月別:2012年05月

記事一覧
  • 多度山からの俯瞰撮影

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / SIGMA APO 170-500mm f5-6.3 今日は多度山からの眺めをお届けします。 健脚コースを行く途中、何ヶ所か視界が開ける場所がある。ベンチなども設置され、ちょっとした休憩所になっている。景色を眺めるふりをして、しばしへたり込む。 この日一番の目的は、夕焼け色に照らされる木曽三川と水田を撮ることだった。 しかしながら、太陽は出たり隠れたりを繰り返し、空気はぼんやりかすみ、視界良...

    2012/05/31

    森/山(Forest/Mountain)

  • 多度大社再訪

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 多度大社を訪れるのはずいぶん久しぶりだ。前回の訪問から10年にはならないとしても、5年は経っているはずだ。ブログを始める前だから、2005年以前ということになる。 記憶よりもこぎれいになっていた印象がある。新しい建物が建っていたり、階段の手すりなんかも以前はなかったような気がするけどどうだろう。 前回も多度山歩きとセットだった。違っていたのは、前回は車で、今回は養老鉄道だっ...

    2012/05/30

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 5月の長久手田んぼ風景

    SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3 / SIGMA 50mm f2.8 MACRO 5月も後半になって、名古屋近郊でも田植えが始まった。 毎年、この時期になると、長久手の田んぼへ行く。水が張られた水田風景を撮るのも目的の一つなのだけど、楽しみにしているのがアマサギとの再会だ。 渡り鳥であるアマサギは、冬場の寒い時期を南の国で過ごし、夏になると北に戻ってきて繁殖をする。 日本に渡ってくるのは亜種アマサギだそうだから、通常...

    2012/05/29

    風景(Landscape)

  • 豊橋の町を歩く

    SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO のんほいパークへ行った日、まっすぐ帰るにはまだ時間が早かったので、乗換駅の豊橋駅で降りて、少し歩くことにした。 豊橋の町は、何年か前に一度撮ったことがある。別の機会に市電も乗った。なので、訪問としてはこのときが三度目になる。 私が知る豊橋は、ほんの一部でしかない。 機会を作って、もっと歩いてみたい町だ。...

    2012/05/28

    モノクロ(Monochrome)

  • 5月のサンデーロードレース <2>

    SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3 サンデーロードレースの続きは、たぶん、4レース目のST250Sというカテゴリだと思う。バイクはNSR25ORのはずだ。 写真の途中からインターST600に変わると思うのだけど、その境目がよく分からない。5枚目か6枚目からだろうか。 2ストの甲高い排気音がサーキットに響く。それがとてもレースらしい感じがして、耳に心地いい。バイクに詳しくなくても、そのあと行われたCBR250Rの4ストの音と...

    2012/05/28

    レース(Car race)

  • 東山植物園便り ---雨降り

    SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO 雨のバラの姉妹編、雨の植物園編をお送りします。 これだけ雨の撮影に慣れておけば、これから訪れる梅雨も厭うことはない。雨降りに風が加わると、どうにもお手上げになってしまうのだけど。 雨イコール水滴というだけでは、イメージが乏しい。もっと雨を直接、間接に活かして撮っていきたい。 雨の日も、たくさん歩いて、じっくり観察して、時間をかけて撮る必要がある。イメージを前に...

    2012/05/27

    植物園(Botanical garden)

  • 多国籍サンデー料理

    SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO イベントの空白期間に入って、週末はややのんびりしてしまう。今は春祭りと夏祭りの間の期間だ。その他のイベントも少なく、季節の花も一段落した。 ただ、来週末は筒井町や徳川園で山車祭りがあるので、それは行きたいと思っている。今日は田原の凧まつりがあったのだけど、ちょっと気持ちが向かわなかった。 そんなわけで、サンデー料理。時間に余裕があるからといってその分凝った料理...

    2012/05/27

    料理(Cooking)

  • 多度へ行く

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / SIGMA APO 170-500mm f5-6.3 田植えの季節になって、水田風景を撮りたいと思った。 去年から5月になったら行こうと決めていた場所があった。 JRで桑名駅まで行き、養老線に乗り換えて多度駅を目指した。 養老鉄道に乗るのは二度目だった。去年の秋、津屋川の彼岸花を撮るために美濃津屋駅まで行った。 このとき、2両目は早々に私だけとなった。沿線住人の貴重な交通手段となっている養老鉄道...

    2012/05/26

    旅/散策(Stroll)

  • 雨降りの白鳥を歩きながら

    SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO 雨の熱田神宮を撮りにいった日、白鳥庭園にも寄っていった。 雨の日本庭園はなかなかよいもので、新緑の季節ということもあり、水風景と緑の取り合わせは心和ませた。 けっこうな降りで、こんなときに庭園を訪れる人は多くない。雨のいいところの一つは、人が少ないことだ。それはちょっともったいないことでもあるのだけれど。 白いスイレンは全部ヒツジグサなのか、ヒツジグサは全部白...

    2012/05/26

    名古屋(Nagoya)

  • 雨のバラ ---東山植物園にて

    SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO 雨のバラを撮りに東山植物園へ行ってきた。 東山は今がちょうど見頃といっていいんじゃないかと思う。 光の中のバラもいいけど、雨はまた違った表情を見せてくれる。水滴をまとった姿は、いつにも増して魅力的に見えた。 バラのシーズンはある程度の長さがあるとはいえ、ちょうど撮り頃のきれいな時期は意外と短い。 雨のバラ撮りもおすすめしたい。...

    2012/05/25

    植物園(Botanical garden)

  • 5月のサンデーロードレース<1>

    SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3 5月のサンデーロードレース決勝は、全部で6レースあった。 前半は同時開催のクラブマンレースを撮っていたので、サンデーロードレースは3レース目からだったと思う。だとすると、インターとナショナルのJSB1000というカテゴリだと思う。 この日のサンデーロードレースは西コースで行われた。最初、ヘアピンコーナーのあたりで少し撮り、そのあとずっと歩いてスプーンカーブまで行った。...

    2012/05/25

    レース(Car race)

  • モノクロの世界

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 他 モノクロには、どこか気楽さのようなものがある。 カラーの束縛から逃れて、自由になれる気がする。意味からも解放されて、自分のわがままが許されるような錯覚を抱く。 それは気のせいかもしれないし、実際にそうなのかもしれない。 いずれにしても、ときどき無性にモノクロが撮りたくなる。撮ると決めたときは、色情報を頭の中から追い出して、モノクロの目になって撮る。あとに残るのは、...

    2012/05/24

    モノクロ(Monochrome)

  • のんほいパーク ---温室・番外編

    SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3 / SIGMA 50mm f2.8 MACRO mihoちゃん持参のダンボー撮影に便乗させてもらう。なかなかにかわいくてなごむ。 手足や頭の可動域が狭いながら、いろいろポーズをつけて風景の中で撮ると、小さな物語を作り出すことができる。2体、3体と増やしていっても楽しそうだ。 今回はのんほいパークの最終回で、温室と番外編ということでお届けします。 ペンギンを捕るmihoちゃん。 気に入ったのが...

    2012/05/23

    植物園(Botanical garden)

  • 高浜を歩く <4・最終回>

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 高浜町歩きの最後に訪れたのは、大山緑地だった。 緑地というから広い公園を想像していたら、大部分が神社の敷地で、北の方に小さな公園のようなエリアがあるだけだった。神社も含めた一帯を大山緑地と呼んでいるようだ。 まっすぐ伸びる参道の奥にあるのが春日神社だ。入り口付近には服部天満宮、中には高浜神社や秋葉神社などがある。 どういう経緯でこういう寄り合い所帯になったのかは知らな...

    2012/05/23

    旅/散策(Stroll)

  • のんほいパーク ---バラ編

    SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO のんほいパーク後半は、植物園エリアに移動しての撮影となった。 時期的に今はやはりバラということになる。 ただ、タイミングとしてはすでに遅く、開きすぎている花が多かった。風も出てきて、苦戦する。 今バラ撮りで考えているのは、花としてのバラを撮るのではなく、色と形を撮るということだ。 ライン、フォルム、グラデーション。光と影。 バラほど多様な色に富んだ花はなく、色...

    2012/05/22

    植物園(Botanical garden)

  • 高浜を歩く <3>

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 高浜歩きの続きは、大日寺からの再開となる。 破れ寺というのか、小さなお堂と野ざらしの石仏が残るのみとなっている。かつては大きなお寺だったそうだ。 それでもお世話をしている人がいるようで、花が供えられていた。 お堂の中。石仏はそれほど古そうではない。 寺は破れても、花は季節を忘れない。ヤグルマギクが咲いていた。 ここは立派なお寺さんだった。 恩任寺。 鬼のみちマップには...

    2012/05/22

    旅/散策(Stroll)

  • のんほいパーク ---動物編

    SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3 / SIGMA 50mm f2.8 MACRO mihopapaさん、manunuさん、そしてmihopapaさんのお嬢も参加で、豊橋ののんほいパークに撮りにいってきた。 普段は単独撮影なので、たまにこうして集まって撮ると新鮮だ。 2009年に初めて行って、また訪れたいと思っていた。あれからもう、2年半経っていた。 園内を歩いているうちに、だんだん記憶がよみがえってきた。動物たちの入れ替わりはあるのだろうけど...

