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    2023/12/14

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勝手に紹介 ~尾崎豊編

音楽(music)
空と雲

 尾崎豊について、これまで誰かと話をしたことはほとんどない。何をどう話していいか分からないからだ。
 1992年に26歳でこの世を去ってすでに30年以上が経った今も、自分の中で尾崎豊の存在は未解決のままだ。
 そんなに好きなんですかと言われるとそういうことではないし、大ファンかといえばそういうこともでない。
 そんな単純な話しではないのだ。
 いつか尾崎豊について書けるときが来るかもしれないし来ないかもしれない。
 今はまだその時期ではない。
 でも、ここで一度、自分の中に残った尾崎豊の曲について整理しておきたい気持ちになった。
 それは一歩前進といえるかもしれない。

 勝手に紹介シリーズの番外編として、今回は尾崎豊編をお送りします。




『時』

 人気アンケートでも、オススメの曲でも、まず挙がらないこの曲が私が一番好きだ。ずっと前からそうだし、これからも変わらない。




『ロザーナ』

 尾崎豊が歌いたかったのは、社会や大人たちへの反抗心ではなく、愛とか、人とのつながりとか、罪と償いとか、幸せといったものだったのだと思う。
 尾崎豊を知らない世代にこそ、この『ロザーナ』のような曲を知ってほしい。
「二人は特別変わってた訳じゃないからいつか同じ過ちから解き放たれよう」のところでどうしても泣いてしまう。




『街の風景』

 10代半ばでこんな曲を書けるというのはどういうことなのか。生まれ変わり以外に説明が付かない。




『OH MY LITTLE GIRL』

 大学生のとき、深夜のバイトの帰りに車の中で聴いていたときのことが蘇る。




『十七歳の地図』

 若かりし頃の尾崎豊。
 全力で歌うというのはこういうこと。
 恥ずかしいとか、カッコ悪いとか、当時からそういう風潮はあったけど、尾崎豊という存在はそれを超越していた。
 普段は礼儀正しくて物静かな青年というのは、尾崎豊に会ったことがある誰もが口にする言葉だ。




『僕が僕であるために』

 尾崎豊好きには印象深い曲だと思う。
 僕が僕であるために、という言葉は尾崎豊の在り方を象徴する言葉だ。




『シャリー』

 見入らせる力、聴き入らせる力、それらの源がどこにあるのかは分からない。
 それはある種の人々を惹きつけ、別の人々を拒絶させる。




『クッキー』

 こういうポップでキュートな曲もあって、ちょっとホッとする。




 初期の一曲。
 尾崎豊という人は変わった人で、変わっているというか相反する両極の振り幅が大きい人だった。
 小学生のときは登校拒否児だったのに、中学では生徒会の副会長をやったり、それでいて喫煙で停学になったかと思えば青山学院高等部に進学している。しかし、バイクで事故をしたり喧嘩で停学になったりで自主退学。
 子供の頃は電車オタクだったし、高校時代はずっと新聞配達のバイトをしていた。
 不良なんだか真面目なんだかよく分からない。というか、その両方だったのだろう。
 そんな人間だから周りは当然ながら巻き込まれてしまう。そして振り回され、尾崎豊の意思とは関係のないところで傷つく人たちも生まれる。
 歌うことは彼なりの償いだったのだと思う。




『街路樹』

 17歳でデビューしてほどなく人気絶頂を迎え、20歳で早くも行き詰まり、無期限の活動停止を発表。単独でアメリカに渡る。
 しかし、これといったものを見いだせないまま帰国。
 レコード会社を移ったり、結婚して長男が生まれと慌ただしい日々を送る中、覚醒剤で逮捕。
 この曲はそんな時期に生まれた曲だった。




