三が日で三ヶ所目の城山八幡宮は恋の三社めぐりの出発点 - 現身日和 【うつせみびより】

三が日で三ヶ所目の城山八幡宮は恋の三社めぐりの出発点

城山八幡宮の神門

OLYMPUS E-1+SIGMA 18-50mm DC(f3.5-5.6), f5.0, 0.5s(絞り優先)



 今年は新年早々、神社仏閣巡りが快調だ。飛ばしていると言ってもいい。三が日だけですでに3ヶ所も巡ってしまった。この調子でいくと、年間300ヶ所くらいになってしまう。もはや神社に住んだ方が早いとさえ言えるかもしれない。湾岸戦争の時NHKに出ずっぱりでNHKに住んでるんじゃないかと言われた軍事評論家の江畑さんのように。1:9分けは今も健在だろうか。
 初詣は田舎の丹生神社で、三日の日は上野天満宮と城山八幡宮へ行った。特に絶対ここじゃなくては日も夜も明けないというほどの思い入れがあったわけではないけれど、こういうのも縁というものだろう。この日の流れでたまたまそういうことになった。人と神様の縁というのも案外そんなもので決まるのかもしれない。
 城山八幡宮は今回が二度目だった。初詣客がこんなに多い神社だとは思わなかった。昼頃一度行ったら車が列を作っていてあきらめて、夕方出直してようやくとめられたのだった。ちょっとびっくり。実は人気者だったんだ。

城山八幡宮の本殿

 城山八幡宮は何の神様を祀っていて、何の御利益があるのか、実はよく分かっていなかった私。八幡宮だから、なんとなく鎌倉幕府や頼朝、義経の戦系? といったあやふやなものだった。帰ってきて勉強したところ、やはり必勝守護というのもあるようだ。私の場合、戦うべき相手が見当たらないので必勝はあまり関係がないのだけど。他には、厄除開運、交通安全、家内安全というのもあった。このあたりは自分にも関係してくるものの、なんとなく城山八幡宮側としても漠然としてるような印象を受ける。御利益というのは、何か一つに絞ってもらった方がありがたみが増すというものだ。スペシャリストとしての説得力が欲しい。
 ここは「恋の三社めぐり」の中心でもある。たぶん、大部分の名古屋人も知らないと思うけど、城山八幡宮と晴明神社、高牟神社を回ってスタンプを集めると恋が叶うというありがたーい作りものの伝説があるのだ。私も、スタンプこそもらってはいないものの、しっかり三社をめぐり終えている。本当に効果があるのかどうかは各自めぐって確かめて欲しい。一周でダメなら二周、三周としていればそのうち満願成就になると思う。いや、思いたい。

 もともと城山八幡宮は、500年以上前から現在の場所より300メートル東北にあった。明治明治41年(1908年)に村にあった八幡社、浅間社、山神社、一ノ御前社、白山社を合併して八幡社とし、昭和11年に現在の地に移った。昭和31年に現在の城山八幡宮に改称されている。
 このあたり一帯はかつて、織田信長の父・織田信秀が築城した末森城があった場所に当たる。1548年に信秀が城主となり、その死後、信長の弟の信行に譲られた。しかしその信行は清洲城で信長に殺され、末森城は主を失い、廃城となってしまう。城としては10年ちょっとしか使われなかったということになる。二重堀を張り巡らせたなかなか本格的な戦国時代の城だったらしい。現在でも空堀が残っている。
 更に時代をさかのぼれば、6世紀後半のものとみられる古墳群が見つかっていて、多くの出土品が出たという。
 現在の城山八幡宮は、末森城だった敷地ほぼ全部の1万坪を有している。ただ、境内はそれほど広いという印象はない。
 車で訪れてしまうと、鳥居を三つくぐった先が境内の駐車スペースになるので、雰囲気が出ない。やはり丘の下の一の鳥居からくぐって登っていきたいところだ。
 本殿の他、祝詞殿、幣殿、拝殿、廻廊、神門、豊玉稲荷、神楽殿などがある。二の丸跡には昭和3年に建てられた昭和塾堂という洋風建築の建物がある。現在は愛知学院大学院が使っている。
 ここでは神前の結婚式を挙げることもできる。挙式料は10万円だそうだ。安いんだろうか高いんだろうか。挙式をしたカップルは、もれなく神棚が無料でもらえるらしい。断れないんだろうか。おみやげにもらう大きな日本人形以上に持て余してしまいそうだ。