    2012/05/21

    動物園(Zoo)

  • 金環日食をとりあえず撮る

    SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3 + ND8 なんというか、まあ、見られるものは見ておけということで、金環日食。 広範囲で見られるのは932年ぶりというアオリにやられたというよりも、次に名古屋で見られるのは29年後という微妙な感じに負けたといった方がいいかもしれない。それまで生き延びて、のんきに写真を撮っていられるという保証はどこにもない。 朝の7時半というのは、ちょっと悩ましい時間帯だった。もっと早い...

    2012/05/21

    星(Star)

  • 東山植物園便り ---飛びもの

    SONY α55 + TAMRON 180mm f3.5 Di この日の植物園でも、目的は飛びものだった。しかしながら、風が強く、虫たちがあまり飛んでいなかったこともあって、いいのは撮れなかった。飛びものでいうと、先週より完成度がぐっと下がり、前進どころか後退してしまった感がある。飛びものは一日にして成らず。 ちょろちょろ花などを撮りつつ、飛んでいる虫を探して歩く。 飛びものの難しいところは、ただ浮いているところを撮ればいいと...

    2012/05/20

    植物園(Botanical garden)

  • 家庭料理なサンデー

    SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO 和食といえば和食のサンデー。もっと正統派の和食を作る予定だったのに、作っているうちにあらぬ方向に進んでいってしまった。完成したのを見て、こんなんじゃなかったんだけどなぁと思う。 まあしかし、失敗ではない。ちょっとイメージが違っただけだ。「マグロの半焼き甘辛ソースがけ」 マグロに塩、コショウ、酒を振り、ショウガをまぶす。 オリーブオイルで裏表を軽く焼き、中を半生...

    2012/05/20

    料理(Cooking)

  • 熱田神宮は雨の中

    SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO 雨の熱田神宮を一度撮ってみたいと思っていた。 この前の雨降りにちょうどチャンスがあったので、撮りにいってきた。 何度も訪れている熱田神宮も、雨の風情はちょっとよかった。見慣れた風景も違って見えた。 雨の日に撮ることも、だんだん当たり前のことになりつつある。 手水舎。 ご神木。 雨に濡れる拝殿の銅板葺屋根。 向こうに見える本殿。 神明造。 雨降りはさすがに人は少...

    2012/05/19

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 王子バラ園の見頃後半

    SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO バラはもう少し先だろうと油断していたら、すっかり見頃を迎えていた。しまったと思ったときにはすでに出遅れていた。今年の春は季節の進みが遅かったのだけど、ここへきて帳尻が合ってきた。もうこの先は例年通りと考えた方がよさそうだ。 私の知る限り、バラを最も撮りやすい場所は、春日井の王子バラ園だ。 名古屋市内にも、鶴舞公園や東山植物園、庄内緑地など、バラを撮れるところは...

    2012/05/18

    花/植物(Flower/plant)

  • 久しぶりの鈴鹿クラブマンレース

    SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3 1月15日に新春ゴールデントロフィーレースを撮りにいって以来、久しぶりの鈴鹿サーキットだった。 春は季節の花やイベントなどを優先して、レース撮りに行けなかった。それが一段落して、またレースを撮りたい気持ちになった。 5月13日は、4輪のクラブマンレースと、2輪のサンデーロードレースの同時開催だった。去年初めて行った9月もそうだった。普段は別々にフルコースで行われること...

    2012/05/17

    レース(Car race)

  • 高浜を歩く <2>

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 名鉄で高浜を訪れる場合、高浜港駅で降りて、鬼のみちを北へ向かって歩き、三河高浜駅から帰るというのが定番コースになっているようだ。もちろん、その逆でもいいのだけど。 約4.5キロ、2時間のコースだ。 高浜港駅は、なかなか趣のある駅舎だ。三河高浜駅は新しく建て直したようで、大きな駅だった。 高浜港駅前には、鬼瓦をかたどったモニュメントなどがあり、ちょっとした広場になっている。...

    2012/05/17

    旅/散策(Stroll)

  • 高浜を歩く <1>

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 亀崎の潮干まつりが終わったあと、衣浦湾に架かる衣浦大橋を渡って、高浜を目指した。 知多半島や三河の西は、鉄道が南北に延びているだけで、東西の連絡が悪い。大回りするくらいなら歩いてしまった方が早いということで、亀崎から高浜まで歩いた。JR亀崎駅から名鉄高浜港駅までは約3.5キロ、1時間の距離だ。まあ普通の人は歩かないだろうけど。 亀崎のあと、近くで散策しながら写真を撮るところ...

    2012/05/16

    旅/散策(Stroll)

  • 小幡緑地は春の光の中

    SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO 夕方の短い時間、小幡緑地に撮りにいった。先週のことだ。 新緑の季節は、一年で一番緑色が美しい。もっと季節が進むと、緑色は深くなり、鮮やかさを失う。 まだ見ぬ御射鹿池は、今頃どんな風景を見せているのだろう。 小幡緑地本園の水路では、ゲンジボタルを見ることができる。今年もそんな時期が近づいた。 この日は風がなくて、きれいな水鏡が見られた。 光は秋とはどこか違う、や...

    2012/05/16

    施設/公園(Park)

  • 矢田川河川敷風景の春深まる

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 他 久しぶりに矢田川河川敷風景をお届けします。 前回は3月の後半、まだ桜が咲く前だったから、あれからだいぶ経った。季節は進み、風景もかなり変わった。吹く川風ももう冷たくない。河川敷で過ごすには、一年で一番いいときかもしれない。 瀬戸電沿いと矢田川河川敷は、ホームの二本柱として、これからも撮っていきたいと思っている。...

    2012/05/15

    河川敷(River beach)

  • ある日ある時ある場所で

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 他 余り写真を集めてひとネタに。 といっても没写真ではなく、いうなれば詰め合わせみたいなもの。 終わりの藤。 ケリの子供がこんなに大きくなっていた。 田植えの季節になった。 どこかへ水田風景を撮りにいこう。ローカル線が走っているところがいい。 色づき始めた麦畑。 6月には収穫の季節を迎える。 狙ったお洒落コートなのか、たまたまなんとなくお洒落に見えるだけなのか。 季節は...

    2012/05/14

    日常写真(Everyday life)

  • 東山植物園便り ---飛びもの撮り

    SONY α55 + TAMRON 180mm f3.5 Di 今週の東山植物園便りは、晴れ。 季節は晩春から初夏へと移り変わる途中で、虫たちの姿もだいぶ増えてきた。 この日は飛びものを撮ることに多くの時間を費やした。結果的にはもう一歩撮りきれずにもどかしい思いを残したのだけど、方向性としては間違っていない。画面を作って、しかるべき虫をしかるべき位置に飛ばせて、撮る。 言うほどたやすくはない。粘らないと撮れないし、運も必要だ。...

    2012/05/13

    花/植物(Flower/plant)

  • 基本に返るサンデー

    SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO 先週はゴールデンウィークでサンデー料理を休んだので、今週はちゃんとやった。続けて休むと、怠け癖がついてしまいそうだ。 ちゃんとといっても、冷蔵庫にあるもので作るありあわせ料理だった。趣味の料理がだんだん主婦の夕飯めいてきているのを自分でも認めないわけにはいかない。 今回は基本に返った。基本というのは料理の基本ではなく、自己流サンデー料理の基本という意味だ。良く...

    2012/05/13

    料理(Cooking)

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多度山からの俯瞰撮影

森/山(Forest/Mountain)
多度山-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / SIGMA APO 170-500mm f5-6.3



 今日は多度山からの眺めをお届けします。
 健脚コースを行く途中、何ヶ所か視界が開ける場所がある。ベンチなども設置され、ちょっとした休憩所になっている。景色を眺めるふりをして、しばしへたり込む。
 この日一番の目的は、夕焼け色に照らされる木曽三川と水田を撮ることだった。
 しかしながら、太陽は出たり隠れたりを繰り返し、空気はぼんやりかすみ、視界良好とはいえなかった。
 見えているのは、木曽三川公園の展望タワーだ。あのタワーに登って撮ることも考えたのだけど、高さがあまりないことと、場所的に撮影向きのポイントではなさそうだということで断念した。撮りたかったのは、田植えが始まった水田の風景で、タワーからはそれがよく見えないようだ。



多度山-2

 予想通り、広大な田園が広がっていた。ただ、予想以上に稲が生長してしまっていたのは誤算だった。
 名古屋近郊に比べて三重県は田植えが早いというのは知っていたのだけど、思った以上だった。5月の半ばまでには行かないといけなかった。稲が伸びてしまうと、水鏡の夕照が見られなくなる。天候以前に時機を逸した感があった。



多度山-3

 ほぼ山頂に近い場所からの眺め。
 手前が揖斐川で、真ん中が長良川。少し離れて向こうが木曽川だ。
 木曽三川は昔から氾濫を繰り返していて、江戸中期に薩摩藩士が幕府に治水工事を命じられ、大変な難工事で多数の死者を出した。あまりの厳しさに50名以上が自害し、工事完了後には責任者だった家老まで自害するというものだった。
 明治にももう一度大規模な治水工事が行われ、時の首相だった山縣有朋や内務大臣の西郷従道も、多度山を訪れてこの風景を眺めたという。



