archive: 2007年08月  1/1

庄内川の軽いスナップショットを並べて一つの河原風景になるかならないか

PENTAX istDS+TAMRON 28-200mm(f3.5-5.6) 庄内川では特に深い考えも狙いもなく、気の向くままたくさん写真を撮った。目についた風景や光景を軽くパチパチと。いわゆるスナップショットだ。 こういう撮り方はフィルムでは決してできない。デジタルになって写真が軽くなったけど、軽さというのは必ずしも悪いものではない。晩年の松尾芭蕉は「軽み」という言葉をよく使った。対象をそのまま素直に受け止めてありのままを句にすると...

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デジ写真の思い出の長い前フリとフォトコンのこと

PENTAX K100D+RICHO XR RIKENON 50mm f2 ちゃんとした写真を撮ろうと初めて思ったのは、2004年の7月だった。2002年、2003年というのが私にとってかなり低調な2年間で、2004年の半ばを過ぎた頃、そろそろ何か新しいことを始めようかなと思って思いついたのが写真を撮ることだった。その少し前にネットで見つけたある人の写真が気に入って、それが直接のきっかけとなったということもあった。 それまでもデジカメは持っていたし、...

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庄内川の河原に天然のカワラナデシコを探したけど見つからず

PENTAX istDS+TAMRON 28-200mm(f3.5-5.6) 少し前に放送した「そこが知りたい特捜!板東リサーチ」で、志段味(しだみ)付近の庄内川でカワラナデシコが咲いているのが紹介された。まさか家の近所でまだナデシコが咲いている河原があるとは思ってもなかったので驚いた。 カワラナデシコといえば、大和撫子の語源ともなった可憐なピンクの花で、私の好きな野草ベストテンにも入っている。ぜひとも見に行かなければと思っていた。 ...

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2007年お大師参りは過去と未来をつなぐお礼参り

PENTAX K100D+smc PENTAX-DA 18-55mm(f3.5-5.6 AL), f5.6 1/200s(絞り優先) 思えば神社仏閣との縁は、子供時代から慣れ親しんでいる田舎の丹生大師にあったのかもしれないと、今更ながら思った。名古屋に移ってからは、少年時代も学生時代も、自分から神社仏閣に行くことはほとんどなかった。長い空白の後に、再び私が自らの意志で寺社へと向かうようになったのは、写真を撮り始めたここ数年のことだ。決して根っから信心深い...

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ノーコン料理人は言った、料理の行き先は料理に聞いてくれ、と

PENTAX K100D+RICHO XR RIKENON 50mm(f2), f4.0, 1/50s(絞り優先) 今日のサンデー料理は、洋風味付けの和食の予定だった。メニューもそのように考えて作ったつもりだった。結果は上の写真の通りだ。 最近の私はひどいノーコンピッチャーのような料理人となっていて、行き先はボールに聞いてくれじゃないけど、できあがりは料理に聞いてくれ的な状態に陥っている。作っていて途中からこれはおかしいぞと気づくものの、そのとき...

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田舎の変わらない生き物と変わった時代と野生児の我々と

PENTAX K100D+smc PENTAX-DA 18-55mm(f3.5-5.6 AL), f5.6 1/160s(絞り優先) 今日は田舎歩きで出会った生き物たちを。 まずは大師の鯉から。 池のそばに立つと、鯉たちがどこからともなく集まってきて、けっこうな数になった。どうやら日頃から人にエサをもらっているようだ。昔からこの池には鯉がたくさんいた。お寺さんか神社さんが飼っているのか、昔からいるのをそのままにしているだけなのか。私たちが子供時代から数え...

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帰郷再び、それぞれの記憶をつなげて、重ねて、一つに

PENTAX K100D+smc PENTAX-DA 18-55mm(f3.5-5.6 AL), f5.6 1/100s(絞り優先) ツレと二人、共通の第二の故郷、丹生へ里帰りをしてきた。私は10日ぶり、ツレは10年ぶりの帰郷となった。 断片的な記憶をつなぎ合わせて重ねるために、過去をたどりながらぐるりと一周歩いた。ツレにとっては懐かしくも新鮮で、私にとっては見慣れているけど新鮮な光景に映った。 今日はその写真を何枚か並べてみる。私たち以外の誰かにも、心のど...

