カテゴリ:室内(Room)

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  • 正月番組ばかり観てたらやっと正月気分になれた

    Canon EOS 10D+TAMRON SP 28-75mm f2.8 正月も三日になって、ようやく正月気分が盛り上がってきた。一日や二日はほとんど普段と変わらない気分で、このまま過ぎてしまうのかと心配してたけど、ここへきて正月のよさを思い出すことができた。 何がそうさせたかというと、テレビの正月特番をずっと観ていたせいだ。テレビ番組がここまで正月特番一色になってしまうと、これはもう正月気分にならざるを得ない。箱根駅伝なんかを観る...

    2009/01/04

    室内(Room)

  • 曇天だから散策はやめて暮らしの中の日常写真を撮って並べてみよう

    KONICA MINOLTA α-7 DIGITAL+MINOLTA 50mm Macro f2.8 + Canon EOS 20D+90mm f2.8 晴れたら夕方散策に出かけようと思っていたのに、見上げる空は曇天の灰色。一時的に日差しが戻ったと思ったら、またすぐに太陽が隠れてしまった。晴れていたら植物園へ行く予定だったけど、光がなければ面白くない。神社仏閣巡りも、光があるとなしとでは写真が全然違ってくる。どこへ行こうか、行こうかどうしようか迷っているうちに時間がなくな...

    2008/05/31

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  • 冬の朝6時は誰もいない教室のように静かだ

    PENTAX K100D+smc Takumar 50mm f1.4 奈良行きの朝、時間もないのに更新してみる。朝の6時。誰もいない教室のように外はまだ静かだ。 さて、それじゃあ、そろそろ着替えて出かけよう。 奈良の空は秋晴れだろうか。...

    2007/11/24

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  • 初めて作った招き猫土鈴は地蔵猫となって笑いという福をもたらす

    PENTAX istDS+Super Takumar 50mm(f1.4), f1.8, 1/20s(絞り優先) 少し前に瀬戸の窯垣の小径ギャラリーで、招き猫の土鈴(どれい)を作ったという話を書いた。それが焼き上がったという連絡を受けて取りに行ってきた。それがこいつだ。自分で作っておきながら、見るたびに笑える。おまえは誰だ、と思う。土をこねればこねるほどに猫から遠ざかって別の生き物になっていくのをどうすることもできずにこんなことになってしまった。...

    2007/06/09

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正月番組ばかり観てたらやっと正月気分になれた

室内(Room)
テレビ正月

Canon EOS 10D+TAMRON SP 28-75mm f2.8



 正月も三日になって、ようやく正月気分が盛り上がってきた。一日や二日はほとんど普段と変わらない気分で、このまま過ぎてしまうのかと心配してたけど、ここへきて正月のよさを思い出すことができた。
 何がそうさせたかというと、テレビの正月特番をずっと観ていたせいだ。テレビ番組がここまで正月特番一色になってしまうと、これはもう正月気分にならざるを得ない。箱根駅伝なんかを観ると、特にそうだ。高校サッカーも、正月らしいイベントとなっている。
 この年末年始は、歴史ものが面白い。エジプト関係や、たけしが伊勢神宮へ行った番組などが興味深くて、楽しめた。
 そんなわけで、写真も撮りに行けず、ブログの準備もできないまま今日は時間切れとなってしまった。今日はお茶を濁すような更新でうやむやのうちに終わりにしてしまう。
 明日はおせちもどきサンデー料理を予定している。来週からは通常の更新に戻したい。テレビ番組もそろそろレギュラー番組に戻るだろう。
 今日はこれでおしまい。また明日。

曇天だから散策はやめて暮らしの中の日常写真を撮って並べてみよう

室内(Room)
日常写真-1

KONICA MINOLTA α-7 DIGITAL+MINOLTA 50mm Macro f2.8 + Canon EOS 20D+90mm f2.8



 晴れたら夕方散策に出かけようと思っていたのに、見上げる空は曇天の灰色。一時的に日差しが戻ったと思ったら、またすぐに太陽が隠れてしまった。晴れていたら植物園へ行く予定だったけど、光がなければ面白くない。神社仏閣巡りも、光があるとなしとでは写真が全然違ってくる。どこへ行こうか、行こうかどうしようか迷っているうちに時間がなくなってしまった。散策は来週に延期だ。
 そこで今日はいつもと趣向を変えて、暮らしの中で撮った日常写真を集めて並べてみることにした。こういう写真は最近あまり紹介してなかった。