多度山-4

 山上公園のヤング広場。
 ネーミングが昭和感丸出しなのがいい。



多度山-5

 年季の入ったハート型のベンチ。



多度山-6

 そうそう、見たかったのはこういう光景だった。
 田植えが終わった田園風景のパッチワークが美しい。
 これで夕焼け色に染まっていれば言うことはなかった。
 実際、どうなんだろう。太陽は右斜め後ろに沈む感じで、山の陰に隠れる前に夕焼け色になるのかどうか。
 また撮りにいきたい気持ちはあるものの、ふらっと行くには遠いし、何より山登りが大変すぎる。



多度山-7

 田植えの進行状況としてはこれくらいが望ましい。毎日ここを通っていれば、水が張られたタイミングが分かるのだけど。



多度山-8

 風景と養老鉄道を絡めて撮ることもできる。
 距離感が分からなかったので500mmを持っていったのだけど、そこまでは必要なかった。300mmで充分届く。



多度山-9

 ちょっと都会方面。名古屋市内か、その手前か。
 空気が澄んでいるときなら、名古屋駅のビルも見えるようだ。
 しばらく粘ったものの、夕焼けは期待できそうになかったので、下山することにした。



多度山-10

 つづら折りの道を下っている途中、アサギマダラに出会ってびっくり。こんな時期にこんなところで見るとは思いもしない。
 秋になると里に下りてきて、南へ渡っていくアサギマダラは、春には子孫がまたこちらに渡ってきて、夏場は涼しい山の上で過ごす。だから、5月の終わりに山で出会うことは不思議ではない。それにしても、思いがけない再会だった。



多度山-11

 かなり下ってきたところ。第3見晴台あたりだったか。



多度山-12

 皮肉なことに、下山して駅に向かっている頃、太陽が顔を出して、空を染めた。この時間まで待っていたら夕照風景が撮れたのだろうか。
 心残りではあったけれど、もう一度登る元気は残っていなかった。

 鉄ちゃん用語に、俯瞰症という言葉がある。何かというと俯瞰で鉄道風景を撮ってしまいがちな症状のことを指す。
 今回の多度山撮影で、その気持ちが少し分かった気がする。俯瞰は確かに楽しい。鉄道に限らず、風景でも。
 また俯瞰撮影目的で、どこかの山に登ることにしよう。

多度大社再訪

神社仏閣(Shrines and temples)
多度大社-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4



 多度大社を訪れるのはずいぶん久しぶりだ。前回の訪問から10年にはならないとしても、5年は経っているはずだ。ブログを始める前だから、2005年以前ということになる。
 記憶よりもこぎれいになっていた印象がある。新しい建物が建っていたり、階段の手すりなんかも以前はなかったような気がするけどどうだろう。
 前回も多度山歩きとセットだった。違っていたのは、前回は車で、今回は養老鉄道だったという点だ。歩いたコースも少し違っている。
 半分くらい覚えていて、あとは覚えていないような感じだった。前はもっと暗かったように思うのだけど、今回は明るい雰囲気だった。時間帯のせいだったのか、あのときは天気が悪かったのか。



多度大社-2

 多度大社といえば、坂道を馬が駆け上がる上げ馬神事で知られている。
 近年は動物虐待などという声が上がっているけど、南北朝時代から700年以上も続いている神事ということを考えれば、単純に虐待かどうかという問題でもない。
 毎年すごい人出で、まだ生で一度も見たことがない。撮るなら11月の流鏑馬を撮りたい。



多度大社-3

 こんな風景だったかなぁと思いつつ、奥へ進む。



多度大社-4

 本社。
 白い布をなんと呼ぶのか知らないけど、伊勢神宮を思い出させる。多度大社はアマテラスの第3子である天津彦根命(アマツヒコネ)を祀っていることからも、伊勢神宮との関わりが深い。お伊勢参りのときは、多度大社も参らないと片参りといわれたという。
 創建は5世紀の雄略天皇の時代といわれている。雄略天皇は、伊勢神宮の外宮を建立した天皇だ。
 もともとは、多度山を御神体としていたとされる。多度山は霊山として、古くから山岳信仰の対象だったようだ。
 763年に神宮司が創建され、平安時代には名神大社として延喜式神名帳に載っている。伊勢国の二宮だった。
 平安時代の後期には、伊勢平氏に保護され、大事にされたという。伊勢平氏といえば、平清盛の父、忠盛は伊勢平氏の棟梁だった。
 中世は北畠氏がこの地を支配していた。しかし、信長の長島一向一揆討伐のときに社殿は焼けて、江戸時代に桑名藩主になった本多忠勝が再建した。
 大社というのは、旧官幣大社や旧国幣大社が、戦後になって名乗ったもので、戦前から大社を称していたのは、出雲大社と熊野大社だけだった。現在、大社を名乗っているのは20ちょっとある。



多度大社-5

 本社奥に流れ落ちる滝は、神域として近づけない。
 神社の境内には何川か知らないけど、清流が流れている。
 多度峡は神社から西に1キロちょっと行ったところで、夏場の避暑や秋の紅葉狩りに訪れる人が多いようだ。
 多度峡からぐるりと大きく回る多度山歩きコースがあって、そこを歩こうかと考えていたのだけど、やっぱりやめておいた。



多度大社-6

 美御前社だったと思う。



多度大社-7

 白い神馬がいるのも、伊勢神宮と同じだ。
 特にここは馬との関わりが深い。
 神馬がいる神社は意外に少なく、日光東照宮や住吉大社など、全国でも10くらいしかない。
 ニンジン一皿100円って、ふれあい動物園のようなことになっていた。



多度大社-8

 藁葺き屋根の家。表札が架かっていたから、一般の家のようだ。



多度大社-9

 行きの上りは、健脚コースを選んだ。
 つづら折りのコースだと1時間以上かかるところを、健脚コースはショートカットなので30分でいける。
 しかし、ちょっと考えたら分かることで、通常1時間かかる道のりを半分で行くということはそれだけ道が険しいということだ。3合目と書かれた案内表示を見たとき、激しい後悔に襲われた。すでにその時点でヨレヨレのフラフラだった。
 普段から自転車と歩きには慣れていても、山歩きはまた別物だ。足を高く上げないといけないし、息も上がる。
 帰ってきてから3日間、筋肉痛が消えなかった。
 たかが400メートルの山と侮ると痛い目にあう。スカイツリーの展望台まで階段で上るのと同じようなものだといえば、そのきつさがイメージできると思う。



多度大社-10

 帰りはつづら折りのコースを下った。その登山口にあるのが宇賀神社だ。
 こちらも古い式内社で、多度大社よりも古いかもしれないとのことだ。このあたりは古墳も多く見つかっていることから、その時代の豪族が関わっている可能性が高い。

 次回は多度山編をお届けします。

5月の長久手田んぼ風景

風景(Landscape)
長久手-1

SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3 / SIGMA 50mm f2.8 MACRO



 5月も後半になって、名古屋近郊でも田植えが始まった。
 毎年、この時期になると、長久手の田んぼへ行く。水が張られた水田風景を撮るのも目的の一つなのだけど、楽しみにしているのがアマサギとの再会だ。
 渡り鳥であるアマサギは、冬場の寒い時期を南の国で過ごし、夏になると北に戻ってきて繁殖をする。
 日本に渡ってくるのは亜種アマサギだそうだから、通常のアマサギとは少し違うのかもしれない。
 うちの近所ではどういうわけか、長久手や尾張旭の田んぼでしか見ることがない。たまたまなのだろうけど、ちょっと不思議だ。長久手では毎年ほぼ会うことができる。



長久手-2

 今年もやっぱり来ていた。
 最大で8羽くらいいるのを見た。



長久手-3

 ファインダー越しに何か大きなものをくわえているのは見えたのだけど、写真で確認したらカエルだった。あんなのを軽々丸呑みしていた。



長久手-4

 ケリの子供と思ったら、コチドリだったみたいだ。



長久手-5

 このとき、まだ田植えの途中で、水が入っていたのは半分から3分の2くらいだった。
 名古屋近郊は、どちらかというと田植えが遅い。尾張旭は、今やっと始まったところだ。



長久手-6

 夕方の田んぼ風景を撮りたかったので、モリコロパークに足を伸ばして、少し時間を使うことにした。
 モリコロも全面的に新緑に覆われていた。日本庭園の紅葉スポットもこの通り。



長久手-7

 平地の芝桜はもう終わりが近い。
 愛知県の芝桜名所として知られる茶臼山は、今年はずいぶん開花が遅かったようで、今頃見頃を迎えているという。例年ならゴールデンウィークあたりですでに見頃が近いはずなのに。



長久手-8

 この花の名前の響きが好きだ。
 モモイロヒルザキツキミソウ。
 語感が心地よくて、口の中で何度もつぶやきたくなる。



長久手-9

 晴れの日のカタツムリ。



長久手-10

 再び田んぼエリアに戻った。
 今年はカルガモのチビを見ることができるだろうか。決まったポイントを知らないので、運次第になる。



長久手-11

 ケリ飛翔。



長久手-12

 アマサギ飛翔。



長久手-13

 最近、風が強い日が多くて、この日も強烈に吹いていた。5月終わりだというのに、信じられないことに寒さに耐えられなくなり、それ以上いられなかった。
 アマサギも撮れたし、これで帰ることにした。

