カテゴリ:動画(Motion picture)

記事一覧
  • 今この人に注目せよ

     あなたは吉村妃鞠(よしむらひまり)という若き日本人ヴァイオリニストを知っているだろうか。 まずは説明抜きに演奏の動画を聴いてみてほしい。 どうだっただろう。なんだこれはと思ったんじゃないだろうか。 ヴァイオリンについての知識がなくても直接心の深いところを震わせるものがある。琴線に触れるというのはこういうことをいうのだろう。 技術に裏打ちされているというだけではない何かがある。彼女にしか奏でられな...

    2023/08/29

    動画(Motion picture)

  • 山田五郎とみうらじゅんの仏像トーク動画

     山田五郎のYouTube公式チャンネル「オトナの教養講座」で、みうらじゅんをゲストに迎えての仏像トークがとても面白かったので紹介します。 この動画の埋め込みは禁止されているので、YouTubeのページでご覧ください。 【みうらじゅん×山田五郎①】超脱力仏像トーク【仏像に魅入られた男】 【みうらじゅん仏像独自考察・大連発!】千手観音の正体は○○説【阿修羅像・金剛力士像・空也上人トークも】 【みうらじゅん×山田五郎③】...

    2022/06/03

    動画(Motion picture)

  • 7月前半の森林公園

    SONY α55 + TAMRON 90mm f2.8 Di 森林公園行き。先週のこと。 南門入り口近くに、ひまわり畑ができていた。夏の楽しみが一つ増えた。 ねじらないネジバナ。 ひねくれているネジバナは、ひねらず真っ直ぐ花を並べる。 カリガネソウ。 夏の盛りから秋の手前まで咲く夏の花。 虫を捕まえているイシモチソウを探したけど、やっぱり見つからない。 ミミカキグサも、食虫植物の一種だ。 ただし、地中のプランクトンなどを捕食す...

    2012/07/20

    動画(Motion picture)

  • 海上の森ショートムービー「夏の海上の森を歩く」

    http://youtu.be/QxG-nC84CyoSONY α55 + TAMRON 10-24mm f3.5-4.5 / MINOLTA 100-300mm f4.5-5.6 APO 海上の森の動画を撮りたいと思ったのは、暗い森シリーズを撮っているときだった。 α55のフルハイビジョン動画撮影機能を、これまで使ったことがなかった。動画はK-7時代に、愛岐トンネルで一度だけ試し撮りをして、それっきりだった。 ずっと動画には興味がなかったのだけど、ふいに撮りたくなって、そうなるともう、撮りにい...

    2012/07/11

    動画(Motion picture)

今この人に注目せよ

動画(Motion picture)
空と雲

 あなたは吉村妃鞠(よしむらひまり)という若き日本人ヴァイオリニストを知っているだろうか。
 まずは説明抜きに演奏の動画を聴いてみてほしい。




 どうだっただろう。なんだこれはと思ったんじゃないだろうか。
 ヴァイオリンについての知識がなくても直接心の深いところを震わせるものがある。琴線に触れるというのはこういうことをいうのだろう。
 技術に裏打ちされているというだけではない何かがある。彼女にしか奏でられない旋律といったものがあるのだろう。
 プロも一般人も賞賛するというのはそれほど多くない。一般受けはするけど玄人的にはそうではないとか、プロは賞賛するけど一般的にはよく分からないということもある。
 途中でちらっと映ったカメラを回していた男性がシンセサイザー奏者兼作曲家の父親の吉村龍太で、母親はヴァイオリニストの吉田恭子。 
 3歳からヴァイオリンを始め、4歳にはコンクールに出場して8歳までには世界的なコンクールで1位を39回獲った。
 上の動画が8歳のときのもので、2023年現在は12歳になっている。
 慶應義塾幼稚舎に在学しながらアメリカのカーティス音楽院に最年少で入学したのは10歳のときだ。
 天才という一言では片付けられない存在であり、両親から音楽DNAを受け継いでいるというだけでは説明がつかない。
 モーツァルトの再来とまでいわれる彼女だけど、美空ひばり顔だから、美空ひばりがあの世でヴァイオリンを猛練習して生まれ変わってきたんじゃないかと思ったりもする。
 実際のところ、前世もよく知られた音楽家だったかもしれないし、天上界と直結しているようでもある。
 彼女のヴァイオリンから発せられる音には何か特別な成分が含まれている。他の人にはない何かだ。
 それはテクニックで出せるものなのかどうか。
 使っているヴァイオリンが、あの前澤友作所有のものと知ってガクッとくるのだけど、ストラディヴァリウス”ハンマ”(1717年)は名器と名高いものだ。


