これで春の花も終わりかなと思った4月後半 <森林公園後編> - 現身日和 【うつせみびより】

これで春の花も終わりかなと思った4月後半 <森林公園後編>

森林公園2-1

PENTAX K10D+TAMRON SP 90mm f2.8



 今日は森林公園の後編で、花写真をお届けします。
 春はこれを見なくちゃ始まらない、ハルリンドウ。ここから湿地の春は始まる。
 今年は全体的に花がやや小振りに感じた。それは気候的な条件というよりも、森林公園の環境に変化があったのかもしれない。時期的にもうそろそろ終わりかけというのもあっただろうか。
 これでまた一つ、春の花をクリアした。今年はカタクリを見られなくて、それが少し心残りではあるけど、それ意外はだいたい見たように思う。

森林公園2-2

 うっかりしてる間に、スミレの季節が終わっていた。今回の森林公園でまとめて撮ってこようと思っていたのに、ほとんどなくなっていてちょっと驚いた。スミレって、4月中に姿を消してしまうものだっけ。早いのは2月くらいから咲いてくるから、3月いっぱいと考えておいた方がよさそうだ。春先に海上の森へ行かなかったのが失敗の要因だ。
 普通のスミレより遅いツボスミレだけはまだよく咲いていた。これはソメイヨシノが咲く前後の時期と重なる。
 やや小さめで、うつむきがちということもあって、実際の印象は地味だ。
 もう少し濃い紫やピンクのものもあるらしいけど、ここらで咲いているのは白花がほとんどだと思う。

森林公園2-3

 こういう形をしたよく似た野草がいくつかある。
 最初に覚えたのが、ジロボウエンゴサクで、その名前が面白くてずっと忘れずにいる。ただ、油断するとムラサキケマンだったりするので注意が必要だ。
 写真のように色味が薄いのがジロボウエンゴサクで、もっと濃い紫ならムラサキケマンでいいはずだ。

森林公園2-4

 たぶん、ホウチャクソウでいいと思う。アマドコロはもっと花が短いし、ナルコユリは花のつき方が違う。
 漢字で書くと宝鐸草で、お寺の堂の四隅ぶら下がっている鈴のことを宝鐸といい、それに似ているところから名付けれた。宝鐸は別名、風鐸(ふうたく)ともいう。風鐸草の方がイメージとしては分かりやすかった。

森林公園2-5

 これは何だろう。花を見るとキランソウで、花のつき方はジュウニヒトエのようだ。ただ、ジュウニヒトエはもっと上品な薄紫色をしている。
 ということは、園芸種のヨウシュジュウニヒトエだろうか。野草花壇の中に咲いていたものだから、国産の野草でない可能性はある。
 最初、ウツボグサかと思ったけど、よく見ると花や茎の感じが違う。

森林公園2-6

 ムラサキサギゴケとトキワハゼの区別がはっきりついていない。
 これはたぶん、トキワハゼだと思うけど、ちょっと自信がない。

森林公園2-7

 どこにでもたくさん咲いていると、今更撮ろうという気が起きない。カラスノエンドウもそういう野草の一つだ。撮ってもあまり面白くないというのもある。
 名前の通り、エンドウ豆のような実をつける。
 これより小さいスズメノエンドウという野草もあるけど、それは見たことがない。

森林公園2-8

 よく目にしながら、なんとなくやり過ごしてしまっている野草の一つ。花はヘビイチゴに似ていて、もっと小さい。
 ダイコウソウのたぐいなのか、違うのか。
 タガラシとか、キツネノボタンとか、そのあたりだろうか。
 分からないので保留。

森林公園2-9

 あ、こんなところにワラビが生えている。久しぶりに見た。
 昔は、春になるとちょっと山の方に入っていって、よくワラビやゼンマイを採って食べた。苦くて好きじゃなかったけど、ツクシの次の自前採取山菜としてお馴染みだった。それがいつの間にか食べることはなくなっていた。
 今でも山の方に行けばそれなりに生えているものなんだろうか。

森林公園2-10

 コバノガマズミ。名前の通り、普通のガマズミよりも葉が小さい。
 ガマズミが咲き揃うのは、もう少しあとになるだろうか。
 ミヤマガマズミはまだ見たことがない。

森林公園2-11

 この時期、道ばたでも、公園でも、民家の庭でも、至る所でツツジを目にする。見慣れてしまうと、あえて撮ろうと思わなくなって、つい撮り逃してしまいがちだ。だから、最初くらいは撮っておかないと。
 ツツジも撮りようによっては意外とフォトジェニックな花なのかもしれない。なかなか難しい花ではある。

森林公園2-12

 レンギョウも撮らないままシーズンが終わっていた。最後わずに咲き残っていたのがあったので、それだけでも撮っておく。この花はわっと一面黄色に染まるように咲いている姿がきれいで、こうやって個別に撮るとそれほどでもない。
 レンギョウとユキヤナギの白黄色コントラスト風景を撮りたかった。

森林公園2-13

 今回のお目当ての一つに、マメナシの花があったのだけど、出遅れてもう終わってしまったようだった。しまったことをした。
 これはアズキナシだったか。珍しいものではない。
 マメナシは東海地方にわずかに残った珍しい木で、このあと尾張旭の自生地に行ってみたけど、やはり咲いていなかった。桜と同じくらいに咲く花だから、はやり遅すぎた。

森林公園2-14

 サトザクラはわりと長く咲いているから、今月いっぱいは楽しめそうだ。
 気分としてはもう桜でもないのだけど、今日函館でソメイヨシノが開花したという。北海道はまだこれからで、青森あたりが今見頃を迎えているようだ。毎年のことながら、これだけのズレを不思議に思う。

 春の花は一応これで終わりということになりそうだ。初夏の花が咲き揃うまで、少し間が空く。
 当面の目標は藤で、そのあとはカキツバタなどが続く。野草も顔ぶれがガラッと変わる。
 ややついていききれなくなっている感はあるものの、主だったものくらいは一通り見ていきたい。まだ見たことがない花を見に行くことも心掛けたい。伊吹山も一度行って見たいと思っているけど、今年は実現するだろうか。

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