冬枯れの小幡緑地の中でかすかに感じた春の気配 - 現身日和 【うつせみびより】

冬枯れの小幡緑地の中でかすかに感じた春の気配

小幡緑地1-1

Canon EOS D60+Canon EF28mm f2.8 / EF100mm f2.8 /EF75-300mm f4-5.6 IS



 夕焼け鏡面写真を撮ろうと思いついたら、小幡緑地本園の緑ヶ池に行くのが一番手っ取り早い。家からも近く、駐車場から徒歩3分だから、インスタント撮影ができる。冬場は特に日没が早いから、ここは貴重な撮影ポイントになっている。一年を通じてあまり風景に変化がないから、いつ行っても同じような写真になってしまうのが難点なのだけど。
 今日は焼けの具合がもう一つだった。このあと太陽は雲に隠れてしまって、これ以上焼けることはなかった。風景に変化はなくても、夕焼けの色は変化する。沈む太陽の位置も変わるから、もっとたびたび通えば、変化のある写真が撮れるのかもしれない。
 今回は時間もなくて、池を半周しただけで帰ってきた。暗くなって撮るものがなくなったというのもあるし、駐車場も冬は5時半で閉められてしまう。
 写真はそれなりに枚数を撮ってきたから、前後編に分けて、後編を鳥編、前編をそれ以外ということにする。

小幡緑地1-2

 木々は完全な冬枯れで、葉は落ちて、枝がむき出しになっている。常緑樹もあるけど、冬に葉を落とすのは何故だろう。その方が効率的に生き延びられるからというのが人間の説明だ。葉に栄養を取られないようにして冬の間は力をためておくのだと。確かに理屈ではあるけど、木には木の事情があるようにも思う。木だって毎年リセットしたい気分なのだ、きっと。

小幡緑地1-3

 十二夜の月が夕暮れの空に浮かんでいた。水面には月が映り、ゆらめく。
 3日後はまた満月だ。

小幡緑地1-4

 ひょいと猫が道に飛び出してきた。そう、ここは猫の宝庫でもある。猫を撮りたいときも小幡緑地へ行くのが確実だ。
 あまり人に慣れてなくて、あまり近づけないのがちょっと残念ではある。

小幡緑地1-5

 茂みから音が聞こえたので、そちらをのぞいてみると、別の猫がいた。
 丸くてかわいい顔をしている。体も立派だ。

小幡緑地1-6

 ノラたちの警戒心が強いのは、人通りの多さにも原因がありそうだ。
 池の周回は整備された散策路になっていて、散歩の人や犬連れ、ジョガーなどがたくさんいる。
 緑地の猫と公園の猫は、人との距離感の違いからか、人とのなれ合い度がずいぶん違う。公園の猫の方が人なつっこい。

小幡緑地1-7

 あ、三毛猫。三毛猫は数が少ないから、めったに見かけない。こいつは顔がきれいに三色に分かれていた。
 もっと近づいて撮りたかったのに、人が通って逃げていってしまった。

小幡緑地1-8

 芝桜というと春の花というイメージだけど、こんな時期まで咲いてるものだろうか。花壇にポツリ、ポツリと咲いていて、プレートにもシバザクラとあったから、芝桜なのは間違いない。
 まさか、春を先取りしていち早く咲いてきたというのでもあるまい。一年を通じて咲く花なんだろうか。

小幡緑地1-9

 ヘクソカズラの実はいつまでなってるんだろう。これも秋の印象が強い。
 花を咲かせるのは夏だ。冬から春にかけて実から種がこぼれて、春には芽を出すのだろう。

小幡緑地1-10

 池で大きな魚がバシャリと跳ねて、波紋を作った。これが日没前最後の写真となった。

 これから一段と寒さが増していく季節に入るけど、自然の中を歩いていると、もう春の予感がかすかに感じられる。冬来たりなば春遠からじとはよく行ったものだ。久々に花の写真を撮って、遠ざかっていた春の感覚がよみがえった。総天然色が戻ってくる季節は、そう遠くない。それだけぼやぼやしてられないということでもある。冬の写真は冬のうちに撮っておかなければいけない。
 渡りの鳥たちももっと撮っておこう。木々の葉が落ちた今は、枝にいる鳥を撮るチャンスだ。まだまだ撮ったことがない鳥がたくさんいる。できればまた鍋田干拓とか、藤前干潟の方へも行ってみたいと思っている。
 冬シーズンのうちに一度くらいは雪も積もって欲しい。雪景色も撮りたいから。

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