archive: 2006年12月  1/1

今年最後は布池教会で反省なき締めくくりと来年への思い

 布池教会の中に入るのはその日が初めてだった。 重い扉を静かにそっと開いて、おそるおそる中をのぞき込む。大聖堂の内部は静まりかえり、木の椅子に腰を下ろしている人の姿が数人確認できた。どうやら入っても大丈夫そうだ。ちょっとおじゃまします。 名古屋市千種区にカトリック布池教会。高い二本の尖塔がそびえ、このあたりのランドマークになっている。 クリスマスイブの日曜午後、ミサを終えた礼拝堂は夜のクリスマスキ...

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名古屋人にとって近くて遠い名古屋城に少し近づけた 2006年12月29日(金)

PENTAX istDS+TAMRON 28-200mm XR(f3.8-5.6), f4.0, 1/250s(絞り優先) 東京に住んでいる人が案外皇居へ行かないように、名古屋人も名古屋城へ行くことは意外にも少ない。名古屋生まれの名古屋育ちでも、名古屋城へ入ったことがないという人は大勢いる。どういうわけか、学校と名古屋城の関係が薄く、社会見学や遠足に名古屋城は入っていない。行くとしたら自分の意志で行くしかないわけで、城に興味がある人間が城に興味がない...

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ダビデ、ミケランジェロ、フィレンツェ、ビビデダビデブー 2006年12月28日(木)

PENTAX istDS+Super Takumar 50mm(f1.4), f1.8, 1/15s(絞り優先) イタリア村にあるダビデ像のレプリカ。真っ裸なのであえて遠くから撮ってみた。見るときは部屋を明るくして画面に近づきすぎないよう注意してください。 ダビデ像の作者は言わずと知れたミケランジェロ。英語読みすると、マイケルアンジョロとなってしまってちょっと間が抜けた感じになる、イタリアルのネサンス期を代表する芸術家だ。一般的に、レオナルド・ダ...

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お金を使っても使わなくても楽しめるノリタケの森 2006年12月27日(水)

PENTAX istDS+TAMRON 28-200mm XR(f3.8-5.6), f4.5, 1/250s(絞り優先) 名古屋駅からほど近い、西区則武町にノリタケの森という公園がある。名古屋が誇る世界の食器メーカー「ノリタケ」の工場があったところだ。ノリタケといってもとんねるずの小さい方ではない。なっつかしいですね。日本での知名度は意外と低いものの、海外ではマイセンやロイヤルコペンハーゲンなどと並び称されるほど評価の高い洋食器メーカーだ。名古屋人...

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イタリアシミュレーションとしてのイタリア村を堪能する 2006年12月26日(火)

PENTAX istDS+Super Takumar 50mm(f1.4), f2.0, 1/13s(絞り優先) 名古屋人もめったに訪れない名古屋の外れの名古屋港。スターライトレビューと花火だけで帰るのはもったいない。そうだそうだ、もったいない、もったいない、と私の中の貧乏性が合唱を始めたので、それを黙らせる意味でもイタリア村に寄ることにした。 前々から一度行こうと思いつつ、混雑してるとか、入村料がかかるとかかからないとか、いろいろな情報に惑わさ...

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初めて見る花火大会とカップル量に心臓を打たれたイブ 2006年12月25日(月)

PENTAX istDS+Super Takumar 50mm(f1.4), f1.8, 1/8s(絞り優先) 12月24日、午後6時すぎ。地下鉄名港線・名古屋港行の列車内は、カップルの巣窟と化していた。異常なほどのカップル率の高さだ。右を見ても左を見ても前も後ろもカップルだらけ。カップルにあらずんば人にあらず。おごれるカップルも久しからずの世界だ。 しかし驚くのはまだ早かった。終点の名古屋港駅で降り、階段を登って地上に出てみると、そこにはいまだかつ...

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イブ前イルミ・ネタで早寝アンド明日はお休み告知 2006年12月23日(土)

PENTAX istDS+Super Takumar 50mm(f1.4), f1.8, 1/50s(絞り優先) うちの近所にある「YOU&I 友愛玩具」の倉庫イルミネーション。写真で見ると微妙な感じだけど、実物はけっこうきれいなのだ。イルミネーションのきれいさは光が動いてこそってのがあるから、写真で伝えるのは難しい。わー、きれいだなと思って撮って、家に帰ってきてから見るとがっかりということが多い。その逆のパターンは経験したことがない。何か上手く撮る方...