 5月の水田風景をもっと撮りたいと思っている。

豊橋の町を歩く

モノクロ(Monochrome)
豊橋-1

SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO



 のんほいパークへ行った日、まっすぐ帰るにはまだ時間が早かったので、乗換駅の豊橋駅で降りて、少し歩くことにした。
 豊橋の町は、何年か前に一度撮ったことがある。別の機会に市電も乗った。なので、訪問としてはこのときが三度目になる。




豊橋-2





豊橋-3





豊橋-4





豊橋-5





豊橋-6





豊橋-7





豊橋-8





豊橋-9





豊橋-10





豊橋-11





豊橋-12





豊橋-13





豊橋-14

 私が知る豊橋は、ほんの一部でしかない。
 機会を作って、もっと歩いてみたい町だ。

5月のサンデーロードレース <2>

レース(Car race)
サンデーロード2-1

SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3



 サンデーロードレースの続きは、たぶん、4レース目のST250Sというカテゴリだと思う。バイクはNSR25ORのはずだ。
 写真の途中からインターST600に変わると思うのだけど、その境目がよく分からない。5枚目か6枚目からだろうか。
 2ストの甲高い排気音がサーキットに響く。それがとてもレースらしい感じがして、耳に心地いい。バイクに詳しくなくても、そのあと行われたCBR250Rの4ストの音とは明らかに違うのが分かる。



サンデーロード2-2

 去年ぶっちぎりに速かったゼッケン47。今年の成績はどうなんだろう。



サンデーロード2-3




サンデーロード2-4

 ファインダーの中に突然無人のバイクが飛び込んできたので驚いた。



サンデーロード2-5




サンデーロード2-6

 今回の分に関しては、少しアンダー気味に仕上げている。アンダーでハイコントラストがレース写真のスタンダードのようだ。



サンデーロード2-7

 5レース目は、ヘアピンコーナーの出口あたりで撮った。



サンデーロード2-8




サンデーロード2-9




サンデーロード2-10




サンデーロード2-11




サンデーロード2-12

 バイクとスーツ、ヘルメットまでコーディネートが決まっている。



サンデーロード2-13

 次回は最終レースの模様をお届けします。

 つづく。

東山植物園便り ---雨降り

植物園(Botanical garden)
植物園雨-1

SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO



 雨のバラの姉妹編、雨の植物園編をお送りします。
 これだけ雨の撮影に慣れておけば、これから訪れる梅雨も厭うことはない。雨降りに風が加わると、どうにもお手上げになってしまうのだけど。



植物園雨-2




植物園雨-3




植物園雨-4




植物園雨-5




植物園雨-6




植物園雨-7




植物園雨-8




植物園雨-9




植物園雨-10




植物園雨-11

 雨イコール水滴というだけでは、イメージが乏しい。もっと雨を直接、間接に活かして撮っていきたい。
 雨の日も、たくさん歩いて、じっくり観察して、時間をかけて撮る必要がある。イメージを前に進めなくていけない。

多国籍サンデー料理

料理(Cooking)
サンデー1

SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO



 イベントの空白期間に入って、週末はややのんびりしてしまう。今は春祭りと夏祭りの間の期間だ。その他のイベントも少なく、季節の花も一段落した。
 ただ、来週末は筒井町や徳川園で山車祭りがあるので、それは行きたいと思っている。今日は田原の凧まつりがあったのだけど、ちょっと気持ちが向かわなかった。
 そんなわけで、サンデー料理。時間に余裕があるからといってその分凝った料理をする気になるかといえば、そうでもない。普通の夕食風サンデーだった。



サンデー2

「鯛の蒸し焼き甘辛ソースがけ」
 サンデー料理の定番の一品。
 アスパラを添える予定だったのに、忘れていて、長ネギの刻みになってしまった。
 鯛に塩、コショウ、酒を振って、ショウガをまぶす。
 タジン鍋で蒸し焼きにする。
 酒、みりん、しょう油、白だし、砂糖、塩、唐辛子をひと煮立ちさせ、水溶きカタクリ粉でとろみをつける。



サンデー3

「エビ入り中華野菜炒め」
 下処理したエビを細切りにして、酒、塩、コショウを振る。
 エビ、刻みタマネギ、ニンジン、キャベツ、ちくわを、ごま油で炒める。
 後半でブロッコリーを加える。
 酒、みりん、しょう油、中華の素、砂糖、塩、コショウで味付けをする。
 別に作ったスクランブルエッグを足して、全体に混ぜ合わせる。
 彩り豊かに仕上がって、茶色料理ではなくなった。



サンデー4

「大豆入りのトマトスープ」
 どこの国とかは言えないけど、どこか外国へ行ったとき家庭料理で出てきそうな豆料理。南米とかだろうか。まあ、こんにゃくは入ってないと思うけれど。
 水、みりん、コンソメの素に、鶏肉、こんにゃく、小さく切って水に浸けたナス、大豆の水煮、ジャガイモ、トマトを入れて、煮込んでいく。
 砂糖、ケチャップ、塩、コショウで味を調える。
 色味があまりよくないけど、味はいける。豆料理はあまりしてこなかったから、今後はもう少しレパートリーを増やしていきたい。

 そんなサンデー料理。

多度へ行く

旅/散策(Stroll)
多度1-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / SIGMA APO 170-500mm f5-6.3



 田植えの季節になって、水田風景を撮りたいと思った。
 去年から5月になったら行こうと決めていた場所があった。
 JRで桑名駅まで行き、養老線に乗り換えて多度駅を目指した。
 養老鉄道に乗るのは二度目だった。去年の秋、津屋川の彼岸花を撮るために美濃津屋駅まで行った。
 このとき、2両目は早々に私だけとなった。沿線住人の貴重な交通手段となっている養老鉄道の将来を少し危ぶんだ。



多度1-2

 運転席から見るローカル線らしい風景。
 正面に見えているのが、この日の目的地である多度山だ。



多度1-3

 養老鉄道は濃い赤色の車両なのだけど、何台かラビットカーと呼ばれるオレンジ色のものがある。
 地元の日には特に珍しいわけではないとしても、旅人にしたらちょっと嬉しい。



多度1-4

 多度駅で降りて、まずは多度大社に向かった。
 1.7キロくらいあるから、30分くらいかかった。
 途中の町並みを撮りつつ、ゆっくり歩く。



多度1-5




多度1-6




多度1-7

 これまで見た中で最もカラフルな停留所の案内表示。



多度1-8

 多度大社の門前町ということで、近づくと町並みがそれっぽくなる。



多度1-9




多度1-10




多度1-11




多度1-12

 あえてつっこまないけど。



多度1-13

 多度山から見た多度の町と養老鉄道。



多度1-14

 これは帰りの車窓風景。

 多度大社編と多度山編は、近いうちにあらためてということで。

 つづく。

雨降りの白鳥を歩きながら

名古屋(Nagoya)
白鳥-1

SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO



 雨の熱田神宮を撮りにいった日、白鳥庭園にも寄っていった。
 雨の日本庭園はなかなかよいもので、新緑の季節ということもあり、水風景と緑の取り合わせは心和ませた。
 けっこうな降りで、こんなときに庭園を訪れる人は多くない。雨のいいところの一つは、人が少ないことだ。それはちょっともったいないことでもあるのだけれど。



白鳥-2

 白いスイレンは全部ヒツジグサなのか、ヒツジグサは全部白いのか、ヒツジグサとスイレンの関係がよく分かっていない。
 いずれにしても、夏が近いことを思わせる。



白鳥-3




白鳥-4




白鳥-5




白鳥-6




白鳥-7




白鳥-8

 いろんな水滴を撮って楽しんだ。



白鳥-9




白鳥-10




白鳥-11




白鳥-12

 近くにある白鳥古墳にも行った。
 前回訪れたのは2009年の5月だった。
 ヤマトタケルの墓という伝承を持つ古墳ながら、今やほとんど忘れられた存在となっており、訪れる人は少ない。
 今回、なんとなく久しぶりに訪ねてみたくなったのだった。



白鳥-13

 前に訪れたときは、もっと荒れた印象だった。このときはそうでもなかった。



白鳥-14

 古墳なんて見ても楽しくないし、被写体としても魅力的とは言いがたいけれど、歴史に思いをはせるきっかけにはなる。
 名古屋といえば戦国武将と名古屋城というイメージが強く、それ以前の歴史について語れることは少ない。
 熱田神宮の御神体は草薙の剣で、ヤマトタケルが置いていったからこそ、この地に熱田神宮が建てられた。
 頼朝の父・源義朝は、熱田大宮司の娘を正室にして、頼朝が生まれた。当時は母親の実家で出産するならわしだったというから、頼朝は名古屋の熱田生まれという可能性が高い。
 以前に何度か書いたように、尾張氏と大和朝廷の関係や、この地方に残る古墳群など、興味深い話も多い。
 雨の白鳥を歩き撮りながら、そんなことをつらつらと考えていた。

雨のバラ ---東山植物園にて

植物園(Botanical garden)
雨のバラ-1

SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO



 雨のバラを撮りに東山植物園へ行ってきた。
 東山は今がちょうど見頃といっていいんじゃないかと思う。
 光の中のバラもいいけど、雨はまた違った表情を見せてくれる。水滴をまとった姿は、いつにも増して魅力的に見えた。



