神社好きの人なら一度訪れておいて損はない。




瀧原宮-9





瀧原宮-10

 これが最初で最後になりそうな瀧原宮は、長く印象に残るに違いない。

神宮外宮へ

神社仏閣(Shrines and temples)
外宮-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / TAMRON 10-24mm f3.5-4.5



 仏は偏在し、神は空間に宿る。
 手を合わせて念じれば仏に通じることはできるけど、神に会うためにはその場所に自ら出向かなければならない。
 子供の頃、親に連れられて行ったかどうか記憶が定かでない。内宮は確かに行っているはずだ。何年か前にも参拝した。外宮は、もしかしたら今回が初めてだったかもしれない。前から一度行かなくてはいけないと思いつつ、なかなか機会を作れずにいた。
 両親が多気郡の生まれ育ちで、松阪生まれの私にとって、伊勢は、お隣さんのような近しさがある。神宮は地元出身の出世頭というか、有名人になった親戚みたいなものというか、遠いようで近い存在に感じている。
 式年遷宮の年だから行ったというのではなくて、たまたまそういう巡り合わせだっただけだ。そろそろ挨拶に来いよと呼ばれたということだったのか。
 それにしても、ものすごい人だった。今年は外宮も参拝客が多いという話は聞いていたのだけど、聞きしに勝る賑わいで、想像を遙かに超えていた。滞在時間は30分もなかったはずだ。急いで参拝と撮影を済ますと、逃げるようにあとにしたのだった。じっくり腰を据えて写真を撮れるような状況ではない。
 それでも、せっかく行ったのだから、その日撮れる精一杯を撮ってきた。人が少なければもっといいのが撮れたかといえば、案外そうでもないのだろう。本気で撮ろうと思えば、泊まりがけでいって早朝に撮るしかない。




外宮-2

 参道を埋め尽くす人。
 初詣かというくらいの人出だった。
 別宮の多賀宮に参拝する列に並んだら、30分かかると言われてあっさり断念した。正宮参拝の待ち時間は5分程度だったのだけど。




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 内宮と外宮は、やはり空気感が少し違うように思う。内宮も賑わっていたけど、あちらの方が空気がピリッとしていた。
 陽と陰というのとは違って、内宮が動の気なら外宮は静の気といえるだろうか。
 もっと人が少ないときに訪れていたら、また違った印象を受けるかもしれない。
 ただ、お伊勢さんは、そう何度も行くようなところではないようにも思う。
 次の遷宮まで生き延びることができたら、めっけものだ。

東山植物園便り ---虫戻る

植物園(Botanical garden)
東山植物園-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO / TAMRON 180mm f3.5+ 3600HS(D)



 園内に入ると、ツクツクボウシの元気な鳴き声が聞こえてきて安心する。大丈夫、まだ夏は終わっていない。
 暑い盛りにはあまり飛んでいなかった蝶も活発さを取り戻した。秋口はヒョウモンチョウが増える。もう少ししたらアサギマダラが旅の途中で立ち寄るのに再会できる。バッタやクモも、これから秋にかけてがメインのシーズンといえる。
 8月が終わったら一気に撮るものがなくなるのではないかという心配は当たらなかった。9月は9月でけっこう撮るものがある。10月さえ乗り切れば、11月はもう紅葉だ。
 一年なんてあっけないものだと、毎年これくらいの時期になると思う。




東山植物園-2

 矢勝川の彼岸花も今年は早い。猛暑だから遅れるだろうという予想は外れた。来週早々に行かないと間に合わない。
 東山植物園も、今が盛りとあちこちでよく咲いていた。




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 東山植物園通いはまだまだ続く。

少し秋めくサンデー

料理(Cooking)
サンデー1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO



 今週の料理は、前倒しのサタデー料理だった。
 特に目玉もなく、普段通りのメニューを作って食べる。時間がなかったわけではないけれど、アイディアが不足していた。
 自分で作って食べる場合、食べる側のイメージ不足が作り手に与える影響は大きい。食べたい料理が思いつかなければ、冷蔵庫にある食材を見て調理を決めていくしかない。メニューさえ決まれば、作ること自体はそんなに手間でも大変でもない。




