十年一日サンデー - 現身日和 【うつせみびより】

十年一日サンデー

サンデー料理

OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 60mm F2.8 MACRO



 サンデー料理の10年を振り返ってみると、多少は上手になったと思うけど、それは多分に手際がよくなったというだけで、基本は何も変わっていない気がする。最初からオレ流だったのがそのまま固まってしまった。使っている食材も、調味料も、ほとんど変わっていない。皿もだ。
 十年一日という言葉は、よいことに使われることはあまりないけれど、それほど悪いことでもないのかもしれない。変わることなく継続させることは、思うほど簡単なことじゃない。
 サンデー料理は必要に迫られてやっていることではないから、やめようと思えばいつでもやめられる。突然、もうやーめたとなっていた可能性はあった。料理が好きかと問われるとそれほどでもない。では何故続けるのかと訊かれると答えに困る。
 理由は分からなくてもたぶん、これからも続いていくのだと思う。人がやることに常に理由が存在するわけではない。なんとなくでやっていることもたくさんある。
 10年後、今と変わらず同じような料理を作っているかどうかは分からない。いつかは終わりが来る。次回かもしれないし、10年後かもしれない。
 ただ、少なくとも今回が最終回ではないことは確かだと思う。いや、確かなことなどこの世にはひとつもないか。




鯛しゃぶ

「鯛しゃぶの味ポンだれ」
 だし汁で鯛を半生までしゃぶしゃぶする。
 たれは、酒、みりん、しょう油、白だし、味ぽん、唐辛子をひと煮立ちさせる。
 ついてきた大葉を刻んで添えて。




タマネギの卵閉じ

「タマネギ炒めの卵とじ」
 私の作る料理は料理名がない、と指摘される。確かにそうだ。自分でも料理名を決めるのに苦心することがたびたびある。
 ハンバーグとか、鶏の唐揚げとか、ロールキャベツとか、そういったたぐいの料理がサンデー料理に登場することはほとんどない。
 でも、だからといって特別変わっているとか、おかしな味がするとか、そういったことはないので安心してほしい。安心? 誰にとって?
 もしあなたがこの写真の料理を再現したいと思ったなら、作り方はこうだ。
 切ったタマネギとソーセージをオリーブオイルで炒め、プチトマト、カニかまを加える。
 酒、みりん、コンソメの素、塩で味付けをする。
 それとは別に、卵ととろけるチーズを混ぜて、スクランブルエッグを作る。
 最後に全部混ぜ合わせて、あらびきコショウを振りかけてできあがり。
「お母さん、これなんていう名前の料理?」と訊かれたら、あなたは何と答えるだろう。タマネギの卵とじ?
 題名のない料理とタイトルを変えた方がいいかもしれない。




八宝菜風

「エビ入りの八宝菜風」
 今回、失敗したのは、皿の選択だ。
 自分自身、和食寄りなのか洋食寄りなのか、判断がつかず、どちらかというと和食かなと思って和皿に盛りつけてみたら、どうやら違っていた。鯛以外はどう見ても和食ではない。
 そしてこれも、料理名が思い浮かばない料理だ。
 エビとしいたけと野菜をごま油で炒めて、酒、みりん、しょう油、鶏ガラだし、塩、コショウで味付けをして、水溶きカタクリ粉であんかけにした。
 どちらかというと中華寄りということになるだろう。

 10年もやっているのに自分が作っている料理を説明できないってどうなんだ。思っているよりずっと普通なんだけどなぁ。

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