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行けば分かる、行かなければ分からない屋久島の魅力 2006年12月22日(金)

OLYMPUS E-1+ZD 14-45mm(f3.5-5.6), f4.5, 1/125s(絞り優先) 世の中にはどうしてこんなものがここにあるんだろうというものがたくさんある。東山植物園の縄文杉レプリカもそのひとつだ。唐突すぎるぞ。どうしてここにコンクリート作りの縄文杉レプリカを置く必要があったのだ? もしかすると、そこには深遠な理由があるのかもしれないし、ないのかもしれない。ただ単に園長の思いつきだったりする可能性もある。 それは入口か...

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自転車に乗って風になるためには尻の肉が必要だ 2006年12月21日(木)

PENTAX istDS+Super Takumar 50mm(f1.4), f1.8, 1/320s(絞り優先) 自転車屋の店先で大量に積み上げられた自転車を見ると、万景峰号(マンギョンボンゴウ)を思い出す。一体彼らはどこからあれだけの自転車をかき集めてきたのだろうという思うと、万景峰号が入ってこなくなったら放置自転車は増えるんだろうかなど、様々な思いが交錯する。その自転車は置いてあるのです、捨ててあるわけではないのです。 高校の3年間、私は自転...

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光と風と変化と---モネが見た睡蓮とぬっくん疑惑 2006年12月20日(水)

Canon EOS Kiss Digital N+TAMRON SP 90mm(f2.8), f5.6, 1/100s(絞り優先) へー、冬でもスイレンって普通に咲くものなんだ。 ときどき自分で自分のお間抜けさにあきれることがあるけど、このときもそうだった。冬にスイレンが咲くかよ。どう考えても温水だろう。ぬくみずじゃないぞ、おんすい、だ。ああ、そうか、温水ね、だから冬でも外で咲けるんだね。 冬の東山植物園で、ひとりヤヌスの鏡の芝居をする私であった。 実際...

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お地蔵さんは毎日がサンタクロース状態で駆け回る 2006年12月19日(火)

PENTAX istDS+Super Takumar 50mm(f1.4), f1.8, 1/6s(絞り優先) 子供の頃、クラスメイトにお地蔵さんというあだ名を付けたり付けられたりした記憶がある人も多いと思う。しかし、私たちは意外なことにお地蔵さんについて知ってるようで知らない。呼び名からして親しみは感じてるものの、それが侮りとまではいかなくても少し軽く見てしまっているところがある。けれど本当のお地蔵さんというのは、実はとっても偉い神様なのだ。...

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生きている水晶を生かすも殺すも身につけた本人次第 2006年12月18日(月)

PENTAX istDS+Super Takumar 50mm(f1.4), f2.8, 1/100s(絞り優先) 宝石にも金銀財宝にもまったく無縁の人生を送ってきた私が、最近水晶をつけている。水晶をのぞいているのではない。突然路上でそんな商売を始めたとかそういうことではなくて、魔よけのお守りとしてつけているという意味だ。腕が白すぎるだろう、おまえはウッチャンか、などという野次はこの際無視して、こんな感じで腕に巻いている。腕時計さえ何年もしていな...

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2006年最後のサンデー料理はオール電子レンジ 2006年12月17日(日)

PENTAX istDS+Super Takumar 50mm(f1.4), f3.2, 1/30s(絞り優先) 2006年のサンデーも今日を入れて残り3回となった。カレンダーを見てみると、来週はクリスマスイブでその次は大晦日だ。ということは、今年のサンデー料理は今日が最後ということになる。先週は東京帰りの後遺症で初めて穴を開けてしまったけど、それまでは毎週欠かさずサンデー料理を作った。日曜日にどんだけヒマなんだというツッコミをかわしつつ、一年間休ま...

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キンクロハジロの多さに驚き、東京のカモの豊かさを知る 2006年12月16日(土)

PENTAX istDS+TAMRON 28-200mm XR(f3.8-5.6), f5.6, 1/125s(絞り優先) 東京の見物の途中で少しだけ鳥の人となることがあった。上野公園の不忍池と皇居の外堀で。最初に行ったのが皇居の方で、堀を眺めていたらいきなりキンクロハジロがぐんぐんこちらに迫ってきて驚く。一羽ではなくみんな一斉に。なんだ、なんだ? キンクロハジロ自体、名古屋ではめったに見かけないのに、まさか東京にたくさんのキンクロがいて、しかも逃げ...

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東京日和ツアー最終章---増上寺のゆるい感じ 2006年12月15日(金)

PENTAX istDS+TAMRON 28-200mm XR(f3.8-5.6), f5.0, 1/20s(絞り優先) 芝の増上寺(ぞうじょうじ)へ行こうと思った。なんでだと自分に訊ねてみた。なんでだろう? なんでだろう~、なんでだろう~、なんでだなんでだろう~♪ 古っ! 増上寺がどんな寺で、何を見たいのかよく分からないまま、なんとなく行ってしまった私は、門をくぐった境内で、あまりの空気の薄さに戸惑うことになる。なんだこの気の抜けた感じは。何にたと...

