月別:2012年01月

記事一覧
  • 少しずつ春

    SONY α55 + TAMRON 180mm f3.5 Di 今年はちょっと植物園に通おうと決めて、週一くらいのペースで向いていっている。一回が2時間くらいなので、園内をゆっくり一周してちょうどいいくらいだ。 こんな春先では一週間ではあまり変化がないかと思いきや、先週咲いていなかったものが咲き始めていたり、咲いていたものが終わっていたりして、季節の変化の早さに驚かされる。 1月にこれほど植物園へ行ったことはなかったし、植物の変...

    2012/01/31

    花/植物(Flower/plant)

  • 犬山フォトコン表彰式

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 日曜日の昨日、犬山観光写真コンテストの表彰式に行ってきた。 地域フォトコンの入選授与もそれぞれで、表彰状と商品券を郵送して終わりだったり、表彰状を渡すから事務所に取りに来るようにというのや、きちんと人を集めて表彰式をするところもある。犬山の表彰式は市長まで出席していた。 表彰式は別に出なくてもいいのだろうけど、せっかくの機会だし、撮影行きの口実にもなるので、できるだけ...

    2012/01/30

    フォトコン・写真(Photo Contest)

  • 東谷山に登る

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / TAMRON 180mm f3.5 Di 東谷山フルーツパークへ行ったとき、東谷山(とうごくさん)にも登ってきた。ちょっと久しぶりだった。 名古屋市内最高峰の198メートル。たった750メートル、15分の山登りが、けっこうきつく感じられた。 展望台から見る濃尾平野の風景は、変わっていないといえば変わっていない。細かいところを見れば、ここ数年で変化はいろいろあるのだろうけど。 山頂には、尾張戸神...

    2012/01/30

    森/山(Forest/Mountain)

  • いつものようにサタデー料理

    PENTAX K-7 + FA 50mm f1.4 今週も料理は土曜日だった。ここ最近は土日ともに天気のいい週末が続いている。というより、名古屋はこの冬、雨が少ない。どか雪が降っている地方もあるようなのに、雪も12月に一回降っただけだ。よく降った去年と比べると、今年は拍子抜けするほどだ。 名古屋に降らないのなら、雪があるところへ出向いて行くしかない。そうこうしてると、もう2月だ。 今週も食材ありきの料理で、食べたい味付けにし...

    2012/01/29

    料理(Cooking)

  • 東谷山フルーツパークで春野草

    SONY α55 + TAMRON 180mm f3.5 Di 早春の野草を求めて東谷山(とうごくさん)フルーツパークへ行ってきた。 街中ではまだまだ春の気配は感じられないものの、果樹園などの肥沃な土地には一足早く春の野草たちが顔を出し始める。 しだれ桜で有名なフルーツパークは、いまだ冬の中といった感じで、訪れている人も少ない。それでも、地面にしゃがんで、よくよく目をこらしてみれば、あちらにもこちらにもお馴染みの花たちを見つけ...

    2012/01/28

    花/植物(Flower/plant)

  • 新春鈴鹿ゴールデントロフィーレース<2>

    SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3 新春鈴鹿ゴールデントロフィーレースの続きを。 前回とは車の顔ぶれが変わっている。たぶん、クラスが違っていたのだろうと思う。 この日行われたのは、ヒストリックPSクラス、ヒストリックF・TSクラス、ヒストリック50分耐久、ネオヒストリックというものだった。レギュレーションなどは理解していない。 メンバーが替わったこのときも、ほとんど知らない車種ばかりだった。私が知って...

    2012/01/27

    レース(Car race)

  • 新春鈴鹿ゴールデントロフィーレース<1>

    SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3 1月15日に、新春鈴鹿ゴールデントロフィーレースを撮りにいってきた。 カテゴリーとかはよく分からないのだけど、とにかく旧車がたくさん集まってレースや練習走行をするというものだった。普段のクラブマンレースとはかなり違う雰囲気だった。鈴鹿サーキットの新年は、このゴールデントロフィーレースから始まる。第一回は1966年というから、歴史は古い。 この日は少し到着が遅れ、11時...

    2012/01/26

    レース(Car race)

  • 岩屋堂水風景

    SONY α55 + TAMRON 180mm f3.5 Di 岩屋堂で撮った水風景を。 表情豊かな水の姿は、とても魅力的だ。...

    2012/01/25

    海/川/水辺(Sea/rive/pond)

  • 金峯神社でセリバオウレン撮り初め

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / TAMRON 180mm f3.5 Di 1月も後半になって、そろそろセリバオウレンのことが気になりだした。 例年、2月くらいに瀬戸岩屋堂の浄源寺に撮りにいっているのだけど、どこか他にも咲いているところはないかと調べたところ、上半田川町(かみはだがわ)にもポイントがあるという。地図を見ると、瀬戸の奥、上品野よりも更に奥まったところで、ちょっと迷ったのだけど、行ってみることにした。 まあし...

    2012/01/24

    花/植物(Flower/plant)

  • 上野と山田の天満宮をはしご

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 必勝の鉢巻きを巻かれた牛さん。 猛勉強に掛けたのだろうか。 天満宮は学問の神様である菅原道真が祀られているから受験の合格祈願で訪れる人が多いけど、牛は学問とは関係がない。牛は菅原道真のお供でもあり、神の使いでもある。牛さんもまさか自分が必勝の鉢巻きをすることになるとは思わなかったのではないか。 初詣シーズンも終わり、そろそろ上野天満宮も静かになっただろうと出向いてみれ...

    2012/01/23

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • サタデー料理

    PENTAX K-7 + FA 50mm f1.4 今週末は土曜が雨模様で、日曜は晴れ。料理は土曜日にした。 今回も食材優先で、普通の夕飯のようになった。いつもの食材を使って、食べたい味付けにすると、よく似たような料理になるのは必然だ。だから、料理番組や、レシピ本が必要とされる。 メニューさえすんなり決まれば、料理自体はちっとも大変なことはない。メニューを決めてくれて、野菜の皮むきをしてくれて、食べたあとの皿洗いさえして...

    2012/01/22

    料理(Cooking)

  • 雨の東山植物園

    SONY α55 + TAMRON 180mm f3.5 Di 雨もまたよし。 カンザキアヤメ。 ショウブ類は初夏のイメージだから、真冬の今咲いているのを見ると、なんだか季節感が狂う。 故郷は地中海の東部だそうだけど、向こうでも寒い季節に咲いているのだろうか。 雨に濡れるソシンロウバイ。 透過光も美しいけど、雨滴をまとった姿もいい。 スイセンの魅力を再認識している。 水滴を集めて春を待つ。 右手を挙げて、よおっと挨拶しているよ...

    2012/01/21

    花/植物(Flower/plant)

  • 冬景色

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 他 別にくっついて建てる必要はないけれど。 余った写真がたまったので、一回分にまとめることにした。 冬色の並木道。 そんなに慌てて逃げなくても。 林中の画家。 駆ける人。 旭丘小学校。 アオサギ。 住宅地の夕焼け。 孤立する木。 土手の夕景。 ブルーな時間。 夕方の一人ブランコ。 冬景色の中にある孤独感のようなもの。 それもまた、愛しき光景。...

    2012/01/20

    日常写真(Everyday life)

  • 名古屋空港で飛行機撮り

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / SIGMA 170-500mm f5-6.3 廃線歩きのあと、名古屋空港近くに移動して、飛行機撮りをした。 空港の南エリアにはいくつか撮影ポイントがあって、普段はエアフロントオアシスか、空路の真下に当たる道路あたりで撮ることが多い。歩道橋の上からという手もあるのだけど、あそこは人目がありすぎるのと、冬は吹きさらしでちょっと寒すぎる。 今回撮ったのは、エアフロントオアシスから少し東へ行った...

    2012/01/19

    飛行機(Airplane)

  • 小牧基地専用線の廃線跡

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 少し前、名古屋空港近くに廃線跡が残っているというのをネットで知って、訪ねてみることにした。 名古屋空港東の県道102号線(木曽街道)は、これまで何度も車や自転車で通ったことがあるのに、そんなものがあることには気づかなかった。気づいてみれば道路からもはっきり見えている。 航空自衛隊小牧基地専用線は、名鉄小牧線の春日井駅と牛山駅の間にあった豊山貨物駅の分岐線で、小牧基地への...

    2012/01/18

    鉄道(Railroad)

  • 小幡緑地の1月

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / SIGMA 170-500mm f5-6.3 これといった行き先が思いつかないときは小幡緑地へ。自転車で20分の距離で、行けば何かしら撮るものがある。 1月の小幡緑地は、当たり前のようにすっかり冬景色だった。 冬らしくということもあって、今回はモノクロで。...

    2012/01/17

    モノクロ(Monochrome)

  • 大野町散策 <7>

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 大野町散策シリーズも、今回が最終回となった。 海辺まで歩いて、伊勢湾を眺めた。晴れた日は遠くに鈴鹿山脈が見えるそうだ。この日はもやっていて山並みは見えなかった。 世界最古の海水浴場を自認する大野海水浴場は、どこからどこを指すのだろう。このあたりは違うのだろうか。どこかに砂浜があるはずなのだけど。 なかなかに魅力的な町並みだった。 常滑焼の里にも近いし、新舞子マリンパー...

    2012/01/16

    旅/散策(Stroll)

  • 休日の柳橋中央市場

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 自転車で熱田へ向かっていた12月のこと。なにやら雰囲気のある通りに入った。初めて通る道だった。 入り口を見上げると、柳橋中央市場とある。なるほど、ここがそうか。名前だけは聞いていたけど、実際目にしたのはこのときが最初だった。 名古屋駅から歩いて5分ほどの街中にあるとは思えないほどの異空間ぶりだ。この日は日曜で市場が休みだったため、一種ゴーストタウンのような異様な雰囲気に...