城山八幡宮境内の様子

 今年は全国的にたくさんの初詣客が神社仏閣を訪れたとニュースでやっていた。天気もよく、暖かかったからだろうか。景気もよくなっているようで、お賽銭箱のお札も多かった。縁起物のおみやげグッズなどもたくさん売れたんだろうか。今年も明治神宮のトップは動かないのだろう。あとは成田山新勝寺、川崎大師、伏見稲荷神社、熱田神宮あたりだろうか。八幡宮代表としては、鎌倉の鶴岡八幡宮がある。鎌倉武士の守護神である鶴岡八幡宮へは、いつかきっと行こうと思っている。
 私にとって鎌倉という地は、何か複雑な思いを抱かせる土地だ。江ノ電が走っていて、海があって、景色がよくて、とかいうのんきなところではなく、鎌倉武士にまつわる遠い記憶が呼び覚まされるような感じがある。すごく心惹かれるから行かなくてはいけないと思いつつ、なんとなく近づくのが怖いような、近づいてはいけないような気持ちもある。鎌倉という言葉を耳にしたり目にしただけで少し心がザワザワする。その正体は行けば分かるのだろうか。
 いざ、鎌倉。それはいつの日になるのだろう。

 2007年はどれくらい神社仏閣巡りができるか、今から楽しみだ。50くらいは楽々だろうから、目標は大きく100とでもしようか。3日にひとつか。無理な気がするけどどうなんだ。目標を達成するためには、四国のお遍路さんにでも出なくてはいけないかもしれない。さぬきうどんを食べながら、菅直人となれ、私。
 それから、一生の間にどうしても行っておきたい神社仏閣を書き出すというのも思いついた。それを一つずつクリアしていくのはライフワークにもなり得る。
 何ヶ所めぐれたかは今年の最後に発表しますのでお楽しみに。別に楽しみじゃないぜと言われても、とにかく発表だけはしたい。100ヶ所めぐることができたら何かとんでもなくいいことが起こりそうだし、ぽっくり死にそうでもある。さて、どっちだ。答えは一年後に。

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コメント
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神仏のご加護を

オオタさん

お正月。日付が変わっただけで世の中が変わったわけではないのに
年末から年始にかけては追い立てるように世間もCMもテレビ番組もわめきたて
「正月正月うるせーんだよ」といいつつ、行く年来る年を見ていました。
これといっていつもと変わらない正月を過ごすことで少しばかり抵抗している
ようなつもりで読みかけの本を片っ端から読んでみたり、昔の映画を
観てみたり、コーヒーでも飲みに行こうかと買い物に出たら24時間スーパーは
開いているものの御茶屋さんはみなクローズ。
ちょっと負けたような気になってすごすごと帰ってまいりました。
こういう国家イベントみたいなものがあると、何もしないだけで敗北感みたいな
ものに苛まれるというのはいかんともしがたい。

城山八幡宮にいたのは私の母でございます。
惜しい。
参拝だけで三箇所も巡られたとは今年も神仏のご加護があることでしょう。
私は人酔いするたちなので七草の後にでも参拝にでかけようかと思っております。
どこかで見かけたら声をかけてください。警察呼ばれないように。

今年はぜひ鎌倉へ行って来てくださいね。
三代将軍実朝が、右大臣拝賀の式の後、甥の公暁に暗殺された際、公暁が身を隠していたという伝説の大銀杏。別名「隠れ銀杏」や、「静の舞」の若宮社殿の回廊など。見所満載。今ある「舞殿」は後から建てられたものだそうです。
オオタさんも、確かに自分はここに立ったことがある。と舞を踊らないでくださいね。
見てみたいけど。
あと裏手には三浦一族が潜んでいて攻められる前に一族郎党果てた場所があるので気をつけて。かなりなスポットになっているようですよ。

2007-01-06 13:15 | from - | Edit

今年は鎌倉イヤー

★magnoliaさん

 こんにちは。
 年末年始にすっかり乗り遅れてるようで。
 きっと子供の頃は、長縄跳びになかなか入れなかった子供だったのでしょうね(勝手にイメージして決めつける)。そして、半ばやけっぱちで入って縄に引っかかって、みんなに迷惑をかけていたのでしょう。そんなmagnoliaさんには私の後ろ二重跳び100連続を披露したい。
 もう一度年末気分を取り戻すために、近所の神社へ行って鐘を連打してくるといいですよ。どこへ行くか決まったら知らせてくださいね。神主さんに通報しますから。

