archive: 2006年05月  1/2

身近にいて手が届きそうで触れられない水辺のアイドル

Canon EOS 10D+SIGMA 70-300mm APO(f4-5.6), f5.6, 1/50s(絞り優先) カワセミはクラスのアイドルのようにみんなを夢中にさせ、素知らぬふりをして美しくたたずんでいる。すぐ近くにいるのに容易には触れられない。近づこうとすると逃げ、あきらめるとまた戻ってきていつもの場所にいる。近くて遠く、遠くて近い、それがカワセミだ。 このコバルトブルーに魅入られて鳥好きになった人間は多い。私もそのひとりだ。初めて春日井...

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貧乏性が招いた小堤西池カキツバタ遅刻

Canon EOS 10D+TAMRON 28-300mm XR(f3.5-6.3), f6.3, 1/200s(絞り優先) 天然記念物と言われると無条件にありがたがってしまう典型的日本人の私としては、今年もまた小堤西池の天然記念物カキツバタを見に行かずにはいられなかった。だって、天然記念物ですぜ、旦那。オカミが言うんだから間違いねえ。と、このときばかりは何故か長屋の小市民のようになってしまう私。天然の女の子だって嫌いじゃない。 去年初めてその存在を知...

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バスク精神のカケラは宿っていたか?

Canon EOS 10D+EF50mm(f1.8), f3.5, 1/80s(絞り優先) バスク料理、それはスペインでもありフランスでもあり、スペインでもなくフランスでもない、バスク地方特有の料理だ。今回のサンデー料理は、そのバスク料理に挑戦してみた。バスク精神のカケラでも宿りますようにと、西の方角を向いて祈りながら。 フランスとスペインにまたがる約1万平方キロメートルの土地をバスク地方と呼ぶ。バスク人たちがどこからやって来たのか、誰...

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アルパカは大昔から毛を伸ばすために生きてきた

Canon EOS 10D+EF75-300mm(f4.0-5.6), f4.5, 1/500s(絞り優先) わっ、なんだこいつ、何か変。異常にモコモコの体つきと、白粉を塗ったような顔のバランスが悪っ。足もとを見ると、妙に頼りなくて、大きなぬいぐるみの中に小さな子供が二人、獅子舞状態で入ってるような感じだ。なんか、笑える~。何者だろうと思ってプレートを見ると、アルパカとある。アルパカ? どっかで聞いたことあるような。ああ、そうか、あのセーターと...

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カメラ機能のためだけにカメラ付きケータイを買う男

Canon EOS 10D+EF50mm(f1.8), f2.0, 1/80s(絞り優先) ふと思い立ってケータイを買った。正確に言うと、カメラが付いたケータイを買った。カメラ機能を使うだけのために。 通話用のケータイは、大昔のtu-kaを持っていて、ほとんど使ってないから機種変更の必要はまるでない。基本料金が980円とかの超低額コースのサービス分500円無料通話さえ使いきれない私だから。でも、ケータイのカメラは欲しいと前々から思っていた。そして...

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森という名を持つ森じゃない小牧ふれあいの森

Canon EOS 10D+TAMRON28-300mm XR(f3.5-6.3)+C-PL, f5.6, 1/100s(絞り優先) 小牧市のはずれに「ふれあいの森」という名の場所がある。私はこれまで3回行ったことがあるが、どんなところなのと問われると、うーんとうなってしばらく考え込んでしまう。なんか、変な場所なんだよねぇ、と言ってあとが続かない。地図で見つけて、森というから森なんだろうと思っていくと、なんか違うぞここ、と感じるだろう。ペットボトルの水と思...

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出遅れヒトツバタゴは、すでに雪解け寸前だった

Canon EOS 10D+TAMRON28-300mm XR(f3.5-6.3)+C-PL, f4.0, 1/60s(絞り優先) 少し前からヒトツバタゴのことが気になっていた。今年こそ犬山の自生地で天然ものを見てみたいと思いつつ、なかなかその気にならなかった。それが今日になって突然見たくなった。もう満開は過ぎていると分かってはいたけど、せっかくの気持ちを無駄にしてはいけないと行くことにした。風が強い日だったので、もしかしたら白い花吹雪が見られるかもしれ...

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家から2時間向こうにいる幸せの青い鳥

Canon EOS 10D+EF75-300mm(f4.0-5.6), f5.6, 1/250s(絞り優先) 山道をヒーヒーフー、ヒーヒーフー、と言いながら登っていると、頭の上の方から澄んだ鳴き声が聞こえてきた。聞き慣れないさえずりに大物の予感。足をとめて、木々の間を注意深く見渡すと、枯れ木のてっぺんで鳴いている鳥を発見した。おおー、もしや、キミは! もしかして、ひょっとして、あなたはオオルリさんですか? ずっと憧れていた、あの? 目を五木ひろ...

