マーシュマロウとの再会からコラーゲン大作戦が始まった - 現身日和 【うつせみびより】

マーシュマロウとの再会からコラーゲン大作戦が始まった

マーシュマロウ・サプリ

Canon EOS D30+EF28-105mm(f3.5-4.5), f4.5, 1/4s(絞り優先/三脚)


 少し前にマシュマロのことを書いたとき、マシュマロの語源が沼地の葵を意味するマーシュマロウ(marsh mallow)であることを知った。それ以来、私の中でマシュマロはマーシュマロウとなった。なんだか耳に心地良い素敵な響きだ。マーシュ・マロウ、アメリカ探偵小説の主人公みたい。
 そしてまた今回、思いがけない角度からマーシュマロウと再会することになった。
 ドラッグストアで私が探していたのはマーシュマロウではなく、ブルーベリーだった。鳥目疑惑のある私の救世主となるべきブルーベリーを探してサプリメント・コーナーをうろついているとき、こいつと目があった。あ、久しぶりです、マーシュ・マロウさん。こんなところにいましたか。それじゃあ、また、と別れようとしたとき、値札を見ると105円とある。行きかけて戻り、今後ともよろしくお願いしますと心の中で挨拶しつつ、買い物カゴに入れた。
 その隣にはコラーゲン・マシュマロ。これまた105円。キミもいっておこう。コラーゲンは肌だけじゃなく体全体にいいらしいから、105円なら安いもんだ。って、逆に安すぎないか? いまひとつふたつ、説得力を欠く値段設定ではあったが、まあいい、マシュマロを買うと思えばいいのだ。ブルーベリーやコラーゲンはオマケみたいなものだろう。

 家に帰ってきて、早速食べてみたところ、普通に美味しかった。サプライズ人事はなし。マシュマロ本体もノーマルだし、特に変わったところはなかった。ブルーベリーも少し入っているようで味はそれっぽかった。これで体によければ言うことない。美味しいから常食したっていい。コラーゲンだって3,000mgも入っている。
 と喜んだ私であったが、このミリグラムにはだまされてはいけないというのを思い出した。昔リポビタンDのCMで、タウリン1,000mg! と大きな声で叫んでいたけど、よく考えたらそれって1gじゃないかと気づいた日のことを。3,000mgもグラムにしたら3グラムでしかない。1円玉3枚分だ。しかも、ひと袋でだ。数字のマジックに踊らされてはいけないぞ、私。
 裏の説明を読んでみると、人が一日に必要とするコラーゲンの量は5gです、と書いてある。なにー!? ということは、必要量を摂取するためには、毎日来る日も来る日もこのマーシュマロウを2袋も食べなくてはいけないってことか!? それは厳しい。厳しすぎるぞ。お金だって、毎日2袋となると、一日210円もかかってしまう。月にしたら6,000円以上だ。これはむしろ高いぞ。素直にサプリメントを買っておいた方が安いんじゃ?
 というわけで、早くもブルーベリー&コラーゲン・マーシュマロウで奪取計画は暗礁に乗り上げたのだった。

 このままでは終われないと、コラーゲンについて少し勉強してみた。何を食べれば摂取できて、どう体によくて、何から摂れば一番安いのかを知るために。
 コラーゲンというと、化粧品のイメージが強くて、男には関係ないんじゃないかと思っていたけど、まったくそうではなかった。人間の体を形づくるタンパク質で、全タンパク質の3分の1がコラーゲンなんだそうだ。皮膚だけじゃなく、骨や内臓や血管もコラーゲンでできているという。体重の6%がコラーゲンというから、いかに大事なものか分かる。
 日本人の平均的な食事では約3g~4g程度しか摂取できていなくて、慢性的なコラーゲン不足となっている人が多いらしい。やはり一日ひと袋のコラーゲン・マシュマロが必要なのか!?
 食事で摂るには、アナゴ、うなぎ、鯖、サンマ、どじょう、フカヒレ、フグ、ブリ、あわび、魚のアラ、なまこ、すっぽんなどがいいらしい。って、すごく難易度高くないか、これ? 日常的にはほとんど食べることのない珍味ばっかりではないか。恐るべし、コラーゲン。
 肉類で摂るなら、鶏手羽先、豚足、軟骨、マトンなどが多く含まれているというんだけど、これまた厳しい顔ぶれだ。そんなところに潜んでやがったか。どうやら間違いなく私も慢性的なコラーゲン不足に陥っているようだ。

 コラーゲンの体内含有量は20歳代でピークを迎え、あとは減っていく一方だ。40歳代になると半分以下になってしまう。なんて悲しい減少。いや、しかし逆に言えば、コラーゲンさえピーク時と同じくらい体内にあれば若いときと同じ状態を保てるということになる。ここはやはり、コラーゲン復活大作戦を再開しなければなるまい。荒技だけど毎日ゼラチンなめてみようかな。
 肌荒れだけじゃなく、目の疲れによく、動脈硬化や骨粗鬆症の予防にもなるという。ビタミンCと鉄と一緒に摂ると更に効果が上がるらしい。
 コラーゲン! カンバ~ック! とシェーンのラスト・シーンのように私は叫ぶだろう。でもシェーンは結局戻ってこなかったんだよな。ということはコラーゲンも戻ってこないんだろうか。アイ・シャル・リターンと言っておくれ、コラーゲン。

 ビタミンB、Cから始まって、鉄分、亜鉛、うこん、コエンザイムQ10、大豆イソフラボンなどなど。思えば「発掘!あるある大事典」に踊らされていろんなサプリメントを買って飲んできた。全部マチャアキのカミさんのせいだ(それは違うだろう)。実際どれほどの効果があるのかは深い霧に包まれていて見えないサプリだけど、一度飲み始めてしまうと、やめたら悪くなるんじゃないかという不安感から惰性で飲み続けてしまうのが特徴だ。薬ではないという安心感も手伝って。私も例外ではなく、見事にサプリ業界の術中にはまってしまっている。病は気からというから、これが気休めになって健康につながっているならそれでいいのだけど、本来なら血液検査でもして実際に何がどれくらい不足してるかを自覚してから摂った方がいいのだとは思う。
 若い頃の私は、健康に気を遣う大人を見て、そんなに長生きしてどうするんだよ、なんて思っていたけど、今の私は若かった頃の自分に言いたい。長生きしたいんじゃない、目先の健康が欲しいんだ、と。かつて、「健康のためなら死んでもいい」という名言を残したおやじさんがいたけど、私もだんだんその境地に近づいているかもしれない。
「発掘! あるある大事典」を毎週観ながら、早くこの番組終わってくれねえかな、と思う。これさえなければサプリの呪縛から解き放たれそうな気がして。
 よし、次はαリポ酸マシュマロを探そう(全然懲りてない)。

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