カテゴリ:風物詩/行事(Event)

記事一覧
  • 興正寺千燈祭のちらしができました

    OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 八事山興正寺で毎年秋に行われている千燈供養会(せんとうくようえ)は、今年から名称を千燈祭(せんとうさい)と変えることになった。 ポスターやちらしに使う写真を提供させていただいていて、今年の分のちらしができあがってきた。 10月8日(土)と9日(日)の二日間行われる。 今年から稚児行列が境内だけでなく町内を練り歩くそうで、そのあたりも去年までとは違っている点だ。...

    2016/08/11

    風物詩/行事(Event)

  • 今年の初詣は上野天満宮

    SONY α55 + SONY 35mm f1.8 今年は始動が遅れて、ようやく初詣に行ってきた。 気持ち的には熱田さんだったのだけど、熱田神宮は1月の神事でまた行くことになりそうだったのでやめて、どこにしようか考えて、上野天満宮にした。合格祈願でもないし、特に深い理由があったわけでもなく、ただなんとなく。願い事もこれといってあるわけでもなくて、道真さんに挨拶がてらといったところだった。大の勉強家だったといわれる菅原道真に...

    2013/01/07

    風物詩/行事(Event)

  • モリコロパークで手筒花火

    PENTAX K-7+PENTAX DA 55-300mm f4-5.8 去年の夏、初めて幸田町で手筒花火を撮った。あのときは不慣れな上にポジション取りが悪く、まともな写真が撮れなかった。もう一度撮りたいと思いつつ、去年はあのまま終わってしまった。 そして今年、近場にチャンスがあった。先週の土日に行われたモリコロパーク夏祭りで手筒花火があった。自転車で行ける距離で行われる手筒花火は貴重だ。 というわけで、土曜日に行ってきた。 α55と5...

    2011/07/18

    風物詩/行事(Event)

  • 熱田神宮の御衣祭

    PENTAX K-7+PENTAX DA 55-300mm f4-5.8 / DA 16-45mm f4 昨日5月13日、熱田神宮で御衣祭 (おんぞさい)が行われた。 熱田の神に、衣を新調して奉納する祭りで、いわば神様の衣替えの儀式のようなものだ。 伊勢神宮は神衣祭 (かんみそさい)、京都の上賀茂神社では更衣祭 (ころもがえのまつり)と呼ばれて、同じような祭事が執り行われている。 熱田神宮では、6月5日の大祭の前に行われていて、初夏の風物詩となっている。 こう...

    2011/05/14

    風物詩/行事(Event)

  • ホーム
  • 次 ›

興正寺千燈祭のちらしができました

風物詩/行事(Event)
千燈祭ちらし

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 八事山興正寺で毎年秋に行われている千燈供養会(せんとうくようえ)は、今年から名称を千燈祭(せんとうさい)と変えることになった。
 ポスターやちらしに使う写真を提供させていただいていて、今年の分のちらしができあがってきた。
 10月8日(土)と9日(日)の二日間行われる。
 今年から稚児行列が境内だけでなく町内を練り歩くそうで、そのあたりも去年までとは違っている点だ。興正寺の周囲をぐるりと一周するようで、2コースあって、所要時間は15分と20分とある。時間は18時半頃からのようだ。
 私も時間があれば、今年は稚児行列から撮りたいと思っている。名古屋一の巨大火祭りはなかなかのものなので、お近くの方はぜひ訪れてみてください。



ちらし中身




お稚児さん募集のちらし

 金銭問題その他で揺れている興正寺ではあるけど、いろいろお世話になっているし、好きなお寺でもあるから、ずっと応援したい気持ちでいる。
 

今年の初詣は上野天満宮

風物詩/行事(Event)
上野天満宮-1

SONY α55 + SONY 35mm f1.8



 今年は始動が遅れて、ようやく初詣に行ってきた。
 気持ち的には熱田さんだったのだけど、熱田神宮は1月の神事でまた行くことになりそうだったのでやめて、どこにしようか考えて、上野天満宮にした。合格祈願でもないし、特に深い理由があったわけでもなく、ただなんとなく。願い事もこれといってあるわけでもなくて、道真さんに挨拶がてらといったところだった。大の勉強家だったといわれる菅原道真にあやかりたいという気持ちも少しあった。
 受験の合格祈願ということでは名古屋を代表する神社のひとつといっていいと思う。毎年この時期はよく賑わっている。三が日は訪れたことがないのでよく知らないのだけど、受験シーズンが終わるまでは人が途切れることがない。人気度は、結ばれたおみくじと絵馬の数でも分かる。上野天満宮は宣伝好きで商売上手という面もある。