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コアラが動き回る動物だったら人気者になっていたかな?

Canon EOS 10D+EF75-300mm(f4.0-5.6), f5.0, 1/8s(絞り優先) 東山動物園一番の名物は、やはりなんといってもコアラだろう。なのに、どうしてここまで登場が遅れたかというと、コアラの写真ってオーケイなの? という問題が解決しないままだったからだ。昔は確かコアラ舎の中では全面的に写真撮影は禁止だったはずだ。でも、この前行ったら、「フラッシュ禁止」とプレートがかかっていた。フラッシュ禁止ということは、普通の撮...

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趣味で作る料理はフレンチが一番楽しい

Canon EOS 10D+EF28-105mm(f3.5-4.5), f4.0, 1/30s(絞り優先) 先週のサンデー料理は母の日崩れ和風だったから、今週はフレンチにしてみた。食材はフランス産じゃないし、白い米のご飯だからフレンチとは言えないけど、どこかに所属させるとしたらフレンチに入れてもらうしかない。ボンジュー、ちょっとお邪魔します。サ・ヴァ? 何料理が一番好きかと問われれば、迷うことなく和食と答える。じゃあ作るのも和食が一番楽しいか...

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昔も今もトンボを好きな気持ちは変わらない

Canon EOS 10D+TAMRON SP 90mm(f2.8), f3.2, 1/125s(絞り優先) 見慣れないトンボが私を誘うようにヒラヒラふわふわと飛びながら遠ざかり、止まったところに近づくと、またフッと飛び立ってハラハラと舞って距離をとる。なおも追いかけ、フラフラと迷い込んだ藪の中。そぉっと近づき、やっと撮らせてくれたのがこの一枚。期せずして珍しい角度のトンボ写真となった。 さて、これは何トンボだろうと家に帰ってきてから調べてみた...

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ゴマちゃんやタマちゃん、オカちゃんやナカちゃんの話

Canon EOS 10D+EF75-300mm(f4.0-5.6), f5.0, 1/800s(絞り優先) 地上ではもそもそと腹ばいでしか動けないアザラシも、水の中ではカメラも追いつけないほどの速さで泳ぐ。プールの中をぐるぐるぐる泳いで泳いで回って回って回る~。30周ほど見守っていたら、いい位置で浮かび上がってこっちを向いてくれた。ありがとう、ゴマちゃん。しかしその目は、こいついつまで粘ってるんだという不信感のようなものが宿っていたように見えた...

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黒いアゲハチョウのことは見切ったり

Canon EOS 10D+TAMRON SP 90mm(f2.8), f3.2, 1/640s(絞り優先) 黒色のアゲハチョウを見ると、あ、クロアゲハだ、と簡単に決めつけていた私。しかし、それでいいのか私、という疑問がわき起こったのが去年の夏、初めてジャコウアゲハを見たときだった。それ以来クロアゲハ断定は揺らぎ始めた。そういえばカラスアゲハってのもいたっけ。 これじゃあいけないと、今日黒いアゲハについて基礎から勉強してみた。雨続きで散策にも行...

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アヒルとマガモとアイガモとガチョウの関係

FUJIFILM FinePix S1 Pro+NIKKOR 70-300mm(f4-5.6D), f6.7, 1/350s(絞り優先) あれ? いつまでマガモいるんだ? などととぼけたことを言っていたのは、去年までの私だ。今の私はもう、これがアオクビアヒルだということを知っている。 アヒルといえば白いと決まっているわけではなく、実はたくさんの種類がいる。代表的なのが白いペキンアヒルと、写真のようなアオクビアヒルだ。ペキンアヒルは中国が原産で、アオクビアヒル...

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名古屋で一番高い山は198mの東谷山

Canon EOS 10D+EF28-105mm(f3.5-4.5), f4.5, 1/200s(絞り優先) 名古屋市内にも山はある。意外と感じるかもしれないし、そりゃ山くらいあるだろうと思うかもしれない。その中で最高峰の山といえばここ、守山区の北の外れにある東谷山だ。ひがしたにさん、ではなく、とうごくさんと読む。でも、ATOKではとうごくさんでは変換してくれないので、ひがしたにやまと打って変換している。マイナーな地名だから仕方がない。 地元の人間...