    2012/01/16

    名古屋(Nagoya)

  • 大野町散策 <6>

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 大野町の風景が途中のまま、年を越してしまっていた。 残すは今回を入れて2回。あとはもう、写真を並べて終わりとしたい。ちょっと長く引っ張りすぎた感がある。 つづく。...

    2012/01/15

    旅/散策(Stroll)

  • 無難なサタデー

    PENTAX K-7 + FA 50mm f1.4 以前なら1月15日の成人の日までは、なんとなく正月の続きのような気分だったのに、成人の日が移ってしまって以来、1月の季節感がおかしくなってしまった。正月なんてもう遠い昔に思える。 今週は土曜日が料理デーで、日曜は出かけていた。新年2回目となる。 新機軸も思いつかないまま、いつものような料理になった。「マグロとタマネギの卵とじ」 酒、みりん、しょう油、白だし、ショウガ、砂糖、唐...

    2012/01/15

    料理(Cooking)

  • かすかな春の気配

    SONY α55 + TAMRON 90mm f2.8 Di 早春というにはまだまだ早い1月の前半。けれど年が明ければもう、咲き始める花もある。トップバッターは、ロウバイだ。 まだつぼみの数も少ないものの、わずかに開きかけている花がある。春を待てずに先駆ける。 まず咲くことから名付けられたというマンサクは、まだ咲いていなかった。やはり、一番はロウバイということになるだろう。 こちらはソシンロウバイ。芯の部分まで透き通る黄色なの...

    2012/01/14

    花/植物(Flower/plant)

  • 森林公園も冬景色

    SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO / 170-500mm 12月の終わりに続いて、また森林公園へ。 あれからまだ2週間ちょっとなのに、季節は更に進んで、冬真っ盛りの表情になっていた。もうどこにも秋の気配は見いだせない。 今回の目的は、写真を撮ることだけではなかった。 フォトコンに入選したので、賞状と記念品を取りに来るようにという連絡があり、受け取りに行ったのだった。これがローカル・フォトコンのシステムのようだ...

    2012/01/13

    施設/公園(Park)

  • 冬を撮りに海上の森へ

    SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO 冬の寒さはつらい。ときどき腹も立つ。なんでこんなに寒いんだ、と。けど、冬にしか撮れないものもあって、しぶしぶながら冬のよさも認めないわけにはいかない。案外、春が近づいてくると、もうちょっと冬が続いてもいいかなという気持ちになったりもする。 冬の代表的な風景といえば、やはり、雪と氷だろう。クリスマスの雪は風邪で寝込んで撮れなかったけれど、シーズンにもう一回くらい...

    2012/01/12

    森/山(Forest/Mountain)

  • 動物園撮影の楽しみ方

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 冬場、花や虫がいなくなる時期は、動物園がある。動物園もいくらか季節感はあるものの、冬だから撮るものが少なくなるということはない。 この日は気分的に望遠ではなく標準だった。50mmだけでも動物園撮りは楽しめる。 冬の寒さは、シロクマさんにとっては適温だ。心地よさそうに寝そべっていた。夏場のぐったりとした様子とは明らかに違う。 キリンさんを走らせてみた。 この運動場はそこそこ...

    2012/01/11

    動物園(Zoo)

  • サーキットの風景

    SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / 170-500mm クラブマンレースの番外編として、サーキットの風景をお送りします。 F1や鈴鹿8耐なんかとは違って、クラブマンレースやサンデーロードレースは観客も少なく、のんびり見物することができる。どこでも好きなとこへ行けるし、観客席のあるところならどこからでも撮れる。行けば半日くらいサーキットで過ごすことになるので、にわかながらもその間はサーキットの住人になる。3回行って、...

    2012/01/10

    レース(Car race)

  • クラブマンレース最終戦 <3>

    SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3 クラブマンレース最終戦も最後のレースとなった。F4(Formula 4)というカテゴリーのレースで、FJ1600とF3の間のクラスに当たる。その上に、GP2(かつてはF3000)やGP3があり、F2があり、頂点がF1だ。 本格的にレースをするにしても、楽しみながらサーキットを走るにしても、事情は人それぞれで、こういう細かいカテゴリー分けが必要なのだろう。鈴鹿クラブマンレースとしてアマチュアが...

    2012/01/09

    レース(Car race)

  • クラブマンレース最終戦 <2>

    SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3 クラブマンレース、続いてのレースは、EK9とFFチャレンジの混走だった。 前回はこのレースは見ていなくて、今回が初めてだった。ただ、マーチのレースは撮ったので、ハコものの難しさは分かっていた。フォーミュラタイプ以上にスピード感が出しづらい。 結局、どうにもならなかった。次回までにイメージトレーニングをしておかないといけない。 鈴鹿サーキットは、1962年にホンダが建設...

    2012/01/08

    レース(Car race)

  • 新年サンデー

    PENTAX K-7 + FA 50mm f1.4 新年一回目のサンデー料理は、和洋折衷というか、ややとりとめのない取り合わせの料理になった。自分らしいといえばらしい。 去年の始まりと比べて、少しは成長しているのかどうか。今年の終わりはもっと美味しいものを上手に作れるようになっているだろうか。 今年も一年間、週に一度のサンデー料理は続けていこうと思っている。もう少し皿も買って、写真ももうちょっときちんと撮るようにしたい。...

    2012/01/08

    料理(Cooking)

  • クラブマンレース最終戦 <1>

    SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3 去年の12月、クラブマンレース最終戦を撮るため、みたび鈴鹿サーキットへ出向いてった。 レースは朝の9時から行われていて、到着したのは10時過ぎだった。 写真はスーパーツーリングに間に合っていたのか、その次のフォーミュラエンジョイからだったのか、ちょっと分からなくなってしまった。4輪のレースもまだ区別がついていない。 2輪に比べて4輪は、単純に言って被写体が大きい。そ...

    2012/01/07

    レース(Car race)

  • モンキーパークでお猿を撮る

    SONY α55 + MINOLTA APO 100-300mm f4.5-5.6 D 尾崎豊「Oh My Little Girl」の世界。 モンキーパークのヤクザルたち。 去年の秋、寂光院で紅葉を撮ったあと、モンキーパークにも行ってきた。 モンキーパーク、略してモンパも、ずいぶん久しぶりだった。初めて行ったのはまだモノレールが走っているときのことだった。モノレールが廃止になって何年か経っていたから、かなりの歳月が流れている。園内は特に大きな変化はなさそう...

    2012/01/06

    動物園(Zoo)

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少しずつ春

花/植物(Flower/plant)
東山植物園-1

SONY α55 + TAMRON 180mm f3.5 Di



 今年はちょっと植物園に通おうと決めて、週一くらいのペースで向いていっている。一回が2時間くらいなので、園内をゆっくり一周してちょうどいいくらいだ。
 こんな春先では一週間ではあまり変化がないかと思いきや、先週咲いていなかったものが咲き始めていたり、咲いていたものが終わっていたりして、季節の変化の早さに驚かされる。
 1月にこれほど植物園へ行ったことはなかったし、植物の変化を細かく観察したことも初めてのことだ。撮ることは見ることから始まる。通っていれば小さな変化にも気づくし、同じ被写体でも違う写真が撮れる。
 絵画の基礎はデッサンであり、スケッチだ。写真も同じはずなのに、カメラのシャッターを押せば写るから、そういう基本部分を飛ばして先へ進んでしまう。上達したければ、よく観察して、丁寧にスケッチすることをやらなければいけないと、最近思うようになった。



東山植物園-2

 マンサクも咲き始めた。
 来月になれば、早春の花が次々に咲いてくる。梅もそう遠くない。



東山植物園-3

 ソシンロウバイも、どんどん花開いてくる。



東山植物園-4

 気の早い羽虫が地面を元気に歩き回っていた。まだまだ寒いだろうに。



東山植物園-5

 少しずつ春の気配は濃くなってきているとはいえ、季節は真冬の一番寒いときだ。日陰ではこの日も氷が張っていた。



東山植物園-6

 どんな花もそうだけど、スイセンも光を受けて輝いている姿が一番きれいだ。



東山植物園-7

 サンシュユか何かの赤い実。



東山植物園-8

 ムラサキカタバミかなと思ったけど、定かではない。このときは花を閉じていた。



東山植物園-9

 冬の華とでもいいたくなるくらい賑やかな綿毛。



東山植物園-10

 畑にはカブが育っていた。



東山植物園-11

 寒椿。
 相変わらず寒椿のピークが分からない。いつ行ってもまばらに咲いている。



東山植物園-12

 カンザキアヤメは、もう終盤だろうか、終わった花とつぼみだけだった。



東山植物園-13

 不思議な姿をした葉。



東山植物園-14

 葉脈をもっと撮りたい。



東山植物園-15

 春の訪れを告げる花の一つ、菜の花。
 少しずつ春が近づいていることを実感する。

犬山フォトコン表彰式

フォトコン・写真(Photo Contest)
犬山行き-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4



 日曜日の昨日、犬山観光写真コンテストの表彰式に行ってきた。
 地域フォトコンの入選授与もそれぞれで、表彰状と商品券を郵送して終わりだったり、表彰状を渡すから事務所に取りに来るようにというのや、きちんと人を集めて表彰式をするところもある。犬山の表彰式は市長まで出席していた。
 表彰式は別に出なくてもいいのだろうけど、せっかくの機会だし、撮影行きの口実にもなるので、できるだけ出たいと思っている。それよりも重要なイベントがある日なら話は別なのだけど。



犬山行き-2

 廃線になったモノレールの終着駅を写した写真で、観光協会賞というのをいただいた。
 モンキーパークへ行ったときに撮ったもので、このシーンは見た瞬間に、これはいけると確信した場面だった。空模様が曇天で光が差していないのが残念に思ったのだけど、廃駅のしんとした空気感を表現するにはかえってよかったのかもしれない。
 選者さんが各作品を講評しながらコンテストの裏話を交えて1時間話すという、ちょっと異例の表彰式だった。観光写真コンテスト特有の事情なども知ることができて、なかなか得るものが多かった。



