月別:2012年10月

記事一覧
  • 雨降りの森林公園

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8(D) + 3600HS(D) これは先週のこと。この日の森林公園は雨だった。 夏の間は週末に雨が降ることが多かったものの、雨の撮影はあまりなかったように思う。秋になって雨の日の撮影が増えている。真冬の雨を撮るなら、完全防備の準備が必要で、その態勢は整っていない。雨でも撮れるのは、紅葉くらいまでかもしれない。 雨降りに植物園などを訪れる物好きは少ない。それでもまったくいないわけでもな...

    2012/10/31

    植物園(Botanical garden)

  • 名古屋まつり <4>

    SONY α55 + TAMRON 180mm f3.5 名古屋まつりシリーズが途中になっていた。 子ども会みこしに続いて登場したのは、なんだろう、鬼みたいなやつ。正体はよく分からない。唐突にへんなのが現れるのも名古屋まつりだ。<追記> これは猩猩(しょうじょう)と教えていただいた。 鳴海は猩猩が有名らしい。 名古屋市消防音楽隊の先導で登場したのは、姉妹友好都市親善パレードだった。 ロサンゼルス市、メキシコ市、南京市、シドニ...

    2012/10/31

    イベント(Event)

  • 三谷祭を撮りにいく ---奉納踊り編

     三谷祭(みやまつり)の続きを。 海中渡御(かいちゅうとぎょ)を終えた山車(やま)は、若宮神社に集合となった。 このあと、神社の境内では、氏子たちによる奉納踊りが行われた。海中渡御を見て帰ってしまう人が多いようだけど、奉納踊りもなかなか見応えがある。 残念ながら雨ということでカッパを着ていたり、一部内容の変更などもあったようだ。 なんだかんだで11時半頃から午後3時まで撮っていた。その後も祭りは夜ま...

    2012/10/30

    イベント(Event)

  • 三谷祭を撮りにいく ---海中渡御編

     三谷祭(みやまつり)を撮りにいってきた。 愛知県蒲郡市三谷で300年以上前から行われている祭りで、海の中を山車(やま)が行く海中渡御(かいちゅうとぎょ)がクライマックスだ。 八劔神社から若宮神社へ、山車に乗って神を運ぶ。 今にも雨が落ちそうな空の下、どうにか持ちこたえて海中渡御が執り行われた。 それが終わるのを待っていたかのように雨が降り出した。続く踊りの奉納は、冷たい雨の中だった。 三谷祭第一回...

    2012/10/29

    イベント(Event)

  • 東山植物園便り ---撮りがたきを撮る

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8(D) + 3600HS(D) アサギマダラはもう南へ去ったのか、今週は見つけることができなかった。虫もますます姿を見なくなり、いよいよ秋の深まりを感じずにはいられなくなった。 撮るものが少ない中、なんとか絞り出すようにして撮った。春夏と違って秋冬は、そんなちょっと力業のようなものも必要になってくる。そうやって撮りながらつないでいけば、やがて紅葉のシーズンがやってくる。 みんなそれぞ...

    2012/10/28

    植物園(Botanical garden)

  • 多国籍サンデー家庭料理

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8(D) + 3600HS(D) 今週末は土曜日が晴れで、日曜日が雨だった。普通なら土曜に出かけて日曜に料理というパターンになるところなのだけど、今週は逆だった。日曜の三谷祭へ行くために土曜日に料理をした。三谷祭については、来週紹介したいと思う。 今週もまた、いつもの感じに終始した。残っている食材を使い切らないといけないというのもあって、2週はセットのようになることが多い。今週は先週の続...

    2012/10/28

    料理(Cooking)

  • 王子バラ園で秋バラ

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8(D) + 3600HS(D) 秋バラの見頃がいつなのか、今ひとつよく分かっていない。10月には違いないにしても、中旬なのか下旬なのか、見頃の期間がどれくらい続くのか、正確には把握していない。 今年は残暑の影響で遅れるだろうという予測はしていた。でも、そろそろなんじゃないかと、王子バラ園へ行ってみると、どうやら遅刻だったらしい。傷んだ花が多く、状態のいいものは少なかった。ただ、見頃は一...

    2012/10/27

    植物園(Botanical garden)

  • 名古屋まつり <3>

    SONY α55 + TAMRON 180mm f3.5 名古屋まつり3回目は、子ども会みこし編ということでお届けします。 これらの写真からでは名古屋まつりというものがどんなものなのか伝わらないかもしれないけど、私も実際に3年見てようやくちょっと分かったくらいなので、そんなとりとめのないのが名古屋まつりと思ってもらってかまわない。 名古屋市は16区あるわけだけど、どういう基準でどの子ども会が選ばれているかは知らない。たぶんないと...

    2012/10/27

    イベント(Event)

  • 牧野ヶ池夕景

    SONY α55 + sony 35mm f1.8 / SIGMA APO 170-500mm f5-6.3/ TAMRON 10-24mm 牧野ヶ池行きも、ちょっと間が空いた。前回訪れたのは、夏の盛りの7月終わりだった。 季節は進み、秋も深まる10月の終盤。渡りのカモたちも戻ってきて、池も賑やかになっていた。 セイタカアワダチソウやススキが咲き、夏の浮き草やハスは枯れて終わりが近い。水面を渡る風も、すっかり冷たくなった。 いつものように北から時計回りに半周しながら、...

    2012/10/26

    海/川/水辺(Sea/rive/pond)

  • 名古屋まつり <2>

    SONY α55 + TAMRON 180mm f3.5 引き続き名古屋まつりの様子をお届けします。 パレードは山車揃に始まり、神楽揃が続き、お待ちかね(?)の子ども会みこしへと移っていく。 子供たちの照れ隠しとやる気のなさそうなダラダラ感がいい。パレードという緊張感はなく、ただいわれるままにコースを歩いているだけだ。たまにやる気のある子供会は、ワッショイとかけ声をかけながら進んでいく。 名古屋まつりくらいゆるい祭りは、他に...

    2012/10/26

    イベント(Event)

  • 名古屋まつり <1>

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / TAMRON 180mm f3.5 週末イベント三本立ての最後は、日曜日の名古屋まつりだった。 長く名古屋に住みながら名古屋まつりを初めてしっかり見たのが3年前のこと。たちまち魅力のとりこになり、今年で3年連続で撮りにいくことになった。 何が面白いって、大都市の大きな祭りとは思えないゆるさがたまらない。50年以上も続く祭りなのに、歴史と伝統を感じさせないおおらかさが全編に漂い、見ているとへ...

    2012/10/25

    イベント(Event)

  • 名古屋東別院でおわら風の盆を撮る

     前から一度撮ってみたいと思っていた、おわら風の盆が名古屋にやってくるという。 それを知ったのは、どまつりの会場で何気なく受け取ったチラシによってだった。 越中八尾のおわら風の盆は、富山県八尾町で毎年9月に行われているもので、高橋治の小説や石川さゆりの歌がきっかけで全国に知られるようになったといわれている。小さな町に全国から30万人近い人たちが押し寄せるそうだ。 私が撮りたいと思ったのは、「写真家た...

    2012/10/24

    イベント(Event)

  • 東山植物園便り ---晴れた日に再訪

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8(D) / TAMRON 180mm f3.5 + 3600HS(D) 前回の植物園は雨降りでアサギマダラを撮ることができなかった。千燈供養会へ行く前に、少し寄って撮っていく。 よく晴れていたものの、アサギマダラは少なく、やっと2匹いるだけだった。今年は南下が遅れたから、慌ただしく飛び去ってしまったのだろうか。今週も行くつもりだけど、まだ残っているかどうか。今年こそ決定的な飛翔シーンを撮るつもりでいたのに...

    2012/10/23

    植物園(Botanical garden)

  • 興正寺の千燈供養会へ <後>

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / TAMRON 180mm f3.5 / TAMRON 10-24mm 興正寺千燈供養会の残り写真を。 今年も興正寺千燈供養会に行くことができてよかった。季節の風物詩として、どまつりや名古屋まつりとともに自分の中で定着しつつある。一年経ったことを実感する行事のひとつとなっていくことだろう。...

