三谷祭を撮りにいく ---奉納踊り編 - 現身日和 【うつせみびより】

三谷祭を撮りにいく ---奉納踊り編

三谷祭2-1




 三谷祭(みやまつり)の続きを。
 海中渡御(かいちゅうとぎょ)を終えた山車(やま)は、若宮神社に集合となった。
 このあと、神社の境内では、氏子たちによる奉納踊りが行われた。海中渡御を見て帰ってしまう人が多いようだけど、奉納踊りもなかなか見応えがある。
 残念ながら雨ということでカッパを着ていたり、一部内容の変更などもあったようだ。
 なんだかんだで11時半頃から午後3時まで撮っていた。その後も祭りは夜まで続いた。



三谷祭2-2

 写真や動画で祭りの様子は見ていたものの、実際に撮るとなると戸惑う部分もあって、最初はけっこうあたふたしてしまった。
 途中からは頭を切り換えて、祭りではなく人を撮ることにした。祭りの模様を記録的に撮ることが目的ではない。



三谷祭2-3




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 雨に負けず撮りにいってよかった。一度いい条件で撮ってしまうと、二度目が雨なら撮りにいこうとは思わない。最初が雨だと、次は晴れの日に撮りたいという気持ちが強くなる。ぎりぎり雨が持って海中渡御も撮れたし、初めての三谷祭を充分に堪能させてもらった。撮っていてとても楽しい祭りだった。
 人と人とのつながりが希薄になったといわれる現代でも、特定の地区ではこういった濃密なつながりが残っている。三谷に生まれた男たちは、子供の頃から何らかの形で三谷祭に参加して、大人になれば当然祭りの主役になると思って育つのだろう。祭りというのは、そういう意味でも価値があるし、他に代わるもののない役割を持っている。神社は神の存在を抜きにしても、地域の絆を結ぶ要だ。
 祭りを見にいくと、日本はまだまだ大丈夫じゃないかと安心する。
 祭りを行っているのは人だ。見物人も含めて、人が祭りの主役だ。だからこそ、人を撮らなければならないと思うし、もっと撮れるようになりたいと思う。

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くぐり太鼓、七福神踊

 三谷では「くぐり太鼓」と呼んでますが、これは豊川流域の「笹踊」。
 「笹踊」は、旧寶飯郡東南部を中心に東三河で19ヶ所(ほかに後述の「笹踊」の定義からは外れますが、明らかに東三河の「笹踊」の影響抜きには考えられない旧額田町石原にある)で行われており、三谷が最西端になります。
 「笹踊」は、踊り手三人が胸に太鼓をつけ、唐子衣装に笠を被るという点が共通で、笠を被ってなくて踊っている「笹踊」というのは、ある意味、撮ろうと思っても撮れるものではありません。
 「笹踊」の説明のついでに「七福神踊」についての説明も
 これは旧寶飯郡の西部で現在7ヶ所で行われています。三谷がもっとも古く、18世紀には行われていました。
 「七福神踊」といっても、弁才天は不在で、代わりに白狐が加わります。三谷では、六福神プラス狐になっていますが、明治時代には毘沙門天を欠いた五福神プラス狐でした。ほかも同じでもともとは毘沙門天か寿老人を欠いていたのを近年になって六福神プラス狐にしたか、そのまま五福神で行っています。
 もっとも西で行われているのが形原(蒲郡市形原町)、東が御馬(豊川市御津町御馬)です。
 御馬の狐は三谷より露骨でエロティックです。御馬のお祭りは8月の第一の日曜日です。
 

2012-10-30 22:16 | from 柴田晴廣 | Edit

雨のなかで...

こんばんは。
雨のなかでもこのように行われていたのですね....
オオタさんが撮られた写真を見ていると、
今まで自分が知っていた三谷祭とはまた違った
魅力を感じることができて、とても嬉しいなぁと思います。

2012-10-30 23:47 | from manunu | Edit

ありがとうございます

>柴田晴廣さん

 こんにちは。
 笹踊について詳しく教えていただきありがとうございました。
 晴れていたら市女笠を被っての踊りになっていたのですか。
 豊川近辺にだけ集中して伝わっているんですね。
 また他でも撮る機会があるかもしれません。
 三河の祭りを見ると、尾張と違いがあるのを感じます。手筒花火なんかも、どうして尾張では定着しなかったのか不思議です。
 七福神踊についてもありがとうございます。
 白狐が入っていた理由が分かりました。

2012-10-31 22:07 | from オオタ | Edit

来年は晴れるかな

>manunuさん

 こんにちは。
 雨の中での奉納踊りは、晴れているときとはちょっと違ったものになるのかもしれないですね。
 manunuさんの土曜日の写真も見せていただきました。まだリラックスムードが漂っている感じでしょうか。でも、けっこう見てる人が多そうですね。
 なにはともあれ、教えてもらった三谷祭に行けてよかったです。また来年、でしょうか。

2012-10-31 22:10 | from オオタ | Edit

オオタさん
 機会があれば、一度、牛久保にも遊びに来てください。
 うちのお祭は、雨でも中止することはありませんし、合羽をつけるだとか、笠が傷むから笠を被らずに踊るなどの手抜きはしません。
 うちのお祭りの警固に着く若い衆は、紋付羽織袴で、雨は想定していますから、そのときは蛇の目。
 二十代の若い衆が紋付羽織袴に蛇の目。これはこれで絵になりますよ。

2012-10-31 22:36 | from 柴田晴廣 | Edit

春にはそちらへ

>柴田晴廣さん

 こんにちは。
 牛久保の若葉祭は4月のようですね。
 早速スケジュール帳に書き込みました。
 雨でも撮れることが分かったので、きっとお邪魔すると思います。
 春までにはまだ時間があるので、その頃までにはもっと祭りを撮れるようになっていなければと思ってます。

2012-11-01 22:05 | from オオタ | Edit

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