日常写真-2

 今日作っていた守山区の神社仏閣・歴史巡りの手製マップ。これだけ一度に回ろうとしたら大変だけど、2回か3回に分ければ回れるだろう。たぶん来週行くことになると思う。
 守山区の北ゾーンは、馴染みのある場所が限られていて、知らないところは全然知らない。歴史散策の見所を調べていて、こんなにもあったのかと驚いた。このあたりは古墳もたくさん見つかっている場所で、かなり昔から人が住んでいたようだ。その流れで、神社仏閣も多い。また行ってきたら、詳しく書こうと思う。

日常写真-3

 PC周りはこんな感じ。最近は黒で統一している。PC関連が白系だとなんとなく落ち着かない。
 マシンはIBMのNetvista、モニタはEIZOの液晶、キーボードはお気に入りのELECOM TK-P2109JPWB。マウスはMicrsoftの5ボタンで、これも黒。
 ミネラルウォーターはたまたま買ったもので、いつもこれを飲んでいるわけではない。気休めと分かっていても酸素入りのものが好きだ。飲むとシャキッとするような気がするから。まず気のせいだと思うけど。

日常写真-4

 最近、雑誌というものをまったく買わなくなった中で、唯一買ってるのが月刊テレビガイドの「TV Taro」だ。ネットで無料の番組表があるから一時買わなくなったのだけど、それだと見逃す番組が増えたので、やっぱり毎月買うことにした。紙媒体というのも、まだまだ捨てがたいものがある。
 観るか録画する番組を蛍光ペンで囲って忘れないようにしている。でも、よく忘れる。

日常写真-5

 ビデオデッキは消耗品だから、中古で安く買って、不調になったら売るというのを繰り返している。一時自分で修理することを趣味としていたけど、最近は面倒になってやってない。前は電源部のコンデンサ交換とかもやっていた。
 高級デッキはもったいないからもう買わないようにしている。VictorのX-3とか好きだったけど。
 今は丈夫なパナソニックを録画専用に使って、再生を東芝や三菱に担当させている。巻き戻しは日立に限る。巻きムラが一番少ないのが日立だから。

日常写真-6

 梅雨時が近づくと、ワッと咲いてくるイソトマ。咲き方はちょっと雑然としているけど、花は涼やかできれいな青紫だ。
 原産がオーストラリアというのは少し意外だった。でも、和製ではないとは思う。
 豪州の乾燥地帯で鍛えられているから、丈夫な花だ。他っておいてもよく咲く。

日常写真-7

 ビオラとパンジーの違いは、タカとワシの違いと同じで、大きさによって曖昧に区別されているだけだ。大きければパンジーで、小さいものをビオラと呼んでいる。タカとワシも、大きいのがワシで、小さいのがタカだ。細かいことをいろいろ違いはあるそうなのだけど、絶対に区別をつけなければいけないものでもないし、そのへんは適当でいい。
 これは小さめだからビオラだろう。一応の目安として、4センチを超えるとパンジーになるらしい。
 三色スミレという言い方も情緒があっていいけど、あれはパンジーを指す。三色は、「さんしき」と読むのが正式なんだとか。さんしょくでも間違いではない。

日常写真-8

 久々に登場のオヤブン。体長5センチくらいで槽の掃除屋さんという紹介だったのでものは試しと買ってみたら、すぐに30センチくらいに成長して、60センチ水槽では身動きもままらなくなったまま、かれこれ10年くらい生きている。特に掃除をしている様子はない。いつも土管の中に入ってじっとしている。
 大きな図体の割に臆病で、たまに出てきていても、私の姿を見るとあわてて土管の中に逃げていく。10年来の付き合いなのに、いまだに親しくなれていない。
 でも、いなくなると寂しいから、オヤブン、長生きするんだぞ。

日常写真-9

 たまにはアイも紹介しないといけない。
 カメラ嫌いは相変わらずだから、カメラを床に置いて撮ったら逃げなかったのでこれは上手くいったと喜んだら、ピントが合ってなかった。暗い部屋の中の黒猫ということでデジの露出も間違えていて、なんだかおかしな写真になってしまった。まあいいか。アイが黒目を大きくしてるところはなかなか撮れないから。猫は暗いところで黒目がちになってるところの方がかわいく見える。

日常写真-10

 夜、近所にヒメボタルを撮りに行った。去年教えてもらった場所に、今年もいた。小さい光がフラッシュのように点滅している。
 ただ、今年はまだ気温が低いこともあるのか、数は少なかった。8時台という時間も早かったかもしれない。もっと暑い日にもう一度出直したい。もうピークは過ぎてしまったのだろうか。