    2012/10/23

    イベント(Event)

  • 興正寺の千燈供養会へ <前>

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / TAMRON 180mm f3.5 / TAMRON 10-24mm 今年も八事山興正寺の千燈供養会を撮りに行ってきた。これで三度目となる。 今回もまた、金、土、日の3日間、行われた。名古屋まつりと重なるので、覚えておきやすい。ただ、名古屋まつりは午後早く終わってしまい、夕方6時からの千燈供養まで時間が空いてしまう。去年はどうしたのか忘れてしまったけど、今年は初日の金曜日にした。土日に比べると人が少な...

    2012/10/22

    イベント(Event)

  • 東山植物園便り ---雨の日に

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8(D) + 3600HS(D) 雨の日の植物園は、ちょっと久しぶりの気がした。 けっこう強い降りで、空も暗く、途中でISO1600に上げないと撮れないくらいだった。 ひとつ興味があったのは、雨の日はアサギマダラはどうしているのだろうということだった。雨の日に飛ぶようなことはないだろうと思いつつ、雨宿りする姿が見られるならそれを撮りたかった。 しかし、当然のように姿はなく、ヒヨドリバナは雨に濡...

    2012/10/21

    植物園(Botanical garden)

  • サンデー料理は1時間半

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 今週末はイベントが多くて、慌ただしくあちこち撮りにまわっていた。料理は日曜日に、少し早く帰宅してやった。 イベントの写真は来週にまわすことにして、今日はいつものようにサンデー料理と植物園便りの二本立てでいきたい。 今週は揚げ物が一品あったので、その分、いつもより手間と時間がかかった。他の二品が手抜き気味なので、三品あわせるといつも通りといえばそうかもしれない。 ここ最近...

    2012/10/21

    料理(Cooking)

  • 雨の海上の森

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8(D) / 100-300mm f4.5-5.6 + 3600HS(D) この日の海上の森は雨だった。午後からあがるという予報は外れ、夜まで降り続いた。 日没後の海上池。ブルーモーメントの世界。それは初めて見る海上池の光景だった。 雨の撮影は、自転車の行き帰りも含めてしんどいのだけど、それを乗り越えられれば、晴れの日には決して撮れないものが撮れる。特に雨の森はいい。 また雨の日を狙って海上の森へ行くことに...

    2012/10/20

    森/山(Forest/Mountain)

  • 秋深まる森林公園

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8(D) / TAMRON 180mm f3.5 + 3600HS(D) 秋は終わりの始まり。多くの生き物が姿を消していく。 命の最後のきらめきを追いかけて。 虚ろな瞳に映る10月の空。...

    2012/10/19

    植物園(Botanical garden)

  • 街の風景

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / MINOLTA 50mm f1.4 他 本編から漏れた写真がまたたまったので、まとめて載せたい。 今回は、街の風景を中心にお届けします。 日が暮れるのが早くなったことで、夕方から夜にかけてのものが多い。 新守山駅ホーム。 香流川沿いの彼岸花と住宅の風景。 新美南吉記念館前。 堀川に架かる五条橋。 瀬戸電、清水駅あたり。 スカイワードあさひの展望台より。 名古屋市東部。 春日井市、名鉄味鋺...

    2012/10/18

    街(Cityscape)

  • 10月の岩屋堂

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / TAMRON 180mm f3.5 夏休みと紅葉の間のこの時期、岩屋堂はひっそりと静まりかえる。人影もまばらで、早くも晩秋のような冷たい風が吹く。 閉園されたプールにまだ水は張られたままだ。取り壊すお金ももったいないから、しばらくはこのまま放置されるのかもしれない。 こんな時期の岩屋堂を訪れるのは、鳥屋さんか、野草好きくらいだろうか。なんとなく来てしまったカップルなどもいるだろうけど。...

    2012/10/17

    施設/公園(Park)

  • 小牧基地航空祭(続)

    SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3/ TAMRON 10-24mm / sony 35mm f1.8 小牧基地航空祭の残り写真を。 なんだかんだで、けっこう枚数撮っていた。2回撮ってみて、航空祭の撮りどころが少し分かってきた。こうなったら各地の航空祭を巡ってやるぞ、とは思わないけど。 戦闘機の飛行は、やはり青空バックじゃないと絵にならない。太陽キラリも欲しい。 11月には浜松で航空祭がある。ここでもブルーインパルスが飛ぶ。 浜松...

    2012/10/16

    イベント(Event)

  • 小牧基地航空祭でブルーインパルス

    SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3/ TAMRON 10-24mm / sony 35mm f1.8 セントレアとポートメッセなごやで開催されるJA2012国際航空宇宙展の目玉として、今年はブルーインパルスがやって来た。空港でのアクロバット飛行は約30年ぶり、愛知の空を飛ぶのは30何年かぶりとかで、それなら撮りにいこうと前から予定は組んでいた。 しかし、遠いセントレアまで混み合った列車で行って、満員のスカイデッキに並んでまで入って、やっ...

    2012/10/15

    イベント(Event)

  • 東山植物園便り ---アサギマダラ飛来

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8(D) / TAMRON 180mm f3.5 + 3600HS(D) 約一年ぶりの再会となったアサギマダラたち。 今年は残暑が続いたせいか、アサギマダラの南下が遅れた。ここへきて朝晩の気温もぐっと下がり、彼らも南へ向かう時期になったと感じたのだろう。名古屋へは旅の途中で立ち寄っていく。 市内や近辺で見られる場所はいくつかあるのだけど、東山植物園は確実に来る。合掌造りの前の奥池を奥の方に登っていくとヒヨ...

    2012/10/14

    植物園(Botanical garden)

  • 安定飛行のサンデー

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 今週末はどこへ行こうか迷いが出てしまって、ちょっとばかり腰が重かった。土曜日は大垣の綾野まつり、日曜はセントレアでブルーインパルスという計画だったのだけど、土曜は取りやめ、日曜は小牧の航空祭と、大きく予定変更となったのだった。 で、料理は土曜日にした。 いつもの食材にややひねりを加えただけのいつもの料理が並んだ。料理にも少し迷いが出た。「鯛とトマトのケチャップソース」 ...

    2012/10/14

    料理(Cooking)

  • モリコロパークでコスモス

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / TAMRON 10-24mm モリコロパークのコスモスが見頃と中日新聞に載っていた。もう一度愛知牧場へ撮りにいかなくてはいけないかと考えていたところで、コスモスだけならモリコロの方が近いので、そちらにすることにした。撮りやすいのは愛知牧場の方なのだけど。 前回訪れてからまだ2週間ほどしか経っていないのに、モリコロもすっかり秋景色になっていた。夏が去るよりも秋の進行の方が早い。今年は訪...

    2012/10/13

    施設/公園(Park)

  • 海上の森の秋

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8(D) / TAMRON 180mm f3.5 + 3600HS(D) 10月に入って、森も夏から秋へと模様替えをした。セミの鳴き声が響いていたのも、遠い日の出来事のように思える。虫の音や鳥のさえずりは聞こえるものの、森の中はすっかり静かになってしまったように感じる。ここからは秋の気配がますます色濃くなってゆく。 秋から春にかけては、池コースがメインとなる。湿地へ行っても、撮るものはほとんどない。 篠田池...

    2012/10/12

    森/山(Forest/Mountain)

  • 三重県四日市市のコンビナート工場夜景の撮影スポット紹介

     三重県四日市市のコンビナート夜景も年々知られるようになり、写真を撮りに訪れる人も増えた。四日市市も観光資源として認識して力を入れ始め、工場夜景クルーズも人気となっている。 四日市の工場といえば昔は公害のイメージしかなかったけど、近頃では夜景の方がすっかり有名になった。川崎、室蘭、北九州、周南市とあわせて五大工場夜景スポットなどともいわれる。 四日市工場地帯の撮影ポイントは主に4つある。 最もメジ...

    2012/10/11

    夜景(Night view)

  • 季節の風景 ---秋の入り口編

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 他 季節は夏の出口から秋の入り口へ。夏の忘れ物を取りに戻るには、もう手遅れとなった。 今日は最近集めた秋の入り口風景をお届けします。 ふと足下を見ると、ずいぶん落ち葉が増えたことに気づく。木々の葉も色づき始めた。紅葉の季節も、もうそう遠くない。 夏の終わりの感傷を振り払い、秋に向かって気持ちを進めるときだ。...

    2012/10/10

    日常写真(Everyday life)

  • 矢田川風景 ~夏から秋

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 他 矢田川風景シリーズは久しぶりだ。ここのところ、どこかへ行った帰りに一枚、二枚撮ったりすることがあるくらいで、河川敷を走りながら撮るということをしていなかった。少し前、いい夕焼けに出会って、香流川との合流地点で撮った。 季節も変わってしまったし、ここらで一度まとめておくことにした。 やはり夕焼けというのは劇的な効果があって、街を流れる平凡な川さえドラマチックな表情に...

