カテゴリ:名古屋(Nagoya)

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  • 新出来のムクノキはまだ元気

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    2019/04/04

    名古屋(Nagoya)

  • 名古屋駅前を少し撮る

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    2017/12/11

    名古屋(Nagoya)

  • 取りこぼし名古屋の風景

     本編漏れして、道行き写真でもなんとなく使いそびれた写真がちょこちょこ残っていく。今回はその中から名古屋の街の風景を集めてみた。 最初は建中寺の総門。総門から楼門までの間は公園になっているけど、かつては広大な境内を持つ寺だった。尾張徳川家の菩提寺なので当然といえば当然か。 建中寺についてはこれまで何度かブログに登場しているのだけど、しっかり書いたことはないかもしれない。機会を見つけて再訪して写真も...

    2017/04/04

    名古屋(Nagoya)

  • 江戸と昭和の名残をとどめる百人町界隈の風景

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    2017/01/10

    名古屋(Nagoya)

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新出来のムクノキはまだ元気

名古屋(Nagoya)
新出来のムクノキ

 出来町通り沿いの歩道に一本の大きな木があって、道路側にはみ出しそうになっている。この道を走ったことがあるなら、街路樹として植えたにしては不自然すぎる状況に違和感を抱いた人も多いのではないだろうか。
 場所は白壁交差点と中産連ビル前交差点の中間、道路の南側になる(地図)。金城学院高校の北と言った方が分かりやすいだろうか。



新出来ムクノキ説明板

 脇に説明板が立っていて、それを読むとどういうことか理解できる。
「このムクノキはかってここにあった民家の庭で、神木『白龍さん(白ヘビ)の住む木』としてあがめられていた。
 その後、この道路(新出来町線)を現在のように拡幅する際、民家と共に移転や伐採の対象となった。
 しかし、神木をどう扱うか検討した結果、昭和45(1970)年、そのままの状態で街路樹として残して道路整備をすることとし、現在までその姿が残されることとなった。 名古屋市」

 前を走っている片側三車線(中央はバスレーン)の道路が民家だったといわれてもピンと来ないと思うけど、かつてここは名古屋城下の武家屋敷が集まっていたところで、東西の幹線道路というものはなく、碁盤の目状の町並みだった。
 今昔マップの明治中頃(1888-1898年)のものを見ると、江戸時代から明治にかけてのこのあたりの様子が見てとれる。
 その後、ここを市電が走るようになった。大正から戦前、戦後にかけてのことだ。
 その市電が戦後に廃止となり、その線路跡を再整備して作ったのが出来町通りだった。説明板にあるように昭和45年なので、現在60代以降の名古屋人ならそのあたりの変遷を覚えているのではないかと思う。
 白壁一帯は空襲の被害が少なかったため、武家屋敷の名残が残り、名古屋市の町並み保存地区に指定されている。



新出来ムクノキ見上げる

 名古屋市内にはクスノキ(楠木)の巨木はけっこうある。熱田神宮や南区の村上社、瑞穂区の田光神社など、神社の御神木となっているものが多い。
 しかし、ムクノキの巨木は少なく、出来町通りから少し南に入った主税町にあるムクノキとともに名古屋を代表するムクノキとなっている。
 樹齢に関する情報がなくてはっきりしことは分からないのだけど、100年以上、もしかすると数百年単位だろうか。

 車通りの多い道沿いにありながら今も元気に育っている。さすがに白蛇はもういないだろうけど、白龍神の魂は宿っているかもしれない。
 通りを走ってこのムクノキが目に入ったら、名古屋の街の変遷と白蛇に思いを馳せてやってほしい。

名古屋駅前を少し撮る

名古屋(Nagoya)
JPタワーツリー

 ちょっとだけ名古屋駅写真を。
 鉄道の駅利用以外で名古屋駅周辺を歩いたのは久しぶりだったので、新しいビルなどが新鮮に映った。JPタワーもゲートタワーも初めて訪れたのだった。
 写真を撮るためではなかったので少ししか撮れなかったのだけど、たまには名古屋駅も撮らなければいけないと思った。
 タワーズライツは2010年以降、工事に伴い一時中断して2017年に再開予定だったのに、結局復活しなかった。節電どうこうといっているけどLEDならそんなに電力はかからないはずだし、東京などでは派手にやっている。あれは冬の風物詩として楽しみにしていたから残念だ。