犬山行き-3

 せっかくなので、犬山の城下町を少しだけ歩いた。
 このあと、八百津へ行くことにしていたので、散策時間は30分程度だった。
 犬山は何度も行っているし、またあらためて出直すことにする。春の祭りなども訪れることになるはずだ。



犬山行き-4




犬山行き-5




犬山行き-6




犬山行き-7

 犬山城の天守が見えたところで引き返すことにした。
 天気のいい日曜ということで、城下町はけっこう賑わっていた。



犬山行き-8




犬山行き-9




犬山行き-10




犬山行き-11

 岐阜県の八百津町(やおつちょう)は、古い酒蔵などが残る町として、少し前にその存在を知った。
 かつて、名鉄の八百津線があり、八百津はその終着駅の町だった。2001年に八百津線は廃止となり、現在は代替のバスが明智駅前から出ている。
 広見線はmanacaが使えず、新可児駅での乗り換えがちょっとややこしかった。新可児駅の乗り換え改札口で、駅員にmanacaを渡して、次に下りる駅まで申告してmanacaから引き落としてもらい、証明するレシートみたいなものをもらって、列車を降りるときに運転手に渡すという仕組みだった。降りる駅が変わった場合、どうなってしまうのだろう。



犬山行き-12

 東濃バスのYAOバスに揺られて20分ちょっと。終点の八百津ファミリーセンターの3つ手前、八百津港町で降りた。
 鉄道の路線が廃止になるくらいだから、人里離れた山里を思い描いていたら、意外にも町すぎるくらいの町だった。人家も多く、あれこれいろんな店も開いている。陸の孤島のようなところを想像していたから、かなり拍子抜けした。
 八百津での目的は、町並み散策と、もう一つ、旧八百津発電所を撮ることだった。町の写真を撮りつつ旧発電所まで歩いて1時間。そのときの話は、またあらためてということにしたい。

東谷山に登る

森/山(Forest/Mountain)
東谷山-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / TAMRON 180mm f3.5 Di



 東谷山フルーツパークへ行ったとき、東谷山(とうごくさん)にも登ってきた。ちょっと久しぶりだった。
 名古屋市内最高峰の198メートル。たった750メートル、15分の山登りが、けっこうきつく感じられた。
 展望台から見る濃尾平野の風景は、変わっていないといえば変わっていない。細かいところを見れば、ここ数年で変化はいろいろあるのだろうけど。



東谷山-2

 山頂には、尾張戸神社(おわりべじんじゃ)がある。
 この地方を支配していた尾張氏との関係が深い神社で、延喜式にも載っている式内社だ。
 東谷山の中腹で、いくつかの古墳が見つかっている。



東谷山-3

 年明け間もないということで、しめ縄などが新しくなっていた。
 手水舎の覆いも新しく造り直されていた。
 15分とはいえ山歩きなので、お世話をする人も大変だ。



東谷山-4

 ここまで登ってきて絵馬を奉納する人は多くないらしい。
 そもそも無人の神社のどこで絵馬を手に入れたのかという疑問も残る。三が日くらいは誰かが常駐しているのだろうか。



東谷山-5

 展望台の正面やや左手に、王子製紙の工場が見える。
 煙をもくもくと吐き出す姿が印象的だ。



東谷山-6c

 左方向には、名古屋駅のビルが並んでいる。まだまだスカスカだ。
 背景には雪をかぶった山脈がある。もっと空気が澄んでいたらはっきり見えるはずだ。
 御在所とか、伊吹山とか、そっち方面だろう。



東谷山-7

 ずっと左遠方でも煙を上げている。四日市の工場じゃないかと思う。



東谷山-8

 正面の山脈も、見えそうで見えないのがもどかしい。
 夕焼け空のときに撮ってみたいけど、自転車での道のりと山登りを考えると、気持ちが向かわない。



東谷山-9

 山並みと街並み。
 高さはそれほどないものの、びっちりと建物が詰まっている。



東谷山-10

 小牧山が見えた。平野にひょっこり小山が目立つ。
 小牧長久手の戦いでは、家康軍が小牧城に陣取った。
 一方の秀吉軍は、いったん犬山城に入ったあと、楽田を本陣にして、両者はにらみ合うことになる。
 東谷山から見れば、小牧城は丸見えなのに、戦国時代の表舞台に東谷山は登場しない。有力者の陣や砦があったという話は聞かない。戦略的な問題だったのか、何か別の理由があったのか。



東谷山-11

 期待した夕焼けは見られず。日没が近づき、青い時間帯になった。



東谷山-12

 空をいく自衛隊機。



東谷山-13

 わずかに赤く残った空と、明かりがともり始めた街並みを見て、下山することにした。
 ここは夜景ポイントでもあるのだけど、夜になると真っ暗なので、少なくとも懐中電灯は持参でないと危ない。何の準備もしてなかったので、暗くなる前に下りた。
 またすぐにでも行きたいような、しばらくは行きたくないような。

いつものようにサタデー料理

料理(Cooking)
サタデー1

PENTAX K-7 + FA 50mm f1.4



 今週も料理は土曜日だった。ここ最近は土日ともに天気のいい週末が続いている。というより、名古屋はこの冬、雨が少ない。どか雪が降っている地方もあるようなのに、雪も12月に一回降っただけだ。よく降った去年と比べると、今年は拍子抜けするほどだ。
 名古屋に降らないのなら、雪があるところへ出向いて行くしかない。そうこうしてると、もう2月だ。
 今週も食材ありきの料理で、食べたい味付けにしたら、いつものようになった。それなりに緑を意識したつもりなのに、結果的には茶色が強い料理になった。脱茶色料理の道のりは遠い。



サタデー2

「マグロと揚げ長芋の甘辛煮」
 酒、みりん、しょう油、白だし、豆板醤、唐辛子、ショウガ、砂糖、塩、コショウ、長ネギの刻みのたれを作り、マグロをつける。
 長芋は細切りにして、カタクリ粉をまぶし、油で揚げる。
 たれつきのままマグロをざっと湯がいて、色がついたら長芋を入れて、全体に馴染ませながら温める。
 刻みノリを振りかけて完成。



サタデー3

「揚げタコの辛子しょう油マヨネーズソースがけ」
 茹でタコをぶつ切りにして、水分を拭き取る。揚げるときにはねやすいので、念入りに。
 カタクリ粉と小麦粉を混ぜて、タコにまぶす。
 タコは火が通っているので、揚げ時間は短めにする。揚げすぎると固くなる。
 ソースは、オリーブオイル、マヨネーズ、からし、砂糖、塩、コショウを混ぜ合わせて作る。
 キャベツの刻みと一緒に食べる。



サタデー4

「鶏肉と野菜のケチャップソース和え」
 酒、みりん、だしの素、水に、鶏肉、ジャガイモ、ニンジンを入れて、湯がく。
 最初は強火で、アク取りをして、中弱火にして、柔らかくなるまで煮る。
 ごま油でタマネギを炒め、野菜類を追加する。後半でアスパラも加える。
 酒、砂糖、しょう油、中華の素、ケチャップ、オイスターソース、塩、コショウで味をつけながら炒める。

 とまあ、こんな感じでいつものように作って食べたサタデー料理だった。

東谷山フルーツパークで春野草

花/植物(Flower/plant)
東谷山-1

SONY α55 + TAMRON 180mm f3.5 Di



 早春の野草を求めて東谷山(とうごくさん)フルーツパークへ行ってきた。
 街中ではまだまだ春の気配は感じられないものの、果樹園などの肥沃な土地には一足早く春の野草たちが顔を出し始める。
 しだれ桜で有名なフルーツパークは、いまだ冬の中といった感じで、訪れている人も少ない。それでも、地面にしゃがんで、よくよく目をこらしてみれば、あちらにもこちらにもお馴染みの花たちを見つけることができる。
 野草撮りは、そんな1月、2月が一番楽しい時期かもしれない。春になってしまえば、花が咲いているのが当たり前になって、ありがたみが薄れるものだから。



東谷山-2

 ホトケノザは、春の野草のトップバッターといっていい存在だ。何故か秋に咲いていることもあるけど、春先一番に見つかるのはこの花のことが多い。



東谷山-3

 曇り空で閉じているものが多かったけど、オオイヌノフグリも咲いてきていた。
 ヒメオドリコソウはもう少しあとになるだろうか。



東谷山-4

 春の七草の一つ、ナズナ。
 昔は若苗を食べたそうだけど、花が咲く頃にはもう遅いのかもしれない。



東谷山-5

 四季桜とプレートにあったと思う。
 四季桜といえば、小原村が有名だ。あれと同じ種類ということだろうか。



東谷山-6

 秋にはピンク色になるマユミの実。冬になるとパカッと開いて種を落とす。



東谷山-7

 枯れ葉の色が気に入った。こんな色の服とか靴とかに惹かれる。



東谷山-8

 流れに沈むモミジの枯れ葉。
 モミジの葉は、この時期でもまだけっこう残っている。



東谷山-9

 綿毛はまだまだ撮りたい。もっと魅力的に撮れるような気がしている。



東谷山-10

 水の流れに。



東谷山-11

 春はまだしばらく先だから、今から追い求めすぎると、いざ春が来たときにはもう飽きてしまうなんてことにもなりかねない。今はもう少し冬らしい光景を撮っていきたい。
 雪が降るふるといいつつなかなか積もるほど降らない名古屋なのだった。