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泉岳寺訪問と赤穂事件に関する個人的総まとめ 2006年12月14日(木)

PENTAX istDS+TAMRON 28-200mm XR(f3.8-5.6), f5.0, 1/50s(絞り優先) 今日12月14日は赤穂浪士討ち入りの日だ。その日付は旧暦で新暦に直したら1月30日ではないかという意見はもっともだし、より正確に言えば15日未明なのだけど、一応12月14日は討ち入りの日だということになっているからそういうことにしておこう。泉岳寺での赤穂義士祭も、毎年12月14日に行われている。 ときは元禄15年、1703年だから江戸時代が始まって100...

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皇居まで行くも江戸城に近づけず二重橋を見て見えず 2006年12月13日(水)

PENTAX istDS+TAMRON 28-200mm XR(f3.8-5.6), f5.0, 1/250s(絞り優先) 皇居をプラプラ歩いていると、突然、坂下門がぎぎぎぃと開いて、馬が出てきた。えええ!? と驚きつつ、あわてて望遠レンズで隠し撮りしたのがこの一枚。果たしてカメラを向けていいものなのかどうか分からず、完全な及び腰の私。いざとなったら、そのままザリガニのように後ろ向きのまま後退する心の準備を整えた。 しばらく遠巻きに眺めていると、どう...

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西郷どん、本当にこの銅像でよかですか? 2006年12月12日(火)

PENTAX istDS+TAMRON 28-200mm XR(f3.8-5.6), f5.6, 1/60s(絞り優先) 上野の西郷どんの背中に乗って待ってます。もしあなたがそんな待ち合わせの約束を交わしてしまったとしたら、それは空約束に終わる可能性が高い。実際に見る西郷隆盛像は思いのほか大きかった。まず土台をよじ登ることの困難さが予想される。たとえ足もとまで登れたとしても、そこから背中を登って肩に手をかけるのはかなり難しそうだった。犬のツンを踏み...

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体に馴染む上野の空気と驚きの不忍池 2006年12月11日(月)

PENTAX istDS+TAMRON 28-200mm XR(f3.8-5.6), f5.6, 1/200s(絞り優先) 上野駅の前に降り立ってすぐ、あ、上野、と思う。それまで歩いてきた東京都とは明らかに違う空気感に満たされているのを感じて、なるほど上野ってそういうことかといっぺんに納得した。雑然とした街並みも、歩いている人たちも、商店街の雰囲気も、良い意味で田舎っぽくて体に馴染む。名古屋でいえば、大須から上前津あたりにちょっと似ている。 ちょっと...

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超えなければならない東京駅の声はいまだ聞こえず 2006年12月10日(日)

PENTAX istDS+TAMRON 28-200mm XR(f3.8-5.6), f5.0, 1/125s(絞り優先) 皇居の外から遠くに見る東京駅は、何本もの高いビルに囲まれて、ちょっと居心地が悪そうだ。それはまるで歴史と伝統の意地だけで自分は押し潰されないぞと頑張ってる老舗の店みたいでもある。 東京駅……。その言葉を聞くと、なんとなく立ち止まらずにはいられないような気持ちになる。東京駅に対して私は何を思えばいいんだろうと考えたりもする。名古屋の...

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神宮外苑のイチョウ並木を初めて見た日のことを忘れない 2006年12月9日(土)

PENTAX istDS+TAMRON 28-200mm XR(f3.8-5.6), f4.5, 1/13s(絞り優先) 青山一丁目のHondaウェルカムプラザを横目で見つつ青山通りを少し進むと、その黄色は突然目の前に現れる。 神宮外苑イチョウ並木。秋の東京を代表する風景であり、地方の人間にとってはドラマなどでよく目にする憧れの地だ。 朝の7時すぎ、東京の街はとっくに活動を始めてはいても、ここに観光客の姿はまだほとんど見られない。 イチョウ並木の入口に立...

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軽装備で行こう、東京見物 2006年12月7日(木)

OLYMPUS E-1+ZD 14-45mm(f3.5-5.6), f4.3, 0.4s(絞り優先) 東京行きの荷物はたったこれだけ。大丈夫なのか、私? バスで一泊といえども、合計すれば2泊2日? 2泊3日? になるというのに。たぶん、現地で何らかの困った状況が発生するのだろうけど、それはそれ。言葉の通じない外国でもあるまいし、なんとかなるだろう。まさか、名古屋弁が通じないというとはないだろうな。今でらえらいでこの机ちょおつってくれ、とか言わな...

