
SONY α55 + SIGMA 50mm f1.4 / TAMRON 180mm f3.5 + 3600HS(D)
今年も恒例のミスせともの撮影会が行われた。
毎年秋と春に開催されていて、今回が3年目4回目の参加となった。
今年の春は、雨で断念してしまった。昨日もまた雨だったのだけど、今回は雨でも行くと決めていた。
それにしてもミスせとものは、毎年レベルが高い。これまで9人撮らせてもらった中で、あれっ? というような人が一人もいない。単にかわいい女の子というだけではなく、みなさん高学歴で、育ちのよさそうなお嬢さんばかりだ。名古屋市内よりも名古屋近郊に逸材は点在しているのかもしれない。
撮影会も4度目ともなればもう言い訳はできない。雨で暗くて条件が悪かったといっても、それはみな同じだ。近づけないというのも分かっていることで、撮影会という状況の中で撮れるものを撮るしかない。
今回考えていたのは、作った表情の隙間の素顔を撮ることだった。短い時間で、関係性も築けない中、素の表情を写しとめるのはとても難しいことではあるけれど、撮りたいのはそういう写真だった。みんなかわいいのはパッと一目見れば分かることなので、わざわざ説明するまでもない。
少しは撮れたような気もしているのだけど、きっと来年の秋にこれを見たら、なんだ、全然撮れてないじゃないかと思うのだろう。去年の自分が撮ったものを今の自分が見て感じるのと同じように。

井上梨奈さん。
来年の春からは幼稚園の先生だそうだ。


春の撮影会では、先生になって違った顔になっているだろうか。

大槻有沙さん。
日本舞踊をやっているということで、ミスせともの撮影会初の着物モデルとなった。

老舗旅館の若女将のような風格。

晴れ着を着た娘をお父さんが記念撮影したみたいな写真だ。
撮影会が始まってすぐに撮った一枚。
これがけっこう好きだったりする。


ミスせとものクイーンの水野那菜さん。
ここ数年は審査員の顔ぶれが変わっていないんじゃないだろうか。3年見て、審査員の趣味が分かった。特にクイーンは好みがはっきりしていて、なるほど確かにクイーンはこの人だよねと納得する。
そして、違った個性二人で脇をしっかり固めるというのが毎年のパターンだ。

18才かぁ。と、遠くを見つめてしまいそうになる。


なんだろう、この感じ。張り詰めていた糸がパチンと切れて、心がフッと軽くなった。
写真なんて難しくない。これでいいじゃんと思った一枚だった。
ミスせとものさんと関係者のみなさん、雨の中ご苦労様でした。ありがとうございました。
また春もお邪魔します。