新春鈴鹿ゴールデントロフィーレース<2>

レース(Car race)
ゴールデントロフィー2-1

SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3



 新春鈴鹿ゴールデントロフィーレースの続きを。
 前回とは車の顔ぶれが変わっている。たぶん、クラスが違っていたのだろうと思う。
 この日行われたのは、ヒストリックPSクラス、ヒストリックF・TSクラス、ヒストリック50分耐久、ネオヒストリックというものだった。レギュレーションなどは理解していない。
 メンバーが替わったこのときも、ほとんど知らない車種ばかりだった。私が知っているのは、主に80年代以降の国産車だ。
 ここからは流し撮り中心に切り替えた。練習走行に加えて、本番でも15周のレースだったから、たっぷり練習できた。
 ところどころでND8フィルタをはめて、低速シャッター流しをやっている。
 いろいろ試してみて、1/50秒で、わずかにレンズを振るという撮り方が一番上手くいくことが分かった。今まで大きく振り回しすぎていた。コンパクトにちょっと振るだけで結果として流し撮り写真になる。
 更に低速シャッターの場合は、ずっと手前からコンティニュアスAFで追いかけて、車のスピードとシンクロさせながら流し撮りすると上手く止まる。
 4輪の箱車の場合、ピントはヘッドライトあたりに合わせるのが正解なのか、ドライバーあたりに合わせた方がいいのかは、ちょっと判断に迷う。フォーミュラの場合はヘルメットに合わせるのが基本らしいのだけど。



ゴールデントロフィー2-2

 左ハンドルでなければ、日本の古い車と思ってしまう。
 トヨタ博物館で、少しは旧車も撮っているのに、知らない車ばかりだ。



ゴールデントロフィー2-3

 古いベンツはサーキットでもかなり走れるらしい。
 ドイツ車は頑丈そうだし。



ゴールデントロフィー2-4

 もうこの頃には車種のことを気にするよりも、流し撮りの成功を第一に考えていた。



ゴールデントロフィー2-5

 なんだかすごいのがいた。
 帰ってきてからネットでたまたま知ることになったのだけど、ローラ・T70というものらしい。
 近未来車のようなデザインも、今から40年以上前に作られたものだ。



ゴールデントロフィー2-6

 旧車同士ということもあり、オーバーテイクは安全第一だ。レース本番でも、激しい競り合いのようなことはほとんど見られない。



ゴールデントロフィー2-7

 これはわりと最近の車っぽいけどどうなんだろう。



ゴールデントロフィー2-8

 車体を傾けながらコーナーを曲がっていく姿が、ちょっとキュートに思える。



ゴールデントロフィー2-9

 形からして、フォルクスワーゲンなんだろうか。もしかしてポルシェとか。



ゴールデントロフィー2-10

 車種が分からないのは、外国車が多いからというのもあった。古いものでも、国産ならもう少し分かるはずだ。



ゴールデントロフィー2-11

 縦位置流しにも可能性を見た。



ゴールデントロフィー2-12

 超低速シャッターで。



ゴールデントロフィー2-13

 この頃はまだ練習走行だったと思う。レースは午後からだった。



ゴールデントロフィー2-14

 たくさん撮ってきたので、このシリーズはまだしばらく続く。

新春鈴鹿ゴールデントロフィーレース<1>

レース(Car race)
ゴールデントロフィー1-1

SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3



 1月15日に、新春鈴鹿ゴールデントロフィーレースを撮りにいってきた。
 カテゴリーとかはよく分からないのだけど、とにかく旧車がたくさん集まってレースや練習走行をするというものだった。普段のクラブマンレースとはかなり違う雰囲気だった。鈴鹿サーキットの新年は、このゴールデントロフィーレースから始まる。第一回は1966年というから、歴史は古い。
 この日は少し到着が遅れ、11時を回ったところだった。午前中のトライアルが1本終わって、練習走行をしているところだった。
 レースは東コースで行われ、最初は最終コーナーの出口あたりで撮っていた。
 旧車は詳しくないので、車種はよく分かっていない。先頭がミニクーパーというくらいは分かるけど。



ゴールデントロフィー1-2

 すごくむき出しな感じで、これぞオープンカーだ。
 冬場はすごく寒そうだけど、この日はわりと暖かかった。



ゴールデントロフィー1-3

 旧車好きにはたまらない車もたくさんいたのだろう。
 私の興味はもっぱら撮ることに集中していた。



ゴールデントロフィー1-4

 なんだか見たこともないような車が次々に登場する。



ゴールデントロフィー1-5

 このときはコンパクトカーが多かった。



ゴールデントロフィー1-6

 そういえば街を走っているミニが少なくなった気がする。一昔前は、けっこうミニも多かった。



ゴールデントロフィー1-7

 ランボルギーニ・ミウラとカウンタック LP400のツーショット。
 少年時代のスーパーカーブームを思い出す。



ゴールデントロフィー1-8

 練習走行では助手席に人を乗せて走ってもいいようだった。トライアルになると本番モードで、ドライバーのみとなる。



ゴールデントロフィー1-9

 レースをするような車じゃなさそうな車種も走っていた。
 これは古いメルセデスだ。



ゴールデントロフィー1-10

 ナンバープレートは一応画像処理したけど、プレートがついている車もけっこうあった。ということは、公道も走れるということだ。



ゴールデントロフィー1-11

 少しずつ場所を移動して、第2コーナーやS字、逆バンクなんかでも撮る。



ゴールデントロフィー1-12

 最初は車をコレクションするように全部を撮っていたのだけど、そのうち流し撮りに移っていった。



ゴールデントロフィー1-13

 フェラーリなんかもいた。



ゴールデントロフィー1-14

 午後からは4つのヒストリックレースが行われ、たっぷり撮ることができた。ここまではウォーミングアップで、次回の分から本腰を入れての撮影となった。

岩屋堂水風景

海/川/水辺(Sea/rive/pond)
岩屋堂-1

SONY α55 + TAMRON 180mm f3.5 Di



 岩屋堂で撮った水風景を。



岩屋堂-2




岩屋堂-3




岩屋堂-4




岩屋堂-5




岩屋堂-6




岩屋堂-7




岩屋堂-8




岩屋堂-9




岩屋堂-10




岩屋堂-11




岩屋堂-12




岩屋堂-13

 表情豊かな水の姿は、とても魅力的だ。

金峯神社でセリバオウレン撮り初め

花/植物(Flower/plant)
金峯神社-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / TAMRON 180mm f3.5 Di



 1月も後半になって、そろそろセリバオウレンのことが気になりだした。
 例年、2月くらいに瀬戸岩屋堂の浄源寺に撮りにいっているのだけど、どこか他にも咲いているところはないかと調べたところ、上半田川町(かみはだがわ)にもポイントがあるという。地図を見ると、瀬戸の奥、上品野よりも更に奥まったところで、ちょっと迷ったのだけど、行ってみることにした。
 まあしかし、自転車で行くところではなかった。尾張瀬戸駅を過ぎてからは上り坂に次ぐ上り坂で、20キロ2時間という距離以上に遠く感じられた。もうちょっと行けば、岐阜県の県境だ。そんなところまで自転車で行ってる場合じゃない。おかげで、足首がどうにかなってしまった。しばらく遠出は控えよう。
 そんな苦心の末にようやく辿り着いたにもかかわらず、私を迎えてくれたのは、わずか3つ、4つのセリバオウレンだった。どうやらタイミングが早すぎたようだ。
 ここは12月から咲き始めるらしいのだけど、本格的に咲き揃うのは、やはり2月なのだろう。まだやっと咲き始めたばかりといった感じだった。



金峯神社-2

 セリバオウレンが咲いているのは、金峯神社の境内という曖昧な情報だった。
 行けばなんとかなるだろうと思ったけど、先客さんがいなければなんともならなかったかもしれない。
 場所は、鳥居の向かって右手前の一角で、セリバオウレンを見慣れている私でも、見つけるのに時間がかかった。しゃがんでよくよく見渡さないと見つからない。花よりも特徴的な葉っぱを探した方が早い。
 他にも咲いている場所はあるのかもしれないけど、見つけることはできなかった。
 花の撮影は後回しにして、まずは神社さんに挨拶していくことにした。
 金峯神社は、おそらく「きんぶ」と読むのだと思う。奈良県吉野の金峯神社から勧請したものだろう。
 祭神は吉野と同じなら、金山毘古神(かなやまびこのかみ)ということになる。鉱山にまつわる神だから、このあたりも昔は何か鉱物でも採れたのだろうか。
 少し離れた場所に、白山神社がある。



金峯神社-3




金峯神社-4




金峯神社-5




金峯神社-6




金峯神社-7




金峯神社-8




金峯神社-9




金峯神社-10




金峯神社-11

 参拝を済ませて、セリバオウレン撮影に移る。
 しかし、何しろ咲いている花が3つ、4つなので、選択の余地が少ない。あれこれイメージをして行ったものの、思い通りにはならなかった。



金峯神社-12




金峯神社-13




金峯神社-14

 帰りに浄源寺も行ってみたら、あちらはまったく咲いていなかった。今年はいつもの年よりも遅いように思う。
 2月の中旬に出直すことにする。
 それでももう、野草シーズンは始まった。立春も、そう遠くない。

上野と山田の天満宮をはしご

神社仏閣(Shrines and temples)
天満宮-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4



 必勝の鉢巻きを巻かれた牛さん。
 猛勉強に掛けたのだろうか。
 天満宮は学問の神様である菅原道真が祀られているから受験の合格祈願で訪れる人が多いけど、牛は学問とは関係がない。牛は菅原道真のお供でもあり、神の使いでもある。牛さんもまさか自分が必勝の鉢巻きをすることになるとは思わなかったのではないか。
 初詣シーズンも終わり、そろそろ上野天満宮も静かになっただろうと出向いてみれば、日曜日ということもあって、たくさんの参拝客で賑わっていた。子供連れの親子が多かったから、やはり受験にまつわる願い事をするために訪れていたのだろう。