サンデー2

「いつものマグロ煮」
 酒、みりん、めんつゆ、酢、唐辛子、砂糖をひと煮立ちさせて、タレを作る。
 仕上げにあらびきコショウを振りかけて。




サンデー3

「野菜の詰め合わせ炒め」
 とにかく、あった野菜をなんでも放り込んで炒めてしまう作戦。
 ジャガイモとニンジンは下茹で、ナスは水にさらしてあく抜き。




サンデー4

「大根とがんもどき煮込み」
 味付けは白だしで。
 がんもどきの美味しさを再認識した。これからは煮物のとき積極的に使っていこう。

 気分的にも少し秋に傾きつつある。料理も少しずつ秋色になっていく。

名前のない写真

未分類
名前のない-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 他



 名付けようのない写真。
 そこに写っているのは、ただ光と色だけ。
 でも、それだけで充分のような気もする。
 幸福な光と色さえあれば。




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 これらの写真の多くは、飛んでいるトンボとかチョウとかを撮ろうとカメラを振り回して撮ったときの失敗写真だ。
 目に見えている光景が写るのが写真ではあるけれど、思い描いていないものが撮れるのもまた写真だ。狙いを外しても失敗とは限らない。ときどき想像を超えるものが撮れることがある。だから写真は面白い。
 写真はもっと自由でいい。

被写体としてのトンボの可能性

虫/生き物(Insect)
小幡緑地-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / TAMRON 10-24mm f3.5-4.5 + 3600HS(D)



 懲りずにというか、めげずにというか、またトンボを撮るために小幡緑地へ向かった。前回掴みかけたスローシャッター流しを進めるべく、最初からNDフィルターで減光しての撮影となった。
 まだ完成ではないけれど、あらたな可能性も見えてきた。普通に撮るよりも面白い。
 ある程度コツが分かってきたから、あと2、3回やって、今年中に完成形を見つけたい。それまでトンボが飛んでいてくれればいいのだけど。




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 夏が始まる頃は、飛んでいるトンボを捉えてピントを合わせるだけで精一杯だったのが、夏が終わろうとしている今、技術も表現も、かなり進んだといっていいと思う。
 まだまだトンボには可能性があるのを感じている。もっと多様な撮り方ができるはずだし、ドラマチックな表現も可能だと思う。空中で縄張り争いのバトルをしているシーンも捉えられていない。
 トンボの姿があるうちはトンボ撮りは続く。残り少ないだろうから、来週も行かないといけない。

太陽と月 ---名古屋城編

名古屋(Nagoya)
名古屋城-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / 10-24mm / 100-300mm



 今日19日は中秋の名月。名古屋城で撮ろうと、少し前に決めていた。
 空は薄雲がかかるものの、目につくような雲もなく、お月見日和といえた。個人的には雲の間から見える満月というのが好きなのだけど、曇りよりは晴れの方がいいに決まっている。
 今日の名古屋の月の出は、夕方5時33分だった。日没前に着いて、どこで撮ろうか考えつつ、夕景を撮りながら待った。




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 みんな狙っていた金シャチと月の図。
 松の木並木に天守が隠れていて、みなさん苦戦していた。上手く金シャチと月を重ねられた人はいたのだろうか。角度的に厳しくて、難しかった。
 そうこうしている間にも、月はするすると昇っていく。




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 清洲櫓のシャチホコ。
 大きさと方向と角度の問題があって、どうにもままらない。撮れる位置は限られている。




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 季節が変われば月が昇る方角や時間も違ってくるから、月とシャチホコというテーマなら別の機会もありそうだ。また満月の日に訪れることにしよう。
 いずれにしても季節は秋。夜風が涼しかった。

道行き夏風景

日常写真(Everyday life)
道行き-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 他



 8月から9月にかけて撮った道行き夏風景をお届けします。




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 季節は巡っても、時間は巡らない。前へ進むだけだ。
 2013年の夏はもう戻らない。
 私たちも、前へ進むしかない。