 今回はこの人に注目ということで、個人的に気になっている何人かを紹介します。
 続いては陸上中距離のドルーリー朱瑛里(しぇり)選手です。




 文字通り彗星の如く現れたのがドルーリー朱瑛里で、今年2023年1月に行われた全国都道府県対抗女子駅伝での17人抜きは鮮烈だった。
 このとき中学3年の15歳。
 ダイナミックで美しいフォームも印象的で、一躍ヒロインとしてマスコミでも取り上げられたので知っている人も多いかもしれない。
 日本女子中距離界には田中希実という期待の星もいる(ドルーリー朱瑛里は田中希実を憧れと公言している)。
 近い将来、ドルーリー朱瑛里が田中希実のライバルになるようなら日本女子中距離界の未来は明るい。
 ゆくゆくはマラソン挑戦もあるだろうか。
 期待を持って見守りたいと思う。




 ボクシングに多少でも興味がある人で井上尚弥(いのうえなおや)を知らないという人はいないと思うけど、たとえボクシングに興味がなくても井上尚弥のことは知っておいてほしい。同じ時代、日本にこんなすごい選手がいるんだということを知っておいて損はない。
 日本ボクシング界が生んだ最高傑作といわれる井上尚弥のどこがすごいかを説明するのは簡単なようなで難しい。
 とにかくすべてがすごいとしかいいようがない。
 パワー、スピード、テクニック、ディフェンス、当て勘、スタミナ、打たれ強さ、ボクシングIQの高さ、などなど、すべてが高い別次元にあって弱点が見当たらない。
 これまでにも日本には強いボクサー、いいボクサーは何人もいたけど、それらと比べてもまったく格が違っている。
 野球界でいうと大谷翔平のような存在といえば一般にもイメージしてもらえるだろうか。
 高校時代の7冠独占に始まり、世界4階級制覇、主要4団体統一ときて、今年の年末には2階級での4団体統一が実現することになりそうだ。
 今はYouTubeでたくさん動画が見られるので、知らなかったという人もこれから追いかけても遅くないです。




 将棋の藤井聡太(ふじいそうた)の一般的な知名度がどれくらいなのかがよく分からないのだけど、少なくとも将棋界にとどまらない人気と知名度なのは間違いないだろう。
 愛知県瀬戸市出身ということで地元の愛知、名古屋ではプロデビューした当時からよく話題になっていた。
 史上最年少の14歳でプロデビュー(四段昇段)を果たすと、初戦の加藤一二三戦から破竹の29連勝を飾ったのも大きなニュースになった。
 そこから順調に成績を残し、2023年現在タイトル8つのうち7つを独占する格好になっている。
 近く最後の1つの対局があり、それに勝つと史上初の8冠独占となる。
 将棋界というのは30年に一度、大天才が現れるようで、一つ前が羽生善治、その前が加藤一二三だった。
 だとすると、向こう20年くらいは次の天才を見られないということになるので、今のうちに藤井聡太の将棋をよく見ておく方がよさそうだ。次の天才まで自分が生きていないかもしれない。なんか、ハレー彗星みたいだ。
 天才というのは突然変異なんだとあらためて思う。