『太陽の破片』

 覚醒剤事件の謹慎明けの22歳のとき、最初で最後のテレビ出演となったのがこの映像だ。

 ここまで歌を聴いて、映像を見ても、やっぱり結論は出ないままだ。
 何をどう思えばいいのかさえ、よく分からない。


勝手に紹介 ~若い世代にthe brilliant greenを

音楽(music)
空と雲

 今30歳以下の人に、ブリグリって知ってる? と訊いたら、ほぼ全員がはっ? となると思う。
 正式名のthe brilliant green(ザ・ブリリアント・グリーン)で訊いても答えはほぼ同じなんじゃないだろうか。
 今や、遠い過去のバンドとして忘れ去られてしまった感が強い。

 結成は1995年。
 京都市立紫野高校のクラスメイトだった奥田俊作(ベース兼作曲)と松井亮(ギター)がライブハウスで歌っていた川瀬智子(ボーカル兼作詞)をスカウトしたのがきっかけだった。
 川瀬智子が20歳になる頃だ(他の2人は4歳上)
 2年後の1997年、全編英語歌詞の『Bye Bye Mr. Mug』でソニーレコードよりメジャーデビュー。
 転機となったのが翌1998年に発表した『There will be love there -愛のある場所-』がTBSのテレビドラマ『ラブ・アゲイン』の主題歌に使われて大ヒットとなったことだった。
 続く『冷たい花』、『そのスピードで』、『長いため息のように』と、立て続けにヒットを飛ばした。それが1998年から1999年で、この時期のthe brilliant greenはちょっと神懸かっていた。
 その後、少し停滞期があったものの、2000年の『Hello Another Way -それぞれの場所』と『angel song -イヴの鐘』は紛れもなく傑作だった。
 しかし、この頃から急速に輝きを失っていくことになる。
 それと前後して、ボーカルの川瀬智子がソロプロジェクト「Tommy february6」をスタートさせたことでバンドとしてのthe brilliant greenは一時的な活動休止に入った。
 後に川瀬智子は別のソロプロジェクト「Tommy heavenly6」を始めたりもしている。
 振り返ってみれば、ボーカル川瀬智子のけだるい感じと曲調が世紀末の時代的な気分と合致したというのが大きかった気がする。
 1999年のノストラダムスの大予言は当たらず、皆が肩すかしを食らって我に返ったのが2000年だった。
 再浮上しないまま世間では忘れられつつあった2003年に、メンバーの奥田俊作と川瀬智子が結婚したときもあまり話題にならなかったように思う。
 2008年に17枚目のシングル『Ash Like Snow』が『機動戦士ガンダム00』のオープニング曲になって少しだけ復活したものの、2010年の20枚目のシングル『Just Can't Breathe...』を最後に、事実上活動停止となった。

 個人的にthe brilliant greenをリアルタイムでよく聴いていたわけではないし、それほど強い思い入れがあったわけでもないのだけど、ときどきthe brilliant greenの曲が頭の中で流れることがあって、何年か前にベストアルバムの『complete single collection '97-'08』(2008年)を中古で買って聴いたら、やっぱりthe brilliant green、すごいじゃん、名曲だらけじゃんと再認識して、それからもときどき思い出して聴くというのが続いている(買ったのは初回限定版で、付いてきたMV集のDVDがよかった)。
 私の中では息の長いアーティストということになる。

 https://amzn.to/3wt0Tdf(『complete single collection '97-'08』)

 それで、最初の問いに戻るのだけど、若い世代にもぜひともthe brilliant greenを聴いて欲しいというのが今回の勝手に紹介の趣旨だ。かつてこんなカッコよくて素敵なバンドがいたんだよということを勝手に教えてあげたい。
 今MVを見て、曲を聴いても古びていないと感じる。名曲は時代を経ても色褪せない。




 the brilliant green 『There will be love there -愛のある場所-』

 the brilliant greenといえばこの曲を思い浮かべる人も多いと思う。
 the brilliant greenのエッセンスのすべてがこの一曲に凝縮されているといってもいい。