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ふたりの時間と距離とアフリカゾウ

Canon EOS 10D+EF75-300mm(f4.0-5.6), f5.0, 1/160s(絞り優先) ゾウを撮ろうと一歩下がったら、そこには小さなドラマがあった。ふたりの時間と距離感といったようなものが、私に、ああ、という言葉にならない感情を呼び起こし、映像だけが残った。 そんな人間模様を何年にもわたって見続けたゾウたち。彼らは狭い世界から人間たちの姿を通して、人生というものがどういうものなのかを学んでいるのかもしれない。とても賢い生き...

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自分の料理に初めて値段が付いたサンデー料理

Canon EOS 10D+EF50mm(f1.8), f2.8, 1/40s(絞り優先) 今日は母の日。だからサンデー料理はお袋の味にしようと思った。けど、カレーにしようか和食にしようか家庭料理にしようかとあれこれ考えてるうちにメニューは横すべりして、気づけばノーマル料理になっていた。こんな料理、母親作ったことないぞ。裏の裏をかいたつもりが表に。 お袋の味というよりも自分の味になった今日のサンデー料理。ちゃんとお袋の味に仕上がったら...

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森と親しくなるほど花が呼び寄せてくれる気がする

Canon EOS 10D+TAMRON SP 90mm(f2.8), f3.2, 1/200s(絞り優先) タニウツギなんて聞くと、女子ソフトボール日本代表の宇津木監督とヤワラちゃんのダンナ谷選手の顔が同時に浮かんで困る。いや、すごく困るわけではないのだけど、ふたりのイメージとこの花の可憐さとのギャップが大きくて、脳の中での処理が追いつかなくて少し困る。宇津木監督のチームにもし私がいたら、確実に泣かされてしまうであろうことを想像してつらい気持...

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魅惑のバラ世界が大きな口を開けて待っている

Canon EOS 10D+EF50mm(f1.8), f2.2, 1/400s(絞り優先) 5月も半ばが近づき、そろそろバラのことが気になってきた。中部地方最大のバラ名所といえば、岐阜県可児市の花フェスタ記念公園。でも、そこはまだ早い。家から遠いし、入園料もいるから、行くなら最盛期にしたい。まずはその前に近場で無料の王子バラ園へ様子見に行くことにした。 春日井の王子製紙が作っているバラ園で、約200種2,000本のバラを取り揃えているから、個...

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密林の貴公子ボンゴの幻を確かに見たような気がした

Canon EOS 10D+EF75-300mm(f4.0-5.6), f5.0, 1/250s(絞り優先) ボンゴっていいよね! 何の前触れもなく、突然そんな問いかけを投げられて、とっさに答えられる人は多くないと思う。100人のうち3人くらいは、ああ、あの茶色の鹿みたいなやつ? と答えるかもしれない。5人くらいは、マツダの? と問い返し、4、5人はラテンの太鼓みたいなやつだっけ? などと言うだろうか。大部分の日本人は、ボンゴを100字程度で説明するなん...

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蝶と蛾の小さな差と大きな違い

Canon EOS 10D+TAMRON SP 90mm(f2.8), f3.2, 1/200s(絞り優先) 初めて出会った蝶に小さく感激。家に帰ってきて調べたら、キンモンガ(金紋蛾)と判明。TAKEO KIKUCHIと思って買ってきた服が、よく見たらTAKAO KIKUCHIだったみたいな悲しさ。なんて紛らわしいんだ。 蝶と蛾の差は意外と小さい。でもそこには言葉には尽くせない大きな隔たりがある。本物の大塚愛と自称大塚愛似の女の子のように。 蛾を差別するのはよくない。私...

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藤の風情はどこをとっても日本人好み

Canon EOS 10D+EF28-105mm(f3.5-4.5)+C-PL, f4.5, 1/30s(絞り優先) つどいの丘のキリシマツツジを見たあとは、御作町のふじの回廊を見に行くというのが定番メニューと言えるだろう。キリシマツツジは単発、ふじの回廊は散策や山歩きと組み合わせることができるから、セットメニューとしてもちょうどいい。 419号線を北上して、「役場東」交差点を右折、そのまま33号線をキープして10分ほど走ると、ふじの回廊に到着する。橋を...

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5月のノーマル・ウィークは花名所から花名所へ

Canon EOS 10D+EF28-105mm(f3.5-4.5)+C-PL, f4.5, 1/400s(絞り優先) あなたが欲しいのはゴールデンなウィークですか、シルバーなウィークですか、それともノーマルなウィークですかと訊かれ、正直者の私はノーマルなウィークですと答え、見事金と銀の斧を手にはしてないけど、花スポット巡りを再開した。平日の夕方は、名所でも人が少なくていい。 ここは、つどいの丘。といっても、マイナーなスポットなので知ってる人は多く...