 NMB48の渋谷凪咲(しぶやなぎさ)は知っている人はもちろん知っているし、知らない人はそもそも興味がないので知らないのだけど、彼女はぜひ知っておいて欲しい一人だ。彼女を知れば幸せになれる。
 彼女を一躍有名にしたのが大喜利だった。
 アイドルなのに大喜利? と意外に思うだろうけど、渋谷凪咲の大喜利力はアイドルレベルではなくそのへんの芸人を遙かに超えている。
 ボケて面白いとかではなく、真面目に考えた答えが結果的に大喜利になっているという希有の才能の持ち主で、ほとんど唯一無二といっていい。
 とにかく瞬発力がすごい。笑う前に、すごっと思ってしまう。
 その実力にいち早く気づいて紹介したのが麒麟の川島だったというのも頷ける。
 今月、NMB48卒業を発表したけど、今後ますます活躍していくことになるはずだ。


山田五郎とみうらじゅんの仏像トーク動画

動画(Motion picture)
山田五郎とみうらじゅん

 山田五郎のYouTube公式チャンネル「オトナの教養講座」で、みうらじゅんをゲストに迎えての仏像トークがとても面白かったので紹介します。
 この動画の埋め込みは禁止されているので、YouTubeのページでご覧ください。

 【みうらじゅん×山田五郎①】超脱力仏像トーク【仏像に魅入られた男】

 【みうらじゅん仏像独自考察・大連発!】千手観音の正体は○○説【阿修羅像・金剛力士像・空也上人トークも】

 【みうらじゅん×山田五郎③】遺言 〜仏像よ、永遠に〜



 みうらじゅんと仏像というと、いとうせいこうと組んだ『見仏記』が有名で、書籍やテレビで読んだ(見た)という方もいると思う。
 とにかく好きが高じて異常に詳しいみうらじゅんなので、今回の山田五郎との対談でも仏像愛と博識ぶりが炸裂している。
 山田五郎も美術評論の人だから、仏像にも詳しくて、みうらじゅんの独走トークになんなくついていっているのが何気にすごい。
 美術に関する造詣の深さはBS日テレの『ぶらぶら美術・博物館』(web)でも遺憾なく発揮されている。
 今の若い人は知らないだろうけど、元『ホットドッグ・プレス』の編集者/編集長として名を売った人なのでファッション系の人間と思われがちだけど、本来は美術が専門で、ファッションにはあまり興味がなかったらしい。
 今は雑学王の印象が強いかもしれない。

 みうらじゅんについてはいろいろ書きたいこともあるのだけど、またいつか書くことにして、今回はこの動画を見ていただいて、みうらじゅん、すごいじゃんと思ってもらえれば何よりです。
 いつの間にか絵がものずごく上手くなっている。もはやヘタウマのイラストレーターではない。

 人間、好きなものがあるというのは素敵なことで、好きなことについて話しているときは本当に楽しそうで、聞いているこっちも楽しくなる。
 1本40分か50分くらいの長い動画なのに、一気に見てしまった。
 もっと聞いていたい。


7月前半の森林公園

動画(Motion picture)
森林公園-1

SONY α55 + TAMRON 90mm f2.8 Di



 森林公園行き。先週のこと。
 南門入り口近くに、ひまわり畑ができていた。夏の楽しみが一つ増えた。




森林公園-2

 ねじらないネジバナ。
 ひねくれているネジバナは、ひねらず真っ直ぐ花を並べる。




森林公園-3

 カリガネソウ。
 夏の盛りから秋の手前まで咲く夏の花。




森林公園-4

 虫を捕まえているイシモチソウを探したけど、やっぱり見つからない。




森林公園-5

 ミミカキグサも、食虫植物の一種だ。
 ただし、地中のプランクトンなどを捕食するというから、見た目では分からない。




森林公園-6

 アシナガバチだろうか。
 ちょっとおっかなびっくり近づいて撮ってみる。




森林公園-7

 目が点。




森林公園-8

 ショウリョウバッタ。




森林公園-9

 最近、カナヘビをよく撮っている。
 魅力的な被写体だと思う。
 ニホントカゲが全然撮れない。




森林公園-10

 後半は雨になった。




森林公園-11

 最後は本降り。
 強い雨の中でも、コシアキトンボは飛び回っていた。

海上の森ショートムービー「夏の海上の森を歩く」

動画(Motion picture)


