京都シリーズ最後は日没の御所と二条城 <京都歩き第9回> - 現身日和 【うつせみびより】

京都シリーズ最後は日没の御所と二条城 <京都歩き第9回>

京都歩き9-1

PENTAX K10D+TAMRON 28-75mm f2.8



 京都シリーズも今回が最終回となった。残った写真を紹介して終わりにしようと思う。
 時刻は日没間際。下鴨神社をあとにして、京都御所へ向かった。
 上の写真は、途中にあったアーケードの商店街。時間があれば寄りたかったところだけど、先を急ぐ必要があった。
 寺町通かその近くだっただろうか、あまりよく覚えていない。新京極通商店街というのがこれかどうか。違うかもしれない。
 雰囲気としては、大須の商店街にちょっと似てる感じがした。

京都歩き9-2

 御所に入る前に、同志社大を表から撮る。このあたりは同志社の学校が集まっている。写真は同志社女子大のキャンパスのようだ。
 同志社大学はすぐ西に隣接している。

京都歩き9-3

 御所に着いたときはもう日没を過ぎて、暗くなりかけていた。
 御所は平安京から江戸時代まで天皇が住まいにしていたところだから、さぞかし警備が厳しいだろうと思いきや、想像に反してかなりオープンマインドで開放的なところだった。さすがにコアな部分は普段閉ざされているものの、その周囲の御苑は自由に出入りできる。閉門時間というのはあるのかどうか知らないけど、夜まで開いていたのは確かだ。
 御所の中も、春と秋の2回、一般公開される。普段も事前に宮内庁に申し込めば見学できるらしいのだけど、その資格とか基準とかがどれほど厳しいものなのかは知らない。
 上の写真は、北側の今出川御門だ。暗くなってしまっては写真も見学もあったものではないとは思いつつ、せっかくここまで来たのだから中に入って歩いてみることにする。

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 いきなり広い道がどんと目の前に現れる。これは相当広そうだ。
 南北1.2キロ、東西800メートルもある。ここまでかなり歩いてきて、更に1キロ以上の砂利道はきつかった。歩きづらくてスピードが上がらない。それでも、歩かないと帰れないわけで、ここから二条城までがやけに遠く感じられた。

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 御所の北門である朔平門。
 ここまで暗くなってしまうと、もうほとんど写真は撮れない。肉眼ではもっと暗くて、御所の建物がどうなっているのか、よく見えなかった。
 どっちみち明るいときに来ていても中は見られなかったから、御所を訪れるなら一般公開の時期にまた来たい。

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 猿ヶ辻あたり。水路に夕暮れ空が映ってきれいだった。
 ここは御所の北東で、鬼門の方角に当たることから、築地塀がくぼんだ恰好になっている。鬼の角を取る、という意味らしい。
 築地塀の上では猿が守っている。魔が猿(去る)というのは、日吉大社の発想だ。この猿も、日吉大社の神猿(まさるさん)が呼ばれてきていることになっている。
 幕末の頃は、このあたりは公家の屋敷が集まった場所で、道の辻だったらしい。そこから猿ヶ辻という呼び名が来ている。
 1863年、この猿ヶ辻で尊皇攘夷派だった公卿の姉小路公知が暗殺されている。犯人の一人として幕末の人斬りとして有名な薩摩藩の田中新兵衛が逮捕されるも、取調中に自殺して真相は謎のままとなった。姉小路公知の屋敷は、ここから南に100メートくらいのところだった。享年25。
 考えてみると、平安京は怨霊がひしめく都だったのだ。暗くなってから、あんまりのんきに歩いているとちょっと危ないかもしれない。

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 御所の南門、建礼門。
 わずかにライトアップはあるものの、こう暗いと手持ちでは撮れない。ベンチに置いて長時間露光で撮る。
 やっぱり電車の旅でも三脚が必要だろうということで、最近、スリックのトラベルスプリントを買った。次からはそれを持っていくことにする。少しは可能性も広がるはずだ。

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 こんな暗くなってから御所を訪れて写真を撮ってる観光客もめったにいないだろう。
 このあたりは屋敷跡や小さな神社などが集まっている。昼間なら見られるものも、夜では見えないし撮れない。
 やっと南端まで辿り着いて、御所を出ることができた。

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 この日の最終目的地となった二条城へとやって来た。こんなに遅い時間では開いているはずもなく、表から写真を撮るだけで終わった。これだけ明るくライトアップしてると、手持ちでも充分撮ることができる。
 これは、二条城の表門に当たる東大手門だ。重文指定。
 二条城は時代によっていくつかあって、現在のものは徳川家康によって建て直されたものが基本となっている。
 国宝指定の二の丸御殿は見ておきたかったけど、しょうがない。またいつか再訪する機会もあるだろう。二条城についての勉強は、そのときあらためてしたい。

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 東南隅櫓と、向こうは東大手門。
 水が入った外堀もしっかり残っていて、いい感じだ。

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 なんとなく明かりがきれいで撮ってみる。

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 二条駅に到着。もう歩くのは嫌だということで、ここからは電車で帰った。

 実に久しぶりの京都行きになった。今回はいろいろ収穫も多くて満足した。これは京都再訪への足がかりで、また近いうちに行けるような気がしている。
 中心部の地理や広さもだいぶ掴んだところで、東西南北に広げていきたい。今度からは歩きにこだわらず、電車を利用して効率よく回ることにしよう。

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