日常写真-11

 かなり近くから撮ることができた。使ったレンズはタムロンの90mmマクロで、f3.2のISO800でシャッター速度は30秒。地面で動かなければ暗がりでも充分撮れる。
 ヒメボタルのメスは羽が退化して飛べないから、こうして地面で光ってオスを待つ。オスは光りながらゆっくり飛ぶので、その姿が幻想的だ。今日はオスが飛んでいなかった。
 ヒメボタルはかなり限定された場所にしか生息していないから、なかなか見るのが難しいかもしれない。名古屋では天白の相生山緑地が一番有名だ。あそこも2回行ったことがあるけど、当たり外れが大きい。名古屋城の堀にもいるらしい。

日常写真-12

 手作りのココア団子。
 ずっと以前にういろうを作ったときに使った上新粉が出てきて、それを使って団子を作ってみた。カタクリ粉と砂糖、水を混ぜて、鍋でゆっくり加熱すると固まってくるので、それを冷まして団子状にしたらレンジでチンして、あとはココアをまぶせばできあがり。簡単だ。
 モチモチの和風食感とココアの洋風味の組み合わせはちょっと新鮮だった。混ぜるものやまぶすものでいろいろ応用もできるのでオススメしたい。

 そんなこんなの日常写真、たまにはこんなネタもいいかな。月一では多すぎるけど、3ヶ月に一度くらいなら。そのときのために日々の写真を撮りためておこう。
 以前はこういう一枚の写真で一ネタにしてたのだった。いつからか、文章が長くなり、写真の枚数が増えていった。今後どうなっていくかは、私にも分からない。どんな形になっても、続けられるだけは続けようと思っている。
 毎日の中に新しい発見や知ることの喜びがあって、書き手である私と読み手であるあなたとが、それを共有できたら幸せなこと。

冬の朝6時は誰もいない教室のように静かだ

室内(Room)
小学校教室

PENTAX K100D+smc Takumar 50mm f1.4



 奈良行きの朝、時間もないのに更新してみる。朝の6時。誰もいない教室のように外はまだ静かだ。
 さて、それじゃあ、そろそろ着替えて出かけよう。
 奈良の空は秋晴れだろうか。

初めて作った招き猫土鈴は地蔵猫となって笑いという福をもたらす

室内(Room)
猫土鈴-1

PENTAX istDS+Super Takumar 50mm(f1.4), f1.8, 1/20s(絞り優先)



 少し前に瀬戸の窯垣の小径ギャラリーで、招き猫の土鈴(どれい)を作ったという話を書いた。それが焼き上がったという連絡を受けて取りに行ってきた。それがこいつだ。自分で作っておきながら、見るたびに笑える。おまえは誰だ、と思う。土をこねればこねるほどに猫から遠ざかって別の生き物になっていくのをどうすることもできずにこんなことになってしまった。ちょっとネズミの血が入ってるような気もするんだけど、猫以外の何かかといえば、やっぱり一応は猫の範ちゅうに入ることになるだろう。でも、どこか猫じゃない。おまえは一体何者なんだ!?
 去年、もらった義理チョコを溶かして固めてチョコ招き猫を作ったのを覚えている人もいるかもしれない。あれと比べたらだいぶ進歩してるし、猫らしくもなっている。このまま招き猫制作を続ければ、いつか私も猫らしい猫が作れるようになるだろうか。
 しかし、猫を毎日見てるわりにはいざ猫を作ろうとするとどこがどうなってるか分からないものだ。鼻のまわりとか、ヒゲの位置とか、耳の形とか、正確に思い浮かべることができない。今回作った招き猫の一番の問題点は、耳だった。帰ってきてからアイの耳を見たらこんなふうではなかった。もっと頭の後方にあって、後頭部から真っ直ぐ伸びている。耳だけびよ~んと取ってつけたようについてはいない。頭と一体化している。
 こいつ自身はちっとも猫らしくないくせに、いたってのんきな顔で微笑んでいる。これでいいんじゃよと言わんばかりに。右手は福を招いているというよりも挨拶で手をあげただけみたいだ。

猫土鈴-2

 猫土鈴を作ったのは4月15日だった。たまたま窯垣の小径をツレと訪れた日に陶祖まつりが行われていて、窯垣の小径ギャラリーを通りかかったとき、「土鈴作り体験500円」という貼り紙があるのを見つけて、やらせてもらうことにしたのだった。あとになってみると、これはとても素敵な偶然だった。事前にこんな情報はまったく知らなかった。代金500円という格安さに惹かれたというのもある。
 土鈴作りなどもちろん初めてで、土鈴なんて言葉さえ知らなかった。その存在さえも。なので、作家さんに一から教えてもらって、結局1時間ちょっとかかった。でもこれがすごく面白かった。学校で好きだった美術や図工の時間を思い出して楽しかった。久しく自分ではそんなことをやっていなかったことに気づく。最初は軽い気持ちで始めたものが、最後は思わず熱くなって夢中になって作っていた私であった。