天満宮-2

 ちょっと遊ばれている感のある手水舎の龍。



天満宮-3

 こんなところに単語帳を忘れていくとは、先が思いやられる。
 それとも、もう全部暗記したから奉納していったか。




天満宮-4

 写真を見て気づいたけど、左の牛と右の牛は素材が違っている。
 右もしっかり必勝鉢巻きだ。



天満宮-5

 木の枝におみくじ。



天満宮-6

 神社の人気度は、結ばれているおみくじと、かかっている絵馬の数で分かる。
 上野天満宮はテレビCMも流しているくらい商売上手で、人気の高い神社だ。



天満宮-7

 梅林の梅はまだ咲いていなかった。



天満宮-8

 次々と人が訪れる。



天満宮-9

 天満宮つながりということで、山田天満宮にも行くことにした。



天満宮-10

 こちらもなかなかの人気神社で、訪れる人は多い。
 受験関連だけでなく、銭洗いとか、商売関係の御利益でも知られている。



天満宮-11

 ここの牛さんは必勝鉢巻きはしていなかった。
 代わりに紅白のしめ縄で首飾りをしてもらっていた。



天満宮-12

 書道の神様でもある菅原道真なので、筆関連のあれこれもある。
 三本はちょっと寂しい。今は日常的に筆を使う人が少なくなった。年末にはもっと集まっていたのかもしれない。



天満宮-13

 今年は知り合いの受験生もいないので、個人的な合格祈願はしていない。挨拶に行っただけだった。
 願い事はなくても、馴染みのある神社には年に一度くらいは行っておいた方がいいかもしれない。天神つながりでいえば、桜天神も行っておかないと。そのうち行くことにしよう。

サタデー料理

料理(Cooking)
サタデー1

PENTAX K-7 + FA 50mm f1.4



 今週末は土曜が雨模様で、日曜は晴れ。料理は土曜日にした。
 今回も食材優先で、普通の夕飯のようになった。いつもの食材を使って、食べたい味付けにすると、よく似たような料理になるのは必然だ。だから、料理番組や、レシピ本が必要とされる。
 メニューさえすんなり決まれば、料理自体はちっとも大変なことはない。メニューを決めてくれて、野菜の皮むきをしてくれて、食べたあとの皿洗いさえしてもらえるのなら、料理は楽しいだけのものだ。



サタデー2

「ダイコンとエビの和風煮」
 ダイコンは米のとぎ汁で下茹でして、あく抜きをする。
 エビの下処理をして、塩、コショウ、酒でもむ。
 酒、みりん、白だし、水で、ダイコンとエビを煮る。エビが固くならないように、ここでの煮込み時間は短めにする。
 下茹でしておいたブロッコリーを加える。
 塩、コショウ、白だしで味を調え、水溶きカタクリ粉を回し入れて、とろみをつける。



サタデー3

「ナスと鶏肉の甘辛炒め」
 ナスは乱切りにして、水に浸ける。
 ごま油で、豆板醤、ショウガを炒める。
 鶏肉、タマネギ、ニンジンを入れて、更に炒める。
 トマトを追加。
 酒、みりん、しょう油、中華の素、砂糖、塩、コショウ、唐辛子で味付けをする。
 少し水を加え、焼き煮にする。
 ナスがしっかり柔らかくなったら完成。
 レタスと一緒に食べる。



サタデー4

「ちくわリングの山芋揚げ」
 山芋を細切りにする。
 ビニール袋にカタクリ粉と一緒に入れ、振って粉をまぶす。
 輪切りにしたちくわに、山芋を詰めて、揚げる。
 酒、みりん、しょう油、白だし、水、砂糖、塩、コショウ、唐辛子をひと煮立ちさせて、のりを刻み入れる。
 美味しいけど手間がかかるのが難点なので、普通にかき揚げにした方が楽だ。
 山芋は炒めるよりも揚げた方が美味しいと思う。
 ちくわリングはアイディアとしてはなかなかのもので、応用も利く。いろんなものを詰めて揚げれば、面白い一品になるし、弁当のおかずにもいいかもしれない。

 そんなサタデー料理。

雨の東山植物園

花/植物(Flower/plant)
雨の植物園-1

SONY α55 + TAMRON 180mm f3.5 Di



 雨もまたよし。



雨の植物園-2

 カンザキアヤメ。
 ショウブ類は初夏のイメージだから、真冬の今咲いているのを見ると、なんだか季節感が狂う。
 故郷は地中海の東部だそうだけど、向こうでも寒い季節に咲いているのだろうか。



雨の植物園-3

 雨に濡れるソシンロウバイ。
 透過光も美しいけど、雨滴をまとった姿もいい。



雨の植物園-4

 スイセンの魅力を再認識している。



雨の植物園-5

 水滴を集めて春を待つ。



雨の植物園-6

 右手を挙げて、よおっと挨拶しているように見えるけど、そうじゃない。
 目が雨に濡れるのがイヤなようで、しきりに手を使って水をぬぐっていた。
 しかし、このアブだかハエだかは、去年の生き残りなのか、今年早々に生まれたやつか。



雨の植物園-7

 鯉にとって雨はどんなものなんだろう。



雨の植物園-8

 水滴の風景。



雨の植物園-9

 雨に濡れたモミジの絨毯。
 そこから顔を出す緑の新芽。



雨の植物園-10

 綿毛も水を吸って重たそう。旅立ちには向かない日だ。



雨の植物園-11

 冬の竹。



雨の植物園-12

 雨は降り続く。久しぶりにまとまった雨になった。

冬景色

日常写真(Everyday life)
余り写真-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 他



 別にくっついて建てる必要はないけれど。

 余った写真がたまったので、一回分にまとめることにした。



余り写真-2

 冬色の並木道。



余り写真-3

 そんなに慌てて逃げなくても。



余り写真-4

 林中の画家。



余り写真-5

 駆ける人。



余り写真-6

 旭丘小学校。



余り写真-7

 アオサギ。



余り写真-8

 住宅地の夕焼け。



余り写真-9

 孤立する木。



余り写真-10

 土手の夕景。



余り写真-11

 ブルーな時間。



余り写真-12

 夕方の一人ブランコ。

 冬景色の中にある孤独感のようなもの。
 それもまた、愛しき光景。

名古屋空港で飛行機撮り

飛行機(Airplane)
名古屋空港-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / SIGMA 170-500mm f5-6.3



 廃線歩きのあと、名古屋空港近くに移動して、飛行機撮りをした。
 空港の南エリアにはいくつか撮影ポイントがあって、普段はエアフロントオアシスか、空路の真下に当たる道路あたりで撮ることが多い。歩道橋の上からという手もあるのだけど、あそこは人目がありすぎるのと、冬は吹きさらしでちょっと寒すぎる。
 今回撮ったのは、エアフロントオアシスから少し東へ行った小さな公園の滑り台の上だった。冬場ということで、ちびっこどこか人っ子一人いないので、滑り台を独占できる。少し高さもあるので、フェンスの上から撮れるのもいいし、背景にはちょうど雪山を持ってくることができる。
 地図で調べたところ、角度的にみて両白山地(りょうはくさんち)ではないかと思う。岐阜と福井の県境にある山脈だ。
 このポイントで日没まで粘ってみることにした。



名古屋空港-2

 名古屋空港と小牧基地は、同じ敷地内にあって、滑走路は横に並んでいる。なので、自衛隊機も頻繁に飛んでいる。
 セントレアができるまでは、この上空をジャンボジェットなどもひっきりなしに飛んでいた。あの頃はうるさいだけとしか感じていなかったけど、今となっては懐かしい。



名古屋空港-3

 現在、名古屋空港に離発着する定期便の旅客機は、国内線のFDA(フジドリームエアラインズ)だけとなっている。少し前まで飛んでいたJALが撤退して、代わりにFDAが就航した。
 しかし、なにしろ本数が少ない。1時間に出発と到着とあわせて2本程度なので、その間がなかなかに退屈だ。
 このときは15:35の到着便が済んだあとで、16:35の到着便を待っていた。そしたら、16:22くらいに早くも飛んできてしまった。すっかり油断していて対応が遅れた。10分以上も早く到着することもあるのか。
 このあとは16:55の出発を待つしかなくなった。



名古屋空港-4

 うちの近所でも飛んでいるところをよく見る自衛隊の輸送機。たぶん訓練飛行してるのだと思う。



名古屋空港-5

 着陸。



名古屋空港-6

 小さな単発機がやってきたりもする。



名古屋空港-7

 ヘリコプターとかも。



名古屋空港-8

 これは少し大きめ。
 かなり近い距離で撮っているので、500mmは持て余す。少しズームを引いて対処する。



名古屋空港-9

 着陸態勢。



名古屋空港-10

 共立航空。
 これはたぶん、空撮のための飛行をやっている会社だと思う。
 空撮も一度やってみたいけど、自分の好きなところを飛べるわけではないようだし、費用もかなりのものだ。なかなか気軽にはできない。



名古屋空港-11

 お待ちかね、FDAの出発となった。



名古屋空港-12

 これを見送ったところで撮影終了とした。そろそろ日没時間で、暗くなりかけていた。

 撮影ポイントは他にもいくつかあって、北端の小針公園や、西の神明公園なんかが人気となっている。
 ぬくぬく撮りたければ、エアポートウォークからという手もある。ただ、室内のガラス越しになってしまうのが難点だ。表に出ると、金網のフェンスがある。
 国内線の送迎デッキはまだ行ったことがないので、今度行ってみることにする。

小牧基地専用線の廃線跡

鉄道(Railroad)
小牧基地専用線-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4



 少し前、名古屋空港近くに廃線跡が残っているというのをネットで知って、訪ねてみることにした。
 名古屋空港東の県道102号線(木曽街道)は、これまで何度も車や自転車で通ったことがあるのに、そんなものがあることには気づかなかった。気づいてみれば道路からもはっきり見えている。
 航空自衛隊小牧基地専用線は、名鉄小牧線の春日井駅と牛山駅の間にあった豊山貨物駅の分岐線で、小牧基地への航空燃料輸送のために旧日本陸軍が敷いた線路だった。完成したのは戦後になってからだそうだ。
 昭和48年まで使われたとのことで、廃止から40年近くが経っている。それでもまだ線路が残ったままなのは、もともと陸軍のもので、現在は防衛省の管轄という理由もあるかもしれない。 
 場所は、春日井駅と牛山駅のちょうど中間あたりで、102号線を走っていれば左右に線路があるのが分かるはずだ。住所でいうと、春日井上ノ町になる。