 the brilliant green  『冷たい花』

 大ヒットの次の曲というのはどんなアーティストにとっても難しい。
 同じ路線でいくのか、別路線で振り幅を見せていくのか、という判断に迫られる。
 個人的な推測だけど、この当時のthe brilliant greenはそれほど売れることを目指していなかったのではないかと思う。自分たちの音楽性を考えたとき、あれほど広く一般に受け入れられるとは思っていなかったんじゃないだろうか。
『冷たい花』はよりハードに、よりダークに打ち出すことで世間を試すというか反応を見るような狙いがあったかもしれない。
 この曲がオリコンで1位になるのだから今では驚きだ。時代性というものだろう。
 この曲の成功でthe brilliant greenの方向性は決まったということがあっただろうし、自分たちの目指す音楽に対する確信めいたものを得たのではないか。




 the brilliant green 『そのスピードで』

 フジテレビのテレビドラマ『Over Time-オーバー・タイム』の主題歌ということで、覚えている人も多いと思う。
 この時代はドラマのヒットと主題歌のヒットが連動する幸せな時代だった。まだCDが売れていた時代だ。
 インターネットとメールを広く世に知らしめるきっかけとなったドラマ『WITH LOVE』が放送されたのが1998年だから(私がネットを始めたのもこれ)、その少し後ということになる。
『WITH LOVE』の主題歌、MY LITTLE LOVERの『DESTINY』も大ヒットした。




 the brilliant green 『長いため息のように』

 the brilliant greenを一言で言い表すなら、”カッコイイ”バンドだと思う。
 the brilliant greenのようなカッコよさを持ったバンドはthe brilliant green以前にはいなかったし、the brilliant green以降もいないように思う。
 そういう意味では唯一無二のバンドという言い方もできる。




 the brilliant green 『 Hello Another Way -それぞれの場所-』

『長いため息のように』に続く『愛の♥愛の星』、『CALL MY NAME』、『BYE! MY BOY!』がセールス的にも上手くいかず、the brilliant greenはもう終わりなのかと思われていたときに放った起死回生の一発的な名曲。
 原点回帰ということで、気持ちを入れ直して作ったみたいなことをどこかのインタビューで答えていたように思う。




 the brilliant green 『angel song -イヴの鐘-』

 これまでとかなり違った曲調で、the brilliant greenの新たな一面、ブライトサイドというものを見せて幅を広げたように思えたのだけど、時代の空気感が変わって、すでにthe brilliant greenは求められなくなっていたのかもしれない。
 TBSのテレビドラマ『真夏のメリークリスマス』の主題歌としてヒットして、オリコン3位までなったものの、これを機にthe brilliant greenは失速していくことになる。
 私の中のthe brilliant greenもここで止まっている。




 the brilliant green  『I Just Can't Breathe...』

 事実上最後となった20枚目のシングル曲。
 こうして聴いてみると相変わらずthe brilliant greenではあるし、ボーカルも変わっていないといえば変わっていないのだけど、何か決定的に力を失ってしまっているのを感じる。ある種の説得力のようなものだ。
 最初の方で神懸かっていたという言葉を使ったけど、実際にそういうことはあるのかもしれない。何者かが手を貸していないと、本当の名曲や傑作は生まれないのではないか。
 神か天使か悪魔か、その正体は分からないけれど。
 ただ、短い数年間だったにしても、the brilliant greenは本物だった。彼らが世に送り出した名曲が輝きを失うことはない。
 だからこそ、若い世代に聴き継いでいって欲しいと私は願う。


勝手に紹介 ~鬼束ちひろ再評価希望編

音楽(music)
空と雲

 amazonのPrime Videoで久しぶりにテレビドラマ『TRICK(トリック)』を観たら、面白くて1から2、3、劇場版まで観てしまった。
 今観てもすごく楽しめる。たぶん3回くらいは観てると思うのだけど。
 ドラマ版はすべてエンディングテーマを鬼束ちひろが担当していて、改めて曲の良さに気づいたと同時に鬼束ちひろの才能はちょっとすごいと再認識した。
 ドラマのヒットと鬼束ちひろのヒットが重なったことで『月光』の一発屋みたいな感じになってしまったけど、いやいや、決してそんなアーティストではないぞと言いたい。
 一躍売れっ子になって何年後かにあれこれ問題を起こして、お騒がせアーティストみたいな扱いを受けたけど、このまま埋もれさせるには惜しい才能だ。
 遠くない将来、必ず再評価されるべきアーティストだと思う。

