サンデー料理お届けXデーが近づく!? - 現身日和 【うつせみびより】

サンデー料理お届けXデーが近づく!?

料理能力を超えるサンデー料理

Canon EOS D30+EF28-105mm(f3.5-4.5), f4.5, 1/10s(絞り優先)


 今日のサンデー料理のテーマは、「レシピからの半歩前進」だった。しかし、その半歩が思った以上に大きかったぜしまったぜと気づいたのは、料理開始から2時間経過してまだ一品も完成していなかったときだった。気づくの遅すぎ!
 楽しい時間早く過ぎると言うけど、必死になっていても時が過ぎるのは早いものだ。などと感慨に浸っている場合じゃない。

 今回のメインは水餃子だった。先週手打ちうどんをしたときに残った中力粉を使って何か作ろうと思って、思いついたのが餃子だった。2週続けて麺類は嫌だったし、餃子の皮を作るくらい楽勝だと思ったからだ。でもよくよく考えてみると、皮作りも量が少ないだけで麺を打つのと手間暇はまったく変わらない。そりゃそうだ。手順は同じなんだから。そもそもこれがひとつめの大きな計算ミスだった。昔から算数は苦手だったからな。
 塩水を混ぜて、こねて、寝かせて、踏んで、また寝かせてまたこねる。しかも今回は餃子だから切り分けて皮を作らないといけない。その分、麺より手間がかかるではないか。なんてこった。それに丸く伸ばすことの難しいこと。どうやりゃ丸くなるんだこれ、と思いながら麺棒をころころしても細長く伸びるのみ。途方に暮れる私。切り分けるときデコレーションケーキをみんなで分けるみたいな切り方をしてしまったのが最大の間違いだった。三角形から丸は作れません。
 悪戦苦闘の末、折り曲げたり折りたたんだりして、なんとか長方形に近いところまで持っていった。これでなんとか包めることは包めるだろう。1月だというのに汗だくの人がここにいます。
 タネは何でもいけますと料理人が書いてたので思いつくまま適当に作ってみた。今回はひき肉を使わないあっさり系にしようということで、小エビを刻んで、ニラとネギとキャベツと卵黄を混ぜたタネにした。これは失敗ではなかった。
 ゆがいてしょう油と酢で食べるのも芸がないと、ゆがいた後ダシとコンソメで煮込んでみた。なんかオリジナルっぽいと喜んでいたら、なんだこれ、ワンタンじゃねぇか。うそーん。水餃子を作ったつもりが無意識のうちにワンタンを作ってたの、私? よく分からないけど、美味しかったからいいや。
 苦労して皮から作ったかいがあって、これは成功だった。コシのあるプリプリでツルツルの皮の食感が素敵。タネも味付けもいい感じ。これなら人にも出せるぞ。不格好だから店では出せないけど、近しくて味付けにうるさくないおとなしめの人になら大丈夫だ(条件が厳しい)。

 ご飯はサバのみそ漬け混ぜご飯。味噌にみりんを混ぜてサバの両面にたっぷり塗って、ラップにくるんで一晩冷蔵庫で寝かせておく。次の日に取り出して、両面こんがり焼いたら皮と骨を外して身をほぐして、刻んだネギと一緒にご飯に混ぜる。のだけど、味噌が塗ってある分、なっかなか焼けやしない。おーい、いつになったら焼けるんですかー? と何度もコンロをのぞくけど焼ける気配がない。結局30分もかかってしまって、最後はこいつの焼き上がり待ちになってしまった。これがふたつめの計算ミスだった。
 みそ汁は、サトイモの豆乳煮込みだ。かつおと昆布でとったダシにサトイモを入れて(サトイモは塩でもんで水でよく洗ってぬめりを取る)、サトイモが柔らかくなるまで煮込む。最後に豆乳をダシの半分くらいの量入れて、少し煮たら完成。味が足りないようだったら、塩か味噌かしょう油を足す。私は黒ごまを振ってみた。これもかなり気に入った。まろやかな甘みとサトイモのぬめりが汁に回っていい感じ。
 もう一品は豆腐のエビ入り茶巾絞り。木綿豆腐を電子レンジで加熱してふきんで巻いて水気を飛ばした後つぶして、エビの刻み、三つ葉、塩、かたくり粉を入れて混ぜる。それをラップでくるんで絞って、レンジで5分くらい加熱する。タレはだし汁、みりん、しょう油で、レンジで30秒温めるか、もしくはひと煮立ちさせる。豆腐もちょっと工夫するとぐっと美味しくなる見本のようなレシピだ。

 そんなこんなで3時間。新大阪から新幹線に乗って東京に向かったら駅を過ぎて10分乗り過ごしてしまう時間かかったこの料理。完成した写真を見ると1時間くらいで楽にできそうに見えるけど、今回はまたもや私の料理能力を超えていた。身の程をわきまえない、愚かなにわか料理人。
 でも味に関しては、今回初めて手応えを感じた。自己採点でトータル85点はつけられる。この少し先に人に出せる料理が見えた気がした。3時間文句も言わず辛抱強く待ってくれる人限定で。
 レシピからの半歩前進は良い意味でも悪い意味でも大きいものだった。考えながら作るというのは思った以上に大変で時間がかかるものだったのだ。でも同時に可能性の広がりを感じさせてくれた。
 今後の課題としては、料理に合わせて材料を買うのではなく今ある食材で料理を作る、というものだ。オダギリジョーも言っていたではないか、ナス料理を作ろうとしてナスを買ったんじゃなくてナスがあったからナス料理を作ったんだ、と(「時効警察」面白かった、個人的にあのテイストは大好きだ)。
 全国の推定12人の私のサンデー料理ファンの皆さん、お宅に突然料理を持って私が訪れる日は近いです。待てば海路の日和あり。冬来たりなば春遠からじ。果報は寝て待て。欲しがりません勝つまでは。この精神で来たるXデーを待っていてくださいね。

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コメント
非公開コメント

くすくす・・・丸く伸ばそうとする様子が思い浮かびなんかおもしろいです。
あのぉ・・・こんなこと今更言ったら怒られるかもしれないですがぁ。
餃子の皮は薄く伸ばしたものを型抜きで抜くのではなかったですか?
型がなければ湯のみとのにわか型であるいはボール紙などでいい具合の丸を作ってとか。。。

2006-01-16 22:17 | from spiny

平べったい丸から棒状にするには?

★spinyさん

 私の必死の伸ばしの様子を見たら、あまりの必死さにたぶん笑えなかったでしょう(笑)。
 汗かくほど一所懸命にならなくてもね?(^^;
 でも、そうか! 型抜きって手がありましたね。でも貧乏性の私なので、そんな切った外側を捨てるなんてもったいないことはできません(笑)。
 はやりあそこは根性で伸ばさなければならなかったのです。
 ネットの写真を見たら、最初に細長い棒状にして、それをぶつ切りにすると、そこから手のひらで丸くできるって書いてありました。
 ただ、そもそも棒状にできなかったんですよ。平べったく丸くなったものをどうすれば棒状にできると思います? 巻くとロールになってしまってダメだし。
 そもそも寝かせる前の段階で形に間違いがあったのかも。
 しかし、小麦粉手打ちは面倒すぎて、もうやりたくない。(^^;

2006-01-17 03:48 | from オオタ | Edit

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