雨のバラ-2




雨のバラ-3




雨のバラ-4




雨のバラ-5




雨のバラ-6




雨のバラ-7




雨のバラ-8




雨のバラ-9




雨のバラ-10




雨のバラ-11




雨のバラ-12

 バラのシーズンはある程度の長さがあるとはいえ、ちょうど撮り頃のきれいな時期は意外と短い。
 雨のバラ撮りもおすすめしたい。

5月のサンデーロードレース<1>

レース(Car race)
サンデーロード1-1

SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3



 5月のサンデーロードレース決勝は、全部で6レースあった。
 前半は同時開催のクラブマンレースを撮っていたので、サンデーロードレースは3レース目からだったと思う。だとすると、インターとナショナルのJSB1000というカテゴリだと思う。
 この日のサンデーロードレースは西コースで行われた。最初、ヘアピンコーナーのあたりで少し撮り、そのあとずっと歩いてスプーンカーブまで行った。
 2輪もNDフィルタをつけて、シャッタースピードは1/40秒くらいの低速シャッターで撮っている。
 2輪の方が姿勢に変化がある分難しくはなるのだけど、撮っていて楽しくもある。



サンデーロード1-2

 2輪を撮るのは去年の12月以来だから、ちょっと久しぶりだった。これが3回目になるだろうか。
 鈴鹿のコースもだいぶ把握できたし、撮影にも少しずつ慣れてきた。



サンデーロード1-3




サンデーロード1-4

 4輪はスピンしてコースアウトくらいで済むことが多いけど、2輪は転倒クラッシュになると無事では済まない。
 ただ、レーサーが怪我するほどの大事故はなかった。



サンデーロード1-5

 4輪撮影では500mmにこだわったけど、2輪ではいろいろな画角で撮った。
 2輪は引いた絵でもカッコイイ。



サンデーロード1-6




サンデーロード1-7




サンデーロード1-8




サンデーロード1-9




サンデーロード1-10




サンデーロード1-11




サンデーロード1-12

 サンデーロードレースも、低速流し撮りに終始した。

 つづく。

モノクロの世界

モノクロ(Monochrome)
モノクロ-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 他



 モノクロには、どこか気楽さのようなものがある。
 カラーの束縛から逃れて、自由になれる気がする。意味からも解放されて、自分のわがままが許されるような錯覚を抱く。
 それは気のせいかもしれないし、実際にそうなのかもしれない。
 いずれにしても、ときどき無性にモノクロが撮りたくなる。撮ると決めたときは、色情報を頭の中から追い出して、モノクロの目になって撮る。あとに残るのは、明と暗、そして形だけだ。その単純さがいい。




モノクロ-2





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モノクロ-8





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モノクロ-11





モノクロ-12





モノクロ-13

 モノクロが見せてくれる写真世界が好きだ。

のんほいパーク ---温室・番外編

植物園(Botanical garden)
のんほい3-1

SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3 / SIGMA 50mm f2.8 MACRO



 mihoちゃん持参のダンボー撮影に便乗させてもらう。なかなかにかわいくてなごむ。
 手足や頭の可動域が狭いながら、いろいろポーズをつけて風景の中で撮ると、小さな物語を作り出すことができる。2体、3体と増やしていっても楽しそうだ。

 今回はのんほいパークの最終回で、温室と番外編ということでお届けします。



のんほい3-2

 ペンギンを捕るmihoちゃん。
 気に入ったのが撮れたかな。



のんほい3-3

 恐竜のオブジェというのか何というのか。公園アニマルの恐竜版だ。
 のんほいパークは充実している。



のんほい3-4

 自然史博物館は、好きな人は好きだと思う。
 撮るものはあまりなく、唯一撮ったのが虫入りの琥珀だった。



のんほい3-5

 最後に温室に入って花を撮る。



のんほい3-6




のんほい3-7




のんほい3-8




のんほい3-9

 カエルみたい。



のんほい3-10




のんほい3-11

 駅前トイレにいたツバメの親子。

 おしまい。

高浜を歩く <4・最終回>

旅/散策(Stroll)
高浜4-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4



 高浜町歩きの最後に訪れたのは、大山緑地だった。
 緑地というから広い公園を想像していたら、大部分が神社の敷地で、北の方に小さな公園のようなエリアがあるだけだった。神社も含めた一帯を大山緑地と呼んでいるようだ。
 まっすぐ伸びる参道の奥にあるのが春日神社だ。入り口付近には服部天満宮、中には高浜神社や秋葉神社などがある。
 どういう経緯でこういう寄り合い所帯になったのかは知らない。春日町という地名からすると、もともとあったのが春日神社ということだろうか。



高浜4-2

 陶製の狛犬がいた。



高浜4-3

 春日神社拝殿。
 創建年や由緒など、詳しいことは分からない。江戸時代以前からあった古い神社というのは確かなようだ。



高浜4-4

 境内にいたサビ猫。
 かなり警戒気味。



高浜4-5

 近づいたら立ち上がって歩き去ってしまった。



高浜4-6

 神社の北で咲いていたのは、アヤメだろうか。園芸品種かもしれない。



高浜4-7

 公園をあとにして、三河高浜駅に向かう。



高浜4-8




高浜4-9




高浜4-10




高浜4-11




高浜4-12

 これで今回の高浜歩きは終わりとなった。
 愛知県内だけでも、知らない町がまだたくさんある。機会を作ってそういう町を訪ねてみたい。

のんほいパーク ---バラ編

植物園(Botanical garden)
のんほいバラ-1

SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO



 のんほいパーク後半は、植物園エリアに移動しての撮影となった。
 時期的に今はやはりバラということになる。
 ただ、タイミングとしてはすでに遅く、開きすぎている花が多かった。風も出てきて、苦戦する。




のんほいバラ-2





のんほいバラ-3





のんほいバラ-4





のんほいバラ-5





のんほいバラ-6





のんほいバラ-7





のんほいバラ-8





のんほいバラ-9





のんほいバラ-10





のんほいバラ-11





のんほいバラ-12

 今バラ撮りで考えているのは、花としてのバラを撮るのではなく、色と形を撮るということだ。
 ライン、フォルム、グラデーション。光と影。
 バラほど多様な色に富んだ花はなく、色と形を撮るだけでも際限ないほどの可能性がある。
 近づき、より深く分け入ったとき、撮るべき形が見えてくるような気がしている。
 今はまだ試作段階だけど、このまま観察を続けていけば、何か決定的なラインみたいなものが見えてくるんじゃないか。それに期待している。

高浜を歩く <3>

旅/散策(Stroll)
高浜3-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4



 高浜歩きの続きは、大日寺からの再開となる。
 破れ寺というのか、小さなお堂と野ざらしの石仏が残るのみとなっている。かつては大きなお寺だったそうだ。
 それでもお世話をしている人がいるようで、花が供えられていた。



高浜3-2

 お堂の中。石仏はそれほど古そうではない。
 寺は破れても、花は季節を忘れない。ヤグルマギクが咲いていた。



高浜3-3

 ここは立派なお寺さんだった。
 恩任寺。
 鬼のみちマップには、近くに薬師教会というのが載っていて探したのだけど見つけることができなかった。マピオンで確認すると載っていない。どこにあったんだろう。



高浜3-4

 鬼瓦も乗っていたと思うけど、美しい瓦屋根に惹かれた。



高浜3-5

 坂の下に衣浦湾が見えた。



高浜3-6

 歩いてみたくなる細い路地。



高浜3-7

 道祖神が入った堂。



高浜3-8

 男女の道祖神とくれば、勝手に観光協会の名曲、「愛の双体道祖神」が思い出される。
 安曇野が有名だけど、この地方にはあまり残ってないと思う。



高浜3-9

 馬頭観音前の三叉路。



高浜3-10

 路地をさまよう。



高浜3-11

 鬼のみちは、このあたりでほぼ終わりとなり、終点は大山公園だ。最後に春日神社に寄って帰ることにする。

 つづく。

のんほいパーク ---動物編

動物園(Zoo)
のんほい1-1

SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3 / SIGMA 50mm f2.8 MACRO



 mihopapaさんmanunuさん、そしてmihopapaさんのお嬢も参加で、豊橋ののんほいパークに撮りにいってきた。
 普段は単独撮影なので、たまにこうして集まって撮ると新鮮だ。
 2009年に初めて行って、また訪れたいと思っていた。あれからもう、2年半経っていた。
 園内を歩いているうちに、だんだん記憶がよみがえってきた。動物たちの入れ替わりはあるのだろうけど、基本的に大きな変化はなかったように思う。
 ここはゆったりとした飼育場に少数の動物たちがいるという印象で、狭い檻に入れられているのではないので、気持ち的に楽なものがある。その分、動物までの距離があって、前回は300mmでもどかしい思いをした。今回は500mmを持っていったので、ある程度届いた。
 暖かくなると動物たちの動きは活発になるものだけど、暑くなると今度はとたんに動きが鈍くなる。夏場の動物園は動物たちのやる気のなさにやられてしまいがちだ。5月というのはちょうどぎりぎりなところといえる。ライオンやトラなどは、すっかりぐうたらモードに入っていた。