上野天満宮-2





上野天満宮-3





上野天満宮-4

 去年、一月の終わりに訪れたときは、なで牛の頭に必勝の鉢巻きが巻かれていた。今年は初詣の期間でまだだった。
 去年、境内に単語帳を忘れていった学生は、無事に合格できただろうか。




上野天満宮-5

 道真さんがいくら超人的な人だったとしても、これだけの数を合格させようと思ったら大変だ。
 人の数だけ願い事はあるものだと、あらためて思った。




上野天満宮-6


 このあとも神社巡りが続いた。

モリコロパークで手筒花火

風物詩/行事(Event)
モリコロ手筒-1

PENTAX K-7+PENTAX DA 55-300mm f4-5.8



 去年の夏、初めて幸田町で手筒花火を撮った。あのときは不慣れな上にポジション取りが悪く、まともな写真が撮れなかった。もう一度撮りたいと思いつつ、去年はあのまま終わってしまった。
 そして今年、近場にチャンスがあった。先週の土日に行われたモリコロパーク夏祭りで手筒花火があった。自転車で行ける距離で行われる手筒花火は貴重だ。
 というわけで、土曜日に行ってきた。
 α55と500mmの組み合わせも考えたのだけど、無難に慣れたK-7と300mmのセットにした。手筒花火はアップで撮れば明るいとはいえ、さすがに夜500mmで手持ちは厳しいだろうと判断した。

モリコロ手筒-2

 最初少し、景気づけに打ち上げ花火が上がった。
 観客はわりと多めながら、ぎゅうぎゅう詰めというわけでもなく、開始20分前で端っこの一番前を確保できた。
 なので、しゃがんで三脚を立て、半固定で撮れた。

モリコロ手筒-3

 手筒花火は時間が短く、チャンスがあまりない。全体でも20分弱で、回数としては4、5回だったろうか。うかうかしていると戸惑っているうちにあっけなく終わってしまう。
 今回は二度目ということで、だいたいのイメージはできていた。
 ただ、やはり距離が遠い。手筒花火は飛び散る火花が危険ということで、どうしても観覧スペースは遠く離される。300mmでは持ち手の表情まで迫ることができなかった。

モリコロ手筒-4

 手筒花火というものが全国的にどの程度の知名度なのかはよく分からない。江戸時代に、鉄砲の技術を応用して三河の岡崎で作り出されたのが始まりとされている。
 現在は、三河地方で盛んに行われており、静岡の遠州も多いようだ。岐阜でも少しあるのに、三河の隣の尾張では流行らなかったようだ。名古屋ではほとんど行われない。
 夏場は豊橋あたりで毎週のようにやっているから行きたいのだけど、混雑と帰りの時間を考えると、なかなか気軽には行けない。

モリコロ手筒-5

 この日は持ち手からみて向かい風で大変だった。軽い火傷くらいはしてるんじゃないだろうか。
 爆発する可能性もあるし、ちょっと命がけだったりする。
 吹き上げ花火の大きなやつを手で持ってやるという、子供は絶対マネしちゃダメなやり方だ。多くは奉納神事として行われている。

モリコロ手筒-6

 火を見ると興奮するという本能が人間の中にあるのだろう。
 夜の闇に浮かぶ火は美しくもある。

モリコロ手筒-7

 手筒花火の規模としては中くらいだろうか。もっと極太なものだと巨大な火柱が高々と上がる。
 火山の噴火を思わせる。

モリコロ手筒-9

 小型のものもある。これくらいならちょっと持ってみてもいいかなと思う。

モリコロ手筒-8

 露出をコントロールしている余裕はない。火の状況によって明るくもなり、暗くもなる。シャッタースピードも大きく変化する。
 もう少し落ち着いてスローシャッターで撮ればよかったと思ったときにはもう終わっていた。