小牧基地専用線-2

 入っていっていいのかどうか、若干躊躇しつつも、名鉄小牧線近くの東側から歩いてみることにした。
 このあたりは住宅地になっていて、線路脇も踏み跡があったり、スペースに車がとまっていたりしているところをみると、住人の抜け道のように使われているものと想像できる。
 立ち入り禁止などとは書かれていない。



小牧基地専用線-3

 名鉄の列車が走っていく。
 うっかりしていると、あの列車がこちらに入ってくるんじゃないかと錯覚してしまうほど、線路はしっかり残っている。



小牧基地専用線-4

 枕木も姿をとどめている。



小牧基地専用線-5

 102号線を超えると、線路は分岐して複線になる。



小牧基地専用線-6

 そのまま小牧基地の方に線路は向かう。



小牧基地専用線-7

 架線柱もそのままになっている。
 信号機もあったそうだけど、見逃してしまった。



小牧基地専用線-8

 ほどなくフェンスが現れ、唐突に線路は終わる。
 この向こうは小牧基地だ。線路は続いていない。



小牧基地専用線-9

 切断されている。



小牧基地専用線-10

 線路は直線距離で300メートルほどだろうか。



小牧基地専用線-11

 線路好きとしては、なかなか情緒的で気に入った。



小牧基地専用線-12

 ちょっと面白いものを見ることができた。
 廃線マニアというのではないけど、またチャンスがあればどこかで廃線跡を撮りたい。

小幡緑地の1月

モノクロ(Monochrome)
小幡緑地-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / SIGMA 170-500mm f5-6.3



 これといった行き先が思いつかないときは小幡緑地へ。自転車で20分の距離で、行けば何かしら撮るものがある。
 1月の小幡緑地は、当たり前のようにすっかり冬景色だった。
 冬らしくということもあって、今回はモノクロで。



小幡緑地-2





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小幡緑地-12


大野町散策 <7>

旅/散策(Stroll)
大野町7-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4



 大野町散策シリーズも、今回が最終回となった。
 海辺まで歩いて、伊勢湾を眺めた。晴れた日は遠くに鈴鹿山脈が見えるそうだ。この日はもやっていて山並みは見えなかった。



大野町7-2

 世界最古の海水浴場を自認する大野海水浴場は、どこからどこを指すのだろう。このあたりは違うのだろうか。どこかに砂浜があるはずなのだけど。



大野町7-3




大野町7-4




大野町7-5




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大野町7-7




大野町7-8




大野町7-9




大野町7-10




大野町7-11

 なかなかに魅力的な町並みだった。
 常滑焼の里にも近いし、新舞子マリンパークやセントレアとあわせて訪ねてもいい。

休日の柳橋中央市場

名古屋(Nagoya)
柳橋中央市場-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4



 自転車で熱田へ向かっていた12月のこと。なにやら雰囲気のある通りに入った。初めて通る道だった。



柳橋中央市場-2

 入り口を見上げると、柳橋中央市場とある。なるほど、ここがそうか。名前だけは聞いていたけど、実際目にしたのはこのときが最初だった。
 名古屋駅から歩いて5分ほどの街中にあるとは思えないほどの異空間ぶりだ。この日は日曜で市場が休みだったため、一種ゴーストタウンのような異様な雰囲気に包まれていた。



柳橋中央市場-3

 看板を見ると、それっぽい店や問屋が並んでいることに気づく。



柳橋中央市場-4

 しかし、見事に一軒も開いていない。完全に起きているか、完全に寝ているのか、スイッチのオンとオフみたいな町なのだろう。
 市場と思わなければ、すたれたシャッター通りに見える。



柳橋中央市場-5

 シャッターが閉じていると、やっている店なのかどうか、判断がつきにくい。



柳橋中央市場-6

 屋上に鳥居が見えた。お稲荷さんだろう。



柳橋中央市場-7

 愛知県水難救済会支援自販機というのも初めて見た。



柳橋中央市場-8

 自販機に貼ってあった市場カレンダー。
 日曜以外は、水曜日に変則的な休日があるようだ。



柳橋中央市場-9

 初めて目にしたのがこの姿なので、活気があるときの様子が想像できない。
 一番賑わっているのは早朝なのだろうけど、カメラを持って観光気分で行ってはいけないような気もする。怒鳴りつけられるか、台車にはじき飛ばされそう。
 でも、安い魚などを買いに一般のお客も訪れるそうだから、買い物が目的なら平気なはずだ。チャンスがあれば、朝の様子をのぞいてみたい。

大野町散策 <6>

旅/散策(Stroll)
大野町6-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4



 大野町の風景が途中のまま、年を越してしまっていた。
 残すは今回を入れて2回。あとはもう、写真を並べて終わりとしたい。ちょっと長く引っ張りすぎた感がある。



大野町6-2




大野町6-3




大野町6-4




大野町6-5




大野町6-6




大野町6-7




大野町6-8




大野町6-9




大野町6-10

 つづく。

無難なサタデー

料理(Cooking)
サタデー1

PENTAX K-7 + FA 50mm f1.4



 以前なら1月15日の成人の日までは、なんとなく正月の続きのような気分だったのに、成人の日が移ってしまって以来、1月の季節感がおかしくなってしまった。正月なんてもう遠い昔に思える。
 今週は土曜日が料理デーで、日曜は出かけていた。新年2回目となる。
 新機軸も思いつかないまま、いつものような料理になった。



サタデー2

「マグロとタマネギの卵とじ」
 酒、みりん、しょう油、白だし、ショウガ、砂糖、唐辛子で、タマネギを炒める。
 酒、塩、コショウを振ってしばらく置いたマグロを追加投入する。
 最後に溶き卵を回し入れ、少し加熱したら火を止める。
 刻み海苔を乗せたら完成。



サタデー3

「エビと豆腐の甘辛煮」
 ごま油で、刻み長ネギ、ショウガ、豆板醤を炒める。
 下処理したエビを入れる。
 酒、みりん、しょう油、中華の素、砂糖、塩、コショウで、やや濃いめの味付けをする。
 サイコロ切りした絹ごし豆腐を追加する。
 このまましばらく煮込む。
 終盤で、水溶きカタクリ粉を入れ、全体にかき混ぜたらできあがり。
 刻んだ青ネギを添える。



サタデー4

 細切りにしたジャガイモ、ニンジン、ちくわを、オリーブオイルで炒める。
 切り分けたトマトを入れる。
 酒、みりん、しょう油、コンソメの素、砂糖、からし、塩、コショウ、ケチャップで味付けをする。
 最後の方で、とろけるチーズを加える。
 軽く湯がいたアスパラを加え、パセリ粉を振る。

 無難な仕上げということもあり、晩ご飯としては申し分ないものだった。
 ジャガイモのやつは特に美味しかったので、オススメ。

かすかな春の気配

花/植物(Flower/plant)
植物園-1

SONY α55 + TAMRON 90mm f2.8 Di



 早春というにはまだまだ早い1月の前半。けれど年が明ければもう、咲き始める花もある。トップバッターは、ロウバイだ。
 まだつぼみの数も少ないものの、わずかに開きかけている花がある。春を待てずに先駆ける。
 まず咲くことから名付けられたというマンサクは、まだ咲いていなかった。やはり、一番はロウバイということになるだろう。



植物園-2

 こちらはソシンロウバイ。芯の部分まで透き通る黄色なので、見栄えがいい。



植物園-3

 スイセンも今くらいがシーズンということになる。春まで長く咲くけど、冬が似合う。



植物園-4

 タンポポは年中無休だ。



植物園-5

 居残り組の綿毛。



植物園-6

 たかがタンポポなんていうとタンポポに失礼だけど、ありふれた花であるタンポポにしてこの繊細な美しさ。自然というのは贅沢なものだと思う。



植物園-7

 寒椿もシーズンを迎えている。
 ただ、品種によってまったく咲いていないものもあり、終わったようなものもあって、ピークがいつなのかはよく分からない。つぼみをたくさん準備しているやつもあるから、まだこれから咲いてくるようだ。



植物園-8

 椿も品種が多く、可憐なものや、バラに匹敵するようなものまで幅広い。



植物園-9

 コブクザクラは、秋から冬にかけて咲く桜だ。もう後半といったところだろうか。



植物園-10

 わずかに残ったモミジの葉。



植物園-11

 紅葉を追いかけていたのが、遠い昔に思える。まだあれからひと月しか経っていないのに。



植物園-12

 落葉フリージング。



植物園-13

 凍てついた白。



植物園-14

 冬が深まる中、遠くに春の気配を感じる。
 そんな1月前半の東山植物園。

森林公園も冬景色

施設/公園(Park)
森林公園-1

SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO / 170-500mm



 12月の終わりに続いて、また森林公園へ。
 あれからまだ2週間ちょっとなのに、季節は更に進んで、冬真っ盛りの表情になっていた。もうどこにも秋の気配は見いだせない。
 今回の目的は、写真を撮ることだけではなかった。



森林公園-2

 フォトコンに入選したので、賞状と記念品を取りに来るようにという連絡があり、受け取りに行ったのだった。これがローカル・フォトコンのシステムのようだ。郵送してくれれば話は早いのだけど。
 まあでも、他の展示作品も見たかったし、植物園の入場料もタダにしてくれたから、行って損はなかった。2月には愛知県庁でも展示するらしい。
 なんだか、ローカル・フォトコンのタイトルコレクターみたいになっている。全国区の大きなフォトコンはまだ届かない。