    2012/10/09

    河川敷(River beach)

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雨降りの森林公園

植物園(Botanical garden)
雨の森林公園-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8(D) + 3600HS(D)



 これは先週のこと。この日の森林公園は雨だった。
 夏の間は週末に雨が降ることが多かったものの、雨の撮影はあまりなかったように思う。秋になって雨の日の撮影が増えている。真冬の雨を撮るなら、完全防備の準備が必要で、その態勢は整っていない。雨でも撮れるのは、紅葉くらいまでかもしれない。
 雨降りに植物園などを訪れる物好きは少ない。それでもまったくいないわけでもなく、たまにすれ違ったりする。
 雨を撮るには雨の日に撮りにいくしかないわけで、晴れでは決して撮れないものもあるから、雨の撮影は嫌じゃない。大変だけど、それを乗り越えて撮る価値はある。これからの季節、紅葉と雨は特に相性がいいから、オススメしたい。




雨の森林公園-2

 一部モミジなどが色づき始めているものの、全体としてはまだまだこれからだ。ただ、これは先週の様子なので、一週間でそれなりに進んでいるとは思う。




雨の森林公園-3





雨の森林公園-4

 雨に打たれるホソバリンドウは、みんなつぼみの状態だった。




雨の森林公園-5





雨の森林公園-6





雨の森林公園-7





雨の森林公園-8





雨の森林公園-9





雨の森林公園-10





雨の森林公園-11

 モミジばかりが紅葉じゃない。黄葉もある。
 明日から11月。まだ先だと思っていた紅葉シーズンも、もうすぐ目の前に迫ってきた。まだ予定は立てていない。
 今年も自転車で回れる近場が中心になりそうだ。1ヶ所か2ヶ所か、列車旅を絡めて遠出したい気持ちはある。

名古屋まつり <4>

イベント(Event)
名古屋まつり4-1

SONY α55 + TAMRON 180mm f3.5



 名古屋まつりシリーズが途中になっていた。
 子ども会みこしに続いて登場したのは、なんだろう、鬼みたいなやつ。正体はよく分からない。唐突にへんなのが現れるのも名古屋まつりだ。

<追記>
 これは猩猩(しょうじょう)と教えていただいた。
 鳴海は猩猩が有名らしい。




名古屋まつり4-2

 名古屋市消防音楽隊の先導で登場したのは、姉妹友好都市親善パレードだった。
 ロサンゼルス市、メキシコ市、南京市、シドニー市、トリノ市と名古屋は友好姉妹都市を結んでいるのだけど、当然のように今年は南京市は不参加だった。河村市長の発言で怒らせたというのもあった。




名古屋まつり4-3





名古屋まつり4-4





名古屋まつり4-5





名古屋まつり4-6

 次はフラワーカーパレードだったのだけど、反対側の中央分離帯に陣取っていたため、パレードカーの背中しか見えなかった。武将隊とか乗っていたと思う。
 着ぐるみ隊が歩いてきた。




名古屋まつり4-7





名古屋まつり4-8

 上の写真の彼女はこうなっていた。




名古屋まつり4-9

 ミスきんぎょとか、ミス有松絞りなどもパレードに華を添える。




名古屋まつり4-10

 バトン隊の女の子。沿道からの友達の声援に照れ笑い。

 こんな感じでパレードはまだまだ続くのであった。

三谷祭を撮りにいく ---奉納踊り編

イベント(Event)
三谷祭2-1




 三谷祭(みやまつり)の続きを。
 海中渡御(かいちゅうとぎょ)を終えた山車(やま)は、若宮神社に集合となった。
 このあと、神社の境内では、氏子たちによる奉納踊りが行われた。海中渡御を見て帰ってしまう人が多いようだけど、奉納踊りもなかなか見応えがある。
 残念ながら雨ということでカッパを着ていたり、一部内容の変更などもあったようだ。
 なんだかんだで11時半頃から午後3時まで撮っていた。その後も祭りは夜まで続いた。



三谷祭2-2

 写真や動画で祭りの様子は見ていたものの、実際に撮るとなると戸惑う部分もあって、最初はけっこうあたふたしてしまった。
 途中からは頭を切り換えて、祭りではなく人を撮ることにした。祭りの模様を記録的に撮ることが目的ではない。



三谷祭2-3




三谷祭2-4




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三谷祭2-10




三谷祭2-11




三谷祭2-12




三谷祭2-13

 雨に負けず撮りにいってよかった。一度いい条件で撮ってしまうと、二度目が雨なら撮りにいこうとは思わない。最初が雨だと、次は晴れの日に撮りたいという気持ちが強くなる。ぎりぎり雨が持って海中渡御も撮れたし、初めての三谷祭を充分に堪能させてもらった。撮っていてとても楽しい祭りだった。
 人と人とのつながりが希薄になったといわれる現代でも、特定の地区ではこういった濃密なつながりが残っている。三谷に生まれた男たちは、子供の頃から何らかの形で三谷祭に参加して、大人になれば当然祭りの主役になると思って育つのだろう。祭りというのは、そういう意味でも価値があるし、他に代わるもののない役割を持っている。神社は神の存在を抜きにしても、地域の絆を結ぶ要だ。
 祭りを見にいくと、日本はまだまだ大丈夫じゃないかと安心する。
 祭りを行っているのは人だ。見物人も含めて、人が祭りの主役だ。だからこそ、人を撮らなければならないと思うし、もっと撮れるようになりたいと思う。

三谷祭を撮りにいく ---海中渡御編

イベント(Event)
三谷祭海中渡御




 三谷祭(みやまつり)を撮りにいってきた。
 愛知県蒲郡市三谷で300年以上前から行われている祭りで、海の中を山車(やま)が行く海中渡御(かいちゅうとぎょ)がクライマックスだ。
 八劔神社から若宮神社へ、山車に乗って神を運ぶ。
 今にも雨が落ちそうな空の下、どうにか持ちこたえて海中渡御が執り行われた。
 それが終わるのを待っていたかのように雨が降り出した。続く踊りの奉納は、冷たい雨の中だった。
 三谷祭第一回は、海中渡御編をお届けします。



三谷祭2




三谷祭1-3




三谷祭1-4




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三谷祭1-8




三谷祭1-9

 4台のうち1台の山車が故障で海中渡御が取りやめになった。



三谷祭1-10




三谷祭1-11




三谷祭1-12




三谷祭1-13

 同じように海の中を山車が行く亀崎潮干祭と三谷祭は、対照的な祭りだ。勢いよく海に飛び込んでいく亀崎潮干祭と、しずしずと静かに進む三谷祭は、動と静だ。祭りとしての華やかさは亀崎潮干祭にあり、神事としての厳かさは三谷祭にある。
 初めて撮る三谷祭が雨模様の曇天だったのは、私にとって幸運だった。秋晴れの空よりも、灰色の空の方が祭りの雰囲気を伝えるには好条件だったように思う。もし晴れていたら、私の三谷祭に対する印象はかなり違ったものになっていたはずだ。

 踊り奉納編に続く。

 三谷祭を撮りにいく ---奉納踊り編

東山植物園便り ---撮りがたきを撮る

植物園(Botanical garden)
植物園便り-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8(D) + 3600HS(D)



 アサギマダラはもう南へ去ったのか、今週は見つけることができなかった。虫もますます姿を見なくなり、いよいよ秋の深まりを感じずにはいられなくなった。
 撮るものが少ない中、なんとか絞り出すようにして撮った。春夏と違って秋冬は、そんなちょっと力業のようなものも必要になってくる。そうやって撮りながらつないでいけば、やがて紅葉のシーズンがやってくる。




植物園便り-2





植物園便り-3





植物園便り-4





植物園便り-5





植物園便り-6





植物園便り-7





植物園便り-8





植物園便り-9





植物園便り-10





植物園便り-11





植物園便り-12

 みんなそれぞれの季節を生き、命の輝きを見せてくれている。足下に咲く名も知らぬ雑草に気づくことも、写真を撮る人間の役割なのだと思う。

多国籍サンデー家庭料理

料理(Cooking)
サンデー1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8(D) + 3600HS(D)



