下街道を行くシリーズ <1> ---篠木町から鳥居松へ - 現身日和 【うつせみびより】

下街道を行くシリーズ <1> ---篠木町から鳥居松へ

篠木町の下街道

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 春日井の神社めぐりをしているとき、ちょっと雰囲気のある旧街道っぽい通りがあって気になった。帰ってから地図を見ると下街道(したかいどう)とある。どこかで聞き覚えはあったものの、くわしいことは知らなかった。
 中山道の大井宿(岐阜県恵那市)と大湫宿(瑞浪市)の間にある槙ヶ根追分から名古屋城下伝馬町札の辻までの約57キロ(14里20丁)を結ぶ脇街道で、中山道から行くより近道になるため、庶民などが好んで通ったという。伊勢参りや善光寺参りへ行く道だったため、別名善光寺道や伊勢道とも呼ばれた。
 公式な道は上街道と呼ばれ、公人や荷物などは中山道を通って小牧宿経由で行くことが義務づけられていた。幕府が整備した五街道を行かないと宿場の関係やあれこれがあったからだ。
 下街道はおおむね現在の国道19号線に当たる。恵那から瑞浪、土岐、多治見と通り、春日井から勝川、大曽根を経由して名古屋城方面へと向かう。
 19号線として整備されてしまった道はかつての面影を残さないものの、脇道として残された道は往事の名残をわずかにとどめている。私がたまたま通ったのもそういう通りだった。
 地図を見て、細い道のところを行ってみようと思い立ち、とりあえず篠木町へと向かった。坂下町やその先の内津峠あたりも行ってみたいけど、自転車で行くにはちょっと遠い。篠木町から南西へ進み、勝川駅を越えて19号線にぶつかって南下して、庄内川を渡るところまでが今回設定したルートだった。
 というわけで、今日は下街道を行くシリーズ第一回をお送りします。



辻の地蔵さん




下街道と下校の高校生




豆腐屋さん




鳥居松観音

 鳥居松観音。江戸時代後期の1810年に西国三十三観音が祀られたのが始まりとされる。1924年(大正13年)には馬頭観音が置かれた。



春日井市立郷土館

 江戸時代末期の1856年に、酒造家の飯田重蔵が離れ座敷として建てた建物が残されている(もとは下原新田にあった)。
 一時、商工会議所や銀行として使われたあと、現在は春日井市立郷土資料館となっている。普段は門が閉ざされ入ることができない。毎月第3土曜日の午前9時から昼12時まで開けるらしい。見たい場合はピンポイントで行かないといけない。ただし、その日でも建物内部には入れないようだ。



明治天皇の碑

 明治天皇の碑が建っている。
 明治13年(1880年)に明治天皇が京都への巡幸の途中、下街道を通り、ここの家で休憩したのだとか。
 ついでに書くと、ヤマトタケルが東征した帰りにこの道を通って熱田で待つミヤズヒメ(宮簀媛)の元に向かったという伝説も残っている。



小野道風の絵




プラモデル屋さん

 懐かしい雰囲気のプラモデル屋さん。ガンプラ専門店。
 ガンプラが初めて発売されたのが1980年だから、かなりのロングランだ。



古い日本家屋




歩道橋と小学生

 つづく。
 

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