成人の日にタワーズライツを撮りに行って2008年クリスマスが完結 - 現身日和 【うつせみびより】

成人の日にタワーズライツを撮りに行って2008年クリスマスが完結

タワーズライツ-1

PENTAX K10D+DA 16-45mm f4



 名古屋駅のイルミネーション「タワーズライツ」が今日までということで、日没間際、名古屋駅に向けて車を走らせた。クリスマスシーズンはとっくに終わり、正月気分も抜けた今になってイルミネーションもないだろうと思いつつも、毎年見に行っているものだから見ておかないと気持ち的にすっきりしないものが残りそうで、それが嫌だった。テレビの映像やみんなの写真ではさんざん見ていても、自分の目で見るのとは違う。遠巻きでも何でも、実物を自分で撮りさえすれば満足する。
 今日は最初から車を降りるつもりはなかった。車内から撮れるポイントは分かっている。

タワーズライツ-2

 市役所の交差点。右斜め前に名古屋城がある。今日は名古屋城に寄っている時間はなかった。日没が迫って、イルミネーションを見るにはいい時間になってきた。
 もっと早い時間にここを通っていれば、晴れ着姿の新成人をたくさん見ることができたはずだ。おととしだったか、見かけて写真を撮った。今日は残念ながら出会うことはできなかった。名駅でも結局撮れずに終わった。

タワーズライツ-3

 新御園橋交差点。名古屋高速の出入り口付近で、カーブの造形が美しい。
 今日は祝日ということで、このあたりも車が少なかった。いつもなら名古屋駅に近づくにつれて車が増えて渋滞するのに、今日は流れがよすぎて車から写真を撮る余裕がなさすぎるくらいだった。桜通も、列を作っているのはタクシーばかりで、信号で止まらなければ撮れなかった。

タワーズライツ-4

 泥江町(ひじえちょう)の交差点。右折の信号待ちでちょうどいいポジションになった。おお、やってるな、タワーズライツ。
 平日は夕方5時半からで、週末や祝日は5時から始まる。期間中は毎日夜の10時までやっていた。名古屋らしい終了時間の早さだ。この時間になると店も開いてないし、人の数もぐっと減る。深夜まで人がうじゃうじゃいる東京とは違う。

タワーズライツ-5

 桜通の交差点で、ここから撮れば充分だろうと思っていたのだけど、いざ来てみるともっと欲が出てきた。信号機や駐車場案内のボードも邪魔だし、もう少しロケーションのいいところまで近づいてみることにする。

タワーズライツ-6

 車の中からタワーズも含めて全体を撮るにはこのあたりがいいポジションだと思う。駅前の交差点を左折して、斜めになっているところに停車させると、運転席側の窓から撮ることができる。これならガラス越しじゃないから画質の劣化もない。
 難点は人通りも車通りも激しくて、注目を浴びがちだという点だ。とりあえずそこは我慢するしかない。一年の一度の恥はかきすてということで。

タワーズライツ-7

 タワーズガーデンとテラスに向かう光の道。車を降りて歩くとこのあたりも撮れたのだけど、それはあきらめた。ここまで完全に撮ろうとすると大がかりなことになる。

タワーズライツ-8

 タワーズライツも今回で8回目となる。毎年、派手にグレードアップしてきて、今回は「輝きの絵本の世界へ、ようこそ。」というテーマのイルミネーションだった。雰囲気としては去年のバージョンアップといった感じだ。
 100万個のLEDが使われ、動きの演出も増えた。季節によってもバージョンがあって、クリスマス前とクリスマスシーズン、年明けと3つのパターンがあったようだ。今回見たのは、最後の新年バージョンだった。
 スクリーンの大きさは横43メートル、縦22メートル。50メートルプールくらいといえばその大きさのイメージが掴めるだろうか。
 最初にクマが登場してお辞儀をするところから始まる。次に絵本が出てきて、本が開かれるとそこからお城と街が現れる。街に光が灯り、花火が上がる。それが終わると空から雪が降り始め、オーロラが空にかかる。

タワーズライツ-9

 やがて明かりが消え始め、城はみるみる小さくなって、絵本に吸い込まれてゆく。夢から覚めたみたいに。

タワーズライツ-10

 街は色を失い、絵本のページに飲み込まれてしまう。そして、私たちも現実へと引き戻される。クリスマスなんていっときの幻想だったと、ふと我に返る。
 なんだか妙に切なくなるようなイルミネーションだ。このとき、確かにクリスマスは終わったのだということを実感した。絵本が閉じられてしまえば、物語も終わる。2008年の私たちのクリスマスも終わった。
 タワーズライツも終わり、2008冬物語は完結した。

タワーズライツ-11

 絵本は裏表紙となり、私の中でも一つの区切りがついた。時期を外したから行かなくてもいいかと思っていたけど、やっぱり行っておいてよかった。これを見ておかなければ、2008年のクリスマスがひどくぼんやりした印象で終わっていた。
 これで気持ちを切り替えて、すっきりした気持ちで明日から平常に戻れる。
 来年というか、もう今年になってしまってるけど、また見に行こう。今年こそはちゃんとクリスマス前に行かなければいけない。旬のものは旬のうちにというのが、なんといっても鉄則だと、あらためて思ったのだった。

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