のんほい1-2

 怖すぎる。森でばったり出会ったら一撃でやられてしまうだろう。
 距離さえ近ければオレ様の左フックが炸裂するぜと心の中でつぶやきながら手をなめているようだった。



のんほい1-3

 木をかじっていたらぶちゃいくな顔になってしまったマレーグマ。



のんほい1-4

 ダイアナモンキーだったか。
 ガラス越しながら、サルデッキでは近くでお猿さんたちを見ることができる。
 こう近いと500mmは持て余す。



のんほい1-5

 去年の9月に生まれたアジアゾウのマーラ。
 まだ小さいということもあって、午前と午後の短い時間に限定公開している。
 親象とどこか違う印象を受けるのは、子象は目がぱっちり見えていることだ。親になるとまつげなのか、目の上の毛がふさふさになって目の表情がよく見えなくなる。



のんほい1-6

 こんなふうに。
 こちらは親象。お母さんだったか、お父さんだったか。



のんほい1-7

 いたずら盛りの小猿。



のんほい1-8

 仲良しのシマウマさん。
 シマウマやキリンがいる広場はゆったり広くて、のんほいパークの中でここが一番好きだ。
 こういう広場にトラやライオンがいて、ときには走ったりすると嬉しいのだけど。
 ここ、のんほいパークは、低迷を続けていた旭山動物園の関係者が訪れて、行動展示のお手本として持ち帰って再起を果たしたという動物園だ。シロクマの展示などに旭山動物園のオリジナルを見ることができる。



のんほい1-9

 エランドだったと思うけど、これは東山動物園にはいない。



のんほい1-10

 完全に休日のお父さん状態。



のんほい1-11

 ペンギンは地上のよちよち歩きからは想像できないくらい水中では豹変する。水の中を飛ぶように泳ぐ姿は、本当に見事で美しい。



のんほい1-12

 そういえばラッコもいたんだった。水族館ではなく動物園にラッコがいるのは、ちょっと珍しいかもしれない。
 剥き貝らしきものをもらって、楽々食べていたけど、客としてはやっぱり貝をカンカン叩き割って食べているところを見たいと思う。



のんほい1-13

 オランウータンの子供ウラン。母親が亡くなって、ひとり寂しそう。

 動物園では動物たちの様々な表情があり、かわいらしい、楽しいというだけでなく、ちょっと悲しい気持ちになったりもして、そういうこともひっくるめて動物園なのだと思う。
 のんほいパークは、やっぱりいい動物園だ。シロクマとか見られなかったのがちょっと残念だった。

 植物園編に続く。

金環日食をとりあえず撮る

星(Star)
金環日食-1

SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3 + ND8



 なんというか、まあ、見られるものは見ておけということで、金環日食。
 広範囲で見られるのは932年ぶりというアオリにやられたというよりも、次に名古屋で見られるのは29年後という微妙な感じに負けたといった方がいいかもしれない。それまで生き延びて、のんきに写真を撮っていられるという保証はどこにもない。
 朝の7時半というのは、ちょっと悩ましい時間帯だった。もっと早い時間なら高いところに登って、街並みと絡めて撮るということも考えられたのだけど、この時間になると太陽はけっこう高い位置にある。街並みと絡めると太陽は小さくなってしまうし、高い建物絡みで撮るとなると名古屋駅のビルとかなのだけど、そうなると名古屋駅の裏側まで回らないといけないので遠くなる。
 そもそも、前日までの天気予報では曇り空で見られない確率が高いといっていたから、半分以上あきらめていたというのもある。
 なんだかんだで、おとなしく家で待つことにしたのだった。




金環日食-2

 欠け始めた時間は、雲がかかっていて、太陽は顔を出したり、隠れたりだった。
 やっぱり駄目かなと思いつつも、雲があった方が写真としてはドラマチックな感じになるから、これはこれで歓迎だった。前回の日食のときがそうだった。



金環日食-3

 金環日食の時間が近づくと、雲はきれいに消えて、しっかり太陽が出た。こういうこともあるものだ。
 あきらめて日食メガネを買わなかったのを悔やんだ。
 レンズにNDフィルタをはめて、ライブビュー画面で太陽を見ながら撮る。



金環日食-4

 ベイリービーズというにはちょっと苦しいか。
 月は山とかクレーターがあって、思っている以上に表面がでこぼこしている。太陽の端と月の端がぎりぎり重なったとき、光がとぎれとぎれに見えることがあって、それをイギリスの天文学者フランシス・ベイリーが、輝くビーズのようだと表現したことから、そう呼ばれるようになった。この現象がどういうことかを初めて説明したのがベイリーだった(1836年)。



金環日食-5

 金環日食の終わりかけ。この方がベイリービーズっぽい。
 それにしても、もっと太陽の輪がほっそり薄いと想像していた。見られる地域によっても違いがあったようだけど、名古屋の金環はけっこう太めだった。
 もっと上品な金環で、太陽の光がキラリと光るダイヤモンドリングを撮ろうと目論んでいた人もいたんじゃないだろうか。そういう意味ではちょっと当てが外れた。
 29年後の金環日食までは自信がないけれど、6月6日の太陽面金星通過までは生きていられると思うので、それも観測しつつ写真を撮りたいと思っている。次こそ太陽メガネが絶対に必要だ。明日あたり道を歩いていたらメガネの一つや二つ落ちてそう。

東山植物園便り ---飛びもの

植物園(Botanical garden)
植物園便り-1

SONY α55 + TAMRON 180mm f3.5 Di



 この日の植物園でも、目的は飛びものだった。しかしながら、風が強く、虫たちがあまり飛んでいなかったこともあって、いいのは撮れなかった。飛びものでいうと、先週より完成度がぐっと下がり、前進どころか後退してしまった感がある。飛びものは一日にして成らず。
 ちょろちょろ花などを撮りつつ、飛んでいる虫を探して歩く。



植物園便り-2




植物園便り-3

 飛びものの難しいところは、ただ浮いているところを撮ればいいというわけではなく、翅の位置がちょうどいいタイミングのときに撮らなくてはいけないことだ。蝶の羽ばたきなど肉眼で見えるはずもなく、ましてや瞬間を狙うなんてことは人間業ではない。
 なので、せっかく捉えたと思っても、このような状態だと成功とは呼べない。
 運も実力のうちといえばそうなのだけど。



植物園便り-4




植物園便り-5

 テントウムシが飛び立つ瞬間というのも狙っている。
 これではまだ完成度が低い。葉っぱのてっぺんとかにいる状態で、空を広く入れて、真後ろからというのが理想だ。



植物園便り-6

 アオスジアゲハにはずいぶんつきあってもらったのに、この日は飛んでいるところを撮ることができなかった。アゲハの中ではアオスジアゲハが一番撮りやすい。



植物園便り-7

 コチャバネセセリか、ホソバセセリか、ちょっと自信がない。



植物園便り-8

 いい天気だったので、カタツムリは殻の中にすっこんでいた。



植物園便り-9




植物園便り-10




植物園便り-11

 来週もまた、飛んでいる虫を求めて植物園へ行く。

家庭料理なサンデー

料理(Cooking)
サンデー1

SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO



 和食といえば和食のサンデー。もっと正統派の和食を作る予定だったのに、作っているうちにあらぬ方向に進んでいってしまった。完成したのを見て、こんなんじゃなかったんだけどなぁと思う。
 まあしかし、失敗ではない。ちょっとイメージが違っただけだ。



サンデー2

「マグロの半焼き甘辛ソースがけ」
 マグロに塩、コショウ、酒を振り、ショウガをまぶす。
 オリーブオイルで裏表を軽く焼き、中を半生にする。
 長ネギに塩、酒を振り、タッパーに入れてレンジで1分加熱する。
 ソースは、酒、みりん、しょう油、白だし、砂糖、塩、コショウ、唐辛子をひと煮立ちさせ、水溶きカタクリ粉でとろみをつける。



サンデー3

「崩し豆腐炒め」
 木綿豆腐をレンジで水切りする。
 刻んだタマネギをごま油で炒め、しめじ、崩した豆腐、油切りしたシーチキン缶を追加する。
 酒、みりん、しょう油、中華の素、塩、コショウで味付けする。
 卵を回し入れ、固まったら火を止める。
 仕上げにかつお節をたっぷり振りかける。



サンデー4

「野菜の煮込みスープ」
 ジャガイモ、ニンジン、鶏肉、こんにゃくを、水、酒、みりん、だしの素で煮る。
 最初は強火でアク取りをして、弱火にしてアルミホイルの落とし蓋をする。
 しばらく煮込み、白だし、塩、コショウで味を調え、いったん冷ます。
 きぬさやを加え、再加熱したら完成。

 特に面倒なことはしていないので、手抜きといえなくもない。
 一般の家庭料理の夕飯といった感じだ。趣味の料理としては、少し物足りない。

熱田神宮は雨の中

神社仏閣(Shrines and temples)
熱田神宮-1

SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO



 雨の熱田神宮を一度撮ってみたいと思っていた。
 この前の雨降りにちょうどチャンスがあったので、撮りにいってきた。
 何度も訪れている熱田神宮も、雨の風情はちょっとよかった。見慣れた風景も違って見えた。
 雨の日に撮ることも、だんだん当たり前のことになりつつある。