モノクロ風景

モノクロ(Monochrome)
モノクロ-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 他



 ちょっと久しぶりにモノクロの気分だった。
 本編から漏れて、季節の風景にも使えなかった在庫写真がたまっていた。カラーではもうひとつの写真が、モノクロにすることで生き返ることがある。それらを集めて並べてみると、全体としてひとつの形になったりする。モノクロ写真にはそういう力があるように感じている。




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 撮る写真のすべてをモノクロにする潔さはないけれど、ときどきモノクロの自分の写真を見たくなる。肉眼はカラーだから、モノクロには新鮮さがある。
 本人の意識が見たいものしか見えないというのが人の目だとすれば、写したいものの存在が際立つモノクロ写真は、人の意識に近いと言えるかもしれない。

東山植物園便り ---夏への未練

植物園(Botanical garden)
東山植物園-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO / TAMRON 90mm f2.8+ 3600HS(D)



 先週前半の東山植物園。
 一週ごと着実に夏が終わっていくのを感じつつ、いつものように虫を探して歩く。虫撮りができるのはいつまでだろうと考えながら。
 ここは毎年ヒガンバナが早いところで、早くも花が終わりかけていた。萩が咲き出すのを見ると、季節が秋に移り変わるのを感じる。
 とにかく、今あるものを撮ること。それが東山植物園へ一年中通うことの意味だ。人の感傷とは無関係に季節は進んでいく。それを追いかけることしかできない。




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 台風が来て、それが去れば、気温も下がって涼しくなる。
 セミの鳴き声がやんだときが、夏の完全な終わりだ。それまではまだ夏をあきらめきれない。

せともの祭で打ち上げ花火

イベント(Event)
瀬戸花火-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / 10-24mm



 ここ数年、毎年出向いているせともの祭。今年はやめておこうと思っていたのだけど、直前になって気持ちが変わった。
 この夏は結局、一度も打ち上げ花火を撮りにいかなかったから、最後に一度くらいは撮っておこうと思い直したのだった。
 夜のせともの祭を訪れるは初めてで、思った以上の人出で軽く驚いた。メインの通りを抜けるのに手間取ったくらいだ。
 そこは軽く流して、少し離れた高台にある陶祖公園を目指した。ここの花火を撮るのも初めてで、どこが撮影ポイントなのかも分からず、とりあえず高いところから様子を見ようという作戦だった。
 もしかしたら見物客がびっしりいるのではないかという予想は大きく外れ、ほぼ真っ暗な公園には私ひとりがポツリと立ち尽くすのみ。打ち上げ開始10分前のことだ。
 ひょっとしてここからでは花火が見えないのではないかという不安を抱きつつ始まるのを待つ。
 7時10分。あ、上がった。なんだ、正面じゃないか。なんで、誰もここにいないんだ?
 結局、花火が上がっている間、ご近所さんらしい人が二人、三人と訪れただけで、まったくの穴場ポイントだったらしい。蚊にボコボコにされなければいい場所なのだけど。
 花火は40分間、800発ということで、規模は小さいながらも、この夏唯一の花火撮影を楽しむことができた。やっぱり行っておいてよかった。




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 トンボも、セミも、サギソウ飛ばしも、どまつりも、打ち上げ花火も撮った。
 これでこの夏撮り逃したものはなくなったかなと思ったら、少し寂しくなった。

三食同色サンデー

料理(Cooking)
サンデー1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO



 今週のサンデーは、3品とも同じような色味になってしまった。茶色ではないけど黄色系。赤と緑がないわけではないものの黄色が強く出た。
 手抜きとはいかないまでも、今週は軽めの調理メニューだった。面倒なことはほとんどなく、楽をした。




サンデー2

「スモークサーモンのチーズソース」
 サーモンの香ばしさと、とろけるチーズの組み合わせは正解だ。
 酒、みりん、しょう油、砂糖をひと煮立ちさせ、からし、しょう油、マヨネーズ、とろけるチーズを加えて混ぜる。




サンデー3

「ソーセージとジャガイモ炒め」
 味付けはコンソメの素と、あらびきコショウで。




サンデー4

「焼き豆腐のポン酢ソースあんかけ」
 木綿豆腐に小麦粉をまぶして焼く。
 酒、みりん、しょう油、白だし、ポン酢、砂糖、塩、コショウ、唐辛子をひと煮立ちさせ、水溶きかたくり粉でとろみをつける。
 ニンジンと長ネギを茹でる。