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お上りさんによるお上りさんのための羽田空港の歩き方指南

PENTAX K100D+TAMRON 28-200mm XR(f3.5-5.6), f6.3 1/15s(絞り優先) 羽田が国内線で、成田が国際線という、ぼんやりとした認識はあった。どっちがどっちか分からなくなったときは、成田離婚という言葉を思い出すことにしている。そうだ、そうだ、成田が外国行く方だ、と。 羽田空港は、東京23区の南東のはずれにある人工の埋め立て地だ。多摩川を挟んですぐ南は神奈川県川崎市になる。都心からはやや遠いものの、成田に比べれ...

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お上りさんは羽田空港へ行って飛行機に乗らず写真を撮る

PENTAX K100D+TAMRON 28-200mm XR(f3.5-5.6), f9 1/500s(絞り優先) この前初めて羽田空港へ行ってきた。旅行のためではない。人を出迎えるためでも、誰かを見送るためでもなく、観光に。 これはけっこう恥ずかしい告白かもしれない。六本木ヒルズへ行ってきたとか、浅草寺へ行ったとかよりも更に度の強いお上りさん度を示す行為だから。地方出身者でも東京に住んでいる人なら、照れくさくて観光で羽田空港へは行けないかもしれ...

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名古屋人だけど鶴舞公園ってそんなところだったんだと初めて知った

Nikon F-801+TAMRON 28-200mm XR f3.5-5.6+Kodak GOLD 100 今日は鶴舞公園の成り立ちについて、写真を交えながら少し書きたいと思う。  名古屋で初めての公園として鶴舞公園が誕生したのは、明治42年(1909年)と意外にも遅かった。日本初の公園として上野恩賜公園ができたのが明治6年(1873年)、日本初の西洋式公園日比谷公園も明治36年にはできている。以前から名古屋にも公園を作って欲しいという市民の強い希望があったのに...

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フィルムカメラで夏の暑苦しい鶴舞公園の空気をスケッチ

Nikon F-801+TAMRON 28-200mm XR f3.5-5.6+Kodak GOLD 100 1909年(明治42年)に名古屋の公園第一号として鶴舞公園(つるまこうえん)は誕生した。名古屋では桜の名所としてよく知られている。私は長年名古屋に住みながら、おととし初めて訪れた。それから都合3回行っているのだけど、なんとなく居心地が良くない。人と場所にもそれぞれの波長のようなものがあって、相性の良し悪しが存在する。鶴舞公園と私は、シンクロ率が低い...

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自分の料理を作るということが趣味としてのサンデー料理

PENTAX K100D+RICHO XR RIKENON 50mm(f2), f4.0, 1/25s(絞り優先) 今日は洋食を食べたい気分だった。私のサンデー料理の気分を大きく分けると、和食を食べたいとき、フランス料理を作りたいとき、洋食を食べたいとき、たまには中華もいいかというとき、その他変わったものを作りたいとき、とだいたいこのパターンに分類される。料理を始めた頃は何を作りたいかが最優先事項だったけど、この頃は食べたさの占める割合が大きくな...

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動物園の脇役動物たちはときに主役以上に魅力的だ

PENTAX K100D+Super Takumar 300mm(f4), f5.6 1/25s(絞り優先) 動物園では、キリン、象、ライオンといったメジャー動物の他にも、個性豊かな脇役陣が様々な味付けをして彩りを添えて私たちを出迎えてくれる。それらはときに脇に徹し、ときに主役を食ったりしつつ、さりげなく存在感を示す。今日はそんな脇役動物たちにスポットを当ててみることにしよう。 たとえばこのカピバラさん。一般にはあまり知られてない動物ではあるが...

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いつか鳥たちが空を飛べる動物園ができることを願って

PENTAX K100D+Super Takumar 300mm(f4), f5.6 1/100s(絞り優先) 動物園と鳥というのはイメージとしてあまり結びつかないものだけど、実は動物園にはたくさんの鳥がいる。東山にも、外国の珍しいものから日本でお馴染みのもの、大きいやつから小さいやつまで、数十種類の鳥が飼育展示されている。今日はそんな鳥たちの中から、たまたま目について撮った写真を紹介しようと思う。 今回は300mmの単焦点望遠レンズということで、必...

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誰の関心を引かなくても田舎の夏に花は咲く

PENTAX K100D+smc PENTAX-DA 18-55mm(f3.5-5.6 AL), f8 1/320s(絞り優先) 普段は朝っぱらから散策するなんてことがめったにないから、夏といえどもしっかり咲いているアサガオを見る機会はほどんどない。私にとってアサガオ写真を撮ることは、簡単なようで難しい課題だったりする。けど、田舎の朝は早いから、否が応でもたたき起こされてしまい、高校野球を観ることくらいしかやることがなくて、午前中からふらりと出かけるこ...