森林公園-3

 冬の芝生広場。



森林公園-4

 ナンテンか何かの赤い実が大量になっている。冬枯れの木々との対比が面白い。



森林公園-5

 葉が茂っていたときには分からなかった枝振りが、冬になると丸裸に晒される。その姿に、ちょっと圧倒されるような思いがする。




森林公園-6

 冬の光が降り注ぐ。



森林公園-7

 飛ぶカワウ。
 ミコアイサもいたけど、相変わらず遠い。



森林公園-8

 カイツブリが、ちゃぷんと潜ったところ。



森林公園-9

 メタセコイアとカラス。



森林公園-10

 小雨が降ったりやんだりの天気で、上空に雨雲がかかりつつも、雲の切れ間から夕日がのぞいた。

 年が明けて、ようやく冬の撮影に馴染んできた。被写体が少ないなりに撮るものはある。
 そうこうしてると、早春の花が咲いてくる。

冬を撮りに海上の森へ

森/山(Forest/Mountain)
海上の森-1

SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO



 冬の寒さはつらい。ときどき腹も立つ。なんでこんなに寒いんだ、と。けど、冬にしか撮れないものもあって、しぶしぶながら冬のよさも認めないわけにはいかない。案外、春が近づいてくると、もうちょっと冬が続いてもいいかなという気持ちになったりもする。
 冬の代表的な風景といえば、やはり、雪と氷だろう。クリスマスの雪は風邪で寝込んで撮れなかったけれど、シーズンにもう一回くらいは降ってくれることを期待している。
 氷ならわりと簡単に見ることができる。名古屋も最近は最低気温が氷点下になる日が増えてきた。
 どこで氷を撮ろうかと考えて、海上の森を思いついた。行ってみると、日陰にはしっかり氷が張っていて、しかも雪まで残っていた。クリスマスの残雪なのか、あれからまた降ったのか。
 雪と氷撮りが楽しくて、しばらく夢中で撮り続けることになった。



海上の森-2

 残雪が氷になっている。
 一番残っていたのは、海上池の周辺だった。



海上の森-3

 霜柱も見ることができた。
 小学生の頃は、学校へ行く冬の朝、公園や空き地の霜柱を踏みながら行ったものだった。今は土がむき出しになっているところが少なくなったし、昔に比べて寒さは緩んでいるように思う。けど、体は年々寒さに弱くなる。



海上の森-4

 近づいて分かる美しさ。



海上の森-5

 寒々しいアイスブルー。



海上の森-6

 自然の造形。
 水しぶきを高速シャッターで止めたみたいにも見える。



海上の森-7

 氷撮りの楽しさを再認識した。またどこかで撮りたい。



海上の森-8

 篠田池は、すっかり茶色になっていた。12月にあった紅葉の名残も、今はもうない。



海上の森-9

 枯れ葉の道。



海上の森-10

 檜林だと思う。
 この風景が好きで、毎回撮ってしまう。
 斜めから差し込む光がきれいだった。



海上の森-11

 林に差し込む冬の日差し。



海上の森-12

 川の風景も、完全に冬景色だ。見事なまでに冬になってしまう。
 太陽の力に依存し、光の強さによって生態系が大きく左右されてしまう地球というものをあらためて思う。

動物園撮影の楽しみ方

動物園(Zoo)
動物園-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4



 冬場、花や虫がいなくなる時期は、動物園がある。動物園もいくらか季節感はあるものの、冬だから撮るものが少なくなるということはない。
 この日は気分的に望遠ではなく標準だった。50mmだけでも動物園撮りは楽しめる。



動物園-2

 冬の寒さは、シロクマさんにとっては適温だ。心地よさそうに寝そべっていた。夏場のぐったりとした様子とは明らかに違う。



動物園-3

 キリンさんを走らせてみた。
 この運動場はそこそこ広さはあるのだけど、草原みたいにしてくれるともっと雰囲気が出ていいのにと思う。



動物園-4

 スマトラトラは、行ったり来たりを繰り返し、休みなく歩き回っている。
 こんなときは流し撮りに限る。



動物園-5

 ジャガーも流す。
 動物園での流し撮りの楽しさに目覚めた。



動物園-6

 ニホンカモシカは動かずカメラ目線。
 野生のカモシカを撮りたいというのは、何年も前からの念願となっている。



動物園-7

 ガラス越しに至近距離でライオン撮り。
 ガラスがなければ完全にやられてしまう距離だ。動物園にいると、そういう危機意識が薄くなっていけない。



動物園-8

 フラミンゴの池には、野生の渡りガモたちが冬の間、勝手に居候している。



動物園-9

 オウサマペンギン。



動物園-10

 ソマリノロバにも走ってもらう。

 動物園の新しい楽しみ方を見つけた。動いているものはなんでも流し撮りできる。
 動物園でNDフィルターをつけて流し撮りしまくっている人なんて、あまりいないと思うけど。

サーキットの風景

レース(Car race)
サーキットの風景-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / 170-500mm



 クラブマンレースの番外編として、サーキットの風景をお送りします。
 F1や鈴鹿8耐なんかとは違って、クラブマンレースやサンデーロードレースは観客も少なく、のんびり見物することができる。どこでも好きなとこへ行けるし、観客席のあるところならどこからでも撮れる。行けば半日くらいサーキットで過ごすことになるので、にわかながらもその間はサーキットの住人になる。3回行って、だいぶ空気感に馴染んで、居心地よく感じられるようになってきた。



サーキットの風景-2

 鈴鹿サーキットはかなり高低差があるから、周回道路もアップダウンが多くある。一周歩くと相当な距離で、あちこち移動しながら撮っていると、一日でけっこう歩くことになる。



サーキットの風景-3

 フェンスギャラリー。



サーキットの風景-4

 誰かの仕業。



サーキットの風景-5

 ヘアピンカーブ。掃除中。



サーキットの風景-6

 ピットの様子。



サーキットの風景-7

 コースをバスが走っていてびっくり。どこかの企業の社員旅行で、バスに乗ってサーキットを走るというメニューがあるそうだ。
 サーキット好きなら嬉しいかもしれないけど、一般の人にとっては微妙だ。



サーキットの風景-8

 レースはお昼休みがあって、その間に親子カート走行が行われる。
 有料の事前予約制だと思う。
 私も子供の頃、走ったことがあるような気がする。



サーキットの風景-9

 タイヤ痕。



サーキットの風景-10

 表彰台の上でシャンパンファイト。ちょっと照れくさそう。



サーキットの風景-11

 観客。



サーキットの風景-12

 レースが終わったピットは、祭りの後のようなけだるい空気感に包まれている。



サーキットの風景-13

 夕方の光。
 一番日が短いときだから、レースのあとはこんな感じになる。
 個人的な希望としては、レース開始を1時間遅らせて、夕方の4時くらいまでやってほしい。そうすれば夕方の光の中でレースを撮ることができる。
 主催者や参加者の都合でスケジュールは決まっているのだろうけど。



サーキットの風景-14

 年間パスポートがあるから毎月行っても入場は無料なのだけど、交通費がかかるし、2ヶ月に一度くらいのペースになりそう。
 今年一年通って、どれくらい撮れるようになるか。もっと勉強と練習が必要だ。

クラブマンレース最終戦 <3>

レース(Car race)
クラブマンレース3-1

SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3



 クラブマンレース最終戦も最後のレースとなった。F4(Formula 4)というカテゴリーのレースで、FJ1600とF3の間のクラスに当たる。その上に、GP2(かつてはF3000)やGP3があり、F2があり、頂点がF1だ。
 本格的にレースをするにしても、楽しみながらサーキットを走るにしても、事情は人それぞれで、こういう細かいカテゴリー分けが必要なのだろう。鈴鹿クラブマンレースとしてアマチュアが走るのは、このF4が一番上のクラスになると思う。



クラブマンレース3-2

 午後になって日が傾き、コース上に影ができるようになった。光と影のコントラストがあると、写真としては変化がつけやすくなる。日陰の部分では当然、シャッタースピードも遅くなる。



クラブマンレース3-3

 ガンガン削るようなバトルは、それほど見られない。アマチュアレースはマシンも大切に乗らないといけないから、プロのように無茶はできない。



クラブマンレース3-4

 終盤になってやっと、少し余裕を持って流し撮りができるようになった。



クラブマンレース3-5

 次回は低い位置から金網越しの流し撮りを試みたい。流し撮りにすれば、金網はほぼ消えるんじゃないかと思う。



クラブマンレース3-6

 少し違う構図で。



クラブマンレース3-7

 マシンが西日に照らされて、夕方の感じが出ている。
 夏場は2時、3時はまだ太陽の位置が高いから、写真の感じも違ったものになりそうだ。



クラブマンレース3-8

 最後の方は逆バンクの出口あたりで撮っていた。



クラブマンレース3-9

 斜め流し。



クラブマンレース3-10

 こうしてこの日のレースはすべて終わった。
 サーキット撮影元年としては、まずまずの成果だったと思う。
 2012年の今年も、できるだけ通いたいと考えている。まずは1月に新春鈴鹿ゴールデントロフィーレースというのが行われる。往年の名車が集まってレースをするというもので、クラブマンレースとは違った雰囲気で撮れそうだ。

クラブマンレース最終戦 <2>

レース(Car race)
クラブマンレース2-1

SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3



 クラブマンレース、続いてのレースは、EK9とFFチャレンジの混走だった。
 前回はこのレースは見ていなくて、今回が初めてだった。ただ、マーチのレースは撮ったので、ハコものの難しさは分かっていた。フォーミュラタイプ以上にスピード感が出しづらい。
 結局、どうにもならなかった。次回までにイメージトレーニングをしておかないといけない。