 9月も半ば。夏から秋へ。サンデー料理も多少季節の影響を受ける。

森林公園 ---晩夏進む

植物園(Botanical garden)
森林公園-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO / TAMRON 90mm f2.8+ 3600HS(D)



 9月半ばの森林公園。
 暑さは残るものの、夏の気配がますます弱まり、秋が近づいていることを認めざるを得ない。
 最後の元気を振り絞るように鳴くツクツクボウシの声を聞きながら、晩夏の植物園を撮り歩く。被写体はあまり多くない。




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 シラタマホシクサは、今ちょうど見頃を迎えている。これ以上進むと、茎が茶色くなってきて、写真に撮るとあまりきれいじゃなくなる。花期は長くても、青々している時は短い。
 ホソバリンドウが咲き出すのはもう少し先だろう。
 これから森林公園は寂しくなっていく。

琵琶湖東岸 2013晩夏<3>

旅/散策(Stroll)
東琵琶湖3-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / 10-24mm / 100-300mm



 琵琶湖東岸シリーズは今日が最終回。
 もう少しいろいろな表情を撮れるんじゃないかと思っていたのだけど、米原あたりの東岸10キロでは風景に大きな変化はなかった。時間の経過とともに日没までの光の変化を撮れたのはよかった。前回の奥琵琶湖行きは雨だったから、琵琶湖の夕日を見たのは久しぶりだった。
 そんなわけで、今回は琵琶湖そのものを撮った写真を中心にお送りします。




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 しばらくしたらまた琵琶湖へ行きたくなるんだろうけど、次はきっと来年だ。春先と晩夏を撮ったから、今度は冬か秋がいい。場所は、南か、西か。レンタサイクルも考えたい。

琵琶湖東岸 2013晩夏<2>

旅/散策(Stroll)
東琵琶湖2-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / 10-24mm / 100-300mm



 琵琶湖東岸シリーズの2回目は、ちょっと趣向を変えて、道ばたならぬ湖ばた写真をお届けします。
 どこからか流れ着いたのか、打ち上げられたのか、捨てられたものなのか、なんだかとりとめもなくいろいろなものが落ちている。普通の道には落ちていないものとかもあって、なかなか楽しませてくれる。
 基本的にずっと湖岸を歩いていたので、それ以外の写真をあまり撮れなかったのは残念だった。町並みとかも、もう少し撮れるとよかったのだけど。




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 つづく。

琵琶湖東岸 2013晩夏<1>

旅/散策(Stroll)
東琵琶湖1-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / 10-24mm / 100-300mm



 約一年半ぶりの琵琶湖行き。
 前回は去年の早春。まだ冬の寒さが残る奥琵琶湖を巡り歩いた。今回は琵琶湖東岸を選んだ。
 米原駅を降りて西へ向かい、磯地区まで南下したあと北上し、田村駅まで行くというコースだった。結局、10キロ、5時間の行程となった。
 誰が撮っても同じ絵になってしまう有名スポットとは違い、琵琶湖は、季節によって、場所によって、多種多様の表情を見せてくれる。それぞれの写真を撮れるのが琵琶湖の魅力だ。
 湖北エリアも行きたいと思っているのだけど、あそこは冬場がいいのと、交通の便がよくないのとで、今回は見送った。長らく念願となっている沖島行きもいまだ実現していない。
 東岸エリアは、以前に長浜近辺や彦根あたりを撮ったことがあるので、今回は旧近江町あたりを中心に湖岸を歩きながら撮った。
 一番の目的は、長時間露光をすることで、それ以外には夏の終わりの風情みたいなのが写ったらいいなと思っていた。
 長時間露光をするなら曇り空の方が向いているのだけど、この日は曇りのち晴れ、最後は夕焼けまで見られたのだから文句は言えない。
 海でも、池でもない、大きな湖でしか撮れない写真があって、中でも琵琶湖でしか撮れないものが確かにあるように思う。水の表情とか、背景の山並みとか、人工物が写り込まない場所とか。
 それにしても、琵琶湖の大きさをあらためて実感することになった。東海岸を10キロ歩いても、それは全体のほんの一部でしかない。三重県生まれ名古屋育ちの私としては、伊勢湾と同じくらいの大きさと考えると、そのスケール感が理解しやすい。