 今週末は土曜日が晴れで、日曜日が雨だった。普通なら土曜に出かけて日曜に料理というパターンになるところなのだけど、今週は逆だった。日曜の三谷祭へ行くために土曜日に料理をした。三谷祭については、来週紹介したいと思う。
 今週もまた、いつもの感じに終始した。残っている食材を使い切らないといけないというのもあって、2週はセットのようになることが多い。今週は先週の続きというか、姉妹編のような料理だった。




サンデー2

「鮭の味噌ソースがけ」
 鮭に塩、コショウ、酒を振って、しばらく置く。
 ごま油、酒、みりん、しょう油、砂糖、豆板醤、味噌、長ネギの刻みを混ぜ、ひと煮立ちさせる。
 味噌ソースに鮭を入れ、火が通るまで加熱する。
 鮭と味噌の組み合わせは初めての試みだったのだけど、思った以上によく合う。ピリ辛長ネギ味噌ソースは、他にも応用ができそうだ。




サンデー3

「カボチャとトマトのチーズソース」
 カボチャ、トマト、ブロッコリーを切り分け、タッパーに入れてレンジで3分加熱する。
 オリーブオイルでカボチャなどを炒め、酒、みりん、コンソメの素、砂糖、マヨネーズ、塩、コショウ、からしで味付けをする。
 終盤でとろけるチーズを加える。
 カボチャの甘さを打ち消すべくトマトをあわせ、からしマヨネーズソースを絡めてみたら、かえってカボチャの甘さが引き立つことになった。これはこれで美味しかったのだけど。




サンデー4

「ほうれん草やらエビやら鶏肉やら豆腐やらの卵とじ」
 ほうれん草の卵とじにあれこれ加えたといった方が簡単かもしれない。
 ほうれん草を軽く下茹でして、取り出したら水にさらし、水気を絞る。
 オリーブオイルでエビを炒め、だいたい火が通ったらいったん取り出す。
 鶏肉とタマネギを炒める。
 酒、みりん、白だし、砂糖、塩、コショウでベースを作り、ほうれん草、絹ごし豆腐を入れて、しばらく煮る。
 エビを戻し、溶き卵を混ぜ入れて、卵が半熟くらいになったら火を止める。
 カレー粉で味付けをするとか、水溶きカタクリ粉でとろみをつけるとかの考えもあったのだけど、あまりやりすぎずにここまでとした。

 今週はまあまあよかったんじゃないかと。相変わらず和洋中、どこの料理ともつかない多国籍家庭料理ではある。

王子バラ園で秋バラ

植物園(Botanical garden)
王子バラ園-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8(D) + 3600HS(D)



 秋バラの見頃がいつなのか、今ひとつよく分かっていない。10月には違いないにしても、中旬なのか下旬なのか、見頃の期間がどれくらい続くのか、正確には把握していない。
 今年は残暑の影響で遅れるだろうという予測はしていた。でも、そろそろなんじゃないかと、王子バラ園へ行ってみると、どうやら遅刻だったらしい。傷んだ花が多く、状態のいいものは少なかった。ただ、見頃は一週間前だったのか、もっと前だったのか、このあと花はどれくらい持つのか、やっぱり分からないままだ。
 一つ言えるのは、テレビのニュースや新聞で見頃を迎えましたといっていたら、撮るタイミングとしてはすでに遅いということだ。どんな花も満開の前に撮りにいかないと出遅れということになる。
 とにもかくにも、秋バラの季節がやって来た。近場では王子バラ園が一番撮りやすい。状態のいいのを選んで、撮れる範囲で撮ってきた。




王子バラ園-2





王子バラ園-3





王子バラ園-4





王子バラ園-5





王子バラ園-6





王子バラ園-7





王子バラ園-8





王子バラ園-9





王子バラ園-10





王子バラ園-11





王子バラ園-12

 バラを撮る機会は他でもまだありそうだから、もう少し感覚的に先へ進めたい。バラの魅力の本質は、色と形なのだけど、どう切り取ればバラを超えられるのか、といったあたりが今後のテーマになる。肉眼で見るのとは違う別の魅力を写真は表現できるはずだ。

名古屋まつり <3>

イベント(Event)
名古屋まつり3-1

SONY α55 + TAMRON 180mm f3.5



 名古屋まつり3回目は、子ども会みこし編ということでお届けします。
 これらの写真からでは名古屋まつりというものがどんなものなのか伝わらないかもしれないけど、私も実際に3年見てようやくちょっと分かったくらいなので、そんなとりとめのないのが名古屋まつりと思ってもらってかまわない。
 名古屋市は16区あるわけだけど、どういう基準でどの子ども会が選ばれているかは知らない。たぶんないと思うけど、裏で予選会とかあったりするのだろうか。
 気になったのでちょっと調べてみたところ、全部の区を3つに分けて抽選を行っているらしい。で、その抽選が3年に一度あるんだとか。だから、同じ区の子ども会が2つあったりしたのかと、納得した。ただ、その抽選自体が立候補制なのか、主催者側で決定されるのか、そのあたりの詳しいところまでは分からなかった。分かったからといって何がどうなるわけでもないけれど。




名古屋まつり3-2






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名古屋まつり3-5

 途中から遠足の随行カメラマンのような気分になってきた。あとからプリントを貼り出して、それぞれ欲しいものを注文してください、みたいなやつ。あの制度は今でも小学校に残っているのだろうか。




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 子供を撮るのは楽しい。友達とふざけ合ってる姿も、つまらなそうにうつむいている様子も、ほほえましい。
 みんないい思い出になっただろうか。大人になったとき、名古屋まつりの子ども会みこしに参加したことをどんなふうに思い出すんだろう。結婚して家族と一緒に見に来て、自分もあれに出たんだよなんて話ができれば、それは素敵なことだ。

 パレードはこのあと後半に移っていく。
 つづく。

牧野ヶ池夕景

海/川/水辺(Sea/rive/pond)
牧野ヶ池-1

SONY α55 + sony 35mm f1.8 / SIGMA APO 170-500mm f5-6.3/ TAMRON 10-24mm



 牧野ヶ池行きも、ちょっと間が空いた。前回訪れたのは、夏の盛りの7月終わりだった。
 季節は進み、秋も深まる10月の終盤。渡りのカモたちも戻ってきて、池も賑やかになっていた。
 セイタカアワダチソウやススキが咲き、夏の浮き草やハスは枯れて終わりが近い。水面を渡る風も、すっかり冷たくなった。
 いつものように北から時計回りに半周しながら、写真を撮っていく。最後はお気に入りのポイントで夕景になった。




牧野ヶ池-2






牧野ヶ池-3





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 ざっと見て、ヒドリガモが多いようだった。冬になると、オナガガモが多数派になる。




牧野ヶ池-9

 日没。期待したほど空は焼けなかった。




牧野ヶ池-10





牧野ヶ池-11

 空が群青色になるまで、そこにいた。
 このあと、コブハクチョウが去ったのを機に、牧野ヶ池をあとにした。
 秋冬は、月に一度くらいは訪れることになると思う。

名古屋まつり <2>

イベント(Event)
名古屋まつり2-1

SONY α55 + TAMRON 180mm f3.5



 引き続き名古屋まつりの様子をお届けします。
 パレードは山車揃に始まり、神楽揃が続き、お待ちかね(?)の子ども会みこしへと移っていく。
 子供たちの照れ隠しとやる気のなさそうなダラダラ感がいい。パレードという緊張感はなく、ただいわれるままにコースを歩いているだけだ。たまにやる気のある子供会は、ワッショイとかけ声をかけながら進んでいく。
 名古屋まつりくらいゆるい祭りは、他にはちょっとないんじゃないかと思う。




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 まだまだ続きます。

名古屋まつり <1>

イベント(Event)
名古屋まつり-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / TAMRON 180mm f3.5