 というわけで、今回の勝手に紹介シリーズは、鬼束ちひろ再評価希望編ということでお届けします。
 忘れていた人の再会やあらたな出会いの架け橋になれるといいのだけど。




 鬼束ちひろ 『月光』

 やはりこの曲は外せない。
 良くも悪くも鬼束ちひろといえば『月光』で、その評価は変わらない。
 これをデビュー曲と思っている人がいるかもしれないけど、デビュー曲は『シャイン』で、『月光』は2ndシングルだ。
 それにしても、『シャイン』や『月光』のような曲調でデビューする若い女性アーティストというのはあの頃でも異質だった。今の時代ではまったく考えられない。
 あらためて聴いて感心したのが、「心を開け渡したままで 貴方の感覚だけが散らばって 私はまだ上手に 片付けられずに」や、「哀しい音は背中に爪跡を付けて」といった歌詞だった。
 20歳になるかならずでなかなかこんな歌詞は書けない。




 鬼束ちひろ 『流星群』

 テレビ版『トリック2』のエンディングテーマ。
 シングルとしては6thに当たる。
 一発目が大当たりするとその後が大変なのだけど、ドラマ第二弾に合わせてきっちり答えを出してくるあたりに確かな実力を感じさせる。
 少し曲調は明るくポップになった。




 鬼束ちひろ 『私とワルツを』

 テレビ版『トリック3』のエンディングテーマ。
 10thシングル。
 前2曲と比べるとやや印象が弱かったかもしれない。
 でも、一曲を通してちゃんと聴くとちゃんといい曲だ。




 鬼束ちひろ 『眩暈』

 シングルとしては4thで、初期の代表曲の一つ。
 動画は2016年に行ったライブ映像だけど、これを観ても歌唱力の高さが分かる。
 聴き入ってしまうし、見入ってしまう。
 これぞ本物。




 鬼束ちひろ 『Cage』

 3rdシングル。
 初期の頃は一曲も外さず毎回当ててるというのもちょっとすごい。
 ただ、曲調が似ている分、飽きられやすかったのかもしれないとも思う。
 1stアルバム『インソムニア』の頃までにほとんどすべて出し切ってしまった感もある。
 その後もずっと追いかけていたファンにしたら、いや、そうじゃないんだと反論するだろうけど。




 鬼束ちひろ 『Infection』

 5thシングル。
 こちらもファンの間では人気の高い曲だ。




 鬼束ちひろ 『edge』

 4thシングル『眩暈』のカップリング曲で、映画『溺れる魚』の主題歌。




 鬼束ちひろ 『夏の罪』

 花岡なつみのデビューシングルとして初めて楽曲を提供した曲をセルフカバーしたのがこれ。
 花岡なつみ版も悪くないのだけど、鬼束ちひろの曲はやはり鬼束ちひろにしか表現できないのかもしれない。




 鬼束ちひろ 『茨の海』

 2ndアルバム『This Armor』の収録曲。




 鬼束ちひろ 『Castle・imitation』

 プレイステーション2用ゲーム『ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター』のテーマソング。
 2ndアルバム『Sugar High』にも収録された。
 隠れた名曲。




 鬼束ちひろ 『スロウダンス』

 2024年2月現在、この23thシングルが最新作ということになるようだ。
 発表は2021年2月24日。
 映画『劇場版 ポルノグラファー~プレイバック~』の主題歌として採用された。
 2020年代になってもまだ鬼束ちひろのことを忘れていない人がいたことが嬉しい。
 フルバージョンはこちら

 2024年現在、鬼束ちひろは43歳。
 鬼束ちひろはまだ終わっていない。


 これまでの勝手に紹介シリーズは「音楽カテゴリ」にまとめてあります。
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勝手に紹介 ~既出アーティストの新曲紹介 2023年12月