大名古屋ビルヂング

 大名古屋ビルヂングも高層タワーになった。



駅前のタワー風景




スカイストリートより夕景

 夕方、スカイストリートに上がってみた。



スカイストリートより御嶽山

 御嶽山の夕照。



桜通口駅前風景

 リニア新幹線の名古屋駅開業に伴い、桜通口の駅前も大きく様変わりするようだ。ローターリーのモニュメントも撤去されるという。



セントラルタワーズ前広場

 

取りこぼし名古屋の風景

名古屋(Nagoya)
建中寺総門

 本編漏れして、道行き写真でもなんとなく使いそびれた写真がちょこちょこ残っていく。今回はその中から名古屋の街の風景を集めてみた。
 最初は建中寺の総門。総門から楼門までの間は公園になっているけど、かつては広大な境内を持つ寺だった。尾張徳川家の菩提寺なので当然といえば当然か。
 建中寺についてはこれまで何度かブログに登場しているのだけど、しっかり書いたことはないかもしれない。機会を見つけて再訪して写真も撮り直したい。



名駅ビル遠望




名古屋城天守冬の風景




名駅ビル群と長屋の風景




東山スカイタワー夕景




千種駅近辺の街並み




テレビ塔




ゆとりーとラインの高架




建中寺楼門西日




名古屋市市政資料館




東山スカイタワーと東山植物園

 

江戸と昭和の名残をとどめる百人町界隈の風景

名古屋(Nagoya)
百人町通り

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 名古屋市東区に百人町という町名の町がある。東京新宿の百人町が伊賀組百人鉄砲隊の屋敷があったことから名付けられたように、名古屋の場合も百人組同心の住宅があったことからそう呼ばれるようになった。
 名古屋城から見て東に3キロほどいったところだ。より名古屋城に近い白壁・橦木町には禄高三百石クラスの中級武士の屋敷があり、百人町には禄高百石ほどの下級武士の屋敷が集まっていた。
 少し北にある徳川園は、尾張藩二代藩主の光友が隠居所として建てた大曽根屋敷があった場所だ。
 この場所に武家屋敷が集められたのは、東西の飯田街道と南北の善光寺街道が交差するあたりで、主に防衛を目的としていたとされている。わざと十字路をずらす枡形の道も現在にとどめている。
 名古屋城の城下町は名古屋城築城の際に作られた碁盤目状の人工の町だ。現在は城の南が官庁街に、東が住宅街になっている。
 名古屋の街は東京に比べて下町と呼べるようなところがわずかしか残ってない。主な要因は、名古屋大空襲だ。あまり一般的には知られていないことだけど、名古屋の街は建物面積の4割を空襲で失っている。戦前まで国宝だった名古屋城天守も焼夷弾で焼かれて燃え落ちた。
 そんな中、百人町の一帯は空襲で焼けずに残ったため、わずかながら下町の風情をとどめている。戦後に区画整理の対象にならなかったのか、いまどき珍しく家と家との間の細い路地など残っている。江戸時代の建物などはさすがにないものの、昭和をとどめるという点では名古屋でも貴重なエリアとなっている。
 以前に一度、隣の黒門町を歩いて写真を撮ったことがある。
 黒門町あたりの風景
 西隣の筒井町も昭和の色合いをとどめる商店街だ。
 時代に取り残された昭和の温もり ---筒井町商店街



百人町西交差点




百人町黒塀




百人町桔梗銭湯




百人町古い家屋




百人町路地




百人町木造家屋




百人町二階建




大松




百人町路地と煙突




百人町通

 名古屋城から東へ、名古屋市役所愛知県庁名古屋市市政資料館を通って白壁橦木町建中寺筒井町商店街を抜け、黒門町百人町を歩くというのは、なかなかな魅力的なコースだと思う。県外の方も、名古屋の方も、チャンスがあれば一度訪れてみてください。

【アクセス】
 ・地下鉄桜通線「車道駅」から徒歩約13分。
 ・JR中央本線「千種駅」から徒歩約18分。
 ・駐車場 なし
 
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