モリコロ手筒-10

 最後に「はね」と呼ばれる小さな爆発がある。その音に驚いてビクッとしたりする。赤ん坊が泣き出す。
 正味15分では本当にすぐに終わってしまう。1時間くらい続くともっといろいろなバリエーションが撮れるのだけど。

モリコロ手筒-11

 打ち上げ花火が上がって幕となった。
 去年よりは撮れたものの、まだ満足はしていない。次はもう少し撮れるような気がしている。この夏の間にもう一回くらいはチャンスがあるはずだ。一か八か500mmで挑戦してみたい。

熱田神宮の御衣祭

風物詩/行事(Event)
熱田神宮-1

PENTAX K-7+PENTAX DA 55-300mm f4-5.8 / DA 16-45mm f4



 昨日5月13日、熱田神宮で御衣祭 (おんぞさい)が行われた。
 熱田の神に、衣を新調して奉納する祭りで、いわば神様の衣替えの儀式のようなものだ。
 伊勢神宮は神衣祭 (かんみそさい)、京都の上賀茂神社では更衣祭 (ころもがえのまつり)と呼ばれて、同じような祭事が執り行われている。
 熱田神宮では、6月5日の大祭の前に行われていて、初夏の風物詩となっている。
 こういった神社の祭事はあまり見る機会がなく、どんなものか見てみたいと思い、出向いていった。
 宮司を先頭に、大一御用(だいいちごよう)と染められた大幟を掲げ、約300人が列を作って本宮へと歩いていく。
 なかなか厳かな雰囲気で、普段の熱田さんとは少し空気が違っていた。

熱田神宮-2

 雅楽の調べに乗って、列はしずしずと進む。
 熱田の杜と5月の太陽が作る光と影のコントラストは強い。

熱田神宮-3

 想像していた以上に古式ゆかしい伝統に則ったスタイルで、ずっと昔から続く神社の伝統的儀式の一端を垣間見た気がした。
 日本人は、飛鳥、奈良、平安の昔から、ずっとこんなスタイルで神に礼を尽くしてきた。

熱田神宮-4

 列の後ろの方では、親に手を引かれた稚児たちが続く。
 何が行われているか理解できなくても、真面目な行事ということは分かっただろう。

熱田神宮-5

 神職は、本宮前に正座して並び、宮司の祝詞で祭礼は始まった。
 一般の見学者は拝殿の外から見ている。

熱田神宮-6

 奉献使によって、和妙(にぎたえ・絹布)と荒妙(あらたえ・麻布)が奉献される。

熱田神宮-7

 時代を遙かにさかのぼったようなトリップ感を抱いた。
 それは日常の中では味わえない感覚だった。

熱田神宮-8

 神職になりたての若手たちも外から見学をしていた。中で祭事を行えるようになるまでにはまだしばらく歳月がかかる。

熱田神宮-9

 儀式は45分くらいだっただろうか。途中で飽きてしまって辛抱できなくなった子供達もいた。小さな子供にとって祭事の45分は長い。

熱田神宮-10

 巫女さんが8人くらいで、お見送りをする。参列者に記念品を渡すのも彼女たちの仕事だった。

熱田神宮-11

 お役目を終えた巫女さんたちは、それぞれの札所に戻っていった。この日は総動員だったかもしれない。

熱田神宮-12

 私をお見送りしてくれたのは、こいつだった。境内で放し飼いになっているニワトリさん。たぶん、名古屋コーチンだ。

熱田神宮-13

 ご神木の大楠にも挨拶していった。
 新緑の5月になって、ますます元気に葉を茂らせていた。

熱田神宮-14

 拝殿前にあった立派な松。松も巨木になると迫力がある。

熱田神宮-15

 境内に露店が並んでいた。けど、普通の夏祭りなんかとは違って、花屋さんとか、金魚を売っている店だったりする。
 こんなあたりも、なんだかいい感じだった。

熱田神宮-16

 いいものを見せてもらえて満足した。
 6月5日の例祭は、もっと賑やかなお祭りだそうだ。できれば行きたいと思っている。
  • ホーム
  • 次 ›