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温室育ちでも箱入り娘でも深窓の令嬢でもいいじゃない 2006年12月6日(水)

Canon EOS Kiss Digital N+TAMRON SP 90mm(f2.8), f2.8, 1/20s(絞り優先) 温室育ちは是か非かというテーマが自分の中にある。箱入り娘というと悪いイメージはないのに、温室育ちというとなんだか印象が悪い。箱入り娘は冷やかすときに使うくらいなのに対して、温室育ちというとほとんど悪口に近い。温室で育てられたように大事に育てられた子供は本当に駄目になってしまうものなのだろうか。逆に厳しくしつけられれば立派な大人...

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紅葉と寺ネタのラストは三日遅れの浄源寺 2006年12月5日(火)

OLYMPUS E-1+ZD 14-45mm(f3.5-5.6), f5.0, 1/8s(絞り優先) 三日遅れの浄源寺。土曜日に行ったという人の写真がびっくりするほどきれいだったので、なんとか間に合ってくれという願いを込めて火曜日の今日行ってみたけど遅かった。もう遅いのや。三日遅れの浄源寺は、あ、あ、あ、あ~あ、あ、あ~、すすり泣き~。 落葉が始まってからの三日間というのはいかにも長かった。特にここへきて一気に冷え込んだことで、紅葉は駆け足...

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盗難除けの雲興寺にお願いして泥棒から身を守ろう

 ここは瀬戸の雲興寺(うんこうじ)。一般的な知名度はあまり高くないかもしれない。ただ、愛知県や近郊でウォーキングや低山ハイクをしてる人たちには馴染みのある場所だと思う。境内が東海自然歩道の一部になっていて、ここから東に行けば猿投山(さなげやま)、西に行けば岩屋堂、岩巣山と、ハイキング・コースの中間地点のようになっている。ここを待ち合わせ場所や出発点としてる人もいるだろう。駐車場が広くて、とめるとこ...

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カタカナだらけのサンデー料理大会 2006年12月3日(日)

Canon EOS Kiss Digital N+EF 50mm(f1.8), f3.2, 1/13s(絞り優先) 今日のサンデー料理は、見た目ノーマル、中身小さくツイスト、コンパクトなスイングで右中間突破のツーベース、といった感じに仕上がった。味はパーフェクトやノーヒットノーランとまでは言えないものの、自責点2で完投勝利、ヒーローインタビューでは調子はまずまずでしたと答えられるくらいの出来ではあった。グッジョブ。 ここまでの文章を読んで、やけにカ...

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千手観音に千の願い事をできる人間になるために 2006年12月2日(土)

PENTAX istDS+Super Takumar 50mm(f1.4), f1.8, 1/15s(絞り優先) 犬山の寂光院で参拝してふと顔を上げると、本堂の扉が開いていて千手観音さんと目があった。あ、どうもこんにちは。お元気ですか? こっちは元気です。と、当たり障りのない挨拶をしつつ、ものすごいきらびやかさに圧倒された。派手だなぁこれ、と思う。そういえばここの扉が開いてるのは初めてだ。せっかくなので記念写真を一枚撮らせてもらった。ちょっと失礼...

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紅葉終盤の犬山寂光院で出会ったいいシーン2つ 2006年12月1日(金)

OLYMPUS E-1+ZD 14-45mm(f3.5-5.6), f4.0, 1/5s(絞り優先) 寂光院(じゃっこういん)といえば、京都大原を思い浮かべる人が多いだろうけど、愛知県民の中には犬山の寂光院が浮かぶ人もけっこういると思う。メイダイっていえば明治大学じゃなく名古屋大学に決まっとるがや、というほどでもないにしても。 今年の紅葉名所巡りの最後はここと決めていた。通称「もみじ寺」と呼ばれる犬山寂光院は、毎年多くの紅葉見物客で賑わいを...

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秋にも冬にも桜が咲くなんてのはそんなの常識 2006年11月30日(木)

Canon EOS Kiss Digital N+TAMRON SP 90mm(f2.8), f2.8, 1/60s(絞り優先) 桜は春に咲くもの。そんなの常識。タッタタラリラ、ピーヒャラ、ピーヒャラ、パッパパラパ。しかし、碇ゲンドウが言ったように、「何事にもイレギュラーは存在する」。桜とて例外ではない。 秋に咲く桜があり、冬に咲く桜がある。しかも、狂って咲いているわけではない、毎年その時期に好きこのんで桜があるのだ。 寒い時期に咲く桜の代表としては、「...

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