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100年後の誰かに届け2007年夏の田舎風景写真

PENTAX K100D+smc PENTAX-DA 18-55mm(f3.5-5.6 AL), f11 1/1000s(絞り優先) この夏も松阪の田舎へ短い帰郷をしてきた。毎年変わり映えのしない風景だと思うけど、本当はそんなことはなくて、子供の頃と比べたら大きく変わっているはずだ。昔はしっかり目に焼き付けようなんて思わなかったから、頭の中でも完全に再現することは難しい。どれくらい変わったのかも、今となっては知るすべもない。そして、今見ている風景もまた、...

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帰郷で今日はお休み熊写真を残していってきます

PENTAX K100D+Super Takumar 50mm(f1.4), f1.8, 1/10s(絞り優先) ナイトZOOのとき、夜行性の動物が夕方から活発になり始めるのに対して、熊はもう寝る時間となったようで、猫のように腹を出して寝ていた熊さんでした。 これから松阪(からもっと田舎に入った方)に帰郷してきます。 明日には戻ります。 ちょっといってきます。...

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夏の動物たちのけだるい表情の中にあなたは何を見るだろう

PENTAX K100D+Super Takumar 300mm(f4), f5.6 1/200s(絞り優先) 名古屋の夏は蒸し暑くて嫌になってしまうのは人間だけでない。動物園の動物たちも同じだ。暑い国から来たといっても向こうはカラッとしていて日本のムシムシとは違う。暑さにやられた彼らはみんなどこかけだるげでしょんぼりしてるように見えた。仕事終わりのサラリーマンのように。 今日の写真は、動物園の中でメジャーなメンバーを揃えてみた。それぞれが暑さ...

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夕暮れ時に見上げる視線の先の空には動物たちの故郷があるのさ

PENTAX K100D+Super Takumar 300mm(f4), f5.6 1/100s(絞り優先) 東山動物園のナイトZOOでは、夜よりも夕方に多くの収穫があった。日も暮れ始めたたそがれ時、一日の終わりを迎えて動物たちはどこか遠くを見ていた。遠い故郷のことでも思っているのか、見つめる視線の先は空だった。切ないような表情に見えたのは、私の感傷だったのだろか。 今日は印象的だった動物たちの表情を写した写真を集めてみた。 カンガルーの濡れた黒...

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フランス行きの列車に乗ったつもりが気づけば無国籍難民サンデー

PENTAX K100D+Super Takumar 50mm(f1.4), f4.0, 1/60s(絞り優先) 予定では今日は松阪に帰郷してるはずだったのだけど、それがあさってに延期になったことでサンデー料理の出番が回ってきた。準備が足りず、イメージも不足で、いいアイディアも浮かばないまま、なし崩し的に作ったサンデー料理となってしまった。 こうして完成した3品を並べてみても、統一感がない。料理としての方向性も明確ではなく、どれがメインかも判然と...

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東山のナイトZOOは赤色世界で夜の動物園の怖さを知る

PENTAX K100D+Super Takumar 50mm(f1.4), f5.6, 1/15s(絞り優先) 昨日(11日金曜日)、ふいに思い立って東山動物園へ行こうかとサイトを見てみたら、ちょうどその日から3日間、ナイトZOOという夜間営業をやっているという。そりゃいい、こんな機会はめったにないからぜひ行っておかなければと、夕方少し遅めに東山へ向かった。 東山動物園も入場者数を旭山動物園に抜かれたことでようやくこのままじゃいけないと思ったようで、...

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イルカやアシカのショーやアザラシなんか ---しながわ水族館第三弾<完>

PENTAX K100D+TAMRON 28-200mm XR(f3.5-5.6), f8 1/200s(絞り優先) しながわ水族館といえば、イルカとアシカのショーをはずすことができない。これがあるのとないのとでは、水族館としての意味合いも大きく違ってくる。これがもしなかったとしたら、入館料の1,300円は高すぎるし、単に渋くて地味な水族館という印象で終わってしまうことだろう。 イルカとアシカのショーは、毎日行われている。平日はあわせて4回、土曜が5回、...