熱田神宮-2

 手水舎。




熱田神宮-3

 ご神木。




熱田神宮-4

 雨に濡れる拝殿の銅板葺屋根。




熱田神宮-5

 向こうに見える本殿。
 神明造。




熱田神宮-6

 雨降りはさすがに人は少ないものの、参拝客が途切れることはなく、ポツリポツリとやってくる。
 さすが熱田さんは名古屋一の人気だ。




熱田神宮-7

 摂社前の折り鶴と絵馬。





熱田神宮-8

 熱田神宮で唯一の朱塗りが異彩を放つ南新宮社。




熱田神宮-9

 新緑を映す水たまり。




熱田神宮-10

 孫若御子神社だと思う。
 晴れた日に木漏れ日が落ちる風景も好きだし、雨の風景もまたいい。




熱田神宮-11

 境内社の上知我麻神社。
 境内にある苔むした木が存在感を見せる。




熱田神宮-12

 短い間にしても、人が歩いていない参道を撮るチャンスがあるのが雨の日だ。晴れていると視界から人が消えることはあまりない。




熱田神宮-13

 二十五丁橋。
 西行のことを思う。

 同じ日、白鳥庭園と白鳥古墳にも行ったので、近いうちにそのときのことも紹介します。

王子バラ園の見頃後半

花/植物(Flower/plant)
王子バラ園-1

SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO



 バラはもう少し先だろうと油断していたら、すっかり見頃を迎えていた。しまったと思ったときにはすでに出遅れていた。今年の春は季節の進みが遅かったのだけど、ここへきて帳尻が合ってきた。もうこの先は例年通りと考えた方がよさそうだ。
 私の知る限り、バラを最も撮りやすい場所は、春日井の王子バラ園だ。
 名古屋市内にも、鶴舞公園や東山植物園、庄内緑地など、バラを撮れるところは何ヶ所かあるけど、バラとの距離感が最も近いのが王子バラ園で、種類も多い。鶴舞公園もたくさん咲いているけど通路から花壇まで遠いので、撮影という点では苦しさがある。
 まあ、花フェスタ記念公園は別格だけど。
 そんなわけで、今年も王子バラ園へ行ってきた。もう7、8年、毎年出向いている。
 一番の撮り頃は、15日マイナス2、3日といったところだったんじゃないだろうか。現在、たくさんの花が咲いて見頃ではあるものの、撮り頃としてはちょっと遅い。バラも満開より咲き始めの方がきれいに撮れる。全開より半開くらいの方が品がある。




王子バラ園-2

 マダム・ヴィオレが好きなので、毎年再会するのを楽しみにしている。




王子バラ園-3

 今年のバラ撮りのテーマは、バラをバラとして撮らないことだった。
 花としてのバラを離れ、カラーとフォルムを見つめると、バラが持つ魅力の本質が見えてくる。




王子バラ園-4

 実験的にストロボをワイヤレスで使ったりした。
 これは裏から光を当てている。
 更に試行錯誤が必要だ。




王子バラ園-5





王子バラ園-6

 ぐるぐる回る中心にどうしようもなく惹かれるらしい。




王子バラ園-7





王子バラ園-8

 独特の色を持つジュリア。
 これを何色と表現すればいいのだろう。
 和の渋みを感じさせる。




王子バラ園-9





王子バラ園-10





王子バラ園-11





王子バラ園-12





王子バラ園-13

 自分の中のバラ撮りの方向性が見えてきた。更に感覚を進めて、完成度を上げていかなくてはいけない。
 今シーズン中にあと何度かバラ撮りのチャンスがあるはずだ。

久しぶりの鈴鹿クラブマンレース

レース(Car race)
サーキット1-1

SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3



 1月15日に新春ゴールデントロフィーレースを撮りにいって以来、久しぶりの鈴鹿サーキットだった。
 春は季節の花やイベントなどを優先して、レース撮りに行けなかった。それが一段落して、またレースを撮りたい気持ちになった。
 5月13日は、4輪のクラブマンレースと、2輪のサンデーロードレースの同時開催だった。去年初めて行った9月もそうだった。普段は別々にフルコースで行われることが多い。この日は東コースと西コースに分かれてのレースだった。
 お得といえなくもないのだけど、広いサーキットを移動するのは大変だし、歩いているうちにレースが進んでしまうので、どっちつかずになりやすい。
 このときは、1時間早く始まった4輪を前半に撮って、後半は2輪に専念した。



サーキット1-2

 決勝レースは午後からで、到着したのは昼くらいだった。
 初めにCR-Zの練習走行が行われたので、こちらもウォーミングアップとして撮った。
 今回は最初からNDフィルターをはめて、低速シャッターで撮ると決めていた。ほとんどが1/40秒から1/60秒くらいで撮っている。
 流し撮りのために手ぶれ補正も切っているから、手ぶれ、被写体ブレ写真を大量生産することになったのだけど、それは最初から織り込み済みだった。どれくらい止められるかという実験的な要素が強かった。当たりが出れば、スピード感のある写真になる。
 真っ昼間の天気がいい日のトップライトでは、普通に撮っても面白いのは撮れない。



サーキット1-3

 ホンダが発売した久々のスポーツカーCR-Zだけど、ハイブリッドで走りはどうなんだろうか。売れているのかどうかよく分からない。街中での存在感はあまり大きいとは言えない。
 サーキットを走る姿は、なかなかカッコイイ。



サーキット1-4

 500mmにこだわらず、300mm程度に引けば、1/40秒でも楽勝だ。なので、あえて難しい500mm域で撮りたくなる。



サーキット1-5

 決勝レースの1戦目は、Vitzレースだった。



サーキット1-6

 暴れん坊ドライバーを発見。
 大丈夫かなぁと見ていたら。



サーキット1-7

 案の定というか、スピンしてコースアウトしていた。



サーキット1-8

 なかなかピタっと止められず、苦戦が続く。



サーキット1-9




サーキット1-10




サーキット1-11

 続いてのレースは、クラブマンスポーツというカテゴリーだった。
 どういうレギュレーションなのかはよく分かっていない。



サーキット1-12




サーキット1-13

 引けば簡単なんだけどなぁ。



サーキット1-14

 低い位置から金網越しに流し撮りするとどうなるかやってみた。
 金網はほぼ消えるものの、やっぱりちょっとぼんやりした感じになる。



サーキット1-15

 コントラストが低下した感じが気になるところではあるけど、この角度から撮るのは新鮮でもあり魅力的でもある。

 4輪はここまで。
 2輪編につづく。

高浜を歩く <2>

旅/散策(Stroll)
高浜2-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4



 名鉄で高浜を訪れる場合、高浜港駅で降りて、鬼のみちを北へ向かって歩き、三河高浜駅から帰るというのが定番コースになっているようだ。もちろん、その逆でもいいのだけど。
 約4.5キロ、2時間のコースだ。
 高浜港駅は、なかなか趣のある駅舎だ。三河高浜駅は新しく建て直したようで、大きな駅だった。
 高浜港駅前には、鬼瓦をかたどったモニュメントなどがあり、ちょっとした広場になっている。その名もニコニコ鬼広場。



高浜2-2




高浜2-3




高浜2-4




高浜2-5

 常滑で見たのと同じタイプの煉瓦煙突。



高浜2-6

 衣浦観音。
 高さ8メートルの陶管焼の観音像は、昭和34年に作られたものだそうだ。



高浜2-7




高浜2-8




高浜2-9




高浜2-10




高浜2-11

 つづく。

高浜を歩く <1>

旅/散策(Stroll)
高浜-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4



 亀崎の潮干まつりが終わったあと、衣浦湾に架かる衣浦大橋を渡って、高浜を目指した。
 知多半島や三河の西は、鉄道が南北に延びているだけで、東西の連絡が悪い。大回りするくらいなら歩いてしまった方が早いということで、亀崎から高浜まで歩いた。JR亀崎駅から名鉄高浜港駅までは約3.5キロ、1時間の距離だ。まあ普通の人は歩かないだろうけど。
 亀崎のあと、近くで散策しながら写真を撮るところがないか地図で探したとき、目についたのが高浜だった。河口付近の港町には魅力的なところが多い。高浜港近辺も期待できるんじゃないかと考えたのだ。
 調べてみると、瓦の生産地として有名なところで、鬼瓦が名物なんだとか。それにちなんで鬼のみちと名付けられた散策路も整備されているという。面白そうだから行ってみることに決めた。



高浜-2

 町に入ってすぐ、遠くに観音像が見えた。高いところから高浜の町を見下ろしている。



高浜-3

 この高架は鉄道のものだろうか。
 だとすれば、衣浦臨海鉄道の線路だろう。



高浜-4

 やきものの里かわら美術館。
 高浜が三州瓦生産の中心地で、瓦生産量日本一の町ということを知っている愛知県民はさほど多くないのではないだろうか。私も初めて知った。
 愛知県には常滑と瀬戸という陶器の二大生産地が有名だけど、高浜の瓦は聞いたことがなかった。宣伝不足かもしれない。
 瓦をテーマにした美術館というのは、日本でここだけだそうだ。そりゃそうだろう。日本唯一ということは、世界でもここだけだろうか。 
 陶器製と思われるシャチホコが玄関先で出迎えてくれる。
 ちなみに、エヴァンゲリオンで知られる貞本義行の奥さんは漫画家のたかはまこで、夫妻はたかはまこの出身地である高浜に住んでいるらしい。その関係で、かわら美術館で2002年に貞本義行の仕事展が開催されたことがあるそうだ。
 そんないい宣伝ネタがあるのに、高浜はもったいないことをしている。名鉄はラッピングカーをしていないけど、エヴァ列車を走らせたら全国からファンがやってくるに違いない。ブームのときはイベントとかをしたんだろうか。