 週末イベント三本立ての最後は、日曜日の名古屋まつりだった。
 長く名古屋に住みながら名古屋まつりを初めてしっかり見たのが3年前のこと。たちまち魅力のとりこになり、今年で3年連続で撮りにいくことになった。
 何が面白いって、大都市の大きな祭りとは思えないゆるさがたまらない。50年以上も続く祭りなのに、歴史と伝統を感じさせないおおらかさが全編に漂い、見ているとへらへら笑えてしょうがない。
 パレードの半分くらいが子供会みこしで、地域の子供会が手作りした文字通り子供会レベルのおみこしが続く。名古屋を代表する祭りにそれはないだろうと思うのだけど、前後の流れから違和感なく溶け込んでいるのがまたすごい。
 2時間の予定のパレードは、あまりの段取りの悪さに3時間もかかってしまった。名古屋の中心部を通行止めにして行われているにもかかわらず、この有様。名古屋は大都会ではなく大きな田舎町なんだと、こんなところでも思わせる。
 3年目の今年も、やっぱり面白かった。気合いを入れて撮るようなお祭りでもなく、最初に座ったところで3時間、目の前をだらだら流れていくパレードを眺めながら、とりとめもなく写真を撮る。それでも気づいたら、やたら撮っていた。まったりした祭りの様子を伝えるためにも、今回は長いシリーズにしたい。たぶん、5回くらいになるんじゃないかと思う。




名古屋まつり-2






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 祭りの主役は人だ。人を撮れば祭りの写真になる。特に名古屋まつりは、祭りそのものを撮ろうと思うととりとめがない。人を撮っていれば楽しい。
 まだまだこれは序の口で、始まったばかりだ。面白くなってくるのは、子供会みこしからで、それはまだ少し先になる。

 つづく。

名古屋東別院でおわら風の盆を撮る

イベント(Event)
風の盆-1




 前から一度撮ってみたいと思っていた、おわら風の盆が名古屋にやってくるという。
 それを知ったのは、どまつりの会場で何気なく受け取ったチラシによってだった。
 越中八尾のおわら風の盆は、富山県八尾町で毎年9月に行われているもので、高橋治の小説や石川さゆりの歌がきっかけで全国に知られるようになったといわれている。小さな町に全国から30万人近い人たちが押し寄せるそうだ。
 私が撮りたいと思ったのは、「写真家たちの日本紀行」絡みで、十文字美信が撮ったムービーを見たからだった。他の写真家たちも風の盆を撮っている。榎並悦子も番組の中で撮っていた。
 富山は遠いし、宿も一年前から予約しないと取れないくらいというので、そう簡単に撮る機会は訪れないだろうと思っていたところに、思いがけず近場に出張してくるというのを知って喜んだ。名古屋東別院では今年で7回目になるそうだ。ランの館などでもやっていたようだ。
 今年は20日の土曜日に行われて、それを撮りにいってきた。



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 午後5時半。山門から本堂前の舞台までの流し踊りに始まり、舞台踊り、輪踊り、再び舞台踊りというメニューで2時間半。
 最初はどう撮っていいか分からず戸惑うも、少しずつ掴めてきて、楽しくなっていった。
 もちろん、本場の雰囲気の中で撮ってこそというのはあるのだけど、踊り手さんは富山から呼んだ人たちが中心で、歌も演奏も本場のものだった。ゆっくり見て撮るということでいえば、ここの方が現地よりも恵まれているといえるかもしれない。
 観客は千人ほどだったようで、まだ知れ渡っていない。なんでも来年からは助成金がカットになって、名古屋での開催があやぶまれているのだとか。こんなところにも事業仕分けのあおりを食うことになるとは。
 運営協力費として実質的な入場料は500円。これが来年1,000円になったらどうするだろう。また撮りたいけど1,000円だとちょっと考えてしまう。もっと宣伝して観客を増やしてもらうとして、700円くらいなら行きたい。
 なにはともあれ、とてもよいものを見せてもらった。次に撮る機会があれば、もう少し撮れる気がしている。

東山植物園便り ---晴れた日に再訪

植物園(Botanical garden)
植物園便り-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8(D) / TAMRON 180mm f3.5 + 3600HS(D)



 前回の植物園は雨降りでアサギマダラを撮ることができなかった。千燈供養会へ行く前に、少し寄って撮っていく。
 よく晴れていたものの、アサギマダラは少なく、やっと2匹いるだけだった。今年は南下が遅れたから、慌ただしく飛び去ってしまったのだろうか。今週も行くつもりだけど、まだ残っているかどうか。今年こそ決定的な飛翔シーンを撮るつもりでいたのに、撮れずに終わってしまうかもしれない。




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植物園便り-12

 晴れていれば、虫たちも顔を出すし、いろいろ撮れるものも増える。雨は雨のよさもあるけど、やっぱり光がある方が楽しい。

興正寺の千燈供養会へ <後>

イベント(Event)
千燈供養2-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / TAMRON 180mm f3.5 / TAMRON 10-24mm



 興正寺千燈供養会の残り写真を。




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 今年も興正寺千燈供養会に行くことができてよかった。季節の風物詩として、どまつりや名古屋まつりとともに自分の中で定着しつつある。一年経ったことを実感する行事のひとつとなっていくことだろう。

興正寺の千燈供養会へ <前>

イベント(Event)
千燈供養1-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / TAMRON 180mm f3.5 / TAMRON 10-24mm



 今年も八事山興正寺の千燈供養会を撮りに行ってきた。これで三度目となる。
 今回もまた、金、土、日の3日間、行われた。名古屋まつりと重なるので、覚えておきやすい。ただ、名古屋まつりは午後早く終わってしまい、夕方6時からの千燈供養まで時間が空いてしまう。去年はどうしたのか忘れてしまったけど、今年は初日の金曜日にした。土日に比べると人が少ないから、ちょっと寂しくはあるのだけど、それだけ余裕を持って撮れることを考えると、撮影するなら金曜がベストかもしれない。
 天気はよかったのだけど、風が強くて肌寒かった。
 去年は震災の年ということで、人が祈るということがどういうことなのかをあらためて考えることになった。
 歳月は流れて今年。この世とあの世のつながりといったようなことを思う。
 読経が響く中、全員で合掌する。人が人のために祈りを続けてきた長い年月のことに思いを巡らせることになった。
 ふと、大晦日みたいだなと思う。ああ、今年ももう終わってしまったか、と。まだ2ヶ月以上も残っているのに。




千燈供養1-2





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千燈供養1-11

 つづく。

東山植物園便り ---雨の日に

植物園(Botanical garden)
植物園便り-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8(D) + 3600HS(D)



 雨の日の植物園は、ちょっと久しぶりの気がした。
 けっこう強い降りで、空も暗く、途中でISO1600に上げないと撮れないくらいだった。
 ひとつ興味があったのは、雨の日はアサギマダラはどうしているのだろうということだった。雨の日に飛ぶようなことはないだろうと思いつつ、雨宿りする姿が見られるならそれを撮りたかった。
 しかし、当然のように姿はなく、ヒヨドリバナは雨に濡れるばかりだった。やはり林の中で濡れないところにいるのだろうか。
 虫がいなければ雨を撮るしかない。雨らしさを撮るには充分の降りだった。




植物園便り-2





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植物園便り-11

 雨の植物園は悪くない。これからも積極的に撮っていきたい。

サンデー料理は1時間半

料理(Cooking)
サンデー1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8



 今週末はイベントが多くて、慌ただしくあちこち撮りにまわっていた。料理は日曜日に、少し早く帰宅してやった。
 イベントの写真は来週にまわすことにして、今日はいつものようにサンデー料理と植物園便りの二本立てでいきたい。
 今週は揚げ物が一品あったので、その分、いつもより手間と時間がかかった。他の二品が手抜き気味なので、三品あわせるといつも通りといえばそうかもしれない。
 ここ最近はずっと、準備から撮影まで約1時間半と決まっている。以前と比べたら手際はよくなったものの、それ以上の時間短縮はできずにいる。野菜の皮むきが多いと、それだけ時間を要することになる。




サンデー2

「マグロのピリ辛ステーキ風」
 ごま油と豆板醤でタマネギを炒める。
 酒、みりん、しょう油、ショウガ、砂糖、塩、コショウでベースの味付けをする。
 塩、コショウ、酒を振ったマグロを投入して、火を通す。
 緑の粉の振りかけを切らしたまま買うのを忘れている。緑がないと、絵的にちょっと寂しい。




サンデー3

「ナス、カボチャ、しいたけの素揚げチーズソースがけ」
 ナスは切り分け、水にさらす。取り出したら水気を拭く。
 カボチャ、シイタケを切る。
 小麦粉と一緒に全部をビニール袋に入れて、振り回して粉をつける。
 油で素揚げする。
 オリーブオイル、酒、みりん、しょう油、砂糖、マヨネーズ、からし、コンソメの素、塩、コショウを混ぜ、ひと煮立ちさせる。
 終盤でとろけるチーズを加え、加熱しながらかき混ぜる。