猫土鈴-3

 ギャラリーの中では、作家さんたちの作品が展示されていて、気に入ったものがあれば買うこともできる。手前の動物たちが教えてもらった作家さんの作品で、その他普通の陶器や小物類などを作っている人もいる。
 ギャラリーの開催は不定期で、今回の展示はすでに終了してしまった。次回の予定はよく分からない。
 窯垣の小径ギャラリー自体は基本的に毎日開いていて(不定休)、確かカフェのようになっていたと思う(不確か)。

 土鈴というのは私同様、知らなかったという人も多いんじゃないかと思う。けど、世の中には土鈴好きな人がたくさんいるようで、ものすごくいっぱい集めている愛好家とかもいるらしい。何百個も持っている人とか。岐阜県の郡上市には「日本土鈴館」なるものまであって、館長が集めた全国各地の土鈴1万6,000点が展示されているんだとか。同じような規模の「志摩・鈴ミュージアム」というのも三重県にある。私たちの知らないところで、世界は土鈴に満ちていたのだ。
 土鈴の歴史は古く、縄文時代にまでさかのぼるという。縄文人たちも土器を作るついでに土の鈴を作って遊んでいたのだ。遊びや趣味というだけではなく、祭礼にも使われたといわれている。鈴の音で悪魔を祓い、幸運を呼び寄せると昔の人たちは考 えていたらしい。奈良時代の遺跡などからもたくさん見つかっている。持ち歩いて熊除けなどにも使われていたらしい。
 そういうことから、神社仏閣のおみやげコーナーではたくさん土鈴が売られているんだそうだ。今まで気にしたことがなかったからまったく知らなかった。神社仏閣好きの私ともあろう者が不覚を取った。その他、観光地のみやげものや郷土玩具としてもたくさん作られている。
 振るとカランコロンと軽やかな音がする。風鈴よりももっと素朴で、日本人の遺伝子には懐かしく響く。鳴ってこその土鈴、鳴らなければただの陶器の置物。

猫土鈴-4

 これが制作風景だ。このときはまだちょっと大きい。焼くと縮んで小さくなる。土のときはけっこうツルツルだったのに、焼き上がると表面はザラザラになった。削ってきれいにした方がいいんだろうか。色を塗るとまた違ってくるのだろう。
 作り方は、まず湿らせた新聞紙で玉をくるむ。そして、皿状にした土を伸ばしながら新聞紙の上から覆ってボール状にする。こうすると焼いたときに中の新聞紙だけが燃えて、空洞ができて中で玉が鳴るというわけだ。なるほど、上手く考えた。
 丸い状態から猫の形にしていくわけだけど、これがなかなか手強い。粘土と違って土なので、思い通りに変形してくれない。凹凸をつけるのさえままならないくらいだ。伸ばすことはまず無理。なので、パーツは別に作って貼り付けていく。ここに不自然さの要因がある。粘土だったらもう少し上手く作れたはずなのに。
 くっつけたところのまわりに土を足したり、水で濡らしてならしていく。ここでしっかりつけておかないと焼いたときに取れてしまうそうだ。最後にヒゲと目を描いて完成だ。ヒゲがヨレた。波打ったヒゲも間抜けな感じに拍車をかけた。

猫土鈴-5

 右のはツレが作った眠り猫。同じ作家さんに手ほどきを受けて、同じ招き猫を参考にして作ったのに、こんなに違う仕上がりになった。人の猫に対するイメージって意外と幅広い。これが手作りの面白さでもある。作家さんも同じものを作っても毎回どこか違っていると言っていた。
 それにしても、作っていてだんだん悔しくなってきた。もっと上手く作りたいのに作れないもどかしさで。作り終わってすぐにもう一個作りたくなったくらいだ。でも、ここで時間切れ。今回のものは今回のもので味ということにしておこう。

猫土鈴-6

 見る角度によって様々な表情を見せる私の招き猫土鈴。この角度から見ると、ウルトラマンポーズだと写真を撮りながらひとりでうけていた。ラジオ体操をしている猫人間みたいでもある。福を招いている感じはなくても、見てると笑えるということは、それだけでもちょこっと幸せを運んできてくれていると言える。笑う門には福来たる。
 ツレはこれを見て、お地蔵さんみたいだと言った。確かにヒゲを落書きされたお地蔵さんがいたらこんな感じになりそうだ。これはもはや猫神様と呼んでもいいかもしれない。上から見ると笑っている猫土鈴は、下から見ると瞑想しているようだし。毎日こいつに向かって拝んでいるといいことありそう。
 またぜひ猫作りに挑戦してみたい。今度こそリアル猫を作ってみせる。もう猫らしくないとは言わせない。目だってパッチリ開いたやつにするのだ。2007年秋、二代目猫土鈴を乞うご期待。
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