 城山八幡宮にいたのはmagnoliaさんの母上でしか。
 って、そんな年齢の人はいなかったような。丹生神社で割烹着を着たおばさまは見かけたんだけど。
 直接話しかけると不審者と思われるので、さりげなく聞こえるように、あれってmagnoliaさんじゃないの? と大きめの声で話しをしてみることにします。聞こえたら、そうですと答えてくださいね。

 鎌倉はなんにしても一度行ってみないことには始まりません。そのときその場で自分がどんな気持ちになるのかを確かめてみないと。
 歴史的にいろいろあった土地だから、あまり及び腰で行くとなにかにとりつかれたりしてしまいそうなんで、気力が充実して元気のあるときに行こう。悪いのが近づいてきても跳ね返せるように。
 もし行くようなことがあれば、むこう2週間は鎌倉ネタでブログが書けそうです。

2007-01-06 14:57 | from オオタ | Edit

古都・鎌倉

鎌倉は四季それぞれに趣があっていいところですよw
やっぱり、日本の歴史を語るなら「鎌倉」ははずせないですよね。

いつかレポ期待してますw
でも、鎌倉の寺院・神社めぐりで、全て行くとすると、拝観料はいくらかかるんだろう?w

2007-01-07 00:36 | from ゆき

吉野山 峰の白雪踏み越えて

オオタさん

子供のころは友達の輪の中に入らず長縄跳びやゴム跳びしている姿を教室から本を読みながら見ておりました。

>長縄跳びになかなか入れなかった子供だったのでしょうね

当たらずしも灯台下暗し
入れなかったのではなく、入らなかったのだよ明智君。
でもその実態はオリンピック候補。信じよと信じまいとー。

>近所の神社へ行って鐘を連打してくるといいですよ。

兄さん、鐘を撞くのは寺でっせ。
親の実家が寺なので、子供のころぶらさがったまま連打して小僧さんに怒られました。「黙れ小僧!」と今なら美輪さんのようにボケたんだけどなあ。
やっぱ叱られるんだろうな。

鎌倉は首切りやぐらなど怖い怖い場所が多いですよ。
連れて行かれないようにしてくださいね。
その前に熊野詣でなどしてパワーアップしてブログアップってのも一石二鳥かも。

2007-01-07 01:12 | from - | Edit

拝観料のワナ

★ゆきさん

 こんにちは。
 新年早々、自転車でコケたようで。あはは。
 って、笑い事じゃない?(^^;
 くれぐれも気をつけてくださいね。特にスピードを出してるときは。

 鎌倉はどの季節が一番いいんでしょうね。
 なんとなく私の中ではアジサイの季節のイメージが強いんだけど、雨の中を歩き回るのは大変そう。
 春あたりに行けるといいなぁ。暑くなる前に。
 そういえば、鎌倉って拝観料がありましたね。すっかり忘れてた。生意気なやつめ(笑)。
 あっちで150円、こっちで200円、ここでも100円みたいにチビチビ取られているうちに気づけば1,000円くらいすぐに巻き上げられそう。
 名古屋あたりで拝観料のある神社仏閣ってないから、そのことは計算に入ってませんでした。
 無料のところだけ回るか(笑)。

2007-01-07 21:12 | from オオタ | Edit

千葉すずのサインください

★magnoliaさん

 こんにちは。
 田子の浦に うち出でてみれば  白砂の
 富士の高嶺に 雪は降りつつ
 とりあえず知ってるやつを詠んでみた。
 今日は雪でしたね。

 magnoliaさんは縄跳びに入れなかったのではなく入らなかったのですね。
 たとえるなら、結婚できないのではなく結婚しないというやつですね。
 ……そうなのか? 灯台守。

 オリンピック候補だったんですかー? それはすごい。私は人の話を信じる方なので、それも信じます。たま出版の韮沢社長の言うことだって、半分くらいは信じます。
 前に水泳の話をしてたから、それかも?
 まさか、千葉すずと人気を二分していたとかそういうことはないでしょうね。

 神社に鐘はなかったか……。
 それでも、magnoliaさんは神社へ行って、鐘をつかせろと駄々をこねてください。つかせてくれるまで帰らないと。
 親の実家がお寺さんって、ますます深いなぁ。何者なのか、全然見当がつかない。

 鎌倉の近づいてはいけないスポットは早めに教えてくださいね。
 私は霊感というものがまるでないので、たぶんどこへ行っても何も見えないんだろうけど、それでも危ないところは行かない方がいい。ぼんやりとした恐怖感というか畏怖感みたいなものもあるし。
 熊野も行きたいなぁ。