高浜-5

 鬼のみちは、道のあちこちに案内図があるのだけど、どうも分かりづらい。道が省略されすぎているし、東西南北の感覚が掴みづらく、距離感も違っている気がした。
 道に矢印マークを描くとか、もう少しわかりやすくしてもられると、訪問者は助かる。私は何度も自分の居場所を見失うことになった。



高浜-6

 鬼のみちを正確になぞることが目的ではないので、あちこち立ち寄りながらぷらぷら歩きつつ、写真を撮っていく。



高浜-7

 瓦と並んで土管も主要製品ということで、あちらこちらで目にする。塀などに上手く活用していた。
 こういう風景が焼き物の里らしい。



高浜-8




高浜-9




高浜-10

 土管坂と呼ばれるところ。
 鬼のみち一番の見所といっていいかもしれない。



高浜-11

 壁に鬼瓦が埋め込まれていたりする。



高浜-12

 鬼パーク。

 つづく。

小幡緑地は春の光の中

施設/公園(Park)
小幡緑地-1

SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO



 夕方の短い時間、小幡緑地に撮りにいった。先週のことだ。
 新緑の季節は、一年で一番緑色が美しい。もっと季節が進むと、緑色は深くなり、鮮やかさを失う。
 まだ見ぬ御射鹿池は、今頃どんな風景を見せているのだろう。



小幡緑地-2

 小幡緑地本園の水路では、ゲンジボタルを見ることができる。今年もそんな時期が近づいた。



小幡緑地-3

 この日は風がなくて、きれいな水鏡が見られた。
 光は秋とはどこか違う、やはり春特有のものだ。



小幡緑地-4

 さすがにもう渡りのカモは残っていない。
 居残り組は、カルガモとアヒルだけだ。
 カルガモの子供はもう生まれただろうか。



小幡緑地-5

 湿地にカキツバタが咲いていた。ここでカキツバタを見たのは初めてだった。



小幡緑地-6

 日はゆっくり傾き、長い時間をかけて暮れていく。日没時間はずいぶん遅くなって、夕焼けの時間が待ちきれないくらいだ。



小幡緑地-7

 この日はこれ以上粘ってもいいのが撮れそうになかったので、これで帰ることにした。
 思い出したらまたふらりと出向いていくことになる。

矢田川河川敷風景の春深まる

河川敷(River beach)
矢田川河川敷-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 他



 久しぶりに矢田川河川敷風景をお届けします。
 前回は3月の後半、まだ桜が咲く前だったから、あれからだいぶ経った。季節は進み、風景もかなり変わった。吹く川風ももう冷たくない。河川敷で過ごすには、一年で一番いいときかもしれない。




矢田川河川敷-2





矢田川河川敷-3





矢田川河川敷-4





矢田川河川敷-5





矢田川河川敷-6





矢田川河川敷-7





矢田川河川敷-8





矢田川河川敷-9





矢田川河川敷-10





矢田川河川敷-11

 瀬戸電沿いと矢田川河川敷は、ホームの二本柱として、これからも撮っていきたいと思っている。

ある日ある時ある場所で

日常写真(Everyday life)
ある日-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 他



 余り写真を集めてひとネタに。
 といっても没写真ではなく、いうなれば詰め合わせみたいなもの。



ある日-2

 終わりの藤。




ある日-3

 ケリの子供がこんなに大きくなっていた。




ある日-4

 田植えの季節になった。
 どこかへ水田風景を撮りにいこう。ローカル線が走っているところがいい。




ある日-5

 色づき始めた麦畑。
 6月には収穫の季節を迎える。




ある日-6

 狙ったお洒落コートなのか、たまたまなんとなくお洒落に見えるだけなのか。




ある日-7

 季節は巡り、歳月は流れる。




ある日-8

 すり替えられた記憶のような風景。




ある日-9

 近鉄電車の車窓より。




ある日-10

 日常の中のちょっとした非日常。




ある日-11

 古い町。夜の風景。




ある日-12

 祭りが終わって。

 日々の暮らしの中に風景がある。撮るべき光景が。

東山植物園便り ---飛びもの撮り

花/植物(Flower/plant)
植物園便り-1

SONY α55 + TAMRON 180mm f3.5 Di



 今週の東山植物園便りは、晴れ。
 季節は晩春から初夏へと移り変わる途中で、虫たちの姿もだいぶ増えてきた。
 この日は飛びものを撮ることに多くの時間を費やした。結果的にはもう一歩撮りきれずにもどかしい思いを残したのだけど、方向性としては間違っていない。画面を作って、しかるべき虫をしかるべき位置に飛ばせて、撮る。
 言うほどたやすくはない。粘らないと撮れないし、運も必要だ。虫がこちらの都合通りに飛んでくれるはずもない。
 この夏の間に、更に完成度を高めなければならない。



植物園便り-2

 あまり見かけないシジミチョウで確信がないのだけど、コツバメだろうか。
 翅の裏側だけでは判別できないことも多い。



植物園便り-3

 飛びものその2。



植物園便り-4

 飛びものその3。
 ミツバチのホバリングくらい簡単そうに思えるのだけど、いざ撮ろうとすると意外と難しい。思っている以上にすばしこいというか、落ち着きがない。
 画面全体の絵作りまで考えると、更に難易度は上がる。



植物園便り-5

 アオイトトンボだと思う。
 オオアオイトトンボではないはず。



植物園便り-6

 トンボの翅も繊細で精巧な作りだ。



植物園便り-7

 植物園にカキツバタがあるのは知らなかった。



植物園便り-8

 ニワゼキショウ。



植物園便り-9

 カクテル。
 バラも少しずつ咲き出してきた。
 そうこうしてると来週くらいには見頃になるかもしれない。



植物園便り-10

 梅の実がたくさんなっていた。
 少し前まで梅の花を撮っていたのに、季節はあっという間に進んでしまった。



植物園便り-11

 合掌造りの家の前で。



植物園便り-12

 ナンジャモンジャが植物園にあるのも初めて知った。
 今年は毎週植物園に行っているから、これまで知らなかったたくさんの新発見がある。
 ヒトツバタゴは絶滅危惧種とされながらも、街路樹や公園に植えられているから、さほど珍しいとは思わない。
 野生では犬山の明治村のそばにある木が立派だ。あれはいかにも野生という風貌をしていて、一見の価値がある。そろそろ見頃になっている頃じゃないだろうか。

基本に返るサンデー

料理(Cooking)
サタデー1

SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO



 先週はゴールデンウィークでサンデー料理を休んだので、今週はちゃんとやった。続けて休むと、怠け癖がついてしまいそうだ。
 ちゃんとといっても、冷蔵庫にあるもので作るありあわせ料理だった。趣味の料理がだんだん主婦の夕飯めいてきているのを自分でも認めないわけにはいかない。
 今回は基本に返った。基本というのは料理の基本ではなく、自己流サンデー料理の基本という意味だ。良くも悪くも自分らしい料理が並んだ。食材に合わせて料理を変えるというより、どんな素材も自己流にしてしまうという力業。言うことを聞かないやつは刻んでしまうのだ。



サタデー2

「白身魚と豆腐の団子揚げ」
 いつも団子にしようとして失敗を繰り返していたので、今回は揚げたら成功した。丸形は保てなかったものの、団子状は保った。
 白身魚、白はんぺんを刻む。
 豆腐は水切りして崩す。
 刻み白ネギ、卵、小麦粉、だしの素、塩、コショウを混ぜ合わせる。
 団子状にして揚げる。
 たれは、酒、みりん、しょう油、白だし、マヨネーズ、からし、砂糖、塩、コショウをひと煮立ちさせて作る。



サタデー3

「エビとナスの中華炒め」
 ごま油、ショウガ、豆板醤、甜麺醤をフライパンで炒める。
 下処理したエビ、水に浸けたナス、キャベツを加え、強火で炒める。
 酒、みりん、しょう油、中華の素、砂糖、塩、コショウで味付けをする。
 レンジで1分加熱したアスパラを入れる。
 水溶きカタクリ粉を混ぜ入れて、とろみをつける。
 ピリ辛でおつまみにもなりそうな一品に仕上がった。酒を飲まないのに、私が作る料理は昔から酒のつまみみたいになりがちだった。



サタデー4

「鶏肉と野菜のトマトカレースープ」
 水、酒、みりん、コンソメの素に、鶏肉、ジャガイモ、ニンジン、タマネギを入れ、まずは強火で煮る。
 アク取りをする。
 トマトを加え、ケチャップ、砂糖、塩、コショウ、唐辛子、カレー粉で味付けをする。
 弱火にして、アルミホイルの落とし蓋をする。このまましばらく煮込む。
 酸味の効いたカレースープというのはちょっと新鮮だった。

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