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  • 得意分野

     何事もそうだけど、ある人にとっては簡単なことも別の人にとっては難しい。 誰にとっても簡単なことはないし、どれほど難しいことも世の中にはそれができる人もいる。 たとえば野球が上手いことと編み物が得意なことは両立しないことが多いだろう。 どちらが人として優れているかを決めることはできない。 簡単な計算ができないとか、漢字が書けない人を馬鹿にするのも間違いで、人を馬鹿にする人間にもできないことはたくさ...

    2023/09/21

    言葉(words)

  • 意味は無意味

     意味を問い始めると、とたんに人生はつまらなくなる。 生きることは理屈ではないのに、人は意味を考えてしまう。 人生に意味がないわけではない。意味があってもなくても同じなのだ。やることに変わりはない。 自分はなんでこんなことをしてるんだろうと、ふと我に返ることがあるけど、そういうときは、やりたいのかやりたくないのかと自分に問い直してみればいい。やりたければやればいいし、やりたくなければやめるだけだ。...

    2023/09/20

    言葉(words)

  • 愛知県西尾市の伊文神社再訪

     2018年4月に吉良の海を訪れたとき、帰りに西尾市の伊文神社(いぶんじんじゃ/地図)にも立ち寄った。 ここは2013年にも一度訪れていて、このときは二度目の参拝だった。 創建は平安時代というのだけど、ルーツはもっと古そうだ。 公式サイト(web)の由緒書きにはこうある。「伊文神社はおよそ1,150年前の平安文化華やかなりし頃、第五十五代文徳天皇の皇子八條院宮が、渥美郡伊川津の地より当地へ御轉住の折に、随遷し奉祀さ...

    2023/09/19

    神社仏閣(Shrines and temples)

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得意分野

言葉(words)
エノコログサ

 何事もそうだけど、ある人にとっては簡単なことも別の人にとっては難しい。
 誰にとっても簡単なことはないし、どれほど難しいことも世の中にはそれができる人もいる。
 たとえば野球が上手いことと編み物が得意なことは両立しないことが多いだろう。
 どちらが人として優れているかを決めることはできない。
 簡単な計算ができないとか、漢字が書けない人を馬鹿にするのも間違いで、人を馬鹿にする人間にもできないことはたくさんある。
 何でも器用にこなす人にも苦手はあるし、何もできない人にも何かしら取り柄はある。
 基本的に人は自分が得意な分野に身を置くべきだと思うけど、皆が一人を、一人が皆を補完していくのがこの世のあるべき姿だ。
 苦手なことがたくさんあっても駄目なわけじゃない。
 自分が得意なことや好きなことをやることが結果的に世のため人のためになる。


意味は無意味

言葉(words)
桜の枯れ葉

 意味を問い始めると、とたんに人生はつまらなくなる。
 生きることは理屈ではないのに、人は意味を考えてしまう。
 人生に意味がないわけではない。意味があってもなくても同じなのだ。やることに変わりはない。
 自分はなんでこんなことをしてるんだろうと、ふと我に返ることがあるけど、そういうときは、やりたいのかやりたくないのかと自分に問い直してみればいい。やりたければやればいいし、やりたくなければやめるだけだ。意味は関係ない。
 意味を考えて立ち止まることが一番無駄だ。
 意味を考えることが一番無意味だということに早く気づかないければいけない。


愛知県西尾市の伊文神社再訪

神社仏閣(Shrines and temples)
伊文神社

 2018年4月に吉良の海を訪れたとき、帰りに西尾市の伊文神社(いぶんじんじゃ/地図)にも立ち寄った。
 ここは2013年にも一度訪れていて、このときは二度目の参拝だった。
 創建は平安時代というのだけど、ルーツはもっと古そうだ。
 公式サイト(web)の由緒書きにはこうある。

「伊文神社はおよそ1,150年前の平安文化華やかなりし頃、第五十五代文徳天皇の皇子八條院宮が、渥美郡伊川津の地より当地へ御轉住の折に、随遷し奉祀されました。八條院宮は、文徳天皇の皇子とも弟とも云われ、朝廷の命により吉良(現在の西尾)の地を根城にして略奪を繰り返していた兼光・兼盛という二人の逆徒討伐の為、西尾の地に赴かれました。その際に屋敷の東西に御祀されていた、天王社(伊文神社)と八幡社(御劔八幡宮)を随遷されたと伝わっております。
 社名については、三河國神名帳には『正三位内母大明神』と記され、天王社、天王宮、伊文山(いもやま)牛頭天王(ごずてんおう)、伊文山天王宮等と称しましたが、文政の頃には伊文山とつくと寺院の山号に紛れ易いとして、伊文社(いもんしゃ)となり、明治維新以降は伊文神社とされ、現在は「伊文さん」「祇園さん」等と親しまれています。」

 なんかちょっとよく分からない文章だ。
「随遷」って何? と思うし、文徳天皇の皇子の八條院宮って誰のことをいっているのか?
「御轉住」は「ごてんじゅう」、引っ越したということなのだろうけど、随遷がどういう状況をいっているのか不明だ。
 もともと天王社と八幡があって、それを移してきて一つの神社にしたという理解でいいだろうか。
 八條院宮というのも分からない。普通、天皇の皇子は何々親王か、臣籍降下した場合は源などを名乗ったはずだけど、八條院宮といういい方をしたかどうか。
 朝廷の命で吉良の地を治めていた兼光・兼森という兄弟を討伐にやってきて、そのときに天王と八幡を移したというのも、ちょっと信じがたい話だ。
 全然違う話が誤って伝わってしまったように思える。

 いろいろ気になることはあるのだけど、詳しい歴史についてはいずれあたらめてということにしたい。



伊文神社一の鳥居




伊文神社二の鳥居




伊文神社三姫社鳥居




伊文神社三姫社社




伊文神社境内と拝殿

 社殿は一度焼けてコンクリート造で再建されているので趣はない。
 境内全体の雰囲気は好きだ。



伊文神社拝殿内




伊文神社社殿横から




伊文神社境内社

【アクセス】

・名鉄西尾線「西尾口駅」より徒歩約20分

・駐車場 あり


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