2007-01-07 21:29 | from オオタ | Edit

日本は神の国といって叩かれた森さんですが、あながち間違いじゃない
と思えるくらいの神社仏閣がありますね。
神社で思い出しましたが、私は神道がなんとなく自分にしっくり来ますね。
実家が神道という訳じゃないんですが、キリスト教などの一神教はどうもしっくり来ない。

フィリピンは大半がキリスト教ですが、
日本には神道といって森羅万象その全てに神が宿るという考え方であるというと
(実際には噛み砕いて色んなものにその数だけ神様が居るというと、みんなビックリしますね。それはどうやって数えるの?って・・)
彼女達は八百万の神々=精霊、エレメンツって解釈しているようです。
フィリピンにも精霊信仰や伝統的な土着神の宗教が絶えることなく残ってるのでその影響かな。

2007-01-09 16:17 | from ビアンキ

生活の中の神様

★ビアンキさん

 こんにちは。
 日本はもともと神の国ですよね。
 それが歪んでしまったのは、やっぱり第二次大戦から。神風とかでおかしなことになってしまった。
 それまでは、それこそ八百万の神様がいるってみんな普通に思っていて、いろんなものを大事にもしたし敬意も払ってうまくいってたんですよね。信仰心とかじゃなく生活の一部として。
 外国の宗教って、みんな一神教だし、もともと出発は人間なんですよね。だから私も馴染めないものがある。
 神はもっと漠然として目に見えないものの方がいい。
 けど、それを外国人の人に説明するのは難しいですよね。(^^;
 精霊って発想が確かに一番近いかな。でも、やっぱりちょっと違うな。
 日本人に生まれ直してもらわないと説明できないかも(笑)。

2007-01-09 22:16 | from オオタ | Edit

こんばんは。僕は初詣は地元の神社に行きました。
しばらく前から、時々休日に散歩する途中に立ち寄って、日々の無事を感謝して今後の加護をお祈りしています。

天満宮といえば、中高生のころ受験前の初詣に岡崎の岩津天満宮に行きました。
それから大曽根には山田天満宮があり、そこには金運のご利益がある神社が一緒にあると雑誌で読んだことがあり、一度行ってみたいと思っています(笑)

2007-01-10 00:53 | from しゅう

神社に行くと謙虚になれる

★しゅうさん

 こんにちは。
 しゅうさんも地元の神社で初詣でしたか。最近は有名神社に出向くよりも近所に行く人が増えてるそうですね。氏子を詣るのが本来の初詣だから、それは正しいのだと思う。
 私はここ最近は、すっかり怠けていて、今年は珍しく元日から行ってきたのでした。(^^;
 何かをお願いするっていうよりも、一年無事に過ごせたことの感謝ですよね。

 私が高校の頃はもっとヒネてたので、天満宮や神社仏閣なんて絶対自分から行かなかったです(笑)。
 お守りもいらないと思ってたくらいで。
 大人になって、ようやく謙虚になれました。

 山田天満宮は、私去年行きました。
 あそこはなかなか御利益があるんですよね。お願いした親戚の受験生も無事大学合格できたので、ますます信用する気になりました(笑)。
 そうそう、確か銭洗いもあったはず。牛にたくさん鈴がついてたりしたなぁ。
 今度また行ってきます。

2007-01-11 03:15 | from オオタ | Edit

リンク報告

はじめまして。カミタクこと神山卓也
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/
と申します。拙HP「温泉天国・鹿児島温泉紹介!」
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/kagoonin.htm
>「名古屋観光・温泉案内」
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/NAGOYAON.HTM
内のサブ・コンテンツ「末森城址(末盛城址)&城山八幡宮訪問記」
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/NAGOYA02.HTM
から貴記事にリンクを張りましたので、その旨報告申し上げます。

2007-12-23 18:06 | from カミタク(リンク先は「末森城址(末盛城址)&城山八幡宮訪問記 | Edit

今年の初詣

>カミタクさん

 はじめまして、こんにちは。
 リンクありがとうございました。

 城山八幡宮へ行ったのは、そういえば今年の初詣だったのでした。
 あれからもうすぐ一年かぁ。
 普段は静かな神社も、年始は大賑わいでした。

2007-12-24 00:31 | from オオタ | Edit

こんにちは

面白かったです!また、きますね。

2008-11-21 15:04 | from -

いつでも



 こんにちは。
 いらっせいませ。
 よかったらまた遊びに来てください。

2008-11-22 03:53 | from オオタ | Edit

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