ベスト4のサンデー料理はベストから遠かった - 現身日和 【うつせみびより】

ベスト4のサンデー料理はベストから遠かった

ベスト4サンデー料理

Canon EOS 10D+EF50mm(f1.8), f2.8, 1/100s(絞り優先)



 私の中で今ひとつ盛り上がらないまま、ワールドカップ・ドイツ大会は準々決勝を終えてベスト4が出そろった。ドイツ、イタリア、ポルトガル、フランス。今大会ほど波乱がなく面白みのない大会は他にないんじゃないか。ブラジルがフランスに負けたのも番狂わせじゃない。フランスの守備力がブラジルの攻撃力を上回っただけだ。ヨーロッパで行われる大会は欧州勢が圧倒的に有利という法則が今回もまた当てはまってしまった。それもまた面白くなくなってしまった点のひとつだ。
 今日のサンデー料理は、優勝国を予想してその国の料理を作ろうと思っていたけど、顔ぶれが面白くない。フランスやイタリアはもう何度も作ってるし、ドイツも前にやった。ポルトガルは優勝しそうにないし、ポルトガル料理だけで成立させるのも難しいものがある。ということで、4ヶ国の料理を一品ずつ作ることにしたのだった。

 まずはお馴染みのイタリアから。どこかでご飯に類するものが欲しいとなったとき、イタリアでパスタにしておかないと他で作れないから、消去法でパスタとなった。前に買って余っていたカラー・マカロニを使ってカルボナーラに仕立てた。
 オリーブオイルでタマネギとベーコンを炒めて、マカロニのゆで汁と白ワインで少し煮込んで、ゆであがったマカロニを加えて、最後に卵と粉チーズ、黒コショウをまぜたソースを絡めて出来上がり。特にどうということもなく、普通に美味しかった。

 フランスは左奥で、これもいつもと変わらない。白身魚とエビを塩コショウして、いったん軽くゆでて、オリーブオイルとバターで焼く。トマトも輪切りにして焼いて、刻んだパセリを乗せる。ソースは、卵黄ベースにオリーブオイル、白ワイン、カラシ、マヨネーズ、しょう油、塩、コショウを混ぜたものを使った。これもお馴染み。

 ポルトガルはなかなか難しかった。一応調べたけど、ポルトガル料理というのが上手くイメージできなかった。スペインの先で海沿いだから魚介類をよく食べるんだろうけど、具体的にはよく分からない。スペインにどれだけ近いのか、どれくらい違ってどんな特色があるんだろう。今日のところは調べが浅くて掴めなかったので、また機会を見つけてポルトガル料理も研究したい。
 今回はポルトガル人もよく食べるらしいリゾットにした。タコのリゾットが定番らしい。でもタコは使わず鶏肉にした。味付けはトマトとブイヤベースの素。これも何度か食べた味だ。

 ドイツ料理も2度作ったけど、これまたつかみ所がない。ソーセージとジャガイモしか浮かんでこないのだ。前回はクリームシチューとドイツ風ギョウザを作ったけど、ドイツに近づけた気はしなかった。
 今回は付け合わせとしてジャガイモ料理に逃げた。とにかくジャガイモさえ使っておけばなんとかドイツ料理になる。レンジで6分ほど温めて、皮をむく。それに塩、コショウ、小麦粉を混ぜながらすりつぶして、最後は団子状に丸める。表には小麦粉をまぶしておく。それを湯でゆがくのだけど、型くずれしやすいのであまりゆがきすぎるとよくない。ソースはトマトとコンソメで作るのが一般的らしいけど、それはリゾットで使ったから、ほうれん草のペーストにしてみた。これはポルトガル料理にあるらしいので合体だ。ほうれん草をゆがいてすりつぶして、刻んだニンニクと一緒に温める。
 ジャガイモの上に乗せたら、期せずしてヒトラーの髪型みたいになっていた。こんなことならちょび髭まで作ればよかった。

 以上4品、結果的に今回のサンデー料理は失敗だった。味がではなく、面白みを欠いたという点で。それもまた今回のワールドカップと同じになってしまった。そもそもコンセプトを間違えた。それに加えて、新鮮さがなかったのが一番いけなかった。微妙に変えてるとはいえ、これでは今までのアレンジでしかない。4つの国の4品の料理というものにこだわりすぎて、チャレンジを旨とするサンデー料理の本質を外してしまった。味はよくてもこれでは失敗だ。
 ただ、反省は反省として、一方で4品作るペースが掴めてきたという収穫はあった。これまで3品が能力の限界で4品になるとかなりあたふたしてしまっていたところが、だいぶ落ち着いて作れるようになった。料理脳が発達してきたのだろう。今まで使ったことのなかった部分の脳が活性化して、脳年齢も3歳くらいは若返ったかもしれない。
 ではここで問題。おとといの晩ごはんは何?
 えーと、えーと……。うっ、思い出せんっ。ドコサヘキサエン酸を摂取するために誰かトロを私にお与えください。DHAが一番多いというトロの野郎を。中トロ5貫くらいでいいです。

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