サンデー4

「豆腐と鶏肉の和風野菜スープ」
 水、酒、みりん、だしの素に、鶏肉と長ネギを入れて、ゆがく。
 アク取りをする。
 ほうれん草は、別に軽く下茹でする。
 豆腐、白菜の芯を入れる。
 全体に火が通ったら、白菜の葉とほうれん草を入れて、白だし、塩、コショウ、唐辛子で味を調える。
 いったん冷ましてから再加熱すると、味が染みる。

 ナスとカボチャの素揚げチーズソースがけが美味しかった。いろんな野菜にも合いそうなソースなので、オススメ。

雨の海上の森

森/山(Forest/Mountain)
海上の森-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8(D) / 100-300mm f4.5-5.6 + 3600HS(D)



 この日の海上の森は雨だった。午後からあがるという予報は外れ、夜まで降り続いた。
 日没後の海上池。ブルーモーメントの世界。それは初めて見る海上池の光景だった。




海上の森-2





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 雨の撮影は、自転車の行き帰りも含めてしんどいのだけど、それを乗り越えられれば、晴れの日には決して撮れないものが撮れる。特に雨の森はいい。
 また雨の日を狙って海上の森へ行くことにしよう。

秋深まる森林公園

植物園(Botanical garden)
森林公園-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8(D) / TAMRON 180mm f3.5 + 3600HS(D)



 秋は終わりの始まり。多くの生き物が姿を消していく。
 命の最後のきらめきを追いかけて。




森林公園-2





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 虚ろな瞳に映る10月の空。

街の風景

街(Cityscape)
街の風景-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / MINOLTA 50mm f1.4 他



 本編から漏れた写真がまたたまったので、まとめて載せたい。
 今回は、街の風景を中心にお届けします。
 日が暮れるのが早くなったことで、夕方から夜にかけてのものが多い。




街の風景-2

 新守山駅ホーム。




街の風景-3

 香流川沿いの彼岸花と住宅の風景。




街の風景-4

 新美南吉記念館前。




街の風景-5

 堀川に架かる五条橋。




街の風景-6

 瀬戸電、清水駅あたり。




街の風景-7

 スカイワードあさひの展望台より。
 名古屋市東部。





街の風景-8

 春日井市、名鉄味鋺駅付近。八田川。




街の風景-9

 リニモ。公園西駅。




街の風景-10

 長久手市。香流川沿い。




街の風景-11

 尾張旭市。瀬戸電沿い。旭前駅付近。




街の風景-12

 城土町。302号線と交差する道路。




街の風景-13

 日進市。日進ジャンクション。

10月の岩屋堂

施設/公園(Park)
岩屋堂-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / TAMRON 180mm f3.5



 夏休みと紅葉の間のこの時期、岩屋堂はひっそりと静まりかえる。人影もまばらで、早くも晩秋のような冷たい風が吹く。
 閉園されたプールにまだ水は張られたままだ。取り壊すお金ももったいないから、しばらくはこのまま放置されるのかもしれない。
 こんな時期の岩屋堂を訪れるのは、鳥屋さんか、野草好きくらいだろうか。なんとなく来てしまったカップルなどもいるだろうけど。
 私はといえば、前回訪れたのが6月だったから、夏の間はすっぽり抜けている。今となっては一度くらい8月に訪れておけばよかったと悔やんだ。距離の遠さと坂道の厳しさが、なかなか岩屋堂に気持ちを向けさせない。一度行くと、2、3ヶ月は行きたくないと思ってしまう。
 今回は一つ、確かな目的があった。それはのちほど登場する。




岩屋堂-2

 いつものように、いつものコースを歩く。
 この日は日差しが弱く、印象的な光がなかったこともあって、フラッシュを多用して、いろいろ実験的に撮った。




岩屋堂-3

 ときどき思い出したように日差しが戻ったものの、またすぐに太陽は隠れてしまった。




岩屋堂-4





岩屋堂-5





岩屋堂-6





岩屋堂-7





岩屋堂-8

 この日のお目当てはこれ、ダイモンジソウだった。
 前に一度、遠くから撮ったことがあるだけで、じっくり撮るのは今回が初めてだった。
 ただ、岩場にへばりつくように咲いていて、思うように近づけない。長靴持参で行ったものの、深くて速い流れの川は、ずぼずぼ入っていけるようなものではなかった。暗いので手持ちは厳しく、三脚を立てるとますます自由度が低くなり、なかなか撮りきれなかった。
 まだやっと咲き始めたところで、時期的にも早かった。今年はダイモンジソウも遅れ気味で、見頃は1週間か10日くらい先じゃないかと思う。




岩屋堂-9

 今月中にもう一度撮りにいこうとは思えない。他に咲いているところを知らない。
 それでも、一応撮れたことで、今回は満足しておくことにした。




岩屋堂-10





岩屋堂-11

 次に岩屋堂を訪れるのは、紅葉の11月後半だ。もうしばらく、岩屋堂の静けさは続く。

小牧基地航空祭(続)

イベント(Event)
小牧航空祭2-1

SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3/ TAMRON 10-24mm / sony 35mm f1.8



 小牧基地航空祭の残り写真を。
 なんだかんだで、けっこう枚数撮っていた。2回撮ってみて、航空祭の撮りどころが少し分かってきた。こうなったら各地の航空祭を巡ってやるぞ、とは思わないけど。




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小牧航空祭2-12

 戦闘機の飛行は、やはり青空バックじゃないと絵にならない。太陽キラリも欲しい。




小牧航空祭2-13

 11月には浜松で航空祭がある。ここでもブルーインパルスが飛ぶ。
 浜松は遠州鉄道にも乗りたいし、中田島砂丘も再訪したいから、それらを絡めて行くという手はあるのだけど、駅から遠いのが難点だ。バスも相当混むというし、行くとしたらかなり気合いが必要となる。アクロバット飛行を撮りたい気持ちは強いのだけど。

小牧基地航空祭でブルーインパルス

イベント(Event)
小牧航空祭1-1

SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3/ TAMRON 10-24mm / sony 35mm f1.8



 セントレアとポートメッセなごやで開催されるJA2012国際航空宇宙展の目玉として、今年はブルーインパルスがやって来た。空港でのアクロバット飛行は約30年ぶり、愛知の空を飛ぶのは30何年かぶりとかで、それなら撮りにいこうと前から予定は組んでいた。
 しかし、遠いセントレアまで混み合った列車で行って、満員のスカイデッキに並んでまで入って、やっと撮れるのが10分間ということで、直前まで迷いが消えなかった。当日になってもぐずぐずしてしまい、やっぱりやめたとなったのだけど、どうにも未練が残った。どうしようか考えていたら、小牧基地の航空祭に行けばいいのだと思いついた。
 というのは、セントレアは民間の空港なのでブルーインパルスのような飛行機を迎える態勢が整っていない。で、ブルーインパルスの給油と整備は小牧基地が行うことになっていた。アクロバット飛行は見られないものの、機体を近くで見るなら小牧へ行くに限る。離発着も見られる。
 ということで、直前になって小牧の航空祭に行き先を変更した。それなら自転車で行ける。
 おととし初めて航空祭というものに出向いていって、イメージできなかったものを目の当たりにして、いろいろカルチャーショックを受けつつも、思った以上に牧歌的で楽しいものだった。他の航空祭は行ったことがないので知らないのだけど、小牧はものすごくのんびりした雰囲気なんだそうだ。他はなにやら殺伐とした空気も漂うらしい。今年はセントレアと分散したから、おととしよりも人が少なかったように思う。特別に2日間の開催だったからというのもあるだろう。
 結果的には、小牧に変更したのは正解だったかもしれない。たっぷりブルーインパルスも撮れたし、セントレアでのアクロバット飛行はもうひとつだったようだ。普段は30分くらいの演目を端折って10分のショートバージョンで、高度も基地でやるより高くて遠かったという話だ。小牧もそうだったのだけど、午後になって曇り空になってしまったのは残念だった。
 というわけで、ヒコーキ野郎でも、自衛隊ファンでもない私が撮る航空祭の風景をお届けします。