http://youtu.be/QxG-nC84Cyo

SONY α55 + TAMRON 10-24mm f3.5-4.5 / MINOLTA 100-300mm f4.5-5.6 APO



 海上の森の動画を撮りたいと思ったのは、暗い森シリーズを撮っているときだった。
 α55のフルハイビジョン動画撮影機能を、これまで使ったことがなかった。動画はK-7時代に、愛岐トンネルで一度だけ試し撮りをして、それっきりだった。
 ずっと動画には興味がなかったのだけど、ふいに撮りたくなって、そうなるともう、撮りにいかずにはいられなかった。

 いろいろな動画を見たり、記事を読んだりして、イメージを持っていったつもりではあったのだけど、やはり聞くのと撮るのとではえらい違いで、思った通りにはいかなかった。
 α55には手ぶれ補正機能があるものの、それとは別に歩きながら撮るときの縦ブレがあって、これを抑え込むのは非常に困難だ。
 だからこそ、縦揺れ防止のためのステディカムなどが発売されているわけで、本格的に動画を撮る人にとってそれは必需品となっている。あれを使うと、特有の浮遊感のある映像になる。ただ、1万円以下のものはあまり効果がないとのことで、何万も出して買う気にはなれない。
 縦揺れに気をつけていたら、ちょっとおかしな歩き方になってしまい、横揺れが起きていた。無意識のうちに二足歩行ロボットのようなというか、中腰のコソ泥スタイルのような歩きになっていたかもしれない。撮っている最中、誰とも会わなかったのは幸いだった。

 編集に関していえば、SONYの付属ソフトPMBは、カットと単純結合しかできない。Windows付属のムービーメーカーは、vistaのPremium以上とwin7しかAVCHDに対応していない。
 今後続けて動画を撮るなら、Premiere Elementsあたりの導入を考えないといけない。
 撮影は、見よう見まねというか、ぼんやりしたイメージで行っているので、あとから見てみると、ここはああした方がよかったこうした方がよかったという点がたくさんある。
 カメラのパンと撮影中のズームは、デジタル一眼ではちょっと難しいように思った。あまりスムーズにいかない。
 オートフォーカスも、けっこう迷ったりする。動作音を拾うから、慣れたらマニュアルフォーカスにした方がよさそうだ。

 他人の家のホームビデオほど退屈なものはなく、個人の動画にもそれは言える。今回の海上の森動画も例外ではない。5分半というのは、短いようで長い。
 退屈に感じさせないためには、短いカット割りをしていくとか、つなぎの部分にエフェクトを加えるとか、文字を入れるなど、変化をつけることが必要になる。ただ、そんな凝った編集をしようとすると、かなりの時間を要することになるし、下手にやり過ぎると逆効果にもなる。
 YouTubeへのアップロードは、HDの場合、ものすごく時間がかかる。アップロードしながらエンコード的なことも同時にやっているのだろうか。ADSL回線ということもあるだろうけど、5分半の動画に5時間以上もかかった。
 HDにこだわらず、WMVにエンコードして、ファイルを軽くした方が現実的といえそうだ。そうすれば、ムービーメーカーである程度の編集ができるようになる。

 そんなこんなで今回は、いろいろ実験的な要素も含みつつのムービー作りとなった。
 またすぐ次のも撮りたくなったかといえばそうでもなく、単に海上の森を紹介したかっただけという気がしないでもない。海上の森のパート2ならまた作りたい。
 部屋を静かにして、音量を少し大きめにしつつ、森の音を楽しんでもらえるといいんじゃないかと思う。

【アクセス】
 ・愛知環状鉄道「山口駅」から徒歩約35分。
 ・無料駐車場 あり