クラブマンレース2-2

 鈴鹿サーキットは、1962年にホンダが建設したサーキットなので、当然のことながらホンダ車が幅をきかせている。
 EK9は、シビックタイプRのことで、1997年から2000年まで発売されていた車だ。私が乗っていたインテグラとほとんど同じ時期の車だから、もう充分旧車となっている。街で見かけることも少なくなった。でも、こうしてたくさん元気に走っているところを見ると嬉しい。



クラブマンレース2-3

 あさっての方向を向いている車があったり。



クラブマンレース2-4

 コースの外で止まっているのがあったり。



クラブマンレース2-5




クラブマンレース2-6

 シャッタースピードを遅めにすると、それなりにスピード感が出る。



クラブマンレース2-7




クラブマンレース2-8

 ちょっとすべってる。
 FR車じゃないから意識的にドリフトしている車などはいない。



クラブマンレース2-9

 少しずつ場所を移動しながら撮っていたのだけど、写真にあまり変化は見られない。
 ハコ車をどこで撮ったらいいのかも、もう一度検討し直そう。

 つづく。

新年サンデー

料理(Cooking)
新年サンデー1

PENTAX K-7 + FA 50mm f1.4



 新年一回目のサンデー料理は、和洋折衷というか、ややとりとめのない取り合わせの料理になった。自分らしいといえばらしい。
 去年の始まりと比べて、少しは成長しているのかどうか。今年の終わりはもっと美味しいものを上手に作れるようになっているだろうか。
 今年も一年間、週に一度のサンデー料理は続けていこうと思っている。もう少し皿も買って、写真ももうちょっときちんと撮るようにしたい。面倒でもライティングはした方がいいに決まっている。ストロボもバウンスさせて使った方がいいだろうか。



新年サンデー2

「スモークサーモンとオクラの甘酢ソースがけ」
 白ワイン、みりん、しょう油、酢、オリーブオイル、粒マスタード、からし、砂糖、塩、コショウ、コンソメの素に、タマネギを入れて、ひと煮立ちさせる。
 オクラは軽く塩ゆでにする。
 スモークサーモンに、ソースをかけ、パセリ粉を振ったらできあがり。手抜きとも言えるくらい簡単な一品だけど美味しい。



新年サンデー4

「ナスと鶏肉のトマトソース絡め」
 ナスは乱切りにして、しばらく水に浸ける。
 ごま油で鶏肉、長ネギの刻み、豆板醤を炒める。
 水切りしたナス、乱切りしたトマトを加え、酒、みりん、しょう油、中華の素、ケチャップ、砂糖、塩、コショウ、唐辛子で味付けをする。
 終盤で、水溶きカタクリ粉と、とき卵を投入して、混ぜていく。あまりゴテゴテにならないように火を止める。
 青ネギの刻みを乗せる。
 これはかなりいけるので、オススメ。具材を変えたり、調味料を変えたり、いろいろ応用ができる。



新年サンデー3

「里芋とエビ、野菜の和風煮込み」
 邪道だと思うけど、ダイコン、ニンジン、里芋を、米ぬか入りの水で下茹でする。ダイコンのあく抜きのためだけど、まとめてやってしまう。
 いったんザルに上げて、水洗いする。
 水、酒、みりん、しょう油、白だしに、エビを入れて湯がく。
 アク取りをして、野菜類を投入する。
 白だし、塩、コショウ、唐辛子で味を調え、弱火にして、落とし蓋をする。
 丁寧にアク取りをすると、えぐみがなくなる。
 いったん冷まして味を染みこませ、再加熱する。

 組み合わせにやや難点があったものの、それぞれは美味しく仕上がった。
 こんな感じで、今年もサンデー料理は始まった。

クラブマンレース最終戦 <1>

レース(Car race)
クラブマンレース-1

SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3



 去年の12月、クラブマンレース最終戦を撮るため、みたび鈴鹿サーキットへ出向いてった。
 レースは朝の9時から行われていて、到着したのは10時過ぎだった。
 写真はスーパーツーリングに間に合っていたのか、その次のフォーミュラエンジョイからだったのか、ちょっと分からなくなってしまった。4輪のレースもまだ区別がついていない。
 2輪に比べて4輪は、単純に言って被写体が大きい。その分撮りやすいかというとそうでもなく、2輪のように姿勢に変化がなく、写真にスピード感を出すのが難しい。高速シャッターでも、低速シャッターでの流し撮りでも、止まっているような写りになりがちで、動感がなかなか出てくれない。前半は特に苦戦した。
 最終戦もフルコースで行われた。最初はヘアピンカーブ付近で撮っていて、午後からはS字から逆バンクあたりに移動した。4輪と2輪と、どちらをどこで撮るのがいいのか、まだつかみ切れていない。



クラブマンレース-2

 このへんからはフォーミュラエンジョイだと思う。
 名前の通り、フォーミュラをエンジョイするレースで、マシンも一式200万円ちょっとだそうなので、一般の人間にも敷居は低い。エンジンは1.3リッターながら、箱形とは違う走行感覚を楽しめるのだと思う。



クラブマンレース-3

 バトルあり、スピンありで、なかなか楽しそうだ。



クラブマンレース-4

 流し撮りの基本は、レーサーのヘルメットにピントを合わせることらしいのだけど、カメラを振っている最中にそんなピンポイントで合わせられるはずもない。たまたま当たるか、だいたい当たらないかのどちらかだ。



クラブマンレース-5

 4輪も、まずは流し撮りを決められないと話にならない。練習あるのみ。
 この日は、手ぶれ補正を切って撮影した。やはり流し撮りの場合は手ぶれ補正をオフにした方がよさそうだ。



クラブマンレース-6

 まさかのカメラ目線。



クラブマンレース-7

 鈴鹿サーキットは、日中に逆光で撮れる場所が限られている。逆光でマシンを正面から捉えるとなると、ヘアピンカーブあたりしかないんじゃないかと思う。
 クラブマンレースにしてもサンデーロードレースにしても、夕方早い時間に終わってしまうから、夕景を撮れないのが残念だ。夕暮れどきのサーキットは、絵になるだろうに。



クラブマンレース-8

 午後は、Super FJの最終戦、日本一決定戦が行われた。
 Super FJは、鈴鹿の他にも、もてぎや筑波、岡山などでも開催されているレースで、この日は全国から集まったレーサーたちによる優勝決定戦だった。参加台数も多かった。
 このへんのクラスになると、アマチュアながらけっこう本格的にレースをしている人たちだ。



クラブマンレース-9

 低い位置からの横流し撮り。
 2コーナーのあとの直線で。



クラブマンレース-10

 一番好きなのがS字から逆バンクのへんで、撮りやすいというのと、環境的に落ち着くというのがあって、よくここにいる。



クラブマンレース-11

 しばらく腰を落ち着けて流し撮りの練習を続けた。
 少しシャッター速度を落とすと、被写体ブレと手ぶれが起きやすくなるものの、スピード感は出る。



クラブマンレース-12

 2レース撮って、ちょっと掴めてきたところ。
 残りは2レース。
 次回に続く。

モンキーパークでお猿を撮る

動物園(Zoo)
モンパ-1

SONY α55 + MINOLTA APO 100-300mm f4.5-5.6 D



 尾崎豊「Oh My Little Girl」の世界。
 モンキーパークのヤクザルたち。

 去年の秋、寂光院で紅葉を撮ったあと、モンキーパークにも行ってきた。
 モンキーパーク、略してモンパも、ずいぶん久しぶりだった。初めて行ったのはまだモノレールが走っているときのことだった。モノレールが廃止になって何年か経っていたから、かなりの歳月が流れている。園内は特に大きな変化はなさそうだったけれど。
 紅葉がメインで、歩き回るということで、重たい500mmは持っていけず、300mmで妥協した。しかし、やはり300mmでは届かず、もどかしい思いをすることになった。チャンスがあれば500mmを持ってもう一度行きたい。



モンパ-2

 モンキーパークは、お猿さん専用の動物園で、普通の動物園よりも猿が快適に過ごせるような施設が整っている。
 吊り橋のようなものや、鉄塔みたいなものがあって、そこを猿が渡っていく姿も、見所の一つとなっている。
 これは、フクロテナガザルだと思う。
 猿も木から落ちるというけど、基本的に猿は高いところから落ちない。落ちたらタダでは済まない。



モンパ-3

 ジェフロイクモザル。
 中央アメリカにいる猿だ。
 樹上生活している猿たちは、尾っぽが発達していて、手足と同じように使ってバランスを取っている。



モンパ-4

 青空をバックにジャンプしている決定的シーンを狙っていたのだけど、この日は曇天で、ジャンプする姿も見ることができなかった。



モンパ-5

 確か、アヌビスヒヒ(ドグエラヒヒ)だったと思う。
 仲良しで抱き合っているのか、寒くて抱き合っているのか。親子かもしれない。
 ヒヒの城と名付けられたエリアにワラワラたくさんいる。70頭くらいいるらしい。



モンパ-6

 エリマキキツネザル。
 非常に落ち着きのないやつらで、とにかく動き回っている。



モンパ-7

 トクモンキーだったか、ちょっと自信がない。
 そうだとしたら、スリランカあたりにいる猿だそうだ。



モンパ-8

 お世話をする飼育員さん



モンパ-9

 触れ合うことはできないものの、ワオキツネザルは運動場に入って、間近で見ることができる。
 人を恐れず、近くを走り回っている。



モンパ-10

 これくらいの距離感。



モンパ-11

 ブラウンキツネザルのはず。
 クロキツネザルというのもいた。



モンパ-12

 小さい人気者、ボリビアリスザル。
 ここも近くにいくことができる。

 犬山の奥ということで、自転車で行くには遠すぎるのが残念なところだ。明治村くらいだったら、ちょくちょく通うのに。
 犬山は他にもリトルワールドがあるのだけど、3つの施設が離れているので不便だ。犬山城も、また別の場所にある。全部が近い距離にあれば、観光地としてもっと賑わうだろうに。
 モンキーパークは、そのうちまた行くことになると思う。

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