小牧航空祭1-2

 離陸していくときはまだ着いて間もなくで、まごまごしているうちに飛んでいってしまった。
 飛び立って30分ほどして、セントレアから戻ってきた。
 このときも着陸地点がよく分からず、ポジショニングを間違えた。航空祭素人同然なので、こういう失敗はありがちだ。
 ただ、ひとつ賢くなったのは、折りたためる踏み台(セノ・ビー)を持っていったことだ。イベントや祭りで人が持っているのを見て、私も買ってみた。軽くて折りたためるから嵩張らず、脚立にも、椅子にもなるから便利だ。人より頭一つ高くなるだけで視界はかなり開ける。折りたたみ椅子は上に登れないから、踏み台をオススメしたい。ホームセンターで800円~1,500円くらいで売っている。




小牧航空祭1-3





小牧航空祭1-4

 ブルーインパルスのパイロットは、ヒーローであり、アイドルなのだ。
 サイン会があると聞いて最初は、ホントかよと思ったのだけど、大人気で行列ができるんだとか。




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小牧航空祭1-12





小牧航空祭1-13

 まだ写真があるので、後編に続く。

東山植物園便り ---アサギマダラ飛来

植物園(Botanical garden)
植物園便り-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8(D) / TAMRON 180mm f3.5 + 3600HS(D)



 約一年ぶりの再会となったアサギマダラたち。
 今年は残暑が続いたせいか、アサギマダラの南下が遅れた。ここへきて朝晩の気温もぐっと下がり、彼らも南へ向かう時期になったと感じたのだろう。名古屋へは旅の途中で立ち寄っていく。
 市内や近辺で見られる場所はいくつかあるのだけど、東山植物園は確実に来る。合掌造りの前の奥池を奥の方に登っていくとヒヨドリバナが咲くエリアがあって、そこに集まってくる。
 食事に夢中なので、かなり近づいても逃げない。いったん飛んでも遠くへは行かないので、とても撮りやすい蝶だ。




植物園便り-2

 虫の顔シリーズ。アサギマダラもコレクションできた。




植物園便り-3

 この日は曇天で光がなくて、飛ぶ姿を撮るには条件が悪かった。
 来週行って、再チャレンジしたい。




植物園便り-4





植物園便り-5





植物園便り-6





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植物園便り-10





植物園便り-11

 ヒガンバナ、コスモス、アサギマダラと、秋もけっこう撮るものがある。ダイモンジソウなどの野草も咲いてくるし、そうこうしてると紅葉も始まる。虫もまだ残っているし、渡りのカモもやってくる。
 結局、秋ものんびりしてる暇はないのであった。

安定飛行のサンデー

料理(Cooking)
サンデー1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8



 今週末はどこへ行こうか迷いが出てしまって、ちょっとばかり腰が重かった。土曜日は大垣の綾野まつり、日曜はセントレアでブルーインパルスという計画だったのだけど、土曜は取りやめ、日曜は小牧の航空祭と、大きく予定変更となったのだった。
 で、料理は土曜日にした。
 いつもの食材にややひねりを加えただけのいつもの料理が並んだ。料理にも少し迷いが出た。




サンデー2

「鯛とトマトのケチャップソース」
 鯛に塩、コショウ、酒、ショウガを振って、しばらく置く。
 刻んだタマネギをオリーブオイルで炒め、大きく切ったトマトを加える。
 酒、みりん、しょう油、コンソメの素、砂糖、塩、コショウ、からしでソースを作り、鯛を追加投入する。
 ケチャップを入れ、全体に馴染ませつつ、鯛に火を入れる。




サンデー3

「ジャガイモ丸ごと和風スープ」
 水、酒、みりん、だしの素に、ジャガイモ、ニンジン、タマネギを入れ、強火でゆがく。
 アク取りをして、中火にする。
 中盤でブロッコリーを入れる。
 油切りしたシーチキン缶、白だし、塩、コショウで味付けをする。




サンデー4

「鶏肉と木綿豆腐の中華味」
 ごま油で鶏肉と長ネギを炒める。
 豆板醤、酒、みりんを加える。
 木綿豆腐、まいたけを追加して、中華の素、砂糖、塩、コショウで味付けをする。
 しばらく煮込み、最後に溶き卵を回し入れ、ある程度固まったら火を止める。
 長ネギの刻みを乗せる。

 手抜きをしたいわけではないけど、最近こんな感じに落ち着く。
 向上心を持たずに続けていても進歩、成長はないから、もうちょっと頑張っていきたい気持ちはあるのだけど。

モリコロパークでコスモス

施設/公園(Park)
モリコロ-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / TAMRON 10-24mm



 モリコロパークのコスモスが見頃と中日新聞に載っていた。もう一度愛知牧場へ撮りにいかなくてはいけないかと考えていたところで、コスモスだけならモリコロの方が近いので、そちらにすることにした。撮りやすいのは愛知牧場の方なのだけど。
 前回訪れてからまだ2週間ほどしか経っていないのに、モリコロもすっかり秋景色になっていた。夏が去るよりも秋の進行の方が早い。今年は訪れるのが遅れた分、いつもの年より急ぎ足のようだ。ここへきて一気に冷えてきた。モリコロからの帰り道も、かなり寒くて、冬も遠くないことを感じさせた。
 気づけば10月ももう半ばだ。




モリコロ-2

 木々の葉も、ほんのり色づき始めた。




モリコロ-3





モリコロ-4

 紅葉の季節になったら、またここから撮りたい。




モリコロ-5

 ドウダンツツジは、紅葉が始まっていた。




モリコロ-6





モリコロ-7

 満開までもう少し、8分咲きくらいだろうか。まだつぼみが多く、傷んだ花は少ない。
 コスモスに整然と咲けと注文してもどうにもならないけど、ちょっと咲き方が雑然としている。




モリコロ-8





モリコロ-9





モリコロ-10





モリコロ-11

 コスモスはまだ撮りきった感じがないから、他でもう少し撮りたい。
 モリコロは、紅葉の季節にまた行くつもりでいる。

海上の森の秋

森/山(Forest/Mountain)
海上の森-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8(D) / TAMRON 180mm f3.5 + 3600HS(D)



 10月に入って、森も夏から秋へと模様替えをした。セミの鳴き声が響いていたのも、遠い日の出来事のように思える。虫の音や鳥のさえずりは聞こえるものの、森の中はすっかり静かになってしまったように感じる。ここからは秋の気配がますます色濃くなってゆく。
 秋から春にかけては、池コースがメインとなる。湿地へ行っても、撮るものはほとんどない。
 篠田池の映り込みは、まだまだ緑が勝っているものの、少しずつ秋色が混じってきた。紅葉の季節には、ここも赤や黄色に染まる。
 もう夏の名残を探しても見つからない。これからは秋を探しながら森を歩くことになる。




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 森通いは続く。

三重県四日市市のコンビナート工場夜景の撮影スポット紹介

夜景(Night view)
四日市工場夜景

 三重県四日市市のコンビナート夜景も年々知られるようになり、写真を撮りに訪れる人も増えた。四日市市も観光資源として認識して力を入れ始め、工場夜景クルーズも人気となっている。
 四日市の工場といえば昔は公害のイメージしかなかったけど、近頃では夜景の方がすっかり有名になった。川崎、室蘭、北九州、周南市とあわせて五大工場夜景スポットなどともいわれる。

 四日市工場地帯の撮影ポイントは主に4つある。
 最もメジャーなのが霞ヶ浦緑地の四日市ドーム裏で(MAP)、高いところから見るなら四日市港ポートビルのうみてらす14<webサイト>(MAP)、もう一ヶ所のメインポイントが大正橋の南で(MAP)、それと少し離れた塩浜エリアだ(MAP)。

 車があれば一日ですべて回れなくはないのだけど、各ポイントへは鉄道でも行けるのが四日市工場夜景のいいところだ。
 霞ヶ浦緑地へ行く場合は、JR関西本線の「富田浜駅」が最寄り駅となる。
 撮影ポイントまでは約2キロなので歩いて30分ちょっとかかる。
 四日市ポートビルの場合も富田浜駅で降りて20分ほど歩く。
 大正橋南は駐車場がないので注意が必要だ。最寄り駅はJR関西本線の「四日市駅」で、徒歩約20分といったところだ。
 塩浜エリアの最寄り駅は近鉄名古屋本線の「塩浜駅」で、こちらは少々遠くて歩くと40分くらいかかる。鈴鹿川の南から撮る場合は更にかかって1時間くらいだ。