音楽(music)
空と雲

 勝手に紹介シリーズの今回は、既出アーティストの新曲編です。
 前回が6月16日だったから、いつの間にか半年も経っていた。確かにしばらくやっていなかった。
 ここ最近、あまり音楽を聴いていないということもあるのだけど、新規開拓ができないでいる。最後に個人的に発見したのがTOMOOだから、それからしてもちょっと怠けているといわないといけない。
 今回も既出メンバーということで、顔ぶれも前回とほぼ同じになった。今はこんな感じの音楽を緩く聴いている。




 アイナ・ジ・エンド(Kyrie) 『憐れみの讃歌』

 映画『キリエのうた』(岩井俊二監督)の主題歌。
 歌っているのは作品主人公であるKyrie/小塚路花を演じたアイナ・ジ・エンド。
 今年の6月に解散したBiSHメンバーの一人でもあり、グループ活動中もソロ活動をしていたアイナ・ジ・エンドだけど、今後の活躍はすでに約束されているといってもいい。
 この作品で報知映画賞の新人賞も受賞している。
 曲は小林武史が作詞作曲を担当した。
 小林武史といえばサザンオールスターズの音楽プロデューサーとしても知られているけど、Mr.Childrenのブレーンとしての方がよく知られているだろうか。
 個人的にはMY LITTLE LOVERが好きだった。

『憐れみの讃歌』はYouTubeの「THE FIRST TAKE」でも歌っている(キーボードが小林武史)。
 これを見ると歌うことは表現することなのだということを再認識する。




 Aimer 『白色蜉蝣』

 2022年の去年は『鬼滅の刃』の主題歌を担当したり、年末の紅白に出場したりで、私の感覚ではちょっとビッグになりすぎてしまった感があるAimerだけど、メジャーデビューは2011年なので、ポッと出の新人などではない。
 本人がボーカルおたくと称するほど歌うということにかける情熱は熱い。
 誰かに似ているようで誰にも似ていない唯一無二のボーカルといういい方ができると思う。




 ぷにぷに電機 『Alien City Roast』

 ぷにぷに電機って、なんかやる気なさそうみたいな感じを受けるのだけど、たまにこうしてちゃんといい曲を作って出してくるから、やっぱりやる気はあるんだと思う。
 かと思うと、長らく音沙汰無しになったりもする。




 羊文学 『more than words』

 羊文学は最近、来てる気がする。だいぶ攻めている。
 この曲はアニメ『呪術廻戦』「渋谷事変」のエンディングで、『呪術廻戦』と羊文学の組み合わせは意外というか斬新だ。
 実力のある人間がちゃんと評価されるというのは他人事ながら嬉しく思う。
 自分が推しているアーティストやバンドが伸び悩んでいたりするとちょっと寂しい。




 文藝天国 『フィルムカメラ』

 文藝天国は今くらいのメジャー・マイナー加減がちょうどいい気がするのだけど、本人たちはもっと売れたいと思っているんじゃないだろうか。
 今のボーカルのハルの歌声がとにかく好きだ。




 ヨルシカ 『月光浴』

 安定のヨルシカ。
 高速のクルージング走行のように曲に身を委ねているだけでいい。




 月詠み 『夢と知りせば』

 この上なく今的な月詠みの音が10年後、20年後にどう評価されて、どう支持されるのかに興味がある。
 今の若者たちは月詠みの音楽を今っぽいと感じるのだろうか。




 adieu 『景色 / 欄干』

 どうせ女優の片手間でしょと思いたくなるのだけど、生歌でこのレベルで歌唱されてしまうと、もう認めざるを得ないというか、説得されてしまう。
 姉妹で歌が上手いって、どんな遺伝子だ、上白石姉妹。




 アイナ・ジ・エンド 『宝石の日々』

 今回はアイナ・ジ・エンドで始まり、アイナ・ジ・エンドで終わった。


 にしなの最近の『クランベリージャムをかけて』や『シュガースポット』は好きなタイプの曲じゃない。
 次回作に期待している。
 Laura day romanceのことも忘れてない。


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