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東京の川から海へ、そして世界へ ---しながわ水族館第二弾

PENTAX K100D+smc PENTAX-DA 18-55mm(f3.5-5.6 AL), f3.5 1/30s(絞り優先) トンネル水槽の中では大きなエイやウミガメなどをはじめ、いろんな種類の魚たちが泳ぎまわっている。あるものはのんびりと、あるものはせわしなく。1,500匹の魚たちはやや混雑気味で、行き交うたびに互いを迷惑と感じているように見えた。海は広いのに水槽は狭い。 エイは下から見上げるとエラが顔のようで面白い。種類としてはサメに近いのに、生態...

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区立しながわ水族館に集う人々 ---しながわ水族館第一弾

PENTAX K100D+smc PENTAX-DA 18-55mm(f3.5-5.6 AL), f3.5 1/6s(絞り優先) 品川というと、品川ナンバーに代表されるようなハイソな山の手のイメージが私の中にあった。スーパーカーブームのときも品川ナンバーをよく見かけたような気がする。けれどそのイメージは、しながわ水族館行きで大きく崩れることとなった。品川は品川庄司の品川的なところだった。少なくとも、しながわ水族館まわりに関しては、私の思い描く品川ではな...

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しながわ水族館プロローグ

PENTAX K100D+smc PENTAX-DA 18-55mm(f3.5-5.6 AL), f7.1 1/50s(絞り優先) 今日は、しながわ水族館のプロローグ。写真を一枚出して、ここまでとしよう。 昨日の花火写真に文章を付けていたら、時間とエネルギーが切れてしまった。水族館の続きはまた明日。 ...

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また来年も行きたいとは思わないけど今年行ってよかった戸田橋花火大会

PENTAX K100D+smc PENTAX-DA 18-55mm(f3.5-5.6 AL), f4 1/8s(絞り優先) 8月4日に行われた戸田橋・いたばし花火大会へ行ってきた。直前まで行こうかやめようかツレと迷って、せっかくだから近くまで行ってみようかという安易な考えの私たちを待ち受けていたのは、45万人の大群衆だった。板橋側は65万人で、あわせて110万人。東京都民の人口が1,200万人だから、東京都に住んでいる約10人に1人がこの地に集まったことになる。そり...

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感度ISO100フィルムによるラグーナにおける手ぶれ写真の見本市

Nikon F-801+TAMRON 28-200mm XR f3.5-5.6+Kodak GOLD 100 豊川稲荷をあとにして、ついでというのは大回りだけど、ラグーナ蒲郡にも寄ってから帰ることにした。 施設のオープンは2002年だから、もう5年になる。テレビ愛知の「海においでよ!」というラグナシア紹介番組をいつも観ていた私だから、一度は行ってみないとと思いつつそのままになっていた。愛知ローカルタレントの川崎郁美ちゃんは元気にしてるだろうか。「遊びに行...

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豊川稲荷で閉じこめられそうになったのはキツネさんではなく自分のせい

 東名高速の豊川インターを降りて北へ行くと長篠、鳳来寺方面で、南へ行くと豊川市、蒲郡方面となる。このあたりは愛知県の中では三河地区と呼ばれるところで、名古屋市のある尾張地方とは同じ県内でありながら県外に近い感覚の土地だ。もともと尾張と三河は別の国だったから当然といえば当然かもしれない。 個人的に三河はあまり馴染みがない。遊びに行くとしてもせいぜい蒲郡どまりで、何度か豊橋や渥美半島に行ったことがある...

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兵どもが見た夢の続きを私たちは今生きていると言えるだろうか

Nikon F-801+TAMRON 28-200mm XR f3.5-5.6+Kodak GOLD 100 鳳来寺へヤマユリを見に行ったときはセットで四谷の千枚田も見に行く。今年もまた稲は順調に育って、夏空の下で棚田は鮮やかな緑に彩られていた。上空を流れる雲が太陽を隠し、棚田の上に強い影を落とす。影は潮の満ち引きのように寄せては返す。小学生の頃、逃げる影を全速力で追いかけた運動場を思い出した。 苦肉の策とでもいうべき生きていくための知恵が、美しさに...

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仙人が開いた鳳来寺山で1300年の長くて短い歴史のことを思う

Nikon F-801+TAMRON 28-200mm XR f3.5-5.6+Kodak GOLD 100 鳳来寺のヤマユリを見たあとは、お寺の鳳来寺も参拝していこうということになった。ヤマユリは3度目でも鳳来寺は初めてだった。 本来なら、一番下の参道から1425段の石段を歩いて登るのが筋というものだけど、そんな根性がなかった我々は車で上まで登った。決してズルではない。あくまでも目的は参拝であって、山登りではないのだから。おととしまで有料だった鳳来寺山...

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