四日市工場夜景

 四日市工場の撮影ポイントはどこもほとんど東か北を向いての撮影になるので、夕焼けや沈む夕日を絡めて撮るのは難しい。
 唯一夕焼けを撮れる可能性があるのは、塩浜エリアの鈴鹿川南だ。そこも正面からは撮れず、横からの夕日ということになる。



四日市工場夜景ドーム裏

 霞ヶ浦緑地公園からの定番カット(撮影ポイント)。
 初めて四日市の工場夜景を撮りに行くならここが一番いい。
 ずっと開いている無料駐車場があり、トイレもあって、ドーム裏などは夜でもそこそこ明るい。犬の散歩の人やジョガー、釣りの人などもいるので安心感がある。
 写真としては誰が撮っても同じようになってしまうというのはあるものの、長時間露光で煙の表現に変化を加えるなど、アイディア次第でいいのが撮れるはずだ。
 レンズは超広角から超望遠までお好み次第。



四日市工場夜景500mm超望遠

 500mm(35mm換算650mm)を使った撮影。
 このように超望遠レンズで撮っても面白い。
 ただし、工場地帯は海辺や川辺で風が強いので揺れ対策が必要だ。三脚が揺れてしまう場合は、地面や堤防に直接置いてしまった方が安定するかもしれない。
 風の方向が左右の場合は、傘を持っていくと風を遮ることができる。



四日市工場夜景霞ヶ浦から

 光をきれいに撮るためにはある程度絞りを絞った方がいい。f5.6からf8くらい、フルサイズ一眼ならf11くらいまで絞ってもいい。



四日市工場夜景うみてらす21

 四日市港ポートビル(web)の14階にうみてらす21という展望室がある。ここも四日市工場夜景撮影の定番スポットとして人気がある。
 平日は午後5時までなのだけど、土日祝日は午後9時まで延長営業となるので、このときは夜景が撮れる。
 水曜日が休館日で、入館料は300円となっている。



四日市工場夜景うみてらす21夜景

 ガラス越しの撮影になるため、室内の光の映り込み対策は必須となる。黒い布をカメラに被せるようにして撮れば映り込みはかなり防げる。カウンターでお願いすると黒布を貸してくれるそうだ。
 ここは撮影場所が限られるため、誰が撮っても同じような画角になってしまう。
 あまり欲張らず、中望遠くらいで切り取ると雰囲気が出る。
 完全に暗くなってしまう前の夕暮れ時が狙い目だ。


四日市工場夜景大正橋南

 霞ヶ浦緑地を撮り、うみてらすも行った、次はどこだとなれば大正橋南がいい(撮影ポイント)。
 橋の北の工場側には近づけないので、三滝川を挟んで南側から撮ることになる。
 撮影ポイントはわりとあって、ここはいろいろと工夫の余地がある。レンズは超広角から超望遠までなんでもいける。
 撮影場所自体は暗いものの、車は入ってこない道なので安心して三脚を立てられる。堤防があるのである程度風も遮ってくれる。
 ただ、堤防の高さがあるので、そこそこ高い三脚(150cm以上)が必要になるという点に注意したい。背の低い三脚だと手前に堤防が写り込んでしまう。
 逆に言うと、ミニ三脚を堤防の上に置いて撮るのもひとつの手だ。
 


四日市工場夜景大正橋南の軍艦風

 大正橋南から撮る工場夜景は、工場の格好良さみたいなものを再認識させてくれる。



四日市工場夜景塩浜工場近く

 塩浜エリアを撮らずして四日市工場夜景は語れない。
 近鉄名古屋本線の塩浜駅から歩いて40分くらいかかるので車がないと厳しいのだけど、それでも訪れる価値のある場所だ。
 四日市の工場撮影の中で、唯一ここだけが工場に近づいて撮ることができる(撮影ポイント)。
 工場から絶え間なく発せられる音を聞き、煙突から吐き出される化学薬品の香りがする空気を吸いながらの撮影となる。
 ここも撮影ポイントは限られるため誰が撮っても同じような画角になりがちなのだけど、写真の味付けの違いによって意外と個性が出る。
 明るく撮るか暗く撮るか、ホワイトバランスはどうするか、全体を広く撮るか切り取るか。センスが問われるところだ。



四日市工場夜景雨の塩浜

 雨が降ったら撮影行きは中止にしてしまうのはもったいない。雨の工場夜景もまた素敵なのだ。
 レインコートを着たり傘を差したりしてカメラを守りつつの撮影はなかなか厳しいものがあるのだけど、それを乗り越えたとき、晴れの日には撮れないものが撮れる。
 雪の日ももちろん狙い目だ。



四日市工場夜景ブルーモーメント塩浜

 塩浜は工場に近づいて撮るのもいいのだけど、鈴鹿川を挟んだ南から撮るのもまたいい(撮影ポイント)。
 磯津橋を渡って東に行くと川辺に降りていける場所がある。すぐ右手はもう伊勢湾だ。
 風の弱い日なら川面が鏡面になり、映り込みもきれいになる。
 夕日は左手に沈み、夕焼けも期待できる。
 個人的にはこの場所が四日市工場夜景の中で一番気に入っている。黄昏と夕暮れの間のブルーモーメントの時間帯が美しい。



四日市工場夜景鈴鹿川南堤防上

 川辺に降りず、堤防の上から撮るとこんなふうに光の映り込みを絡めて撮ることができる。
 少し距離があるので、標準から望遠が適している。



四日市工場夜景塩浜アップ

 工場の細部を眺めていると、用の美という言葉を思い出す。これら工場を形作っているすべてのパーツが必要というのも驚きなのだけど、それを美しいと感じる人間の感覚も不思議だ。美を追究したわけでもないのに。



四日市工場夜景垂坂公園

 四日市は西高東低で西には山、東は海という地形なので、西へ行くと標高が高くなり、高台から夜景を眺めることができるポイントがいくつかある。
 その中で一番のオススメは垂坂公園だ(地図)。
 工場からだいぶ離れてしまうのだけど、四日市の夜景とあわせて撮ることができる。
 ここは無料駐車場やトイレもあるので、デートで訪れるカップルも多い。展望台も用意されている。

 今回、ナイトクルーズは紹介できなかったのだけど、このように四日市工場夜景は様々な場面から撮ることができる日本屈指の工場夜景撮影スポットとなっている。陸海空から撮れるということで3D工場夜景などとも呼ばれている。
 カメラやレンズの性能が上がった今、入門用の一眼カメラと三脚さえ持っていけば誰でもきれいな工場夜景写真が撮れる。カメラさえ動かなければ三脚もいらないくらいだ。レリーズケーブルを持っていなくてもセルフタイマーを使えばブレない写真が撮れる。
 工場夜景は目で見るだけでも充分きれいなのだけど、写真に撮ってこそ美しさが引き出されるという面があるので、まだ撮ったことがないという人もぜひチャレンジしてほしいと思う。人の写真を見るよりも自分で撮ったものを見る方が喜びは倍増だから。

『工場夜景』 工場ナイトクルーズ(編) 二見書房
 こちらで四日市エリアの解説を担当しています。

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季節の風景 ---秋の入り口編

日常写真(Everyday life)
季節の風景-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 他



 季節は夏の出口から秋の入り口へ。夏の忘れ物を取りに戻るには、もう手遅れとなった。
 今日は最近集めた秋の入り口風景をお届けします。




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 ふと足下を見ると、ずいぶん落ち葉が増えたことに気づく。木々の葉も色づき始めた。紅葉の季節も、もうそう遠くない。
 夏の終わりの感傷を振り払い、秋に向かって気持ちを進めるときだ。

矢田川風景 ~夏から秋

河川敷(River beach)
矢田川風景-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 他



 矢田川風景シリーズは久しぶりだ。ここのところ、どこかへ行った帰りに一枚、二枚撮ったりすることがあるくらいで、河川敷を走りながら撮るということをしていなかった。少し前、いい夕焼けに出会って、香流川との合流地点で撮った。
 季節も変わってしまったし、ここらで一度まとめておくことにした。
 やはり夕焼けというのは劇的な効果があって、街を流れる平凡な川さえドラマチックな表情に変えてしまう。ただ、夕焼けは確かに魅力的で惹かれるのだけど、ちょっと劇的すぎるようにも思う。スパイスにしては強すぎる。




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 季節を巻き戻して、まだ夏だった頃。




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 そろそろ渡りのカモたちが戻ってくる頃だから、また川へ撮りにいく機会が増える。冬場の水辺は寒いからあまり近づきたくないのだけど。

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