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蒸し料理に初挑戦で蒸しキングへの遠い道のりを知る

Canon EOS 10D+EF28-105mm(f3.5-4.5), f3.5, 1/13s(絞り優先) 今日のサンデー料理の第一印象は、見た目悪いなこれ、というものだった。まったく食欲をそそらないこの色合い。どうした、私!? と自らに問いかけてみたものの、もはや修復不可能。このまま黙って受け入れるしかなかった。食堂でこの料理が出てきたら、食べることをちゅうちょしたかもしれない。 今回は、先週の予告通り、蒸し料理に初挑戦というのテーマだった...

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この季節のケリは目を血走らせて警戒警備中

Canon EOS 10D+EF75-300mm(f4.0-5.6), f6.3, 1/320s(絞り優先) 田んぼの真ん中あたりからケケケケケッと声がして鳥が飛び立った。あわてて望遠レンズに交換して、連写しまくって、偶然撮れたのがこの一枚。完全なまぐれ当たり。振ってけ、振ってけ! 振らないと当たらないぞ! という少年野球のヤジがこんなところで役に立つとは。確かにそうだ、バットを振らないとボールには当たらないし、シャッターを切らないと写真は撮れ...

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屋根より高い鯉のぼりは絶滅危惧種に指定間近

Canon EOS 10D+EF28-105mm(f3.5-4.5), f4.5, 1/400s(絞り優先) 5月5日、鯉のぼりを探して車でうろつくこと30分、ようやくいいポジションの鯉のぼりを発見して、ありがたく写させていただいた。いい具合に風も吹いていた。 しかし、30分も探さないと鯉のぼりを見つけられないとは、時代も変わったものだ。屋根より高い鯉のぼりなんてのもめったに見られなくなった。 私たちの世代は、昔から伝わる伝統的な行事をギリギリ見るこ...

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スーパーな水陸両用カバさんはお金のかかる動物だった

Canon EOS 10D+EF75-300mm(f4.0-5.6), f5.0, 1/250s(絞り優先) 動物園の隠れた人気者カバさん。ライオンやゾウ、キリンなどのメジャーな動物に比べて陰に隠れがちだけど、これが意外と人気があるらしい。動物園にいる好きな動物のアンケートをとってみたら、SMAPのクサナギくんと同じくらいファンが多いことを知るだろう(たとえが微妙で伝わりづらい)。 野生のカバはものすごく凶暴だという。動物園のものはそれほどでもない...

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赤と白ふたつの顔を持つドウダンツツジの今は白

Canon EOS 10D+TAMRON SP 90mm(f2.8), f3.2, 1/200s(絞り優先) まるでツツジっぽくないけど、これもツツジの仲間、ドウダンツツジ。花の格好はスズランやスノーフレークに似ている。 真っ赤に紅葉することでも知られるドウダンツツジは、他のツツジ同様、今がちょうど花盛り。清潔感のある白い花をたくさんつけている。耳をすますとかすかに鈴の音が聞こえてきそうだ。 漢字は、満天星躑躅と灯台躑躅の二種類の書き方がある。...

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チンパンジーは遠い将来、人間になるのだろうか

Canon EOS 10D+EF75-300mm(f4.0-5.6), f5.0, 1/200s(絞り優先) 私にとっては珍しいチンパンジーも、チンパンジーからしたらもう人間なんてほとほと見飽きてるのだろう。そんな気持ちがカメラ目線に表れているように思えたのは、私の思い込みだろうか。 人間に最も近いと言われるチンパンジー。賢さゆえに動物園暮らしは厳しいものがあると想像される。大人になった私たちが小学校や中学校に通うみたいに。 それでもチンパンジ...

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森の考える人オランウータンは何を思う?

Canon EOS 10D+EF75-300mm(f4.0-5.6), f5.6, 1/125s(絞り優先) 何やら考えながらたそがれ中のオランウータン。どこか人間っぽくて、愛らしくもあり、悲しげでもある。それは、彼らが孤独を好むという性質とも無関係ではないのかもしれない。 チンパンジーのように木から地へと飛び移ったりせず、ゴリラのように雄叫びを上げて威嚇したりせず、サルのようにギャーギャー騒いだりしない。ゆるやかな共同体の中で、それぞれが単独...

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