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 東琵琶湖シリーズは、たぶん全3回くらいになる。
 つづく。

トンボの流し撮り

施設/公園(Park)
小幡緑地-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO / TAMRON 10-24mm f3.5-4.5 + 3600HS(D)



 小幡緑地のトンボ撮りは、この夏これで四度目だったか五度目だったか。もう少し完成度が上げられそうな気がして、また撮りにいったのだった。
 この日は雲が多いながらも青空が広がり、無風に近いトンボ撮りには好条件だった。青空に浮かぶ雲は、水面に映ってアクセントとしての役割を果たす。
 夏の終わりに、夏らしいトンボ風景を撮ることができた。




小幡緑地-2

 最初は50mmマクロで撮って、後半10-24mmに切り替えた。
 ここのオニヤンマは、3分から5分に一度くらい巡回してくるので、チャンスは多い。ただ、毎回微妙にコース取りが違うため、同じ場所に構えていればいいわけではない。本当に近くを通るのは10回に1回とかだ。
 1メートル以内に引きつけるというのが最近のスタンダードになっている。夏のはじめに比べるとだいぶ進歩した。





小幡緑地-3

 これまでで一番近い。60センチか70センチくらいだから、レンズ前すぐといった感じだった。
 目にピントが合わなかったのと、被写体ブレがあるので満点とはいかないのだけど。




小幡緑地-4





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 ここからは10-24mmで、主に10mmで撮る。




小幡緑地-6

 日も陰ってきて、そろそろ終わりにしようと思いつつ、何気なく流し撮りをしたら、思いがけずカッコイイのが撮れた。
 これはいけるかもということで、ここからは低速流し撮りを試みることにした。
 これが面白くて、日暮れまでやっていた。




小幡緑地-7

 シャッタースピードは1/30秒くらいで、フラッシュも当てている。




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小幡緑地-10

 この日はまだ完成には至らなかったのだけど、あらたな可能性を感じさせた。
 低速流しは、トンボのスピード感を表現するのに適している。
 1/30秒でもまだ少し速い。背景の流れ方と、水面や空の色を上手く取り込みつつ、1/10秒くらいで止められるといい感じになるんじゃないかと思う。




小幡緑地-11

 夏が終わるまでにあと1、2回は撮る機会があるはずだ。この夏中に一枚撮りたい。

鳥のいる風景

野鳥(Wild bird)
鳥風景-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 他



 野鳥写真とはちょっと違う、鳥のいる風景。
 道行きの途中などで、ふと目にして、心が動いたときに撮っていた鳥風景の写真がたまっていた。
 鳥といっても特別なものは撮っていない。カラスとか、ハトとか、サギなんかだ。気にしなければ目に入らないような鳥たちだけど、少し注意を払うと、身の回りにたくさんいることに気づく。
 彼らもまた、私たちと同じ街で暮らし、子供を育て、命をつないでいる、いわばお隣さんたちだ。




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 鳥のいる風景は、シリーズとして今後も続けていきたい。

東山植物園便り ---夏の延長戦

植物園(Botanical garden)
東山植物園-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO / TAMRON 90mm f2.8+ 3600HS(D)



 今週前半の東山植物園。居残り組のセミやトンボが健在で、まだ夏の延長戦が続いていた。
 秋が取って代わろうと押し込んでくる中、夏が踏ん張って押し返すといった様相だった。
 いずれ近いうちに夏は終わる。でも夏はまだ終わっていない。




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 季節の変わり目は、一週ごとに変化が大きい。今週撮れたものは、来週にはきっともう撮れない。
 夏の終わりの感傷が写真に撮れるといいのだけど。

