ありがとう佐久島、またいつか <第六回・最終回> - 現身日和 【うつせみびより】

ありがとう佐久島、またいつか <第六回・最終回>

佐久島6-1

PENTAX K10D+PENTAX DA 16-45mm f4



 筒島へ行ったあと、東の集落に戻ってきた。路地散策は西集落の方が面白いけれど、東も昭和の風情が残っていて楽しめる。
 引き続きぷらぷらと歩いてみることにする。

佐久島6-2

 覚林山阿弥陀寺。
 鎌倉あたりの寺を思わせる佇まいだ。
 中には入らず、外から挨拶するだけにした。

佐久島6-3

 八剣神社。
 うちの近所には同じ表記の「やつるぎじんじゃ」がある。ここは「はっけんじんじゃ」と読ませるようだ。
 創建年など、詳しいことはよく分からない。名前からして、ヤマタノオロチやスサノオに関係がありそうだ。

佐久島6-4

 ここの境内もなかなかの荒れっぷりだった。過疎が進む島で、お世話をする人がなかなかいないのだろう。
 境内に郵便局があったのは、ちょっと驚いた。

佐久島6-5

 細い路地があって近寄ってみたら、「ここは道ではありません」という注意書きがあった。進んでいくと民家なのだろうけど、それにしても細い。ここが唯一の出入り口なら、引っ越しできない。

佐久島6-6

 城下町のような風情の路地。

佐久島6-7

 黒板、黒塀の路地風景が佐久島の特徴で、これはとても魅力的な風景だ。

佐久島6-8

 海釣りセンターのある大島も行っておくことにした。
 途中でアート作品があった。おひるねハウスの作者、南川祐輝のイーストハウスだ。
 わりと最近の作品で、おひるねハウスほどの人気は得られていないようだ。
 長い滑り台になっていたら面白かったのにと思った。
 大島自体は特に何もない。

佐久島6-9

 東集落を北上して、入ヶ浦地区へと足を伸ばした。
 途中で黒猫が前を歩いていた。この日見た、やっと2匹目の猫だった。もっとたくさんの猫と出会えるのを期待していたのだけど。

佐久島6-10

 このあたりは観光客も、地元の人も、歩いていない。観光客があまり訪れないエリアを歩いていると、空気感の違いを感じる。
 できることなら、島の北の海岸沿いも歩いてみたかった。

佐久島6-11

 これも佐久島の風景の一つ。

佐久島6-12

 道ばたに大きなヒマワリが元気に咲いていた。
 やっぱり夏はいいと、あらためて思う。

佐久島6-13

 ダチョウさんがいた。もちろん、野良ダチョウではなく、民家で飼われているものだ。でも、飼いダチョウって初めて見た。

佐久島6-14

 島を去るときが来た。
 限界近くまで歩いて、写真もたくさん撮って、満足した。また訪れたいと思った。
 佐久島はとてもいい島だった。なんというか、何もないけど何かがある。特に、被写体としての魅力を持った島だ。アートによる島おこしというのはきっかけで、アートになんとなく惹かれて訪れた人たちも、行ってみれば島そのものの魅力に惹きつけられたのではないだろうか。
 誰かにどこかいい離島知らないかと訊かれたら、真っ先に佐久島の名前を挙げたい。理由は単純に好きだからだ。
 ありがとう、佐久島。また、いつか。

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