三脚の実用性を認めざるを得ないと感じた岩屋堂撮り <後編> - 現身日和 【うつせみびより】

三脚の実用性を認めざるを得ないと感じた岩屋堂撮り <後編>

岩屋堂2-1

Canon EOS 20D+TAMRON SP 28-78mm f2.8 + C-PL



 昨日に引き続いて岩屋堂三脚写真の後半をお送りします。
 まずはお馴染みのポイントから。岩屋堂を代表する風景と私が思っている場所がここで、ほとんど定点観測のようになっている。春先と秋、冬はよく訪れているけど、初夏は初めてかもしれない。この場所で見る新緑風景を新鮮に感じた。

岩屋堂2-2

 今回は三脚とC-PLフィルタを使いつつ、絞りはだいたいf8で撮った。それ以上絞るとデジカメの場合逆にコントラスが落ちるから、これくらいが一番解像感が高いように思う。
 手持ちだと手ぶれが心配でf8までは絞れないことが多いのだけど、ここまで絞って三脚を使うと、さすがにビシッと締まった写真になる。奥までしっかり解像している。
 ブレそうなときは、タイマーを使って撮ったから、それもよかったのだろう。レリーズケーブルも欲しいといえば欲しいところだ。

岩屋堂2-3

 このあたりの映り込みは、見た目の方がもっと鮮やかで、帰ってから写真を見たらそれほどでもなくて、少しがっかりした。最高の映り込みポイントだという手応えがあったのに。
 C-PLが逆効果だった可能性もある。今回は一番効果が高いところに固定して撮っていたから、次からは回して調整しながら撮る必要がありそうだ。

岩屋堂2-4

 暁明ヶ滝。
 このときのシャッタースピードは、4秒だったか、6秒だったか。手ぶれ補正をもってしても手持ちでは撮影不可能なシチュエーションだ。
 こういう写真が没にならずに残ることが分かってしまうと、やはり三脚は使わないといけないと思う。
 一脚も持ってるから、機会があれば一脚の限界シャッタースピードを実験して確認しておきたい。2秒くらいまで使えるとすれば、三脚に比べて持ち運ぶ負担がずいぶん軽くして済む。

岩屋堂2-5

 奥の瀬戸大滝。
 普段の水量はたいしたことないから、大雨や長雨のあととかに行くと、もう少し迫力のある写真が撮れるんじゃないか。
 広角28mmレンズでは全体が入らない。これ以上、引いて撮る場所もない。

岩屋堂2-6

 滝というか、ただの段差。
 鳥原川は人工的にたくさんの段差を作っている。川幅が細い割には水量が多いのだろうか。
 それにしても、あんなに段差を作ってしまったら、魚は自由に行き来できない。実際、泳いでる魚の姿はほとんど見ない。水はきれいだろうに、もったいない。

岩屋堂2-7

 いかにもという写真。自分の写真ながらあまり好感が持てない。
 でも、これを見ていたら、赤目四十八滝にもう一度行きたくなった。あそこくらい三脚を使うべき場所は他にないというくらいの三脚スポットだ。

岩屋堂2-8

 毘沙門天のお堂。
 夕方で、かなり暗い状況なのに、ここまでカチッと撮れるものなのか。シャッタースピードは8秒くらいだったんじゃないかと思う。
 今まで手持ちでなんとか撮ろうと頑張っていたのに、その頑張りが無駄だったような気さえしてくる。

岩屋堂2-9

 ヤマフジが咲いていた。そろそろ藤の見頃が来ている。早咲きのものはもう終わったくらいだろうか。
 藤は藤棚で咲かせてこそきれいな花で、山で勝手気ままに咲いていると、すごく雑然として魅力が半減する。
 別の木にからまったりして、ごちゃごちゃになって写真を撮るのも難しい。

岩屋堂2-10

 ヤマツツジだと思うけど、白花もあるんだろうか。
 展望コースというかなり山の中の道端に咲いていたから、わざわざこんなところに誰かがツツジを植えたとは思えない。コースの途中、申し訳程度に木の机と椅子が設置されているから、そのとき植えた園芸種のツツジだろうか。

岩屋堂2-11

 落ちて朽ちつつある椿の花。
 これもヤブツバキということになるのか。
 わずかに咲き残っている椿もあった。4月も終わりだというのに、けっこうな粘りを見せている。
 岩屋堂は瀬戸の冷蔵庫というくらい寒いところだからというのもあるかもしれない。この日も、薄手のセーターを着ていってちょうどよかった。

岩屋堂2-12

 枯れアジサイの残骸。
 そうこうしてるうちにアジサイの季節も近づいてきたのに、まだ去年の花が形を残している。自然のドライフラワーみたいだ。ここまで長く形を残す花というのもあまりない。

岩屋堂2-13

 光と影と、緑と赤のコントラスト。

岩屋堂2-14

 そろそろネタ切れで、これでおしまい。

 三脚というやつは、正論を吐くクラスの委員長みたいで長らく敬遠していたのだけど、どうやらその正当性を認めないわけにはいかないときが来たようだ。分かったよ、おまえは優秀だよ、オレが悪かったよ、ちぇっ、って感じだ。素直に改心して、これからは三脚を使います。
 そのためには人前で使っていても恥ずかしくない程度の三脚が欲しい。憂鬱な雨の日でもいい傘を持っているとちょっと気分がいいように、いい三脚を持っていればむしろ人前で使いたくなるかもしれない。
 といっても、あまり重くてごついのは嫌だから、そこそこのものでいい。2キロを超えるようなのは困る。しばらくは三脚選びで楽しめそうだ。
 とりあえず明日からはまた大津巡りシリーズに戻ろう。

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