コロッケ・サンデー

料理(Cooking)
サンデー1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO



 今週のサンデーは、なんといってもコロッケがメインだった。あとの2品は、片手間で作った付け足しのようなもので、調理時間の8割以上はコロッケ作りに費やされた。スーパーや総菜屋で何気なく買うコロッケも、一から作るとなると手間がかかる。安いものは100円もしないから、価値を低く見がちだ。
 今週末もイベント撮影行きはなし。来週はせともの祭りやサンデーロードレースなどがあって、どれに行こうかと考えている。そろそろ秋祭りも始まってきた。




サンデー3

「ハーフクリームコロッケのトマトソースがけ」
 ジャガイモを茹でてマッシュしたものと、バター、小麦粉、牛乳から作ったホワイトソース、炒めたタマネギをあわせてタネを作る。
 真ん中にとろけるチーズを入れて形を整え、油で揚げる。
 ふわふわ、さくさくに仕上げるために、タネを冷蔵庫で寝かせたり、マヨネーズを加えたりもしている。
 トマトソースは、刻みタマネギをオリーブオイルで炒め、トマト、ケチャップ、コンソメの素などを煮込んで作る。
 手作りコロッケの揚げたては、やっぱり美味しい。
 一度作ると、しばらくやりたくなくなるのが難点ではある。




サンデー2

「マグロの甘辛煮」
 例によって例のごとく。
 個人的なマグロのスタンダード料理。




サンデー4

「鶏肉と豆腐と大根の煮込み」
 大根を米糠で下茹でする手間を省いて、玄米と一緒に煮込んだ。少し煮込みが足りなかったようだ。

 今年のコロッケ作りは、これが最初で最後になりそうだ。年に一度のコロッケ。コロッケって、そんな貴重なおかずじゃないけれど。

瀬戸電沿線風景の8月

鉄道(Railroad)
瀬戸電-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 他



 相変わらずちょくちょく瀬戸電沿線風景を撮っている。また一回分の枚数がたまったので、瀬戸電夏風景としてお届けします。
 いかにも夏といった沿線風景はあまり撮っていないのだけど、光の感じがやっぱり夏らしさを感じさせる。特に8月の夕方の光は特有のものがある。
 尾張旭は田植えが遅いので、稲はまだ青い。借り入れは10月になってからのところが多い。
 代わり映えしないといえばそうなのだけど、同じ場所でも繰り返し撮っていると、それまでとは少しだけ違う景色が見えたりする。撮り手である自分が変わっていけば、写真もまた変わっていく。




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 少なくなった赤色車両が通ると、とりあえず撮るようになった。赤はアタリで、銀はハズレみたいな感じになっている。
 瀬戸電沿線風景も、晩夏から初秋に移り変わりつつある。

海上の森の夏が行く

森/山(Forest/Mountain)
海上の森-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO / TAMRON 90mm f2.8



 9月前半の海上の森。
 森も、夏の終盤を迎えていた。ツクツクボウシの鳴き声に混じって草の中から虫の声が響いている。トンボの数もめっきり減った。太陽が山陰に隠れる時間も早い。夏が去ろうとしている。
 前日の大雨の爪痕は、森の中でもあちこちで見られた。林道に小川ができていたり、ところどころで倒れた木々が流され、深く陥没しているところもあった。
 この日は、赤池・湿地コースを巡った。今年、このコースを歩くのもあと数回だろうか。
 湿地は、サワシロギクとシラタマホシクサが少し咲いているくらいで、サギソウはもうなかった。ハッチョウトンボも、今年は終わるのが早かったように思う。湿地もそろそろオスシーズンに入る。




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 9月中にもう一回、行く機会があると思う。そのときが、この夏の撮り納めになりそうだ。

街の風景 ---8月

街(Cityscape)
街の風景-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 他



 8月から9月にかけて撮った街の風景を並べてみる。
 団地とか、マンションなんかをよく撮っていることに気づく。それはきっと、そこに人の暮らしのあれこれを思うからだ。
 夏に撮った写真を見ながら、去りゆく夏を感じている。




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 日没時間は、一番遅かったときから1時間半くらい早くなった。夕方の風は早くも涼しすぎるくらいだ。
 これから秋にかけては、夕暮れに撮る機会が増える。夜ももう少し撮りたい。

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